JP2865488B2 - 圧縮処理装置 - Google Patents

圧縮処理装置

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JP2865488B2
JP2865488B2 JP18951892A JP18951892A JP2865488B2 JP 2865488 B2 JP2865488 B2 JP 2865488B2 JP 18951892 A JP18951892 A JP 18951892A JP 18951892 A JP18951892 A JP 18951892A JP 2865488 B2 JP2865488 B2 JP 2865488B2
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金雄 渡辺
利一 古川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像データをデータ圧
縮する圧縮処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】データ圧縮の一方法としてブロック符号
化がある。例えばJPEG規格によれば、輝度信号(以
下例えばY)、色差信号(以下Pb、Pr)で構成され
た画像データは、各信号毎に水平垂直8×8画素のデー
タブロックに分割され、このデータブロックを単位とし
て、DCT変換、量子化及びハフマン符号化されてデー
タ圧縮される。
【0003】Yは画素全てのサンプルデータを圧縮し、
Pb及びPrはYのサンプリング周波数の2分の1の周
波数で水平方向にサブサンプリングしたサブサンプルデ
ータを圧縮している。Yをデータ圧縮するためには、デ
ータ圧縮のために必要となる空間ブロックを8×8画素
とすればよいが、Pb及びPrをデータ圧縮するために
は空間ブロックを16×8画素としなければならず、空
間ブロックは水平垂直16×8画素としなければならな
い。ゆえに、画像データを16m×8n(但し、m、n
は自然数)画素の画像サイズとしなければ、データ圧縮
を行えない。
【0004】従って、データ圧縮を行う場合には、画像
データにダミーとなる疑似データを付加して16m×8
n画素の画像サイズに変換する必要があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述するようにデータ
圧縮された圧縮データをデータ伸長すると、画像データ
だけではなく余分な疑似データもデータ伸長されるた
め、データ伸長後に、疑似データを除去しなければなら
ないという不都合がある。そこで、データ伸長時に疑似
データが発生しない様に、データ圧縮するエリアを空間
ブロックの整数倍に設定する必要がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の圧縮処理装置
は、画像データを記憶する記憶手段より該画像データを
読み出して表示し、エリア指定操作により指定されたエ
リアに対応する画像データを前記記憶手段より読み出
し、この画像データをM×N(但し、M、Nは自然数)
画素の空間ブロック単位でデータ圧縮する圧縮処理装置
において、該指定されたエリアを空間ブロックの整数倍
に正規化した正規化エリアを特定する正規化手段と、前
記正規化エリアに対応する画像データを読み出すための
読み出しアドレスを前記記憶手段に供給する読み出しア
ドレス供給手段とを、それぞれ配して成るものである。
【0007】また本発明の圧縮処理装置は、画像データ
を記憶する記憶手段と、該画像データに対応する画像を
表示する表示手段と、前記表示手段の画面上の任意の画
素位置を指示する指示手段と、前記指示手段により指示
される画素位置のうち任意の画素位置を起点として特定
する起点特定手段と、起点の画素位置と前記指示手段の
指示する画素位置により形成されるエリアを、データ圧
縮の空間的処理単位であるM×N(但し、M、Nは自然
数)画素の空間ブロック単位で、節度的に正規化し正規
化エリアを指定する正規化エリア指定手段と、該正規化
エリアを示す枠を前記表示手段に多重表示すべく枠情報
を発生する枠情報発生手段と、前記起点の画素位置と共
に正規化エリアを形成している終点の画素位置を固定し
て特定エリアを形成する終点特定手段と、該特定エリア
に対応する読み出しアドレスを前記記憶手段に供給する
読み出しアドレス供給手段と、前記記憶手段の読み出し
アドレスより読み出される画像データを該空間ブロック
単位でデータ圧縮する圧縮手段とを、それぞれ配して成
るものである。
【0008】
【作用】本発明によれば、記憶手段より画像データを読
み出して表示し、エリア指定操作により指定されたエリ
アをM×N(但し、M、Nは自然数)画素の空間ブロッ
クの整数倍に正規化し、得られる正規化エリアに対応す
る画像データを前記記憶手段より読み出し、この画像デ
ータを空間ブロック単位でデータ圧縮する。
【0009】また、記憶手段より画像データを読み出し
て表示し、起点の画素位置と指示手段の指示する画素位
置により形成されるエリアを、M×N(但し、M、Nは
自然数)画素の空間ブロック単位で、節度的に正規化
し、得られる正規化エリアを示す枠を表示手段に多重表
示し、起点の画素位置と共に正規化エリアを形成してい
る終点の画素位置を固定して特定エリアを形成し、該特
定エリアに対応する画像データを前記記憶手段より読み
出し、この画像データを空間ブロック単位でデータ圧縮
する。
【0010】
【実施例】以下、圧縮処理装置に本発明を採用した第1
の実施例と第2の実施例を説明する。 [1]第1の実施例 輝度信号(以下例えばY)、色差信号(以下例えばP
b、Pr)を用いて画像データが構成されている場合に
ついて述べる。
【0011】上述したようにデータ圧縮のための処理単
位となる空間ブロックは、水平垂直16×8画素としな
ければならないため、空間ブロック単位でデータ圧縮す
るには、水平垂直16m×8n画素(m、nは自然数)
のサイズの画像データが必要となる。従って、第1の実
施例は、任意の画像サイズの画像データをデータ圧縮す
る際、この画像サイズに最も近い16m×8n画素
(m、nは自然数)の画像サイズに正規化してデータ圧
縮するものである。
【0012】以下、第1の実施例の各機能ブロックの機
能を図1を用いて説明する。図1は第1の実施例の機能
ブロック図である。画像情報発生手段1は、例えばイメ
ージスキャナであり、様々な画像サイズの原画像を読み
取ることにより、様々な情報量の原画像データを発生す
る。例えば、A4サイズ(29.7cm×21cm)の
原画像を例えば125DPIの解像度で読み取ると、水
平方向に1461画素(29.7×125÷2.54≒
1461画素)、垂直方向に1033画素(21×12
5÷2.54≒1033画素)の情報量のイメージデー
タを発生する。
【0013】尚、画像情報発生手段1はイメージスキャ
ナでなく、例えば光ディスクドライブでも構成可能であ
ることは言うまでもない。書き込みアドレス供給手段2
は、イメージスキャナより読み取られたイメージデータ
を記憶手段3に書き込むための書き込みアドレスを供給
すべく、イメージデータの各画素に対応した書き込みア
ドレスを発生する。
【0014】記憶手段3は、イメージスキャナで発生さ
れたイメージデータ(水平垂直1461×1033画素
の画像サイズ)を記憶する。記憶手段3は、映像処理手
段4にイメージデータを供給し、圧縮手段9にイメージ
データのうち読み出しアドレス供給手段8で指定された
アドレスに記憶されている画像データを供給する。映像
処理手段4は、記憶手段3より読み出されたイメージデ
ータをハイビジョン信号に変換する。また、映像処理手
段4は、記憶手段3より読み出されたイメージデータ
と、指定操作手段6より供給されるカーソル情報と枠情
報を、表示手段5の画面上で多重表示すべく合成処理し
てハイビジョン信号に変換する。
【0015】表示手段5は、例えばハイビジョンモニタ
であり、映像処理手段4より得られるハイビジョン信号
を受けて、イメージデータに対応する原画像(1461
×1033画素の画像サイズ)を表示する。また、ハイ
ビジョンの画面サイズ(有効画素数)は水平垂直192
0×1035画素である。今、読み出されたイメージデ
ータに対応する原画像(1461×1033画素の画像
サイズ)が、ハイビジョンモニタ(1920×1035
画素の表示画素数)の画面のうち、例えば、座標(1
0,0)、(1470,0)、(10,1032)、
(1470,1032)で囲まれた表示領域に表示され
ているとする。
【0016】指定操作手段6は、始点入力手段(図示せ
ず)と終点入力手段(図示せず)を有する。始点入力手
段は、例えば(10,0)の画素を始点として入力す
る。終点入力手段は、例えば(1459,1029)の
画素を終点として入力する。従って、始点と終点を対角
線の端点とする矩形領域即ち指定エリア{座標(10,
0)、(1459,0)、(10,1029)、(14
59,1029)で囲まれた領域}が指定される。
【0017】また、指定操作手段6は、表示画面上の画
素を示すカーソル情報及びこの指定エリアの外周を示す
枠情報を映像処理手段4に供給し、始点情報及び終点情
報を正規化手段7に供給する。尚、始点の画素位置は必
ずしも指定エリアの対角線の端点とは限らず、指定エリ
アの対角線の中点でもよいことは言うまでもない。
【0018】更に、始点を指定エリアの左上の画素位
置、終点を指定エリアの右下の画素位置としたが、始点
を指定エリアの右上の画素位置、終点を指定エリアの左
下の画素位置としてもよいことは言うまでもない。また
更に、この場合は、原画像の左上の画素を始点として指
定エリアを指定したが、原画像のうちのどのエリアを指
定エリアとしてもよいことは言うまでもない。
【0019】正規化手段7は、指定操作手段6より得ら
れる始点情報及び終点情報より、指定エリアの画像サイ
ズ(1450×1030画素)を演算する。さらに、指
定エリアの画像サイズが水平垂直16m×8n画素(空
間ブロックの整数倍)であるか否かを判定する。指定エ
リアの画像サイズが空間ブロックの整数倍でないとき
は、指定エリアより内側に存在する全ての空間ブロック
を正規化エリアとして指定する。また、指定エリアの画
像サイズが空間ブロックの整数倍のときは、指定エリア
を正規化エリアとして指定する。
【0020】例えば、この場合、指定エリアが1450
×1030画素であるため、空間ブロックの整数倍でな
いと判定される。従って、正規化エリアのサイズは、1
440×1024画素(m=90、n=128)に正規
化され、(10,0)から空間ブロックを配置すると、
正規化エリアは、(10,0)、(1449,0)、
(10,1023)、(1449,1023)となる。
【0021】また、正規化エリアの画素位置を読み出し
アドレス供給手段8に供給し、正規化エリアのサイズ
(1440×1024画素)を記録手段10に供給す
る。尚、指定エリアから正規化エリアを除いた除去領域
(図2の斜線部分)は、指定エリアの右端部分と、下端
部分に形成されているが、この除去領域は、指定エリア
のどの端辺に隣接して形成されていてもよいことは言う
までもない(図2参照)。
【0022】読み出しアドレス供給手段8は、正規化手
段7で正規化された正規化エリアの各画素に対応する読
み出しアドレスを供給する。圧縮手段9は、読み出しア
ドレス供給手段8で供給された読み出しアドレスより読
み出された正規化エリアの画像データ(1440×10
24画素、m=90、n=128)を空間ブロック単位
でデータ圧縮する。
【0023】記録手段10は、例えば光ディスクドライ
ブであり、圧縮手段9でデータ圧縮された圧縮データと
共に、正規化手段7より供給される正規化エリアのサイ
ズ情報を記録媒体11に記録する。記録媒体11は、例
えば光ディスクであり、前記圧縮データ及び正規化エリ
アのサイズ情報を記録する。
【0024】以下、第1の実施例の動作を説明する。画
像情報発生手段1より発生されるイメージデータは、書
き込みアドレス供給手段2より供給される書き込みアド
レスに基づいて記憶手段3に記憶される。記憶されたイ
メージデータは映像処理手段4でハイビジョン信号に変
換され、イメージデータに対応する原画像がハイビジョ
ンモニタに表示される。
【0025】原画像が表示されたハイビジョンの画面上
にマウスカーソルが表示され、操作者は、マウスを用い
て指定したい領域の始点にマウスカーソルを移動させ、
この位置の画素をクリックする。これにより始点が固定
され、画面上に、この始点の画素と表示中のマウスカー
ソルの画素を対角線とする矩形領域の外周を示す枠が多
重表示される。再度、マウスをクリックして終点を特定
することにより、枠で囲まれた指定エリア{座標(1
0,0)、(1459,0)、(10,1029)、
(1459,1029)で囲まれた領域}が特定される
(指定操作手段6)。終点を特定することで多重表示さ
れていた枠は消える。
【0026】尚、指定操作手段6は、マウスとは限ら
ず、キーボードあるいは座標入力による構成でもよく、
適宜選択すればよい。また、多重表示された枠は終点特
定と共に消えるとは限らず、多重表示された状態のまま
でもよいことは言うまでもない。指定エリアの始点と終
点の位置情報より、指定エリアの画像サイズを演算する
(1450×1030画素)。この指定エリアは、空間
ブロックの整数倍ではないと判定される。正規化エリア
のサイズは、1440×1024画素(m=90、n=
128)に正規化され、(10,0)から空間ブロック
を配置すると、正規化エリアは、(10,0)、(14
49,0)、(10,1023)、(1449,102
3)で囲まれた領域となる。従って、指定エリア内の過
不足のない完全な空間ブロックで構成される正規化エリ
アが特定される(正規化手段7)。
【0027】尚、正規化エリアが特定された際、操作者
に対する確認の意味で、正規化手段7より正規化エリア
の外周を示す枠情報を映像処理手段4に供給して、ハイ
ビジョンモニタに正規化エリアに対応する枠を表示する
構成にしてもよい。正規化エリアの各画素は、記憶手段
3の対応する読み出しアドレスに変換され、読み出しア
ドレスが記憶手段3に供給される。供給された読み出し
アドレスより正規化エリアの画像データが読み出され、
圧縮手段9で空間ブロック単位でデータ圧縮される。記
録手段10(光ディスクドライブ)を介して、データ圧
縮された圧縮データが記録媒体11(光ディスク)に記
録される。更に、正規化手段7より得られる正規化エリ
アのサイズ情報(1440×1024画素)が記録手段
10を介して、記録媒体11に記録される。
【0028】従って、正規化された正規化エリアの画像
データをデータ圧縮した圧縮データが記録媒体11に記
録され、更に、正規化エリアのサイズ情報も記録され
る。また、本実施例では、正規化手段7は指定エリアよ
り内側に存在する全ての空間ブロックを正規化エリアと
して特定しているが、指定エリア内の画素を含む全ての
空間ブロックを正規化エリアとして特定しても、実施可
能であることは言うまでもない。例えば、(10,
0)、(1459,0)、(10,1029)、(14
59,1029)で囲まれた領域を指定エリア(145
0×1030画素サイズ)とすると、(10,0)、
(1465,0)、(10,1031)、(1465,
1031)で囲まれた領域(1456×1032画素サ
イズ、m=91、n=129)を正規化エリアとして特
定し、この正規化エリアに対応する読み出しアドレスを
記憶手段3に供給し、読み出しアドレスから正規化エリ
アの画像データを読み出し、これをデータ圧縮して記録
媒体11に記録する。さらに、正規化エリアのサイズ情
報(1456×1032画素サイズ)を記録媒体11に
記録する。
【0029】尚、本実施例では、Yと、Yのサンプリン
グ周波数の2分の1の周波数で水平方向にサブサンプリ
ングしたPb及びPrに関して説明したが、Pb及びP
rは任意のサンプリング周波数でサンプリングしたもの
でよく(例えばYのサンプリング周波数と同じサンプリ
ング周波数でサンプリングしたもの、例えばYのサンプ
リング周波数の4分の1のサンプリング周波数でサブサ
ンプリングしたもの等)、そのような構成にしても本実
施例が実施可能であることは言うまでもない。
【0030】また、輝度信号、色差信号は、それぞれ
Y、Pb、Prとは限らず、適宜選択すればよい。更
に、指定操作手段6で指定エリアを特定せず、ハイビジ
ョンモニタに表示される原画像(1461×1033画
素サイズ)を指定エリアとしても、本実施例は実施可能
であることはいうまでもない。
【0031】また更に、本実施例では、正規化エリアの
画像サイズを指定エリアの画像サイズに最も近く設定し
たが、正規化エリアの画像サイズは必ずしも前述する画
像サイズに制限されることはなく、必要に応じて、大き
くまたは小さく設定することも可能であり、そのような
構成が本発明に含まれることは言うまでもない。 [2]第2の実施例 上述する第1の実施例では、任意のサイズの指定エリア
を特定した後、指定エリアを空間ブロック整数個分の正
規化エリアに正規化している為、特定後にエリアサイズ
が変動し、希望通りの特定が困難となる。そこで、特定
操作前に正規化エリアを表示するように構成したほうが
よい場合もある。
【0032】そこで、第2の実施例では、最初から正規
化されたエリアのみを指定する構成について説明する。
第1の実施例と同様に輝度信号(以下例えばY)、色差
信号(以下例えばPb、Pr)を用いて画像データが構
成されている場合について述べる。従って、空間ブロッ
クは、水平方向に16画素、垂直方向に8画素である。
【0033】図3は第2の実施例の機能ブロック図であ
る。以下、第2の実施例の機能を説明する。画像情報発
生手段12は、例えばイメージスキャナであり、様々な
画像サイズの原画像を読み取ることにより、様々な情報
量の原画像データを発生する。例えば、A4サイズ(2
9.7cm×21cm)の原画像を例えば125DPI
の解像度で読み取ると、水平方向に1461画素(2
9.7×125÷2.54≒1461画素)、垂直方向
に1033画素(21×125÷2.54≒1033画
素)の情報量のイメージデータを発生する。
【0034】尚、画像情報発生手段12はイメージスキ
ャナでなく、例えば光ディスクドライブでも構成可能で
あることは言うまでもない。書き込みアドレス供給手段
13は、イメージスキャナより読み取られたイメージデ
ータを記憶手段14に書き込むための書き込みアドレス
を供給すべく、イメージデータの各画素に対応した書き
込みアドレスを発生する。
【0035】記憶手段14は、イメージスキャナで発生
されたイメージデータ(水平垂直1461×1033画
素の画像サイズ)を記憶する。記憶手段14は、映像処
理手段15にイメージデータを供給し、圧縮手段25に
イメージデータのうち読み出しアドレス供給手段24で
指定されたアドレスに記憶されている画像データを供給
する。
【0036】映像処理手段15は、記憶手段14より読
み出されたイメージデータをハイビジョン信号に変換す
る。また、映像処理手段15は、記憶手段14より読み
出されたイメージデータ、カーソル情報発生手段18よ
り供給されるカーソル情報及び枠情報発生手段21より
供給される枠情報を、表示手段16の画面上で多重表示
すべく合成処理してハイビジョン信号に変換する。
【0037】表示手段16は、例えばハイビジョンモニ
タ(表示有効画素数1920×1035画素)であり、
映像処理手段15より得られるハイビジョン信号を受け
て、イメージデータに対応する原画像(1461×10
33画素の画像サイズ)を表示する。指示手段17は、
原画像が表示されているハイビジョンモニタの画面上の
任意の画素を指示し、カーソル情報発生手段18と起点
特定手段19と正規化エリア指定手段20に、指示され
た画素の位置情報を供給する。これは、例えばマウスの
画素指示の機能である。
【0038】カーソル情報発生手段18は、指示手段1
7より供給された位置情報に従ってカーソル情報を映像
処理手段15に供給する。従って、表示手段16にはカ
ーソルが表示され、指示手段17を操作すると、表示画
面上でカーソルが移動し、指示手段の指示する画素が変
わる。起点特定手段19は、指示手段17により指示さ
れる画素位置のうち任意の画素位置を起点として特定す
る。これは、例えばマウスのクリックの機能である。ま
た、起点特定手段19は、起点として特定された画素の
位置情報を、正規化エリア指定手段20と枠情報発生手
段21と特定エリア形成手段23に供給する。
【0039】正規化エリア指定手段20は、起点特定手
段19で特定された起点の画素位置と指示手段17の指
示する画素位置を対角線の端点とする矩形エリアを、デ
ータ圧縮に必要となる16×8画素の空間ブロックの整
数個分で形成される正規化エリアに正規化する。即ち、
起点の画素位置に水平垂直16×8画素の空間ブロック
の4つの端点の何かの画素を合わせ、矩形エリア内に空
間ブロックを敷き詰めたときに、矩形エリア内で最大と
なる空間ブロック整数個分で形成されるエリアが正規化
エリアである。言い換えれば、矩形エリアより内側に存
在する全ての過不足のない空間ブロックで形成されるエ
リアが正規化エリアである。
【0040】従って、指示手段17の指示する画素位置
を移動させて、起点の画素と指示手段17の指示する画
素位置で形成される上記矩形エリアを拡げたり狭くした
りすると、逐次矩形エリアが正規化されて、起点の画素
位置と共に正規化エリアを成している終点の画素位置が
空間ブロック単位でステップ状に移動するため、起点の
画素位置と終点の画素位置を対角線の端点とする正規化
エリアは、節度的に拡がったり狭くなったりする。ま
た、正規化エリア指定手段20は、枠情報発生手段21
と終点特定手段22に正規化エリアの対角線の端点のひ
とつである終点の位置情報を供給する。
【0041】更に、起点の画素位置より、指示手段17
を操作して、正規化エリアを拡げたり狭くしたりする場
合、指示手段17の指示する画素位置は、起点の画素を
中心とする360度、どの方向でもよいことは言うまで
もない。枠情報発生手段21は、起点特定手段19で特
定された起点の画素と、正規化エリア指定手段20より
得られる終点の位置情報より形成される正規化エリアの
外周を示す枠情報を映像処理手段15に発生する。従っ
て、表示手段16の画面上に正規化エリアを表す枠が多
重表示される。
【0042】終点特定手段22は、正規化エリア指定手
段20より得られ、起点の位置情報と共に正規化エリア
を成している移動可能な終点の位置情報を固定する。即
ち、起点の画素位置と正規化エリア指定手段20より得
られる終点の画素位置を対角線の端点とする正規化エリ
アを固定すべく終点の画素位置を固定する。これは、起
点特定手段19と同様に、例えばマウスのクリックの機
能である。
【0043】特定エリア形成手段23は、起点特定手段
19より得られる起点の位置情報と終点特定手段22で
固定された終点の位置情報を対角線の端点とする特定エ
リアを形成する。特定エリアは、指示手段17を操作す
るに従い、逐次節度的に変化する正規化エリアの終点の
位置情報を固定することにより、正規化エリアを固定し
たものであり、空間ブロック整数個分で形成されてい
る。また、特定エリア形成手段23は、特定エリアの画
素位置を読み出しアドレス供給手段24に供給し、特定
エリアのサイズ情報を記録手段26に供給する。
【0044】読み出しアドレス供給手段24は、特定エ
リア形成手段23より得られる特定エリアの各画素に対
応する読み出しアドレスを供給する。圧縮手段25は、
読み出しアドレス供給手段24で供給された読み出しア
ドレスより読み出された特定エリアの画像データを空間
ブロック単位でデータ圧縮する。
【0045】記録手段26は、例えば光ディスクドライ
ブであり、圧縮手段25でデータ圧縮された圧縮データ
と共に、特定エリア形成手段23より供給される特定エ
リアのサイズ情報を記録媒体27に記録する。記録媒体
27は、例えば光ディスクであり、前記圧縮データ及び
特定エリアのサイズ情報を記録する。
【0046】以下、第2の実施例の動作を説明する。画
像情報発生手段12より発生されるイメージデータは、
書き込みアドレス供給手段13より供給される書き込み
アドレスに基づいて記憶手段14に記憶される。記憶さ
れたイメージデータは映像処理手段15でハイビジョン
信号に変換され、イメージデータに対応する原画像がハ
イビジョンモニタ16に表示される。
【0047】原画像が表示されたハイビジョンの画面上
にマウスの指示位置を示すカーソルが表示され、操作者
は、指示手段17を操作して、起点としたい画素位置に
カーソルを移動させ、この位置で起点特定手段19を機
能させる。従って、起点が特定され、画面上に枠が発生
する。さらに、指示手段17を操作すると、起点の画素
位置より、枠がステップ状に拡がりあるいは狭くなり、
正規化エリアが逐次指定される(正規化エリア指定手段
20)。
【0048】操作者は、指示手段17を操作することに
より、枠を起点の画素位置より節度的に変化させ、デー
タ圧縮したい領域を特定すべく終点特定手段22を機能
させ、正規化エリアの終点を固定し(終点特定手段2
2)、特定エリアを決定する(特定エリア形成手段2
3)。終点特定手段22の動作に伴い、表示された枠は
画面上より消える。
【0049】尚、多重表示された枠は終点特定と共に消
えるとは限らず、多重表示された状態のままでもよいこ
とは言うまでもない。従って、特定エリアに対応する読
みだしアドレスが発生し、記憶手段14に記憶されてい
るイメージデータのうち、特定エリアに対応する画像デ
ータが読み出され、圧縮手段25で空間ブロック単位で
データ圧縮され、記録手段26により記録媒体27に圧
縮データが記録される。また、特定エリアが決定される
と、そのサイズ情報が特定エリア形成手段23より記録
手段26に供給され、記録媒体27に記録される。
【0050】以上のようにして、操作者は、画面上に表
示されたデータ圧縮の処理単位である空間ブロックの整
数個分の正規化エリアを示す枠が拡がったり狭くなった
りするのを確認しながら正規化エリアを指定でき、指定
した正規化エリアを固定した特定エリア(空間ブロック
の整数倍のサイズ)に対応する画像データをデータ圧縮
することが可能である。
【0051】尚、起点の画素位置は必ずしも矩形エリア
及び正規化エリアの対角線の端点とは限らず、両エリア
の対角線の中点でもよいことは言うまでもない。この場
合、枠情報発生手段21で発生される枠情報は、起点の
画素位置を対角線の中点とし、正規化エリア指定手段2
0より得られる終点の画素位置を対角線の端点として得
られる正規化エリアを示すものであり、特定エリア形成
手段23で形成される特定エリアも同様に、起点の画素
位置を対角線の中点とし、終点特定手段22より得られ
る固定された終点の画素位置を対角線の端点として得ら
れるエリアである。
【0052】また、正規化エリア指定手段20は、起点
の画素位置と指示手段17の指示する画素位置より形成
される矩形エリアを逐次正規化して正規化エリアを指定
しているが、正規化エリア指定手段20は必ずしもこれ
に限らず、起点の画素位置を特定した時点で、空間ブロ
ックの画素サイズに基づいて、正規化エリアの終点の画
素位置の候補が網の目状に挙げられるため、起点の画素
位置が特定された後に、この候補点を演算して必要に応
じて記憶し、指示手段17の指示する画素位置を上記候
補点に限定して正規化エリアを特定する構成も本発明に
含まれることは言うまでもない。
【0053】更に、指示手段17、起点特定手段19及
び終点特定手段22をマウスの機能のひとつとしたが、
指示手段17を例えばキーボードの矢印キー、起点特定
手段19及び終点特定手段22を例えばキーボードのエ
ンターキーとしてもよく、画素位置を指示でき(指示手
段17)、画素位置を固定できる(起点特定手段19及
び終点特定手段22)ものなら何でもよい。
【0054】尚、第2の実施例では、正規化手段7は矩
形エリアより内側に存在する全ての空間ブロックで形成
されるエリアを正規化エリアとして指定しているが、第
1の実施例と同様に、矩形エリア内の画素を含む全ての
空間ブロックを正規化エリアとして指定しても、実施可
能であることは言うまでもない。また、第2の実施例で
は、Yと、Yのサンプリング周波数の2分の1の周波数
で水平方向にサブサンプリングしたPb及びPrに関し
て説明したが、Pb及びPrは任意のサンプリング周波
数でサンプリングしたものでよく(例えばYのサンプリ
ング周波数と同じサンプリング周波数でサンプリングし
たもの、例えばYのサンプリング周波数の4分の1のサ
ンプリング周波数でサブサンプリングしたもの等)、そ
のような構成にしても本実施例が実施可能であることは
言うまでもない。
【0055】また更に、輝度信号、色差信号は、それぞ
れY、Pb、Prとは限らず、適宜選択すればよい。
尚、前述する第1の実施例及び第2の実施例の機能(回
路)ブロックは、必要に応じてそれぞれソフトウエアで
構成してもハードウエアで構成してもよく、本発明が何
かの態様をも含むことは言うまでもない。
【0056】更に、前述する両実施例は本発明の例示に
過ぎず、必要に応じて種々の変更が可能であり、特許請
求の範囲に記載された本発明は、それらの変更を全て包
含するものである。
【0057】
【発明の効果】従って、本発明は、画像データに疑似デ
ータを付加せずに、画像データをデータ圧縮するため、
データ伸長後、疑似データを除去するという煩雑な操作
を必要とせず、その効果は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の機能ブロック図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施例の画像を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施例の機能ブロック図であ
る。
【符号の説明】
3 記憶手段 5 表示手段 6 指定操作手段 7 正規化手段 8 読み出しアドレス供給手段 9 圧縮手段
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 1/41 - 1/419 H04N 7/24 - 7/68 H04N 1/38 - 1/393

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを記憶する記憶手段より該画
    像データを読み出して表示し、エリア指定操作により指
    定されたエリアに対応する画像データを前記記憶手段よ
    り読み出し、この画像データをM×N(但し、M、Nは
    自然数)画素の空間ブロック単位でデータ圧縮する圧縮
    処理装置において、 該指定されたエリアを空間ブロックの整数倍に正規化し
    た正規化エリアを特定する正規化手段と、 前記正規化エリアに対応する画像データを読み出すため
    の読み出しアドレスを前記記憶手段に供給する読み出し
    アドレス供給手段とを、 それぞれ配して成る圧縮処理装置。
  2. 【請求項2】 前記正規化手段は、前記指定エリアより
    内側に存在する全ての空間ブロックを正規化エリアとす
    る請求項1記載の圧縮処理装置。
  3. 【請求項3】 前記正規化手段は、前記指定エリア内の
    画素を含む全ての空間ブロックを正規化エリアとする請
    求項1記載の圧縮処理装置。
  4. 【請求項4】 画像データを記憶する記憶手段と、 該画像データに対応する画像を表示する表示手段と、 前記表示手段の画面上の任意の画素位置を指示する指示
    手段と、 前記指示手段により指示される画素位置のうち任意の画
    素位置を起点として特定する起点特定手段と、 起点の画素位置と前記指示手段の指示する画素位置によ
    り形成されるエリアを、データ圧縮の空間的処理単位で
    あるM×N(但し、M、Nは自然数)画素の空間ブロッ
    ク単位で、節度的に正規化し正規化エリアを指定する正
    規化エリア指定手段と、 該正規化エリアを示す枠を前記表示手段に多重表示すべ
    く枠情報を発生する枠情報発生手段と、 前記起点の画素位置と共に正規化エリアを形成している
    終点の画素位置を固定して特定エリアを形成する終点特
    定手段と、 該特定エリアに対応する読み出しアドレスを前記記憶手
    段に供給する読み出しアドレス供給手段と、 前記記憶手段の読み出しアドレスより読み出される画像
    データを該空間ブロック単位でデータ圧縮する圧縮手段
    とを、 それぞれ配して成る圧縮処理装置。
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