JP4245636B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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Description

この発明は、画像処理装置に関し、特にたとえばディジタルカメラに適用され、記録媒体に記録された画像ファイルに含まれる画像データを内部メモリを介して再生する、画像処理装置に関する。
TIFFファイルに格納された画像データは、非圧縮のRGBデータである。かかる画像データの再生時はJPEG伸長処理を行う必要がなく、記録媒体から内部メモリに転送された画像データは、YUV変換処理とコンポジットビデオ信号へのエンコード処理とを経てモニタに出力される。
ただし、記録媒体がFAT(File Allocation Table)方式を採用し、再生系がいわゆるワードアクセス方式を採用する場合、次のような問題が生じる。FAT方式ではデータ読み出しはクラスタ単位となるため、画像データがクラスタの途中から始まるときは、画像データと関係ないノイズデータが先に読み出される。この場合、画像データの書き込みが内部メモリを形成するアドレス(=ワード)の第0バイトから開始される保証はない。しかし、画像データの書き込みがアドレスの第0バイトから開始されなければ、ワードアクセス方式を満足することができない。
そこで、従来のディジタルカメラでは、内部メモリにバイト単位でアクセスできるメモリコントローラを用意し、内部メモリ上の画像データの配置をワードアクセス方式に適合するように変更していた。
しかし、従来技術では、画像データの配置を変更する分だけ再生処理に時間がかかるという問題があった。
それゆえに、この発明の主たる目的は、再生に要する時間を短縮できる、画像処理装置を提供することである。
の発明に従う画像処理装置は、記録媒体に記録された画像ファイルに含まれる画像データを内部メモリを介して再生する画像処理装置において、画像ファイルの先頭位置と画像データの先頭位置との間に存在する特定データのサイズを検出する検出手段、および特定データのサイズが所定条件を満足するとき特定データおよび画像データのうち画像データのみを内部メモリに転送する第1転送手段を備え、記録媒体は各々がMバイト(M:2以上の整数)の容量を有する複数の単位領域に分割され、所定条件は特定データのサイズがMバイトの整数倍であるという条件である。
の発明によれば、記録媒体に記録された画像ファイルに含まれる画像データは、内部メモリを介して再生される。検出手段は、画像ファイルの先頭位置と画像データの先頭位置との間に存在する特定データのサイズを検出する。第1転送手段は、特定データのサイズが所定条件を満足するとき、特定データおよび画像データのうち画像データのみを内部メモリに転送する。ここで、記録媒体は、各々がMバイト(M:2以上の整数)の容量を有する複数の単位領域に分割される。また、所定条件は、特定データのサイズがMバイトの整数倍であるという条件である。
好ましくは、Lバイト(L:Mの整数分の1)の容量を各々が有する複数のアドレスが内部メモリに形成される。第2転送手段は、指定画像ファイルに格納されたヘッダデータのサイズがLバイトの整数倍でありかつMバイトの整数倍と異なるとき、指定画像ファイルに含まれるヘッダデータおよび画像データの両方を内部メモリに転送する。再生手段は、第2転送手段の転送処理によって内部メモリに格納された画像データを再生する
或る局面では、再生手段は、検出手段によって検出されたサイズを参照して再生処理を実行する。
他の局面では、第2転送手段は、ヘッダデータおよび画像データをこの順で前記内部メモリに転送する。
好ましくは、記録媒体はファイル管理方式としてFAT方式を採用し、複数の単位領域の各々はクラスタに相当する。
特定データのサイズがMバイトのときに画像データのみを内部メモリに転送することで、画像データは、内部メモリに形成された或るアドレスの先頭バイトから開始されることになる。これによって、従来技術のような画像データの配置の変更が不要となり、再生に要する時間の短縮化が図られる。
これらの発明によれば、従来技術のような画像データの配置の変更が不要となるため、再生に要する時間を短縮することができる
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
図1を参照して、この実施例のディジタルカメラ10は、インターライン転送方式のCCDイメージャ16を含む。CCDイメージャ16の受光面は、色フィルタ14によって覆われ、被写界の光学像は、絞りユニット12および色フィルタ14を経てCCDイメージャ16の受光面に照射される。
図2を参照して、色フィルタ14は原色ベイヤ配列の色フィルタであり、色要素はCCDイメージャ16の受光面に形成された受光素子つまり画素に1対1で対応する。したがって、各々の受光素子で光電変換によって生成される電荷つまり画素信号は、R,GまたはBの色情報を有する。
被写界のリアルタイム動画像(スルー画像)をLCDモニタ38に表示するべく、モード切換ボタン52によってカメラモードが選択されると、CPU46は、間引き読み出しモードをTG22に設定し、スルー画像表示処理をASIC24に命令する。TG22は、垂直同期信号が発生する毎にプリ露光をCCDイメージャ16に施し、このプリ露光によって生成された電荷を間引き態様でCCDイメージャ16から読み出す。ASIC24では、スイッチSW1が端子S1に接続され、スイッチSW2が端子S3に接続される。また、RAW/YUVモードが信号処理回路26に設定され、スルー画像の表示に適した縮小ズーム倍率がズーム回路28に設定される。
CCDイメージャ16から周期的に出力された生画像信号は、CDS/AGC回路18によってノイズ除去およびレベル調整を施され、A/D変換器20によってディジタルデータである生画像データに変換される。変換された生画像データは、スイッチSW1を介して信号処理回路26に与えられ、白バランス調整,色分離およびYUV変換の一連の処理が施される。こうして生成されたYUVデータは、スイッチSW2を介してズーム回路28に与えられ、縮小ズーム処理を施される。縮小ズームによって表示用YUVデータが得られると、この表示用YUVデータは、バスB1を経てバッファコントロール回路30に与えられる。
図4を参照して、バッファコントロール回路30は、データを一時的に格納するバッファ302a〜302dが個別に割り当てられたコントローラ301a〜301dを有する。SDRAM34へのデータ書き込みはコントローラ301a〜301bによって行われ、SDRAM34からのデータ読み出しはコントローラ301c〜301dによって行われる。
図1に示すズーム回路28から出力された表示用YUVデータは、コントローラ301aおよびバッファ302aを介してSDRAMコントロール回路32に与えられる。カメラモードではSDRAM34は図3(A)に示す要領でマッピングされ、SDRAMコントロール回路32は、与えられた表示用YUVデータを表示画像エリア34aに書き込む。
表示画像エリア34aに格納された表示用YUVデータは、SDRAMコントロール回路32によって読み出され、コントローラ301cおよびバッファ302cを経てビデオエンコーダ36に出力される。ビデオエンコーダ36では表示用YUVデータがコンポジットビデオ信号に変換され、変換されたコンポジットビデオ信号がLCDモニタ38に与えられる。この結果、被写界のスルー画像がモニタ画面に表示される。
シャッタボタン48が操作されると、CPU46は、全画素読み出しモードをTG22に命令し、フリーズ画像表示処理をASIC24に命令する。TG22は、次の垂直同期信号に応答してCCDイメージャ16に本露光を施し、本露光によって生成された全ての電荷をインタレーススキャン態様でCCDイメージャ16から読み出す。ASIC24では、スイッチSW1の接続が端子S2に切り換えられ、フリーズ画像の表示に適した縮小ズーム倍率がズーム回路28に設定される。
CCDイメージャ16から出力された1フレームの生画像信号は、CDS/AGC回路18を通過し、A/D変換器20において生画像データに変換される。変換された生画像データは、バッファコントロール回路30に直接入力され、コントローラ301bおよびバッファ302bを介してSDRAMコントロール回路32に与えられる。生画像データは、SDRAMコントロール回路32によって図3(A)に示す生画像エリア34bに書き込まれる。このとき、奇数フィールドの生画像データは生画像エリア34bの前半に格納され、偶数フィールドの生画像データは生画像エリア34bの後半に格納される。
生画像エリア34bに格納された生画像データは、SDRAMコントロール回路32によって読み出される。奇数フィールドの生画像データおよび偶数フィールドの生画像データは1ラインずつ交互に読み出され、これによってインタレーススキャンデータがプログレッシブスキャンデータに変換される。変換された生画像データは、コントローラ301dおよびバッファ302dを介してバスB1に与えられ、図1に示すスイッチSW1を経て信号処理回路26に入力される。
信号処理回路26は、与えられた生画像データに白バランス調整,色分離およびYUV変換を施し、これによって生成されたYUVデータをスイッチSW2を通してズーム回路28に与える。ズーム回路28は与えられたYUVデータに縮小ズーム処理を施し、これによって表示用YUVデータが生成される。
生成された表示用YUVデータは、図4に示すコントローラ301aおよびバッファ302aを介してSDRAMコントロール回路32に与えられ、SDRAMコントロール回路32によってSDRAM34の表示画像エリア34aに書き込まれる。表示画像エリア34aに格納された表示用YUVデータは、スルー画像出力時と同様の処理によってビデオエンコーダ36に与えられ、コンポジットビデオ信号に変換される。変換されたコンポジットビデオ信号はLCDモニタ38に与えられ、この結果、被写界のフリーズ画像がモニタ画面に表示される。
フリーズ画像の表示が完了すると、CPU46は、主画像作成処理をASIC24に命令する。信号処理回路26のモードはRAW/YUVモードからRAW/RGBモードに変更され、ズーム回路28のズーム倍率は“1.0”に変更される。また、SDRAMコントロール回路32は、生画像エリア34bに格納された生画像データを再度読み出す。
読み出された生画像データは、上述と同じ要領で信号処理回路26に入力される。ただし、信号処理回路26のモードが変更されているため、生画像データは白バランス調整および色分離を施され、これによってRGBデータが信号処理回路26から出力される。出力されたRGBデータは、スイッチSW2を介してズーム回路28に与えられる。ただし、ズーム回路28のズーム倍率は“1.0”であるため、RGBデータはそのままズーム回路28から出力される。
ズーム回路28から出力されたRGBデータつまり主画像データは、図4に示すコントローラ301aおよびバッファ302aを通してSDRAMコントロール回路32に与えられ、これによって図3(A)に示す主画像エリア34cに書き込まれる。
主画像データが主画像エリア34cに確保されると、CPU46は、自らヘッダデータを作成し、かつSDRAMコントロール回路34を通して主画像エリア34cから主画像データを読み出す。CPU46は続いて、作成されたヘッダデータと読み出された主画像データとをバスB2およびI/F40を通して記録媒体42に与える。この結果、ヘッダデータと主画像データとを含む画像ファイルつまりTIFFファイルが記録媒体48に記録される。
モード切換ボタン52によって再生モードが選択されると、CPU46は、記録媒体42に記録されたTIFFファイルから少なくとも主画像データを読み出し、読み出された主画像データをSDRAMコントロール回路34に与える。再生モードではSDRAM34は図3(B)に示す要領でマッピングされ、主画像データは、SDRAMコントロール回路34によって主画像エリア34eに書き込まれる。
書き込みが完了すると、CPU46は再生処理をASIC24に命令する。これによって、スイッチSW1が端子S2と接続され、スイッチSW2が端子S4と接続される。また、信号処理回路26がRGB/YUVモードに設定され、ズーム回路28のズーム倍率が“1.0”に設定される。
主画像エリア34eに格納された主画像データは、SDRAMコントローラ32によって読み出され、図4に示すコントローラ301dおよびバッファ302dを介してバスB1に与えられ、その後スイッチSW1を介して信号処理回路26に入力される。信号処理回路26は、与えられた主画像データにYUV変換を施す。これによって、主画像データの形式が、RGB形式からYUV形式に変化する。信号処理回路26から出力された主画像データは、スイッチSW2およびズーム回路28を経てバスB1に与えられ、その後図4に示すコントローラ301aおよびバッファ302aを介してSDRAMコントロール回路32に与えられる。YUV形式の主画像データは、図3(B)に示す主画像エリア34eに書き込まれる。
なお、信号処理回路26によって実行されるYUV変換はいわゆる4:2:2変換であり、YUV形式の主画像データのサイズはRGB形式の主画像データのサイズよりも小さくなる。このため、未変換の主画像データが変換済みの主画像データによって上書きされることはない。
RGB形式の主画像データの書き込みが完了すると、CPU46は、表示処理をASIC24に命令する。これによって、スイッチSW2が端子S4に接続され、再生画像の表示に適した縮小ズーム倍率がズーム回路28に設定される。
SDRAMコントロール回路32は、図3(B)に示す主画像エリア34eからYUV形式の主画像データを読み出す。読み出された主画像データは、図4に示すコントローラ301dおよびバッファ302dを介してバスB1に与えられ、その後スイッチSW2を介してズーム回路28に入力される。ズーム回路28は入力された主画像データに縮小ズーム処理を施して表示用YUVデータを生成する。
生成された表示用YUVデータは図4に示すコントローラ301aおよびバッファ302aを介してSDRAMコントロール回路32に与えられ、図3(B)に示す表示画像エリア34dに書き込まれる。表示画像エリア34dに格納された表示用YUVデータは、上述のスルー画像表示処理またはフリーズ画像表示処理と同様の処理を施され、この結果、再生画像がLCDモニタ38に表示される。
なお、更新ボタン50が操作されると、別のTIFFファイルについて上述の処理が実行される。これによって、再生画像が更新される。
図5を参照して、SDRAM34を形成する各々のアドレス(=ワード)は4バイトである。また、ASIC24は、ワードアクセス方式でデータ処理を行う。このため、処理すべきデータは、アドレスの先頭バイトつまり第0バイトから配置されなければならない。すると、RGB形式の主画像データについては、図6に示すようなデータ配置が要求される。つまり、1画素に対応するRデータ,GデータまたはBデータは1バイト(=8ビット)であり、先頭アドレスの第0バイト以降にR0,G0,B0,R1,G1,B1,…の順でデータを配置する必要がある。
一方、図7を参照して、記録媒体42はファイル管理方式としてFAT方式を採用しており、データ領域は複数のクラスタに分割されている。1クラスタのサイズは512バイトであり、各々のクラスタには連続する512バイトのデータが格納される。ただし、FAT方式では、1クラスタ内でのデータの連続性が保証される一方、データアクセスはクラスタの先頭から行う必要がある。したがって、たとえば第130バイト以降に所望の主画像データが存在するクラスタにアクセスしたときは、130バイトの不要データつまりノイズデータが先頭に付加された状態で所望の主画像データが読み出されてしまう。
ここで、ノイズデータのバイト数である“130”をSDRAM34を形成する1アドレスのバイト数である“4”で割り算すると、余りは“2”となる。この結果、所望の主画像データは図8に示すように或るアドレスの第3バイト以降に配置されることになり、ワードアクセス方式に適合しない。
そこで、この実施例では、カメラモードにおいて“4”の整数倍または“512”の整数倍のバイト数を持つヘッダデータを作成し、作成したヘッダデータと主画像データとをTIFFファイルに格納する。そして、“4”の整数倍のバイト数を持つヘッダデータを含むTIFFファイルが再生モードで選択されたときは、ヘッダデータおよび主画像データをSDRAM34に転送する。また、“512”の整数倍のバイト数を持つヘッダデータを含むTIFFファイルが再生モードで選択されたときは、主画像データのみをSDRAM34に転送する。この結果、SDRAM34に格納された主画像データは、必ず或るアドレスの第0バイト以降に書き込まれ、ワードアクセス方式に適合することになる。
TIFFファイルは、具体的には図9に示す構造を有する。図9によれば、TIFFファイルの先頭部分にヘッダデータが格納され、ヘッダデータに続いて主画像データが格納される。主画像データは複数のストリップ1〜Lに分割され、ヘッダデータは主画像データのサイズ情報とストリップオフセット情報を有する。サイズ情報としては主画像データの水平画素数および垂直画素数が記述され、ストリップオフセット情報としては、TIFFファイルの先頭アドレスとストリップ1の先頭アドレスとのずれ量が記述される。ヘッダデータの末尾部分にはダミーデータが付加され、これによってヘッダデータのサイズが4バイトの整数倍または512バイトの整数倍に調整される。
なお、記録媒体42は着脱自在であり、他のディジタルカメラによって記録されたかつヘッダデータのサイズが上述の条件を満たさないTIFFファイルも記録媒体42に存在する場合がある。かかるTIFFファイルが再生モードで選択されたときは、従来技術と同様に主画像データのみがSDRAM34に転送され、ワードアクセス方式に適合する配置のための並べ替え処理が実行される。
CPU46は、カメラモードが選択されたとき図10に示すフロー図に従う処理を実行し、再生モードが選択されたとき図11に示すフロー図に従う処理を実行する。なお、これらのフロー図に対応する制御プログラムは、フラッシュメモリ44に記憶される。
図10を参照して、カメラモードでは、まずステップS1で間引き読み出しモードをTG22に設定し、ステップS3でスルー画像表示処理をASIC24に命令する。この結果、被写界のスルー画像がLCDモニタ38に表示される。シャッタボタン48が操作されると、ステップS5でYESと判断し、ステップS7で全画素読み出しモードをTG22に設定するとともに、ステップS9でフリーズ画像表示処理をASIC24に命令する。この結果、LCDモニタ38の表示がスルー画像からフリーズ画像に更新される。フリーズ画像の表示が得られると、ステップS11でYESと判断し、ステップS13で主画像作成処理をASIC24に命令する。この結果、RGB形式の主画像データが、図3(A)に示す主画像エリア34cに確保される。
主画像データの作成が完了すると、ステップS15でYESと判断し、ステップS17でヘッダデータを作成する。作成されたヘッダデータの末尾にはダミーデータが付加され、これによってデータサイズが4バイトの整数倍または512バイトの整数倍に調整される。ステップS19では、主画像エリア34cに格納された主画像データの読み出しをSDRAMコントロール回路32に命令する。主画像データが読み出されると、ステップS21に進み、自ら作成したヘッダデータと読み出された主画像データとを含むTIFFファイルを記録媒体42に記録する。ステップS21の処理が完了すると、ステップS1に戻る。
図11を参照して、再生モードでは、まずステップS1で変数flgを“0”に設定し、ステップS33で画像番号Nを決定する。続くステップS35では、画像番号Nに対応するTIFFファイルを記録媒体42から特定し、特定したTIFFファイルに記述された先頭のストリップオフセット値OFSTを検出する。ステップS37ではオフセット値OFSTが“4”の整数倍であるかどうか判断し、ステップS41ではオフセット値OFSTが“512”の整数倍であるかどうか判断する。
オフセット値OSFTが“4”の整数倍でなければ、ステップS39で変数flgを“1”に設定してからステップS49に進む。オフセット値OSFTが“4”の整数倍でかつ“512”の整数倍であれば、直接ステップS49に進む。オフセット値OSFTが“4”の整数倍であっても“512”の整数倍でなければ、ステップS43に進む。
ステップS43では、画像番号Nに対応するTIFFファイルつまりヘッダデータおよび主画像データを、記録媒体42からSDRAMコントロール回路32に転送する。ステップS45では、データ書き込みをSDRAMコントロール回路32に命令する。ヘッダデータおよび主画像データは、SDRAMコントロール回路32によって図3(B)に示す主画像エリア34eに書き込まれる。続くステップS47では、再生処理をASIC24に命令する。この命令には、ステップS33で検出したストリップオフセット値OFSTがアドレスオフセット値として含まれる。
SDRAMコントロール回路32は、命令に含まれるアドレスオフセット値に基づいて、主画像データの読み出し開始アドレスを特定する。TIFFファイルは主画像エリア34eの先頭アドレスから書き込まれるため、主画像エリア34eの先頭アドレス値と当該アドレスオフセット値との加算値を持つアドレスが、読み出し開始アドレスとして特定される。この結果、主画像データが適切に再生処理を施され、YUV形式に変換された主画像データが主画像エリア34eに書き込まれる。
一方、ステップS49では、所望の主画像データの先頭部分が記録されたクラスタを特定する。続くステップS51では特定したクラスタ以降に記録された主画像データをSDRAMコントロール回路32に転送し、ステップS53では転送した主画像データの書き込みをSDRAMコントロール回路32に命令する。主画像データは、図3に示す主画像エリア34eに書き込まれる。
書き込みが完了するとステップS55で変数flgの値を判別し、flg=1であればステップS57で主画像データの並べ替え処理を行う。並べ替え処理によって、主画像データは主画像エリア34eの先頭アドレスの第0バイトから始まることになる。並べ替え処理が完了すると、ステップS59で変数flgを“0”に設定してからステップS61に進む。一方、ステップS55でflg=0と判断されると、並べ替え処理は不要とみなし、直接ステップS61に進む。
ステップS51では、再生処理をASIC24に命令する。この命令に含まれるアドレスオフセット値は“0”であり、主画像エリア34eの先頭アドレスが読み出し開始アドレスとして特定される。この結果、主画像データが適切に再生処理を施され、YUV形式に変換された主画像データが主画像エリア34eに書き込まれる。
ステップS63では、ステップS47またはS61の命令に基づく再生処理が完了したかどうか判断し、YESであればステップS65で表示処理をASIC24に命令する。この結果、主画像エリア34eに格納された主画像データに基づく再生画像が、LCDモニタ38に表示される。ステップS67では更新ボタン50の操作の有無を判別し、YESであればステップS69で画像番号Nを更新してからステップS35に戻る。
以上の説明から分かるように、カメラモードでは、第1条件または第2条件を満足するように主画像データが格納されたTIFFファイルが、CPU46によって記録媒体42に記録される。ここで、第1条件は、ヘッダデータのサイズつまり先頭のストリップオフセット値がSDRAM34の1アドレスに格納できるバイト数である“4”の整数倍であるという条件であり、第2条件は、ストリップオフセット値が記録媒体42の1クラスタに格納できるバイト数である“512”の整数倍であるという条件である。
再生モードにおいて、第1条件および第2条件のうち第1条件のみを満足するTIFFファイルが選択されると、選択されたTIFFファイルに含まれるヘッダデータおよび主画像データが、記録媒体42からSDRAM34にこの順序で転送される。第1条件および第2条件の両方を満足するTIFFファイルが選択されたときは、選択されたTIFFファイルに含まれる主画像データのみが、記録媒体42からSDRAM34に転送される。転送された主画像データは、その後ワードアクセス方式に従って再生処理を施される。
このように、第1条件および第2条件を設け、選択されたTIFFファイルが満足する条件に従う態様でデータ転送を行うようにしたため、SDRAM34に格納された主画像データは、必ず或るアドレスの先頭から始まる。したがって、従来技術のような並べ替え処理は不要となり、主画像データの再生に要する時間を短縮することができる。
この実施例では、インタレーススキャン型のCCDイメージャを用いて説明したが、これに代えてプログレッシブスキャン型のCCDイメージャを用いてもよく、さらにはCCDイメージャに代えてCMOSイメージャを用いてもよい。
この発明の一実施例を示すブロック図である。 図1実施例に適用される色フィルタの一例を示す図解図である。 (A)はカメラモードが選択されたときのSDRAMのマッピング状態の一例を示す図解図であり、(B)は再生モードが選択されたときのSDRAMのマッピング状態の一例を示す図解図である。 図1実施例に適用されるバッファコントロール回路の構成の一例を示すブロック図である。 図1実施例に適用されるSDRAMの構造の一部を示す図解図である。 図1実施例の動作の一部を示す図解図である。 図1実施例に適用される記録媒体の構造の一部を示す図解図である。 RGBデータを記録媒体からSDRAMに転送するときの動作の一部を示す図解図である。 図1実施例によって作成されるTIFFファイルの構造の一例を示す図解図である。 図1実施例の動作の一部を示すフロー図である。 図1実施例の動作の他の一部を示すフロー図である。 図1実施例の動作のその他の一部を示すフロー図である。 図1実施例の動作のさらにその他の一部を示すフロー図である。
符号の説明
10…ディジタルカメラ
16…CCDイメージャ
26…信号処理回路
32…SDRAMコントロール回路
34…SDRAM
42…記録媒体
46…CPU

Claims (5)

  1. 記録媒体に記録された画像ファイルに含まれる画像データを内部メモリを介して再生する画像処理装置において、
    前記画像ファイルの先頭位置と前記画像データの先頭位置との間に存在する特定データのサイズを検出する検出手段、および
    前記特定データのサイズが所定条件を満足するとき前記特定データおよび前記画像データのうち前記画像データのみを前記内部メモリに転送する第1転送手段を備え、
    前記記録媒体は各々がMバイト(M:2以上の整数)の容量を有する複数の単位領域に分割され、
    前記所定条件は前記特定データのサイズが前記Mバイトの整数倍であるという条件である、画像処理装置。
  2. 前記内部メモリにはLバイト(L:Mの整数分の1)の容量を各々が有する複数のアドレスが形成され、
    指定画像ファイルに格納されたヘッダデータのサイズが前記Lバイトの整数倍でありかつ前記Mバイトの整数倍と異なるとき前記指定画像ファイルに含まれるヘッダデータおよび画像データの両方を前記内部メモリに転送する第2転送手段、および
    前記第2転送手段の転送処理によって前記内部メモリに格納された画像データを再生する再生手段をさらに備える、請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記再生手段は前記検出手段によって検出されたサイズを参照して再生処理を実行する、請求項2記載の画像処理装置。
  4. 前記第2転送手段は前記ヘッダデータおよび前記画像データをこの順で前記内部メモリに転送する、請求項2または3記載の画像処理装置。
  5. 前記記録媒体はファイル管理方式としてFAT方式を採用し、前記複数の単位領域の各々はクラスタに相当する、請求項1ないしのいずれかに記載の画像処理装置。
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