JP2863786B2 - 3,5―セコアンドロスト―5―オン―3,17β―二酸の酸化調製方法 - Google Patents

3,5―セコアンドロスト―5―オン―3,17β―二酸の酸化調製方法

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JP2863786B2 JP2507607A JP50760790A JP2863786B2 JP 2863786 B2 JP2863786 B2 JP 2863786B2 JP 2507607 A JP2507607 A JP 2507607A JP 50760790 A JP50760790 A JP 50760790A JP 2863786 B2 JP2863786 B2 JP 2863786B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 1.発明の分野 本発明は、21−不飽和プロゲステロンから対応する3,
5−セコアドロスト−5−オン−3,17β−二酸への転換
のための酸化方法に関する。
2.関連技術の開示 21−飽和プロゲステロン(I)は、公知化合物であ
る、ジャーナル・オブ・アメリカン・ケミカル・ソサイ
エティ(J.A.C.S.)、82、1709(1960)ならびに米国特
許第2,727,905号および第4,325,878号参照。
オゾン(O3)によるステロイドA環の酸化は公知であ
る、ジャーナル・オブ・オーガニック・ケミストリー
(J.O.C.)、23、1787(1958)、米国特許第3,285,918
号および欧州公開番号第277,002 A2号として1988年8月
3日に公開された欧州特許出願第88300697.5号参照。
MnO4 -1/IO4 -1によるステロイドA環の酸化は公知であ
る、ジャーナル・オブ・メディシナル・ケミストリー
(J.Med.Chem.)27、1690(1984)および欧州公開番号
第277,002 A2号として1988年8月3日に公開された欧州
特許出願第88300697.5号参照。
オゾンによるステロイドのC17エノン側鎖から対応す
る17β−COOHへの酸化は報告されている、ジャーナル・
オブ・アメリカン・ケミカル・ソサイエティ(J.A.C.
S.)、78、1414(1956)参照。1,3−ジカルボニルの開
裂は公知である、ジャーナル・オブ・ケミカル・ソサイ
エティ(ケミカル・コミュニケーションズ)(J.C.S.Ch
em.Comm.)、1055(1968)参照。しかしながら、カルボ
ン酸を得るためのアルコキシオキサルキルの酸化は、報
告されていない。
17β−カルボン酸−3,5−セコアンドロスタンを製造
する公知の方法は、セコステロイド(II)中の所望の所
定のC17側鎖が酸化しようとする出発物質中に存在して
いること、またはステロイドA環の酸化の後に所望のC
17側鎖に容易に転換し得る基を必要とした、例えば、欧
州公開番号第277,002 A2号として1988年8月3日に公開
された欧州特許出願第88300697.5号第1167頁第49行〜第
52行参照。1工程法は同時反応においてステロイド分子
の両端を含む酸化を生じるので、本発明方法は、公知の
方法とは異なる。酸化反応における1,3−ジカルボニル
としてのグリオキシル酸塩の使用は、新規である。
発明の概要 本発明は、式(II) [式中、(A−I)R1はα−R1-1:β−R1-2であり、R
1-1およびR1-2のうち一方は−Hであり、R1-1およびR
1-2のうち他方は、−H、−F、−Cl、−Br、−I、−O
R1-3(ここで、R1-3は、−HまたはC1〜C6アルキルであ
る)、−SR1-3(ここで、R1-3は上記と同じである)で
あり、R2は−H:−Hであるか; (A−II)R1は−H:−Hであり、R2はα−R2-1:β−R
2-2であり、R2-1およびR2-2のうち一方は−Hであり、R
2-1およびR2-2のうち他方は、−H、−F、−Cl、−B
r、−I、−OR2-3(ここで、R2-3は−HまたはC1〜C6
ルキルである)、−SR2-3(ここで、R2-3は、上記と同
じである)であり; R7はα−R7-2:β−R7-2であり、R7-1は、−H、−
F、−Cl、−Br、−I、−OR7-3(ここで、R7-3は、−
HまたはC1〜C6アルキルである)であり、R7-2は、−
H、−CH3、−F、−Cl、−Br、−I、−OR7-4(ここ
で、R7-4は、−HまたはC1〜C6アルキルである)、−SR
7-4(ここで、R7-4は上記と同じである)であり、ただ
し、R7-1およびR7-2のうち一方は−Hであり; (C−I)R11はα−H:β−O−であり、β−O−はR9
と一緒になってC9とC11の間でエポキシドを形成する
か; (C−II)R9は−H、−Fまたは−Clであり、R11は=
Oまたはα−H:β−R11-1(ここで、R11-1は、−Hまた
は−OHである)であり; R16はα−R16-1:β−R16-2であり、R16-1およびR16-2
のうち一方は−Hであり、他方は−H、−OHおよび−CH
3である]で示される3,5−セコアンドロスタン−5−オ
ン−3,17β−二酸の製造方法であって、 (1)式(I) [式中、R1、R2、R7、R9、R11およびR16は上記定義と同
じであり、 R22-1は、−H、 −OH、 C1〜C6アルキル、 C4〜C7シクロアルキル、 所望により1〜5個の−NO2、−F、−Cl、−Br、−C
N、C1〜C3アルキル、−OR22-3(ここで、R22-3はC1〜C3
アルキルである)、−NR22-4R22-5(ここで、R22-4およ
びR22-5は同一または異なっていてよく、−H、C1〜C4
アルキルおよびC4〜C7シクロアルキルからなる群から選
択される)で置換されていてもよい−φ、 −O−R22-6(ここで、R22-6はC1〜C6アルキル、C4
C7シクロアルキルおよび−φである) であり: R22-2は、−H、 C1〜C6アルキル、 C4〜C7シクロアルキル、 所望により1〜5個の−NO2、−F、−Cl、−Br、−C
N、C1〜C3アルキル、−OR22-7(ここで、R22-7はC1〜C3
アルキルである)、−NR22-8R22-9(ここで、R22-8およ
びR22-9は同一または異なっていてよく、−H、C1〜C4
アルキルおよびC4〜C7シクロアルキルからなる群から選
択される)で置換されていてもよい−φ、 −O−R22-10(ここで、R22-10はC1〜C6アルキル、C4
〜C7シクロアルキルおよび−φ)、 −CO−O−R22-11(ここで、R22-11はC1〜C10アルキ
ル、C4〜C7シクロアルキルまたは所望により1〜5個の
−NO2、−F、−Cl、−Br、−CN、C1〜C3アルキル、−O
R22-12(ここで、R22-12はC1〜C3アルキルである)、−
NR22-13R22-14(ここで、R22-13およびR22-14は同一ま
たは異なっていてよく、−H、C1〜C4アルキルからなる
群から選択される)で置換されていてもよい−φであ
る) である] で示される21−不飽和プロゲステロンをO3と接触させ、 (2)工程(1)の反応混合物をヒドロキシド水溶液ま
たはヒドロキシド生起手段と接触させ、 (3)該ヒドロキシド酸で中和する ことを特徴とする方法を提供する。
また、本発明は、(1)式(I) [式中、R1、R2、R7、R9、R11、R16、R22-1およびR22-2
は上記定義と同じである] で示される21−不飽和プロゲステロンと酸化剤を接触さ
せることを特徴とする式(II) [式中、R1、R2、R7、R9、R11およびR16は上記定義と同
じである] で示される3,5−セコアンドロスタン−5−オン−3,17
β−二酸の製造方法を提供する。
さらに、本発明は、21−不飽和プロゲステロン(I)
と3,5−セコアンドロスタン−5−オン−3,17β−二酸
(II)(ここで、C環は9β,11β−エポキシドであ
る)を含む21−不飽和プロゲステロン(I−C)および
3,5−セコアンドロスタン−5−オン−3,17β−二酸(I
I−C)を提供する。
発明の詳細な記述 21−不飽和プロゲステロン(I)は公知の化合物であ
る、米国特許第2,727,905号および第4,325,878号ならび
にジャーナル・オブ・アメリカン・ケミカル・ソサイエ
ティ(J.A.C.S.)、82、1709(1960)参照。他方、それ
らは、当業者に公知の方法によって公知の置換プロゲス
テロンから容易に製造され得る、例えば、米国特第2,72
7,905号おぼびガゼッタ・シミカ・イタリアーナ(Gazz.
Chim.I tal.)、84、312(1954)参照。チャートAおよ
び請求の範囲において、C17側鎖は、−CO−CH=C(R
22-1)(R22-2)で示されており、これは、R22-1が−OH
である場合、当業者に公知であるように−CH2−CO−R
22-2と等価である。好ましくは、R22-1は−OHであり、R
22-2は−CO−O−R22-11である。好ましくは、R22-11
C1〜C4アルキルであり、さらに好ましくはR22-11がC1
たはC2アルキルである。
本発明の方法を行うために2つの異なった方法があ
る。第1の方法は、21−不飽和プロゲステロン(I)
を、O3と、次いでヒドロキシド水溶液またはヒドロキシ
ド生起手段と接触させ、次に、ヒドロキシドを酸で中和
させることを含む。21−不飽和プロゲステロン(I)
は、適切な溶媒またはその混合物に溶解させることが必
要である。適切な溶媒としては、個々の21−不飽和プロ
ゲステロン(I)に依存して、塩化メチレン、酢酸、ク
ロロホルム、メタノール、エタノール、プロパノール、
イソプロパノール、ブタノール、酢酸エチル、DMSO、ア
セトン、ジオキサン、水およびそれらの混合物が挙げら
れる。好ましい溶媒は、塩化メチレン/酢酸混合物であ
る。オゾン分解は、約0〜約−100゜、好ましくは約−2
0〜約−80゜、より好ましくは約−78゜の温度範囲で行
われる。反応混合物にヒドロキシド水溶液を添加するこ
とができるが、該ヒドロキシド水溶液は2工程で添加す
るのが好ましい。まず、水だけ、次いで固形ヒドロキシ
ドである。ヒドロキシド生起手段としては、重炭酸塩、
炭酸塩またはアミンが挙げられる。アミンは、たとえあ
まり水溶性ではないものであってもヒドロシドを生起さ
せる。それらは、水と反応し、水分子からプロトンを分
離させ、アミンカチオンおよびヒドロキシド(アニオ
ン)を生起させる。アミン(A)と水の反応は、A+H2
OA−H++OH-のように示すことができる。使用可能な
アミンとしては、例えば、ジエルアミン、トリエチルア
ミン、ピリジン、アニリン、ピペラジン、ピロリジン、
ピペリジン、モルホリン、1−メチルピペリジン、α−
ナフチルアミン、イミダゾールおよび置換イミダゾー
ル、1,2,4−トリアゾールおよび置換1,2,4−トリアゾー
ル、ベンゾイミダゾールおよび置換ベンゾイミダゾー
ル、ならびにそれらと等価のものが挙げられる。例え
ば、アミンがトリエチルアミンまたはピリンジンである
場合、生起するカチオンは、ヒドロキシと一緒に、各
々、(CH3CH23NH+およびピリジニウムである。ヒドロ
キシドは、水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウムであ
るのが好ましい。塩基水溶液の添加の前または後の反応
混合物を温めて、当業者に公知であるような応答混合物
の凝固を防止するのが好ましい。該反応混合物は、約0
゜に温めるのが好ましい。
21−不飽和プロゲステロン(I)をO3と接触させる場
合、該接触は、21−不飽和プロゲステロン(I)の溶液
を通してO3ガスを吸込/散布することによって行われ
る。反応は2当量以下のO3によって進行するが、反応を
完了させるのに必要な量である少なくとも2当量のO3
使用するのが好ましい。多量の過剰は、有害ではなく、
無駄なだけである。実際問題として、反応混合物は、2
当量よりも幾分多い量と接触させる。ヒドロキシド水溶
液と接触させる前に反応混合物から過剰のO3を除去する
のが好ましい。酸素を散布することによってO3を除去
し、次いで、窒素のような不活性ガスを散布することに
よって酸素を除去する。ヒドロキシド水溶液と接触させ
る前に過剰のO3を除去する場合、該反応混合物とヒドロ
シド水溶液を接触させる前に該反応混合物とH2O2を接触
させるのが好ましい。ヒドロキシド水溶液の添加の後、
酸の添加によって過剰のヒドロキシドを中和させる。酸
の唯一の目的は、実質的には、ヒドロキシドを中和する
ことであるので、適度な強酸または強酸が使用可能であ
る。好ましい酸は、塩酸、硫酸、リン酸、硝酸、酢酸、
過塩素酸、トリフルオロ酢酸、クエン酸、コハク酸、マ
レイン酸、安息香酸およびp−TSAであり、より好まし
くは硫酸および塩酸である。
第2の方法を用いて、上記のように21−不飽和プロゲ
ステロン(I)を適当な溶媒にし、酸化剤と接触させ
る。酸化剤の第1のタイプは、オキシダントまたはオキ
シダント生起手段からなる。オキシダントは、RuO4、過
硫酸、過バナジウム酸、過タンクズテン酸またはMnO4 -1
からなる群から選択される。このオキシダントは、化学
量論的に使用することができるか、または、好ましく
は、オキシダント生成手段、リオキシダントと一緒に触
媒的に使用される。オキシダント生成手段は、NaOCl、N
aClO4、IO4 -1およびCa(OCl)からなる群から選択さ
れる。以下に充分に説明するように、触媒量のオキシダ
ントは、4当量またはそれ以上のオキシダント生起手段
(リオキシダント)が存在することを条件として使用可
能である。
他方、酸化剤は、2段階オキシダントである。該2段
階オキシダントに関して、第1のオキシダントが21−不
飽和プロゲステロン(I)をグリコールに酸化し、第2
のオキシダントがグリコールを開裂すると思われる。該
2段階オキシダントとしては、例えば、OsO4/Pb(OAc)
、KMnO4/Pb(OAc)、OsO4/IO4 -1が挙げられる。好
ましい2段階オキシダントとしては、四酸化オスミウム
に次いで過酸化物または四酢酸鉛、および過マンガン酸
塩に次いで過酸化物が挙げられる。
酸化剤を用いる酸化反応は、約−100〜約65゜、好ま
しくは、約−80〜約40゜の温度範囲で行うことができ
る。該反応は、合計4当量の酸化剤が必要である。触媒
量のオキシダントを使用する場合、4当量のリオキシダ
ント(例えば、IO4 -1)が必要である。他方、2当量の
オキシダント(例えば、OsO4)を使用する場合、2当量
のリオキシダント(例えば、IO4 -1)が必要である。該
反応は、完全ではないが、4当量以下の酸化剤によって
進行する。したがって、少なくとも4当量の酸化剤また
は生起手段を使用するのが好ましい。
22−飽和プロデステロン(I)と酸化剤との接触の
後、ヒドロキシド水溶液を添加するのが好ましい。反応
混合物にヒドロキシド水溶液を添加することができる
が、ヒドロキシド水溶液を2つの工程で添加するのが好
ましい。まず、水だけを、次いで、固形ヒドロキシドで
ある。ヒドロキシド生起手段としては、重炭酸塩、炭酸
塩またはアミンが挙げられる。塩基は、水酸化ナトリウ
ムまたは水酸化カリウムであるのが好ましい。ヒドロキ
シド水溶液の添加の後、過剰のヒドロキシドを酸の添加
によって中和する。実質的に、適度な強酸まなは強酸を
使用することができる。好ましい酸は、塩酸、硫酸、リ
ン酸、硝酸、酢酸、過塩素酸、トリフルオロ酢酸、クエ
ン酸、コハク酸、マレイン酸、安息香酸およびp−TSA
である。当業者に公知のように反応混合物の凝固を防止
するために塩基水溶液の添加の前または後に反応混合物
を温めるのが望ましい。反応混合物を約0゜に温めるの
が好ましい。
最終生成物、セコ−ステロイド(II)を種々の有機溶
媒中に抽出する。好ましくは、酢酸エチルまたは塩化メ
チレンである。塩化メチレンを使用する場合、セコ−ス
テロインド(II)を直接4−アザステロイドに転換する
ことができる。セコ−ステロイド(II)を結晶化させる
のが望ましい場合、単離のために酢酸エチルを使用する
のが好ましい。
セコ−ステロイド(II)は、当業者に周知の方法によ
って、医薬的に有用である5α−4−アザアミド(IV)
に転換されるΔ−4−アザ−17−カルボニルステロイ
ド(III)を製造するのに有用である、例えば、欧州公
開番号第277,002 A2号として1988年8月3日に公開され
た欧州特許出願第88300697.5号、米国特許第4,325,878
号および第4,377,584号、ジャーナル・オブ・ステロイ
ド・バイオケミストリー(J.Steroid Biochem.)、19、
385(1983)、ジャーナル・オブ・メディシナル・ケミ
ストリー(J.Med.Chem)、27、1690(1984)参照。Δ
−4−アザ−17−カルボニルステロイド(III)に関し
て、R4は−HまたはC1〜C4であり、R20は−OH(酸)、
−OR20-1(エステル)(ここで、R20-1はC1〜C4アルキ
ルまたは−φである)、およびNR20-2R20-3(アミド)
(ここで、R20-2およびR20-3は同一または異なってお
り、−HまたはC1〜C3アルキルである)である。
定義および条件 以下の定義および説明は、明細書および請求の範囲の
両方を含むこの書面全体にわたって使用される用語に関
する。
I.式に関する条件および可変体の定義 明細書および請求の範囲における種々の化合物または
分子フラグメントを示す化学式は明確に定義された構造
的特徴に加えて可変の置換基を含み得る。これら可変置
換基は、文字または文字の後の下付き文字、例えば
“Z1"または“Ri"(ここで、“i"は整数である)によっ
て定義される。これら可変置換基は一価または二価であ
り、すなわち、それらは1つまたは2つの化学的結合に
よって式に結合している基を表す。例えば、基Z1は、式
CH3−C(=Z1)Hに結合する場合、二価の可変体を表
す。基RiおよびRjは、式CH3−CH2−C(Ri)(Rj)H2
結合する場合、一価の可変置換基を表す。上記のよう
に、化学子を線形で描く場合、かっこ中に入っている可
変置換基は、かっこで囲まれている可変置換基のすぐ左
側の原子に結合している。2つまたはそれ以上の連続し
ている可変置換基がかっこで囲まれている場合、この連
続している可変置換基の各々は、かっこで囲まれていな
い左側の直前の原子に結合している。すなわち、上記式
において、RiおよびRjは、両方とも、前の炭素原子に結
合している。また、ステロイドのように炭素原子のナン
バリングの確立されたシステムを有する分子に関して、
これらの炭素原子は、Ci(ここで、“i"は、炭素原子番
号に対応する整数である)のように表される。例えば、
C6は、ステロイド化学の技術分野における当業者によっ
て伝統的に表されているステロイド核における6位また
は炭素原子番号を表す。同様に、用語“R6"は、C6位の
可変置換基(一価または二価)を表す。
線形で描かれた化学式またはその部分は、直鎖上の原
子を表す。一般に、記号“−”は、該鎖における2つの
原子の間の結合を表す。すなわち、CH3−O−CH2−CH
(Ri)−CH3は、2−置換−1−メトキシプロパン化合
物を表す。同様に、記号“=”、例えば、CH2=C
(Ri)−O−CH3は、二重結合を表し、記号“≡”、例
えばHC≡C−CH(Ri)−CH2−CH3は、三重結合を表す。
カルボニル基は、2つの方法:−CO−または−C(=
O)−のうちのいずれか1つで表し、簡素さに関して、
前者が好ましい。
環式(環)化合物または分子フラグメントの化学式は
線形で表すことができる。すなわち、化合物4−クロロ
−2−メチルピリジンは、星印()で標識した原子が
互いに結合して環の構造が得られるという条件で、N
=C(CH3)−CH=CCl−CH=CHによって線形で表し
得る。同様に、環式分子フラグメント、4−(エチル)
−1−ピペラジニルは、−N−(CH2−N(C
2H5)−CH2−CH2によって表し得る。
本明細書における化合物に関する厳密な環式(環)構
造は、厳密な環式化合物の各炭素原子に結合した置換基
に関する環の平面に対する方向を定義する。環式システ
ムの一部分である炭素原子に結合した2つの置換基を有
する飽和化合物、−C(X1)(X2)−に関して、2つの
置換基は、環に対して軸方向または赤道方向であり、軸
方向/赤道方向の間で変化し得る。しかしながら、環に
対する2つの置換基の位置および互いの位置は、固定さ
れたままである。時折、いずれかの置換基は、平面の上
または下(軸方向)よりも環の平面(赤道方向)にあ
り、1つの置換基は、常に他のものの上である。このよ
うな化合物を表す化学構造式において、置換基(X2)の
“下”にあるもう1つの置換基(X1)は、アルファ
(α)配置であると定義され、炭素原子への結合は、端
銭、ダッシュまたはドットによって、すなわち、記号
“−−−”または“…”によって定義される。置換基
(X1)の“上”に結合する対応する置換基(X2)は、ベ
ータ(β)配置であると定義され、炭素原子への結合
は、直線で示される。
可変置換基が二価である場合、可変体の定義におい
て、原子価は一緒であるかまたは別々であるかまたは両
方である。例えば、−C(=Ri)−のように炭素原子に
結合した可変体Riは、二価であり、オキソまたはケト
(すなわち、カルボニル基(−CO−)を形成する)のよ
うに、または2つの別々に結合した一価の可変置換基α
−Ri-jおよびβ−Ri-kとして定義される。二価の可変体
Riが2つの一価の可変置換基からなると定義する場合、
二価の可変体を定義するに使用する条件は、式“α−R
i-j:β−Ri-K"であるかまたはその多少の変形である。
このような場合、α−Ri-jとβ−Ri-Kは両方とも炭素原
子に結合しており、−C(α−Ri-j)(β−Ri-k)−が
得られる。例えば、二価の可変体R6、−C(=R6)−が
2つの一価の可変置換基からなると定義される場合、2
つの一価の可変置換基は、α−R6-1:β−R6-2、・・・
・α−R6-9:β−R6-10などであり、−C(α−R6-1
(β−6-2)−、・・・・−C(α−R6-9)(β−
R6-10)−などである。同様に、二価の可変体R11、−C
(=R11)−に関して、2つの一価の可変置換基は、α
−R11-1:β−R11-2である。しかし、別々のαおよびβ
配置が存在しない環置換基に関して(例えば、環におけ
る炭素炭素二重結合の存在による)、および上記条件が
使用される環の部分ではない炭素原子に結合した置換基
に関してはαおよびβの表示は省略する。
二価の可変体が2つの別々の一価の可変置換基である
と定義する場合、2つの別々の一価の可変置換基は一緒
になって二価の可変体を形成すると定義し得る。例え
ば、式−C1(Ri)H−C2(Rj)H−(ここで、C1および
C2は、任意に、各々、第1および第2炭素原子と定義す
る)において、RiおよびRjは一緒になって、(1)C1
C2の間の第2結合または(2)オキサ(−O−)のよう
な二価の基を形成し得、それによって、該式はエポキシ
ドを示す。RiおよびRjが一緒になって、基−X−Y−の
ようなより複雑なものを形成する場合、この配向は、上
記式におけるC1がXと結合し、C2がYに結合するように
なる。すなわち、表現の条件によって、“・・・・Ri
よびRjは一緒になって−CH2−CH2−O−CO−・・・・”
はカルボニルがC2に結合するラクトンを意味する。しか
しながら、“・・・・RjおよびRiは一緒になって−CO−
O−CH2−CH2−・・・・”と表す場合は、この条件は、
カルボニルがC1に結合したラクトンを意味する。
可変置換基の炭素原子含有量は、2つの方法のうち1
つで示される。第1の方法は、“C1〜C4"(ここで、
“1"および“4"は、両方とも可変体の炭素原子の最小数
および最大数を表す整数である)のような可変体全体の
名称に対する接頭語を使用する。該接頭語は、スペース
によって可変体と離れている。例えば、“C1〜C4アルキ
ル”は、1〜4個の炭素原子を有するアルキルを表す
(そうではないという表示がない限り、その異性体形態
を含む)。この1つの接頭語が付けられるときはいつ
も、該接頭語は、定義されている可変体の全炭素原子含
有量を示す。すなわち、C2〜C4アルコキシカルボニル
は、基CH3−(CH2−O−CO−(ここで、nは0、1
または2である)と示される。第2の方法によって、定
義物の各部分だけの炭素原子含有量は、かっこ内に“Ci
〜Cj"を囲み、定義する定義物の部分の直前に(スペー
スを置かない)置くことによって別々に示す。この任意
の条件によって、(C1〜C3)アルコキシカルボニルは、
“C1〜C3"がアルコキシ基の炭素原子含有量だけを表す
ので、C2〜C4アルコシカルボニルと同一の意味を有す
る。同様に、C2〜C6アルコキシアルキルおよび(C1
C3)アルコキシ(C1〜C3)アルキルは、両方とも、2〜
6個の炭素原子からなるアルコキシアルキル基を定義し
ているが、この2つの定義物は、前者の定義物はアルコ
キシまたはアルキル部分のいずれかだけが4個または5
個の炭素原子を有することができ、一方、後者の定義物
は、これらの基のいずれも3個の炭素原子までに限定さ
れる。
II.定義 全ての温度は、摂氏である。
O3は、オゾンを表す。
ヒドロキシドはOH-1を表し、本明細書および請求の範
囲において、この用語を使用する場合は、ヒドロキシド
生起手段を含む。
φは、フェニルを表す。
DMSOは、ジメチルスルホキシドを表す。
医薬的に許容されるとは、製薬学的/毒物学的観点か
ら患者に、および組成物、製剤、安定性、溶解性、患者
許容性および生物学的利用能に関して物理学的/化学的
観点から製造薬化学者に許容されるこれらの特性および
/または物質を表す。
溶媒対を使用する場合、各溶媒の割合は、容量/容量
(v/v)を使用する。
実施例 さらなる労力を用いずに、前記のことを用いて、当業
者はその最も充分な程度まで本発明を実施することがで
きると思われる。以下の詳細な実施例には、種々の化合
物を調製する方法および/または種々の本発明の方法を
行う方法が記載されており、単なる説明に過ぎず、いか
なる場合も前記のことを限定するものではない。当業者
は、反応物ならびに反応条件および技術の両方に関し
て、該手段から適当な変形を適宜認識するであろう。
調製例1 21−ベンジリデンプレグン−4−エン−3,20
−ジオン(I) メタノール(13ml)中でプロゲステロン3−メチルエ
ノールエーテルをスラリー化し、ベンズアルデヒド(3.
4ml)を添加する。ナトリウムメトキシド(メタノール
中25%重量/重量、13ml)を添加し、該混合物を還流下
で2時間加熱し、次いで、20〜25゜まで冷却する。塩酸
(6N、15ml)の添加によってpHを1に調節し、該混合物
を30゜で2時間撹拌した。水(30ml)を添加し、混合物
を濾過して、表記化合物を得る。
実施例1 3,5−セコアンドロスト−5−オン−3,17β
−二酸(II) 塩化メチレン(100ml)に21−オキサリルプレグン−
4−エン−3,20−ジオンメチルエステル[I、ガゼッタ
・シミカ・イタリアーナ(Gazz.Chim.I tal.)、84、31
2(1954)、20g]を溶解する。酢酸(3.4g)を添加し、
混合物を<70゜まで冷却する。緑色によって示されるよ
うに過剰のオゾンが存在するまで、該混合物を介してオ
ゾンを散布する。次いで、過剰のオゾンが除去されるま
で、酸素を散布して、次いで、酸素が除去されるまで、
窒素を散布する。次いで、該混合物を0゜まで温め、水
(24ml)を添加する。混合物20゜まで温めた後、過酸化
水素(30%、5ml)を添加し、混合物を1時間撹拌す
る。水酸化ナトリウム(10%、50ml)を添加する。濃硫
酸(16ml)の添加によってpHを2に調節し、塩化メチレ
ンを添加して生成物を溶解する。有機混合物を水(2×
50ml)で洗浄し、濃縮する(約40ml)。溶媒を酢酸エチ
ル(40ml)に抽出し、混合物を0゜に冷却し、次いで、
ヘプタン(100ml)を添加し、標記化合物を結晶化させ
る。融点197.3〜202.6゜。
実施例2 3,5−セコアンドロスト−5−オン−3,17β
−二酸(II) 塩化メチレン(80ml)およびメタノール(20ml)に21
−ベンジリデンプレグン−4−エン−3,20−ジオン
(I、調製例1、20g)を溶解する。該溶液を−60゜に
冷却し、淡青色によって示されるように過剰量が存在す
るまで、オゾンを添加する。水(10ml)を添加し、溶液
を20〜25゜に温める。得られた溶液を水酸化ナトリウム
水溶液(5%、100ml)で抽出する。該水溶液を、塩酸
(50%)の添加によってpH2まで酸性化し、酢酸エチル
(100ml)で抽出する。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥
させ、減圧下で蒸留することによって40mlに濃縮する。
該混合物を0゜に1時間冷却し、該生成物を濾過によっ
て回収して、標記化合物を得る、融点203〜205゜。
実施例3 3,5−セコアンドロスト−5−オン−3,17β
−二酸(II) 塩化メチレン(20ml)およびメタノール(5ml)に21
−オキサリルプレグン−4−エン−3,20−ジオンメチル
エステル(I、7.88g)を入れた溶液を−40゜に冷却
し、淡青色の存在によって過剰量が示されるまでオゾン
を添加する。炭酸カリウム水溶液(10%、20ml)を添加
し、該混合物を20〜25゜に温める。相を分離し、水性相
を、硫酸水溶液(10%)の添加によってpH2に酸性化す
る。該混合物を酢酸エチル(50ml)で抽出する。有機相
を濃縮乾固し、標記化合物を得る、融点192〜208゜。
実施例4 3,5−セコアンドロスト−5−オン−3,17β
−二酸(II) t−ブタノール(100ml)に21−オキサリルプレグン
−4−エン−3,20−ジオンメチルエステル(I、3.9g)
を入れた溶液に、炭酸カリウム溶液(水25ml中T5.5g)
を添加する。メタ過ヨウ素酸ナトリウム溶液(水20ml中
3.0g)を調製し、この溶液2mlをステロイド容液の一部
分に添加する。過マンガン酸カリウム溶液(水30ml中0.
6g)を調製し、ステロイド溶液に10mlを添加する。反応
の間、反応混合物を40゜に維持する。残りの過ヨウ素酸
塩および過マンガン酸塩溶液を30分かけて滴下する。添
加が終了した後、40゜で3時間撹拌した後、混合物をセ
ライトを介して濾過し、ピンク色が抜けるのに充分な量
の重亜硫酸ナトリウムを添加する。次いで、該混合物を
減圧下で半分の量に濃縮し、酢酸エチル(50ml)で抽出
する。有機相を乾燥させ、10mlの量に濃縮し、冷却す
る。生成した結晶を濾過によって回収して標記化合物を
得る、融点193〜201゜。
実施例5 3,5−セコアンドロスト−5−オン−3,17β
−二酸(II) アセトン(10ml)に二酸化ルテニウム(RuO2、0.169
g)を懸濁させ、メタ過ヨウ素酸ナトリウム溶液(水10m
l中2.5g)を添加することによって、四酸化ルテニウム
(RuO4)の溶液を調製する。アセトン(10ml)に21−オ
キサリルプレグン−4−エン−3,20−ジオンメチルエス
テル(I、1.0g)を入れた溶液を、四酸化ルテニウム溶
液を滴下する。溶液の色が黄色から黒色に変わるので、
メタ過ヨウ素酸ナトリウム溶液(水10ml中2.5g)を添加
して、黄色を維持する。4時間後、イソプロパノールの
添加によって、過剰の四酸化ルテニウムを反応させる。
該混合物をセライトを介して濾過し、減圧下で濃縮し
て、アセトンを除去する。次いで、該生成物を酢酸エチ
ル(20ml)で抽出する。次に、該溶液を硫酸ナトリウム
で乾燥させ、濃縮乾固させて、標記化合物を得る、融点
189〜203゜。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C07C 323/55 C07C 323/55 C07D 303/32 C07D 303/32

Claims (27)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式(II): [式中、(A−I)R1はα−R1-1:β−R1-2であり、R
    1-1およびR1-2のうち一方は−Hであり、R1-1およびR
    1-2のうち他方は、−H、−F、−Cl、−Br、−I、−O
    R1-3(ここで、R1-3は−HまたはC1〜C6アルキルであ
    る)、−SR1-3(ここで、R1-3は、上記定義と同じであ
    る)であり、R2は−H:−Hであるか;(A−II)R1は−
    H:−Hであり、R2はα−R2-1:β−R2-2であり、R2-1
    よびR2-2のうち一方は−Hであり、R2-1およびR2-2のう
    ち他方は、−H、−F、−Cl、−Br、−I、−OR
    2-3(ここで、R2-3は、−HまたはC1〜C6アルキルであ
    る)、−SR2-3(ここで、R2-3は上記定義と同じであ
    る)であり;R7は、α−R7-1:β−R7-2であり、R7-1は−
    H、−F、−Cl、−Br、−I、−OR7-3(ここで、R7-3
    は、−HまたはC1〜C6アルキルである)であり、R7-2
    −H、−CH3、−F、−Cl、−Br、−I、−OR7-4(ここ
    で、R7-4は−HまたはC1〜C6アルキルである)、−SR
    7-4(ここで、R7-4は上記定義と同じである)であり、
    ただし、R7-1およびR7-2のうち一方は、−Hであり; (C−I)R11はα−H:β−O−であり、β−O−はR9
    と一緒になってC9とC11の間でエポキシドを形成する
    か; (C−II)R9は−H、−Fまたは−Clであり、R11は=
    Oまたはα−H:β−R11-1(ここで、R11-1は−Hまたは
    −OHである)であり; R16はα−R16-1:β−R16-2であり、R16-1およびR16-2
    うち一方は、−Hであり、他方は、−H、−OHおよび−
    CH3である]で示される3,5−セコアンドロスタン−5−
    オン−3,17β−二酸の製造方法であって、 (1) 式(I): [式中、R1、R2、R7、R9、R11およびR16は上記定義と同
    じであり、 R22-1は、−H、 −OH、 C1〜C6アルキル、 C4〜C7シクロアルキル、 所望により1〜5個の−NO2、−F、−Cl、−Br、−C
    N、C1〜C3アルキル、−OR22-3(ここで、R22-3はC1〜C3
    アルキルである)、−NR22-4R22-5(ここで、R22-4およ
    びR22-5は同一または異なっていてよく、−H、C1〜C4
    アルキルおよびC4〜C7シクロアルキルからなる群から選
    択される)で置換されていてもよい−φ、 −O−R22-6(ここで、R22-6はC1〜C6アルキル、C4〜C7
    シクロアルキルおよび−φである) であり; R22-2は−H、 C1〜C6アルキル、 C4〜C7シクロアルキル、 所望により1〜5個の−NO2、−F、−Cl、−Br、−C
    N、C1〜C3アルキル、−OR22-7(ここで、R22-7はC1〜C3
    アルキルである)、−NR22-8R22-9(ここで、R22−8お
    よびR22-9は同一または異なっていてよく、−H、C1〜C
    4アルキルおよびC4〜C7シクロアルキルからなる群から
    選択される)で置換されていてもよい−φ、 −O−R22-10(ここで、R22-10はC1〜C6アルキル、C4
    C7シクロアルキルおよび−φである)、 −CO−O−R22-11(ここで、R22-11は、C1〜C10アルキ
    ル、C4〜C7シクロアルキルまたは所望により1〜5個の
    −NO2、−F、−Cl、−Br、−CN、C1〜C3アルキル、−O
    R22-12(ここで、R22-12はC1〜C3アルキルである)、−
    NR22-13R22-14(ここで、R22-13およびR22-14は同一ま
    たは異なっていてよく、−H、C1〜C4アルキルからなる
    群から選択される)で置換されていてもよい−φであ
    る) である] で示される21−不飽和プロゲステロンをO3と接触させ、 (2)工程(1)の反応混合物と、ヒドロキシド水溶液
    またはヒドロキシド生起手段と接触させ、そして (3)該ヒドロキシドを酸で中和する ことを特徴とする製造方法。
  2. 【請求項2】R22-1が−OHであり、R22-2が−CO−O−R
    22-11(ここで、R22-11はC1〜C4アルキルである)であ
    る請求項1記載の3,5−セコアンドロスタン−5−オン
    −3,17β−二酸(II)の製造方法。
  3. 【請求項3】ヒドロキシド水溶液が、まず水、次にヒド
    ロキシドの2つの工程で添加される請求項1記載の3,5
    −セコアンドロスタン−5−オン−3,17β−二酸(II)
    の製造方法。
  4. 【請求項4】ヒドロキシドが重炭酸塩、炭酸塩またはア
    ミンから生起される請求項1記載の3,5−セコアンドロ
    スタン−5−オン−3,17β−二酸(II)の製造方法。
  5. 【請求項5】ヒドロキシド水溶液の添加の前に過剰のO3
    を除去する請求項1記載の3,5−セコアンドロスタン−
    5−オン−3,17β−二酸(II)の製造方法。
  6. 【請求項6】過剰のO3を除去した後、ヒドロキシド水溶
    液との接触の前にH2O2を添加する請求項5記載の3,5−
    セコアンドロスタン−5−オン−3,17β−二酸(II)の
    製造方法。
  7. 【請求項7】ヒドロキシド水溶液の添加前に反応混合物
    を温める請求項1記載の3,5−セコアンドロスタン−5
    −オン−3,17β−二酸(II)の製造方法。
  8. 【請求項8】ヒドロキシド水溶液の添加後に反応混合物
    を温める請求項1記載の3,5−セコアンドロスタン−5
    −オン−3,17β−二酸(II)の製造方法。
  9. 【請求項9】少なくとも2当量のO3を用いる請求項1記
    載の3,5−セコアンドロスタン−5−オン−3,17β−二
    酸(II)の製造方法。
  10. 【請求項10】酸が塩酸、硫酸、リン酸、硝酸、酢酸、
    過塩素酸、トリフルオロ酢酸、クエン酸、コハク酸、マ
    レイン酸、安息香酸およびp−TSAからなる群から選択
    される請求項1記載の3,5−セコアンドロスタン−5−
    オン−3,17β−二酸(II)の製造方法。
  11. 【請求項11】式(II): [式中、(A−I)R1はα−R1-1:β−R1-2であり、R
    1-1およびR1-2のうち一方は−Hであり、R1-1およびR
    1-2のうち他方は、−H、−F、−Cl、−Br、−I、−O
    R1-3(ここでR1-3は−HまたはC1〜C6アルキルであ
    る)、−SR1-3(ここでR1-3は上記定義と同じである)
    であり、R2は−H:−Hであるか; (A−II)R1は−H:−Hであり、R2はα−R2-1:β−R
    2-2であり、R2-1およびR2-2のうち一方は−Hであり、R
    2-1およびR2-2のうち他方は、−H、−F、−Cl、−B
    r、−I、−OR2-3(ここで、R2-3は−HまたはC1〜C6
    ルキルである)、−SR2-3(ここで、R2-3は上記と同じ
    定義である)であり; R7は、α−R7-1:β−R7-2であり、R7-1は−H、−F、
    −Cl、−Br、−I、−OR7-3(ここで、R7-3は−Hまた
    はC1〜C6アルキルである)であり、R7-2は−H、−C
    H3、−F、−Cl、−Br、−I、−OR7-4(ここで、R7-4
    は−HまたはC1〜C6アルキルである)、−SR7-4(ここ
    で、R7-4は上記定義と同じである)であり、ただし、R
    7-1およびR7-2のうち一方は−Hであり; (C−I)R11はα−H:β−O−であり、β−O−はR9
    と一緒になってC9とC11の間でエポキシドを形成する
    か; (C−II)R9は−H、−Fまたは−Clであり、R11は=
    Oまたはα−H:β−R11-1であり; R16は、α−R16-1:β−R16-2であり、R16-1およびR16-2
    のうち一方は、−Hであり、他方は−H、−OHおよび−
    CH3である]で示される3,5−セコアンドロスタン−5−
    オン−3,17β−二酸の製造方法であって、 (1)式(I): [式中、R1、R2、R7、R9、R11およびR16は上記定義と同
    じであり、 R22-1は、−H、 −OH、 C1〜C6アルキル、 C4〜C7シクロアルキル、 所望により1〜5個の−NO2、−F、−Cl、−Br、−C
    N、C1〜C3アルキル、−OR22-3(ここで、R22-3はC1〜C3
    アルキルである)、−NR22-4R22-5(ここで、R22-4およ
    びR22-5は同一または異なっていてよく、−H、C1〜C4
    アルキルおよびC4〜C7シクロアルキルからなる群から選
    択される)で置換されていてもよい−φ、 −O−R22-6(ここで、R22-6はC1〜C6アルキル、C4〜C7
    シクロアルキルおよび−φである) であり; R22-2は−H、 C1〜C6アルキル、 C4〜C7シクロアルキル、 所望により1〜5個の−NO2、−F、−Cl、−Br、−C
    N、C1〜C3アルキル、−OR22-7(ここで、R22-7はC1〜C3
    アルキルである)、−NR22-8R22-9(ここで、R22-8およ
    びR22-9は同一または異なっていてよく、−H、C1〜C4
    アルキルおよびC4〜C7シクロアルキルからなる群から選
    択される)で置換されていてもよい−φ、 −O−R22-10(ここで、R22-10はC1〜C6アルキル、C4
    C7シクロアルキルおよび−φである)、 −CO−O−R22-11(ここで、R22-11は、C1〜C10アルキ
    ル、C4〜C7シクロアルキルまたは所望により1〜5個の
    −NO2、−F、−Cl、−Br、−CN、C1〜C3アルキル、−O
    R22-12(ここで、R22-12はC1〜C3アルキルである)、−
    NR22-13R22-14(ここで、R22-13およびR22-14は同一ま
    たは異なっていてよく、−H、C1〜C4アルキルからなる
    群から選択される)で置換されていてよい−φである) である] で示される21−不飽和プロゲステロンを酸化剤と接触さ
    せることを特徴とする製造方法。
  12. 【請求項12】R22-1が−OHであり、R22-2が−CO−O−
    R21-11であり、R21-11がC1〜C4アルキルである請求項11
    記載の3,5−セコアンドロスタン−5−オン−3,17β−
    二酸(II)の製造方法。
  13. 【請求項13】酸化剤が(1)オキシダントまたはオキ
    シダント生起手段であるかまたは(2)2段階オキシダ
    ントである請求項1記載の3,5−セコアンドロスタン−
    5−オン−3,17β−二酸(II)の製造方法。
  14. 【請求項14】オキシダントがRuO4、過流酸塩、過バナ
    ジウム酸塩、過タングステン酸塩またはMnO4 -1である請
    求項13記載の3,5−セコアンドロスタン−5−オン−3,1
    7β−二酸(II)の製造方法。
  15. 【請求項15】オキシダント生起手段がNaOCl、NaCl
    O4、IO4 -1およびCa(OCl)からなる群から選択される
    請求項13記載の3,5−セコアンドロスタン−5−オン−
    3,17β−二酸(II)の製造方法。
  16. 【請求項16】2段階オキシダントがOsO4/Pb(OA
    c)、KMnO4/Pb(OAc)、OsO4/IO4 -1からなる群から
    選択される請求項13記載の3,5−セコアンドロスタン−
    5−オン−3,17β−二酸(II)の製造方法。
  17. 【請求項17】ヒドロキシド水溶液またはヒドロキシド
    生起手段が酸化剤との接触の後に添加される請求項11記
    載の3,5−セコアンドロスタン−5−オン−3,17β−二
    酸(I)の製造方法。
  18. 【請求項18】ヒドロキシド水溶液が、まず水、次いで
    ヒドロキシドの2工程で添加される請求項11記載の3,5
    −セコアンドロスタン−5−オン−3,17β−二酸(II)
    の製造方法。
  19. 【請求項19】ヒドロキシドが重炭酸塩、炭酸塩または
    アミンから生起される請求項11記載の3,5−セコアンド
    ロスタン−5−オン−3,17β−二酸(II)の製造方法。
  20. 【請求項20】ヒドロキシド水溶液の添加前に反応混合
    物を温める請求項11記載の3,5−セコアンドロスタン−
    5−オン−3,17β−二酸(II)の製造方法。
  21. 【請求項21】ヒドロキシド水溶液の添加後に反応混合
    物を温める請求項11記載の3,5−セコアンドロスタン−
    5−オン−3,17β−二酸(II)の製造方法。
  22. 【請求項22】ヒドロキシド水溶液を酸によって中和す
    る請求項17記載の3,5−セコアンドロスタン−5−オン
    −3,17β−二酸(II)の製造方法。
  23. 【請求項23】酸が塩酸、硫酸、リン酸、硝酸、酢酸、
    過塩素酸、トリフルオロ酢酸、クエン酸、コハク酸、マ
    レイン酸、安息香酸およびp−TSAからなる群から選択
    される請求項11記載の3,5−セコアンドロスタン−5−
    オン−3,17β−二酸(II)の製造方法。
  24. 【請求項24】少なくとも4当量の酸化剤を使用する請
    求項11記載の3,5−セコアンドロスタン−5−オン−3,1
    7β−二酸(II)の製造方法。
  25. 【請求項25】式(II−C): [式中、(A−I)R1はα−R1-1:β−R1-2であり、R
    1-1およびR1-2のうち一方は−Hであり、R1-1およびR
    1-2のうち他方は、−H、−F、−Cl、−Br、−I、−O
    R1-3(ここでR1-3は−HまたはC1〜C6アルキルであ
    る)、−SR1-3(ここでR1-3は上記定義と同じである)
    であり、R2は−H:−Hであるか; (A−II)R1は−H:−Hであり、R2はα−R2-1:β−R
    2-2であり、R2-1およびR2-2のうち一方は−Hであり、R
    2-1およびR2-2のうち他方は、−H、−F、−Cl、−B
    r、−I、−OR2-4(ここで、R2-3は−HまたはC1〜C6
    ルキルである)、−SR2-3(ここで、R2-3は上記と同じ
    定義である)であり; R7は、α−R7-1:β−R7-2であり、R7-1は−H、−F、
    −Cl、−Br、−I、−OR7-3(ここで、R7-3は−Hまた
    はC1〜C6アルキルである)であり、R7-2は−H、−C
    H3、−F、−Cl、−Br、−I、−OR7-4(ここで、R7-4
    は−HまたはC1〜C6アルキルである)、−SR7-4(ここ
    で、R7-4は上記定義と同じある)であり、ただし、R7-1
    およびR7-2のうち一方は−Hであり; R16α−R16-1:β−R16-2であり、R16-1およびR16-2のう
    ち一方は、−Hであり、他方は−H、−OHおよび−CH3
    である]で示される3,5−セコアンドロスタン−5−オ
    ン−3,17β−二酸。
  26. 【請求項26】式(I−C): [式中、(A−I)R1はα−R1-1:β−R1-2であり、R
    1-1およびR1-2のうち一方は−Hであり、R1-1およびR
    1-2のうち他方は、−H、−F、−Cl、−Br、−I、−O
    R1-3(ここでR1-3は−HまたはC1〜C6アルキルであ
    る)、−SR1-3(ここでR1-3は上記定義と同じである)
    であり、R2は−H:−Hであるか; (A−II)R1は−H:−Hであり、R2はα−R2-1:β−R
    2-2であり、R2-1およびR2-2のうち一方は−Hであり、R
    2-1およびR2-2のうち他方は、−H、−F、−Cl、−B
    r、−I、−OR2-3(ここで、R2-3は−HまたはC1〜C6
    ルキルである)、−SR2-3(ここで、R2-3は上記と同じ
    定義である)であり; R7は、α−R7-1:β−R7-2であり、R7-1は−H、−F、
    −Cl、−Br、−I、−OR7-3(ここで、R7-3は−Hまた
    はC1〜C6アルキルである)であり、R7-2は−H、−C
    H3、−F、−Cl、−Br、−I、−OR7-4(ここで、R7-4
    は−HまたはC1〜C6アルキルである)、−SR7-4(ここ
    で、R7-4は上記定義と同じである)であり、ただし、R
    7-1およびR7-2のうち一方は−Hであり; R16はα−R16-1:β−R16-2であり、R16-1およびR16-2
    うち一方は、−Hであり、他方は−H、−OHおよび−CH
    3であり; R22-1は、−H −OH、 C1〜C6アルキル、 C4〜C7シクロアルキル、 所望により1〜5個の−NO2、−F、−Cl、−Br、−C
    N、C1〜C3アルキル、−OR22-3(ここで、R22-3はC1〜C3
    アルキルである)、−NR22-4R22-5(ここで、R22-4およ
    びR22-5は同一または異なっていてよく、−H、C1〜C4
    アルキルおよびC4〜C7シクロアルキルからなる群から選
    択される)で置換されていてもよい−φ、 −O−R22-6(ここで、R22-6はC1〜C6アルキル、C4〜C7
    シクロアルキルおよび−φである) であり; R22-2は−H、 C1〜C6アルキル、 C4〜C7シクロアルキル、 所望により1〜5個の−NO2、−F、−Cl、−Br、−C
    N、C1〜C3アルキル、−OR22-7(ここで、R22-7はC1〜C3
    アルキルである)、−NR22-8R22-9(ここで、R22-8およ
    びR22-9は同一または異なっていてよく、−H、C1〜C4
    アルキルおよびC4〜C7シクロアルキルからなる群から選
    択させる)で置換されていてもよい−φ、 −O−R22-10(ここで、R22-10はC1〜C6アルキル、C4
    C7シクロアルキルおよび−φである)、 −CO−O−R22-11(ここで、R22-11は、C1〜C10アルキ
    ル、C4〜C7シクロアルキルまたは所望により1〜5個の
    −NO2、−F、−Cl、−Br、−CN、C1〜C3アルキル、−O
    R22-12(ここで、R22-12はC1〜C3アルキルである)、−
    NR22-13R22-14(ここで、R22-13およびR22-14は同一ま
    たは異なっていてよく、−H、C1〜C4アルキルからなる
    群から選択される)で置換されていてもよい−φであ
    る) である] で示される21−不飽和プロゲステロン。
  27. 【請求項27】R22-1が−OHであり、R22-2が−CO−O−
    R22-11(ここで、R22-11はC1〜C4アルキルである)であ
    る請求項26記載の21−不飽和プロゲステロン(I A)。
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