JP3015595B2 - 伸長画像処理装置 - Google Patents

伸長画像処理装置

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JP3015595B2
JP3015595B2 JP17560692A JP17560692A JP3015595B2 JP 3015595 B2 JP3015595 B2 JP 3015595B2 JP 17560692 A JP17560692 A JP 17560692A JP 17560692 A JP17560692 A JP 17560692A JP 3015595 B2 JP3015595 B2 JP 3015595B2
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金雄 渡辺
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧縮画像データを伸長
して記憶する伸長画像処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】圧縮伸長方法の一方法としてブロック符
号化がある。例えばJPEG規格によれば、輝度信号
(以下例えばY)、色差信号(以下Pb、Pr)で構成
された画像データは、各信号毎に水平垂直8×8画素の
データブロックに分割され、このデータブロックを単位
として、DCT変換、量子化及びハフマン符号化されて
データ圧縮される。
【0003】Yは画素全てのサンプルデータを圧縮し、
Pb及びPrはYのサンプリング周波数の2分の1の周
波数で水平方向にサブサンプリングしたサブサンプルデ
ータを圧縮している。従って、Yをデータ圧縮するため
には、データ圧縮のために必要となる空間ブロックを8
×8画素とすればよいが、Pb及びPrをデータ圧縮す
るためには空間ブロックを16×8画素としなければな
らず、空間ブロックは水平垂直16×8画素としなけれ
ばならない。ゆえに、画像データは16m×8n(但
し、m、nは自然数)画素の画像サイズとしなければデ
ータ圧縮できない。
【0004】16m×8n画素の画像サイズとなってい
ない画像データは、16m×8n画素の画像サイズにな
るように、疑似データ及び指定外エリアの画像データを
含めてデータ圧縮される。尚、疑似データとは、図2に
示すように、例えば16m×8n画素の画像サイズとな
っていない画像データ(1590×795画素)に基づ
いて作成されたデータ(斜線部分)である。また、指定
外エリアの画像データとは、図4に示すように、16m
×8n画素の画像サイズの圧縮伸長エリアの画像データ
(1600×800画素)のうち、16m×8n画素の
画像サイズとなっていない指定エリアの画像データ(1
590×795画素)を除いたデータ(斜線部分)であ
る。
【0005】このようにして16m×8n画素の画像サ
イズになるように疑似データ及び指定外エリアの画像デ
ータを含めてデータ圧縮された圧縮データをデータ伸長
する場合は、圧縮する場合と逆の手順でデータ伸長さ
れ、得られる疑似データ及び指定外エリアの画像データ
を含む画像データは16m×8n画素の画像サイズとな
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】データ伸長された水平
垂直16m×8n画素の画像サイズの画像データ(疑似
データ及び指定外エリアの画像データを含む)を映像処
理して例えばハイビジョンモニタに表示すると、表示す
べき画像データの他に、疑似データ及び指定外エリアの
画像データがモニタに表示されるという不都合がある。
【0007】本発明は、上述した不都合に鑑みて為され
たものであり、付加された疑似データ及び指定外エリア
の画像データを背景データで置き換える伸長画像処理装
置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の伸長画像処理装
置は、予め背景データを記憶する記憶手段に、任意のサ
イズの画像データを更新記録し、背景付きの画像データ
を形成する画像処理装置において、前記画像データをM
×N(但しM、Nは1以上の自然数)画素の空間ブロッ
ク単位でデータ圧縮する際に、画像データの一部存在し
ない空間ブロックに対して疑似データを付加して圧縮処
理した圧縮データを記録して成る記録媒体と、該記録媒
体より再生される再生圧縮データをデータ伸長して疑似
データを含む画像データを生成する伸長手段と、疑似デ
ータを含む画像データを前記記憶手段に記憶させる画像
データ記憶制御手段と、疑似データを含む画像データを
記憶する前に、疑似データを記憶すべきアドレスに記憶
されている背景データを退避アドレスに転送させる退避
転送手段と、疑似データを含む画像データを記憶した後
に、退避アドレスに記憶した背景データを疑似データの
記憶アドレスに再転送させる復帰転送手段とを、それぞ
れ配して成るものである。
【0009】また、本発明の伸長画像処理装置は、指定
操作により特定される指定エリアの画像データを、予め
背景データを記憶する記憶手段に更新記録し、背景付き
の画像データを形成する画像処理装置において、前記指
定エリアと指定外エリアにより構成され、M×N(但し
M、Nは自然数)画素の空間ブロックに分割される圧縮
伸長エリアの画像データを、前記空間ブロック単位で圧
縮処理した圧縮データを記録して成る記録媒体と、該記
録媒体より再生される再生圧縮データをデータ伸長して
指定外エリアの画像データを含む圧縮伸長エリアの画像
データを生成する伸長手段と、圧縮伸長エリアの画像デ
ータを前記記憶手段に記憶させる画像データ記憶制御手
段と、圧縮伸長エリアの画像データを記憶する前に、指
定外エリアの画像データを記憶すべきアドレスに記憶さ
れている背景データを退避アドレスに転送させる退避転
送手段と、圧縮伸長エリアの画像データを記憶した後
に、退避アドレスに記憶した背景データを指定外エリア
の画像データの記憶アドレスに再転送させる復帰転送手
段とを、それぞれ配して成るものである。
【0010】
【作用】本発明によれば、記録媒体より再生される再生
圧縮データをデータ伸長し、生成された疑似データを含
む画像データあるいは圧縮伸長エリアの画像データを記
憶する前に、疑似データあるいは指定外エリアの画像デ
ータを記憶すべきアドレスに記憶されている背景データ
を退避アドレスに転送させ、疑似データを含む画像デー
タあるいは圧縮伸長エリアの画像データを記憶した後
に、退避アドレスに記憶した背景データを疑似データあ
るいは指定外エリアの画像データの記憶アドレスに再転
送させる。
【0011】
【実施例】以下、伸長画像処理装置に本発明を採用した
第1の実施例及び第2の実施例を説明する。 [1]第1の実施例 図1は第1の実施例の機能ブロック図である。
【0012】輝度信号(以下例えばY)、色差信号(以
下例えばPb、Pr)を用いて画像データが構成されて
いる場合を説明する。尚、輝度信号、色差信号は、それ
ぞれY、Pb、Prでなくてもよく、適宜選択すればよ
い。上述したようにデータ圧縮のために必要となる空間
ブロックは、水平垂直16×8画素としなければならな
いため、空間ブロック単位でデータ圧縮するには、水平
垂直16m×8n画素(m、nは自然数)のサイズの画
像データが必要となる。
【0013】図2に示すように、例えば、水平垂直15
90×795画素の画像サイズの画像データを上述する
空間ブロック(16m×8n画素)で分割した場合、水
平方向に6画素、垂直方向に3画素分の端数となる画素
が生じる(m=99、n=99)。本実施例では、この
端数に相当する画素に、それぞれ水平方向に10画素、
垂直方向に5画素の疑似データ(斜線部分)を付加し
て、丁度、空間ブロック整数個分で構成される圧縮伸長
エリアを形成し、この圧縮伸長エリアの画像データ(疑
似データを含む画像データ)をデータ圧縮した圧縮デー
タをデータ伸長するものである。即ち、疑似データと
は、画像データを補って空間ブロック整数個分の圧縮伸
長エリアの画像データに拡張するために設けられた仮の
データであり、画像データのうち疑似データに隣接する
最外周ラインの画像データと同一の画像情報で構成され
る。尚、疑似データは画像データの四隅ならどこに付加
されていてもよい。
【0014】以下、第1の実施例の各機能ブロックの機
能を図1を用いて説明する。記録媒体1は、例えば光デ
ィスクであり、光ディスク1には、データ領域とサイズ
領域がある。データ領域には、1600×800画素サ
イズの圧縮伸長エリアの画像データを圧縮処理した圧縮
データ、及び例えばハイビジョンの画面全域に表示でき
る画像サイズの背景データ(1920×1040画素)
を圧縮処理した圧縮背景データが記録されている。サイ
ズ領域には、画像データの画像サイズ(1590×79
5画素)と圧縮伸長エリアの画像データの画像サイズ
(1600×800画素)、及び背景データの画像サイ
ズ(1920×1040画素)が記憶されている。
【0015】尚、サイズ領域は必ずしも記録媒体1に設
けなくてもよく、データ領域に記録されている圧縮デー
タ及び圧縮背景データとの対応付けが為された構成にな
っていれば、これを例えばハードディスク等の別の記録
媒体に設けてもよい。更に、圧縮伸長エリアの画像デー
タの画像サイズは必ずしも必要ではなく、画像データの
画像サイズを用いて、圧縮伸長エリアの画像データの画
像サイズを特定できる構成になっていれば、これは記録
されている必要はない。
【0016】また、背景データ及び画像データは、どの
ような画像の色及び画像の模様でもよく、適宜選択すれ
ばよい。再生手段2は、記録媒体1のサイズ領域に記録
された画像データの画像サイズ、圧縮伸長エリアの画像
データの画像サイズ及び背景データの画像サイズを再生
すると共に、データ領域に記録された圧縮データ及び圧
縮背景データを再生する光ディスクドライブである。
【0017】伸長手段3は、圧縮データ及び圧縮背景デ
ータをデータ伸長するものである。圧縮データがデータ
伸長されて、1600×800画素サイズの圧縮伸長エ
リアの画像データが生成される。また、圧縮背景データ
がデータ伸長されて、1920×1040画素サイズの
背景データが生成される。入力手段4は、表示手段14
(ハイビジョンモニタ)に表示された際の表示開始位置
(始点)の画素を指定する。例えば、圧縮伸長エリアの
画像データの場合は水平100画素、垂直100画素
(100、100)を入力すると、(100、100)
の画素点に、圧縮伸長エリアの画像データの始点の画素
が表示される。また、背景データの場合は水平0画素、
垂直0画素(0、0)を入力すると、(0、0)の画素
点に背景データの始点の画素が表示される。
【0018】画像データ記憶制御手段5は、入力エリア
指定手段51と入力アドレス変換手段52で構成され
る。入力エリア指定手段51は、入力手段4より入力さ
れた圧縮伸長エリアの画像データ及び背景データの始点
の画素と、再生手段2で再生された圧縮伸長エリアの画
像データの画像サイズ及び背景データの画像サイズに基
づいて、空間的に圧縮伸長エリアの画像データ及び背景
データの領域を指定する。例えば、圧縮伸長エリアの画
像データの場合は(100、100)、(1699、1
00)、(899、100)、(1699、899)で
囲まれた領域であり、背景データの場合は(0、0)、
(1919、0)、(1039、0)、(1919、1
039)で囲まれた領域である。
【0019】入力アドレス変換手段52は、入力エリア
指定手段51で指定された領域に基づいて、この領域に
対応する後述の記憶手段6の記憶アドレスに変換する。
記憶手段6は、伸長手段3で伸長された圧縮伸長エリア
の画像データ及び背景データを記憶する。但し、記憶手
段6の記憶容量は、背景データ(1920×1040画
素サイズ)を十分記憶できる容量とする。例えば、25
00×1500画素の記憶容量サイズとする。
【0020】マージンエリア演算手段7は、再生手段2
より再生される画像データの画像サイズと圧縮伸長エリ
アの画像データの画像サイズ、及び入力手段4より入力
される始点の画素に基づいて、空間的に、圧縮伸長エリ
アの画像データのうちの疑似データのエリアを演算して
特定する。画像データの画像サイズが1590×795
画素、圧縮伸長エリアの画像データの画像サイズが16
00×800画素、表示開始位置の画素が(100、1
00)であるため、圧縮伸長エリアの画像データのうち
の疑似データのエリアは、(1689、100)、(1
699、100)、(1689、894)、(169
9、894)で囲まれたエリア(エリア1)と、(10
0、894)、(1699、894)、(100、89
9)、(1699、899)で囲まれたエリア(エリア
2)となる。
【0021】マージンアドレス変換手段8は、マージン
エリア演算手段7で指定されたエリア(マージンエリア
1、マージンエリア2)に基づいて、このエリア(マー
ジンエリア1、マージンエリア2)に対応する記憶手段
6のマージンアドレスに変換する。退避エリア演算手段
9は、再生手段2より再生される画像データの画像サイ
ズと圧縮伸長エリアの画像データの画像サイズ、入力手
段4より入力される始点の画素に基づいて、空間的に、
マージンエリア演算手段7で特定したマージンエリア1
及びマージンエリア2に対する背景画像を退避させる退
避エリアを演算して特定する。この退避エリアは、記憶
手段6の背景データを記憶するアドレス以外のアドレス
に対応するエリアである。
【0022】画像データの画像サイズが1590×79
5画素、圧縮伸長エリアの画像データの画像サイズが1
600×800画素、表示開始位置の画素が(100、
100)であるため、マージンエリア1に対応する退避
エリア1は、退避開始位置の画素を(2000、10
0)とすると、(2000、100)、(2009、1
00)、(2000、894)、(2009、894)
で囲まれたエリアである。また、マージンエリア2に対
応する退避エリア2は、退避開始位置の画素を(10
0、1100)とすると、(100、1100)、(1
699、1100)、(100、1104)、(169
9、1104)で囲まれたエリアである。
【0023】退避アドレス変換手段10は、退避エリア
演算手段9で指定された退避エリア1及び退避エリア2
に基づいて、この退避エリア1及び退避エリア2に対応
する記憶手段6の退避アドレスに変換する。退避転送手
段11は、背景データが記憶されている記憶手段6の記
憶アドレスのうち、マージンアドレス変換手段8で変換
されたマージンアドレスに記憶された背景データを読み
だし、これを退避アドレス変換手段10で変換された退
避アドレスにデータ転送し、この背景データを退避アド
レスに書き込む。退避転送手段11は、圧縮伸長エリア
の画像データを、背景データに重ね書きすべく、記憶手
段6に記憶する前に、上述したように機能する。
【0024】復帰転送手段12は、退避アドレス変換手
段10で変換された退避アドレスに既に記憶されている
背景データを読みだし、これをマージンアドレス変換手
段8で変換されたマージンアドレスにデータ転送し、こ
の背景データをマージンアドレスに書き込む。復帰転送
手段12は、圧縮伸長エリアの画像データを、背景デー
タに重ね書きすべく、記憶手段6に記憶した後に、上述
したように機能する。
【0025】映像処理手段13は、記憶手段6より読み
出された圧縮伸長エリアの画像データ及び背景データを
入力し、ハイビジョン信号に変換する。表示手段14
は、例えばハイビジョンモニタであり、映像処理手段1
3より入力されるハイビジョン信号をモニタ画面に映出
させ、画像を表示する。以下、第1の実施例の動作を説
明する。
【0026】記録媒体1に記憶された圧縮背景データ及
び背景データの画像サイズを再生手段2で再生し、圧縮
背景データは伸長手段3に入力され、背景データの画像
サイズは入力エリア指定手段51に入力される。伸長手
段3で、圧縮背景データがデータ伸長されて背景データ
が生成され、画像データ記憶制御手段5で、背景データ
の画像サイズと入力手段4より入力される表示開始位置
の画素に基づいて背景データの記憶アドレスが指定さ
れ、指定されたアドレスに背景データが記憶手段6に記
憶される。このとき、表示手段14には、背景データの
みが表示される。
【0027】背景データが記憶されているアドレスのう
ち圧縮伸長エリアの画像データを記憶するアドレスに、
圧縮伸長エリアの画像データを記憶する前に、退避転送
手段11を機能させるために、以下の動作を行う。マー
ジンエリア演算手段7で、再生手段2より再生される画
像データの画像サイズと圧縮伸長エリアの画像データの
画像サイズ、及び入力手段4より入力される始点の画素
に基づいて、圧縮伸長エリアの画像データのうちの疑似
データのマージンエリアが演算され、マージンアドレス
変換手段8で、対応するマージンアドレスに変換され
る。
【0028】また、退避エリア演算手段9で、再生手段
2より再生される画像データの画像サイズと圧縮伸長エ
リアの画像データの画像サイズ、及び入力手段4より入
力される始点の画素に基づいて、退避エリアが演算さ
れ、退避アドレス変換手段10で、対応する退避アドレ
スに変換される。退避転送手段11は、記憶手段6に記
憶されている背景データのうち、マージンアドレスに記
憶された背景データを読みだし、背景データの記憶アド
レス外の退避アドレスに、読み出された背景データをデ
ータ転送し、この退避アドレスに記憶する。
【0029】以上のように動作した後、背景データが記
憶されているアドレスのうち、画像データ記憶制御手段
5で指定された圧縮伸長エリアの画像データを記憶する
アドレスに、圧縮伸長エリアの画像データを記憶する。
その後、復帰転送手段12は、退避アドレスに既に記憶
されている背景データを読みだし、これをマージンアド
レスにデータ転送し、この背景データをマージンアドレ
スに再記憶する。尚、退避転送手段11におけるマージ
ンアドレス及び退避アドレスと、復帰転送手段12にお
けるマージンアドレス及び退避アドレスは、それぞれ同
一のアドレスであることは言うまでもない。
【0030】従って、記憶手段6において、背景データ
(1920×1040画素サイズ)に、画像データ(1
950×795画素サイズ)を重ね書きした画像データ
が形成される。このとき、表示手段14に重ね書きした
画像データが表示される。尚、記憶手段6に記憶されて
いる重ね書きした画像データを、映像処理手段13で映
像処理せず、さらに表示手段14(ハイビジョンモニ
タ)で表示せずに、圧縮手段及び記録手段を設け、この
重ね書きした画像データを圧縮手段でデータ圧縮し、記
録手段を駆動して記録媒体に記録してもよい。
【0031】また、画像データが、丁度、空間ブロック
整数個分になった場合は、疑似データは不要であること
は言うまでもない。更に、記憶手段6をリセットするこ
とで自動的に記憶手段6内にプリセットされる画像情報
を背景データとしてもよく、そのような構成が本発明に
含まれることは言うまでもない。
【0032】また更に、記録媒体1に記録される背景デ
ータは、記憶手段6に書き込むことの出来る限りその画
像のサイズは問わない。画像サイズの小さい背景データ
が記憶手段6に更新記憶される場合は、更新されていな
いデータを含めた読み出しデータが背景データとして利
用される。また更に、本実施例では、Yと、Yのサンプ
リング周波数の2分の1の周波数で水平方向にサブサン
プリングしたPb及びPrに関して説明したが、Pb及
びPrは任意のサンプリング周波数でサンプリングした
ものでよく(例えばYのサンプリング周波数と同じサン
プリング周波数でサンプリングしたもの、例えばYのサ
ンプリング周波数の4分の1のサンプリング周波数でサ
ブサンプリングしたもの等)、そのような構成にしても
本実施例が実施可能であることは言うまでもない。
【0033】[2]第2の実施例 上述する第1の実施例では、空間ブロックの非整数倍の
画像サイズの画像データに対して疑似データを付加し、
丁度、空間ブロックの整数倍の画像サイズの圧縮伸長エ
リアの画像データにしてデータ圧縮した圧縮データを記
録媒体に記録していたが、画像データは必ずしも最初か
ら存在するとは限らず、任意のサイズの画像データのう
ち、操作者が所望するエリアを指定する場合もある。
【0034】そこで、第2の実施例では、操作者が指定
した指定エリアの画像データが16m×8n(m、nは
自然数)画素の画像サイズとなっていない場合、データ
圧縮のためには16m×8n画素のサイズの画像データ
が必要となるため、指定エリアに隣接した画像データ
(指定外エリアの画像データ、図4の斜線部分)を含め
て16m×8n画素の画像サイズにし、この16m×8
n画素の画像サイズの圧縮伸長エリアの画像データをデ
ータ圧縮した圧縮データを記録媒体に記録している(図
4参照)。
【0035】こうして、データ圧縮された圧縮データを
データ伸長する場合を図3を用いて説明する。図3は第
2の実施例の機能ブロック図である。輝度信号(以下例
えばY)、色差信号(以下例えばPb、Pr)を用いて
画像データが構成されている場合を説明する。尚、輝度
信号、色差信号は、それぞれY、Pb、Prでなくても
よく、適宜選択すればよい。
【0036】以下、第2の実施例の各機能ブロックの機
能を図3を用いて説明する。スキャナ15は、任意の画
像サイズ(例えば2200×1200画素)の原画像デ
ータを読み取り、読み取った原画像データを記憶手段3
0に出力する。映像処理手段31は、記憶手段30より
読み出された画像データを入力し、ハイビジョン信号に
変換する。
【0037】表示手段32は、例えばハイビジョンモニ
タであり、映像処理手段31より入力されるハイビジョ
ン信号をモニタ画面に映出させ、画像を表示する。指定
手段16は、ハイビジョンモニタに表示された原画像よ
り抽出したい部分を指定エリアとして指定するための操
作手段(図示せず)を持ち、指定エリアに対応する枠情
報を映像処理手段31に供給し、記憶手段30に対し圧
縮伸長エリアに対応する読みだしアドレスを供給し、更
に記録手段18に対し指定エリアと圧縮伸長エリアのサ
イズ情報を供給する。
【0038】圧縮手段17は、指定手段16で指定され
たアドレスから圧縮伸長エリアの画像データを読みだ
し、これをデータ圧縮し、圧縮データを生成する。記録
手段18は、例えば、光ディスクドライブであり、圧縮
手段17で圧縮された圧縮データを記録媒体19に記録
させるべく駆動し、さらに、指定エリアの画像データの
画像サイズ(1590×795画素)及び圧縮伸長エリ
アの画像データの画像サイズ(1600×800画素)
を記録媒体19に記録させるべく駆動する。
【0039】記録媒体19は、例えば光ディスクであ
り、光ディスクには、データ領域とサイズ領域がある。
データ領域には、1600×800画素サイズの圧縮伸
長エリアの画像データを圧縮処理した圧縮データ、及び
例えばハイビジョンの画面全域に表示できる画像サイズ
の背景データ(1920×1040画素)を圧縮処理し
た圧縮背景データが記録される。サイズ領域には、指定
エリアの画像データの画像サイズ(1590×795画
素)と圧縮伸長エリアの画像データの画像サイズ(16
00×800画素)、及び背景データの画像サイズ(1
920×1040画素)が記憶される。
【0040】尚、サイズ領域は必ずしも記録媒体19に
設けなくてもよく、データ領域に記録されている圧縮デ
ータ及び圧縮背景データとの対応付けが為された構成に
なっていれば、これを例えばハードディスク等の別の記
録媒体に設けてもよい。更に、圧縮伸長エリアの画像デ
ータの画像サイズは必ずしも必要ではなく、指定エリア
の画像データの画像サイズを用いて、圧縮伸長エリアの
画像データの画像サイズを特定できる構成になっていれ
ば、これは記録されている必要はない。
【0041】また、背景データ及び画像データは、どの
ような画像の色及び画像の模様でもよく、適宜選択すれ
ばよい。再生手段20は、記録媒体19のサイズ領域に
記録された指定エリアの画像データの画像サイズ、圧縮
伸長エリアの画像データの画像サイズ及び背景データの
画像サイズを再生すると共に、データ領域に記録された
圧縮データ及び圧縮背景データを再生する光ディスクド
ライブである。
【0042】伸長手段21は、圧縮データ及び圧縮背景
データをデータ伸長するものである。圧縮データがデー
タ伸長されて、1600×800画素サイズの圧縮伸長
エリアの画像データが生成される。また、圧縮背景デー
タがデータ伸長されて、1920×1040画素サイズ
の背景データが生成される。入力手段22は、表示手段
32(ハイビジョンモニタ)に表示された際の表示開始
位置(始点)の画素を指定する。例えば、圧縮伸長エリ
アの画像データの場合は水平100画素、垂直100画
素(100、100)を入力すると、(100、10
0)の画素点に、圧縮伸長エリアの画像データの始点の
画素が表示される。また、背景データの場合は水平0画
素、垂直0画素(0、0)を入力すると、(0、0)の
画素点に背景データの始点の画素が表示される。
【0043】画像データ記憶制御手段23は、入力エリ
ア指定手段231と入力アドレス変換手段232で構成
される。入力エリア指定手段231は、入力手段22よ
り入力された圧縮伸長エリアの画像データ及び背景デー
タの始点の画素と、再生手段20で再生された圧縮伸長
エリアの画像データの画像サイズ及び背景データの画像
サイズに基づいて、空間的に圧縮伸長エリアの画像デー
タ及び背景データの領域を指定する。例えば、圧縮伸長
エリアの画像データの場合は(100、100)、(1
699、100)、(899、100)、(1699、
899)で囲まれた領域であり、背景データの場合は
(0、0)、(1919、0)、(1039、0)、
(1919、1039)で囲まれた領域である。
【0044】入力アドレス変換手段232は、入力エリ
ア指定手段231で指定された領域に基づいて、この領
域に対応する後述の記憶手段30の記憶アドレスに変換
する。記憶手段30は、伸長手段21で伸長された圧縮
伸長エリアの画像データ及び背景データを記憶する。但
し、記憶手段30の記憶容量は、背景データ(1920
×1040画素サイズ)を十分記憶できる容量とする。
例えば、2500×1500画素の記憶容量サイズとす
る。
【0045】指定外エリア演算手段24は、再生手段2
0より再生される指定エリアの画像データの画像サイズ
と圧縮伸長エリアの画像データの画像サイズ、及び入力
手段22より入力される始点の画素に基づいて、空間的
に、指定外エリアを演算して特定する。指定エリアの画
像データの画像サイズが1590×795画素、圧縮伸
長エリアの画像データの画像サイズが1600×800
画素、表示開始位置の画素が(100、100)である
ため、指定外エリアの画像データに対応するエリアは、
(1689、100)、(1699、100)、(16
89、894)、(1699、894)で囲まれたエリ
ア(指定外エリア1)と、(100、894)、(16
99、894)、(100、899)、(1699、8
99)で囲まれたエリア(指定外エリア2)となる。
【0046】指定外アドレス変換手段25は、指定外エ
リア演算手段24で指定されたエリア(指定外エリア
1、指定外エリア2)に基づいて、このエリア(指定外
エリア1、指定外エリア2)に対応する記憶手段30の
指定外アドレスに変換する。退避エリア演算手段26
は、再生手段20より再生される指定エリアの画像デー
タの画像サイズと圧縮伸長エリアの画像データの画像サ
イズ、入力手段22より入力される始点の画素に基づい
て、空間的に、指定外エリア演算手段24で特定した指
定外エリア1及び指定外エリア2に対する背景情報を退
避させる退避エリアを演算して特定する。この退避エリ
アは、記憶手段30の背景データを記憶するアドレス以
外のアドレスに対応するエリアである。
【0047】指定エリアの画像データの画像サイズが1
590×795画素、圧縮伸長エリアの画像データの画
像サイズが1600×800画素、表示開始位置の画素
が(100、100)であるため、指定外エリア1に対
応する退避エリア1は、退避開始位置の画素を(200
0、100)とすると、(2000、100)、(20
09、100)、(2000、894)、(2009、
894)で囲まれたエリアである。また、指定外エリア
2に対応する退避エリア2は、退避開始位置の画素を
(100、1100)とすると、(100、110
0)、(1699、1100)、(100、110
4)、(1699、1104)で囲まれたエリアであ
る。
【0048】退避アドレス変換手段27は、退避エリア
演算手段26で指定された退避エリア1及び退避エリア
2に基づいて、この退避エリア1及び退避エリア2に対
応する記憶手段30の退避アドレスに変換する。退避転
送手段28は、背景データが記憶されている記憶手段3
0の記憶アドレスのうち、指定外アドレス変換手段25
で変換された指定外アドレスに記憶された背景データを
読みだし、これを退避アドレス変換手段27で変換され
た退避アドレスにデータ転送し、この背景データを退避
アドレスに書き込む。退避転送手段28は、圧縮伸長エ
リアの画像データを、背景データに重ね書きすべく、記
憶手段30に記憶する前に、上述したように機能する。
【0049】復帰転送手段29は、退避アドレス変換手
段27で変換された退避アドレスに既に記憶されている
背景データを読みだし、これを指定外アドレス変換手段
25で変換された指定外アドレスにデータ転送し、この
背景データを指定外アドレスに書き込む。復帰転送手段
29は、圧縮伸長エリアの画像データを、背景データに
重ね書きすべく、記憶手段30に記憶した後に、上述し
たように機能する。
【0050】以下、第2の実施例の動作を説明する。ス
キャナ15より原画像を読み取り記憶手段30に記憶す
る。映像処理手段31は、原画像データを記憶手段30
より読みだしハイビジョン信号に変換して、ハイビジョ
ンモニタに表示する。指定手段16内の操作手段(図示
せず)は、表示された原画像より抽出したいエリアを指
定エリアとして指定する。映像処理手段31は、指定手
段16より供給された指定エリアに対応する枠情報を原
画像データと多重表示すべく処理しハイビジョン信号に
変換しする。従って、枠情報に対応する指定エリア枠が
ハイビジョンモニタに多重表示され、指定エリアの画像
データ(1590×795画素)が特定される。
【0051】指定手段16は、指定エリア枠によって指
定された指定エリアの画像データ(1590×795画
素)の画像サイズが空間ブロック整数個分でないことを
受けて、丁度空間ブロック整数個分のサイズにした圧縮
伸長エリアの画像データを特定し、これを記憶手段30
に記憶するために、圧縮伸長エリアの画像データの記憶
アドレスを記憶手段30に入力する。従って、入力され
た記憶アドレスより圧縮伸長エリアの画像データが読み
出され圧縮手段17に入力される。圧縮手段17は、圧
縮伸長エリアの画像データをデータ圧縮して圧縮データ
を形成し、形成された圧縮データは、記録手段18を介
して記録媒体19のデータ領域に記録される。
【0052】指定手段16より、指定エリアの画像デー
タの画像サイズ(1590×795画素)及び圧縮伸長
エリアの画像データの画像サイズ(1600×800画
素)が記録手段18に入力され、記録手段18を駆動し
て記録媒体19のサイズ領域に記録される。従って、記
録媒体19に、圧縮伸長エリアの画像データをデータ圧
縮した圧縮データ、指定エリアの画像データの画像サイ
ズ及び圧縮伸長エリアの画像データの画像サイズが記録
される。
【0053】次に、背景データが記憶手段30に記憶さ
れる。記録媒体19に記憶された圧縮背景データ及び背
景データの画像サイズを再生手段20で再生し、圧縮背
景データは伸長手段21に入力され、背景データの画像
サイズは入力エリア指定手段231に入力される。伸長
手段21で、圧縮背景データがデータ伸長されて背景デ
ータが生成され、画像データ記憶制御手段23で、背景
データの画像サイズと入力手段22より入力される表示
開始位置の画素に基づいて背景データの記憶アドレスが
指定され、指定されたアドレスに背景データが記憶手段
30に記憶される。このとき、表示手段32には、背景
データのみが表示される。
【0054】背景データが記憶されているアドレスのう
ち圧縮伸長エリアの画像データを記憶するアドレスに、
圧縮伸長エリアの画像データを記憶する前に、退避転送
手段28を機能させるために、以下の動作を行う。指定
外エリア演算手段24で、再生手段20より再生される
画像データの画像サイズと圧縮伸長エリアの画像データ
の画像サイズ、及び入力手段22より入力される始点の
画素に基づいて、指定外エリアが演算され、指定外アド
レス変換手段25で、対応する指定外アドレスに変換さ
れる。
【0055】また、退避エリア演算手段28で、再生手
段20より再生される指定エリアの画像データの画像サ
イズと圧縮伸長エリアの画像データの画像サイズ、及び
入力手段22より入力される始点の画素に基づいて、退
避エリアが演算され、退避アドレス変換手段27で、対
応する退避アドレスに変換される。退避転送手段28
は、記憶手段30に記憶されている背景データのうち、
指定外アドレスに記憶された背景データを読みだし、背
景データの記憶アドレス外の退避アドレスに、読み出さ
れた背景データをデータ転送し、この退避アドレスに記
憶する。
【0056】以上のように動作した後、背景データが記
憶されているアドレスのうち、画像データ記憶制御手段
23で指定された圧縮伸長エリアの画像データを記憶す
るアドレスに、圧縮伸長エリアの画像データを記憶す
る。その後、復帰転送手段29は、退避アドレスに既に
記憶されている背景データを読みだし、これを指定外ア
ドレスにデータ転送し、この背景データを指定外アドレ
スに再記憶する。尚、退避転送手段28における指定外
アドレス及び退避アドレスと、復帰転送手段29におけ
る指定外アドレス及び退避アドレスは、それぞれ同一の
アドレスであることは言うまでもない。
【0057】従って、記憶手段30において、背景デー
タ(1920×1040画素サイズ)に、指定エリアの
画像データ(1950×795画素サイズ)を重ね書き
した画像データが形成される。このとき、表示手段32
に重ね書きした画像データが表示される。尚、記憶手段
30に記憶されている重ね書きした画像データを、映像
処理手段31で映像処理せず、さらに表示手段32(ハ
イビジョンモニタ)で表示せずに、この重ね書きした画
像データを圧縮手段17でデータ圧縮し、記録手段18
を駆動して記録媒体19に記録してもよい。
【0058】また、指定エリアの画像データが、丁度、
空間ブロック整数個分になった場合は、指定外エリアの
画像データは不要であることは言うまでもない。更に、
記憶手段6をリセットすることで自動的に記憶手段6内
にプリセットされる画像情報を背景データとしてもよ
く、そのような構成が本発明に含まれることは言うまで
もない。
【0059】また更に、記録媒体1に記録される背景デ
ータは、記憶手段6に書き込むことの出来る限りその画
像のサイズは問わない。画像サイズの小さい背景データ
が記憶手段6に更新記憶される場合は、更新されていな
いデータを含めた読み出しデータが背景データとして利
用される。また更に、本実施例では、Yと、Yのサンプ
リング周波数の2分の1の周波数で水平方向にサブサン
プリングしたPb及びPrに関して説明したが、Pb及
びPrは任意のサンプリング周波数でサンプリングした
ものでよく(例えばYのサンプリング周波数と同じサン
プリング周波数でサンプリングしたもの、例えばYのサ
ンプリング周波数の4分の1のサンプリング周波数でサ
ブサンプリングしたもの等)、そのような構成にしても
本実施例が実施可能であることは言うまでもない。
【0060】尚、前述する各実施例の回路(機能)ブロ
ックは、必要に応じてそれぞれソフトウエアで構成して
もハードウエアで構成してもよく、本発明が何かの態様
をも含むことは言うまでもない。更に、前述する各実施
例は本発明の例示に過ぎず、必要に応じて種々の変更が
可能であり、特許請求の範囲に記載された本発明は、そ
れらの変更を全て包含するものである。
【0061】
【発明の効果】従って、本発明は、データ伸長された縦
横16m×8n画素の画像サイズの画像を表示する際、
疑似データ及び指定外エリアの画像データを背景データ
で置き換えるため、表示すべき画像のみが表示されるだ
けで、疑似データ及び指定外エリアの画像データに対応
する画像は表示されない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の機能ブロック図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施例の画像データを示す図で
ある。
【図3】本発明の第2の実施例の機能ブロック図であ
る。
【図4】本発明の第2の実施例の画像データを示す図で
ある。
【符号の説明】
1 記録媒体 3 伸長手段 5 画像データ記憶制御手段 6 記憶手段 11 退避転送手段 12 復帰転送手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−111694(JP,A) 特開 平3−226087(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/26 - 7/68 H04N 1/415 H04N 7/01 G06T 9/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め背景データを記憶する記憶手段
    (6)に、任意のサイズの画像データを更新記録し、背
    景付きの画像データを形成する画像処理装置において、 前記画像データをM×N(但しM、Nは1以上の自然
    数)画素の空間ブロック単位でデータ圧縮する際に、画
    像データの一部存在しない空間ブロックに対して疑似デ
    ータを付加して圧縮処理した圧縮データを記録して成る
    記録媒体(1)と、 該記録媒体(1)より再生される再生圧縮データをデー
    タ伸長して疑似データを含む画像データを生成する伸長
    手段(3)と、 疑似データを含む画像データを前記記憶手段(6)に記
    憶させる画像データ記憶制御手段(5)と、 疑似データを含む画像データを記憶する前に、疑似デー
    タを記憶すべきアドレスに記憶されている背景データを
    退避アドレスに転送させる退避転送手段(11)と、 疑似データを含む画像データを記憶した後に、退避アド
    レスに記憶した背景データを疑似データの記憶アドレス
    に再転送させる復帰転送手段(12)とを、 それぞれ配して成る伸長画像処理装置。
  2. 【請求項2】 指定操作により特定される指定エリアの
    画像データを、予め背景データを記憶する記憶手段(3
    0)に更新記録し、背景付きの画像データを形成する画
    像処理装置において、 前記指定エリアと指定外エリアにより構成され、M×N
    (但しM、Nは自然数)画素の空間ブロックに分割され
    る圧縮伸長エリアの画像データを、前記空間ブロック単
    位で圧縮処理した圧縮データを記録して成る記録媒体
    (19)と、 該記録媒体(19)より再生される再生圧縮データをデ
    ータ伸長して指定外エリアの画像データを含む圧縮伸長
    エリアの画像データを生成する伸長手段(21)と、 圧縮伸長エリアの画像データを前記記憶手段(30)に
    記憶させる画像データ記憶制御手段(23)と、 圧縮伸長エリアの画像データを記憶する前に、指定外エ
    リアの画像データを記憶すべきアドレスに記憶されてい
    る背景データを退避アドレスに転送させる退避転送手段
    (28)と、 圧縮伸長エリアの画像データを記憶した後に、退避アド
    レスに記憶した背景データを指定外エリアの画像データ
    の記憶アドレスに再転送させる復帰転送手段(29)と
    を、 それぞれ配して成る伸長画像処理装置。
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