JP2860957B2 - 車載用音響装置 - Google Patents

車載用音響装置

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JP2860957B2 JP1136141A JP13614189A JP2860957B2 JP 2860957 B2 JP2860957 B2 JP 2860957B2 JP 1136141 A JP1136141 A JP 1136141A JP 13614189 A JP13614189 A JP 13614189A JP 2860957 B2 JP2860957 B2 JP 2860957B2
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望 長島
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、予め指定されたソースからの出力(例えば
交通情報等)を車室内の運転手のみに対し供給すること
ができる車載用音響装置に関する。
〔従来の技術〕
かかる車載用音響装置としては、例えば第5図に示す
ものがある。21は自動車の車室、22,22′は車室21内に
設置された前座席、23は後座席、24はハンドル、25は運
転手である。26,27はそれぞれ後座席23の左右に配置さ
れたスピーカであり、28,29は運転手25の前方ダッシュ
ボード上の両側に配置されたスピーカである。
一般に、運転手25の前方に位置するインストルメント
パネル前面又はその近傍において配設される音響機器内
には、各種のソース、例えばAM・FMラジオ、Cカセッ
ト、CD、DAT等が搭載されていて、これらのソースの出
力は左右両チャンネル用のスピーカである前座席スピー
カ28,29及び後座席スピーカ26,27から再生される。
一方、近時交通網の発達と多様化する交通手段の進展
に伴ない、交通情報の提供が専用チャンネルにて行われ
ている。そして、専用に設けられた交通情報ボタンをオ
ンすることにより全てのスピーカ26,27,28,29から再生
中のソースを中断して交通情報が再生される。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、前記した従来の車載用音響装置にあって
は、交通情報を必要とするのは主として運転手であるた
め、再生中のソースを全てのスピーカに対して中断し全
員に交通情報を提供することは他の乗員にとっては望ま
しい事ではなく、実用上きわめて使いづらいという問題
点があった。
本発明は、上記のような従来の問題点を解消するため
になされたもので、交通情報等の特定ソースを選択した
時には特定のスピーカ(一般には運転手の近傍のスピー
カ)からのみ聴取でき、かつ他の乗員は再生中のソース
を継続して聴取できる車載用音響装置を提供することを
目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の車載用音響装置は、車室内に装着される音響
機器に搭載される各種ソースによる音楽その他の情報
を、複数個のスピーカに出力し再生する車載用音響装置
において、予め指定された特定ソースを呼び出すための
呼び出し信号を送出する手段と、呼び出し信号を受けて
特定ソース及び後述の混合手段を駆動する制御手段と、
制御手段からの出力信号により、複数個のスピーカの中
から運転手近傍のスピーカに対し、他のスピーカと同じ
ソースの出力に特定ソースの出力を混合させて供給する
混合手段を設けたことを特徴としている。
〔作用〕
本発明の車載用音響装置は、混合手段によりソース出
力と特定ソースの出力とを混合させて運転手近傍のスピ
ーカに対して出力し、他のスピーカに対しては再生中の
ソースを中断せずに継続して再生することができる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図に基づいて説明する。第
1図及び第2図は、車室内の前部と後部に設けられた4
系統のスピーカに対しそれぞれにアンプを設けた4アン
プ構成の場合を示している。第1図において、1は特定
ソースたる交通情報専用チューナ、2はその他のソース
で、例えばAM・FMラジオ、Cカセット、CD,DAT等であ
る。3はフェーダーコントローラで、その他のソース2
からの出力信号レベルの調整器であり、4系統スピーカ
に対応するアンプ4,5,6,7に対する出力調整を行う。フ
ェーダーコントローラ3の出力の一部は切換手段たる切
換スイッチ8を介して運転手近傍のスピーカを駆動する
アンプ4に供給される。また、交通情報専用チューナ1
の出力は切換スイッチ8を介してアンプ4に供給され
る。
9は交通情報を呼び出すための呼び出し信号を起動す
るスイッチ、10は該呼び出し信号を受けた交通情報専用
チューナ1及び切換スイッチ8を駆動するCPUから構成
される制御手段たるマイコンである。
上記構成において、例えばソースとしてAMを再生中の
場合は、AMソース2からの左右両チャンネルの信号R及
びLはフェーダーコントローラ3にて音量調整され各ア
ンプ4,5,6,7に供給されるが、運転手近傍のスピーカを
駆動するアンプ4に対しては切換スイッチ8を介して供
給される。ここで、運転手が交通情報を聴取する場合は
スイッチ9をオンする。マイコン10は読み出し信号を判
断し、交通情報専用チューナ1を動作させ、同時に切換
スイッチ8も切換えられるため、AMソース2からの信号
は中断され、交通情報専用チューナ1の出力がアンプ4
に供給される。一方、他のスピーカに対してはアンプ5,
6,7を介して再生中のAMソース2の出力が継続して供給
される。
次に、上記切換手段8を混合手段に置き換えた場合の
動作について説明する。前提条件については同じである
ため省略する。今、スイッチ9をオンすると、マイコン
10は呼び出し信号を受けて交通情報専用チューナ1を動
作させると共に、混合手段たる混合アンプ8を駆動す
る。そして、混合アンプ8において再生中のAMソース2
の出力と交通情報専用チューナ1の出力とを混合してア
ンプ4に対し出力する。
上記の場合において、スイッチ9をオフすればアンプ
4に対しAMソース2の出力が供給される。
第2図について説明する。第1図と異なる点は、交通
情報のソースとして専用チューナを搭載せずAMチューナ
11を共用し、該AMチューナ11の出力は切換スイッチ13を
介してフェーダーコントローラ3、又は切換スイッチ8
に供給され、切換スイッチ13はマイコン10よりの出力信
号により切換えられる点である。
上記構成にて、例えばソースとしてAMチューナ11を再
生中の場合は、切換スイッチ13を介してフェーダーコン
トローラ3にて音量調整され、各アンプ4,5,6,7に供給
される。運転手近傍のスピーカを駆動するアンプ4に対
しては切換スイッチ8を介して供給される。ここで、運
転手が交通情報を聴取したい場合はスイッチ9をオンす
る。マイコン10は呼び出し信号を判断し、AMチューナ11
を交通情報チャンネルに切換え、同時に切換スイッチ13
及び切換スイッチ8も切換わるため、切換スイッチ13は
フェーダーコントローラ3への信号の供給を中断し、切
換スイッチ8を介してアンプ4に交通情報信号を供給す
る。
一方、他のスピーカに対してはアンプ5,6,7を介して
再生中のAMチューナ11の出力が中断されるが、AM以外の
ソース12より他のソース、例えばCカセット、CD,DAT等
を選択して供給することができる。
この第2図においても切換手段8を混合手段に置き換
える事ができる。いま、スイッチ9をオンするとAMチュ
ーナ11から交通情報信号が送出され、切換スイッチ13を
介して混合手段たる混合アンプ8に供給され、かつ他の
アンプ5,6,7に供給されるAM以外のソース12の出力も混
合アンプ8に供給されるため、アンプ4には交通情報信
号を含む混合信号が供給される。
上記の場合においても、スイッチ9をオフすればアン
プ4,5,6,7に対して中断しているAM放送を供給すること
が可能である。
更に、第3図及び第4図について説明する。第1図及
び第2図と異なる点は、4系統のスピーカに対して2個
のアンプにより対応した2アンプ構成である。このた
め、交通情報聴取のために専用のアンプが必要となる。
第3図において、交通情報専用チューナ1の出力は専用
アンプ14及び切換スイッチ8を介して運転手近傍のスピ
ーカにて再生することができる。その他のソース2の出
力は2個のアンプ15,16及びフェーダーコントローラ17
を介して4系統のスピーカにて再生される。
以上の構成にて、例えばソースとしてAMを再生中の場
合は、AMソース2の出力はアンプ15,16にて増幅された
のちフェーダーコントローラ17にて音量調整され、4系
統のスピーカにて再生される。ここで、スイッチ9をオ
ンすると交通情報専用チューナ1が動作し、その出力は
専用アンプ14及び切換スイッチ8を介して運転手近傍の
スピーカに供給される。一方、他のスピーカに対しては
再生中のAMソース2の出力が継続して供給される。
また、上記切換手段8を混合手段たる混合アンプに置
き換えた場合は、交通情報専用チューナ1の出力にAMソ
ース2の出力を混合して運転手近傍のスピーカに供給さ
れる。
第4図については、交通情報のソースとして専用チュ
ーナを搭載せずAMチューナ11を共用する場合である。AM
チューナ11の出力は切換スイッチ13を介してアンプ15,1
6または専用アンプ14に供給され、該専用アンプ14の出
力は切換スイッチ8を介して運転手近傍のスピーカにて
再生される。
例えば、ソースとしてAMを再生中の場合は、AMチュー
ナ11の出力は切換スイッチ13、アンプ15,16及びフェー
ダーコントローラ17を介して4系統のスピーカにて再生
される。ここで、スイッチ9をオンするとAMチューナ11
は交通情報チャンネルに切換わり、同時に切換スイッチ
13及び切換スイッチ8も切換わるため、切換スイッチ13
はアンプ15,16への信号の供給を中断し、専用アンプ14
及び切換スイッチ8を介して運転手近傍のスピーカに交
通情報を供給する。
一方、他のスピーカに対しては再生中のAMチューナ11
の出力が中断されるが、AM以外のソース12より他のソー
スを供給できる。
また、切換手段8を混合手段たる混合アンプに置き換
えた場合は、AMチューナ11からの交通情報信号とAM以外
のソース12の出力信号とを混合アンプ8にて混合し、運
転手近傍のスピーカにて再生することができる。
ところで、上記においては、特定ソースの出力として
交通情報を指定したが、特にこれに限定されるものでは
なく、例えばニュースを指定してもよい。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、予め指定された特
定ソースを呼び出すための呼び出し信号を受けた制御手
段から出力信号により、特定ソース及び切換手段を駆動
し、該切換手段により特定ソースの出力を運転手近傍の
スピーカのみに供給し再生するように構成したので、交
通情報等の特定ソースを運転手近傍等の特定スピーカに
対してのみ供給でき、他の乗員に対しては再生中のソー
スを継続して提供できるなど、必要な人にのみ必要なソ
ースを供給できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の車載用音響装置の例で4ア
ンプ構成のブロック図、 第3図及び第4図は本発明の車載用音響装置の例で2ア
ンプ構成のブロック図、 第5図は従来の車載用音響装置の概略図である。 1……交通情報専用チューナ、2……その他のソース、
3……フェーダーコントローラ、4〜7……アンプ、8
……切換スイッチ又は混合アンプ、9……スイッチ、10
……マイコン、11……AMチューナ、12……AM以外のソー
ス、13……切換スイッチ、14……専用アンプ、15〜16…
…アンプ、17……フェーダーコントローラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−171391(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60R 11/02 H04B 1/08 H04R 3/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車室内に装着される音響機器に搭載される
    各種ソースによる音楽その他の情報を、複数個のスピー
    カに出力し再生する車載用音響装置において、予め指定
    された特定ソースを呼び出すための呼び出し信号を送出
    する手段と、該呼び出し信号を受けて前記特定ソース及
    び後述の混合手段を駆動する制御手段と、該制御手段か
    らの出力信号により、前記複数個のスピーカの中から運
    転手近傍のスピーカに対し、他のスピーカと同じソース
    の出力に前記特定ソースの出力を混合させて供給する混
    合手段を設けたことを特徴とする車載用音響装置。
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