JP2865730B2 - 表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は入力データ、例えばトレンドグラフなどのよ
うに一定期間毎にサンプリングされるデータ等に対応す
る表示を行なう表示装置であつて、特に同一の表示領域
に対して部分的データの縮小又は/及び拡大の領域が複
数混在する表示を可能とする編集機能を持つ表示装置に
関する。
うに一定期間毎にサンプリングされるデータ等に対応す
る表示を行なう表示装置であつて、特に同一の表示領域
に対して部分的データの縮小又は/及び拡大の領域が複
数混在する表示を可能とする編集機能を持つ表示装置に
関する。
従来の表示装置は、例えば特開昭61−290485号公報に
記載のように、部分的な拡大領域をグラフ領域全体に展
開するものがあるが、縮小又は/及び拡大領域の混在表
示が不可となつており、更に拡大領域と非拡大領域との
間でデータが不連続であつた。
記載のように、部分的な拡大領域をグラフ領域全体に展
開するものがあるが、縮小又は/及び拡大領域の混在表
示が不可となつており、更に拡大領域と非拡大領域との
間でデータが不連続であつた。
上記従来技術は、単にグラフを見易くすることを目的
としてグラフの一定領域をグラフ全領域に縮小又は拡大
して展開するのみであつて、縮小又は拡大された注目す
べき部分のデータが全体のデータとどのような関係にな
つているかなどの表示編集機能について配慮がされてお
らず、1つのグラフから整理された複数のデータをオペ
レータが得ることが望めないなどの問題があつた。
としてグラフの一定領域をグラフ全領域に縮小又は拡大
して展開するのみであつて、縮小又は拡大された注目す
べき部分のデータが全体のデータとどのような関係にな
つているかなどの表示編集機能について配慮がされてお
らず、1つのグラフから整理された複数のデータをオペ
レータが得ることが望めないなどの問題があつた。
本発明の目的はトレンドグラフに編集機能を持たせる
ことにより、オペレータに判り易い形で表示情報の高密
度化を図つて、システム全体のマンマシン性を向上でき
る表示装置を提供するにある。
ことにより、オペレータに判り易い形で表示情報の高密
度化を図つて、システム全体のマンマシン性を向上でき
る表示装置を提供するにある。
上記目的は、一定時間のサンプリングデータに対応す
る表示情報を格納するメモリと、データ転送および演算
を行なう演算装置と、表示媒体とから構成される表示装
置において、部分縮小拡大に対応した同一倍率区間の境
界座標を蓄えるメモリと、同一倍率区間毎にサンプリン
グデータの表示情報の縮小拡大を行なう手段とを備え、
同一表示画面内で拡大係数の異なつた領域が複数存在す
るように表示する表示装置により達成され、また上記部
分縮小拡大によるレンジの変化に対応した罫線の表示を
行なう手段、上記部分縮小拡大によるレンジの変化に対
応した目盛の表示を行なう手段、上記部分縮小拡大のル
ーパ機能の手段、上記部分縮小拡大のスクロール機能の
手段、上記同一倍率区間毎の背景色表示を行なう手段等
を備えた表示装置により達成される。
る表示情報を格納するメモリと、データ転送および演算
を行なう演算装置と、表示媒体とから構成される表示装
置において、部分縮小拡大に対応した同一倍率区間の境
界座標を蓄えるメモリと、同一倍率区間毎にサンプリン
グデータの表示情報の縮小拡大を行なう手段とを備え、
同一表示画面内で拡大係数の異なつた領域が複数存在す
るように表示する表示装置により達成され、また上記部
分縮小拡大によるレンジの変化に対応した罫線の表示を
行なう手段、上記部分縮小拡大によるレンジの変化に対
応した目盛の表示を行なう手段、上記部分縮小拡大のル
ーパ機能の手段、上記部分縮小拡大のスクロール機能の
手段、上記同一倍率区間毎の背景色表示を行なう手段等
を備えた表示装置により達成される。
上記表示装置は、サンプリングデータのトレンドグラ
フ情報とは独立にトレンドグラフ表示領域をXY方向の倍
率の組合せに対応した同一倍率区間のブロツクで管理し
て、トレンドライン等の表示処理をブロツク毎の倍率情
報に基づいて行なうことにより、トレンドグラフの部分
的な縮小・拡大を同一グラフ上で混在表示することが可
能となり、また部分縮小拡大に伴う罫線や目盛の表示,
ルーパ機能,スクロール機能,背景色表示等が実現でき
る。
フ情報とは独立にトレンドグラフ表示領域をXY方向の倍
率の組合せに対応した同一倍率区間のブロツクで管理し
て、トレンドライン等の表示処理をブロツク毎の倍率情
報に基づいて行なうことにより、トレンドグラフの部分
的な縮小・拡大を同一グラフ上で混在表示することが可
能となり、また部分縮小拡大に伴う罫線や目盛の表示,
ルーパ機能,スクロール機能,背景色表示等が実現でき
る。
以下に本発明の実施例を添付図面を参照して説明す
る。
る。
第1A図は本発明による表示装置の一実施例を示す構成
図であり、表示部に表示する入力データをプラントより
与える場合を示す。
図であり、表示部に表示する入力データをプラントより
与える場合を示す。
本発明においては表示部で表示されるデータはグラフ
用データであればどのような種類のものでも良く、ここ
では一例として一定時間毎にサンプリングされるデー
タ、例えばトレンドグラフ用データの表示について説明
する。図において、1はプラントであり、表示対象の入
力データが入出力(I/O)インターフエイス19を介して
データ収集装置2に与えられる。データ収集装置2は、
入力ユニツト例えばキーボード3,演算ユニツト5,トレン
ドデータ用メモリ6,表示用入力データ管理ユニツト7有
する。センサユニツト4はプラント1内に設けられ表示
対象の入力データ、例えば温度,水圧etcの一定時間毎
にサンプリングされたデータ等をI/Oインターフエイス
へ出力する。キーボード3はオペレータにより、操作さ
れて、表示対象の入力データ、各表示区間での入力デー
タの表示倍率を入力したり、表示画面に対するトレンド
グラフ表示領域の指定,表示区間の指定,表示色の指定
等を行いそのデータを演算ユニツト5に与える。
用データであればどのような種類のものでも良く、ここ
では一例として一定時間毎にサンプリングされるデー
タ、例えばトレンドグラフ用データの表示について説明
する。図において、1はプラントであり、表示対象の入
力データが入出力(I/O)インターフエイス19を介して
データ収集装置2に与えられる。データ収集装置2は、
入力ユニツト例えばキーボード3,演算ユニツト5,トレン
ドデータ用メモリ6,表示用入力データ管理ユニツト7有
する。センサユニツト4はプラント1内に設けられ表示
対象の入力データ、例えば温度,水圧etcの一定時間毎
にサンプリングされたデータ等をI/Oインターフエイス
へ出力する。キーボード3はオペレータにより、操作さ
れて、表示対象の入力データ、各表示区間での入力デー
タの表示倍率を入力したり、表示画面に対するトレンド
グラフ表示領域の指定,表示区間の指定,表示色の指定
等を行いそのデータを演算ユニツト5に与える。
演算ユニツト5はセンサユニツト4,キーボード3又は
プラント1からのデータを取込み、キーボードからの指
示によりそのうちの必要な部分のデータを加工してメモ
リ6,ユニツト7に与える。トレンドデータ用メモリ6は
演算ユニツトから与えられた入力データ(トレンドデー
タ)をストアする。表示用入力データ管理ユニツト7
は、メモリ6にストアされている入力データのうちデー
タ処理装置10に送るデータの範囲を管理する情報を有す
るものでこの情報により、例えばメモリ6内の入力デー
タを1サンプリングデータ毎に順次送り一点ずつ画面に
順次表示させても良く、又はメモリ6内の一定の範囲の
入力データをまとめて送り、まとめてグラフを表示させ
るようにしても良い。ユニツト7内の情報はプリセツト
されても良く、キーボード3よりセツトしても良い。
プラント1からのデータを取込み、キーボードからの指
示によりそのうちの必要な部分のデータを加工してメモ
リ6,ユニツト7に与える。トレンドデータ用メモリ6は
演算ユニツトから与えられた入力データ(トレンドデー
タ)をストアする。表示用入力データ管理ユニツト7
は、メモリ6にストアされている入力データのうちデー
タ処理装置10に送るデータの範囲を管理する情報を有す
るものでこの情報により、例えばメモリ6内の入力デー
タを1サンプリングデータ毎に順次送り一点ずつ画面に
順次表示させても良く、又はメモリ6内の一定の範囲の
入力データをまとめて送り、まとめてグラフを表示させ
るようにしても良い。ユニツト7内の情報はプリセツト
されても良く、キーボード3よりセツトしても良い。
データ処理デバイス10は、データ収集装置2からのデ
ータを演算処理して表示データに変換して表示メモリ16
に与えるものであり、マイクロプロセシングユニツト
(MPU)11,表示用トレンドデータ用メモリ12,表示管理
データ用メモリ13,ランダムアクセスメモリ15,リードオ
ンリーメモリ16,描画ユニツト14を有する。MPU11はメモ
リ12内の入力トレンドデータをメモリ13内のデータに基
づき演算(即ち拡大又は/及び縮小)処理及び座標変換
処理して表示データに変換してトレンドデータ用メモリ
12にストアし、該ストアされた表示データのうち表示対
象となるものを順次描画ユニツト14に与える。
ータを演算処理して表示データに変換して表示メモリ16
に与えるものであり、マイクロプロセシングユニツト
(MPU)11,表示用トレンドデータ用メモリ12,表示管理
データ用メモリ13,ランダムアクセスメモリ15,リードオ
ンリーメモリ16,描画ユニツト14を有する。MPU11はメモ
リ12内の入力トレンドデータをメモリ13内のデータに基
づき演算(即ち拡大又は/及び縮小)処理及び座標変換
処理して表示データに変換してトレンドデータ用メモリ
12にストアし、該ストアされた表示データのうち表示対
象となるものを順次描画ユニツト14に与える。
ここで、メモリ13内のデータはプリセツトされていて
も良く、又キーボード3,プラント1から与えられても良
い。描画ユニツトは表示データを画素情報に展開して表
示メモリ18に与える。表示メモリ18は画素情報から表示
パターンを発生し表示ユニツト20、例えば陰極線管(CR
T),液晶デイスプレイ,etcに与えて、表示ユニツトの
表示画面の表示領域にトレンドグラフを表示させる。
も良く、又キーボード3,プラント1から与えられても良
い。描画ユニツトは表示データを画素情報に展開して表
示メモリ18に与える。表示メモリ18は画素情報から表示
パターンを発生し表示ユニツト20、例えば陰極線管(CR
T),液晶デイスプレイ,etcに与えて、表示ユニツトの
表示画面の表示領域にトレンドグラフを表示させる。
演算ユニツト5はMPU,RLM,RAMを有するものであり、
又表示ユニツト20としてはX,Yプロツタ等の記録装置で
も良い。
又表示ユニツト20としてはX,Yプロツタ等の記録装置で
も良い。
第1B図は表示管理データ用メモリ13の詳細を示す図で
あり、拡大区間管理テーブル41と拡大区間属性テーブル
45を有する。
あり、拡大区間管理テーブル41と拡大区間属性テーブル
45を有する。
第2図は第1図の表示ユニツト20に表示されるデータ
とメモリ12の内容との関係を示す図である。
とメモリ12の内容との関係を示す図である。
本実施例では、図の横方向(x方向)にデータ値が更
新される場合について説明するが、y方向にデータ値が
更新される場合にも適用可である。
新される場合について説明するが、y方向にデータ値が
更新される場合にも適用可である。
第2図において、表示ユニツト20の表示画面21に対し
てトレンドグラフ表示領域22が表示されている。トレン
ドグラフ表示領域22内のトレンドライン25はデータ処理
装置10が用意した表示用トレンドデータ用メモリ12の内
容に基づいて表示される。表示用トレンドデータ用メモ
リは例えば、サンプリング点毎のデータ値(y方向変位
値Δy)を有している。具体的には表示管理データ用メ
モリ13内の表示読出しポインタ26,表示読出し領域ポイ
ンタ27の指定で、表示用トレンドデータ用メモリ12内の
表示領域を決定し、トレンドライン25全体のx方向更新
値Δxと、1点(サンプリング単位)ごとのy方向変位
値24(Δy)と、メモリ13内のデータに基づいて一表示
点の座標値を順次算出し、これら表示点の集合体として
の1本のトレンドライン25を表示する。好ましくは、こ
のトレンドラインを複数n本組み合せることにより、ト
レンドグラフが表示される。ポインタ26,27はメモリ13
の拡大区間属性テーブル45として設定される。表示読出
しポインタ26は、表示用トレンドデータ用メモリ12内の
表示データのうち領域22に表示される描画始点即ち、読
み出し開始を行うデータのアドレスを示すものであり、
このアドレスは領域22のx方向の座標に対応している。
一方、表示読出し区間ポインタ27は領域22に表示される
データの区間、即ちアドレス幅を示すものである。
てトレンドグラフ表示領域22が表示されている。トレン
ドグラフ表示領域22内のトレンドライン25はデータ処理
装置10が用意した表示用トレンドデータ用メモリ12の内
容に基づいて表示される。表示用トレンドデータ用メモ
リは例えば、サンプリング点毎のデータ値(y方向変位
値Δy)を有している。具体的には表示管理データ用メ
モリ13内の表示読出しポインタ26,表示読出し領域ポイ
ンタ27の指定で、表示用トレンドデータ用メモリ12内の
表示領域を決定し、トレンドライン25全体のx方向更新
値Δxと、1点(サンプリング単位)ごとのy方向変位
値24(Δy)と、メモリ13内のデータに基づいて一表示
点の座標値を順次算出し、これら表示点の集合体として
の1本のトレンドライン25を表示する。好ましくは、こ
のトレンドラインを複数n本組み合せることにより、ト
レンドグラフが表示される。ポインタ26,27はメモリ13
の拡大区間属性テーブル45として設定される。表示読出
しポインタ26は、表示用トレンドデータ用メモリ12内の
表示データのうち領域22に表示される描画始点即ち、読
み出し開始を行うデータのアドレスを示すものであり、
このアドレスは領域22のx方向の座標に対応している。
一方、表示読出し区間ポインタ27は領域22に表示される
データの区間、即ちアドレス幅を示すものである。
ここでメモリ12のデータはメモリ6の入力データのう
ちルーパに必要な幅のデータ分が格納されている。入力
データのサンプリング時間Δtに対応したx方向の更新
値Δxもテーブル45内にテーブル28として設定される。
ちルーパに必要な幅のデータ分が格納されている。入力
データのサンプリング時間Δtに対応したx方向の更新
値Δxもテーブル45内にテーブル28として設定される。
メモリ12内のデータは入力データのサンプリング点毎
の更新値に対応したy方向の更新値Δyである。
の更新値に対応したy方向の更新値Δyである。
第3図は第1図(第2図)の表示ユニツトのトレンド
グラフ表示例図である。このトレンドグラフ表示領域22
には複数n本のトレンドライン25と、罫線31と、目盛か
らなるトレンドグラフが表示されている。
グラフ表示例図である。このトレンドグラフ表示領域22
には複数n本のトレンドライン25と、罫線31と、目盛か
らなるトレンドグラフが表示されている。
第4図は画面の表示領域での部分的縮小拡大表示と管
理テーブルとの関係図である。第4図において、データ
処理装置10で司る部分縮小拡大処理の管理のため、トレ
ンドグラフ表示領域22に対応して、表示領域管理テーブ
ル46,x方向部分縮小拡大管理テーブル42と、y方向部分
縮小拡大管理テーブル43とを表示管理データ用メモリ13
内の拡大区間管理テーブル41として用意し、これらの情
報に基づいてトレンドグラフ表示領域22(第3図)を見
たのが第4図のトレンドグラフ表示領域22であつて、第
4図中のA〜Lは各々対応する拡大係数により区分され
た区間のブロツクであり、各々の区間内の全領域はx,y
方向それぞれ同一倍率(拡大係数)を有する。
理テーブルとの関係図である。第4図において、データ
処理装置10で司る部分縮小拡大処理の管理のため、トレ
ンドグラフ表示領域22に対応して、表示領域管理テーブ
ル46,x方向部分縮小拡大管理テーブル42と、y方向部分
縮小拡大管理テーブル43とを表示管理データ用メモリ13
内の拡大区間管理テーブル41として用意し、これらの情
報に基づいてトレンドグラフ表示領域22(第3図)を見
たのが第4図のトレンドグラフ表示領域22であつて、第
4図中のA〜Lは各々対応する拡大係数により区分され
た区間のブロツクであり、各々の区間内の全領域はx,y
方向それぞれ同一倍率(拡大係数)を有する。
表示領域管理テーブル46の内容は表示画面21上の表示
領域22の境界座標値を設定するもので、第4図の例では
境界座標値xa,xa+4;ya,ya+3を設定する。
領域22の境界座標値を設定するもので、第4図の例では
境界座標値xa,xa+4;ya,ya+3を設定する。
この領域22は画面21上の任意の場所に設定でき、更に
領域22を複数設定することができるが、ここでは説明の
簡単のため一つの場合について説明する。
領域22を複数設定することができるが、ここでは説明の
簡単のため一つの場合について説明する。
縮小拡大管理テーブル42,43のそれぞれの1単位の情
報内容44は区間終了座標Sと、拡大係数aとによつて構
成される表示区間情報である。
報内容44は区間終了座標Sと、拡大係数aとによつて構
成される表示区間情報である。
区間終了座標はテーブル42では、x方向の区間境界の
座標(境界座標)例えばxa+1,xa+2…であり、テーブ
ル43ではy方向の区間境界の座標(境界座標)例えばya
+1,ya+2,ya+3…である。これにより区間が複数画定
され、各区間においてその全領域は同一倍率を有する。
座標(境界座標)例えばxa+1,xa+2…であり、テーブ
ル43ではy方向の区間境界の座標(境界座標)例えばya
+1,ya+2,ya+3…である。これにより区間が複数画定
され、各区間においてその全領域は同一倍率を有する。
図の例では区間A,E,Lのx方向の倍率はa1,区間B,F,J
のx方向の倍率はa3であり、又区間I,J,K,Lのy方向の
倍率はa0,区間E,F,G,Hのy方向の倍率はa2である。
のx方向の倍率はa3であり、又区間I,J,K,Lのy方向の
倍率はa0,区間E,F,G,Hのy方向の倍率はa2である。
尚、トレンドグラフatcの一定時間毎にサンプリング
されるデータの表示の際は時刻方向、e,y,x方向に垂直
なy方向の区間、例えば区間A,E,Iはx方向の倍率a1と
する。
されるデータの表示の際は時刻方向、e,y,x方向に垂直
なy方向の区間、例えば区間A,E,Iはx方向の倍率a1と
する。
この情報によつてxy方向別々に同一倍率の区間ごとに
拡大係数aが管理される。本実施例の管理概念の特徴は
トレンドライン25自身が1表示点ごとの増分Δx,Δyで
規定されるのに対し、部分縮小拡大を行なうための拡大
係数aが表示上の位置で規定されている点である。
拡大係数aが管理される。本実施例の管理概念の特徴は
トレンドライン25自身が1表示点ごとの増分Δx,Δyで
規定されるのに対し、部分縮小拡大を行なうための拡大
係数aが表示上の位置で規定されている点である。
第1B図の拡大区間属性テーブル45は、更に背景色管理
テーブル47を有し、領域22の各区間A〜Lにおける背景
色の情報をストアするものである。
テーブル47を有し、領域22の各区間A〜Lにおける背景
色の情報をストアするものである。
この情報に従つて各区間毎に背景色の表示を行うこと
ができる。
ができる。
又、第4図に示す区間終了座標を変更することにより
同一倍率区間位置が変化するスクロールを行うことがで
きる。
同一倍率区間位置が変化するスクロールを行うことがで
きる。
次に、本実施例においてデータ処理装置10によるトレ
ンドグラフの描画処理を第5図のフローチヤートを用い
て説明する。この処理はROM16内のプログラムによつて
実行される。
ンドグラフの描画処理を第5図のフローチヤートを用い
て説明する。この処理はROM16内のプログラムによつて
実行される。
第1図の部分縮小拡大の管理概念に基づいて、実際の
部分縮小拡大の区間内の描画を行なう論理を第6図を参
照して説明する。
部分縮小拡大の区間内の描画を行なう論理を第6図を参
照して説明する。
まずブロツク601で、描画点をポインタ26で示される
トレンドライン25のライン始点の座標(xs,ys)にセツ
トする。ブロツク602では座標(xs,ys)に対応する区間
をテーブル42,43から検索し、該当区間のx方向拡大係
数axをテーブル42から読み出して次のサンプリング点の
x座標値xs+1を、1サンプリング時間Δtに対応した
トレンドラインx方向増分Δxのax倍分(ax,Δx)だ
け増加させ(xs+1=xs+ax×Δx)として得る。
トレンドライン25のライン始点の座標(xs,ys)にセツ
トする。ブロツク602では座標(xs,ys)に対応する区間
をテーブル42,43から検索し、該当区間のx方向拡大係
数axをテーブル42から読み出して次のサンプリング点の
x座標値xs+1を、1サンプリング時間Δtに対応した
トレンドラインx方向増分Δxのax倍分(ax,Δx)だ
け増加させ(xs+1=xs+ax×Δx)として得る。
ブロツク603で同じく次のサンプリング点のy座標値y
s+1を、メモリ12から読み出したy方向変位Δyのay
部分(ay,Δy)だけ増加させてys+1=ys+ay・Δy
として得る。
s+1を、メモリ12から読み出したy方向変位Δyのay
部分(ay,Δy)だけ増加させてys+1=ys+ay・Δy
として得る。
つぎのブロツク604で上記の算出した1描画分の終点
の新座標(xs+1,ys+1)へ、該新座標が始点の座標と
同一区間である限りライン描画を行なう。同一区間であ
るかどうかはテーブル42,43の終了座標sを参照してチ
エツクする。また新座標(終点)が同一区間外となる時
にはライン描画点を該当区間の境界上に停止させ、あと
のブロツク608または610で新区間での新終点の第1点
(xs+1,ys+1)座標が算出されるのを待つ。なお区間
に跨る時の描画論理については後の第6B図で説明する。
つぎのブロツク605で終点座標xs+1が区間外であるか
判定し、区間内であればブロツク606で終点座標ys+1
が区間外であるか判定し、ブロツク607で終点座標ys+
1がトレンドグラフ表示領域22外でもあるか判定して、
その領域外であれば処理終了する。領域内であれば次の
ブロツク608で新区間での第1描画点座標ys+1を算出
し、この際y方向縮小拡大管理テーブル43から読み出す
データは新区間に対応して更新する。次いでブロツク60
4に進み新区間内での1描画分を描く。
の新座標(xs+1,ys+1)へ、該新座標が始点の座標と
同一区間である限りライン描画を行なう。同一区間であ
るかどうかはテーブル42,43の終了座標sを参照してチ
エツクする。また新座標(終点)が同一区間外となる時
にはライン描画点を該当区間の境界上に停止させ、あと
のブロツク608または610で新区間での新終点の第1点
(xs+1,ys+1)座標が算出されるのを待つ。なお区間
に跨る時の描画論理については後の第6B図で説明する。
つぎのブロツク605で終点座標xs+1が区間外であるか
判定し、区間内であればブロツク606で終点座標ys+1
が区間外であるか判定し、ブロツク607で終点座標ys+
1がトレンドグラフ表示領域22外でもあるか判定して、
その領域外であれば処理終了する。領域内であれば次の
ブロツク608で新区間での第1描画点座標ys+1を算出
し、この際y方向縮小拡大管理テーブル43から読み出す
データは新区間に対応して更新する。次いでブロツク60
4に進み新区間内での1描画分を描く。
またブロツク605でxs+1が区間外と判定されるとブ
ロツク609で終了座標xs+1がトレンドグラフ表示領域2
2外でもあるか判定して、その領域外であれば処理終了
する。領域内であれば、つぎのブロツク610で新区間で
の第1描画点座標xを算出し、この際x方向縮小拡大管
理テーブル41から読み出すデータは新区間に対応して更
新する。ブロツク611で上記終点座標ys+1が区間外で
あるか判定する。
ロツク609で終了座標xs+1がトレンドグラフ表示領域2
2外でもあるか判定して、その領域外であれば処理終了
する。領域内であれば、つぎのブロツク610で新区間で
の第1描画点座標xを算出し、この際x方向縮小拡大管
理テーブル41から読み出すデータは新区間に対応して更
新する。ブロツク611で上記終点座標ys+1が区間外で
あるか判定する。
区間外であればブロツク607に進み、区間内であれば
フロツク604に進み、新区間での1描画分を描く。
フロツク604に進み、新区間での1描画分を描く。
第6図は第1図のデータ処理装置10の、トレンドライ
ン1描画分が複数区間に跨る時の描画(座標算出)論理
概念図である。第6B図において、区間I71,区間II72のx
方向拡大係数をともにaxとし、y方向拡大係数をそれぞ
れa1,a2とする。点A,B,C,D,Eの各x,y座標は(Ax,Ay),
(Bx,By),(Cx,Cy),(Dx,Dy),(Ex,Ey)とする。
また与えられたトレンドデータ1描画分の増分ベクトル
は=(Δlx,Δly)とする。この時の描画(座標算
出)論理は次のようになる。まず区間I71の拡大係数(a
x,a1)を考慮して、始点A(Ax,Ay)より増分ベクトル
=(Δlx,Δly)の線分の仮終点B(Bx,By)を式73
(Bx=Ax+Δlx・ax,By=Ay+Δly・a1)により算出す
る。
ン1描画分が複数区間に跨る時の描画(座標算出)論理
概念図である。第6B図において、区間I71,区間II72のx
方向拡大係数をともにaxとし、y方向拡大係数をそれぞ
れa1,a2とする。点A,B,C,D,Eの各x,y座標は(Ax,Ay),
(Bx,By),(Cx,Cy),(Dx,Dy),(Ex,Ey)とする。
また与えられたトレンドデータ1描画分の増分ベクトル
は=(Δlx,Δly)とする。この時の描画(座標算
出)論理は次のようになる。まず区間I71の拡大係数(a
x,a1)を考慮して、始点A(Ax,Ay)より増分ベクトル
=(Δlx,Δly)の線分の仮終点B(Bx,By)を式73
(Bx=Ax+Δlx・ax,By=Ay+Δly・a1)により算出す
る。
ここで仮終点Bは区間I71外であるため、線分▲
▼は区分I,IIの境界点Dのx座標Dxまでの線分▲▼
(実線)の描画となり、線分▲▼(破線)は描画さ
れない。
▼は区分I,IIの境界点Dのx座標Dxまでの線分▲▼
(実線)の描画となり、線分▲▼(破線)は描画さ
れない。
ここで点Dの座標Dxは次式で算出される。
区間境界座標Dyはテーブル43からよみ出す。
ついで区間I71で境界点D(Dx,Dy)から見える始点A
に対応する区間II72で境界点Dから見える仮始点C
(Cx,Cy)を次式 により算出する。つぎに区間II72の拡大係数(ax,a2)
を考慮して、仮始点Cより増分ベクトルの線分の終点
E(Ex,Ey)を式 により算出する。ここで終点Eは区間II72内であるた
め、境界点Dで停止していた線分▲▼の描画を線分
▲▼(実線)上で継続して行い、終点Eでトレンド
データ1点分の描画終了となる。
に対応する区間II72で境界点Dから見える仮始点C
(Cx,Cy)を次式 により算出する。つぎに区間II72の拡大係数(ax,a2)
を考慮して、仮始点Cより増分ベクトルの線分の終点
E(Ex,Ey)を式 により算出する。ここで終点Eは区間II72内であるた
め、境界点Dで停止していた線分▲▼の描画を線分
▲▼(実線)上で継続して行い、終点Eでトレンド
データ1点分の描画終了となる。
尚、点AからE(Ex,Ey)を直接次式で求めることも
できる。
できる。
次に表示領域22内に拡大係数の異なる複数の区間が存
在する場合の表示目盛の実行値の算出方法について説明
する。
在する場合の表示目盛の実行値の算出方法について説明
する。
第7図は表示画面の表示領域22を示し、領域を例えば
x方向に3分割して3区間A,B,Cを設けたとし、各区間
A,B,Cのx方向拡大係数をa0,a1,a2とする。尚、y方向
の拡大係数は領域全体として同一とする。各区間のx方
向の距離はx0,x1,x2とする。
x方向に3分割して3区間A,B,Cを設けたとし、各区間
A,B,Cのx方向拡大係数をa0,a1,a2とする。尚、y方向
の拡大係数は領域全体として同一とする。各区間のx方
向の距離はx0,x1,x2とする。
表示領域に対する目盛s0,s1,s2…の位置はx方向に等
間隔Lであり、この値Lはテーブル45内に目盛間隔テー
ブル50として任意値に設定しうる。
間隔Lであり、この値Lはテーブル45内に目盛間隔テー
ブル50として任意値に設定しうる。
従つて、表示領域上の目盛のx座標位置は0,L,2L…と
して求まる。
して求まる。
ここで、目盛は順次、図において左側から求められる
が、前回の目盛(既に値を求めた目盛)と今回の目盛
(今回値を求める目盛)が同一区間内の場合(例えば目
盛s2とs3)は今回の目盛の値が容易に求まるが、今回の
目盛が前回の目盛と区間を異にする場合(例えば目盛s4
とs3)は今回の目盛例えばs4の実効値EV4は次式から求
まる。この目盛の実効値の算出はMPU11がメモリ13のデ
ータに基づいて行う。
が、前回の目盛(既に値を求めた目盛)と今回の目盛
(今回値を求める目盛)が同一区間内の場合(例えば目
盛s2とs3)は今回の目盛の値が容易に求まるが、今回の
目盛が前回の目盛と区間を異にする場合(例えば目盛s4
とs3)は今回の目盛例えばs4の実効値EV4は次式から求
まる。この目盛の実効値の算出はMPU11がメモリ13のデ
ータに基づいて行う。
ここでRは倍率1のときのLに対する1目盛の増分で
あり、x1′は前回目盛s3の位置から区間Bの終端までの
距離、x2′は区間Cの始端から今回目盛s4までの距離で
あり、EV3は前回目盛の値である。
あり、x1′は前回目盛s3の位置から区間Bの終端までの
距離、x2′は区間Cの始端から今回目盛s4までの距離で
あり、EV3は前回目盛の値である。
Rの値はテーブル45内にテーブル51として設定でき
る。又、目盛の初期値EV0もテーブル45に設定しうる。
る。又、目盛の初期値EV0もテーブル45に設定しうる。
一部の区間の拡大係数を第8図の(a)から(b)に
示す様に拡大した場合又は、第8図の(a)から(c)
に示す様に縮小する場合にも上記の様に自動的に目盛の
値を変更することができる。
示す様に拡大した場合又は、第8図の(a)から(c)
に示す様に縮小する場合にも上記の様に自動的に目盛の
値を変更することができる。
又、目盛位置には罫線31をy方向に引いても良く、第
8B図に示す様に倍率が拡大された区間内の罫線の場合は
罫線の線種を変更し、例えば点線31aとしても良い。罫
線の線種のデータもテーブル45内にテーブル52として設
定され、任意の線種をキーボードにより選べるようにし
ても良い。
8B図に示す様に倍率が拡大された区間内の罫線の場合は
罫線の線種を変更し、例えば点線31aとしても良い。罫
線の線種のデータもテーブル45内にテーブル52として設
定され、任意の線種をキーボードにより選べるようにし
ても良い。
又、拡大係数が変更された区間の背景色を変更するよ
うにしても良い。
うにしても良い。
上記説明では目盛をx方向に表示する例であるが、y
方向にも同様の方法で表示することができ、x,y両方向
に目盛を表示しても良い。
方向にも同様の方法で表示することができ、x,y両方向
に目盛を表示しても良い。
同様に罫線についてもx方向に引いても良く、x,y両
方向に引いても良い。
方向に引いても良い。
次に入力データの状態に応じて自動的に部分拡大,縮
小等を行えるようにした実施例について第9図のフロー
チヤートを参照して説明する。このフローチヤートの動
作はMPU11がROM16内のプログラムにより行なわれる。
小等を行えるようにした実施例について第9図のフロー
チヤートを参照して説明する。このフローチヤートの動
作はMPU11がROM16内のプログラムにより行なわれる。
本実施例ではデータ収集装置10から一点分毎の入力デ
ータがデータ処理装置に送られ、一点分毎に表示を行う
ものとする。
ータがデータ処理装置に送られ、一点分毎に表示を行う
ものとする。
対象となるデータは例えばプラントデータであり、以
下の基本的条件に従つて部分拡大,縮小を行う。
下の基本的条件に従つて部分拡大,縮小を行う。
(1)まず入力データの値に上限値Ul及び下限値Llを設
定し、UlとLlの範囲内であれば入力データは正常範囲内
である判断し、範囲外であれば異常と判断し当該入力デ
ータの属する区間を拡大表示する。
定し、UlとLlの範囲内であれば入力データは正常範囲内
である判断し、範囲外であれば異常と判断し当該入力デ
ータの属する区間を拡大表示する。
この上・下限値Ul,Llはテーブル45内に上下限値設定
テーブル54として設定される。
テーブル54として設定される。
(2)入力データが一定期間(例えば全表示領域範囲)
において正常範囲内であれば異常値が発生する点全区間
を縮小表示又は表示開始点の移動(ルーパ)及びスクロ
ールする。
において正常範囲内であれば異常値が発生する点全区間
を縮小表示又は表示開始点の移動(ルーパ)及びスクロ
ールする。
尚、拡大,縮小表示はx方向のみの拡大,縮小でも良
く、又はy方向のみでも良く、x,y両方向でも良いが、
以下の例ではx方向のみの拡大,縮小とする。
く、又はy方向のみでも良く、x,y両方向でも良いが、
以下の例ではx方向のみの拡大,縮小とする。
第9図において、先ずステツプ901で、現入力データ
は正常範囲内かどうかテーブル54を参照しチエツクす
る。第10図(a)に示す様に現入力データp1が異常範囲
内であればステツプ907において1つ前の入力データp0
は正常範囲内であつたかチエツクする。前入力データが
正常範囲内であつたならばステツプ908で現入力データ
が属する区間(第10図(a)では区間B)の拡大係数を
増加して(例えば2倍する)第10図(b)の様に拡大表
示する、一方、前入力データも異常範囲内であつたなら
ば既に拡大表示が行なわれているので現拡大係数を維持
してそのまま拡大表示を継続する。これは異常データを
詳細に表示するためである。
は正常範囲内かどうかテーブル54を参照しチエツクす
る。第10図(a)に示す様に現入力データp1が異常範囲
内であればステツプ907において1つ前の入力データp0
は正常範囲内であつたかチエツクする。前入力データが
正常範囲内であつたならばステツプ908で現入力データ
が属する区間(第10図(a)では区間B)の拡大係数を
増加して(例えば2倍する)第10図(b)の様に拡大表
示する、一方、前入力データも異常範囲内であつたなら
ば既に拡大表示が行なわれているので現拡大係数を維持
してそのまま拡大表示を継続する。これは異常データを
詳細に表示するためである。
一方、ステツプ901で現入力データが正常範囲内と判
断されると、ステツプ902において、現入力データの表
示点が表示領域外かどうか判定する。表示領域内であれ
ば、ステツプ903において1つ前の入力データが正常範
囲内かどうか判定する。正常範囲内であれば、現入力デ
ータの属する区間の拡大係数はそのまま維持する。一
方、前入力データp0が、異常範囲内と判定されると(第
10図(c))、現入力データが属する区間の拡大係数を
原係数に戻し第10D図に示す様に原寸表示する(ステツ
プ904)。
断されると、ステツプ902において、現入力データの表
示点が表示領域外かどうか判定する。表示領域内であれ
ば、ステツプ903において1つ前の入力データが正常範
囲内かどうか判定する。正常範囲内であれば、現入力デ
ータの属する区間の拡大係数はそのまま維持する。一
方、前入力データp0が、異常範囲内と判定されると(第
10図(c))、現入力データが属する区間の拡大係数を
原係数に戻し第10D図に示す様に原寸表示する(ステツ
プ904)。
一方、ステツプ902で現入力データの表示点が表示領
域外であると判定されるとステツプ905において、表示
中の全ての入力データは正常範囲内かどうかチエツク
し、全て正常範囲内であれば(第10図(e))ステツプ
906において表示領域の全区間の拡大係数を減少して
(例えば全区間の拡大係数を一律にasとして)縮小表示
する(第10図(f))。これは正常範囲内のデータは詳
細に見る必要がないからである。
域外であると判定されるとステツプ905において、表示
中の全ての入力データは正常範囲内かどうかチエツク
し、全て正常範囲内であれば(第10図(e))ステツプ
906において表示領域の全区間の拡大係数を減少して
(例えば全区間の拡大係数を一律にasとして)縮小表示
する(第10図(f))。これは正常範囲内のデータは詳
細に見る必要がないからである。
一方、ステツプ905において、表示中のデータの一部
が異常範囲内である(第10図(g))と判定されるとス
テツプ909において第10図(h)に示す様にルーパを行
う。ルーパは第2図に示すポインタ26,27の位置を変化
することにより成される。
が異常範囲内である(第10図(g))と判定されるとス
テツプ909において第10図(h)に示す様にルーパを行
う。ルーパは第2図に示すポインタ26,27の位置を変化
することにより成される。
尚、上記の縮小,拡大,ルーパ等の処理は一例であり
入力データの性質に応じて異なる処理を行なつて良い。
入力データの性質に応じて異なる処理を行なつて良い。
また、プラントの運転モードに応じて拡大,縮小表示
処理を行なつても良い。例えば、起動時のみに拡大表示
を行なう様にしても良い。
処理を行なつても良い。例えば、起動時のみに拡大表示
を行なう様にしても良い。
又、上,下限値を入力データの値ではなく時間とし、
例えば第11図に示す様に時刻t0〜t1に相当する座標値x0
〜x1の間のみ拡大(縮小)表示しても良い。
例えば第11図に示す様に時刻t0〜t1に相当する座標値x0
〜x1の間のみ拡大(縮小)表示しても良い。
本実施例においてある区間の拡大係数を増加,減少し
て得られる新拡大係数によりテーブル41内の対応する拡
大係数は更新され、該更新値に基づき描画演算をするよ
うにして良い。
て得られる新拡大係数によりテーブル41内の対応する拡
大係数は更新され、該更新値に基づき描画演算をするよ
うにして良い。
尚、本発明においては、拡大係数a=1の時から表示
される罫線や目盛と、拡大係数a>1の時に表示される
追加分の罫線や目盛とを線種・表示色等により区別表示
することが可能である。
される罫線や目盛と、拡大係数a>1の時に表示される
追加分の罫線や目盛とを線種・表示色等により区別表示
することが可能である。
なおトレンドグラフの同一拡大係数の区間ごとに背景
色をつける方法については、第4図のトレンドグラフ表
示領域22の同一倍率区間のブロツクA〜Lに対し、予め
ユーザより指定された背景色での塗りつぶしを実施した
のち、罫線31やトレンドライン25の描画を行なうことに
よつて可能である。
色をつける方法については、第4図のトレンドグラフ表
示領域22の同一倍率区間のブロツクA〜Lに対し、予め
ユーザより指定された背景色での塗りつぶしを実施した
のち、罫線31やトレンドライン25の描画を行なうことに
よつて可能である。
本発明によれば、機能単体として、(1)表示倍率
(縮小・拡大・普通)の異なつた複数領域を1つのトレ
ンドグラフ上で表示可能となる。(2)チヤートライン
を領域ごとの表示倍率に応じて表示密度変化できる。
(3)目盛を領域ごとの表示密度に応じて表示内容が変
化し、指定のないかぎり表示位置(密度)が変化しない
ように表示できる。(4)同一表示倍率ごとに背景色指
定が可能であり、倍率の変化を色でオペレータに伝達可
能である。これらの機能により単なる部分縮小拡大の現
在表示のみならず、倍率の変化したことを罫線,目盛,
背景色の何れかを用いてオペレータに伝達可能となるな
どの効果がある。
(縮小・拡大・普通)の異なつた複数領域を1つのトレ
ンドグラフ上で表示可能となる。(2)チヤートライン
を領域ごとの表示倍率に応じて表示密度変化できる。
(3)目盛を領域ごとの表示密度に応じて表示内容が変
化し、指定のないかぎり表示位置(密度)が変化しない
ように表示できる。(4)同一表示倍率ごとに背景色指
定が可能であり、倍率の変化を色でオペレータに伝達可
能である。これらの機能により単なる部分縮小拡大の現
在表示のみならず、倍率の変化したことを罫線,目盛,
背景色の何れかを用いてオペレータに伝達可能となるな
どの効果がある。
また本発明の機能として、(1)システム全体のデー
タ変化傾向やシステムの運転モード等に応じて注目すべ
き部位の詳細な変化内容の拡大表示等が可能となるの
で、画面を監視するオペレータが全体の変化傾向を把握
しつつ詳細表示部の変化内容を実時間で監視可能とな
る。(2)縮小機能による不要情報の切捨てや、拡大機
能による必要情報の切出しが可能となるので、表示装置
としての編集機能が向上するなどの効果がある。
タ変化傾向やシステムの運転モード等に応じて注目すべ
き部位の詳細な変化内容の拡大表示等が可能となるの
で、画面を監視するオペレータが全体の変化傾向を把握
しつつ詳細表示部の変化内容を実時間で監視可能とな
る。(2)縮小機能による不要情報の切捨てや、拡大機
能による必要情報の切出しが可能となるので、表示装置
としての編集機能が向上するなどの効果がある。
第1A図は本発明による表示装置の一実施例を示す構成
図、第1B図は第1A図の表示管理データ用メモリの詳細を
示す図、第2図は表示ユニツトに表示されるデータとト
レンドデータ用メモリにストアされているデータとの関
係を示す図、第3図はトレンドグラフの表示例を示す
図、第4図は画面の表示領域での部分的拡大縮小表示と
管理テーブルとの関係図、第5図は本発明における表示
装置の一実施例における描画処理を説明するためのフロ
ーチヤート、第6A図は描画論理を説明する図、第6B図は
一つの描画ラインが複数区間にまたがる場合の描画論理
の説明図、第7図は表示領域への目盛の実効値を算出す
る方法を説明する図、第8図は部分拡大縮小に伴なう目
盛表示値の変更を示す図、第9図は入力データに応じて
部分拡大,縮小を行う実施例のフローチヤート、第10図
及び第11図は第9図の動作を説明するためのトレンドデ
ータの表示例を示す図。 2……データ収集装置、5……演算ユニツト、6……ト
レンドデータ用メモリ、7……表示用入力データ管理ユ
ニツト、10……データ処理装置、12……表示用トレンド
データ用メモリ、13……表示管理データ用メモリ、14…
…描画ユニツト、21……表示画面、22……トレンドグラ
フ表示領域。
図、第1B図は第1A図の表示管理データ用メモリの詳細を
示す図、第2図は表示ユニツトに表示されるデータとト
レンドデータ用メモリにストアされているデータとの関
係を示す図、第3図はトレンドグラフの表示例を示す
図、第4図は画面の表示領域での部分的拡大縮小表示と
管理テーブルとの関係図、第5図は本発明における表示
装置の一実施例における描画処理を説明するためのフロ
ーチヤート、第6A図は描画論理を説明する図、第6B図は
一つの描画ラインが複数区間にまたがる場合の描画論理
の説明図、第7図は表示領域への目盛の実効値を算出す
る方法を説明する図、第8図は部分拡大縮小に伴なう目
盛表示値の変更を示す図、第9図は入力データに応じて
部分拡大,縮小を行う実施例のフローチヤート、第10図
及び第11図は第9図の動作を説明するためのトレンドデ
ータの表示例を示す図。 2……データ収集装置、5……演算ユニツト、6……ト
レンドデータ用メモリ、7……表示用入力データ管理ユ
ニツト、10……データ処理装置、12……表示用トレンド
データ用メモリ、13……表示管理データ用メモリ、14…
…描画ユニツト、21……表示画面、22……トレンドグラ
フ表示領域。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小中 清司 茨城県日立市大みか町5丁目2番1号 日立プロセスコンピュータエンジニアリ ング株式会社内 (72)発明者 遠藤 実 茨城県日立市大みか町5丁目2番1号 日立プロセスコンピュータエンジニアリ ング株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−276053(JP,A) 特開 昭60−113158(JP,A) 特開 昭60−162288(JP,A) 特開 昭59−164915(JP,A)
Claims (9)
- 【請求項1】表示メモリと該表示メモリの内容を表示す
る表示画面とを有する表示手段を有する表示装置におい
て、 前記表示画面の表示領域を複数に分割して成る複数の表
示区間を画定する各区間の境界の表示画面上の座標値を
設定する境界座標設定手段と、 設定された該境界座標値をストアする座標メモリ手段
と、 前記表示画面の表示領域に対応する座標値を有する入力
データを格納する入力データメモリ手段と、 前記各表示区間の上記入力データの表示倍率を設定する
表示倍率設定手段と、 設定された表示倍率をストアする倍率メモリ手段と、 前記座標メモリ手段と前記倍率メモリ手段の内容に基づ
き、前記入力データメモリ手段内の入力データの座標値
に対応する表示倍率を読み出す手段と、 読み出された表示倍率に従って該入力データの座標値の
拡大又は縮小の演算を行い表示データに変換して上記表
示メモリに与える演算手段とを備え、 上記表示画面の表示領域に入力データの表示倍率の異な
る領域が複数存在する表示を行うことを特徴とする表示
装置。 - 【請求項2】前記拡大又は縮小に対応する同一倍率区間
毎の罫線表示密度を選択する手段と、前記同一倍率区間
毎の罫線表示位置を算出する手段とを備え、前記拡大又
は縮小によるレンジの変化に対応した罫線の表示を行う
ことを特徴とする請求項1記載の表示装置。 - 【請求項3】前記拡大又は縮小に対応した表示用目盛の
表示密度及び表示内容を選択する手段と、前記同一倍率
区間毎の目盛表示位置を算出する手段とを備え、前記拡
大又は縮小によるレンジの変化に対応した目盛の表示を
行うことを特徴とする請求項1記載の表示装置。 - 【請求項4】前記入力データメモリ手段内の入力データ
の表示情報の表示領域の設定を可変とする手段を備え、
表示画面に対する拡大又は縮小位置が変化せずに拡大又
は縮小の内容が変化するルーパ機能を有することを特徴
とする請求項1記載の表示装置。 - 【請求項5】前記表示画面に対する拡大又は縮小位置を
可変とする手段を備え、前記画面上の拡大又は縮小位置
が自由に変化するスクロール機能を有することを特徴と
する請求項1記載の表示装置。 - 【請求項6】前記拡大又は縮小に対応する同一倍率区間
毎の背景色情報を蓄えるメモリと、前記同一倍率区間毎
に背景色の表示を行う手段とを備え、表示画面上の同一
倍率区間に対応した背景色表示を行うことを特徴とする
請求項1記載の表示装置。 - 【請求項7】前記入力データメモリ手段内の入力データ
に応じて表示区間の表示倍率を増加又は減少させ新たな
表示倍率を得る表示倍率更新手段を備え、前記演算手段
は前記新たな表示倍率に従って演算を行うことを特徴と
する請求項1記載の表示装置。 - 【請求項8】前記表示倍率更新手段は前記入力データの
値が所定範囲内であるか否かを判定する手段と、該判定
手段によって前記入力データの値が所定範囲外と判定さ
れた場合に該入力データの表示情報に対応した表示区間
の表示倍率を増加して前記新たな表示倍率を得る手段と
を有することを特徴とする請求項7記載の表示装置。 - 【請求項9】前記入力データメモリ手段内の入力データ
のモードに応じて表示区間の表示倍率を増加又は減少さ
せ新たな表示倍率を得る表示倍率更新手段を備え、前記
演算手段は前記新たな表示倍率に従って演算を行うこと
を特徴とする請求項1記載の表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1246316A JP2865730B2 (ja) | 1988-09-26 | 1989-09-25 | 表示装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63-239032 | 1988-09-26 | ||
JP23903288 | 1988-09-26 | ||
JP1246316A JP2865730B2 (ja) | 1988-09-26 | 1989-09-25 | 表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02176698A JPH02176698A (ja) | 1990-07-09 |
JP2865730B2 true JP2865730B2 (ja) | 1999-03-08 |
Family
ID=26534044
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1246316A Expired - Fee Related JP2865730B2 (ja) | 1988-09-26 | 1989-09-25 | 表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2865730B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5684507A (en) * | 1994-09-07 | 1997-11-04 | Fluke Corporation | Method of displaying continuously acquired data on a fixed length display |
JP2010005139A (ja) * | 2008-06-26 | 2010-01-14 | Toshiba Corp | 超音波診断装置及び解析データ表示装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59164915A (ja) * | 1983-03-09 | 1984-09-18 | Mitsubishi Electric Corp | トレンド・グラフ表示装置 |
JPS60113158A (ja) * | 1983-11-25 | 1985-06-19 | Mitsubishi Electric Corp | トレンドグラフ表示装置 |
JPS60162288A (ja) * | 1984-02-01 | 1985-08-24 | 日本電気株式会社 | 画像拡大表示装置 |
JPH0719240B2 (ja) * | 1985-05-31 | 1995-03-06 | カシオ計算機株式会社 | グラフ表示機能を備えた小型電子式計算機 |
-
1989
- 1989-09-25 JP JP1246316A patent/JP2865730B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02176698A (ja) | 1990-07-09 |
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