JP2865405B2 - 生フィルム保在性が改良された写真記録材料 - Google Patents

生フィルム保在性が改良された写真記録材料

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JP2865405B2
JP2865405B2 JP2248971A JP24897190A JP2865405B2 JP 2865405 B2 JP2865405 B2 JP 2865405B2 JP 2248971 A JP2248971 A JP 2248971A JP 24897190 A JP24897190 A JP 24897190A JP 2865405 B2 JP2865405 B2 JP 2865405B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は写真記録材料に関する。特に、本発明は、露
光前の写真記録材料の安定性の改良に関する。
〔従来の技術〕
ハロゲン化銀感光層は、使用前の保存の際にはかぶり
条件におかれる。阻害剤をハロゲン化銀層に添加するこ
とにより、かぶり量を減少させようとする試みがなされ
ている。例えば、米国特許第3,397,987号には、メルカ
プトテトラゾールをハロゲン化銀乳剤に添加して、保存
中のかぶり形成の傾向を減少させることが述べられてい
る。
米国特許第3,708,303号は、種々のアミドフェニルメ
ルカプトテトラゾール化合物を、乳剤層中に少なくとも
50%の塩化銀を含む高コントラスト写真記録材料に添加
して、露光前のかぶり生成を低下させることを教示して
いる。
米国特許第3,945,829号は、かぶりを少くする目的
で、脂環式メルカプト化合物をコロイド性銀含有層に使
用することを開示している。
ドイツ特許出願第3,332,688A号は、3−又は4−アシ
ルアミドフェニルメルカプトテトラゾールを、高湿度保
存条件下でのかぶり抑制剤として使用することを開示し
ている。
〔発明が解決しようとする課題〕
これらの種々の薬剤は、異なるタイプの改良をもたら
すことが判明しているが、かぶり阻害又は写真感度の変
化のような、露光前の保存性と関連した、全域の問題を
克服するのに、個々には成功していない。
従って、本発明の目的は、望ましい写真感度は保持し
ながら、保存中の望ましくないかぶりの減少に成功す
る、かぶり防止剤の組合せを提供することである。
本発明は、ハロゲン化銀乳剤層を含んでなる写真記録
材料であって、前記乳剤層が、また1−(3−アセトア
ミドフェニル)−5−メルカプトテトラゾール各1モル
について1−(3−メトキシフェニル)−5−メルカプ
トテトラゾール0.3〜4.0モルから構成される2つの化合
物の組合せであるかぶり防止剤を、銀1モル当り約1.5
ミリモル〜約5.0ミリモル含有することを特徴とする写
真記録材料に関する。
化合物1−(3−メトキシフェニル)−5−メルカプ
トテトラゾール(以下MPMT)は、かぶり防止剤として単
独に用いられると、極度の白色光の感度低下をおこす。
一方、化合物1−(3−アセトアミドフェニル)−5−
メルカプトテトラゾール(以下APMT)はかぶりレベルの
低下に有効であるが、しかし固有感度の上昇を引きおこ
し、乳剤の相反則特性に悪影響を及ぼし、赤色増感色素
をハロゲン化銀粒子から追い出す原因となることもあ
る。保存性を改良するためにAPMTレベルを高めると、白
色感度低下がおこる。
かぶり防止剤として、MPMTとAPMTを組合せると、APMT
の使用量がより少なくてすむ。この組合せは2つの方法
で有効に使用することができる。例えば、この組合せた
ものを、塗布前にハロゲン化銀乳剤溶融物に添加するこ
とができる。この溶融物は以下の例1において示すよう
に、ハロゲン化銀ゼラチン溶融物であってもよい。この
組合せがこのような方法で用いられる場合は、2つのか
ぶり防止剤成分が、APMT1ミリモル当りMPMT0.3〜4.0ミ
リモルの比で存在する限り、全かぶり防止剤の濃度は銀
1モル当り1.5〜2.5ミリモルであることができる。
このかぶり防止剤の組合せを使用することができる第
2の方法は、以下の例2に示したように、成分の一方を
カプラー分散物に、他方の成分をハロゲン化銀乳剤溶融
物に添加することである。この後者の使用方法は一般
に、銀1モル当り約2.5〜約5ミリモルの、全濃度が幾
分高いかぶり防止剤を必要とする。
カプラー化合物をハロゲン化銀乳剤に添加する場合
は、常用の操作を用いてよい。例えば、カプラーは先ず
第一に1又はそれ以上のカプラー溶媒、例えば、ジ−n
−ブチルフタレート(DBP)に溶解し、次にハロゲン化
銀乳剤と混合することができる。望ましい場合には、カ
プラー化合物をかぶり防止剤化合物の1つと又は両者と
混合することができる。得られた混合物又は溶液を次
に、好ましくは界面活性剤を含有する水性ゼラチン中に
分散させ、そして分散物を次にハロゲン化銀乳剤溶融物
に添加することができる。続いて得られた溶融物を公知
技法により塗布することができる。
マゼンタ色素形成性カプラーを含有する写真記録材料
に、このかぶり防止剤の組合せを用いると極めて有用な
結果が得られるが、他のカプラー化合物もまた用いるこ
とができる。
酸化されたカラー現像剤との反応でマゼンタ色素を生
成するカプラーは、米国特許第1,969,479号;同第2,31
1,082号;同第2,343,703号;同第2,369,489号;同第2,6
00,788号;同第2,908,573号;同第3,061,432号;同第3,
062,653号;同第3,152,896号;同第3,519,429号;同第
3,725,067号;同第4,120,723号;同第4,500,630号;同
第4,540,654号及び同第4,581,326号;並びにヨーロッパ
特許公報第170,164号及び同第177,765号;並びにS.Norm
andin等の同時係属米国特許出願第23,517号;R.Romanet
等の同第23,518号;A.Bowne等の同第23,519号及びA.Bown
e等の同第23,520号(すべて、1987年3月9日に出願さ
れ、その開示は引用することによって本明細書中に包含
されている)のような代表的な特許及び刊行物に記載さ
れている。
酸化されたカラー現像剤と反応してシアン色素を生成
するカプラーは、米国特許第2,474,293号;同第2,772,1
62号;同第2,801,171号;同第2,895,826号;同第3,002,
836号;同第3,419,390号;同第3,476,563号;同第3,77
9,763号;同第3,996,253号;同第4,124,396号;同第4,2
48,962号;同第4,254,212号;同第4,296,200号;同第4,
333,999号;同第4,443,536号;同第4,457,559号;同第
4,500,635号及び同第4,526,864号、(その開示は引用す
ることにより本明細書中に包含されている)のような代
表的特許及び刊行物に記載されている。
酸化されたカラー現像剤を反応してイエロー色素を生
成するカプラーは、米国特許第2,298,443号;同第2,87
5,057号;同第2,407,210号;同第3,265,506号;同第3,3
84,657号;同第3,408,194号;同第3,415,652号;同第3,
447,928号;同第3,542,840;同第4,046,575号;同第3,89
4,875号;同第4,095,983号;同第4,182,630号;同第4,2
03,768号;同第4,221,860号;同第4,326,024号;同第4,
401,752号;同第4,443,536;同第4,529,691号;同第4,58
7,205号;同第4,587,207号及び同第4,617,256号(その
開示は引用することにより本明細書中に包含されてい
る)ような代表的な米国特許に記載されている。
1種又はそれ以上の写真カプラーが包含されている、
本発明の写真記録材料は、支持体及び単一のハロゲン化
銀乳剤層を含んでなる単純な記録材料であってよく、又
それらは多層多色要素であってよい。代表的な多層、多
色写真記録材料は、シアン色素画像形成性カプラー化合
物と結合した赤感性ハロゲン化銀乳剤層、マゼンタ色素
画像形成性カプラー化合物と結合した緑感性ハロゲン化
銀乳剤層及びイエロー色素画像形成性カプラー化合物と
結合した青感性ハロゲン化銀乳剤層をその上に有する支
持体を含んでなる。各ハロゲン化銀乳剤層は1つ又はそ
れ以上の層から構成されてもよく、その層は互いに異っ
た位置に配置されてもよい。代表的な配置は米国特許第
3,227,554号;第3,620,747号;第3,843,369号;及び第
4,400,463号並びに英国特許第923,045号に記載されてい
る。
本発明要素に使用するのに適切な材料についての次の
検討においては、ケネス・メースン・パブリケーション
ズ,リミティッド,ダドリー・アネックス,12aノース・
ストリート,エムスワース,ハムプシャ(Kenneth Maso
n Publications,Ltd.,Dudley Annex,12a North Street,
Emsworth,Hampshire)P010 7DQ、英国により出版された
リサーチ・ディスクロジャ(Research Disclosure)197
8年12月、第17643項(この開示は、引用することによっ
て本明細書に包含されている)を参考にするであろう。
この刊行物は以下、「リサーチ・ディスクロジャ(Rese
arch Disclosure)」と略記する。
写真要素は、化学線照射、代表的には、スペクトルの
可視域のものに露光して、リサーチ・ディスクロジャ第
XVIII節に記載されているように、潜像を形成し、そし
て次に処理されてリサーチ・デイスクロジャ第XIX節に
記載されているように可視色素画像を形成することがで
きる。可視色素画像を形成するための処理は、要素をカ
ラー現像剤と接触させて現像可能なハロゲン化銀を還元
し及びカラー現像剤を酸化させる工程を包含する。酸化
されたカラー現像剤は次にカプラーと反応して色素を生
成する。
カラー現像剤は一般にカラー現像剤を含有するアルカ
リ性水溶液を含んでなる。カラー現像剤としては、公知
の第一級芳香族アミン現像剤、例えば、フェニレンジア
ミン(例えば、4−アミノ−N,N−ジメチルアニリン、
3−メチル−4−アミノ−N,N−ジエチルアニリン、4
−アミノ−N−エチル−N−β−ヒドロキシエチリアニ
リン、3−メチル−4−アミノ−N−エチル−N−β−
メタンスルホンアミドエチルアニリン及び4−アミノ−
3−メチル−N−エチル−N−β−メトキシエチルアニ
リン)を使用することができる。
好ましいカラー現像剤はp−フェニレンジアミンであ
る。特に好ましいものは、4−アミノ−3−メチル−N,
N−ジエチルアニリン塩酸塩、4−アミノ−3−メチル
−N−エチル−N−β−(メタンスルホンアミド)エチ
ルアニリン硫酸塩水和物、4−アミノ−3−メチル−N
−エチル−N−β−ヒドロキシエチルアニリン硫酸塩、
4−アミノ−3−β−(メタンスルホンアミド)エチル
−N,N−ジエチルアニリン塩酸塩及び4−アミノ−N−
エチル−N−(2−メトキシエチル)−m−トルイジン
ジ−p−トルエンスルホン酸塩である。
現像に続いて、銀又はハロゲン化銀を除去するための
漂白、定着又は漂白−定着、洗浄及び乾燥の常用工程を
行う。
本明細書において用いられる写真乳剤はリサーチ・デ
ィスクロジャ第I及びII節及び本明細書に引用した刊行
物に記載されている方法により製造することができる。
酸性、中性又はアンモニア性プロセス等の任意のものを
用いることができ、溶融性銀塩及び溶解性ハロゲン塩を
任意の適切な方法で反応させてもよい。
本発明の記録材料に用いられるハロゲン化銀乳剤は、
臭化銀、塩化銀、沃化銀、塩臭化銀、塩沃化銀、臭沃化
銀、塩臭沃化銀又はこれらの混合物から構成されること
ができる。しかしながら、本発明は、ハロゲン化銀が主
に塩化銀である場合に特に有効であることが判明してい
る。乳剤は、任意の常用の形状又は寸法のハロゲン化銀
粒子を含むことができる。具体的には、乳剤は、粗ハロ
ゲン化銀粒子、中間ハロゲン化銀粒子又は微小ハロゲン
化銀粒子を含むことができる。高アスペクト比の平板状
粒子乳剤が特に意図されており、これらは、例えば、Wi
lgusらの米国特許第4,424,226号、Daubendiekらの同4,4
34,310号、Weyの同4,399,215号、Solbergらの同4,433,0
48号、Mignotの同4,386,156号、Evansらの同4,504,570
号、Maskaskyの同4,400,463号、Weyらの同4,414,306
号、Maskaskyの同4,435,510号および同4,414,966号なら
びにDaubendiekらの同4,672,027号および同4,693,964号
明細書に記載されている。また、特に意図されているも
のは、粒子の周囲におけるよりも粒子のコアーにおいて
より高いモル比のヨウ化物を有する臭ヨウ化銀粒子であ
り、例えばこれらは、英国特許第1,027,146号、特開昭5
4−48521号、米国特許第4,379,837号、同4,444,877号、
同4,665,012号、同4,686,178号、同4,565,778号、同4,7
28,602号、同4,668,614号、同4,636,461号およびヨーロ
ッパ特許第264,954号公報または明細書に記載されてい
る。これらのハロゲン化銀乳剤は、単分散または多分散
のいずれかとして沈殿されうる。
乳剤の粒子サイズ分布は、ハロゲン化銀粒子分離法ま
たは各種粒子サイズのハロゲン化銀乳剤を配合すること
によって調整することができる。
銅、タリウム、鉛、ビスマス、カドミウム、イリジウ
ム、および他の第VIII族貴金属化合物のような増感性化
合物をハロゲン化銀乳剤の沈殿期間中に存在させること
ができる。
乳剤は、表面感光性乳剤、すなわち、ハロゲン化銀粒
子の表面で主として潜像を形成する乳剤であることがで
きる。これらのハロゲン化銀乳剤は、個々にまたは組み
合わせて使用される、貴金属(例、金)、中間カルコゲ
ン(例、イオウ、セレンまたはテルル)又は還元増感剤
を用いて表面増感することができる。典型的な化学増感
剤は、前述したResearch Disclosure、第17643項、第II
I節に列挙されている。
これらのハロゲン化銀乳剤は、ポリメチン色素類を含
む各種のクラスに由来する色素を用いて分光増感するこ
とができ、これらの色素としてはシアニン、メロシアニ
ン、複合シアニンおよびメロシアニン(すなわち、3核
型、4核型および多核型シアニンおよびメロシアニ
ン)、オキソノール、ヘミオキソノール、スチリル、メ
ロスチリルならびにストレプトシアニンが挙げられる。
具体的な分光増感色素は、前述のResearch Disclosur
e、第17643項、第IV節に記載されている。
本発明の要素の乳剤層およびその他の層について適す
るベヒクルは、Research Disclosure、第17643項、第IX
節およびそこで引用されている刊行物に記載されてい
る。
この発明の写真記録材料は、蛍光増白剤(Research D
isclosure、第V節)、安定剤(Research Disclosure
第VI節)、汚染防止剤および画像色素安定剤(Research
Disclosure、第VII節、パラグラフIおよびJ)、光吸
収剤および散乱材料(Research Disclosure、第VIII
節)、硬膜剤(Research Disclosure、第X節)、塗布
助剤(Research Disclosure、第XI節)、可塑剤および
滑剤(Research Disclosure、第XII節)、帯電防止剤
Research Disclosure、第XIII節)、マット剤(Resea
rch Disclosure、第XII節及び第XVI節)、ならびに現像
改質剤(Research Disclosure、第XXI節)を含むことが
できる。
これらの写真記録材料はResearch Disclosure、第XVI
I節およびそこで引用される文献に記載されるような各
種支持体上に塗布することができる。ハロゲン化銀乳剤
層へのカプラーの包含は、公知方法、例えば、米国特許
第2,322,027号明細書に記載の方法により達成すること
ができる。
〔例〕
次の例は、本発明を更に具体的に説明するものとして
意図されている。
例1 塩化銀乳剤(銀290mg/m2)(立方辺の長さ0.31μm,Au
S増感)中に、以下の第I表に示した量の、APMT及びMPM
Tを各々単独に及び組合せて用いた写真材料を製造し
た。
2:1のカプラー:溶媒比で分散させたアゼンタ色素形
成性カプラーを用いて、乳剤層を塗布した。このカプラ
ーは以下に示す式を有した。カプラー溶媒はジ−n−
ブチルフタレートであった。漸変濃度ステップウエッジ
(graduated density stepwedge)を介してラッテン12
フィルターへと減少する3000゜K光源へ、1/10秒間露光
しそして35℃で次のように処理した: カラー現像 45秒 漂白−定着(FeEDTA) 45秒 洗 浄 3分 現像剤の組成: 4−アミノ−3−メチル−N−エチル 5.0/ ベータヒドロキシエチルアニリン亜流酸塩 トリエタノールアミン(99%) 11.0ml LiSO4 2.7g/ K2CO3 25.0g/ KBr 0.025g/ KI 1.8g/ 水で1にする。
pHを10.12に調整する。
感度及びかぶりについてのデータは、第I表に報告し
た濃度測定の結果から得られた。
第I表から明白なように、APMT及びMPMTの両者を、本
発明に有用であると判明した範囲内で組合せるとインキ
ュベーションの際のDmin(最小濃度)が減少した。
例2 次の第II表は、カプラー分散物へのMPMTの添加、及び
例1において用いられた場合と同様に、ハロゲン化銀ゼ
ラチン乳剤溶融物へのAPMTの添加の効果を示す。カプラ
ー分散物及びハロゲン化銀乳剤の両者を次に合わせ、溶
融させそして塗布した。両かぶり防止剤成分の濃度は表
に示されている。比較のために、MPMTに代えて1−フェ
ニル−5−メルカプトテトラゾール(PMT)を使用し
た。露出及び処理は例1において述べたのと同様であっ
た。
PMTをMPMTに代えそして乳剤中のAPMTの量を調整する
と生フィルム貯蔵保存値が改良される結果となった。
本発明の記録材料の特に好ましい実施態様としては、 a)色素形成カプラー化合物、好ましくはマゼンタカプ
ラーを含んでなる写真記録材料、 b)色素形成カプラーが次式: を有する写真記録材料、 c)かぶり防止剤がハロゲン化銀乳剤中に銀1モル当り
約1.5ミリモル〜約2.5ミリモルの濃度で存在する写真記
録材料、 d)ハロゲン化銀が主に塩化銀である写真記録材料、 であるものが挙げられる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03C 1/34

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハロゲン化銀乳剤層を含んでなる写真記録
    材料であって、前記乳剤層が、1−(3−アセトアミド
    フェニル)−5−メルカプトテトラゾール各1モルにつ
    いて1−(3−メトキシフェニル)−5−メルカプトテ
    トラゾール0.3〜4.0モルから構成される2つの化合物の
    組合せであるかぶり防止剤を、銀1モル当り約1.5ミリ
    モル〜約5.0ミリモル含有することを特徴とする写真記
    録材料。
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