JP2866235B2 - 車椅子用エレベータの戸の制御装置 - Google Patents

車椅子用エレベータの戸の制御装置

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JP2866235B2
JP2866235B2 JP3297576A JP29757691A JP2866235B2 JP 2866235 B2 JP2866235 B2 JP 2866235B2 JP 3297576 A JP3297576 A JP 3297576A JP 29757691 A JP29757691 A JP 29757691A JP 2866235 B2 JP2866235 B2 JP 2866235B2
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誠 貝沢
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Hitachi Building Systems Co Ltd
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Hitachi Building Systems Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗場に一般用乗場ボタ
ンと車椅子用乗場ボタンとを備えた車椅子用エレベータ
の戸の開き時間を制御する車椅子用エレベータの戸の制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車椅子用エレベータには、例え
ば実開昭53−134367号公報に開示されているよ
うに、乗場に一般者が利用する一般用乗場ボタンと車椅
子使用の身障者が利用する車椅子用乗場ボタンとを設け
ていることが多い。このような車椅子用エレベータで
は、一般用乗場ボタンの操作によりかごが到着して戸が
開いた場合、戸閉めを開始するまでの戸開き時間は3〜
5秒となるように設定されているが、車椅子用乗場ボタ
ンの操作によりかごが到着して戸が開いた場合、戸開き
時間は身障者が安全に乗り込めるようにするため10〜
15秒と長くなるように設定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、車椅子用エ
レベータを付加した群管理エレベータにあっては、例え
ば特開昭58−22276号公報に開示されているよう
に、車椅子用エレベータは車椅子用乗場ボタンに必ず応
答するように構成されているので、例えば悪意の利用者
等が一般用乗場ボタンと車椅子用乗場ボタンとを同時に
操作し、先に到着した一般用エレベータに乗り込んでし
まった場合等、後に到着した車椅子用エレベータはその
階に利用者がいないにも係らず長時間停止し続けてしま
うこととなり、この間、他階からの呼びに対応すること
ができず、結果として、運転効率が非常に悪くなるとい
う問題があった。
【0004】本発明の目的は、上記従来技術の課題を解
決し、車椅子用乗場ボタンが操作された時の運転効率の
低下を防止することができる車椅子用エレベータの戸の
制御装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、乗場に備えられた一般用乗場ボタンと車
椅子用乗場ボタンとのうち、車椅子用乗場ボタンを操作
した時の車椅子用エレベータの戸の開き時間を、前記一
般用乗場ボタンを操作した時の一般用エレベータの戸の
開き時間よりも長くなるように制御する車椅子用エレベ
ータの戸の制御装置において、前記車椅子用エレベータ
戸に備えられ、この車椅子用エレベータのかごへの
の乗り込みを検知すると作動する光電装置と、前記車
椅子用乗場ボタンが操作されて前記車椅子用エレベータ
戸が開いてから所定時間が経過しても前記光電装置が
作動しない時、前記車椅子用エレベータのかごが停止し
ている階床における前記車椅子用エレベータの戸の開き
時間を短縮する時間短縮手段とを設けたことを特徴とす
る。
【0006】
【作用】一般乗客が、一般用乗場ボタンと車椅子用乗場
ボタンとを同時に操作したことにより、一般用エレベー
タが先に到着し、前記乗客がこの一般用エレベータのか
に乗り込み、この後、車椅子用エレベータが到着した
場合、この車椅子用エレベータのかごには乗客が乗り込
まないため、光電装置は作動せず、所定時間経過後、時
間短縮手段により車椅子用エレベータの戸の正規の開き
時間の経過を待たずにその車椅子用エレベータの戸閉め
を開始する。これにより、車椅子用エレベータのかごが
停止している階床におけるこの車椅子用エレベータの
ごの停止時間が短縮され、運転効率の低下が防止され
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明
する。
【0008】図1は本発明の実施例に係る車椅子用エレ
ベータの乗場を示す正面図、図2は本発明の実施例に係
る車椅子用エレベータの戸の制御装置の電気結線図であ
る。図1において、1は乗場、2はかご、3はかごの
戸、4は戸3に設けられた光電装置、5は光電装置4か
ら発せられた光電ビーム、Uはかご上昇用の一般用乗場
ボタン、Dはかご下降用の一般用乗場ボタン、UHはか
ご上昇用の車椅子用乗場ボタン、DHはかご下降用の車
椅子用乗場ボタンである。
【0009】図2において、Pは直流電源端子、Nは直
流電源端子、PHBは光電装置4の光電ビーム5が遮ら
れた時に付勢される図示しないリレーの常開接点、PH
は常開接点PHBが閉じた時に付勢される補助用のリレ
ー、PHaは補助用のリレーPHの常開接点PHa、P
Hbは補助用のリレーPHの常閉接点、USaは車椅子
用乗場ボタンUHが操作されてかご2が目的階に到着
し、戸3が開き始めるまで付勢される図示しないリレー
の常開接点、DSaは車椅子用乗場ボタンDHが操作さ
れてかご2が目的階に到着し、戸3が開き始めるまで付
勢される図示しないリレーの常開接点、OLSaは戸3
が開ききったことを検出する図示しないスイッチの常開
接点、T3は常開接点OLSaが閉じてから所定時間、
例えば約3秒をカウントするタイマ、T3aはタイマT3
の常開接点、T5は常開接点OLSaが閉じてから所定
時間、例えば5秒をカウントするタイマ、T5aはタイ
マT5の常開接点、T15は常開接点OLSaが閉じてか
ら所定時間、例えば15秒をカウントするタイマ、T15
aはタイマT15の常開接点、SMは常開接点USaある
いは常開接点DSaが閉じた時に付勢されるリレー、S
MaはリレーSMの常開接点、SMbはリレーSM26
の常閉接点、PMは常開接点PHaが閉じた時に付勢さ
れるリレー、PMaはリレーPMの常開接点、PMbは
リレーPMの常閉接点、DCは戸3に閉じ指令を与える
リレー、DCaはリレーDCの常開接点、CLSbは戸
3が閉じたことを検出する図示しないスイッチの常閉接
点である。
【0010】次に、一般用乗場ボタンを操作した時の本
実施例の動作について説明する。かご上昇用の一般用乗
場ボタンUを操作すると、図示しない制御装置を介して
かご2は目的階に到着し、図示しない戸の開閉装置によ
りかご2の戸3が開く。戸3が開ききると、戸3が開き
きったことを検出する図示しないスイッチの常開接点O
LSaが閉じ、各タイマT3,T5,T15がカウントを開
始する。この時、車椅子用乗場ボタンUH,DHは操作
されていないので、戸3が開き始めるまで付勢される図
示しないリレーの常開接点USa,DSaは開いている
から、リレーSMは消勢したままであり、常閉接点SM
bは閉じている。タイマT3が3秒経過をカウントした
ことにより常開接点T3aが閉じると、直流電源端子P
−常閉接点CLSb−常閉接点SMb−常開接点T3
−常閉接点PHb−リレーDC−直流電源端子Nの回路
により、リレーDCが付勢し、常開接点DCaが閉じら
れる。これによりリレーDCは付勢状態を自己保持し、
戸3は図示しない戸の開閉装置により閉まり始める。戸
3が閉じ端に達すると常閉接点CLSbが開き、リレー
DCは消勢して初期状態に復帰する。
【0011】次に、車椅子用乗場ボタンを操作した時の
本実施例の動作について説明する。例えばかご上昇用の
車椅子用乗場ボタンUHを操作すると、図示しない制御
装置を介してかご2は目的階に到着し、さらに図示しな
い戸の開閉装置によりかご2の戸3が開く。この戸3が
開ききると、常開接点OLSaが閉じるので、各タイマ
3,T5,T15がカウントを開始する。一方、常開接点
USaが閉じるので、リレーSMが付勢され、常開接点
SMaが閉じられる。これによりリレーSMは付勢状態
を自己保持する。この後、車椅子使用の身障者がかご2
内に入り、光電装置4から発せられる光電ビーム5が遮
られた場合、リレーPHが付勢されて常開接点PHaが
閉じ、リレーPMが付勢されて常開接点PMaが閉じら
れる。これによりリレーPMは付勢状態を自己保持す
る。また、常閉接点SMb,PMbが開くので、タイマ
3が3秒をカウントして常開接点T3aが閉じ、さらに
タイマT5が5秒をカウントして常開接点T5aが閉じて
も、リレーDCは付勢されず戸3は閉まらない。この後
タイマT15が15秒をカウントして常開接点T15aが閉
じると、直流電源端子P−常閉接点CLSb−常開接点
15a−常開接点T3a−常閉接点PHb−リレーDC
−直流電源端子Nの回路により、リレーDCが付勢し、
常開接点DCaが閉じる。これによりリレーDCは付勢
状態を自己保持し、戸3は戸の開閉装置により閉まり始
める。戸3が閉じ端に達すると常閉接点CLSbが開
き、リレーSM,PM,DCは消勢して初期状態に復帰
する。
【0012】一方、車椅子使用の身障者がかご2内に入
らず、光電装置4から発せられる光電ビーム5が遮られ
なかった場合、リレーPMは付勢されず、常閉接点PM
bは閉じたままである。このためタイマT3が3秒をカ
ウントして常開接点T3aが閉じ、さらにタイマT5が5
秒をカウントして常開接点T5aが閉じると、直流電源
端子P−常閉接点CLSb−常閉接点PMb−常開接点
5a−常開接点T3a−常閉接点PHb−リレーDC−
直流電源端子Nの回路により、リレーDCが付勢し、常
開接点DCaが閉じる。これによりリレーDCは付勢状
態を自己保持し、戸3は戸の開閉装置により閉まり始め
る。戸3が閉じ端に達すると上述と同様に常閉接点CL
Sbが開き、リレーSM,PM,DCは消勢して初期状
態に復帰する。
【0013】このように本実施例では、一般用乗場ボタ
ンU、あるいはDのみの操作によりかご2の戸3が開い
た時には、タイマT3の3秒経過のカウントでリレーD
Cを付勢して戸3を閉めることができる。一方、車椅子
用乗場ボタンUH、あるいはDHの操作によりかご2の
戸3が開いた後、車椅子使用の身障者がかご2内に入
り、光電装置4の光電ビーム5が遮られた時には、タイ
マT3,T5の作動は無効となり、タイマT15の15秒経
過のカウントでリレーDCを付勢して戸3を閉めること
ができ、車椅子使用の身障者は余裕をもって安心してか
ご2内に乗り込むことができる。また、車椅子用乗場ボ
タンUH、あるいはDHの操作によりかご2の戸3が開
いた後、利用者がかご2内に乗り込まず、光電装置4の
光電ビーム5が遮られなかった時には、タイマT5の5
秒経過のカウントでリレーDCを付勢して戸3を閉める
ことができるので、この分運行時間が短くなり、運転効
率を高めることができる。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、車椅子用乗場ボタンの
操作によりエレベータのかごの戸が開いた後、利用者が
その車椅子用エレベータのかご内に乗り込まなかった時
には、車椅子用エレベータのかごが停止している階床に
おける当該車椅子用エレベータの戸の開き時間を従来よ
りも短縮でき、これにより車椅子用エレベータのかご内
に乗客が乗り込まない事態に伴って生じる無駄な待機時
間を短縮することができ、ひいては運転効率を高めるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る車椅子用エレベータの
乗場を示す正面図である。
【図2】本発明の一実施例に係る車椅子用エレベータの
戸の制御装置の電気結線図である。
【符号の説明】
2 かご 3 戸 4 光電装置 U 一般用乗場ボタン D 一般用乗場ボタン UH 車椅子用乗場ボタン DH 車椅子用乗場ボタン T5 タイマ DC リレー

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗場に備えられた一般用乗場ボタンと車
    椅子用乗場ボタンとのうち、車椅子用乗場ボタンを操作
    した時の車椅子用エレベータの戸の開き時間を、前記一
    般用乗場ボタンを操作した時の一般用エレベータの戸の
    開き時間よりも長くなるように制御する車椅子用エレベ
    ータの戸の制御装置において、前記車椅子用エレベータ
    戸に備えられ、この車椅子用エレベータのかごへの
    の乗り込みを検知すると作動する光電装置と、前記車
    椅子用乗場ボタンが操作されて前記車椅子用エレベータ
    戸が開いてから所定時間が経過しても前記光電装置が
    作動しない時、前記車椅子用エレベータのかごが停止し
    ている階床における前記車椅子用エレベータの戸の開き
    時間を短縮する時間短縮手段とを設けたことを特徴とす
    る車椅子用エレベータの戸の制御装置。
JP3297576A 1991-10-18 1991-10-18 車椅子用エレベータの戸の制御装置 Expired - Lifetime JP2866235B2 (ja)

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JPH05105378A JPH05105378A (ja) 1993-04-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS53134367U (ja) * 1977-03-31 1978-10-24
JPS61183077A (ja) * 1985-02-06 1986-08-15 株式会社日立製作所 エレベ−タ−の戸開き時間の制御装置

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JPH05105378A (ja) 1993-04-27

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