JP2856890B2 - 外部記憶装置のアジマス調整機構 - Google Patents
外部記憶装置のアジマス調整機構Info
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- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
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Description
D」という)等の外部記憶装置のアジマス調整機構に関
するものである。
クを回転駆動すると共に、これに磁気ヘッドに臨ませ
て、情報の記録、消去又は再生を行うようになってい
る。この場合、フロッピィディスクに書き込まれている
情報の記録密度(BPI)が高くなると、アジマス許容値
が小さくなるため、アジマス調整機構が必要となる。
従来技術(特開昭62−154318、特開昭63−161513および
特開平1−251469に開示の基本構造)の一例である。
に挿入されたフロッピィディスクFに対して、情報の記
録、再生等を行う磁気ヘッド53を備えており、この磁気
ヘッド53はキャリッジ54により保持されてフロッピィデ
ィスクFに臨むようになっている。キャリッジ54は、磁
気ヘッド53をフロッピィディスクFの所望のトラック位
置に臨ませるべく、フロッピィディスクFの径方向に進
退動されるようになっており、この進退動はガイドロッ
ド55に案内されて、フレーム52に固定されたステッピン
グモータ56により行われる。すなわち、キャリッジ54の
基部の一方の側部には、ガイドロッド55が挿通される摺
動部材57が固定され、また、他方の側部には、ニードル
58を保持するためのニードルアーム59が固定されてい
る。ニードル58はステッピングモータ56の駆動軸である
リードスクリュー60が螺合して、その正逆回転駆動によ
りニードル58を介してキャリッジ54を進退動させる。
61と手前寄りの第2押え金具62とを介して、取付ねじ63
によりフレーム52に押付け固定されている。第1押え金
具61の部分には、ガイドロッド55を挟んでこの第1押え
金具61の反対側に偏心ピン64が設けられている。偏心ピ
ン64はフレーム52に螺合されており、偏心ピン64の側面
のカム面がガイドロッド55に当接するようになってい
る。第1押え金具61は、ガイドロッド55の端部をフレー
ム52側に押え付けると共に、ガイドロッド55の端部を偏
心ピン64側に付勢している。したがって、偏心ピン64を
回転させるとそのカム面がガイドロッド55に作用し、第
1押え金具61に対してガイドロッド55をその軸に直交す
る方向に微小移動できるようになっている。すなわち、
この微小移動によりキャリッジ54のフロッピィディスク
Fに対する角度を調整可能にして、磁気ヘッド53のアジ
マス角の調整を可能にしている。
度調整により行うようにすると、ガイドロッド55とフレ
ーム52に固定されて位置決めされているリードスクリュ
ー60との平行度が損なわる。すなわち、磁気ヘッド53の
進退方向とリードスクリュー60の軸方向との平行度が損
なわれる。この平行度が損なわれると、リードスクリュ
ーに螺合するニードルの駆動距離と磁気ヘッドとの駆動
距離とが同一とならず、磁気ヘッドのトラック位置がズ
レ、磁気ヘッドの位置決めが狂ってしまう不具合を生ず
る。
め精度を損なうことなく、アジマス調整を可能にする外
部記憶装置のアジマス調整機構を提供することをその目
的とする。
するヘッドが取り付けられたキャリッジと、キャリッジ
をメディアの径方向に進退動させる移動手段と、キャリ
ッジの進退動を案内するガイド手段とを備えた外部記憶
装置のアジマス角を調整するアジマス調整において、キ
ャリッジ、移動手段およびガイド手段が搭載されるサブ
フレームと、サブフレームが磁気ヘッドのヘッドギャッ
プの中心軸上の任意の位置で回動可能に係合されるメイ
ンフレームと、メインフレームに固定され、係合状態の
サブフレームを回動させてアジマス角の調整を可能にす
る調整手段とを備えていることを特徴とする。
レームに対して回動させて、磁気ヘッドの角度を調整す
ることで、メディアに対する磁気ヘッドのアジマス角の
調整が為される。この場合、サブフレームは磁気ヘッド
のヘッドギャップの中心軸上の任意の位置でメインフレ
ーム係合されるので、サブフレームの回動による角度調
整でアジマス角の調整を行うことができる。
ブフレームに搭載されているので、アジマス角の調整の
際でも、キャリッジ、移動手段およびガイド手段の相互
の位置関係が変動することがない。
機構の一実施例が用いられているFDD(外部記憶装置)
について説明する。第1図はカートリッジホルダを取除
いた状態のFDDの部分平面図であり、第2図はFDDの部分
裁断側面図である。
ーム2内に、カートリッジCに収容されたメディアとし
てのフロッピィディスクFがセットされるようになって
おり、このフロッピィディスクFに上下から磁気ヘッド
3,3が臨むようになっている。磁気ヘッド3はキャリッ
ジ4の先端のディスクF側の面に取付けられていて、キ
ャリッジ4の進退動にしたがって、フロッピィディスク
Fの径方向の所望のトラック位置に適宜、臨むようにな
っている。
て設けたガイドロッド(ガイド手段)5に案内されて、
ステッピングモータ(移動手段)6の駆動軸であるリー
ドスクリュー7の回転駆動で行われる。このため、キャ
リッジ4の両側部には、それそれガイドロッド5が挿通
される摺動部材8と、リードスクリュー7に螺合するニ
ードル9を保持するニードルアーム10とが固定されてい
る。
軸線方向が磁気ヘッド3の進退方向、すなわちガイドロ
ッド5の軸線方向と平行になるように設けられており、
その螺旋溝にキャリッジ4のニードル9が螺合するよう
になっている。。ニードル9はリードスクリュー7の回
転運動をキャリッジ4の進退運動に変換するもので、ス
テッピングモータ6の制御回転により磁気ヘッド3がフ
ロッピィディスクFの所望のトラック位置に臨み、フロ
ッピィディスクFに記録、再生および消去等のアクセス
が行われるようになっている。
ステッピングモータ6は、メインフレーム2上に設けら
れたサブフレーム21に取付けられ、メインフレーム2へ
の取付け金具22(後述する)などと共に、磁気ヘッド3
のアジマス調整機構を構成している。
2に着座するように設けられており、磁気ヘッド3のヘ
ッドギャップの中心軸A上に位置した係合突起21aでメ
インフレーム2に係合している。このため、サブフレー
ム21はメインフレーム2に対し回動可能となっており、
サブフレーム21の左右(図面上の「左右」)に配設した
取付け金具22、22でメインフレーム2に不動に固定する
ようになっている。各取付け金具22は、メインフレーム
2にねじ止めされた板ばねで構成されており、それぞれ
サブフレーム21に設けられたブロック23に当接する2つ
の爪片22a,22aを有している。ブロック23は爪片22aとの
当接面が曲面となっていて、これに幾分折り曲げた爪片
22aが当接するようになっている。したがって爪片22a
は、サブフレーム21をメインフレーム2に押圧する機能
と、これを先方へ付勢する機能とを併せ持つようになっ
ている。このため、サブフレーム21は左右の取付け金具
22,22で両側から付勢され、その付勢力の釣り合った位
置で押圧固定された状態となっている。
は皿ねじ24が設けられており、この皿ねじ24と取付け金
具22とにより、アジマス角の調整手段を構成している。
すなわち、この皿ねじ24はその皿のテーパ面24aがサブ
フレーム21の端に当接した状態でメインフレーム2に螺
合している。したがってこの皿ねじ24を回転させるとそ
のテーパ面24aによる水平方向の分力がサブフレーム21
に作用して、サブフレーム21を取付け金具22に抗して左
右方向に微小移動させる。この微小移動により、サブフ
レーム21は係合突起21aを中心として回動され、アジマ
ス角の調整ができるようになっている。
でアジマス調整が可能となる。また、その際、キャリッ
ジ4、ガイドロッド5およびステッピングモータ6がサ
ブフレーム21に取付けられているので、それら構成部品
の相互間、特にガイドロッド5の軸線とリードスクリュ
ー7の軸線との平行度が損なわれることがなく、アジマ
ス調整によって磁気ヘッド3の位置決め状態に狂いを生
ずることがない 次に、第3図および第4図を参照して第2実施例に係
るFDD(外部記憶装置)について説明する。
皿ねじ24に代えて偏心ピン25を用いているところであ
る。すなわち、偏心ピン25はメインフレーム2に螺合し
ており、その頭部側面25aでサブフレームの端に当接し
ている。偏心ピン25の頭部側面25aは偏心した円形状、
すなわちカム面となっており、偏心ピン25の回転による
頭部側面25aのカム作用により、サブフレーム21を取付
け金具22に抗して左右方向に微小移動させる。この微小
移動により、上述の実施例と同様にアジマス角の調整が
できるようになっている。
いて説明したが、これに限定されるものではなく、ハー
ドディスクのドライブ装置やコンパクトディスクのドラ
イブ装置等に応用できることは言うまでもない。
およびガイド手段がサブフレームに搭載され、サブフレ
ームをメインフレームに対して回動させてアジマス角の
調整を行うようにしているので、磁気ヘッドの位置決め
精度に影響を与えることなく、アジマス角の調整を行う
ことができ、アジマス調整に伴う磁気ヘッドの位置決め
の狂いを防止できる。
2図はその部分裁断側面図、第3図は本発明の第2の実
施例に係るFDDの平面図、第4図はその部分裁断側面
図、第5図は従来技術の平面図である。 1……FDD、2……メインフレーム、3……磁気ヘッ
ド、4……キャリッジ、5……ガイドロッド、6……ス
テッピングモータ、21……サブフレーム、21a……係合
突起、24……皿ねじ、25……偏心ピン、F……フロッピ
ィディスク、C……カートリッジ、A……中心軸。
Claims (1)
- 【請求項1】メディアにアクセスするヘッドが取り付け
られたキャリッジと、 当該キャリッジをメディアの径方向に進退動させる移動
手段と、 前記キャリッジの進退動を案内するガイド手段とを備え
た外部記憶装置のアジマス角を調整するアジマス調整機
構において、 前記キャリッジ、前記移動手段および前記ガイド手段が
搭載されるサブフレームと、 当該サブフレームが前記ヘッドのヘッドギャップの中心
軸上の任意の位置で回動可能に係合されるメインフレー
ムと、 当該メインフレームに固定され、係合状態の前記サブフ
レームを回動させてアジマス角の調整を可能にする調整
手段とを備えていることを特徴とする外部記憶装置のア
ジマス調整機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29692890A JP2856890B2 (ja) | 1990-11-01 | 1990-11-01 | 外部記憶装置のアジマス調整機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29692890A JP2856890B2 (ja) | 1990-11-01 | 1990-11-01 | 外部記憶装置のアジマス調整機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04168619A JPH04168619A (ja) | 1992-06-16 |
JP2856890B2 true JP2856890B2 (ja) | 1999-02-10 |
Family
ID=17839990
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29692890A Expired - Lifetime JP2856890B2 (ja) | 1990-11-01 | 1990-11-01 | 外部記憶装置のアジマス調整機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2856890B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2801476B2 (ja) * | 1992-09-18 | 1998-09-21 | 三菱電機株式会社 | フレキシブルディスク駆動装置 |
JP2763238B2 (ja) * | 1992-11-17 | 1998-06-11 | 三菱電機株式会社 | フレキシブルディスクドライブ装置 |
-
1990
- 1990-11-01 JP JP29692890A patent/JP2856890B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04168619A (ja) | 1992-06-16 |
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