JP2860281B2 - ビューラ - Google Patents

ビューラ

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JP2860281B2
JP2860281B2 JP1768796A JP1768796A JP2860281B2 JP 2860281 B2 JP2860281 B2 JP 2860281B2 JP 1768796 A JP1768796 A JP 1768796A JP 1768796 A JP1768796 A JP 1768796A JP 2860281 B2 JP2860281 B2 JP 2860281B2
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直士 志々田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、まつ毛をカールす
るためのビューラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ビューラとしては図4に示すよう
なものがあった。このビューラ21は、全体が合成樹脂
製であり、側面視逆L字状の第1レバー部22と、側面
視へ字状の第2レバー部23とが枢支ピン24によって
枢支されて主構成されている。第1レバー部22の先端
には、下方に突出して設けられた第1突部25が設けら
れている。第2レバー部23の先端には、シリコンゴム
等の比較的柔軟な材料からなる第2突部26が着脱自在
に装着されている。
【0003】このビューラ21を用いてまつ毛をカール
するには、通常、第1レバー部22の先端面22aを目
の上方に当接させるなどして、第1レバー部22の位置
を定めておき、第2レバー部23を矢印Aのようにして
回動させる。すると、第1突部25と第2突部26とに
よってまつ毛27が挟み込まれる。このとき、第1突部
25は、柔軟な材料からなる第2突部26に埋まり込む
ような状態で押しつけられるので、挟み込まれたまつ毛
27は、上方にカールされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のビュ
ーラでは、第2突部は柔軟な材料で形成されているた
め、ビューラ21の使用によって磨耗・変形等する。そ
の場合、第2突部の交換が必要となるが、従来、交換用
の予備の第2突部はケース等に入れて保管していた。
【0005】したがって、予備の突部の紛失等のおそれ
があった。本発明は、上記問題点に鑑み、予備の突部の
紛失を防止できるビューラを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
本発明は、次の技術的手段を講じた。すなわち、本発明
は、先端が目周辺部に当接して位置決めされる第1レバ
ー部と、その第1レバー部に対して回動自在に枢支され
た第2レバー部とからなり、前記第1レバー部と前記第
2レバー部との回動操作によりその第1レバー部の先端
と第2レバー部の先端とがまつ毛を挟み込むビューラに
おいて、第1レバー部の先端又は第2レバー部の先端の
いずれか一方には、対向する方向に突出してまつ毛を挟
み込む着脱自在な突部が設けられ、その突部を収納可能
な収納部を第1レバー部及び第2レバー部の少なくとも
いずれか一方に備えていることを特徴と するものであ
る。
【0007】この場合、予備の突部を収納部に収納させ
ておくことが可能となり、予備の突部を別にケース等に
入れて保管する必要がなく、紛失等を防止でき便利であ
る。 また、かかる収納部を、貫通孔からなるものとすれ
ば、その貫通孔に突部を挿入させるだけで容易に収納で
きる。 また、前記第2レバー部の前記第1レバー部に対
する枢支位置は、前記第2レバー部の先端と前記第1レ
バー部の先端とが閉じた状態における、その第2レバー
部の先端の位置と水平又は上方位置であることを特徴と
するものである。
【0008】つまり、従来のビューラにおいて、第1レ
バー部の先端と第2レバー部の先端とが開いた状態から
閉じた状態への回動を行った場合に、第2レバー部先端
の軌跡を水平方向成分によって見ると、まず、前方(眼
球より)への移動がなされ、続いて後方への移動がなさ
れる。前方から後方への移動方向の変化が起こると、そ
の移動方向が変化した点が、最も前方に位置する点であ
り、その点で眼球への最接近が起こっている。
【0009】本発明は、このような第2レバー部先端の
軌跡に着目してなされたもので、第2レバー部の先端の
水平方向成分における移動は前方移動のみとなるよう
に、第2レバー部を第1レバー部に枢支したものであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図1〜図3は本発明に係るビュー
ラ1を示しており、このビューラ1は、側面視逆L字状
の第1レバー部2と、側面視へ字状の第2レバー部3と
が枢支ピン4によって枢支されて主構成されている。
【0011】また、ビューラ1は全体がポリカーボネー
ト等の合成樹脂より形成されており、樹脂製であること
から、金属アレルギーの心配なく使用できる。第1レバ
ー部2は、目の上方に先端面5aが当接されて水平状に
位置する第1挟持部5と、その第1挟持部5の後端から
下方に向けて設けられた第1柄部6とからなる。第1柄
部の下端には、輪状に形成された第1持ち手部7が備わ
り、この第1持ち手部7と後述する第2レバー部3の第
2持ち手部8とに指が挿通され、第1レバー部2と第2
レバー部3の回動操作が行われる。
【0012】また、第1挟持部5の先端には、下方に突
出して形成された第1突部9がそなわっている。第2レ
バー部3は、第2挟持部10と、その後端から斜め下方
に向けて設けられた第2柄部11とからなる。第2柄部
11の下端には、輪状に形成された第2持ち手部8が備
わっている。第2挟持部11の先端には、上端開口状の
受入溝12が設けられ、この受入溝12にシリコンゴム
等の比較的柔軟な材料からなる第2突部13が嵌脱自在
に取り付けられている。
【0013】枢支ピン4による第2レバー部3の第1レ
バー部2への枢支位置は、次のようにされている。すな
わち、第1レバー部2の先端面5aが目の上方に当接さ
れて第1挟持部5が略水平方向を、第1柄部6が略垂直
方向を向いた状態において、枢支ピン4は、第2突部1
3と第1突部9とが閉じたときの第2挟持部10の先端
位置と水平な位置における第1レバー部2上に位置して
いる。
【0014】したがって、枢支ピン4の位置は従来のビ
ューラと比較して上方よりの位置、つまり第1柄部6の
上端付近に設けられている。枢支ピン4の位置を上方よ
りにしたことに対応して、第2レバー部3の第2柄部1
1の先端側11aは上方突出状に形成されており、この
上方突出状の部分に枢支ピン4が設けられている。な
お、図2に示すように、第2挟持部10の後端には係止
部14が設けられており、この係止部14が第1レバー
部2の第1柄部6に係止することにより第2レバー部3
の回動は阻止される。
【0015】このビューラ1を用いてまつ毛15をカー
ルするには、まず、第1レバー部の先端面5aを目の上
方に当接させて、第1レバー部2の位置を定めておく。
なお、先端面5aは、凹状に湾曲されており、目上方等
に当接させた場合に、先端面5a全体がまぶた等に接触
して好適である。そして、第2レバー部3を矢印Bのよ
うにして回動させると、第2挟持部11の先端は図1の
L2で示す軌跡を描いて移動する。
【0016】すると、まつ毛15は、第1突部9と第2
突部13とによって挟み込まれて、上方にカールされ
る。このとき、第2挟持部10の先端10aは、第1挟
持部5の先端5aとで閉じられたときに最も前方に位置
することとなり、従来のビューラの軌跡L1のように回
動中に第2挟持部11の先端10aが眼球に最接近する
ことがない。
【0017】また、枢支ピン4の位置を、第2突部13
と第1突部9とが閉じたときの第2挟持部10の先端1
0aの位置より上方にすれば、第1レバー部2を多少傾
けて使用す場合においても、回動中における第2挟持部
10の先端10aの眼球への最接近を防止でき、操作性
が更に向上する。さらに、第2挟持部10に対して着脱
自在な第2突部13は、第1挟持部5の先端面5a(第
1突部9)と同様に湾曲しており、第1突部9と共にま
ぶたの形状に沿ってまつ毛15を挟み込めるようになっ
ている。
【0018】そして、第2突部13は、第1突部9より
幅広とされており、この第2突部13と第1突部9とで
まつ毛15を挟み込むと、第1突部9が柔軟な第2突部
13に埋まり込むような状態で押しつけらる。したがっ
て、そのような第1突部9と第2突部13とで挟み込ま
れたまつ毛15は上方にカールする。また、第2突部1
3は柔軟な材料で形成されているため、ビューラ1の使
用によって磨耗・変形等する。その場合、第2突部13
の交換が必要となるが、従来、交換用の予備の第2突部
はケース等に入れて保管していた。
【0019】本発明では、図3にも示すように、第1柄
部6と第2柄部11に、それぞれ予備の第2突部13を
収納する収納部16として貫通孔が設けられている。こ
れらの保持部16を設けることにより、ビューラ1自体
が予備の第2突部13を保持可能となり紛失等を防ぐこ
とができる。また、保持部16は、第2突部13が嵌入
されると、第2突部13の弾性変形力によって密着保持
するように形成されているので、第2突部13を保持部
16内に嵌め入れるだけで収納できる。
【0020】さらに、保持部16を貫通孔としたので、
第2突部13を保持部16内に完全に嵌入した場合であ
っても、第2突部13を押し出すことによって容易に取
り外しできる。なお、第1柄部6と第2柄部11に設け
られた保持部16は、意匠的にも違和感がなく、優れた
ものとなっている。
【0021】なお、上記した実施の形態は例示的なもの
であって限定的なものではない。すなわち、例えば、ビ
ューラをABS等の他の材料よりなるものとしても良い
し、収納部を柄部以外の場所に設けたり、その数を増減
させたりしても良い。また、上記実施の形態に係るビュ
ーラはまつ毛の一部をカールする、いわゆる部分ビュー
ラであるが、まつ毛全体をカールするビューラにも適用
可能であることなど適宜設計変更可能である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
予備の突部の紛失等を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るビューラを示す左側面図である。
【図2】同じく右側面図である。
【図3】同じく斜視図である。
【図4】従来のビューラを示す側面図である。
【符号の説明】
1 ビューラ 2 第1レバー部 3 第2レバー部 4 枢支部 5 第1挟持部 5a 第1挟持部の先端 9 第1突部 10 第2挟持部 13 第2突部 15 まつ毛 16 収納部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端が目周辺部に当接して位置決めされ
    る第1レバー部(2)と、その第1レバー部(2)に対
    して回動自在に枢支された第2レバー部(3)とからな
    り、前記第1レバー部(2)と前記第2レバー部(3)
    との回動操作によりその第1レバー部(2)の先端と第
    2レバー部(3)の先端とがまつ毛(15)を挟み込む
    ビューラにおいて、第1レバー部(2)の先端又は第2レバー部(3)の先
    端のいずれか一方には、対向する方向に突出してまつ毛
    を挟み込む着脱自在な突部(13)が設けられ、その突
    部を収納可能な収納部(16)を第1レバー部(2)及
    び第2レバー部(3)の少なくともいずれか一方に備え
    ていることを特徴とするビューラ。
  2. 【請求項2】 前記収納部(16)は、貫通孔からなる
    こと特徴とする請求項1記載のビューラ。
  3. 【請求項3】 前記第2レバー部(3)の前記第1レバ
    ー部(2)に対する枢支位置は、前記第2レバー部
    (3)の先端と前記第1レバー部(2)の先端とが閉じ
    た状態における、その第2レバー部(3)の先端の位置
    と水平又は上方位置であることを特徴とする請求項1又
    は2記載のビューラ。
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