JP4016473B2 - 撮像方法及び撮像装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、撮像方法及び撮像装置に関する。詳しくは、被写体を撮影して所望の解像度の静止画像を得る場合、撮像素子の所望の解像度に対応した第2の所定画素数の領域に光学的ズーム手段によって被写体像を縮小して結像させて、この第2の所定画素数の領域の信号を用いることで、間引き処理や解像度変換処理を行うことなく所望の解像度の良好な撮影画像を得るものである。
【0002】
【従来の技術】
被写体を撮影して静止画像のディジタル画像信号を得ることができる撮像装置、いわゆるディジタルスチルカメラでは、高精細な静止画像を得るために撮像素子の高画素数化が図られている。このようなディジタルスチルカメラで被写体を撮影して静止画像を得る場合、例えば液晶表示装置やテレビジョン装置等の画面上に撮影された静止画像が表示される。また、撮影時には、撮影領域を設定するためのファインダー画像が液晶表示装置やテレビジョン装置等の画面上に表示される。ここで、撮像素子の高画素数化によって撮像素子の画素数が液晶表示装置等の表示画素数よりも大きいものとされていることから、静止画像やファインダー画像を表示する場合には画像のサイズを液晶表示装置等の表示サイズに合わせるための解像度変換処理が行われている。
【0003】
図11は従来のディジタルスチルカメラの構成を示している。図11において、入射光はレンズ部10を介して撮像素子15に供給される。このレンズ部10には、アイリス駆動回路11やフォーカス駆動回路12、ズーム駆動回路13が設けられている。
【0004】
撮像素子15では、入射光に応じた撮像信号Srgbが生成されて変換部20に供給される。また撮像素子15には電子シャッタ回路16が設けられており、後述するシャッタ49が操作されたときには電子シャッタ回路16によって撮像素子15から静止画像の三原色の撮像信号Srgbが変換部20に供給される。
【0005】
変換部20はサンプルホールド回路やA/D変換器を用いて構成されており、供給された撮像信号Srgbは三原色のディジタルの画像データ信号Drgbに変換される。この変換部20で得られた画像データ信号Drgbは補正処理部22で色や明るさの補正が行われた後、画像データ信号DRrgbとして色演算処理部24に供給されて、三原色の画像データ信号DRrgbが輝度信号と色差信号からなる画像データ信号Dycに変換される。画像データ信号Dycは、メモリコントロール部26によって間引き処理されて、表示部30に合わせた画像データ信号Ddsとされたのち、バッファメモリ36に書き込まれる。
【0006】
バッファメモリ36に書き込まれた画像データ信号Ddsは、所定のタイミングで読み出されて、メモリコントロール部26を介してビデオインタフェース部28に供給される。ビデオインタフェース部28では、供給された画像データ信号Ddsをエンコード処理してビデオ信号SVAoutが生成される。このビデオ信号SVAoutが表示部30に供給されることにより、表示部30の画面上にビデオ信号SVAoutに基づき、撮影領域を設定するためのいわゆるファインダー画像が画面上に表示される。
【0007】
また、画像データ信号Dycは、メモリコントロール部26で間引き処理されることなく圧縮伸張部32に供給されて圧縮される。この圧縮された画像データ信号Dycはバス34を介してバッファメモリ36に一時記憶されて、その後、バス34に接続されているメモリ部38に書き込まれる。このメモリ部38は、例えばフラッシュメモリ等で構成されている。
【0008】
また、バス34には解像度変換部40やCPU(Central Processing Unit)45が接続されており、解像度変換部40では画像データ信号Dycの解像度を変換する処理が行われる。
【0009】
CPU45には操作部48とシャッタ49が接続されており、操作部48からの操作信号PAやシャッタ49が操作されたときに供給されるシャッタ信号PBに基づいてディジタルスチルカメラの動作の制御が行われる。
【0010】
ここで、撮影領域の設定状態(ファインダーモード)、例えば被写体に画枠を合わせる操作をしている状態では、NTSC方式やPAL方式等のビデオ信号SVAoutを出力したり、このビデオ信号SVAoutを用いて表示部、例えば液晶表示装置の画面上にファインダー画像を表示させる場合、メモリコントロール部26によって画像データ信号Dycの間引き処理が行われて、ビデオインタフェース部28からNTSC方式やPAL方式等のビデオ信号SVAoutが出力される。例えば図12に示すように、撮像素子15の有効画素数が80万画素(1024x768)である場合、水平方向の画素数を略「2/3」に間引きすると共に垂直方向の画素数を略「1/3」に間引きして、1ライン当たりの画素数が「1024」から「640」とされると共に、「768」ラインが「240」ラインとされて、「640×240」の領域分の画像データ信号Dycが画像データ信号Ddsとしてバッファメモリ36に書き込まれる。このバッファメモリ36に書き込まれた画像データ信号DdsがNTSC方式に対応するタイミングで読み出されて(ビデオレート変換)、メモリコントロール部26を介してビデオインタフェース28に供給されるので、ビデオインタフェース部28から1フィールド分のNTSC方式のビデオ信号SVAoutが出力される。その後同様に処理されて、順次奇数フィールドと偶数フィールドのNTSC方式のビデオ信号SVAoutが出力されて、このビデオ信号SVAoutに基づきファインダー画像が表示される。なお、ビデオ信号SVAoutは、1水平期間が780画素、1垂直期間が262.5ラインとされて、(640×240)が表示画素とされる。
【0011】
また、PAL方式のビデオ信号SVAoutを出力する場合には、バッファメモリ36に書き込まれた画像データ信号DycをPAL方式に対応するタイミングで読み出して、メモリコントロール部26を介してビデオインタフェース28に供給される。このとき、PAL方式とNTSC方式ではライン数が異なることから、走査線補間が行われて表示画素数は(680×285)とされる。
【0012】
次に、シャッタ49が操作されたときには、メモリコントロール部26で間引き処理が行われることなく、撮像素子15の有効画素の全領域に対して読み出しが行われて得られた画像データ信号Dycが圧縮伸張部32に供給される。
【0013】
圧縮伸張部32では、画像データ信号Dycのデータ量が圧縮されると共に、圧縮された信号が画像データ信号DCycとしてバッファメモリ36に供給されて一時記憶される。バッファメモリ36に一時記憶された画像データ信号DCycは、その後メモリ部38に書き込まれる。このように、バッファメモリ36に一時記憶された画像データ信号DCycがメモリ部38に書き込まれるので、メモリ部38に対しての信号の書き込みに時間を要する場合であっても、画像データ信号の取込を短時間で終了させることができる。
【0014】
撮像素子15の画素数とは異なる解像度(画素数)の画像を得る場合、メモリ部38に記憶されている画像データ信号DCycが読み出されて、圧縮伸張部32で伸張処理されて圧縮前の画像データ信号Dycに戻される。この画像データ信号Dycが解像度変換部40で所望の解像度に変換される。なお、解像度の変換は、圧縮前の画像データ信号Dycを用いてCPU45でソフトウェア処理して行うものとしてもよい。このようにして解像度が変換された画像データ信号DRycは、バッファメモリに一時記憶されて、その後圧縮伸張部32で圧縮処理されて、メモリ部38に記憶される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、撮影領域の設定、すなわち被写体に画枠を合わせる操作をしている状態では、間引きされたデータ信号を用いてファインダー画像の表示が行われる。この間引き処理によって空間周波数の折り返しが発生することから、ビデオインタフェース部28から出力されるビデオ信号SVAoutに基づくファインダー画像は、画質が劣化したものとなってしまう。
【0016】
また、解像度変換を行う場合、メモリ部38に書き込まれているデータ信号を読み出して伸張処理することにより圧縮前の状態にデータ信号を戻し、このデータ信号を用いて解像度変換が行われる。さらに、解像度変換が行われたデータ信号を再び圧縮処理し、この圧縮処理された信号をメモリ部38に書き込む処理が必要とされる。ここで、伸張処理や解像度変換処理等で用いられるデータ信号は、撮像素子15の有効画素の全領域に対して読み出しが行われて得られたものであることからデータ量が大きく、この解像度変換処理等をハードウェアで処理するものとした場合には回路規模が大きくなってしまうと共に、ソフトウェアで処理するものとした場合には変換処理に時間がかかってしまう。また、解像度変換処理では、空間周波数の折り返し防止のため帯域制限フィルタ処理等も行う必要があることから演算量が大きく処理に時間を要する。また、解像度変換処理で任意の解像度に変換可能とすると、回路規模もソフトウェアの規模も更に大きくなってしまう。
【0017】
さらに、解像度変換が行われているときには、メモリ部38からデータ信号の読み出しやメモリ部38に対しての解像度変換後のデータ信号の書き込み等が行われていることから、次の撮影を行って新たなデータ信号をメモリ部38に書き込むことが出来ず、解像度変換処理が撮影の妨げとなってしまう。
【0018】
そこで、この発明では画像を良好な画質で表示できると共に簡単な構成で所望の解像度の撮影画像を速やかに記録することができる撮像方法及び撮像装置を提供するものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る撮像方法は、第1の所定画素数を有効画素数とする撮像手段と、撮像領域を設定するためのファインダー画像を表示する表示手段とを備える撮像装置によって、被写体像を撮像して所望の解像度の静止画像を得る撮像方法であって、撮像領域の設定を行う場合に、撮像手段の第1の所定画素数よりも少ない表示手段の解像度に対応する第2の所定画素数の領域に、光学的ズーム手段によって被写体像を縮小して結像させるステップと、撮像手段の第2の所定画素数の領域からの信号に基づいて、撮像領域を設定するためのファインダー画像を表示する表示ステップと、撮像手段における第1の所定画素数よりも少ない第3の所定画素数の領域に、被写体像を結像させる光学的ズームステップと、撮像手段の第3の所定画素数の領域からの信号に基づいて所望の解像度の静止画像を得るステップとを備えるものである。
【0020】
また撮像装置は、第1の所定画素数を有効画素数とする撮像手段と、撮像手段における第1の所定画素数よりも少ない所定画素数の領域に、被写体像を結像させる光学的ズーム手段と、撮像手段により撮像された被写体像を、第1の所定画素数よりも少ない第2の所定画素数のファインダー画像として表示する表示手段と、撮像手段からの信号に基づいて所望の解像度の静止画像を記録する静止画像記録手段とを備え、撮像手段による撮像領域の設定を行う場合、光学ズーム手段は、撮像手段における第1の所定画素数よりも少ない第2の所定画素数の領域に被写体像を結像させるとともに、表示手段は、該第2の所定画素数の領域からの信号に基づいて、ファインダー画像を表示し、光学ズーム手段は、撮像手段における第1の所定画素数よりも少ない第3の所定画素数の領域に被写体像を結像させるとともに、静止画像記録手段は、該第3の所定画素数の領域からの信号に基づいて被写体像の静止画像を記録するものである。
【0021】
この発明においては、被写体を撮影して所望の解像度の静止画像を得る場合に、シャッタが操作されてモード切換手段が第1のモードに切り換えられると、撮像素子の有効画素数よりも少ない所望の解像度に対応した第2の所定画素数の領域に、光学的ズーム手段によって被写体像が縮小して結像される。この第2の所定画素数の領域からの信号が画像データ信号とされて、所望の解像度の静止画像の信号として記憶手段に記憶される。
【0022】
また、例えばシャッタ操作前に撮影領域の設定を行うため、モード切換手段が第1のモードとは異なるモードに切り換えられていると、表示手段の解像度に対応する第3の所定画素数の領域に、光学的ズーム手段によって被写体像が縮小して結像される。この第3の所定画素数の領域からの信号に基づいて、撮影領域を設定するためのファインダー画像が表示手段、例えば液晶表示装置の画面上に表示される。また、表示手段がテレビジョン装置であるときには、第3の所定画素数の領域からの信号に基づいてNTSC方式やPAL方式のビデオ信号が生成されて、このビデオ信号によってテレビジョン装置の画面上にファインダー画像が表示される。
【0023】
【発明の実施の形態】
次に、図を用いてこの発明の実施の形態について詳細に説明する。図1は、第1の実施の形態の構成を示している。なお、図1において、図11と対応する部分については同一符号を付している。
【0024】
入射光はレンズ部10を介して撮像素子15に供給される。レンズ部10には、アイリス駆動回路11やフォーカス駆動回路12、ズーム駆動回路13が設けられている。
【0025】
CMOSやCCD等の撮像素子を用いて構成された撮像素子15では、入射光に応じた三原色の撮像信号Srgbが生成されて変換部20に供給される。また撮像素子15には電子シャッタ回路16が設けられており、後述するシャッタ49が操作されたときには電子シャッタ回路16によって撮像素子15が制御されて、撮像素子15から被写体の静止画像の三原色の撮像信号Srgbが変換部20に供給される。
【0026】
変換部20はサンプルホールド回路やA/D変換器を用いて構成されており、サンプルホールド回路によって撮像信号Srgbのノイズが低減されると共に、A/D変換器によってノイズの低減された撮像信号がディジタルの画像データ信号Drgbに変換される。この変換部20で得られた画像データ信号Drgbは補正処理部22に供給される。
【0027】
補正処理部22では、画像データ信号Drgbに基づき、撮影された画像の明るさや色あい等が判別されて、画像の状態を示す信号EGが後述するCPU(Central Processing Unit)60に供給される。この信号EGに基づき、CPU60から制御信号CGが補正処理部22に供給されて、明るさや色の補正が補正処理部22で行われる。また、CPU60からアイリス制御信号CTrをアイリス駆動回路11に供給してアイリスの開口量を制御することにより、明るさの制御も行われる。さらに、CPU60からフォーカス制御信号CTfがフォーカス駆動回路12に供給されてフォーカス調整も行われる。
【0028】
この色や明るさ等の補正が行われた画像データ信号Drgbは画像データ信号DRrgbとして色演算処理部24に供給される。色演算処理部24では、マトリクス処理によって三原色の画像データ信号DRrgbが輝度データと色差データからなる画像データ信号Dycに変換されて、メモリコントロール部51に供給される。
【0029】
メモリコントロール部51では、供給された画像データ信号Dycから所望の領域の信号が選択されて、画像データ信号Dycdとしてバッファメモリ36に書き込まれる。また、メモリコントロール部51では、供給された画像データ信号Dycから所望の領域の信号を選択して画像データ信号Dycsとして圧縮伸張部32に供給することも行われる。この所望の領域の信号の選択や、選択された信号の圧縮伸張部32あるいはバッファメモリ36に対しての供給は、CPU60からの制御信号CTmに基づいて行われる。
【0030】
バッファメモリ36に書き込まれた画像データ信号Dycdは、所定のタイミングで読み出されて、メモリコントロール部51を介してビデオインタフェース部53に供給される。
【0031】
ビデオインタフェース部53には、オンスクリーン表示制御部52が接続されている。オンスクリーン表示制御部52では、CPU60からのオンスクリーン制御信号CTosに基づいてオンスクリーン表示信号Sosが生成されてビデオインタフェース部53に供給される。
【0032】
ビデオインタフェース部53では、供給された画像データ信号Dycdとオンスクリーン表示信号Sosに基づいてビデオ信号SVBoutが生成されて出力される。このビデオ信号SVBoutが表示部30やテレビジョン装置(図示せず)に供給されて、撮影領域を設定するためのファインダー画像が画面上に表示される。
【0033】
また、メモリコントロール部51で選択された画像データ信号Dycsが圧縮伸張部32に供給される。圧縮伸張部32では、画像データ信号Dycsのデータ量が圧縮されて、例えばJPEG(Joint Photographic Experts Group)方式や拡張規格であるExif(Exchangeable image file format)方式の画像データ信号DCycsとしてバス34を介してバッファメモリ36に一時記憶される。
【0034】
バス34には、CPU60やメモリ部38およびコンピュータインタフェース部55が接続されている。メモリ部38は、書き換え可能な読み出し専用メモリ、例えばフラッシュメモリを用いて構成されている。なお、メモリ部38を着脱可能とすれば、メモリ部38を取り外してコンピュータ装置等に装着し、メモリ部38に書き込まれているデータ信号をコンピュータ装置等で処理することが簡単にできる。
【0035】
コンピュータインタフェース部55は、外部のコンピュータ装置との間で信号の送受信を行うためのものである。このコンピュータインタフェース部55と外部のコンピュータ装置との間で有線で信号等の送受信を行う場合には、RS−232CやSCSI(Small Computer System Interface)、USB(Universal Serial Bus)、IEEE1394等の伝送方式を用いて送受信が行われる。また無線で信号の送受信を行う場合には、赤外線を用いるIrDA(Infrared Data Association)等の伝送方式を用いて信号の送受信が行われる。
【0036】
CPU60には、操作部48とシャッタ49が接続されており、操作部48からの操作信号PAやシャッタ49が操作されたときに供給されるシャッタ信号PBに基づいて、シャッタ制御信号CTsや制御信号CTm、色演算処理部24の動作を制御するための制御信号CTk等が生成されてディジタルスチルカメラの動作の制御が行われる。なお、CPU60では、上述したように、アイリス制御信号CTr、フォーカス制御信号CTf、ズーム制御信号CTz、オンスクリーン制御信号CTosが生成されると共に、バス34を介して圧縮伸張部32、バッファメモリ36、メモリ部38、コンピュータインタフェース部55の制御も行われる。
【0037】
次に動作について説明する。操作部48で撮影領域の設定状態(ファインダーモード)、例えば被写体に画枠を合わせる状態が選択されると、操作部48からの操作信号PAに基づいてCPU60からズーム駆動回路13にズーム制御信号CTzが供給される。ここで、撮影領域の設定を行うためのいわゆるファインダー画像を表示部30(例えば液晶表示装置)に表示させる場合、ズーム駆動回路13では、ズーム制御信号CTzに基づいてズーム動作が行われて、表示部30の表示画素数と対応する画素数の撮像素子15の領域に被写体像が縮小して結像される。
【0038】
例えば、撮像素子15の有効画素数が80万画素(1024×768)で表示部30の表示画素数が(240×180)であるときには、図2に示すように撮像素子15の(240×180)の領域Paに被写体像が縮小して結像される。
【0039】
撮像素子15の有効画素の全領域に対して順次走査(プログレッシブスキャン)方式で読み出しが行われて得られた撮像信号Srgbは、変換部20、補正処理部22、色演算処理部24で上述した処理が行われてメモリコントロール部51に供給される。
【0040】
メモリコントロール部51では、供給された画像データ信号Dycから被写体像が縮小されて結像された領域Paの信号が選択されて、中間フォーマットの画像データ信号Dycdとしてバッファメモリ36に書き込まれる。このバッファメモリ36に書き込まれた画像データ信号Dycdの読み出しが制御されて、表示部30に合わせたタイミング、すなわち表示レート変換が行われてビデオインタフェース部53に供給される。
【0041】
ビデオインタフェース部53では、バッファメモリ36から読み出された画像データ信号Dycdとオンスクリーン表示制御部52から供給されたオンスクリーン表示信号Sosに基づいてビデオ信号SVBoutが生成されて表示部30に供給される。
【0042】
このように、表示部30には間引き処理を行うことなく生成されたビデオ信号SVBoutが供給されるので、表示部30のファインダー画像を画質の良好なものとすることができる。
【0043】
次に、ファインダー画像を例えばテレビジョン装置(図示せず)に表示するために、ビデオインタフェース部53からNTSC方式のビデオ信号SVBoutを出力させる場合には、図3に示すように、NTSC方式での表示画素数分である撮像素子15の画素数(640×480)の領域Pbに被写体像が縮小されて結像される。
【0044】
撮像素子15の有効画素の全領域に対して、順次走査方式で読み出しが行われて得られた撮像信号Srgbは、変換部20、補正処理部22、色演算処理部24で上述した処理が行われてメモリコントロール部51に供給される。
【0045】
メモリコントロール部51では、供給された画像データ信号Dycから被写体像が縮小されて結像された領域Pbの信号が選択されて、中間フォーマットの画像データ信号Dycdとしてバッファメモリ36に書き込まれる。このバッファメモリ36に書き込まれた画像データ信号Dycdの読み出しが制御されて、NTSC方式のタイミング、すなわちビデオレート変換が行われてビデオインタフェース部53に供給される。
【0046】
ビデオインタフェース部53では、バッファメモリ36から読み出された画像データ信号Dycdとオンスクリーン表示制御部52から供給されたオンスクリーン表示信号Sosに基づいてNTSC方式のビデオ信号SVBoutが生成されて出力される。このように、間引き処理を行うことなくNTSC方式のビデオ信号SVBoutを生成することができるので、NTSC方式のファインダー画像を画質の良好なものとすることができる。なお、図3において、カッコ内の数字は表示画素数を示しており、以下も同様である。
【0047】
PAL方式のビデオ信号SVBoutを出力させる場合もNTSC方式のビデオ信号SVBoutを出力させる場合と同様に処理される。例えば図4Aに示すように撮像素子15の画素数(760×570)の領域Pcに被写体像が縮小されて結像される。
【0048】
メモリコントロール部51では、供給された画像データ信号Dycから被写体像が縮小されて結像された領域Pcの信号が選択されて、中間フォーマットの画像データ信号Dycdとしてバッファメモリ36に書き込まれる。このバッファメモリ36に書き込まれた画像データ信号Dycdの読み出しが制御されて、PAL方式のタイミング、すなわちビデオレート変換が行われてビデオインタフェース部53に供給される。このように、間引き処理を行うことなくPAL方式のビデオ信号SVBoutを生成することができるので、PAL方式のファインダー画像も画質の良好なものとすることができる。
【0049】
次に、シャッタ49が操作されて、このときの被写体の静止画像を記憶する第1のモードであるシャッタモードが選択されると、シャッタ信号PBがCPU60に供給されて、CPU60からズーム駆動回路13にズーム制御信号CTzが供給される。ズーム駆動回路13では、このズーム制御信号CTzに基づいてズーム動作が行われて、図5に示すように被写体像が縮小されることなく撮像素子15の有効画素の全領域に対して結像される。
【0050】
撮像素子15の有効画素の全領域に対して、順次走査方式で読み出しが行われて得られた撮像信号Srgbは、変換部20、補正処理部22、色演算処理部24で上述した処理が行われてメモリコントロール部51に供給される。
【0051】
メモリコントロール部51に供給された画像データ信号Dycは、圧縮伸張部32に供給されてデータ量が圧縮されて、画像データ信号DCycとしてバッファメモリ36に書き込まれる。その後、バッファメモリ36に書き込まれた画像データ信号DCycがメモリ部38に書き込まれる。このように、バッファメモリ36に画像データ信号DCycが一時記憶されてからメモリ部38に書き込まれるので、メモリ部38に対しての信号の書き込みに時間を要する場合であっても、画像データ信号の取込を短時間で終了させることができる。
【0052】
撮像素子15の有効画素の全領域に対しての読み出しやバッファメモリ36に対して圧縮された画像データ信号Dycが書き込まれている期間中は、ビデオインタフェース部53に対して画像データ信号Dycdの供給が停止されて、表示部30での表示やNTSC方式あるいはPAL方式のビデオ信号SVBoutの出力が停止される。その後、全領域に対しての信号の読み出しや圧縮された画像データ信号Dycの書き込みが完了すると、再びファインダーモードとされて、ズーム駆動回路13がCPU60によって駆動されて、撮像素子15に被写体像が縮小して結像される。
【0053】
ここで、撮像素子15の有効画素数とは異なる所望の解像度で静止画像を記録する場合、シャッタモードとされるとCPU60からズーム駆動回路13にズーム制御信号CTzが供給されて、所望の解像度と対応する画素数の撮像素子15の領域に被写体像が縮小して結像される。なお、所望の解像度の設定は、操作部48からの操作信号PA等に基づいて設定される。
【0054】
例えば、(800×600)の解像度(画素数)で静止画像を記録する場合には、図6に示すように撮像素子15の(800×600)の領域Pdに被写体像が縮小して結像される。
【0055】
撮像素子15の有効画素の全領域に対する読み出しが行われて得られた撮像信号Srgbは、変換部20、補正処理部22、色演算処理部24で上述した処理が行われてメモリコントロール部51に供給される。
【0056】
メモリコントロール部51では、供給された画像データ信号Dycから被写体像が縮小されて結像された領域Pdの信号が選択されて、画像データ信号Dycsとして圧縮伸張部32に供給されてデータ量が圧縮される。この圧縮伸張部32で得られた画像データ信号DCycsがバッファメモリ36に一時記憶されて、その後メモリ部38に書き込まれる。
【0057】
このように、記録される静止画像の解像度を変更する場合にも、間引き処理を行うことなく解像度の変更された信号を得ることができる。また、メモリ部38の信号を読み出して伸張処理して圧縮前の状態に信号を戻し、この信号を用いて解像度変換を行い、解像度変換が行われた信号を再び圧縮処理してメモリ部38に書き込む処理が不要とされるので、メモリ38に速やかに所望の解像度の静止画像を記録することができる。
【0058】
ところで、上述の第1の実施の形態では、メモリコントロール部51で画像データ信号の選択を行うものとしたが、撮像素子15の任意の領域から信号を読み出すことができる場合には、信号の読み出しを制御して解像度を変更することもできる。図7は、撮像素子15の任意の領域に対して信号の読み出しを行うことができるディジタルスチルカメラの構成を示している。なお、図7において、図1と対応する部分については同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0059】
図7の撮像素子15には、アドレス制御部70が設けられており、CPU60からのアドレス制御信号CTaに基づいて、撮像素子15の読み出し位置が制御される。
【0060】
ここで、ファインダーモードが選択されて表示部30にファインダー画像を表示させるときには、CPU60からズーム制御信号CTzがズーム駆動回路13に供給されてズーム動作が行われ、表示部30の表示画素数と対応する画素数の撮像素子15の領域に被写体像が縮小して結像される。
【0061】
例えば、撮像素子15の有効画素数が(1024×768)で表示部30の表示画素数が(240×180)であるときには、図8に示すように撮像素子15の(240×180)の領域Peに被写体像が縮小して結像される。
【0062】
また、CPU60からアドレス制御信号CTaがアドレス制御部70に供給されて、被写体像が縮小して結像された撮像素子15の領域Peから、信号が表示部30に合わせた所定のタイミングで読み出されて撮像信号Srgb’が生成される。撮像信号Srgb’は、変換部20、補正処理部22、色演算処理部24で上述した処理が行われる。
【0063】
色演算処理部24で得られた画像データ信号Dyc’は、メモリコントロール部51を介してビデオインタフェース部53に供給される。ビデオインタフェース部53では、画像データ信号Dyc’とオンスクリーン表示信号Sosに基づいてビデオ信号SVBoutが生成されて表示部30に供給される。
【0064】
このように、表示部30には間引き処理を行うことなく生成されたビデオ信号SVBoutが供給されるので、表示部30でのファインダー画像を画質の良好なものとすることができる。また、撮像素子15から表示部30に合わせた所定のタイミングで信号の読み出しが行われて撮像信号Srgb’が生成されているので、バッファメモリ36に画像データ信号Dyc’を一時記憶させて表示レート変換する必要がないので、簡単な構成で容易にビデオ信号SVBoutを得ることができる。
【0065】
次に、ファインダー画像をテレビジョン装置に表示できるようにビデオインタフェース部53からNTSC方式のビデオ信号SVBoutを出力させる場合、NTSC方式での表示画素数を(640×480)とし、1水平期間が780画素分であるときには、図9に示すように、撮像素子15の画素数(780×525)の領域Pfに被写体像が縮小されて結像される。
【0066】
また、CPU60からアドレス制御信号CTaがアドレス制御部70に供給されて、被写体像が縮小して結像された撮像素子15の領域PfからNTSC方式に対応するタイミングで読み出されて撮像信号Srgb’が生成される。すなわち、1水平期間で780画素分の信号が読み出されると共に、1垂直期間で1ラインおきに262.5ライン分の信号が読み出されて撮像信号Srgb’が生成される。撮像信号Srgb’は、変換部20、補正処理部22、色演算処理部24で上述した処理が行われる。
【0067】
色演算処理部24で得られた画像データ信号Dyc’は、メモリコントロール部51を介してビデオインタフェース部53に供給される。ビデオインタフェース部53では、画像データ信号Dyc’とオンスクリーン表示信号Sosに基づいてNTSC方式のビデオ信号SVBoutが生成されて出力される。
【0068】
このように、間引き処理を行うことなくNTSC方式のビデオ信号SVBoutを生成することができるので、NTSC方式のファインダー画像を画質の良好なものとすることができる。また、水平期間や垂直期間に合わせて撮像素子15から信号の読み出しが行われて撮像信号Srgb’が生成されるので、バッファメモリ36に画像データ信号Dyc’を一時記憶させてビデオレート変換する必要がないので、簡単な構成で容易にビデオ信号SVBoutを生成することができる。
【0069】
PAL方式のビデオ信号SVBoutを出力させる場合もNTSC方式のビデオ信号SVBoutを出力させる場合と同様に処理される。例えば図10に示すように撮像素子15の画素数(833×625)の領域Pgに被写体像が縮小されて結像される。
【0070】
また、CPU60からアドレス制御信号CTaがアドレス制御部70に供給されて、被写体像が縮小して結像された撮像素子15の領域PgからPAL方式に対応するタイミングで読み出されて撮像信号Srgb’が生成される。すなわち、1水平期間で833画素分の信号が読み出されると共に、1垂直期間で1ライン置きに312.5ライン分の信号が読み出されて撮像信号Srgb’が生成される。撮像信号Srgb’は、変換部20、補正処理部22、色演算処理部24で上述した処理が行われる。
【0071】
色演算処理部24で得られた画像データ信号Dyc’は、メモリコントロール部51を介してビデオインタフェース部53に供給される。ビデオインタフェース部53では、画像データ信号Dyc’とオンスクリーン表示信号Sosに基づいてPAL方式のビデオ信号SVBoutが生成されて出力される。
【0072】
このPAL方式のビデオ信号SVBoutを生成する場合にも、間引き処理を行うことがないので、PAL方式のファインダー画像を画質の良好なものとすることができる。また、NTSC方式のビデオ信号を得る場合と同様に簡単な構成で容易にビデオ信号を生成することができる。
【0073】
次に、シャッターモードでは、上述の第1の実施の形態と同様にしてメモリ部38に信号が書き込まれる。
【0074】
また、所望の解像度で静止画像を記録する場合には、CPU60からズーム駆動回路13にズーム制御信号CTzが供給されて、所望の解像度と対応する画素数の撮像素子15の領域に被写体像が縮小して結像される。
【0075】
例えば、(800×600)の解像度の静止画像を記録する場合には、上述の実施の形態と同様に撮像素子15の(800×600)の領域に被写体像が縮小して結像される。
【0076】
さらに、CPU60からアドレス制御信号CTaがアドレス制御部70に供給されて、被写体像が縮小して結像された撮像素子15の領域から、信号が読み出されて撮像信号Srgb’が生成される。この撮像信号Srgb’は、変換部20、補正処理部22、色演算処理部24で処理が行われて画像データ信号Dyc’とされる。
【0077】
画像データ信号Dyc’は、メモリコントロール部51を介して圧縮伸張部32に供給されてデータ量が圧縮される。この圧縮伸張部32で得られた信号がバッファメモリ36に一時記憶されて、その後メモリ部38に書き込まれる。
【0078】
この信号の解像度を変更する場合にも、上述の第1の実施の形態と同様に、間引き処理を行うことなく解像度の変更された信号を得ることができると共に、簡単に解像度が変更された信号を得ることができる。
【0079】
このように、第1および第2の実施の形態によれば、ズーム機能を利用して被写体像が表示手段等に合わせたサイズで撮像素子15に結像されるので、間引き処理が不要とされて周波数領域の折り返し現象による画質の劣化の問題を解決することができる。また、撮像素子15において任意の領域から任意の順番で信号を読み出す事が可能であるときには、表示手段に合わせた出力形式やNTSC方式あるいはPAL方式等の出力形式に合わせて撮像素子15から信号を読み出して撮像信号が生成されるので、回路を大幅に簡略化する事ができる。
【0080】
また、撮像素子15の画素数と異なる解像度(画素数)で静止画像を記録する場合、必要とされる解像度に合わせてズーム機能を利用して被写体像が縮小されて撮像素子15に結像されるので、画像の取り込み後に解像度の変換処理を行う必要がなく、回路規模が大きくなることがない。またCPU60での処理時間が大幅に増加することもない。さらに、結像サイズを変えることで、解像度を自由に選択することも容易にできる。
【0081】
さらに、ズーム機能を有するディジタルスチルカメラでは、新たに回路等を追加することなくソフトウェアで解像度の変換や所望の形式の出力を得ることができるので、コストアップを押さえて所望の解像度の静止画像を記録できると共に良好な画質で画像を表示することができる。
【0082】
なお、上述の第1および第2の実施の形態では、1つの撮像素子を用いたディジタルスチルカメラの場合を説明したが、例えば入射光を色分解プリズム等で三原色光に分解し、3つの撮像素子で各色の撮像信号を得る場合も同様に構成することで、所望の解像度の良好な画質の撮影画像を容易に得ることができる。
【0083】
【発明の効果】
この発明によれば、被写体を撮影して所望の解像度の静止画像を得る場合に、シャッタが操作されてモード切換手段が第1のモードに切り換えられると、撮像素子の有効画素数よりも少ない所望の解像度に対応した第2の所定画素数の領域に、光学的ズーム手段によって被写体像が縮小して結像されて、この第2の所定画素数の領域からの信号が画像データ信号とされて、所望の解像度の静止画像の信号として記憶手段に記憶される。このため、撮像素子の有効画素数と等しい解像度の信号を所望の解像度の信号に変換する処理時間が不要となり、速やかに所望の解像度の静止画像を記録することができると共に、撮影を効率良く行うことができる。
【0084】
また、撮影領域の設定を行うため、モード切換手段が第1のモードとは異なるモードに切り換えられていると、表示手段の解像度に対応する第3の所定画素数の領域に、光学的ズーム手段によって被写体像が縮小して結像されて、この第3の所定画素数の領域からの信号に基づいて、撮影領域を設定するためのファインダー画像が表示手段で表示される。このため、撮像素子の有効画素数と等しい解像度の信号を間引き処理して得られた信号を用いる場合のように空間周波数の折り返しの影響を受けることがなく、表示手段に良好な画質の画像を表示できる。また、第3の所定画素数の領域からの信号に基づいてビデオ信号が生成されるので、表示手段がテレビジョン装置等であっても良好な画質の画像を表示できる。
【0085】
さらに、撮像装置が光学的ズーム手段を有する場合には、ズーム手段の制御方法を変更するだけで良好な画質の撮影画像を得ることができるため、コストアップを押さえることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る撮像装置の第1の実施の形態の構成を示す図である。
【図2】表示部30でファインダー画像を得る場合の動作を示す図である。
【図3】NTSC方式のファインダー画像を得る場合の動作を示す図である。
【図4】PAL方式のファインダー画像を得る場合の動作を示す図である。
【図5】被写体の静止画像記録動作を示す図である。
【図6】所望の解像度での被写体の静止画像記録動作を示す図である。
【図7】この発明に係る撮像装置の第2の実施の形態の構成を示す図である。
【図8】表示部30でファインダー画像を得る場合の動作を示す図である。
【図9】NTSC方式のファインダー画像を得る場合の動作を示す図である。
【図10】PAL方式のファインダー画像を得る場合の動作を示す図である。
【図11】従来の撮像装置の構成を示す図である。
【図12】従来のファインダーモードの動作を示す図である。
【符号の説明】
10・・・レンズ部、13・・・ズーム駆動回路、15・・・撮像素子、16・・・電子シャッタ、26,51・・・メモリコントロール部、28,53・・・ビデオインタフェース部、30・・・表示部、32・・・圧縮伸張部、34・・・バス、36・・・バッファメモリ、38・・・メモリ部、40・・・解像度変換部、45,60・・・CPU、48・・・操作部、49・・・シャッタ
Claims (6)
- 第1の所定画素数を有効画素数とする撮像手段と、撮像領域を設定するためのファインダー画像を表示する表示手段とを備える撮像装置によって、被写体像を撮像して所望の解像度の静止画像を得る撮像方法であって、
上記撮像領域の設定を行う場合に、上記撮像手段の上記第1の所定画素数よりも少ない上記表示手段の解像度に対応する第2の所定画素数の領域に、光学的ズーム手段によって被写体像を縮小して結像させるステップと、
上記撮像手段の上記第2の所定画素数の領域からの信号に基づいて、上記撮像領域を設定するためのファインダー画像を表示する表示ステップと、
上記撮像手段における上記第1の所定画素数よりも少ない第3の所定画素数の領域に、上記被写体像を結像させる光学的ズームステップと、
上記撮像手段の上記第3の所定画素数の領域からの信号に基づいて上記所望の解像度の静止画像を得るステップとを備える
ことを特徴とする撮像方法。 - 上記第3の所定画素数を設定する設定ステップを更に備え、
上記光学的ズームステップは、上記撮像手段における上記第1の所定画素数よりも少ない、上記設定ステップにより設定された第3の所定画素数の領域に上記被写体像を結像させる
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像方法。 - 上記撮像手段から出力される画像データから所望の領域のデータを選択する選択ステップを更に備え、
上記選択ステップは、上記撮像手段から出力される上記第1の所定画素数の画像データから、上記第2又は第3の所定画素数の画像データを選択する
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像方法。 - 第1の所定画素数を有効画素数とする撮像手段と、
上記撮像手段における上記第1の所定画素数よりも少ない所定画素数の領域に、上記被写体像を結像させる光学的ズーム手段と、
上記撮像手段により撮像された上記被写体像を、上記第1の所定画素数よりも少ない第2の所定画素数のファインダー画像として表示する表示手段と、
上記撮像手段からの信号に基づいて所望の解像度の静止画像を記録する静止画像記録手段とを備え、
上記撮像手段による撮像領域の設定を行う場合、上記光学ズーム手段は、上記撮像手段における上記第1の所定画素数よりも少ない上記第2の所定画素数の領域に上記被写体像を結像させるとともに、上記表示手段は、該第2の所定画素数の領域からの信号に基づいて、上記ファインダー画像を表示し、
上記光学ズーム手段は、上記撮像手段における上記第1の所定画素数よりも少ない上記第3の所定画素数の領域に上記被写体像を結像させるとともに、上記静止画像記録手段は、該第3の所定画素数の領域からの信号に基づいて上記被写体像の静止画像を記録する
ことを特徴とする撮像装置。 - 上記第3の所定画素数を設定する設定手段を更に備え、
上記光学的ズーム手段は、上記撮像手段における上記第1の所定画素数よりも少ない、上記設定手段により設定された第3の所定画素数の領域に上記被写体像を結像させる
ことを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。 - 上記撮像手段から出力される画像データから所望の領域のデータを選択する選択手段を 更に備え、
上記選択手段は、上記撮像手段から出力された上記第1の所定画素数の画像データから、上記第2又は第3の所定画素数の画像データを選択する
ことを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
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