JPS61273303A

JPS61273303A - 薬剤分包機の制御装置

Info

Publication number: JPS61273303A
Application number: JP11424785A
Authority: JP
Inventors: 司郎大村
Original assignee: Tokyo Shokai Ltd
Current assignee: Tokyo Shokai Ltd
Priority date: 1985-05-29
Filing date: 1985-05-29
Publication date: 1986-12-03
Also published as: JPS6350243B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］この発明は錠剤および散剤を分包する薬剤分包機の制御
装置に関するものである。

［従来の技術］一般に、多数の錠剤フィーダを具えた錠剤分包機、およ
び、多数の区画室に散剤を配分し、かつ配分された散剤
を１区画室ごとに排出する散剤処理装置を具えた散剤分
包機は、いずれも従来がら種々開発されている。

［発明が解決しようとする問題点］しかしながら、錠剤分包機の場合は、多数の錠剤フィー
ダに各種の錠剤があらかじめ収容されているため、所要
の錠剤を分包するに際してはそれが収容されている錠剤
フィーダを作動させて排出された錠剤を包装装置のホッ
パまで落下させるだけでよく、そのため比較的短時間で
所要の錠剤をホッパに集めることができるのに対して、
散剤分包機の場合は、まず分包すべき１処方分の散剤を
調剤してこれを電磁フィーダ等の散剤フィーダに投入し
たのち、散剤フィーダから少量ずつ供給される散剤を多
数の区画室に配分し、この配分作業が終ってから散剤を
１区画室ごとに排出してはじめて散剤が包装装置のホッ
パまで落下するものであるため、錠剤分包機の場合に比
べてがなり長時間かけないと所要の散剤をホッパに集め
ることができない。したがって、錠剤分包機と散剤分包
機とを組合せて薬剤分包機を構成する場合、所要の錠剤
を包装装置のホッパに集めるのに要する時間と、所要の
散剤を包装装置のホッパに集めるのに要する時間とに大
幅な差異があることを考慮しないで、ただ単に入力順序
にしたがって分包作業を実行したのでは、とくに錠剤の
処方が多数入力される中に散剤の処方がたとえば２処方
分連続して含まれているような場合、散剤の処方に長時
間がかって全体として能率が悪い等の問題点があった。

この発明は上記従来のもののもつ問題点を解決して、錠
剤の処方と散剤の処方とが混在している場合に全体とし
て最短時間ですべての処方についての分包作業を終了す
ることのできる薬剤分包機の制御装置を提供することを
目的とするものである。

［問題点を解決するための手段］この発明は上記目的を達成するため、多数の錠剤フィー
ダと、散剤を１個分ずつ排出する散剤処理装置と、前記
各錠剤フィーダから排出された錠剤または前記散剤処理
装置から排出された散剤を分包する包装装置とを具えた
薬剤分包機において、分包すべき処方情報を入力する手
段と、前記入力手段によって入力された処方情報にした
がって前記各錠剤フィーダまたは前記散剤処理装置を作
動させる制御手段とを設け、前記制御手段は前記散剤処
理装置を前記入力手段による入力順序に優先して作動さ
せるようにしたものである。

［作　用］この発明は上記手段を採用したことにより、錠剤の分包
作業中であっても散剤処理装置による散剤の排出準備作
業が行われることとなる。

［実施例］以下、図面に示すこの発明の実施例について説明する。

第１〜３図はこの発明の一実施例を示し、１は多数の錠
剤フィーダ２．２、・・・を具えた錠剤収容装置、３は
多数の区画室４．４、・・・に散剤を配分し、かつ配分
された散剤を１区画室ごとに排′出する散剤処理装置、
５は各錠剤フィーダ２から排出された錠剤または各区画
室４がら排出された散剤をホッパ６を介して分包する包
装装置である。錠剤収容装置１は、おのおの図示しない
レールに沿って前方へ引出し可能に構成された２個の引
出体７．７を具え、各引出体７はおのおの複数の錠剤フ
ィーダ２．２、・・・を設置する上下複数段の棚８．８
、・・・を左右に２列具え、その中間に当該引出体７の
すべての錠剤フィーダ２．２、・・・から排出される錠
剤を落下させる共通のシ゛ニート９が設けられている。

錠剤フィーダ２．２、・・・はそれぞれ収容する錠剤の
大きさや使用量に応じて適切な容量を選択できるように
数種類の高さくたとえば８１Ｍ、Ｌの３種類の高さ）の
ものが用意されていて、各欄８の高さく上下の棚間自）
はそれに設置される錠剤フィーダ２．２、・・・の高さ
に適合するように任意に調整可能となっている。１０は
両引出体７、７のシュート９．９を落下する錠剤をホッ
パ６に導くシュートである。散剤処理装置３は、多数の
区画室４．４、・・・が環状に配列された回転筒能の散
剤分割器１１と、散剤分割器１１に散剤を供給する散剤
フィーダ１２とを具え、散剤分割器１１は区画室４．４
、・・・の１室４ａがホッパ４の真上にあってこの１室
４ａから排出された散剤がホッパ６に落下可能で、かつ
散剤フィーダ１２からの散剤供給部１１ａおよび手撒き
用の薬剤供給部１１ｂのみが平面的にみて錠剤収容装＠
１の側方および前方に位置するように配置しである。ま
た散剤処理装置３は、所要数の区画室４．４、・・・へ
の散剤の配分動作が終了すると適宜の配分終了信号を発
生するようになっている。１３は集塵フィルタ、１４は
集塵機、１５は予備の錠剤フィーダ等を置くことのでき
る適宜の薬品棚である。

１６は分包すべき処方情報を入力するためのキーボード
等を具えた入力装置、１１は入力装置１６によって入力
された処方情報にしたがって所定の錠剤フィーダ２また
は散剤処理装置３を作動させる制御装置である。入力装
置１６によって入力された処方情報は錠剤情報と散剤情
報とに分類してそれぞれ持ち行列方式でストアされるよ
うになっていて、これらの分類された処方情報をストア
するメモリ部材は入力装置１６自体が具えていてもよい
し、入力装置１６から処方情報が伝えられる制御装置１
７に設けてもよい。制御袋＠１１は、入力装置１６によ
る処方情報の入力順序に優先して散剤処理装置３を作動
させるようになっている。すなわち、入力装置１６によ
ってたとえば錠剤処方■、錠剤処方■、錠剤処方■、散
剤処方■、散剤処方■、錠剤処方■の順序で処方情報が
入力されたとすると、これらの処方情報は錠剤情報■〜
■と散剤情報■、■とに分類されて、それぞれ持ち行列
方式でメモリ部材にストアされるから、制御装置１７は
まず錠剤情報■をメモリ部材から読出してそれに対応し
た錠剤フィーダ２を作動させる一方、散剤情報■をメモ
リ部材から読出してそれに対応した散剤を散剤フィーダ
１２に投入すべきことを適宜の表示によって作業者に知
らせ、散剤が投入されるとそれを検出して散剤フィーダ
１２および散剤分割器１１を作動させて所要数の区画室
４．４、・・・への散剤配分動作を開始させる。そして
この散剤配分動作が終了して散剤処理装置３から配分終
了信号が発生すると、制御装置１７はこの配分終了信号
を受けて、包装装置５にそのとき実行中の１処方分く錠
剤処方■、またはこれがすでに終了して錠剤処方■が実
行中であれば錠剤処方■、等）の包装動作が終了するの
を持って区画室４．４、・・・内の散剤の包装動作を行
わせるようになっている。入力装置１６および制御ｌ装
＠１７、とくに制御装置１７は、適宜のコンピュータを
利用して構成することができる。

上記の薬剤分包機は、入力装置１６によって処方情報が
たとえば前記の順序で入力されると、制御装置１７はま
ず錠剤情報■をメモリ部材がら読出してそれに対応した
錠剤フィーダ２を作動させる一方、散剤情報■をメモリ
部材から読出してそれに対応した散剤を散剤フィーダ１
２に投入すべきことを作業者に知らせる。それによって
、作動した錠剤フィーダ２から錠剤が排出されてシュー
ト９．１０およびホッパ６を介して包装装置５により分
包されることとなる。一方、これと併行して所定の　　
。

散剤が投入されると、制御装置１７は散剤フィーダ１２
および散剤分割器１１を作動させて所要数の区画室４．
４、・・・への散剤配分動作を開始させ、錠剤情報■に
ついての分包作業の実行中に配分終了信号が発生すれば
その分包作業が終了するのを持って、また錠剤情報■に
ついての分包作業が終了して制御装置１７の指示により
つぎの錠剤情報■についての分包作業がすでに開始して
いるときに配分終了信号が発生すればその錠剤情報■に
ついての分包作業が終了するのを持って１、制御装置１
７は包装装置５に区画室４．４、・・・内の散剤の包装
動作・を行わせる。それによって、区画室４．４、・・
・内の散剤は１室分ずつ排出されてホッパ６を介して包
装装置５により分包されることとなる。また制御装置１
７は、この散剤情報■についての分包作業の開始と同時
につぎの散剤情報■をメモリ部材がら読出してそれに対
応した散剤を散剤フィーダ１２に投入すべきことを知ら
せ、散剤情報■についての分包作業の実行中に散剤が投
入されてもその分包作業が終了するまでは散剤フィーダ
１２を作動させない。散剤情報■についての分包作業が
終了すると、制御装置１７はつぎの錠剤情報■（錠剤情
報■のみがすでに分包作業を終了していた場合）または
錠剤情報■（錠剤情報■および■がすでに分包作業を終
了していた場合）をメモリ部材から読出してそれに対応
した錠剤フィーダ２を作動させる一方、散剤フィーダ１
２に所定の散剤が投入されると散剤フィーダ１２および
散剤分割器１１を作動させて散剤配分動作を開始させる
。以下同様にして、制御装置１７は散剤処理装置３の休
止期間が最も少なくなるように各部を制御することとな
る。さらに制御装置１１は、錠剤フィーダ２．２、・・
・または散剤フィーダ１２を使用する分包作゛業とは別
に、たとえば頓服用の散剤を１包だけ分包する場合や、
また使用頻度がまれであったり壊れやすかったりしてそ
のため錠剤フィーダ２に収容されていない錠剤を分包す
る場合には、薬剤供給部１１ｂから区画室４．４、・・
・に手撒きすることによって、その散剤または錠剤を包
装装置３により分包できるように各部を制御することと
なる。

なお、上記実施例では錠剤収容装置１を引出し式のもの
としたがこれに限定せず、また錠剤フィーダ２．２、・
・・はすべて同一サイズのものとしてもよく、また上記
実施例では散剤分割器１１を回転式のものとしたがたと
えば直線式のものとしてもよく、ま・た散剤処理装置３
は区画室４．４、・・・に散剤を分割する形式のものに
限定せず、その他この発明は上記実施例の種々の変更、
修正が可能であることはいうまでもない。

［発明の効果］この発明は上記のように構成したので、錠剤の分包作業
中であっても散剤処理装置による散剤の排出準備作業を
行うことができ、そのため錠剤の処方と散剤の処方とが
混在している場合に全体として最短時間ですべての処方
についての分包作業を終了することができる等のすぐれ
た効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す一部切欠し・　　た
正面図、第２図は第１図のものの一部切欠した側面図、
第３図は第１図のものの一部切欠した平面図である。１・・・錠剤収容装置、２・・・錠剤フィーダ、３・・
・散剤処理装置、４・・・区画室、５・・・包装装置、
６・・・ホッパ、７・・・引出体、８・・・棚、９．１
０・・・シュート、１１・・・散剤分割器、１１ａ・・
・散剤供給部、１１ｂ・・・薬剤供給部、１２・・・散
剤フィーダ、１３・・・集塵フィルタ、１４・・・集塵
様、１５・・・薬品棚、１６・・・入力装置、１７・・
・制御装置。出　願　人　　株式会社　東京商会式　　理　　人　　　　　朝　　倉　　正　　幸第１図第２図第３図ｔｂ

Claims

【特許請求の範囲】１　多数の錠剤フィーダと、散剤を１包分ずつ排出する
散剤処理装置と、前記各錠剤フィーダから排出された錠
剤または前記散剤処理装置から排出された散剤を分包す
る包装装置とを具えた薬剤分包機において、分包すべき
処方情報を入力する手段と、前記入力手段によって入力
された処方情報にしたがって前記各錠剤フィーダまたは
前記散剤処理装置を作動させる制御手段とを設け、前記
制御手段は前記散剤処理装置を前記入力手段による入力
順序に優先して作動させるようにしたことを特徴とする
制御装置。２　前記散剤処理装置は多数の区画室に配分された散剤
を１区画室ごとに排出する散剤分割器を具えている特許
請求の範囲第１項記載の薬剤分包機の制御装置。３　前記散剤分割器は多数の区画室が環状に配列されて
回転可能に構成されている特許請求の範囲第２項記載の
薬剤分包機の制御装置。４　前記散剤処理装置は前記散剤分割器に散剤を供給す
る散剤フィーダを具えている特許請求の範囲第２項記載
の薬剤分包機の制御装置。５　前記入力手段によって入力された処方情報は錠剤情
報と散剤情報とに分類してそれぞれ持ち行列方式でスト
アされる特許請求の範囲第１項記載の薬剤分包機の制御
装置。６　前記散剤処理装置は所要数の区画室への散剤の配分
動作が終了すると配分終了信号を発生する特許請求の範
囲第１項記載の薬剤分包機の制御装置。７　前記制御手段は前記配分終了信号が発生すると、前
記包装装置にそのとき実行中の１処方分の包装動作が終
了するのを待って前記配分が終了した散剤の包装動作を
行わせる特許請求の範囲第６項記載の薬剤分包機の制御
装置。