JP2000270255A - 電子スチルカメラ及びその制御方法 - Google Patents

電子スチルカメラ及びその制御方法

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JP2000270255A JP11066846A JP6684699A JP2000270255A JP 2000270255 A JP2000270255 A JP 2000270255A JP 11066846 A JP11066846 A JP 11066846A JP 6684699 A JP6684699 A JP 6684699A JP 2000270255 A JP2000270255 A JP 2000270255A
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賢治 吉沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークメモリに残された伸長処理データを利
用して画像を表示することにより、画像再生の即時性の
改善を図る。 【解決手段】 表示手段に表示させようとする画像信号
を特定する情報と保持手段に保持された情報とを比較し
て双方の情報の一致が判定されたときにワークメモリ上
に存在する伸長処理前の画像信号又は伸張処理後の画像
信号を用いて表示手段への表示信号を生成する。伸長処
理前の画像信号を用いた場合には、記憶手段からの画像
信号の読み出し処理と伸張処理が共に不要となり、ま
た、伸長処理後の画像信号を用いた場合には、伸張処理
が不要となり、いずれの場合も画像表示を高速化して画
像再生の即時性を改善できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子スチルカメラ
に関し、特に、画像表示用のモニター画面を備えた電子
スチルカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】CCD(Charge Coupled
Device)などのイメージセンサを用いて撮影さ
れた被写体の画像情報を、半導体メモリ等の記録デバイ
スに保存する電子スチルカメラは、現像の必要がなく、
しかも画像情報をパソコン等に取り込んで自由に編集加
工したり、ネットワークを介して遠隔地に伝送したりで
きる点で、銀塩カメラにない格別の利便性を持ってい
る。
【0003】一般に電子スチルカメラでは、画像情報を
圧縮処理して記録デバイスに保存すると共に、画像の再
生時やパソコン等への出力時には、記録デバイスから読
み出して伸長処理することが行われている。これは、記
憶デバイスの容量を効率的に使用してできるだけ多くの
画像を記録するための対策である。
【0004】なお、“圧縮”とは所定の符号化アルゴリ
ズムを用いて情報の冗長度を取り除くことにより情報の
サイズを小さくすることを言い、“伸長”とはその逆の
処理を行って元の画像に再生することを言う。圧縮を符
号化と言うこともあり、また、伸長を復号又は復元若し
くは解凍と言うこともあるが、いずれも意味は同じであ
る。
【0005】圧縮/伸長のアルゴリズムは、伸長時に元
の情報を完全に再現できる可逆性のものと不完全な再現
を行う非可逆性のものとがある。カラー静止画の標準的
な符号化アルゴリズムは、後者に属するJPEG(Jo
int Photographic Experts
Group)方式であり、ほとんどの電子スチルカメラ
に用いられている符号化アルゴリズムはJPEG方式又
はJPEG互換方式である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の圧縮
処理や伸長処理に際しては、たとえそれを専用の回路で
ハード的に行ったとしても、ある程度のオーバヘッド時
間を必要とするため、例えば、記録デバイスの保存画像
をモニター画面に表示しようとした場合には、所定のキ
ースイッチを押して意図的な再生操作を行ってから少な
くとも上記のオーバヘッド時間(正確には記憶デバイス
からの読み出し時間+上記オーバヘッド時間)を経過し
た後でなければ画像を再生することができず、画像再生
の即時性を得られないという問題点がある。
【0007】そこで本発明は、ワークメモリに残された
伸長処理データを利用して画像を表示することにより、
画像再生の即時性の改善を図ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
撮像手段で生成された被写体の画像信号をワークメモリ
を用いて圧縮処理する圧縮手段と、前記圧縮処理された
画像信号を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶さ
れた画像信号を前記ワークメモリを用いて伸長処理する
伸長手段と、前記伸張処理された画像信号を表示する表
示手段と、を備えた電子スチルカメラにおいて、前記ワ
ークメモリ上に存在する伸長処理前の画像信号又は伸張
処理後の画像信号を特定する情報を保持する保持手段
と、前記表示手段に表示させようとする画像信号を特定
する情報と前記保持手段に保持された情報とを比較して
双方の情報の一致が判定されたときに前記ワークメモリ
上に存在する伸長処理前の画像信号又は伸張処理後の画
像信号を用いて前記表示手段への表示信号を生成する生
成手段と、を備えたことを特徴とする。請求項2記載の
発明は、撮像手段で生成された被写体の画像信号をワー
クメモリを用いて圧縮処理する圧縮手段と、前記圧縮処
理された画像信号を記憶する記憶手段と、前記記憶手段
に記憶された画像信号を前記ワークメモリを用いて伸長
処理する伸長手段と、前記伸張処理された画像信号を表
示する表示手段と、を備えた電子スチルカメラにおい
て、前記ワークメモリ上に存在する、前記撮像手段で生
成された被写体の画像信号を特定する情報を保持する保
持手段と、前記表示手段に表示させようとする画像信号
を特定する情報と前記保持手段に保持された情報とを比
較して双方の情報の一致が判定されたときに前記ワーク
メモリ上に存在する、前記撮像手段で生成された被写体
の画像信号を用いて前記表示手段への表示信号を生成す
る生成手段と、を備えたことを特徴とする。請求項3記
載の発明は、ワークメモリ上に存在する、被写体の画像
信号又は該画像信号を圧縮処理した画像信号若しくは該
圧縮処理した画像信号の伸張処理後の画像信号を特定す
る情報を保持する第1ステップと、表示手段に表示させ
ようとする画像信号を特定する情報と前記第1ステップ
で保持した情報とを比較して双方の情報の一致が判定さ
れたときに、前記ワークメモリ上に存在する、被写体の
画像信号又は該画像信号を圧縮処理した画像信号若しく
は該圧縮処理した画像信号の伸張処理後の画像信号を用
いて前記表示手段への表示信号を生成する第2ステップ
と、を含むことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施形態】以下、本発明の実施形態を、図面を
参照しながら説明する。
【0010】図1は、本実施形態における電子スチルカ
メラのブロック図であり、10は写真レンズ、11はC
CD、12はCCD11のドライバ、13はタイミング
発生器、14はサンプルホールド回路、15はアナログ
ディジタル変換器、16はカラープロセス回路、17は
ビデオトランスファー回路、18はワークメモリ部(発
明の要旨に記載のワークメモリに相当)、19は圧縮・
伸長回路(発明の要旨に記載の圧縮手段及び伸長手段に
相当)、20は画像記録部(発明の要旨に記載の記憶手
段に相当)、21はCPU(発明の要旨に記載の生成手
段に相当)、22はキー入力部、23はディジタルビデ
オエンコーダ、24は液晶ディスプレイ、25はバスで
ある。
【0011】なお、写真レンズ10、CCD11、ドラ
イバ12、タイミング発生器13、サンプルホールド回
路14、アナログディジタル変換器15及びカラープロ
セス回路16は、一体として発明の要旨に記載の撮像手
段に相当し、また、ディジタルビデオエンコーダ23及
び液晶ディスプレイ24は、一体として発明の要旨に記
載の表示手段に相当する。
【0012】これら各部の機能は、概ね以下のとおりで
ある。 ・写真レンズ10 CCD11の受光面上に被写体の像を結ばせるためのも
のであり、自動焦点機能のための焦点合わせ機構を備え
ている。なお、ズーム機能を備えたり、沈胴式であった
りしてもよい。
【0013】・CCD11 電荷をアレイ状に転送する固体撮像デバイスである。電
荷結合素子とも呼ばれる。アナログ遅延線などに用いら
れるものもあるが、本明細書では、特に、二次元の光学
情報を時系列(シリアル列)の電気信号に変換して出力
する固体のイメージセンサーを指す。
【0014】一般にCCDは、多数の光電変換素子をア
レイ状に並べた光電変換部と、光電変換素子の出力電荷
を蓄積する電荷蓄積部と、電荷蓄積部の電荷を所定の方
式で読み出す電荷読み出し部とから構成されており、光
電変換素子の一つ一つが画素になる。例えば、有効画素
数が100万画素のCCDでは、少なくともアレイの桝
目が100万個並んでいることになる。以下、説明の都
合上、図示のCCD11は、行方向(横方向)にN個、
列方向(縦方向)にM個の画素で構成されたN列×M行
のアレイ構造を有しているものとする。
【0015】なお、本実施形態のCCD11はカラーC
CDである。一般にCCDの画素情報そのものは色情報
を持っていないため、カラーCCDでは前面に色フィル
タアレイ(光の三原色を用いた原色フィルタ又は色の三
原色を用いた補色フィルタ)を装着し、さらにその前面
に、色フィルタアレイのピッチに相当する周波数成分を
有する偽の色信号を除去するための光学ローパスフィル
タを装着するが、図面では略してある。
【0016】また、CCDは、電荷の読み出し方式によ
って二つのタイプに分けることができる。第1は、信号
を読み出すときに画素を一つずつ飛ばす「飛び越し読み
出し方式」(インターレースCCDとも言う)のタイプ
であり、第2は、全画素を順番に読み出す「全面読み出
し方式」(ノンインターレースCCD又はプログレッシ
ブCCDとも言う)のタイプである。普及型の電子スチ
ルカメラでは第2のタイプがよく用いられるものの、昨
今の100万画素を越えるメガピクセル級の電子スチル
カメラでは第1のタイプが用いられることもある。以
下、説明の便宜上、本実施形態のCCD11は、第2の
タイプ(全面読み出し方式)とする。
【0017】・ドライバ12とタイミング発生器13 CCD11の読み出しに必要な駆動信号を生成する部分
であり、CCD11はこの駆動信号に同期して画像信号
を出力する。本実施形態のCCD11は、全面読み出し
方式と仮定されているから、CCD11の各列を次々に
指定しながら行単位に画素の情報を転送する(読み出
す)ことができる駆動信号、要するに、N列×M行のア
レイ構造の左上から右下の方向(この方向はテレビジョ
ンの走査方向に類似する)に画素情報をシリアルに読み
出すための水平・垂直それぞれの駆動信号を生成するも
のである。 ・サンプルホールド回路14 CCD11から読み出された時系列の信号(この段階で
はアナログ信号である)を、CCD11の解像度に適合
した周波数でサンプリング(例えば、相関二重サンプリ
ング)するものである。なお、サンプリング後に自動利
得調整を行うこともある。 ・アナログディジタル変換器15 サンプリングされた信号をディジタル信号に変換するも
のである。
【0018】・カラープロセス回路16 アナログディジタル変換器15の出力から輝度・色差マ
ルチプレクス信号(以下、YUV信号と言う)を生成す
る部分である。YUV信号を生成する理由は、次のとお
りである。アナログディジタル変換器15の出力は、ア
ナログかディジタルかの違い及びサンプリングやディジ
タル変換の誤差を除き、実質的にCCD11の出力と一
対一に対応し、光の三原色データ(RGBデータ)その
ものであるが、このデータはサイズが大きく、限られた
メモリ資源の利用や処理時間の点で不都合をきたす。そ
こで、何らかの手法で多少なりともデータ量の削減を図
る必要がある。YUV信号は、一般にRGBデータの各
要素データ(Rデータ、Gデータ、Bデータ)は輝度信
号Yに対して、G−Y、R−Y、B−Yの三つの色差信
号で表現できるうえ、これら三つの色差信号の冗長を取
り除けば、G−Yを転送しなくてもよく、G−Y=α
(R−Y)−β(B−Y)で再現できる、という原理に
基づく一種のデータ量削減信号と言うことができる。こ
こで、αやβは合成係数である。
【0019】なお、YUV信号をYCbCr信号(Cb
とCrはそれぞれB−YとR−Y)と言うこともある
が、本明細書ではYUV信号に統一することにする。
【0020】・ビデオトランスファー回路17 ビデオトランスファー回路17は、(撮像系の出口を構
成する)カラープロセス回路16、ワークメモリ部1
8、(表示系の入り口を構成する)ディジタルビデオエ
ンコーダ23及び(圧縮・伸長系の主要部を構成する)
圧縮・伸長回路19の間を行き来するデータの流れをコ
ントロールする。具体的には、液晶ディスプレイ24の
表示を見ながら構図を調整する撮影準備段階で第1の流
れと第2の流れを許容し、キー入力部22に設けら
れた不図示のシャッターキーを押して表示中の画像を画
像記録部20にキャプチャーする記録段階で第3の流れ
を許容し、所望の画像を画像記録部20から読み出し
て液晶ディスプレイ24に表示する再生段階で第2の流
れと第4の流れを許容する。
【0021】なお、“流れ”とは、カラープロセス回路
16、ワークメモリ部18、ディジタルビデオエンコー
ダ23及び圧縮・伸長回路19の間を行き来するデータ
の動きを概念的に捉えた便宜上の表現であり、その言葉
自体に格別の意味はないものの、一般にディジタルシス
テムにとっては、データの素早い動きはその性能を直接
に左右し、とりわけ大量の画素情報を取り扱う電子スチ
ルカメラにとっては、(データの素早い動きは)当然配
慮されなければならない設計条件の一つであるから、上
記流れのすべて又は一部は高速データ転送の手法を駆使
したデータの流れを意味する。すなわち、第1から第4
の流れ〜は、例えば、DMA(Direct Me
mory Access)転送による流れであり、ビデ
オトランスファー回路17は、それに必要な制御部(D
MAコントローラ)やその他の周辺部分(例えば、転送
速度調節のためのFIFOメモリ及びインターフェース
回路など)を含み、これら各部の働きによって、カラー
プロセス回路16、ワークメモリ部18、ディジタルビ
デオエンコーダ23及び圧縮・伸長回路19の間の“素
早いデータ転送”(例えば、DMA転送)を調停する。
【0022】・ワークメモリ部18 書き換え可能な半導体メモリの一種であるDRAMで構
成されている。スルー画像のバッファ領域として使用さ
れるほか、圧縮・伸長回路19で実行される圧縮処理及
び伸長処理の対象データのバッファ領域並びに処理結果
のバッファ領域としても使用される。なお、CCD11
から出力される周期的な画像信号を利用して複数枚の連
写画像を記録可能な電子スチルカメラにあっては、連写
画像を一時的に保存するためのバッファ領域としても使
用される。
【0023】一般にDRAMは記憶内容を保持するため
に、データの再書込み(リフレッシュ)をダイナミック
に行う点でスタティックRAM(SRAM)と相違する
が、SRAMと比べて書込みや読み出し速度が劣るもの
の、ビット単価が安く、大容量の一時記憶を安価に構成
できることから、特に電子スチルカメラに好適である。
但し、本発明では、DRAMに限定しない。書き換え可
能な半導体メモリであればよい。
【0024】図2は、ワークメモリ部18の要部メモリ
マップを示す図であり、図では、圧縮・伸長回路19で
実行される伸長処理の対象データ(圧縮された画像情
報;以下、圧縮データ)のバッファ領域18a(以下、
圧縮データバッファ領域)と、その処理結果(伸長され
た画像情報;以下、伸長データ)のバッファ領域18b
(以下、伸長データバッファ領域)とを模式的に示して
いる。
【0025】ここで、圧縮データバッファ領域18a
は、画像記録部20から任意に読み出された圧縮データ
を保持するためのデータ部18cと、当該圧縮データの
識別情報を保持するためのインデックス部18d(発明
の要旨に記載の保持手段に相当)とを有し、同様に、伸
長データバッファ領域18bは、当該圧縮データの伸長
データを保持するためのデータ部18eと、当該圧縮デ
ータの識別情報を保持するためのインデックス部18f
(発明の要旨に記載の保持手段に相当)とを有してい
る。
【0026】圧縮データの“識別情報”とは、圧縮デー
タを画像記録部20に記録する際にシステムによって付
与されるユニークな情報であり、例えば、1を初期値と
する連番のピクチャー番号PIC_i(iは1,2,
3,・・・・,n)である。なお、圧縮データが複数枚の連
写画像を含む動画ファイル(例えば、AVI形式の動画
ファイル)である場合には、そのファイル番号を識別情
報とすることもあるが、ここでは、説明の簡単化のため
にピクチャー番号で代表する。
【0027】・圧縮・伸長回路19 JPEGの圧縮処理と伸長処理を行う部分である。処理
実行時の作業領域は上述のとおりワークメモリ部18の
一部を使用する。例えば、伸長処理を行う際は、ワーク
メモリ部19の圧縮データバッファ領域18aと解凍デ
ータバッファ領域18bを使用する。
【0028】・画像記録部20 書き換え可能な読み出し専用メモリ(PROM:Pro
grammableRead Only Memor
y)のうち、電気的に全ビット(又はブロック単位)の
内容を消して内容を書き直せるものを指す。フラッシュ
EEPROM(Flash Electrically
Erasable PROM)とも言う。本実施形態
における画像記録部20は、カメラ本体から取り外せな
い固定型であってもよいし、カード型やパッケージ型の
ように取り外し可能なものであってもよい。なお、画像
記録部20は、内蔵型であれ取り外し可能型であれ、所
定の形式で初期化(フォーマット)されている必要があ
る。初期化済みの画像記録部20には、その記憶容量に
応じた枚数の画像(圧縮データ)を記録できる。例え
ば、圧縮後のデータサイズを100KBとすれば、4M
Bの容量で40枚、8MBの容量で80枚を記録でき
る。
【0029】図3は、画像記録部20の構造概念図であ
る。図ではn枚の圧縮データが格納された様子を示して
おり、各々の圧縮データにはPIC_1からPIC_n
までのユニークなピクチャー番号が付与されている。な
お、圧縮データが複数枚の連写画像を含む動画ファイル
である場合には、その圧縮データに付与されたピクチャ
ー番号をファイル番号と読み替えるものとする。 ・CPU21 所定のプログラムを実行してカメラの動作を集中制御す
るものである。プログラムは、CPU21の内部に設け
られた不図示のROMに書き込まれており、記録モード
では、そのモード用のプログラムが、また、再生モード
では、そのモード用のプログラムがROMからCPU2
1の内部に設けられた不図示のRAMにロードされて実
行される。なお、これらのROMやRAMは必ずしもC
PU21の内部に設けられている必要はなく、また、R
OMもデータ(プログラム)の書き換えが可能なもので
あってもよい。
【0030】・キー入力部22 カメラ本体に設けられた各種キースイッチの操作信号を
生成する部分である。キースイッチの一つは、先にも述
べたシャッターキーであるが、それ以外は、例えば、プ
ラスキー、マイナスキー、電源スイッチ、メニューキ
ー、ディスプレイキー、記録モードキー、セルフタイマ
ーキー、ストロボモードキー、REC/PLAYキーな
どであり、これら各キーの機能は、以下のとおりであ
る。 ・・シャッターキー 記録モード時には、その名のとおり“シャッターキー”
(半押しで露出とフォーカスを固定し、全押しで画像を
キャプチャーする)として働くキーであるが、記録モー
ドや再生モード(キャプチャー画像を再生したり他の機
器に出力したりするモード)時にメニューキーが押され
た場合には、液晶ディスプレイ24に表示された様々な
選択項目を了解するためのYESキーとしても働くマル
チ機能キーである。 ・・プラスキー 再生画像を選択したり、各種システム設定を選択したり
するために用いられるキーである。“プラス”は、その
選択方向を意味し、画像選択の場合であれば最新画像の
方向、システム設定選択の場合であれば液晶ディスプレ
イ24の走査方向である。 ・・マイナスキー 方向が逆向きである以外、プラスキーと同じ機能であ
る。
【0031】・・電源スイッチ カメラの電源をオンオフするスイッチである。 ・・メニューキー 各種システム設定を行うためのキーである。再生モード
においては、デリートモード(画像の消去モード)や動
画表示モードをはじめとした各種項目を液晶ディスプレ
イ24に表示し、記録モードにおいては、画像の記録に
必要な、例えば、記録画像の精細度、オートフォーカス
のオンオフ、連写撮影の撮影時間などの選択項目を液晶
ディスプレイ24に表示する。 ・・ディスプレイキー 液晶ディスプレイ24に表示された画像に様々な情報を
オーバラップ表示するためのキーであり、例えば、記録
モードでは、残り撮影可能枚数や撮影形態(通常撮影、
パノラマ撮影、連写撮影)などの情報をオーバラップ表
示し、再生モードでは、再生画像の属性情報(ページ番
号や精細度等)をオーバラップ表示する。
【0032】・・記録モードキー 記録モード時のみ使用可能になるキーである。通常撮
影、パノラマ撮影、連写撮影などを選択する。 ・・セルフタイマーキー セルフタイマー機能をオンオフするキーである。 ・・ストロボモードキー ストロボに関する様々な設定、例えば、強制発光させた
り、発光を禁止したり、赤目を防止したりするキーであ
る。 ・・REC/PLAYキー 記録モードと再生モードを切り替えるためのキーであ
る。撮影時には「REC」の位置にし、再生時には「P
LAY」の位置にする。例えば、「REC」から「PL
AY」の位置に切替えると、最後に撮影された画像を液
晶ディスプレイ24に再生表示することができる。 ・ディジタルビデオエンコーダ23 ビデオトランスファー回路17を介してワークメモリ部
18の画像バッファから読み出された表示用画像をアナ
ログ電圧に変換するとともに、液晶ディスプレイ24の
走査方式に応じたタイミングで順次に出力するものであ
る。 ・液晶ディスプレイ24 電子スチルカメラの本体に取り付けられた小型の平面表
示装置である。一般に液晶型の平面表示装置であるが、
これに限定されない。
【0033】液晶ディスプレイ24は、REC/PLA
Yキーが「REC」位置にあるときにスルー画像を表示
して構図調整等の便宜を図り、「PLAY」位置にある
ときに最後に撮影された画像(又はプラスキーやマイナ
スキーで選択された任意の画像)を再生表示して撮影画
像の閲覧を可能にする。また、メニューキーやディスプ
レイキーが押されたときに撮影モードの情報をオーバラ
ップ表示したり、所定のメニュー項目を表示したりす
る。 ・バス25 以上各部の間で共有されるデータ(及びアドレス)転送
路である。図では省略しているが、各部の間には所要の
制御線(コントロールライン)も設けられている。
【0034】次に、作用を説明するが、はじめに画像の
記録と再生の概要を説明する。
【0035】まず、記録モードでは、写真レンズ10の
後方に配置されたCCD11がドライバ12からの信号
で駆動され、写真レンズ10で集められた映像が一定周
期毎に光電変換されて1画像分の映像信号が出力され
る。そして、この映像信号がサンプルホールド回路14
でサンプリングされ、アナログディジタル変換器15で
ディジタル信号に変換された後、カラープロセス回路1
6でYUV信号が生成される。このYUV信号は、ビデ
オトランスファー回路17を介してワークメモリ部18
の画像バッファに転送され、同バッファへの転送完了後
に、ビデオトランスファー回路17によって読み出さ
れ、ディジタルビデオエンコーダ23を介して液晶ディ
スプレイ24に送られ、スルー画像として表示される。
【0036】この状態でカメラの向きを変えると、液晶
ディスプレイ24に表示されているスルー画像の構図が
変化し、適宜の時点(所望の構図が得られた時点)でシ
ャッターキーを半押しして露出とフォーカスをセットし
た後、全押しすると、ワークメモリ部18の画像バッフ
ァに保存されているYUV信号がその時点のYUV信号
で固定され、かつ液晶ディスプレイ24に表示されてい
るスルー画像も同時点の画像で固定される。
【0037】そして、その時点でワークメモリ部18の
画像バッファに保存されているYUV信号は、圧縮・伸
長回路19によってY、Cb、Crの各コンポーネント
毎に8×8画素の基本ブロックと呼ばれる単位でJPE
G符号化(圧縮)された後、その圧縮データが画像記録
部20に書き込まれる。
【0038】一方、再生モードでは、CCD11からワ
ークメモリ部18までの経路が停止されるとともに、最
新のキャプチャー画像が画像記録部20からワークメモ
リ部18の圧縮データバッファ領域18a(図2参照)
に読み出され、圧縮・伸長回路19によって伸長処理さ
れた伸長データがワークメモリ部18の伸長データバッ
ファ領域18b(図2参照)に格納された後、この伸長
データバッファ領域18bからディジタルビデオエンコ
ーダ23を介して液晶ディスプレイ24に送られ、再生
画像として表示される。
【0039】図4は、本実施形態における再生モードプ
ログラムの要部を示すフローチャートである。このプロ
グラムは、REC/PLAYキーを「REC」から「P
LAY」位置に切替えたとき、又は、「PLAY」位置
でメニュー表示を取り止めたときに実行され、以下の処
理をステップ順に行う。
【0040】図4において、まず、ワークメモリ部18
の伸長データバッファ領域18bを参照し、そのインデ
ックス部18fのデータを読み込む(S1)。そして、
伸長データバッファ領域18bのインデックス部18f
に有効なインデックスデータ(PIC_i)が存在する
場合は(S2のYES判定)、そのインデックスデータ
と再生対象画像のピクチャー番号とを比較して一致する
か否かを判定し(S3)、一致した場合は、伸長データ
バッファ領域18bのデータ部18eに格納されている
伸長データを用いて液晶ディスプレイ24に画像を表示
する(S4)。
【0041】したがって、この場合は、伸長データバッ
ファ領域18bのデータ部18eに“残されていた”伸
長データを利用して画像を表示するので、画像記録部2
0からの圧縮データの読み出し処理や当該圧縮データの
伸張処理を省くことができ、少なくともこれら二つの処
理に要する時間だけ画像表示を高速化して画像再生の即
時性を改善することができる。
【0042】一方、伸長データバッファ領域18bのイ
ンデックス部18fに有効なインデックスデータが存在
しない、又は、当該インデックスデータと表示対象画像
のピクチャー番号が一致しない場合は、ワークメモリ部
18の圧縮データバッファ領域18aを参照し、そのイ
ンデックス部18dのデータを読み込む(S5)。そし
て、圧縮データバッファ領域18aのインデックス部1
8dに有効なインデックスデータ(PIC_i)が存在
する場合は(S6のYES判定)、そのインデックスデ
ータと再生対象画像のピクチャー番号とを比較して一致
するか否かを判定し(S7)、一致した場合は、圧縮デ
ータバッファ領域18aのデータ部18cに格納されて
いる圧縮データのピクチャー番号(圧縮データバッファ
領域18aのインデックス部18dに格納されているイ
ンデックスデータ)を伸長データバッファ領域18bの
インデックス部18fに転記するとともに、当該圧縮デ
ータを伸長処理してその処理結果を伸長データバッファ
領域18bのデータ部18eに格納した後(S9)、伸
長データバッファ領域18bのデータ部18eに格納し
た伸長データを用いて液晶ディスプレイ24に画像を表
示する(S4)。なお、圧縮データバッファ領域18a
のインデックス部18dに有効なインデックスデータ
(PIC_i)が存在しない場合(S6のNO判定)、
又は、インデックスデータが存在する場合であっても、
そのインデックスデータと再生対象画像のピクチャー番
号とが一致しない場合(S7のNO判定)は、まず、画
像記録部20から再生対象画像の圧縮データを読み込ん
で圧縮データバッファ領域18aのデータ部18cに格
納すると共に、同バッファ領域18aのインデックス部
18dに再生対象画像のピクチャー番号を格納し(S
8)、次いで、圧縮データバッファ領域18aのデータ
部18cに格納した圧縮データを伸張処理して、その伸
長データを伸長データバッファ領域18bのデータ部1
8eに格納すると共に、同バッファ領域18bのインデ
ックス部18dに再生対象画像のピクチャー番号を書き
込み(S9)、最後に、伸長データバッファ領域18b
のデータ部18eに格納した伸長データを用いて液晶デ
ィスプレイ24に画像を表示する(S4)。
【0043】したがって、圧縮データバッファ領域18
aのインデックス部18dに有効なインデックスデータ
(PIC_i)が存在し、且つ、そのインデックスデー
タと再生対象画像のピクチャー番号とが一致する場合
は、圧縮データバッファ領域18aのデータ部18cに
“残されていた”圧縮データを利用して画像を表示する
ので、画像記録部20からの圧縮データの読み出し処理
を省くことができ、少なくとも同読み出し処理に要する
時間だけ画像表示を高速化して画像再生の即時性を改善
することができる。
【0044】以上のとおり、本実施形態にあっては、ワ
ークメモリ部18に残された「圧縮データ」又は「伸長
データ」を利用して画像を表示するから、伸長データを
利用した場合は、画像記録部20からの読み出し処理と
伸張処理の両方を省略でき、また、圧縮データを利用し
た場合は、画像記録部20からの読み出し処理を省略で
き、いずれの場合も画像表示を高速化して画像再生の即
時性を改善できるという従来技術にない格別な効果を得
ることができる。
【0045】なお、以上の説明では、ワークメモリ部1
8に残された「圧縮データ」又は「伸長データ」を利用
して画像を表示する例を示したが、これに限らない。一
般に電子スチルカメラでは、撮像手段で生成された被写
体の画像信号をワークメモリ上の画像バッファ領域に格
納し、この画像信号を用いて表示手段に表示するスルー
画像を作ったりしているため、この画像バッファ領域に
残されたデータ(撮像手段で生成された被写体の画像信
号)を利用してもよい。この場合、画像バッファ領域に
残されたデータと再生対象画像との一致を判定するため
のインデックス情報(ピクチャー番号又はファイル番号
など)をワークメモリに格納しておけばよい。
【0046】また、以上の説明では、ワークメモリ部1
8に残された「伸長データ」を単に“伸張処理後”のデ
ータとしているが、この“伸張処理後”の意味は、例え
ば、JPEG方式で復元されたデータであることはもち
ろんのこと、復元途中の中間データも意味し、さらに、
伸張処理後のデータを表示形式に直してワークメモリ上
に一旦展開してから表示するようなアーキテクチャを採
用する電子スチルカメラにあっては、その展開データも
意味する。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、表示手段に表示させよ
うとする画像信号を特定する情報と保持手段に保持され
た情報とを比較して双方の情報が一致したときに、ワー
クメモリ上に存在する、被写体の画像信号又は該画像信
号を圧縮処理した画像信号若しくは該圧縮処理した画像
信号の伸張処理後の画像信号を用いて表示手段への表示
信号を生成するので、被写体の画像信号又は伸長処理前
の画像信号(被写体の画像信号を圧縮処理した画像信
号)を用いた場合には、記憶手段からの画像信号の読み
出し処理と伸張処理が共に不要となり、また、伸長処理
後の画像信号を用いた場合には、伸張処理が不要とな
り、いずれの場合も画像表示を高速化して画像再生の即
時性を改善できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子スチルカメラのブロック図である。
【図2】ワークメモリ部の要部メモリマップを示す図で
ある。
【図3】画像記録部の構造概念図である。
【図4】実施形態における再生モードプログラムの要部
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 写真レンズ(撮像手段) 11 CCD(撮像手段) 12 ドライバ(撮像手段) 13 タイミング発生器(撮像手段) 14 サンプルホールド回路(撮像手段) 15 アナログディジタル変換器(撮像手段) 16 カラープロセス回路(撮像手段) 18 ワークメモリ部(ワークメモリ) 18d、18f インデックス部(保持手段) 19 圧縮・伸長回路(圧縮手段、伸長手段) 20 画像記録部(記憶手段) 21 CPU(生成手段) 23 ディジタルビデオエンコーダ(表示手段) 24 液晶ディスプレイ(表示手段)
フロントページの続き (72)発明者 栗子 博行 東京都羽村市栄町3丁目2番1号 カシオ 計算機株式会社羽村技術センター内 (72)発明者 吉沢 賢治 東京都羽村市栄町3丁目2番1号 カシオ 計算機株式会社羽村技術センター内 (72)発明者 成嶋 和博 東京都羽村市栄町3丁目2番1号 カシオ 計算機株式会社羽村技術センター内 (72)発明者 徳永 聡司 東京都羽村市栄町3丁目2番1号 カシオ 計算機株式会社羽村技術センター内 Fターム(参考) 2H051 AA00 CE14 2H054 AA01 CD03 2H091 GA11 MA10 5C022 AA13 AC01 AC42 AC69

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像手段で生成された被写体の画像信号
    をワークメモリを用いて圧縮処理する圧縮手段と、 前記圧縮処理された画像信号を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された画像信号を前記ワークメモリ
    を用いて伸長処理する伸長手段と、 前記伸張処理された画像信号を表示する表示手段と、を
    備えた電子スチルカメラにおいて、 前記ワークメモリ上に存在する伸長処理前の画像信号又
    は伸張処理後の画像信号を特定する情報を保持する保持
    手段と、 前記表示手段に表示させようとする画像信号を特定する
    情報と前記保持手段に保持された情報とを比較して双方
    の情報の一致が判定されたときに前記ワークメモリ上に
    存在する伸長処理前の画像信号又は伸張処理後の画像信
    号を用いて前記表示手段への表示信号を生成する生成手
    段と、 を備えたことを特徴とする電子スチルカメラ。
  2. 【請求項2】 撮像手段で生成された被写体の画像信号
    をワークメモリを用いて圧縮処理する圧縮手段と、 前記圧縮処理された画像信号を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された画像信号を前記ワークメモリ
    を用いて伸長処理する伸長手段と、 前記伸張処理された画像信号を表示する表示手段と、を
    備えた電子スチルカメラにおいて、 前記ワークメモリ上に存在する、前記撮像手段で生成さ
    れた被写体の画像信号を特定する情報を保持する保持手
    段と、 前記表示手段に表示させようとする画像信号を特定する
    情報と前記保持手段に保持された情報とを比較して双方
    の情報の一致が判定されたときに前記ワークメモリ上に
    存在する、前記撮像手段で生成された被写体の画像信号
    を用いて前記表示手段への表示信号を生成する生成手段
    と、 を備えたことを特徴とする電子スチルカメラ。
  3. 【請求項3】 ワークメモリ上に存在する、被写体の画
    像信号又は該画像信号を圧縮処理した画像信号若しくは
    該圧縮処理した画像信号の伸張処理後の画像信号を特定
    する情報を保持する第1ステップと、 表示手段に表示させようとする画像信号を特定する情報
    と前記第1ステップで保持した情報とを比較して双方の
    情報の一致が判定されたときに、前記ワークメモリ上に
    存在する、被写体の画像信号又は該画像信号を圧縮処理
    した画像信号若しくは該圧縮処理した画像信号の伸張処
    理後の画像信号を用いて前記表示手段への表示信号を生
    成する第2ステップと、 を含むことを特徴とする電子スチルカメラの制御方法。
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