JP4049159B2 - 電子スチルカメラ及びその制御方法 - Google Patents
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Description
したがって、従来のディジタルカメラ----特に、カメラ本体の液晶ディスプレイの解像度を越える高精細な画像を記憶メディアに書き込めるもの----にあっては、選択画像をカメラ本体の液晶ディスプレイに表示する際に、その選択画像の解像度を、カメラ本体の液晶ディスプレイの解像度(又はビデオエンコーダの入力解像度、例えば、360×240)に合わせる処理が不可欠であり、例えば、上記の例示に従えば、1280×960から279×220(又は360×240)への変換処理を行う必要があった。以下、この変換処理のことを「解像度変換処理」と言い、解像度変換後の参照(確認)用画像のことを「プレビュー画像」と言うことにする。
かかる問題点の主たる原因は、上記の説明からも明らかなように、解像度変換処理のオーバヘッドにあるが、これだけではない。解像度変換処理の前に行われる伸張処理----一般にJPEG(※1)伸張----やコンポーネント比の変換処理及びプレビュー画像に対するガンマ補正処理(※2)などのオーバヘッドも無視できない。
すなわち、符号化側では、画像品質とファイルサイズのトレードオフの中から適当な圧縮パラメータを選択できるし、あるいは、復号化側では、品質を多少犠牲にして復号スピードを上げたり、時間はかかっても最高品質で再生したりするなどの選択ができる点で使い易い。
JPEGの実用上の圧縮率は、非可逆符号の場合で、およそ10:1から50:1程度である。一般的に10:1から20:1であれば視覚上の劣化を招かないが、多少の劣化を許容すれば30:1から50:1でも十分実用に供する。ちなみに、他の符号化方式の圧縮率は、例えば、GIF(graphics interchange format)の場合で5:1程度に留まるから、JPEGの優位性は明らかである。
そこで本発明は、高解像度の電子スチルカメラにおいて、再生モードにして画像を選択した場合に、速やかにカメラ本体の液晶ディスプレイに画像を表示できるようにし、以って操作上の違和感をなくして商品性の向上を図ることを目的とするものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記第2の画像記録手段は、撮影された画像に対して、前記コンポーネント比変換処理又はガンマ補正処理と、前記表示手段のフォーマットに合わせた解像度変換処理とを実行することにより生成された前記表示手段の特性に合わせた縮小画像を前記本画像のプレビュー画像として前記記憶メディアに記録する、ことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記表示手段は、液晶ディスプレイであることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明において、前記第1の画像記録手段は、撮影された画像に対してコンピュータ用ディスプレイの特性に合わせたコンポーネント比変換処理又はコンピュータ用ディスプレイの特性に合わせたガンマ補正処理を実行することにより生成された画像を本画像として前記記憶メディアに記録することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明において、前記表示制御手段は、前記表示手段による画像表示が指示された場合に、前記第2の画像記録手段により前記記憶メディアに記録された前記プレビュー画像を前記表示手段に表示させた後、前記第1の画像記録手段により前記記憶メディアに記録された前記本画像を前記表示手段に表示させることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1乃至5のいずれかに記載の発明において、前記表示制御手段により前記表示手段に前記第2の画像記録手段により前記記憶メディアに記録された前記プレビュー画像が表示されている場合、その旨を報知する報知手段を備えたことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記第2の画像記録手段は、前記表示手段の特性に合わせた縮小画像を、固定値の圧縮パラメータを用いて圧縮処理して記憶メディアに記録し、前記第2の画像記録手段により記憶メディアに記録される縮小画像の圧縮率に基づき、該縮小画像の圧縮率が第1の圧縮率である場合には第1の圧縮パラメータを選択し、前記縮小画像の圧縮率が前記第1の圧縮率よりも低い圧縮率である場合には前記第1の圧縮パラメータよりも圧縮率の高い圧縮パラメータを選択する選択手段を備え、前記第1の画像記録手段は、前記撮影された画像を前記選択手段により選択された圧縮パラメータを用いて圧縮処理して記憶メディアに記録することを特徴とする。
請求項8記載の発明は、撮影された画像を記憶メディアに記録するとともに、該記憶メディアに記録されている画像をカメラ本体に備えられている表示手段に表示する電子スチルカメラの制御方法において、撮影された画像を本画像として前記記憶メディアに記録する第1の画像記録ステップと、撮影された画像に対して前記表示手段の特性に合わせたコンポーネント比変換処理又は前記表示手段の特性に合わせたガンマ補正処理を実行することにより前記表示手段の特性に合わせた画像を生成し、当該生成画像を前記第1の画像記録ステップにより記録される本画像のプレビュー画像として前記記憶メディアに記録する第2の画像記録ステップと、前記表示手段による画像表示が指示された場合に、前記第2の画像記録ステップにより前記記憶メディアに記録された前記プレビュー画像に対して、前記コンポーネント比変換処理又はガンマ補正処理を実行することなく、当該プレビュー画像を前記表示手段に表示させる表示制御ステップとからなることを特徴とする。
記録モードではその名前通りの役目を果たすが、再生モードでは選択された機能の「実行」キーの役割を果たす。
(2)プラスキー6:
再生画像をプラス方向(最新画像の方向)に向かって選択するキーである。なお、マルチ画面や各種設定画面の場合は、画面上のカーソルを下や右方向に動かすキーになる。
(3)マイナスキー7:
方向が逆向きである以外、プラスキーと同機能である。
(4)モードキー10:
記録モードや再生モードで様々な機能を選択するキーである。特に、再生モードにおいては、選択中の機能を中止(終了)して次の機能に移るために用いられることが多い。
(5)ファンクションスイッチ14:
記録モードと再生モードを切り替えるためのスライドスイッチである。上にスライドさせると記録モード、下にスライドさせると再生モードになる。
(A)レンズ30:
いわゆる写真レンズである。写真レンズには、固定焦点距離のものや可変焦点距離のものなどいろいろな種類があり、レンズの組み合わせも様々であるが、本発明との直接的な関係がないため、具体的な構成の説明は省略する。
(B)CCD31:
電荷をアレイ状に転送するMOS(metal-oxide semiconductor)構造のデバイスで、電荷結合素子とも呼ばれる。アナログ遅延線などに用いられるものもあるが、本明細書では、特に、一次元又は二次元の光学情報を時系列の電気信号に変換する、いわゆるイメージセンサーを指す。なお、イメージセンサーは、CCDのような固体撮像素子のほかに真空管を使った撮像管も含まれる。この撮像管は焼き付きがあり、大型で重く消費電力も大きいため、実際にディジタルカメラに使用された例はないものの本発明では積極的に除外しない。すなわち、本発明のCCDは、固体撮像素子はもちろんのこと、真空管を用いた撮像管の意味も包含するものである。以下、説明の便宜と実際のディジタルカメラの構成を鑑み、MOS構造の固体撮像素子を例にして、その概略的な構造と動作を説明する。
CCD31の読み出しに必要なタイミング信号を生成する部分であり、本実施の形態のCCD31は、全面読み出し方式と仮定されているから、CCD31の各列を次々に指定しながら行単位に画素の情報を読み出すことができるタイミング信号、要するに、1280列×960行のアレイ構造の左上から右下の方向(この方向はテレビジョンの走査方向に類似する)に画素情報を時系列的に読み出すことができるタイミング信号を生成するものである。
(E)サンプルホールド回路34:
CCD31から読み出された時系列的な信号(この段階ではアナログ信号である)を、CCD31の解像度に適合した周波数でサンプリングするものである。
(F)アナログディジタル変換器35:
サンプリングされた信号をディジタル信号に変換するものである。
(G)カラープロセス回路36:
アナログディジタル変換器35の出力から輝度・色差マルチプレクス信号(以下、YUV信号と言う)を生成する部分である。YUV信号を生成する理由は、次のとおりである。アナログディジタル変換器35の出力は、アナログかディジタルかの違い及びサンプリングやディジタル変換の誤差を除き、実質的にCCD31の出力と一対一に対応し、光の三原色データ(RGBデータ)そのものであるが、このデータはサイズが大きく、限られたメモリ資源の利用や処理時間の点で不都合をきたす。そこで、何らかの手法で多少なりともデータ量の削減を図る必要がある。YUV信号は、「一般にRGBデータの各要素データ(Rデータ、Gデータ、Bデータ)は輝度信号Yに対して、G−Y、R−Y、B−Yの三つの色差信号で表現できるうえ、これら三つの色差信号の冗長を取り除けば、G−Yを転送しなくてもよい----G−Y=α(R−Y)−β(B−Y)で再現できる----」という原理に基づく一種のデータ量削減信号と言うことができる。ここで、αやβは合成係数である。
カラープロセス回路36とDRAM39(正確にはDRAMインターフェース38)との間のデータ転送を、CPU41の介在なしに行うものであり、いわゆるダイレクト・メモリ転送(DMA:direct memory access)を行うものである。DMACと略すこともある。一般にDMACは、小型コンピュータシステムなどにおいて、CPUやI/Oプロセッサの代わりに、メモリ−メモリ間又はメモリ−I/O間のデータ転送を制御するもので、データ転送に必要なソース・アドレスやデスティネーション・アドレスを生成するとともに、ソースの読み出しサイクルやデスティネーションの書込みサイクルなどを駆動するものであり、CPU又はI/Oプロセッサは、初期アドレス、サイクルの種類及び転送サイズなどをDMACに設定した後、制御をDMACに移管する。データ転送は、I/O装置やI/OプロセッサなどからのDMA転送要求信号を受け付けてから開始する。
(I)DRAMインターフェース38:
DRAM39とDMAコントローラ37の間の信号インターフェース、及びDRAM39とバス49の間の信号インターフェースをとるものである。
書き換え可能な半導体メモリの一種である。一般にDRAMは、記憶内容を保持するために、データの再書込み(リフレッシュ)をダイナミックに行う点で、スタティックRAM(SRAM)と相違するが、SRAMと比べて書込みや読み出し速度が劣るものの、ビット単価が安く、大容量の一時記憶を安価に構成できることから、特にディジタルカメラに好適である。但し、本発明では、DRAMに限定しない。書き換え可能な半導体メモリであればよい。
書き換え可能な読み出し専用メモリ(PROM:programmable read only memory)のうち、電気的に全ビット(又はブロック単位)の内容を消して内容を書き直せるものを指す。フラッシュEEPROM(flash electrically erasablePROM)とも言う。本実施の形態におけるフラッシュメモリ40は、カメラ本体から取り外せない固定型であってもよいし、カード型やパッケージ型のように取り外し可能なものであってもよい。なお、フラッシュメモリ40は、内蔵型であれ取り外し可能型であれ、所定の形式で初期化(フォーマット)されている必要がある。初期化済みのフラッシュメモリ40には、その記憶容量に応じた枚数の画像を記録できる。
所定のプログラムを実行してカメラの動作を集中制御するものである。プログラムは、例えば、CPU41の内部のインストラクションROMに書き込まれており、記録モードでは、そのモード用のプログラムが、また、再生モードでは、そのモード用のプログラムがインストラクションROMからCPU41の内部のRAMにロードされて実行される。
(M)JPEG回路42:
JPEGの圧縮と伸長を行う部分である。JPEGの圧縮パラメータは圧縮処理の都度、CPU41から与えられる。なお、JPEG回路42は処理速度の点で専用のハードウェアにすべきであるが、CPU41でソフト的に行うことも可能である。
いわゆるビデオRAMであり、プレビュー画像をVRAM43に書き込むと、そのプレビュー画像がディジタルビデオエンコーダ45を介して液晶ディスプレイ46に送られ、表示されるようになっている。
なお、ビデオRAMには、書込み用と読み出し用の二つのポートを備え、画像の書込みと読み出しを同時並行的に行うことができるものもあるが、本実施の形態のVRAM43にも、このタイプのビデオRAMを用いても構わない。
VRAM43とバス49の間及びVRAM43とディジタルビデオエンコーダ45間のデータ転送を制御する部分であり、要するに、表示用画像(プレビュー画像)のVRAM43への書込みと、同画像のVRAM43からの読み出しを制御する部分である。なお、デュアルポートタイプのビデオRAMを用いれば、VRAMコントローラ44を不要又は簡素化することも可能である。
(P)ディジタルビデオエンコーダ45:
VRAM43から読み出されたディジタル値の表示用画像をアナログ電圧に変換するとともに、液晶ディスプレイ46の走査方式に応じたタイミングで順次に出力するものである。
なお、ディジタルビデオエンコーダ45は、解像度が「360×240」、コンポーネント比が「4:2:2」のディジタル画像データをエンコードするエンコーダである。
カメラ本体の裏側に取り付けられた数インチ程度の小型の液晶パネル(図1の符号4参照)であり、画素数は279×220である。
(R)通信インターフェース47:
外部機器(プリンタ、テレビモニター、パーソナルコンピュータなど)との間の信号インターフェースをとる部分であり、特に限定しないが、例えば、RS−232Cや光通信などの汎用の通信プロトコルを採用したものである。
(S)キー入力部48:
カメラ本体に設けられた各種キースイッチの操作信号を生成する部分である。
(T)バス49:
以上各部の間で共有されるデータ(及びアドレス)転送路である。なお、図では省略しているが、各部の間には所要の制御線(コントロールライン)も設けられている。
<記録モード>
記録モードにおいては、まず、レンズ30の後方に配置されたCCD31が垂直ドライバ32やタイミング発生器33からの信号で駆動され、レンズ30で集められた映像が一定周期毎に光電変換されて1画面分の画像信号が出力される。そして、この画像信号がサンプリングホールド回路34でサンプリングされ、アナログディジタル変換器35でディジタル信号に変換された後、カラープロセス回路36でYUV信号が生成される。このYUV信号は、DMAコントローラ37及びDRAMインターフェイス38を介してDRAM39に転送され、DRAM39への転送完了後に、CPU41によって読み出され、CPU41で、以下の特徴的な処理が施される。
ここで、プレビュー画像とは、ディジタルビデオエンコーダ45の入力解像度(360×240)に合わせて縮小した画像であり、本画像とは、外部機器に出力してプリンタで印刷したり、高精細なモニターに表示したり、パーソナルコンピュータで加工などを行ったりするための高精細な画像(1280×960)である。
なお、ディジタルビデオエンコーダ45の入力解像度と液晶ディスプレイ46の解像度とが略一致する場合は、プレビュー画像のことを液晶ディスプレイ46の解像度に合わせて縮小した画像と言うこともできる。
ここで、プレビュー画像に対するJPEG圧縮のパラメータ(圧縮パラメータ)は、あらかじめ適切に選定された「固定の値」を使用する。その理由は、プレビュー画像の圧縮率(圧縮サイズ)を計算して、変数Aに格納する(S40)ためである。一般にJPEG圧縮の圧縮率は画像の内容によって大きく変化する。例えば、複雑な画像と、そうでない画像とでは2〜3倍も圧縮率が異なることがある。一方、JPEG圧縮においては、圧縮パラメータを変えることによって圧縮率の調節が可能である。小さな圧縮パラメータを使うと、大きな圧縮率になり(画像サイズが小さくなり)、大きな圧縮パラメータを使うと、小さな圧縮率になる(画像サイズが大きくなる)。
これに対して、本実施の形態の本画像に対する圧縮処理は、以下でも説明するが、1回でよく、単純計算で半分のオーバヘッドで済む。これは、同一の元画像からつくられたプレビュー画像の圧縮率(変数Aの内容)に基づいて、本画像の圧縮パラメータを選定しているからである(図4参照)。
まず、DRAM39に一時記憶中のYUV信号から本画像を生成する。本画像の画素数はYUV信号と同じ1280×960であるが、コンポーネント比はYUV信号の「1:1:1」に対してパーソナルコンピュータ等に一般的に用いられている「4:1:1」である。コンポーネント比の変更の理由は、上述のプレビュー画像と同じである。
再生モードにおいては、このモード用のプログラムが実行され、CCD31からDRAM39までの経路が停止されるとともに、カメラ本体のプラスキー6やマイナスキー7の操作に応答してフラッシュメモリ40から読み出された適宜のプレビュー画面がカメラ本体の液晶ディスプレイ46に表示される。
ところで、本実施の形態のディジタルカメラは、通信インターフェース47と外部機器とを接続することにより、カメラ本体の液晶ディスプレイ46に表示中のプレビュー画像と元画像を同一にする本画像を、当該外部機器に出力することができる。
したがって、1段目で外部機器にプレビュー画像が速やかに表示され(S120)、上述の空白時間に相当する時間(S140〜S150)を経過した後で、同外部機器に本画像が表示される(S160)ことになるから、上述の空白時間をプレビュー画像の表示で暫定的に埋めることができ、高精細な画像(本画像)を外部機器に出力する際の体感上の不都合を解消できる。
これによれば、本画像よりもはるかに解像度の劣る(したがって、低画質の)プレビュー画像であることをユーザに通知でき、カメラ本体の性能誤認(プレビュー画像程度の画質しか得られないと誤って認識すること)を回避できる。
41 CPU(表示制御手段、第1の画像記録手段、第2の画像記録手段、
第1圧縮記録手段、第2圧縮記録手段)
42 JPEG回路(第1圧縮記録手段、第2圧縮記録手段)
45 ディジタルビデオエンコーダ(表示手段)
46 液晶ディスプレイ(表示手段)
Claims (8)
- 撮影された画像を記憶メディアに記録する電子スチルカメラにおいて、
表示手段と、
この表示手段に画像表示させる表示制御手段と、
撮影された画像を本画像として前記記憶メディアに記録する第1の画像記録手段と、
撮影された画像に対して前記表示手段の特性に合わせたコンポーネント比変換処理又は前記表示手段の特性に合わせたガンマ補正処理を実行することにより前記表示手段の特性に合わせた画像を生成し、当該生成画像を前記第1の画像記録手段により記録される本画像のプレビュー画像として前記記憶メディアに記録する第2の画像記録手段とを備え、
前記表示制御手段は、前記表示手段による画像表示が指示された場合に、前記第2の画像記録手段により前記記憶メディアに記録された前記プレビュー画像に対して、前記コンポーネント比変換処理又はガンマ補正処理を実行することなく、当該プレビュー画像を前記表示手段に表示させる、
ことを特徴とする電子スチルカメラ。 - 前記第2の画像記録手段は、撮影された画像に対して、前記コンポーネント比変換処理又はガンマ補正処理と、前記表示手段のフォーマットに合わせた解像度変換処理とを実行することにより生成された前記表示手段の特性に合わせた縮小画像を前記本画像のプレビュー画像として前記記憶メディアに記録する、ことを特徴とする請求項1記載の電子スチルカメラ。
- 前記表示手段は、液晶ディスプレイであることを特徴とする請求項1又は2記載の電子スチルカメラ。
- 前記第1の画像記録手段は、撮影された画像に対してコンピュータ用ディスプレイの特性に合わせたコンポーネント比変換処理又はコンピュータ用ディスプレイの特性に合わせたガンマ補正処理を実行することにより生成された画像を本画像として前記記憶メディアに記録することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の電子スチルカメラ。
- 前記表示制御手段は、前記表示手段による画像表示が指示された場合に、前記第2の画像記録手段により前記記憶メディアに記録された前記プレビュー画像を前記表示手段に表示させた後、前記第1の画像記録手段により前記記憶メディアに記録された前記本画像を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の電子スチルカメラ。
- 前記表示制御手段により前記表示手段に前記第2の画像記録手段により前記記憶メディアに記録された前記プレビュー画像が表示されている場合、その旨を報知する報知手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の電子スチルカメラ。
- 前記第2の画像記録手段は、前記表示手段の特性に合わせた縮小画像を、固定値の圧縮パラメータを用いて圧縮処理して記憶メディアに記録し、
前記第2の画像記録手段により記憶メディアに記録される縮小画像の圧縮率に応じた圧縮パラメータを選択する選択手段を備え、
前記第1の画像記録手段は、前記撮影された画像を前記選択手段により選択された圧縮パラメータを用いて圧縮処理して記憶メディアに記録することを特徴とする請求項2記載の電子スチルカメラ。 - 撮影された画像を記憶メディアに記録するとともに、該記憶メディアに記録されている画像をカメラ本体に備えられている表示手段に表示する電子スチルカメラの制御方法において、
撮影された画像を本画像として前記記憶メディアに記録する第1の画像記録ステップと、
撮影された画像に対して前記表示手段の特性に合わせたコンポーネント比変換処理又は前記表示手段の特性に合わせたガンマ補正処理を実行することにより前記表示手段の特性に合わせた画像を生成し、当該生成画像を前記第1の画像記録ステップにより記録される本画像のプレビュー画像として前記記憶メディアに記録する第2の画像記録ステップと、
前記表示手段による画像表示が指示された場合に、前記第2の画像記録ステップにより前記記憶メディアに記録された前記プレビュー画像に対して、前記コンポーネント比変換処理又はガンマ補正処理を実行することなく、当該プレビュー画像を前記表示手段に表示させる表示制御ステップと
からなることを特徴とする電子スチルカメラの制御方法。
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