JP2861307B2 - 液体容器の胴部貼り合わせ構造 - Google Patents

液体容器の胴部貼り合わせ構造

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、液体容器の胴部貼り合わせ構造に関し、よ
り具体的には最外層がポリオレフィン樹脂層で、最内層
がポリエステル樹脂層からなる積層材により胴部を形成
する容器における、シール性の高い胴部の貼り合わせ構
造に関する。
[従来の技術] 液体容器の胴部の材料として、紙、アルミニウム等の
積層構造からなる支持体と、その両側の樹脂層とからな
る積層材が広く使用されている。上記積層材にあって
は、胴部を形成する為に端部と端部とを重ねて貼り合わ
せる必要がある。この際、貼り合わせ部の内側対偶とな
る積層材の断面が液体内容物に接し、内容物の汚染、紙
等の支持体への液体浸透による積層材の強度低下、層間
剥離、更には密封性不良による内容物の酸化、劣化等が
発生するのを防止しなければならない。この為、上記内
側対偶の端部を折返したり、同端部の縁部を包囲するテ
ープを使用する技術が既に提案されている。
また上記積層材にあっては、上記樹脂層材料として熱
接着性に優れるポリオレフィン樹脂が長年使用されてい
たが、同樹脂は、内容物の成分、特に香気成分を吸着す
ると共に、同樹脂から低分子量物質が内容物に移行(一
般にオレフィン臭)する為、内容物の味覚が低下すると
いう問題があった。
この為、液体内容物に接触する内層を、ある程度の熱
接着性を有し、しかも上記吸着及び臭気の点において格
段機能の優れたポリエステル樹脂により形成した積層材
を使用する技術が提案されている。しかしポリオレフィ
ン樹脂外層と、ポリエステル樹脂内層とを有する積層材
にあっては、胴部を形成する為に端部と端部とを貼り合
わせる際に、一般に使用されているシール方法(ヒート
シール、フレームシール)では、場合によってうまく接
合できないという問題があった。表1にシール方法と接
合する樹脂の組合わせとの可(○)否(×)の関係を示
す。なお表中POはポリオレフィン樹脂、PETはポリエス
テル樹脂を示す。 表 1 樹脂組合わせ ヒートシール フレームシール PO/PO ○ ○ PO/PET × ○ PET/PET ○ × このように、ポリオレフィン樹脂外層及びポリエステ
ル樹脂内層からなる積層材にあっては、端部間の貼り合
わせに際し、考慮すべき複合的な要素が絡み合う。この
為、この種積層材を用いた液体容器の胴部の貼り合わせ
構造は、複雑なものになりがちであるにもかかわらず、
ここに良好なシール性を提供することは難しいという問
題があった。
上記問題に対処する技術は、例えば、特開平1−3933
6、特開平1−39337、特公昭61−10305号に開示されて
いる。特開平1−39336は、ポリエステル樹脂に対する
熱接着性の接着剤を使用する技術に関し、特開平1−39
337及び特公昭61−10305号は、貼り合わせ部の内側対偶
の縁部をテープで包囲する技術に関する。
[発明が解決しようとする課題] 上記特開平1−39337に開示の技術は、内外対偶の貼
り合わせにヒートシールを利用しているが、ヒートシー
ルはフレームシールに比べ速度が遅く生産性が悪い。こ
れに対して特公昭61−10305号は、フレームシールを利
用しているが、フレームシール時に内側対偶の基材(例
えば紙)中の水分が熱により気化して突沸し、テープに
ピンホールを穿孔する場合があり、これを介して容器内
容物が基材中に漏れ出すという問題を抱えていた。
本発明はかかる観点に基づいてなされたものであり、
テープを使用し且つフレームシールにより良好なシール
性を得ることが可能な液体容器の胴部貼り合わせ構造を
提供することを目的とする。また本発明は、コロナ放電
処理等の予備処理が不要で、工程上容易に作成可能な構
造を提供することを目的とする。
[課題を解決する為の手段] 上記目的を達成する為、本発明に係る構造は、最外層
がポリオレフィン樹脂層で、最内層がポリエステル樹脂
層からなる積層材の対向する各端部からなる内側対偶及
び外側対偶と、上記内側対偶の縁部を覆うテープと、を
具備する液体容器の胴部の貼り合わせ構造において、上
記テープの一方の表面がポリオレフィン樹脂層からなる
と共にその他方の表面がポリエステル樹脂層からなるこ
とと、上記テープが、そのポリエステル樹脂層を隠蔽側
として、その縁部をずらして2つ折りされた状態で使用
されていることと、上記テープの両縁部が、上記内側対
偶の内側に配置され、両縁部間の非隠蔽ポリエステル樹
脂層が、上記内側対偶のポリエステル樹脂層に対向する
ことと、上記テープの折返し位置が上記内側対偶の外側
に配置され、上記テープのポリオレフィン樹脂層が、上
記内側対偶のポリオレフィン樹脂層及び上記外側対偶の
ポリエステル層に対向することと、を具備することを特
徴とする。
本発明のある態様においては、上記テープの上記非隠
蔽ポリエステル樹脂層が形成されている部分が、該ポリ
エステル樹脂層を露出側として更に2つ折りされる。
[作用] 上記構成により本発明に係る構造にあっては、作成に
際し、先ず、テープを2つ折りして内側対偶の縁部に巻
き付け、ヒートシールにより内側対偶の縁部をテープで
被覆する。この時、テープの隠蔽側のポリエステル樹脂
層どうしが対向し、テープの非隠蔽ポリエステル樹脂層
が内側対偶の内側のポリエステル樹脂層に対向し、テー
プのポリオレフィン樹脂層が内側対偶の外側のポリオレ
フィン樹脂層に対向する為、これらの対向部をヒートシ
ールにより一度に接着させることができる。次に、テー
プのポリオレフィン樹脂層と、これと対向する外側対偶
の内側のポリエステル樹脂層とを、フレームシールによ
り接着し、内外対偶を接合する。内側対偶の縁部の基材
に対しては、テープが2重になった状態で包囲する為、
フレームシール時にこの中の水分が熱により急膨脹して
も、2重状態のテープを貫通するピンホールが形成され
る可能性は極めて低くなる。
[実施例] 第2a図及び第2b図は本発明に係る液体容器の胴部貼り
合わせ構造において使用可能な積層材の異なる例を示す
断面図である。
第2a図図示の積層材10は、紙11を支持体とし、これに
ポリエチレン樹脂12、アルミニウム13、接着剤14、ポリ
エステル樹脂15、接着剤16の各層を順に積重した構造を
なし、更に、容器の外面となる側にはポリエチレン樹脂
層17、内面となる側にはポリエステル樹脂層18が夫々形
成されている。また符号19は容器外面に印刷されるイン
キ層を示す。積層材10の全体の厚さは約560〜640μm
で、層11〜16の基材部分が約470〜560μm、ポリエチレ
ン樹脂層17が約25μm、ポリエステル樹脂層18が約60μ
mである。
第2b図図示の積層材20は、紙21を支持体とし、これに
ポリエチレン樹脂22、アルミニウム23、ポリエチレン樹
脂24の各層を順に積重した構造をなし、更に、容器の外
面となる側にはポリエチレン樹脂層27、内面となる側に
はポリエステル樹脂層28が夫々形成されている。また符
号29は容器外面に印刷されるインキ層を示す。積層材20
の全体の厚さは約470〜560μmで、層21〜24の基材部分
が約410〜500μm、ポリエチレン樹脂層27が約20μm、
ポリエステル樹脂層28が約35μmである。
上記ポリエステル樹脂層18、28に使用するのに適当な
ポリエステルは、香気成分等の吸着性の低いものであれ
ば結晶性ポリエステル、非晶性ポリエステル、低結晶性
ポリエステル、延伸結晶(配向)性ポリエステル等のい
ずれのタイプのものでもよいが、具体的にはポリエチレ
ンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、酸変
性ポリエステル(デュポン社、SELOR X207等)、グリコ
ール変性ポリエステル(ゴダック社、PETG 5116、PETG
6763等)等のポリエステルが好ましくは用いられる。
第3図は本発明に係る液体容器の胴部貼り合わせ構造
において使用可能なテープの一例を示す断面図である。
テープ70は、接着性樹脂層82を挟んでポリエステル樹
脂層78及びポリエチレン樹脂層84を積層した共押出しフ
ィルムと、該フィルムに対して順に接着されたアルミニ
ウム86、ポリエステル樹脂層88、及びポリエチレン樹脂
層76からなる。テープ70の全体の厚さは約60〜140μm
で、共押出しフィルムが約30〜60μm、アルミニウム86
が約6〜20μm、ポリエステル樹脂層88が約6〜15μ
m、ポリエチレン樹脂層76が約約10〜60μm、である。
第1図において、テープ70の層82乃至88は、説明の都合
上、基材74として示してある。
第4図は本発明に係る液体容器の胴部貼り合わせ構造
を適用する例を示す図である。酒パック或いは牛乳パッ
ク用の液体容器30は上述の積層材10若しくは20によりケ
ーシング即ち胴部32が形成される。本発明の構造は、こ
のような液体容器において、例えば図中A−A線で囲む
ような、積層材を矩形に成形した後の対向する両端部間
の貼り合わせに適用される。
貼り合わせ部34は、内側対偶50と外側対偶60とからな
り、両対偶が後述の態様で接合される。以下に説明する
第1図は、第4図中の張合わせ部34、即ちA−A線部分
の拡大図である。
テープは内側対偶にヒートシールにより取付けられる
が、この場合のヒートシールの条件は、例えば140℃、
0.5秒、1.0kg/cm2である。
内側対偶と外側対偶とは、最終的にはフレームシール
により接合される。この場合、実際のシールは主として
テープのポリオレフィン(実施例ではポリエチレン)と
外側対偶のポリエステルとの間であり、態様により一部
分内側対偶のポリオレフィン(実施例ではポリエチレ
ン)と外側対偶のポリエステルとのシールがある。フレ
ームの条件は、例えば流量が夫々230、60、90(単位:mm
・aq)のフレームを準備し、ここに被処理物をスピード
120m/minで通し、処理する。
第1図は、本発明に係る貼り合わせ構造の一実施例を
分解して示す断面図である。本貼り合わせ構造は、積層
材の端部近傍である内側対偶50及び外側対偶60とからな
る。内側対偶50及び外側対偶60は共に、基材54、64、ポ
リエチレン樹脂外層56、66、ポリエステル樹脂内層58、
68を夫々具備する。また内側対偶50の縁部52を覆うテー
プ70も、基材74、ポリエチレン樹脂層76、ポリエステル
樹脂層78を具備する。
テープ70は、そのポリエステル樹脂層78を隠蔽側とし
て、その縁部72a、72bをずらして2つ折りされた状態で
使用される。テープ両縁部72a、72bは、内側対偶50の内
側に配置され、他方、テープ折返し位置72cは内側対偶5
0と外側対偶60との間に配置される。
本構造の作成にあっては、先ず、テープ70を、そのポ
リエステル樹脂層78を隠蔽側として2つ折りする。この
際両縁部72a、72bをずらして折り、両縁部間にポリエス
テル樹脂層の非隠蔽部位78aを形成しておく。
次に、2つ折りしたテープ70を、内側対偶50の縁部52
周りに配置する。この時、テープ70の両縁部72a、72b
を、内側対偶50の内側に配置し、両縁部間のポリエステ
ル樹脂層非隠蔽部位78aが、内側対偶50のポリエステル
樹脂層の部位58aに対向するようにする。またテープ70
の折返し位置72cを内側対偶50の外側に配置し、テープ7
0のポリエチレン樹脂層部位の76bが、内側対偶50のポリ
エチレン樹脂層の部位56aに対向するようにする。
ここで重要なことは、テープ縁部72bを必ず内側対偶5
0の縁部52を越えて内側まで延在させることである。即
ち、テープ70の折曲げた部位76aを内側対偶50の部位58a
に対向する位置まで巻込むことにより、内側対偶50の縁
部52全域を実質的に2重状態のテープ70により包囲する
ことができる。
上記の処理により、テープ70のポリエステル樹脂層78
の隠蔽部位どうしが対向し、テープ70のポリエステル樹
脂層非隠蔽部位78aが内側対偶50の内側のポリエステル
樹脂層部位58aに対向し、テープ70のポリエチレン樹脂
層部位76bが内側対偶50の外側のポリエチレン樹脂層部
位56aに対向する。従って、これらの対向部をヒートシ
ールにより一度に接着させ、内側対偶縁部52をテープ70
で被覆することができる。もちろん、2つ折りしたテー
プの部位76bを内側対偶の部位56aに対向するように配置
して、先ずこの部分をヒートシールし、次いで、テープ
を内側対偶の縁部52に巻回し、テープの部位78aと内側
対偶の部位58aとをヒートシールするように、順次にシ
ールしてもよい。
次に、内側対偶50と外側対偶60とを位置合わせすると
共に重ね合わせ、フレームシールを行う。ここで、内側
対偶50と外側対偶60との間の精密な位置合わせは不要
で、外側対偶60がテープ70の部位76cを越えて延び、外
側対偶のポリエステル樹脂層の部位68bが内側対偶のポ
リエチレン樹脂層の部位56bと対向してもよい。この状
態でフレームシールを行うと、テープのポリエチレン樹
脂層の部位76cと外側対偶のポリエステル樹脂層の部位6
8aとが接着し、また同様に、内側対偶のポリエチレン樹
脂層の部位56bと外側対偶のポリエステル樹脂層の部位6
8bとが直接接着し、従って、内側対偶50と外側対偶60と
が接合される。
上記フレームシール時に、内側対偶50の基材54中の水
分が熱により気化して突沸する可能性はあるが、2重状
態のテープ70を貫通するピンホールが形成される可能性
は極めて低くなる。また、使用時の性能としても、2重
状態のテープ70は、テープ強度を倍増させる為、シール
の信頼性を高めることとなる。
なお、上記実施例にあっては、積層材の外層材料及び
テープ70の材料としてポリエチレン樹脂を使用している
が、他のポリオレフィン樹脂を使用してもよい。更に、
本発明で用いるテープは、金属箔やガスバリヤー性樹脂
等の他の層を中間層として含むものであってもよい。
また、上記実施例では外側対偶60がテープ70の部位76
cを越えて延びるが、外側対偶60は、テープ部位76c端部
即ちテープ折返し位置72c、或いはその手前で終端する
ように配置しても、内外対偶50、60の接着に問題は生じ
ない。
第5図は本発明に係る構造の他の実施例を示す断面図
である。この実施例は、下記の点を除き第1図図示の実
施例と同様であり、従って、第5図中、第1図中の各部
分に対応する部分には同一の符号を付してこれらの説明
を省略する。
この実施例にあっては、テープ70の縁部72aを延長し
て設け、この部分、即ち非隠蔽ポリエステル樹脂層の形
成されているテープ部分を、該ポリエステル樹脂層を露
出側として更に2つ折りした構造としてある。
本発明に係る液体容器は、胴部を貼り合わせて筒状と
した後、これを起こし、底部を適当な手段によりシール
して内容物を充填し、頂部をシール、密封して用いられ
る。ここで、ゲーベルトップ型容器でも、直方体型容器
でも、底部或いは頂部のシールは通常ヒートシールによ
っている。
例えば、第6図図示の如く、容器頂部をヒートシール
する場合、テープ70を第5図図示のような態様としてお
けば、内側対偶の折返し部分50′のポリエステル樹脂層
58と、テープ70のポリエステル樹脂層78とが対向するよ
うになる。従って、この部分において、ポリエステル樹
脂どうしのシールとなるので、通常同様のヒートシール
が可能となり、十分なシール状態が得られる。
これに対して、第1図の構造のままでは、テープ70の
ポリオレフィン樹脂層76と、内側対偶の折返し部分50′
のポリエステル樹脂層58とがシールされなければなら
ず、十分なシール状態が得られない虞がある。
[発明の効果] 本発明に係る液体容器の胴部貼り合わせ構造よれば、
作業効率の高いフレームシールを利用し、良好なシール
性を得ることが可能となる。2重状態のテープは、フレ
ームシール時のピンホールの発生を防止するだけでな
く、使用時におけるシールの信頼性を高める。また本構
造は、コロナ放電処理等の予備処理が不要であり、既存
のプロセスの大幅な変更を伴わず、工程上容易に作成可
能となる。また、作成時における内側対偶と外側対偶と
の間の精密な位置合わせは不要で、外側対偶が対向する
テープの部位を越えても、フレームシールにより外側対
偶と内側対偶との間に直接的な接着が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る液体容器の胴部貼り合わせ構造
の一実施例を分解して示す断面図である。第2a図及び第
2b図は本発明に係る構造において使用可能な積層材の異
なる例を示す断面図である。第3図は本発明に係る構造
において使用可能なテープの一例を示す断面図である。
第4図は本発明に係る構造を適用する例を示す図であ
る。第5図は本発明に係る構造の他の実施例を示す断面
図である。第6図は第5図図示構造により容器頂部をシ
ールする態様を模式的に示す容器頂部の概略図である。 50……内側対偶、60……外側対偶、54、64……基材、5
6、66……ポリエチレン樹脂層、58、68……ポリエステ
ル樹脂層、70……テープ、74……基材、76……ポリエチ
レン樹脂層、78……ポリエステル樹脂層。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】最外層がポリオレフィン樹脂層で、最内層
    がポリエステル樹脂層からなる積層材の対向する各端部
    からなる内側対偶及び外側対偶と、上記内側対偶の縁部
    を覆うテープと、を具備する液体容器の胴部の貼り合わ
    せ構造において、 上記テープの一方の表面がポリオレフィン樹脂層からな
    ると共にその他方の表面がポリエステル樹脂層からなる
    ことと、 上記テープが、そのポリエステル樹脂層を隠蔽側とし
    て、その縁部をずらして2つ折りされた状態で使用され
    ていることと、 上記テープの両縁部が、上記内側対偶の内側に配置さ
    れ、両縁部間の非隠蔽ポリエステル樹脂層が、上記内側
    対偶のポリエステル樹脂層に対向することと、 上記テープの折返し位置が上記内側対偶の外側に配置さ
    れ、上記テープのポリオレフィン樹脂層が、上記内側対
    偶のポリオレフィン樹脂層及び上記外側対偶のポリエス
    テル層に対向することと、を具備することを特徴とする
    構造。
  2. 【請求項2】上記テープの上記非隠蔽ポリエステル樹脂
    層が形成されている部分が、該ポリエステル樹脂層を露
    出側として更に2つ折りされる請求項1記載の液体容器
    の胴部の貼り合わせ構造。
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