JPH10136294A - 画像処理装置、その画像処理方法及びその方法が記録された記録媒体 - Google Patents
画像処理装置、その画像処理方法及びその方法が記録された記録媒体Info
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- JPH10136294A JPH10136294A JP8288711A JP28871196A JPH10136294A JP H10136294 A JPH10136294 A JP H10136294A JP 8288711 A JP8288711 A JP 8288711A JP 28871196 A JP28871196 A JP 28871196A JP H10136294 A JPH10136294 A JP H10136294A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 撮影によりフラッシュメモリに格納された複
数枚の静止画の画像データを縮小して単一の画面上に配
置して表示するディジタルスチルカメラのマルチ画面表
示において、マルチ表示用の静止画の画像データはマル
チ表示用に作成されるに過ぎない。 【解決手段】 マルチ画像作成モードにおいて、フラッ
シュメモリ5から任意に選択して読み出された静止画の
画像データを間引き処理して縮小静止画を作成し、これ
らの縮小静止画を所定枚数分を1枚の静止画に合成し、
この合成により作成された静止画の画像データを1個の
独立した画像データファイルとして外部機器に供給する
ことを特徴とする。
数枚の静止画の画像データを縮小して単一の画面上に配
置して表示するディジタルスチルカメラのマルチ画面表
示において、マルチ表示用の静止画の画像データはマル
チ表示用に作成されるに過ぎない。 【解決手段】 マルチ画像作成モードにおいて、フラッ
シュメモリ5から任意に選択して読み出された静止画の
画像データを間引き処理して縮小静止画を作成し、これ
らの縮小静止画を所定枚数分を1枚の静止画に合成し、
この合成により作成された静止画の画像データを1個の
独立した画像データファイルとして外部機器に供給する
ことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮影により得られ
た複数の静止画をフラッシュメモリ等の記憶媒体に記録
できる電子スチルカメラやパーソナルコンピュータ等の
画像処理装置に関する。
た複数の静止画をフラッシュメモリ等の記憶媒体に記録
できる電子スチルカメラやパーソナルコンピュータ等の
画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の電子スチルカメラでは、信号をデ
ィジタルデータとして扱えることから、様々な機能が付
加されてきている。例えば、撮影により得られた複数の
静止画をそれぞれ縮小して小サイズの静止画にし、モニ
タ画面を分割して形成される分割エリアにこれらの小サ
イズの複数の静止画を配置することで、撮影内容をモニ
ター上で一度に全て確認できる、いわゆるマルチ表示機
能が設けられている。
ィジタルデータとして扱えることから、様々な機能が付
加されてきている。例えば、撮影により得られた複数の
静止画をそれぞれ縮小して小サイズの静止画にし、モニ
タ画面を分割して形成される分割エリアにこれらの小サ
イズの複数の静止画を配置することで、撮影内容をモニ
ター上で一度に全て確認できる、いわゆるマルチ表示機
能が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のマルチ表示機能
は、あくまでもカメラに装着されたモニターにて撮影内
容の確認を行うことを目的としているので、内容確認を
行ってマルチ表示モードを解除するとマルチ表示用の各
静止画データは破棄されることになる。即ち、マルチ表
示用の画像データはあくまで表示専用に一時的に作成さ
れるに過ぎない。
は、あくまでもカメラに装着されたモニターにて撮影内
容の確認を行うことを目的としているので、内容確認を
行ってマルチ表示モードを解除するとマルチ表示用の各
静止画データは破棄されることになる。即ち、マルチ表
示用の画像データはあくまで表示専用に一時的に作成さ
れるに過ぎない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数枚の静止
画の画像データを格納する画像記憶手段と、マルチ画像
作成モードにおいて画像記憶手段から任意に選択して読
み出された静止画の画像データを間引き処理して縮小静
止画を作成する間引き処理手段と、間引き処理により得
られる所定枚数分の縮小静止画を1枚の静止画に合成す
る合成手段と、合成手段により作成された静止画の画像
データを1個の独立した画像データファイルとして画像
記憶手段に格納することを特徴とする画像処理装置であ
り、更に間引き処理の対象となった静止画を消去する消
去手段を付加することを特徴とする。
画の画像データを格納する画像記憶手段と、マルチ画像
作成モードにおいて画像記憶手段から任意に選択して読
み出された静止画の画像データを間引き処理して縮小静
止画を作成する間引き処理手段と、間引き処理により得
られる所定枚数分の縮小静止画を1枚の静止画に合成す
る合成手段と、合成手段により作成された静止画の画像
データを1個の独立した画像データファイルとして画像
記憶手段に格納することを特徴とする画像処理装置であ
り、更に間引き処理の対象となった静止画を消去する消
去手段を付加することを特徴とする。
【0005】また、画像記憶手段に格納された複数枚の
静止画中の所望の静止画の画像データを間引き処理し、
間引き処理にて得られる所定枚数の縮小静止画を1枚の
静止画に合成して単一の画像データファイルを作成する
画像処理方法及びこの画像処理方法が記録された記録媒
体である。
静止画中の所望の静止画の画像データを間引き処理し、
間引き処理にて得られる所定枚数の縮小静止画を1枚の
静止画に合成して単一の画像データファイルを作成する
画像処理方法及びこの画像処理方法が記録された記録媒
体である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面に従って、本発明の一
実施例について説明する。図1は本実施例装置であるデ
ィジタルスチルカメラのブロック図である。図中、1は
入射光を光電変換して撮像信号を出力するCCDイメー
ジャ、2は撮像信号をA/D変換してディジタルの画像
データに変換するA/D変換器、3はA/D変換器2出
力を1画面分格納する第1RAM、4は第1RAM3に
格納された画像データをソフトウエア的に画像圧縮して
圧縮画像データとして出力する等の様々なデータ処理を
実行するマイクロコンピュータ(マイコン)、5は圧縮
画像データを複数枚の静止画分格納するフラッシュメモ
リ、6は画像データを表示するLCDモニタ、7はLC
Dモニタ6に表示する画像データを一時的に保持する表
示用メモリである。
実施例について説明する。図1は本実施例装置であるデ
ィジタルスチルカメラのブロック図である。図中、1は
入射光を光電変換して撮像信号を出力するCCDイメー
ジャ、2は撮像信号をA/D変換してディジタルの画像
データに変換するA/D変換器、3はA/D変換器2出
力を1画面分格納する第1RAM、4は第1RAM3に
格納された画像データをソフトウエア的に画像圧縮して
圧縮画像データとして出力する等の様々なデータ処理を
実行するマイクロコンピュータ(マイコン)、5は圧縮
画像データを複数枚の静止画分格納するフラッシュメモ
リ、6は画像データを表示するLCDモニタ、7はLC
Dモニタ6に表示する画像データを一時的に保持する表
示用メモリである。
【0007】8は通常撮影モード、再生モード、マルチ
画面作成モード及び消去モードを択一的にモード選択す
るモード選択スイッチ、9及び10はフラッシュメモリ
5内に格納された複数の静止画のいずれの静止画よりマ
ルチ画面を作成するかを選択する際に用いるアップ/ダ
ウンキー及びセットキー、11はマルチ画面作成モード
においてフラッシュメモリ5からマイコン4に読み出さ
れて画像伸長された画像データを一時的に保管する第2
RAM、12は第2RAM11の画像データをマイコン
4にて後述のように間引き処理して得られる画像データ
を格納する第3RAMである。
画面作成モード及び消去モードを択一的にモード選択す
るモード選択スイッチ、9及び10はフラッシュメモリ
5内に格納された複数の静止画のいずれの静止画よりマ
ルチ画面を作成するかを選択する際に用いるアップ/ダ
ウンキー及びセットキー、11はマルチ画面作成モード
においてフラッシュメモリ5からマイコン4に読み出さ
れて画像伸長された画像データを一時的に保管する第2
RAM、12は第2RAM11の画像データをマイコン
4にて後述のように間引き処理して得られる画像データ
を格納する第3RAMである。
【0008】次に各モード毎に図1の各部の動作を説明
する。まず、モード選択スイッチ8の操作により実現さ
れる通常撮影モードにおいては、図示省略のレリーズボ
タンの押圧に連動してCCDイメージャ1にて1画面分
の撮像がなされ、撮像信号がA/D変換器2にて画像デ
ータに変換され、1画面分の画像データが第1RAM3
に格納される。
する。まず、モード選択スイッチ8の操作により実現さ
れる通常撮影モードにおいては、図示省略のレリーズボ
タンの押圧に連動してCCDイメージャ1にて1画面分
の撮像がなされ、撮像信号がA/D変換器2にて画像デ
ータに変換され、1画面分の画像データが第1RAM3
に格納される。
【0009】第1RAM3への1枚目の静止画の画像デ
ータの格納が完了すると、マイコン4は第1RAM3内
の画像データをJPEGに沿った画像圧縮、即ち離散コ
サイン変換、量子化、ハフマン符号化を実行して静止画
番号Nが「1」の識別データを付加して第1静止画の圧
縮画像データとしてフラッシュメモリ5に格納される。
ータの格納が完了すると、マイコン4は第1RAM3内
の画像データをJPEGに沿った画像圧縮、即ち離散コ
サイン変換、量子化、ハフマン符号化を実行して静止画
番号Nが「1」の識別データを付加して第1静止画の圧
縮画像データとしてフラッシュメモリ5に格納される。
【0010】このフラッシュメモリ5には、複数枚、例
えば30枚分の静止画の圧縮画像データが格納できる容
量が設けられているので、上述の作業を繰り返すことに
よりそれぞれ静止画番号Nをインクリメントして付加し
ながら最大30枚の静止画がフラッシュメモリ5に記憶
できる。
えば30枚分の静止画の圧縮画像データが格納できる容
量が設けられているので、上述の作業を繰り返すことに
よりそれぞれ静止画番号Nをインクリメントして付加し
ながら最大30枚の静止画がフラッシュメモリ5に記憶
できる。
【0011】次に、例えばフラッシュメモリ5に第1静
止画(N=1)〜第20静止画(N=20)の20枚の
静止画を格納した後に、モード選択スイッチ8にてモー
ドを再生モードに切り換えると、マイコン4はこのモー
ド指示に応じて、フラッシュメモリ5から最後に撮影さ
れた第20静止画の圧縮画像データを読み出して画像伸
長し、得られた画像データを表示用メモリ7に記憶さ
せ、LCDモニタ6にこの第20静止画を映出し、使用
者はこの第20静止画の内容を確認することができる。
止画(N=1)〜第20静止画(N=20)の20枚の
静止画を格納した後に、モード選択スイッチ8にてモー
ドを再生モードに切り換えると、マイコン4はこのモー
ド指示に応じて、フラッシュメモリ5から最後に撮影さ
れた第20静止画の圧縮画像データを読み出して画像伸
長し、得られた画像データを表示用メモリ7に記憶さ
せ、LCDモニタ6にこの第20静止画を映出し、使用
者はこの第20静止画の内容を確認することができる。
【0012】この状態で使用者が画像選択用のアップ/
ダウンキーをダウン方向に1回押圧すると、マイコン4
は第20静止画より1枚前の第19静止画の画像圧縮デ
ータを読み出し、これを画像伸長してこの伸長データで
表示用メモリ7を更新する。従って、LCDモニタ6に
は第20静止画に代えて第19静止画が表示される。こ
れ以降、アップ/ダウンキー9をダウン方向に押圧する
毎に、1枚前に撮影された静止画が表示され、逆にアッ
プ方向に押圧する毎に1枚後で撮影された静止画が表示
されることになる。こうしてアップ/ダウンキー9の操
作に連動して、LCDモニタ6に表示される静止画が順
番に変更可能になる。
ダウンキーをダウン方向に1回押圧すると、マイコン4
は第20静止画より1枚前の第19静止画の画像圧縮デ
ータを読み出し、これを画像伸長してこの伸長データで
表示用メモリ7を更新する。従って、LCDモニタ6に
は第20静止画に代えて第19静止画が表示される。こ
れ以降、アップ/ダウンキー9をダウン方向に押圧する
毎に、1枚前に撮影された静止画が表示され、逆にアッ
プ方向に押圧する毎に1枚後で撮影された静止画が表示
されることになる。こうしてアップ/ダウンキー9の操
作に連動して、LCDモニタ6に表示される静止画が順
番に変更可能になる。
【0013】次に上述の再生モードでの各静止画の内容
確認を行い、ある静止画の再生を実行している時点で、
モード選択スイッチ8をマルチ画面作成モードに変更す
ると、図2に示すフローチャートに沿って、マルチ画面
作成モードの処理がマイコン4にて実行される。このモ
ードでは、LCDモニタ6には再生モードのまま静止画
が表示され、再生モードと同様にアップ/ダウンキーを
操作することにより順次LCDモニタ6に表示される静
止画が変更される。そして、撮影内容を確認しながらマ
ルチ画面の開始画面として使用者が所望の静止画が映出
されると、使用者はセットキー10を押圧し、開始位置
である静止画番号Nがセットされる(ステップ21)。
そして、ステップ22にてカウント値nを1に初期設定
する。
確認を行い、ある静止画の再生を実行している時点で、
モード選択スイッチ8をマルチ画面作成モードに変更す
ると、図2に示すフローチャートに沿って、マルチ画面
作成モードの処理がマイコン4にて実行される。このモ
ードでは、LCDモニタ6には再生モードのまま静止画
が表示され、再生モードと同様にアップ/ダウンキーを
操作することにより順次LCDモニタ6に表示される静
止画が変更される。そして、撮影内容を確認しながらマ
ルチ画面の開始画面として使用者が所望の静止画が映出
されると、使用者はセットキー10を押圧し、開始位置
である静止画番号Nがセットされる(ステップ21)。
そして、ステップ22にてカウント値nを1に初期設定
する。
【0014】セットキー10の操作に連動して、ステッ
プ23にてマイコン4は、セットキー10が押圧された
時点でLCDモニター6に表示された静止画の圧縮画像
データをフラッシュメモリ5から読み出して、ステップ
24、25のように画像伸長して第2RAM11に格納
する。より具体的に説明すると、LCDモニタ6に静止
画番号Nが3の第3静止画が映出されている時点でセッ
トキー10が押圧されると、マイコン4は第3静止画の
圧縮画像データをもう一度読み出して画像伸長し、この
伸長データを第2RAM11に格納する。
プ23にてマイコン4は、セットキー10が押圧された
時点でLCDモニター6に表示された静止画の圧縮画像
データをフラッシュメモリ5から読み出して、ステップ
24、25のように画像伸長して第2RAM11に格納
する。より具体的に説明すると、LCDモニタ6に静止
画番号Nが3の第3静止画が映出されている時点でセッ
トキー10が押圧されると、マイコン4は第3静止画の
圧縮画像データをもう一度読み出して画像伸長し、この
伸長データを第2RAM11に格納する。
【0015】ここで、本実施例装置であるディジタルス
チルカメラにて扱われる画像を水平方向×垂直方向で6
40×480の画素数のVGAの画像とした場合、第2
RAM11の画像データの格納領域には水平アドレスX
2及び垂直アドレスY2から成る格納アドレスADR
(X2、Y2)に静止画画面上の(X2、Y2)の位置
の画素の画像データが格納される。従って、VGAの画
面であれば、0≦X2≦639、0≦Y2≦479とな
り、640×480個の格納アドレスを用いて1画面分
の画像データの格納が可能になる。
チルカメラにて扱われる画像を水平方向×垂直方向で6
40×480の画素数のVGAの画像とした場合、第2
RAM11の画像データの格納領域には水平アドレスX
2及び垂直アドレスY2から成る格納アドレスADR
(X2、Y2)に静止画画面上の(X2、Y2)の位置
の画素の画像データが格納される。従って、VGAの画
面であれば、0≦X2≦639、0≦Y2≦479とな
り、640×480個の格納アドレスを用いて1画面分
の画像データの格納が可能になる。
【0016】こうして第3静止画が第2RAM11に格
納されると、ステップ26のサブルーチンにより、マイ
コン4は第2RAM11の画像データを、水平及び垂直
方向共にそれぞれ1/4に間引き処理して、画像面積を
1/16に縮小する。
納されると、ステップ26のサブルーチンにより、マイ
コン4は第2RAM11の画像データを、水平及び垂直
方向共にそれぞれ1/4に間引き処理して、画像面積を
1/16に縮小する。
【0017】このデータの間引き処理は、図3に示すフ
ローチャートに沿って実行される。そこで、図3の間引
き処理ルーチンについて詳述する。まず、ステップ41
にて第2RAM11の読み出し開始アドレスをADR
(0、0)とする為に、水平及び垂直アドレスX2、Y
2を共に0に初期設定する。次いで、ステップ42に示
すように第2RAM11からドレスADR(X2、Y
2)に格納されている静止画の(0、0)の画面位置の
画像データを読み出す。こうして読み出した画像データ
をステップ43の格納ルーチンに沿って第3RAM12
に格納する。
ローチャートに沿って実行される。そこで、図3の間引
き処理ルーチンについて詳述する。まず、ステップ41
にて第2RAM11の読み出し開始アドレスをADR
(0、0)とする為に、水平及び垂直アドレスX2、Y
2を共に0に初期設定する。次いで、ステップ42に示
すように第2RAM11からドレスADR(X2、Y
2)に格納されている静止画の(0、0)の画面位置の
画像データを読み出す。こうして読み出した画像データ
をステップ43の格納ルーチンに沿って第3RAM12
に格納する。
【0018】こうして格納ルーチン43にて画像データ
の格納が完了した後に、ステップ44にて第2RAM1
1からの画像データの読み出しアドレスの水平アドレス
X2に4を加えて更新した上で、この水平アドレスX2
が1画面分の水平方向の総画素数である640に達した
とステップ45にて判断されるまでは、この更新された
水平アドレスに基づいてステップ42に戻って第2RA
M11からの画像データ読み出し及び第3RAM12へ
の格納を繰り返す。従って、第2RAM11に格納され
た画像データは、水平方向に4画素毎に1画素分のみが
読み出されて第3RAM12に格納される。
の格納が完了した後に、ステップ44にて第2RAM1
1からの画像データの読み出しアドレスの水平アドレス
X2に4を加えて更新した上で、この水平アドレスX2
が1画面分の水平方向の総画素数である640に達した
とステップ45にて判断されるまでは、この更新された
水平アドレスに基づいてステップ42に戻って第2RA
M11からの画像データ読み出し及び第3RAM12へ
の格納を繰り返す。従って、第2RAM11に格納され
た画像データは、水平方向に4画素毎に1画素分のみが
読み出されて第3RAM12に格納される。
【0019】また、水平アドレスX2が640に達した
場合には、ステップ46にて垂直アドレスY2に4を加
算して更新し、同時に水平アドレスX2を0にリセット
した上で、垂直アドレスY2が480に達するとステッ
プ47にて判断されるまでは、ステップ42に戻って一
連の処理を繰り返し、垂直方向の最終ラインである48
0ライン目の読み出しが完了した、即ちステップ47に
て垂直アドレスY2が480に達したと判断されると、
この間引き処理ルーチンを終了する。
場合には、ステップ46にて垂直アドレスY2に4を加
算して更新し、同時に水平アドレスX2を0にリセット
した上で、垂直アドレスY2が480に達するとステッ
プ47にて判断されるまでは、ステップ42に戻って一
連の処理を繰り返し、垂直方向の最終ラインである48
0ライン目の読み出しが完了した、即ちステップ47に
て垂直アドレスY2が480に達したと判断されると、
この間引き処理ルーチンを終了する。
【0020】このような間引き処理により、垂直方向に
ついて4ライン毎に1ライン分の画像データを読み出
し、しかも各ラインについて水平方向に4画素毎に1画
素を読み出すことになり、最終的に第2RAM11に格
納された1枚の静止画の画像データを水平及び垂直方向
共に1/4に間引いて、1/16に画面サイズが縮小さ
れた縮小静止画の画像データとして第3RAM12に格
納されることになる。
ついて4ライン毎に1ライン分の画像データを読み出
し、しかも各ラインについて水平方向に4画素毎に1画
素を読み出すことになり、最終的に第2RAM11に格
納された1枚の静止画の画像データを水平及び垂直方向
共に1/4に間引いて、1/16に画面サイズが縮小さ
れた縮小静止画の画像データとして第3RAM12に格
納されることになる。
【0021】次に、格納ルーチン43について詳述す
る。この格納ルーチンは、図4のフローチャートにて示
される。この格納ルーチンでは、格納しようとしている
静止画が間引き処理開始から何枚目の静止画に相当する
かを判定する為のカウント値nに応じて、第3RAM1
2の格納領域のいずれの領域を用いるかを決定され、間
引き処理が実行される順に、画面上では最上列の左端に
最初の間引き処理後の縮小静止画が位置し、以後4枚目
までは水平方向に並び、5〜8枚目までの縮小静止画が
2列目に並び、9枚目〜12枚目の縮小静止画が3列目
に並び、13枚目〜16枚目の縮小静止画が最下列に並
ぶように格納位置の制御が為される。
る。この格納ルーチンは、図4のフローチャートにて示
される。この格納ルーチンでは、格納しようとしている
静止画が間引き処理開始から何枚目の静止画に相当する
かを判定する為のカウント値nに応じて、第3RAM1
2の格納領域のいずれの領域を用いるかを決定され、間
引き処理が実行される順に、画面上では最上列の左端に
最初の間引き処理後の縮小静止画が位置し、以後4枚目
までは水平方向に並び、5〜8枚目までの縮小静止画が
2列目に並び、9枚目〜12枚目の縮小静止画が3列目
に並び、13枚目〜16枚目の縮小静止画が最下列に並
ぶように格納位置の制御が為される。
【0022】即ち、最初に実行される静止画の間引き処
理後の画像データは、n=1であるので処理対象の静止
画の格納位置は、ステップ62を経てステップ65にて
水平アドレスX3=0に設定され、更にステップ69を
経てステップ72にて垂直アドレスY3=0に設定され
た上で、ステップ82にて水平用カウント値P及び垂直
用カウント値Qを共に1に初期設定した上で、ステップ
42にて読み出された画像データを第3RAM12の格
納アドレス(X3、Y3)に格納する(ステップ7
6)。
理後の画像データは、n=1であるので処理対象の静止
画の格納位置は、ステップ62を経てステップ65にて
水平アドレスX3=0に設定され、更にステップ69を
経てステップ72にて垂直アドレスY3=0に設定され
た上で、ステップ82にて水平用カウント値P及び垂直
用カウント値Qを共に1に初期設定した上で、ステップ
42にて読み出された画像データを第3RAM12の格
納アドレス(X3、Y3)に格納する(ステップ7
6)。
【0023】次いで、ステップ77にて水平アドレスX
3及び水平カウント値Pをインクリメントし、ステップ
78にて水平カウント値Pが160に達すると判断され
るまでは垂直アドレスY3については何ら変更を行わな
いことで、次回の入力画像データの第3RAM12への
格納アドレスは水平アドレスのみが1だけ変更されるこ
とになる。従って、次に入力される画像データは、水平
方向に隣接する画素の画像データとして水平アドレスの
みが1だけ大きくなった格納アドレスに格納される。
3及び水平カウント値Pをインクリメントし、ステップ
78にて水平カウント値Pが160に達すると判断され
るまでは垂直アドレスY3については何ら変更を行わな
いことで、次回の入力画像データの第3RAM12への
格納アドレスは水平アドレスのみが1だけ変更されるこ
とになる。従って、次に入力される画像データは、水平
方向に隣接する画素の画像データとして水平アドレスの
みが1だけ大きくなった格納アドレスに格納される。
【0024】このような水平方向のアドレスのみを変更
してデータを格納する手法は、1画面分の水平方向の総
画素数である640画素の1/4の160画素分に相当
するデータの格納が完了するまで繰り返され、160画
素分のデータ格納が完了すると、ステップ78からステ
ップ79に移行して垂直アドレスY3をインクリメント
し、水平アドレスX3については160を減じて初期ア
ドレスに戻し、更に垂直カウント値Qをインクリメント
する。
してデータを格納する手法は、1画面分の水平方向の総
画素数である640画素の1/4の160画素分に相当
するデータの格納が完了するまで繰り返され、160画
素分のデータ格納が完了すると、ステップ78からステ
ップ79に移行して垂直アドレスY3をインクリメント
し、水平アドレスX3については160を減じて初期ア
ドレスに戻し、更に垂直カウント値Qをインクリメント
する。
【0025】これにより、これ以後入力される160画
素分の画像データは、垂直アドレスを1加算した上で、
前述と同様に水平方向に1ずつ加算して変更された格納
アドレスに格納される。
素分の画像データは、垂直アドレスを1加算した上で、
前述と同様に水平方向に1ずつ加算して変更された格納
アドレスに格納される。
【0026】また、次の静止画が間引き処理されて入力
される場合には、カウント値nは後述のステップ29に
てインクリメントされ、n=2になっているので格納開
始のアドレスとしては、ステップ63を経てステップ6
6にて水平アドレスX3が160に設定され、更にステ
ップ72にて垂直アドレスY3は0に維持したままで、
水平方向に160個の水平アドレスを用いながらデータ
格納が為される。
される場合には、カウント値nは後述のステップ29に
てインクリメントされ、n=2になっているので格納開
始のアドレスとしては、ステップ63を経てステップ6
6にて水平アドレスX3が160に設定され、更にステ
ップ72にて垂直アドレスY3は0に維持したままで、
水平方向に160個の水平アドレスを用いながらデータ
格納が為される。
【0027】これ以後、ステップ62乃至68にて格納
開始の水平アドレスX3を、4m+1、4m+2、4m
+3、4m(m:整数)に応じて、0、160、32
0、480の4種類から選択し、ステップ69乃至75
にて格納開始の垂直アドレスY3を、nが1〜4、5〜
8、9〜12、13〜に応じて、0、120、240、
360の4種類から選択した上で、同様の処理を繰り返
すことで、最終的に間引き処理された16枚の縮小静止
画は、画面上で図5のように格納順に左上端から4枚ず
つ水平方向に並び、4×4のマトリクス状に並ぶように
格納が実行される。
開始の水平アドレスX3を、4m+1、4m+2、4m
+3、4m(m:整数)に応じて、0、160、32
0、480の4種類から選択し、ステップ69乃至75
にて格納開始の垂直アドレスY3を、nが1〜4、5〜
8、9〜12、13〜に応じて、0、120、240、
360の4種類から選択した上で、同様の処理を繰り返
すことで、最終的に間引き処理された16枚の縮小静止
画は、画面上で図5のように格納順に左上端から4枚ず
つ水平方向に並び、4×4のマトリクス状に並ぶように
格納が実行される。
【0028】上述のようにして、静止画番号Nの1枚の
静止画の第2RAM11からの間引き処理により読み出
された画像データを、第3RAM12に格納するまでの
処理が完了すると、図2のステップ27にて処理対象の
静止画番号Nをインクリメントして、カウント値nが1
6に達していないとステップ28にて判断されると、ス
テップ29にてカウント値nをインクリメントした後に
ステップ23に戻り、新たに設定された静止画番号、即
ち先に第3RAM12に縮小静止画として格納された静
止画の1枚後に撮影された静止画についてステップ23
から以降の一連の処理を実行する。こうして最終的にフ
ラッシュメモリ5に格納される複数枚の静止画中のステ
ップ21にてマルチ画面作成開始のために選択された静
止画から後に撮影されてフラッシュメモリ5に格納され
ている16枚の静止画の圧縮画像データが、順次画像伸
長されて第2RAM11に格納され、縮小静止画に間引
き処理されて第3RAM12に格納され、この格納が全
て完了すると、マイコン4はステップ30のように、第
3RAM12に格納された画像データを1枚の静止画の
画像データとして画像圧縮し、圧縮画像データをフラッ
シュメモリ5に新たな静止画ファイルとして格納する。
静止画の第2RAM11からの間引き処理により読み出
された画像データを、第3RAM12に格納するまでの
処理が完了すると、図2のステップ27にて処理対象の
静止画番号Nをインクリメントして、カウント値nが1
6に達していないとステップ28にて判断されると、ス
テップ29にてカウント値nをインクリメントした後に
ステップ23に戻り、新たに設定された静止画番号、即
ち先に第3RAM12に縮小静止画として格納された静
止画の1枚後に撮影された静止画についてステップ23
から以降の一連の処理を実行する。こうして最終的にフ
ラッシュメモリ5に格納される複数枚の静止画中のステ
ップ21にてマルチ画面作成開始のために選択された静
止画から後に撮影されてフラッシュメモリ5に格納され
ている16枚の静止画の圧縮画像データが、順次画像伸
長されて第2RAM11に格納され、縮小静止画に間引
き処理されて第3RAM12に格納され、この格納が全
て完了すると、マイコン4はステップ30のように、第
3RAM12に格納された画像データを1枚の静止画の
画像データとして画像圧縮し、圧縮画像データをフラッ
シュメモリ5に新たな静止画ファイルとして格納する。
【0029】具体的な例を挙げて説明すると、ステップ
21にて開始の静止画番号NをN=3として、第3静止
画を選択すると、フラッシュメモリ5から第3静止画の
圧縮画像データが読み出されて画像伸長され、伸長画像
データが第2RAM11に格納され、この1枚分の静止
画の画像データの格納が完了すると、引き続いて第2R
AM11から第3静止画を1/16に縮小した縮小静止
画(第3縮小静止画)の画像データとして出力され、こ
の画像データが格納アドレスADR(0、0)から16
0×120画素分の領域を用いて第3RAM12に格納
される。
21にて開始の静止画番号NをN=3として、第3静止
画を選択すると、フラッシュメモリ5から第3静止画の
圧縮画像データが読み出されて画像伸長され、伸長画像
データが第2RAM11に格納され、この1枚分の静止
画の画像データの格納が完了すると、引き続いて第2R
AM11から第3静止画を1/16に縮小した縮小静止
画(第3縮小静止画)の画像データとして出力され、こ
の画像データが格納アドレスADR(0、0)から16
0×120画素分の領域を用いて第3RAM12に格納
される。
【0030】次いで、第4静止画の圧縮画像データを画
像伸長して第2RAM11に格納し、間引き処理して得
られる第4静止画の第4縮小静止画を第3RAM12に
格納する。この格納に際しては、格納アドレス(16
0、0)から160×120画素分の領域が用いられ、
図5に示すように第3縮小静止画の右隣りに位置するよ
うに格納される。更に第5静止画を縮小して得られる第
5縮小静止画が第4縮小静止画の右隣に、また第6静止
画を縮小して得られる第6縮小静止画が第5縮小静止画
の右隣りに位置するように格納され、第7縮小静止画〜
第10縮小静止画が2列目に、第11縮小静止画〜第1
4縮小静止画が3列目に、第15縮小静止画〜第18縮
小静止画が最下端に並ぶことになる。
像伸長して第2RAM11に格納し、間引き処理して得
られる第4静止画の第4縮小静止画を第3RAM12に
格納する。この格納に際しては、格納アドレス(16
0、0)から160×120画素分の領域が用いられ、
図5に示すように第3縮小静止画の右隣りに位置するよ
うに格納される。更に第5静止画を縮小して得られる第
5縮小静止画が第4縮小静止画の右隣に、また第6静止
画を縮小して得られる第6縮小静止画が第5縮小静止画
の右隣りに位置するように格納され、第7縮小静止画〜
第10縮小静止画が2列目に、第11縮小静止画〜第1
4縮小静止画が3列目に、第15縮小静止画〜第18縮
小静止画が最下端に並ぶことになる。
【0031】こうして16枚の縮小静止画の第3RAM
12への格納が完了すると、この第3RAM12に格納
されている画像データを1枚の静止画とし、図5の左上
端に該当する(0、0)の画素位置のアドレスADR
(0、0)からマイコン4への画像データの読み出しを
行い、マイコン4にて画像圧縮して得られた圧縮画像デ
ータを撮影により得られた20枚の静止画の後の静止
画、即ち第21静止画のデータとしてフラッシュメモリ
5に格納する。
12への格納が完了すると、この第3RAM12に格納
されている画像データを1枚の静止画とし、図5の左上
端に該当する(0、0)の画素位置のアドレスADR
(0、0)からマイコン4への画像データの読み出しを
行い、マイコン4にて画像圧縮して得られた圧縮画像デ
ータを撮影により得られた20枚の静止画の後の静止
画、即ち第21静止画のデータとしてフラッシュメモリ
5に格納する。
【0032】こうして第21静止画の圧縮画像データの
フラッシュメモリ5への格納が完了した後に、モード選
択スイッチ8を消去モードに切り換えると、マイコン4
はフラッシュメモリ5から第21静止画の1枚前の第2
0静止画の圧縮画像データを画像伸長して表示メモリ7
に保持し、LCDモニタ6にこの第20静止画を表示さ
せる。使用者はこのモニタ表示を確認しながら、消去を
所望する場合にはセットキー10を押圧すれば、この第
20静止画が消去される。次いでアップ/ダウンキー9
をダウン方向に操作すれば第19静止画が画像伸長され
てモニタ表示され、同様の処理を繰り返すことで、消去
を所望する静止画の画像データの消去が可能になる。
フラッシュメモリ5への格納が完了した後に、モード選
択スイッチ8を消去モードに切り換えると、マイコン4
はフラッシュメモリ5から第21静止画の1枚前の第2
0静止画の圧縮画像データを画像伸長して表示メモリ7
に保持し、LCDモニタ6にこの第20静止画を表示さ
せる。使用者はこのモニタ表示を確認しながら、消去を
所望する場合にはセットキー10を押圧すれば、この第
20静止画が消去される。次いでアップ/ダウンキー9
をダウン方向に操作すれば第19静止画が画像伸長され
てモニタ表示され、同様の処理を繰り返すことで、消去
を所望する静止画の画像データの消去が可能になる。
【0033】従って、前述の具体例において、第3乃至
第18静止画の16枚の静止画をマルチ画面作成モード
において第21静止画上に縮小画として合成した後に、
正規のVGAの静止画でなく1/16の縮小静止画で十
分に有効となる様な用途に撮影画を使用する場合には、
マルチ画面さえあれば基の静止画は不要となるので、こ
の静止画を消去することができ、フラッシュメモリ5の
容量を大幅に削減することが可能になる。例えば、前述
の例において第3乃至第18静止画の全ての静止画が、
縮小静止画で十分のサイズである場合には、マルチ画面
作成後にこれらの16枚の静止画を削除すればフラッシ
ュメモリ5では16枚の静止画の記憶容量からマルチ画
面を実現する第21静止画の記憶容量を減じた15枚分
の静止画の容量が空くことになり、ここに全く別の15
枚分の静止画の圧縮画像データを格納することが可能に
なる。特にマルチ画面の対象静止画のみに注目すると、
フラッシュメモリ5での使用容量を1/16に抑えるこ
とが可能になる。
第18静止画の16枚の静止画をマルチ画面作成モード
において第21静止画上に縮小画として合成した後に、
正規のVGAの静止画でなく1/16の縮小静止画で十
分に有効となる様な用途に撮影画を使用する場合には、
マルチ画面さえあれば基の静止画は不要となるので、こ
の静止画を消去することができ、フラッシュメモリ5の
容量を大幅に削減することが可能になる。例えば、前述
の例において第3乃至第18静止画の全ての静止画が、
縮小静止画で十分のサイズである場合には、マルチ画面
作成後にこれらの16枚の静止画を削除すればフラッシ
ュメモリ5では16枚の静止画の記憶容量からマルチ画
面を実現する第21静止画の記憶容量を減じた15枚分
の静止画の容量が空くことになり、ここに全く別の15
枚分の静止画の圧縮画像データを格納することが可能に
なる。特にマルチ画面の対象静止画のみに注目すると、
フラッシュメモリ5での使用容量を1/16に抑えるこ
とが可能になる。
【0034】こうしてデータ格納が完了したフラッシュ
メモリ5を、ケーブルにてパーソナルコンピュータ(パ
ソコン)側のマイコンに接続して、圧縮画像データをパ
ソコン側のメモリに転送し、このマイコン側で画像伸長
して21枚の静止画ファイルの伸長データをパソコン側
のモニターに順番に表示すると、第1乃至第20静止画
はそれぞれVGAの静止画として表示され、第21静止
画がモニタに表示されると図5のように16枚の縮小静
止画が合成された1枚の静止画が通常の静止画と同様に
表示されることになる。
メモリ5を、ケーブルにてパーソナルコンピュータ(パ
ソコン)側のマイコンに接続して、圧縮画像データをパ
ソコン側のメモリに転送し、このマイコン側で画像伸長
して21枚の静止画ファイルの伸長データをパソコン側
のモニターに順番に表示すると、第1乃至第20静止画
はそれぞれVGAの静止画として表示され、第21静止
画がモニタに表示されると図5のように16枚の縮小静
止画が合成された1枚の静止画が通常の静止画と同様に
表示されることになる。
【0035】また、この第21静止画の画像データをパ
ソコンに接続されたプリンタに出力すると、16枚の縮
小静止画から成る第21静止画が印画され、シールの作
成等の便利である。
ソコンに接続されたプリンタに出力すると、16枚の縮
小静止画から成る第21静止画が印画され、シールの作
成等の便利である。
【0036】前記実施例では、マルチ画面の作成対象と
なる静止画の選択には、フラッシュメモリ5に格納され
た静止画の内の1つを指定し、この静止画から後に撮影
された16枚の静止画を自動的に作成対象にしている
が、これに限定されるものではなく、16枚の静止画を
1枚づつ任意に選択するように構成することも可能であ
る。この場合には、LCDモニタ6にフラッシュメモリ
5内の静止画をアップ/ダウンキー9で操作して順次表
示し、マルチ画面作成を所望する静止画が表示される
と、セットキー10を押圧し、マイコン4はこの押圧時
のモニタ表示されている静止画の圧縮画像データを再度
フラッシュメモリ5から読み出して画像伸長し、前記実
施例と同様に第2RAM11を用いて間引き処理が為さ
れ、最終的に得られる縮小静止画を第3RAM12に格
納し、この格納が完了すると、再びアップ/ダウンキー
9を操作してLCDモニタ6に次の静止画を順次表示さ
せ、マルチ画面の対象にすることを所望する静止画につ
いてセットキー10押圧するという前述と同様の作業を
繰り返すことで対応できる。尚、セットキー10の押圧
後にモード選択スイッチ8を操作して消去モードに変更
した上で、セットキー10を押圧すれば、縮小静止画作
成後に該当する静止画をフラッシュメモリ5から消去す
ることも同時に実行できる。
なる静止画の選択には、フラッシュメモリ5に格納され
た静止画の内の1つを指定し、この静止画から後に撮影
された16枚の静止画を自動的に作成対象にしている
が、これに限定されるものではなく、16枚の静止画を
1枚づつ任意に選択するように構成することも可能であ
る。この場合には、LCDモニタ6にフラッシュメモリ
5内の静止画をアップ/ダウンキー9で操作して順次表
示し、マルチ画面作成を所望する静止画が表示される
と、セットキー10を押圧し、マイコン4はこの押圧時
のモニタ表示されている静止画の圧縮画像データを再度
フラッシュメモリ5から読み出して画像伸長し、前記実
施例と同様に第2RAM11を用いて間引き処理が為さ
れ、最終的に得られる縮小静止画を第3RAM12に格
納し、この格納が完了すると、再びアップ/ダウンキー
9を操作してLCDモニタ6に次の静止画を順次表示さ
せ、マルチ画面の対象にすることを所望する静止画につ
いてセットキー10押圧するという前述と同様の作業を
繰り返すことで対応できる。尚、セットキー10の押圧
後にモード選択スイッチ8を操作して消去モードに変更
した上で、セットキー10を押圧すれば、縮小静止画作
成後に該当する静止画をフラッシュメモリ5から消去す
ることも同時に実行できる。
【0037】また、前記実施例では、マルチ画面の作成
作業をディジタルスチルカメラ側で行っているが、フラ
ッシュメモリ5に格納された複数の静止画の圧縮画像デ
ータをパソコン側のメモリに転送し、パソコン側のマイ
コンにてマイコン4と同一の処理を実行させることも可
能である。この場合、第2及び第3RAM11、12を
パソコン側に準備し、更にLCDモニタ6の機能をパソ
コンに接続されたモニターに代用させ、更にモード選択
スイッチ8、アップ/ダウンキー9、セットキー10の
操作手段をパソコン側のキーボードで代用し、作成され
たマルチ画面の圧縮画像データを格納する為のハードデ
ィスク等の記憶媒体が代用され、図2乃至図4のフロー
チャートを実現する為の制御プログラムが格納されたフ
ロッピーディスクや光ディスクをパソコンに装着してこ
れらのプログラム格納メモリに一旦格納した上で、これ
らの制御プログラムによってパソコン側のマイコンを作
動させることで、パソコン側での作成作業が可能にな
る。
作業をディジタルスチルカメラ側で行っているが、フラ
ッシュメモリ5に格納された複数の静止画の圧縮画像デ
ータをパソコン側のメモリに転送し、パソコン側のマイ
コンにてマイコン4と同一の処理を実行させることも可
能である。この場合、第2及び第3RAM11、12を
パソコン側に準備し、更にLCDモニタ6の機能をパソ
コンに接続されたモニターに代用させ、更にモード選択
スイッチ8、アップ/ダウンキー9、セットキー10の
操作手段をパソコン側のキーボードで代用し、作成され
たマルチ画面の圧縮画像データを格納する為のハードデ
ィスク等の記憶媒体が代用され、図2乃至図4のフロー
チャートを実現する為の制御プログラムが格納されたフ
ロッピーディスクや光ディスクをパソコンに装着してこ
れらのプログラム格納メモリに一旦格納した上で、これ
らの制御プログラムによってパソコン側のマイコンを作
動させることで、パソコン側での作成作業が可能にな
る。
【0038】前記実施例では、間引き処理において静止
画を1/16に縮小して縮小静止画を作成し、これらの
縮小静止画を16枚合成して1枚の静止画を作成してい
るが、これに限定されるものではなく、静止画を1/9
の大きさに縮小して9枚の縮小静止画を合成して1枚の
静止画を作成するようにすることも可能である。
画を1/16に縮小して縮小静止画を作成し、これらの
縮小静止画を16枚合成して1枚の静止画を作成してい
るが、これに限定されるものではなく、静止画を1/9
の大きさに縮小して9枚の縮小静止画を合成して1枚の
静止画を作成するようにすることも可能である。
【0039】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、複数の静止
画の中から任意に選択された所定枚数の静止画を縮小し
て1枚の静止画に合成して単一の画像ファイルにして扱
えるので、マルチ画面の表示だけでなく、外部機器であ
るプリンタでのマルチ画面印画が可能になる。また、マ
ルチ画面の対象となった静止画を消去してマルチ画面で
の縮小静止画のみを記憶媒体に残すことで、画像記憶手
段での画像データの記憶に用いる容量を抑えることが可
能になる。
画の中から任意に選択された所定枚数の静止画を縮小し
て1枚の静止画に合成して単一の画像ファイルにして扱
えるので、マルチ画面の表示だけでなく、外部機器であ
るプリンタでのマルチ画面印画が可能になる。また、マ
ルチ画面の対象となった静止画を消去してマルチ画面で
の縮小静止画のみを記憶媒体に残すことで、画像記憶手
段での画像データの記憶に用いる容量を抑えることが可
能になる。
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】本発明の一実施例のマルチ画面作成モードの全
体のフローチャートである。
体のフローチャートである。
【図3】本発明の一実施例に係わり、間引き処理ルーチ
ンのフローチャートである。
ンのフローチャートである。
【図4】本発明の一実施例に係わり、格納ルーチンのフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図5】本発明の一実施例に係わり、第3RAM12で
の格納アドレスと表示画面の関係を説明する図である。
の格納アドレスと表示画面の関係を説明する図である。
4 マイコン 5 フラッシュメモリ 8 モード選択スイッチ 9 アップ/ダウンキー 10 セットキー 11 第2RAM 12 第3RAM
Claims (4)
- 【請求項1】 複数枚の静止画の画像データを格納
する画像記憶手段と、 マルチ画像作成モードにおいて該画像記憶手段から任意
に選択して読み出された静止画の画像データを縮小して
縮小静止画を作成する縮小処理手段と、 該縮小処理により得られる所定枚数分の縮小静止画を1
枚の静止画に合成する合成手段と、 該合成手段により作成された静止画の画像データを1個
の独立した画像データファイルとして前記画像記憶手段
に格納することを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項2】 前記縮小処理手段にて縮小処理され
た静止画を前記画像記憶手段から消去する消去手段を備
える請求項1記載の画像処理装置。 - 【請求項3】 画像記憶手段に格納された複数枚の
静止画中の所望の静止画の画像データを縮小処理し、得
られる所定枚数の縮小静止画を1枚の静止画に合成して
単一の画像データファイルを作成する画像処理方法。 - 【請求項4】 画像記憶手段に格納された複数枚の
静止画の画像データを縮小処理し、該縮小にて得られる
所定枚数の縮小静止画を1枚の静止画に合成して単一の
画像データファイルを作成する画像処理方法が記録され
た記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8288711A JPH10136294A (ja) | 1996-10-30 | 1996-10-30 | 画像処理装置、その画像処理方法及びその方法が記録された記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8288711A JPH10136294A (ja) | 1996-10-30 | 1996-10-30 | 画像処理装置、その画像処理方法及びその方法が記録された記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10136294A true JPH10136294A (ja) | 1998-05-22 |
Family
ID=17733707
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8288711A Pending JPH10136294A (ja) | 1996-10-30 | 1996-10-30 | 画像処理装置、その画像処理方法及びその方法が記録された記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10136294A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2004015702A1 (ja) * | 2002-08-09 | 2005-12-02 | 松下電器産業株式会社 | 光ディスクおよびリモコン装置 |
KR100841917B1 (ko) * | 1998-12-08 | 2008-06-30 | 소니 가부시끼 가이샤 | 디지털 카메라 장치 |
US8026970B2 (en) | 2003-02-27 | 2011-09-27 | Casio Computer Co., Ltd. | Image reproduction apparatus capable of simultaneously reproducing plurality of images |
-
1996
- 1996-10-30 JP JP8288711A patent/JPH10136294A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100841917B1 (ko) * | 1998-12-08 | 2008-06-30 | 소니 가부시끼 가이샤 | 디지털 카메라 장치 |
US7612809B2 (en) | 1998-12-08 | 2009-11-03 | Sony Corporation | Camera apparatus and image processing method |
JPWO2004015702A1 (ja) * | 2002-08-09 | 2005-12-02 | 松下電器産業株式会社 | 光ディスクおよびリモコン装置 |
US8026970B2 (en) | 2003-02-27 | 2011-09-27 | Casio Computer Co., Ltd. | Image reproduction apparatus capable of simultaneously reproducing plurality of images |
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