JP4438357B2 - 電子スチルカメラ - Google Patents
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Description
電子スチルカメラのカラーモニタに撮影した画像を表示する場合、メモリからRAW画像データを読み出し、読み出したRAW画像データを一時記憶するバッファメモリに格納し、格納したRAW画像データを読み出してJPEG画像データに変換処理し、変換処理された画像データをカラーモニタに表示していた。これによって、カラーモニタは、撮影された画像の一部を拡大表示する。
第1に、コンパクトフラッシュ(登録商標)等のメモリに格納されたRAW画像データをJPEG等の画像データに変換してカラーモニタに表示する従来技術は、コンパクトフラッシュ(登録商標)等のメモリからRAW画像データを読み出す際、大容量のRAW画像データ(1画素12ビット表示)を一時記憶するバッファメモリとして、大容量のものを必要とする。また、大容量のRAW画像データをJPEG画像データに変換する必要があるため、表示されるまでに多大の時間を要する。
また、RAW画像データはRGB各色が12ビットで表されるデータであり、画像処理手段はRAW画像データに画像処理を行いYCbCr8ビットに変換して拡大再生圧縮画像データおよび縮小圧縮画像データを生成しても良い。
本発明によれば、RAW画像データと同等の画質を有する画像を表示部(カラーモニタ)に拡大表示することが可能になる。
本発明によれば、RAW画像データを画像データの画像データ領域に格納し、RAW画像データから生成した圧縮画像データと、他の複数の圧縮画像データとを画像データの管理データ領域に格納することができる。
本発明によれば、画像データの画像データ領域に格納された複数の圧縮画像の中から、再生表示に適した画像を選択表示することができる。
本発明によれば、RGBの各色が12ビット(4096階調)で表されるRAW画像データを、YCbCrの各色が8ビットで表されるJPEG画像データに変換し、さらに圧縮処理したことにより、画素数は変わらないが、画像サイズ(ビット数)を大幅に減少することができる。
図1において、1はカメラのスイッチ類を操作する操作部、2は被写体を撮像する撮像部、3はRAW画像データを一時格納するRAWデータ一時記憶部31と画像処理部4で画像処理された画像データを一時格納する画像データ一時記憶部32と画像記録部9から読み出された画像データを一時格納する読出データ一時記憶部33とを備えたバッファメモリ、4は撮像して得たRAW画像データに対して色空間変換処理や画像圧縮処理や画像縮小処理等を行う画像処理部、5は画像記録部9から読み出された画像データに対してデータの伸張処理や表示用の画像縮小処理や色変換処理等を行って表示用データを作成する再生画像処理部、6は画像を表示する表示部(カラーモニタ)、7はバッファメモリ3のRAWデータ一時記憶部31及び画像データ一時記憶部32から出力される画像データを画像記録部9に記録するための書込制御部、8は画像記録部9に記録された画像データを読み出すための読出制御部、9は画像データを格納する画像記録部(具体的には、コンパクトフラッシュ(登録商標)等のメモリ)である。
図2に示すように、撮像部2は、レンズ21と、CCD22と、プリプロセス部23と、A/D変換器24と、CCDドライバ25とから構成されている。図2において、図1に示す画像処理部4は、ASIC11と、CPU12と、CPUプログラムメモリ13から構成されている。同様に、再生画像処理部5は、ASIC11と、CPU12と、CPUプログラムメモリ13から構成されている。また、書込制御部7及び読出制御部8は、ASIC11と、CPU12と、CPUプログラムメモリ13から構成されている。
また、CPUプログラムメモリ13は、CPU12を動作させるためのプログラムを格納している。
図3は、図1と図2に示す画像記録部9に格納される画像データ90の具体的構成を示す説明図である。図示するように、画像データ90は、管理データ領域と画像データ領域の二つの領域に分けられる。管理データ領域は、ヘッダ91とデータA(領域92)とデータB(領域93)とデータC(領域94)から構成されている。画像データ領域は、データD(領域95)から構成されている。
まず、画像記録部9に画像データを書込む処理から説明する。
次に、RAWデータ一時記憶部31に格納されたRAW画像データは、図1に示すように画像処理部4に入力され、色空間変換処理や画像圧縮処理等を施され、例えば、横縦比が3000×2000画素のJPEG画像データ(図3のデータCに対応)に変換される。このJPEG画像データは、バッファメモリ3の画像データ一時記憶部32を介して、書込制御部7の働きにより、図3に示す領域94にデータCとして格納される。なお、RGBの各色が12ビット(4096階調)で表されるRAW画像データを、YCbCrの各色が8ビットで表されるJPEG画像データに変換し、さらに圧縮処理したことにより、画素数は変わらないが、画像サイズ(ビット数)が大幅に減少する。
続いて、画像処理部4は、縮小処理されたJPEG画像データに再度画像縮小処理を施し、160×120画素のJPEG画像データ(図3のデータAに対応)に変換する。このJPEG画像データは、バッファメモリ3の画像データ一時記憶部32を介して、書込制御部7の働きにより、図3に示す領域92にデータAとして格納される。
以上の説明では、図3に示す領域94、93、92、95の順にJPEG画像データC、B、A、及びRAW画像データDを格納したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、画像処理部4でデータAを作成して領域92に格納し、続いて画像処理部4でデータBを作成して領域93に格納し、続いて画像処理部4でデータCを作成して領域94に格納し、最後にRAWデータ一時記憶部31に格納されたRAW画像データを領域95にデータDとして格納してもよい。
また、図3に示すRAW画像データDは、画素数はデータCと同じ3000×2000画素であっても、画像サイズ(ビット数)はとても大きな画像である。これは、前記したように、RGBの各色が12ビット(4096階調)で表現されるためである。
操作部1は、画像データ90の管理データ領域に格納されているデータA、B、Cのうち、領域94に格納されたデータCの読み出し処理を指示する。読出制御部8は、この指示に基づいて、データCを読み出し、バッファメモリ3の読出データ一時記憶部33に格納する。読出データ一時記憶部33に格納されたデータCは再生画像処理部5に入力される。再生画像処理部5は、データCに基づいて再生用画像データを生成し、表示部(カラーモニタ)6に出力する。
以上の実施形態においては、データC(拡大再生用ビュー画像、JPEG)とデータD(RAW画像データ)とを同じ画素数であるとして説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、表示部6に表示される拡大画像の画質がRAW画像データに基づいて画像処理して得られる拡大画像と同程度ならば、データC(拡大再生用ビュー画像、JPEG)の画素数を多少減らしてもよい。換言すれば、データC(拡大再生用ビュー画像、JPEG)とデータD(RAW画像データ)の画素数は、ほぼ同一であればよい。
また、画像記録部9に格納される画像データ90は、RAW画像データDと拡大再生用ビュー画像のJPEG画像データCを格納しているにも拘らず、拡大再生用ビュー画像のJPEG画像データCを管理データ領域に格納しているので、一つの画像データ90でよく、従来技術のように二つの画像データを必要としない。したがって、画像の検索を高速に行うことができる。
2 撮像部
3 バッファメモリ
31 RAWデータ一時記憶部
32 画像データ一時記憶部
33 読出データ一時記憶部
4 画像処理部
5 再生画像処理部
6 表示部(カラーモニタ)
7 書込制御部
8 読出制御部
9 画像記録部
11 ASIC
12 CPU
13 CPUプログラムメモリ
21 レンズ
22 CCD
23 プリプロセス部
24 A/D変換器
25 CCDドライバ
90 画像データ
91 ヘッダ
92、93、94、95 領域
A、B、C データ(JPEG画像データ)
D データ(RAW画像データ)
Claims (3)
- 被写体を撮像する撮像手段と、表示手段とを有する電子スチルカメラにおいて、
前記撮像手段によって取得された所定画素数からなるRAW画像データを一時記憶するRAW画像データ一時記憶手段と、
前記RAW画像データ記憶手段に一時記憶されたRAW画像データに画像処理を行って前記所定画素数からなる拡大再生圧縮画像データおよび前記所定画素数よりも少ない画素数からなる縮小圧縮画像データを生成する画像処理手段と、
前記画像処理手段によって作成された前記拡大再生圧縮画像データおよび前記縮小圧縮画像データを一時記憶する圧縮画像データ一時記憶手段と、
記録用の画像データを格納する画像記録手段と、
前記記録用の画像データの記録時に、該記録用の画像データの画像データ領域に前記RAW画像データを書き込み、前記記録用の画像データの管理データ領域に前記拡大再生圧縮画像データおよび前記縮小圧縮画像データを書き込む書込制御手段と、
前記画像記録手段から前記管理データ領域に書き込まれた前記拡大再生圧縮画像データまたは前記縮小圧縮画像データを読み出して一時記憶する読出データ一時記憶手段と、
前記表示手段による拡大再生と非拡大再生のいずれかの表示を制御する表示制御手段とを備え、
前記表示制御手段は、
拡大再生では、前記読出制御手段により画像記録手段から前記管理データ領域に書き込まれた前記拡大再生圧縮画像データを読み出して前記読出データ一時記憶手段により一時記憶し、前記拡大再生圧縮画像データを伸張して前記再生用画像データを生成して前記表示手段に表示し、
非拡大再生では、前記読出制御手段により画像記録手段から前記管理データ領域に書き込まれた前記縮小圧縮画像データを読み出して前記読出データ一時記憶手段により一時記憶し、前記縮小圧縮画像データを伸張して前記再生用画像データを生成して前記表示手段に表示することを特徴とする電子スチルカメラ。 - 請求項1記載の電子スチルカメラにおいて、
前記画像処理手段は前記拡大再生圧縮画像データに画像縮小処理を施して前記縮小圧縮画像データを生成することを特徴とする電子スチルカメラ。 - 請求項1記載の電子スチルカメラにおいて、
前記RAW画像データはRGB各色が12ビットで表されるデータであり、
前記画像処理手段は前記RAW画像データに画像処理を行いYCbCr8ビットに変換して前記拡大再生圧縮画像データおよび前記縮小圧縮画像データを生成することを特徴とする電子スチルカメラ。
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