JP2865686B2 - 低温耐衝撃性の熱可塑性成形材料からなる中空異形材 - Google Patents

低温耐衝撃性の熱可塑性成形材料からなる中空異形材

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JP2865686B2 JP1015191A JP1519189A JP2865686B2 JP 2865686 B2 JP2865686 B2 JP 2865686B2 JP 1015191 A JP1015191 A JP 1015191A JP 1519189 A JP1519189 A JP 1519189A JP 2865686 B2 JP2865686 B2 JP 2865686B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、低温耐衝撃性の、熱可塑性成形材料および
これからなる中空異形材に関する。
〔従来の技術〕 たとえば供給管用の熱可塑性材料の材料特性には、実
地の側から高度の要求がなされる。この熱可塑性材料は
搬送される物質に対して、不活性でなければならず、熱
負荷の場合についても形状安定でなければならない。屋
外で使用される導管については、天候の影響に耐える必
要が生じる。このことは、該導管が太陽光線、空気湿
度、寒冷等の作用下にその実用性を本質的に失なつては
ならないことを意味する。
成形品には、一般に全ての常用のポリアミド(PA)が
適している。それにもかかわらず、屋外での使用には、
制限がある。それで、炭素鎖中に10個以下のC原子を有
する少なくとも1種のモノマーを有する、工業的に使用
されるポリアミドのうち、水ないしは空気湿分に対して
強くは敏感でないものは知られていない。これにより、
衝撃強さ、とりわけ冷時における衝撃強さは著しく低下
する〔“クンストシユトツフタツシエンブウフ(Kunsts
tofftaschenbuch)”第19版、C.Hanser Verlag、第294
頁/295頁、表〕。
炭素鎖中に高いC原子数を有するポリアミド、たとえ
ばPA11ないしはPA12は好適である。それというのもこれ
らは高い耐候性ひいては改善された低温衝撃強さを有す
るからである。しかし、これらの工業的に良く使用され
る高級ポリアミドは、可塑剤と一緒に使用する場合に、
再び低温衝撃強さが低下するという欠点を有する。この
問題は、耐衝撃性改良剤の添加によつて解決しなければ
ならない(西ドイツ国特許出願公告第2716004号明細
書)。しかしこの場合、専門家は3成分系で作業するこ
とが強制されている。
PA11もしくはPA12の他の欠点は、これらがラクタムな
いしは相応するアミノカルボン酸から製造され、粗製ポ
リマーは当然になおモノマーおよびオリゴマーを含有
し、これらを生成物から付加的な作業工程で除去しなけ
ればならないことである。
可塑剤およびそのポリアミドにおいて使用することも
同様に公知である。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の課題は、可塑剤の使用の際にならびに天候
(たとえば湿分)の作用下に、低温衝撃強さの特性を失
なわないような、ポリアミドを主体とする成形材料を提
供することである。望ましくは、2成分系であるべきで
ある。
〔課題を解決するための手段〕
この課題は、 I. 1.5〜3.0の範囲内の相対粘度を有するポリアミド12
12と II. ポリアミドに対して可塑剤2〜25重量% とからなる成形材料によつて解決される。
望ましいPA1212は、1.8〜2.5の範囲内の相対粘度を有
するものである。
ポリアミドをPA1212と表示するのは国際規定に一致
し、その際はじめの数字は出発アミンのC原子数を示
し、あとの数字はジカルボン酸のC原子数を示す。一方
の数字のみが示されている場合、これはアミノカルボン
酸ないしはそのラクタムから出発していることを意味す
る。〔ドミニングハウス(H.Domininghaus)著、“デイ
ー・クンストシユトツフエ・ウント・イーレ・アイゲン
シヤフテン(Die Kunststoffeund ihre Eigenschafte
n)"VDI出版、1976年、第272頁〕。
PAについて適している可塑剤に関する一般的概要は、
ゲヒター/ミユラー(Gaechter/Mueller)著、“クンス
トシユトツフアデイテイベ(Kunststoffadditive)”、
ハンザー出版(Hanser Verlag)、第2版、第296頁から
知ることができる。
可塑剤として適当な常用の化合物は、たとえばアルコ
ール成分中に2〜12個のC原子を有する、p−ヒドロキ
シ安息香酸のエステル、アミン成分中に2〜12個のC原
子を有するアリールスルホン酸のアミド、望ましくはベ
ンゼンスルホン酸のアミドである。
可塑剤としては、とりわけp−ヒドロキシ安息香酸エ
チルエステル、トルエンスルホン酸−n−ブチルアミ
ド、トルエンスルホン酸−n−オクチルアミド、ベンゼ
ンスルホン酸−n−ブチルアミド、ベンゼンスルホン酸
−n−2−エチルヘキシルアミドが挙げられる。有利な
可塑剤はベンゼンスルホン酸−n−ブチルアミドであ
る。
望ましくは、本発明の材料は、それぞれポリアミドに
対して可塑剤4〜20重量%を含有する。
PA1212の製造は公知である〔ビーベツク/ミユラー
(R.Vieweg/A.Mueller)著、“クンストシユトツフハン
トブウフ(Kunststoffhandbuch)”第6巻−ポリアミド
(C.Hanser Verlag.、Muenchen1966年)第187頁;フロ
イド(Don.E.Floyd)著、“ポリアミド−レジンス(Pol
yamid−Resins)、第2版(Chapmann Hall Verlag,New
York/London、1966年)第55頁以降〕。
可塑剤のほかに、本発明の材料はなお常用の助剤およ
び添加剤、たとえば安定剤、顔料、充填剤、弾性剤を含
有することができる。
本発明による成形材料には、望ましい本発明による特
性を悪化しないことを前提として、他のポリアミドまた
はこれに公知のポリマーを混合することができる。
本発明による成形材料の製造は、従来技術から公知の
通常の方法、たとえば基体ポリアミド、可塑剤および場
合により助剤および添加剤を、2軸ニーダーで均質にす
るか、または可塑剤、場合により可塑剤に可溶の助剤お
よび添加剤と一緒に基体ポリアミド顆粒中へ拡散するこ
とにより行なわれる。
本発明による成形材料は、先行技術から公知のPAを主
体とする他の成形材料に比べて、一連の予期されない良
好な特性を示す。2成分系で作業できることが有利であ
る。出発モノマー中に低いC原子数(10)を有するPA
と比べて、本発明によれば天候の影響下で(特に寒冷時
でも)その良好な特性を維持する成形材料が得られる;
これは高いC原子数を有する可塑化されたPAと比較して
も言える。PA11ないしはPA12に比べてもう1つの利点
は、粗製ポリマーから付加的な作業工程でモノマーおよ
び低分子成分を抽出する必要のないPAが提供される点に
認められる。
明細書および実施例中に記載されたパラメーターは、
下記の方法を用いて測定された。
PAの相対粘度(ηrel.)は、25℃でm−クレゾール中
(m−クレゾール100ml中PA0.5g)で測定される(DIN53
727)。
実施例で使用された成形材料の冷間衝撃強さは、6.35
mmの外径と1mmの壁厚を有する管につき、測定された。
この管は、3帯域スクリューを有する20−D一軸スクリ
ュー押出機で約220〜240℃の、材料温度で製造された。
管の一部は未処理にし、第2の部分は水中で2時間煮
沸し、第3の部分は加熱炉中で空気を用い110℃で24時
間熱処理する。
熱処理した管、煮沸した管ないしは未処理の管それぞ
れ10個に、−40℃でSAE J844による低温衝撃強さ試験を
行う。破折された管の数は下記の表に記載されている。
英字で表された試験は本発明によるものでない。
〔実施例〕
PA1212の製造 耐圧重縮合釜中に、160℃の内部温度で、1,12−ドデ
カンジアミン(DA−12)/ドデカン二酸(DDS)−塩42.
8重量部(DA12 19.91重量部とDDS22.89重量部とから製
造)とDDS0.05重量部とを装入する。引き続き、釜に5
回真空をかけるかないしは窒素を充填することにより不
活性にする。これに、ロツクゲートを介して水4重量部
とH3PO40.01重量部とからなる混合物を添加し、次いで1
20分間撹拌下に220℃の内部温度に加熱し、その際19バ
ールの圧力が生成する。引き続き、90分にわたり連続的
に放圧し、釜の内容物を260℃の内部温度に加熱する。
所望の溶融粘度に到達した後、撹拌機を止め、20バール
の窒素過圧に調節し、30分の沈殿時間の後にPA1212(η
rel.=1.89)を紡糸ポンプを用いて搬出し、水浴中で冷
却後に顆粒化する。
ηrel.値を2.15に調節するため、PA1212を170℃で固
相で後縮合する。
PA12の製造 この製造は、西ドイツ国特許第2152194号明細書の例
1により行なう。最終的高さのηrel.値を達成するた
め、PA12を後縮合する。
成形材料の製造 PA100重量部、N,N′−ヘキサメチレン−ビス−(3,5
−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ)ジヒドロ桂皮酸ア
ミド1重量部ならびに表に記載した量の可塑剤を、2軸
スクリュー押出機中で均質にし、顆粒にし、0.05重量%
より低い残留水分に乾燥する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウーヴエ・ハルトコプフ ドイツ連邦共和国ハルテルン・ヨハニ ス‐グリユーター‐シユトラーセ 25 (72)発明者 ミヒヤエル・シユロボーム ドイツ連邦共和国マール・リツパー・ヴ エーク 195 (56)参考文献 特開 昭56−161426(JP,A) 特開 昭61−296030(JP,A) 特開 昭52−54748(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】I. 1.5〜3.0の範囲内の相対粘度を有する
    ポリアミド1212 II. ポリアミドに対して可塑剤2〜25重量% とからなる、低温耐衝撃性の熱可塑性成形材料からなる
    中空異形材。
  2. 【請求項2】1.8〜2.5の範囲内の相対粘度を有するポリ
    アミド1212からなる請求項1記載の中空異形材。
  3. 【請求項3】ポリアミドに対して4〜20重量%の可塑剤
    含量を有する請求項1又は2記載の中空異形材。
JP1015191A 1988-01-28 1989-01-26 低温耐衝撃性の熱可塑性成形材料からなる中空異形材 Expired - Lifetime JP2865686B2 (ja)

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