JP3275662B2 - 車載用音響装置 - Google Patents

車載用音響装置

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JP3275662B2 JP28124795A JP28124795A JP3275662B2 JP 3275662 B2 JP3275662 B2 JP 3275662B2 JP 28124795 A JP28124795 A JP 28124795A JP 28124795 A JP28124795 A JP 28124795A JP 3275662 B2 JP3275662 B2 JP 3275662B2
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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操作釦を操作した
際に操作認識音を発生する車載用音響装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の車載用音響装置を示してい
る。図3において、1は自動車の車室内のセンターコン
ソールなどに設置される音響機器であり、この音響機器
1は、例えばラジオ受信機とカセットデッキが一体化さ
れた音響機器である。2は車室内の運転席から離れた個
所、例えば座席の下などに設置される他の音響機器の制
御部であり、本実施例では、車載用のコンパクトディス
ク(CD)チェンジャーを制御する制御部である。3は
制御部2にコードで接続された操作入力回路であり、こ
の操作入力回路3にはCDチェンジャーに各種の指示を
行うための複数の操作釦が設けられている。
【0003】図3において、4は音響機器1の動作制御
を行うためのマイクロコンピュータであり、このマイク
ロコンピュータ4はラジオ受信回路、カセットデッキな
どの動作制御を行うとともに、ラジオ受信回路又はカセ
ットデッキが所定の状態にある場合、例えばラジオ受信
回路の選局動作時、又はカセットデッキの早送り(F
F)、早戻し(REW)動作時にミュート回路5にミュ
ート信号を出力する。6はラジオ受信回路で選局された
ラジオ放送の音響信号又はカセットデッキの再生信号が
入力される音声入力回路であり、この音声入力回路6か
ら出力される音声信号は、ミュート回路5を介して音声
増幅回路7に入力され増幅されてスピーカ8に印加され
る。9は操作入力回路3の操作された操作釦を判定し、
その判定結果によりCDチェンジャーに制御信号を出力
するマイクロコンピュータである。このマイクロコンピ
ュータ9は操作入力回路3の操作釦が操作されたと判定
された際に、発振回路10に制御信号を出力し発振回路
10を所定時間動作させる。発振回路10の発振出力信
号は、圧電ブザーなどの電気音響変換器11に印加され
音を発生する。操作者は電気音響変換器11から発生す
る音を聞いて操作釦の操作による動作指令が受け入れら
れたことを認識することができる。12はCDチェンジ
ャーの再生信号が入力される音声回路であり、この音声
回路12の出力信号は、上記音響機器1の音声入力回路
に入力される。
【0004】図4(a)〜(f)は上記従来例の各部の
波形を示している。図4(a)は操作入力回路3の操作
釦が操作された際にマイクロコンピュータ9から出力さ
れる波形、(b)は発振回路2の出力波形、(c)は電
気音響変換器11の出力波形であり、この電気音響変換
器11から出力される発振音を聞くことにより、操作釦
の操作が受入れられたことが認識できる。(d)は音声
回路12の出力波形であり、この出力波形はCDチェン
ジャーからの再生信号であり、この再生信号は音声入力
回路6に入力される。(e)はマイクロコンピュータ4
から出力されるミュート信号、(f)はスピーカ8から
出力される再生音の波形であり、音声入力回路6に入力
された再生信号は、ミュート信号(e)が出力されてい
る期間(T1)遮断される。
【0005】なお、期間(T2)は電気音響変換器11
から認識音が出力されているとともに、スピーカ8から
も再生音が出力されている期間である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の車載用音響装置例においては、期間(T2)では、
スピーカ8から出力される再生音によって、電気音響変
換器11から発生する操作認識音が打ち消されるため、
操作認識音が聞き取りにくいという問題があった。
【0007】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
のであり、操作認識音が聞き取り易い車載用音響装置を
提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、操作入力回路の操作入力時に発振回路を
駆動して操作認識音を発生する操作認識音発生手段及び
上記発振回路の出力と音響信号とを混合するミキシング
回路を具備した第1の音響機器と、上記ミキシング回路
の出力又は他の音響信号を増幅して再生する第2の音響
機器とからなり、上記第2の音響機器を車室内に設置
し、上記第1の音響機器を上記第の音響機器から離れ
た個所に設置し、上記操作認識音を前記操作認識音発生
手段だけでなく上記第2の音響機器からも発生させるこ
とを特徴とするものである。
【0009】以上により、電気音響変換器から発生する
操作認識音が打ち消されることなく、操作認識音が聞き
取り易くなるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、操作入力回路の操作入力時に発振回路を駆動して操
作認識音を発生する操作認識音発生手段と、上記発振回
路の出力と音響信号とを混合するミキシング回路を具備
した第1の音響機器と、上記ミキシング回路の出力又は
他の音響信号を増幅して再生する第2の音響機器とから
なり、上記第2の音響機器を車室内に設置し、上記第1
の音響機器を上記第1の音響機器から離れた個所に設け
たものであり、操作入力回路の操作入力時に駆動される
発振回路の出力と音響信号とをミキシング回路で混合
し、この混合信号を車室内に設置された第2の音響機器
で再生することにより、離れた個所に設置された第1の
音響機器の操作認識音が第2の音響機器から出力される
ため、第1の音響機器の操作認識音が第2の音響機器の
再生音で打ち消されることがなくなるという作用を有す
るものである。
【0011】また、請求項2に記載の発明は、ミキシン
グ回路の出力又は他の音響信号を遮断するミューティン
グ回路を第2の音響機器に設けたものであり、第1の音
響機器の操作認識音が第2の音響機器の再生音で打ち消
されることがなくなるという作用を有するものである。
【0012】以下、本発明の実施の形態について、図
1、図2とともに説明する。図1は、本発明の実施にお
ける車載用音響装置のブロック図である。図1におい
て、図3に示す従来例と同一個所には同一番号を付して
いる。
【0013】図1において、13は制御機器2のミキシ
ング回路であり、このミキシング回路13は発振回路1
0の出力と、音声回路12から出力されるCDチェンジ
ャーの再生信号とが混合される。またミキシング回路1
3の出力信号は、音響機器1の音声入力回路6に入力さ
れるものである。
【0014】図2は上記実施の形態における車載用音響
装置の各部の出力波形を示している。図2(a)は操作
入力回路3の操作釦が操作された際にマイクロコンピュ
ータ9から出力される波形、(b)は発振回路2の出力
波形、(c)は電気音響変換器11の出力波形であり、
この電気音響変換器11から出力される発振音を聞くこ
とにより、操作釦の操作が受入れられたことが認識でき
る。(d)は音声回路12の出力波形であり、この出力
波形はCDチェンジャーからの再生信号であり、この再
生信号は音声入力回路6に入力される。(e)はミキシ
ング回路13の出力波形であり、この波形は発振回路1
0の出力(b)と音声回路12の出力(d)とを混合し
た信号の波形である。(f)はマイクロコンピュータ4
から出力されるミュート信号、(g)は音声増幅回路7
の出力波形である。
【0015】図2における期間(T1)はミュート信号
が出力されミキシング回路13の出力が遮断される期間
であり、この期間(T1)では、電気音響変換器11か
ら操作認識音が発生しているが、スピーカ8からは音が
出力されない。また期間(T2)はミュート信号(f)
が発生していない期間であるため、ミキシング回路13
の出力は音声増幅回路7で増幅されてスピーカ8に印加
されるものである。期間(T2)でスピーカ8より発生
する音は、発振回路10から出力される発振信号に基づ
く操作認識音と、音声回路12から出力されるCDチェ
ンジャーの再生音である。
【0016】このように、上記実施の形態では、期間
(T1)では、電気音響変換器11から発生する操作認
識音のみが発生し、また期間(T2)では、スピーカ8
から再生音と操作認識音が発生するものであり、従来例
のように再生音により操作認識音が打ち消されて聞き取
れないことがなくなるものである。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明は、操作入力回路
の操作入力時に、第1の音響機器にある発振回路を発信
させ電気音響変換器から操作認識音を発生させるととも
に、発振回路の出力と音響信号とをミキシング回路で混
合し、この操作認識音と音響信号との混合信号を車室内
に設置された第2の音響機器で再生することにより、車
室内に設置された第2の音響機器の再生音により操作認
識音が打ち消されることがなくなり、操作認識音を確実
に聞き取ることができるという効果を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における車載用音響装置
のブロック図
【図2】同実施の形態の各部の出力波形を示す波形図
【図3】従来の車載用音響装置のブロック図
【図4】同従来例の各部の出力波形を示す波形図
【符号の説明】
1 音響機器(第2の音響機器) 2 音響機器(第1の音響機器) 3 操作入力回路 5 ミュート回路 6 音声入力回路 7 音声増幅回路 8 スピーカ 10 発振回路 11 電気音響変換器 12 音声回路 13 ミキシング回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03G 1/02 - 3/18 G11B 15/10 B60R 16/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作入力回路の操作入力時に発振回路を
    駆動して操作認識音を発生する操作認識音発生手段及び
    上記発振回路の出力と音響信号とを混合するミキシング
    回路を具備した第1の音響機器と、上記ミキシング回路
    の出力又は他の音響信号を増幅して再生する第2の音響
    機器とからなり、上記第2の音響機器を車室内に設置
    し、上記第1の音響機器を上記第の音響機器から離れ
    た個所に設置し、上記操作認識音を上記操作認識音発生
    手段だけでなく上記第2の音響機器からも発生させるこ
    とを特徴とする車載用音響装置。
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