JP2854624B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2854624B2
JP2854624B2 JP23609089A JP23609089A JP2854624B2 JP 2854624 B2 JP2854624 B2 JP 2854624B2 JP 23609089 A JP23609089 A JP 23609089A JP 23609089 A JP23609089 A JP 23609089A JP 2854624 B2 JP2854624 B2 JP 2854624B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、特定入賞口を含む複数の入賞口と、受入
れられた打玉が落下する入賞空間とを有する可変入賞球
装置を備え、前記特定入賞口に打玉が入賞したことに基
づいて前記可変入賞球装置を打玉が入賞し難い第2の状
態から打玉が入賞し易い第1の状態に所定期間変化し、
その第1の状態中に受入れられた打玉が再度前記特定入
賞口に入賞したことに基づいて再度所定期間の第1の状
態を繰返すようにした弾球遊技機に関するものである。
[従来の技術] 従来、特定入賞口に打玉が入賞したことに基づいて可
変入賞球装置を打玉が入賞し難い第2の状態から打玉が
入賞し易い第1の状態に所定期間変化し、その第1の状
態中に受入れられた打玉が再度特定入賞口に入賞したこ
とに基づいて再度所定期間の第1の状態を繰返すように
した弾球遊技機が市場に提供されているが、このような
弾球遊技機の中には、可変入賞球装置に入賞した打玉を
特定入賞口に誘導され易くするために、可変入賞球装置
の入賞空間内に打玉を貯留する貯留機構を設けたものが
あった。例えば、特開昭61−244382号公報に記載される
発明に、上記のような貯留機構を備えたものが開示され
ている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記した従来の貯留機構は、貯留され
ている打玉の放出口がほぼ一定であり、このため放出後
の打玉の流下経路がほぼ一定となって、特定入賞口へ誘
導される可能性が高くなるものの打玉の落下状態の変化
という観点から見れば、いま1つもの足らないという問
題があった。
この発明は、上記した問題点に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、貯留機構によって貯留された
打玉を放出する際に、打玉の落下径路を多種多様となる
ようにして打玉の放出時に緊張感を味わうことができる
ようにし、もって遊技の興趣を得ることができる弾球遊
技機を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記した目的を達成するために、この発明に係る弾球
遊技機は、 特定入賞口を含む複数の入賞口と、受入れられた打玉
が落下する入賞空間とを有する可変入賞球装置を備え、
前記特定入賞口に打玉が入賞したことに基づいて前記可
変入賞球装置を打玉が入賞し難い第2の状態から打玉が
入賞し易い第1の状態に所定期間変化し、その第1の状
態中に受入れられた打玉が再度前記特定入賞口に入賞し
たことに基づいて再度所定期間の第1の状態を繰返すよ
うにしたものにおいて、 前記複数の入賞口の上流側の前記入賞空間に設けら
れ、受入れられた打玉を貯留し、且つ放出することがで
きる打玉貯留機構と、 該打玉貯留機構によって貯留されている打玉の貯留位
置を変化させる貯留位置変化機構と、を備えたことを特
徴とするものである。
[作用] 可変入賞球装置が第1の状態となっている間に受入れ
られた打玉は、打玉貯留機構によって貯留される。この
貯留された打玉は、貯留位置変化機構によってその貯留
位置が常に変化されるように移動している。このような
移動している状態で打玉貯留機構の貯留が解除される
と、解除された時点で打玉の位置がいろいろな位置とな
っており、且つその位置から特定入賞口を含む複数の入
賞口に向けて誘導されるので、貯留されていた打玉の流
下径路が多種多様となり、ほぼ一定の流下径路に従って
流下するものに比較して、打玉の放出時に緊張感を味わ
うことができ、遊技の興趣を得ることができる。
[実施例] 以下、図面を参照して、この発明の実施例について説
明する。
まず、第7図及び第8図に基づいて、実施例に係る弾
球遊技機について説明する。第7図及び第8図は、弾球
遊技機の一例としてのパチンコ遊技機を示し、第7図
は、その正面図であり、第8図は、その背面概略図であ
る。第7図において、パチンコ遊技機1の額縁状に形成
された前面枠2の開口には、扉保持枠3が周設され、該
扉保持枠3の一側にガラス板4a,4b(第2A図参照)を収
納するガラス扉枠4及び前面扉枠5が開閉自在に枢着さ
れる。前記前面枠2の裏面には、遊技盤10及び図示しな
い発射レール等を取り付ける遊技盤保持枠22(第8図参
照)が固着される。前記前面扉板5には、打球供給皿6
が取り付けられている。打球供給皿6は、後述する景品
玉払出装置32から排出された景品玉を貯留し、且つ貯溜
されたパチンコ玉を1個宛打球発射レールに誘導するよ
うに構成されている。また、打球供給皿6の上流側下方
の空間内に音声発生装置としてのスピーカ7が収納され
ている。このスピーカ7は、後述する特定遊技状態(以
下、大当り状態という)になったときや、後述する始動
入賞口13a〜13cや特定入賞口84等に入賞玉が発生したと
きに、遊技の雰囲気を盛り上げるための効果音を発生す
るためのものである。
前記前面枠2の下部には、パチンコ玉を遊技盤10の遊
技領域12に打ち出す操作ハンドル8と、余剰の景品玉を
貯溜する余剰玉受皿9とが取り付けられている。また、
上記操作ハンドル8に対応するように前記前面枠2の下
部裏面には、打球発射装置36が固着される。この打球発
射装置36は、第8図に示すように取付基板上に、一定速
度で回転する打球モータ37と、該打球モータ37の回転に
より往復回動して打玉を弾発する打球杆38と、該打球杆
38の下端と係合して図示しない打球供給装置の玉送り片
を動作せしめる玉送り摺動杆39とから構成されている。
前記遊技盤10の表面には、打玉を遊技領域12に導く打
球誘導レール11a、遊技領域12を区画する遊技領域形成
レール11b、図示しない多数の障害釘、各種の入賞球装
置等が設けられている。より詳しく説明すると、遊技盤
10の遊技領域12には、通常の入賞口46,14a,14b、始動入
賞口13a〜13c、チューリップ式入賞口15a,15b、風車
(符合なし)、一対の玉受部材49a,49bを有する可変入
賞球装置40、遊技効果ランプ17a,17b、及びアウト口16
等がそれぞれ配設される。
前記遊技領域12に打ち込まれた打玉が前記通常入賞口
46,14a,14b、及びチューリップ式入賞口15a,15bに入賞
すると、後述する景品玉払出装置32により所定個数(例
えば13個)の景品玉が払出されるようになっている。こ
れら通常入賞口のうち入賞口46は、可変入賞球装置40に
設けられている。また、前記始動入賞口13a〜13cに打玉
が入賞すると、同様に景品玉払出装置32から所定個数の
景品玉が払出されるとともに、始動入賞口13a〜13cに関
連して設けられた後述する始動入賞玉検出器21a〜21cの
検出出力に応答して前記可変入賞球装置40の玉受部材49
a,49bを相対的に短い時間間隔で開閉動作させるように
なっている。すなわち、中央始動入賞口13aに打玉が入
賞することによって、玉受部材49a,49bが2回開閉動作
を行い、左右の始動入賞口13b〜13cに打玉が入賞するこ
とによって、玉受部材49a,49bが1回開閉動作を行う。
そして、この開閉動作中に玉受部材49a,49bによって導
かれた入賞玉が可変入賞球装置40内に設けられた後述す
る特定入賞口84に入賞したときには、いわゆる大当り状
態となり、玉受部材49a,49bの相対的に短い時間間隔の
開閉動作を18回行うか、あるいは18回の開閉動作中に可
変入賞球装置40内に受入れられた入賞玉が10個検出され
るまで開閉動作を行い(以下、開閉サイクルという)、
更に、18回の開閉動作中に可変入賞球装置40の下部に形
成された複数の入賞口のうち特定入賞口84に入賞玉が入
賞すると、上記した開閉サイクルを繰返すことができる
ようになっている。ただし、特定入賞口84へ打玉が入賞
する毎に、開閉サイクルを直ちに停止し、次の開閉サイ
クルを繰返す。また、この開閉サイクルの繰り返しは、
入賞玉が特定入賞口84に入賞することを条件として、最
高8回に限定されている。
また、大当り状態になると、前記遊技効果ランプ17a,
17b及び前記前面枠2の上部に設けられた枠ランプ18a〜
18cが点滅してその旨を遊技者に報知するようになって
いる。なお、可変入賞球装置40については、後に詳細に
説明する。
上記に説明した各種の入賞口に入らなかった打玉は、
遊技領域形成レール11bの最下部に設けられたアウト口1
6に取り込まれる。
次に、第8図に基づいてパチンコ遊技機1の背面につ
いて説明する。第8図において、前記遊技盤10は、複数
の遊技盤取付具23によって遊技盤保持枠22に着脱自在に
固定されている。この遊技盤10の裏面には、前記の各入
賞口の裏面を覆うように入賞玉集合カバー体19が取り付
けられている。この入賞玉集合カバー体19には、前記各
入賞口に入賞した玉を左右に振り分ける誘導通路が形成
されている。入賞玉集合カバー体19の下方には、前記始
動入賞口13a〜13cに対応する始動入賞玉検出器21a〜21c
が設けられ、この始動入賞玉検出器21a〜21cが前記可変
入賞球装置40の玉受部材49a,49bの開閉動作を開始する
信号を検出して後述する制御回路に送るものである。ま
た、入賞玉集合カバー体19の裏面には、遊技盤10に設け
られる前記した各種の電気的機器からの配線が一旦接続
される中継端子板20が取り付けられている。
一方、遊技盤10の裏面全体を覆うように機構板24が開
閉自在に設けられている。この機構板24には、第8図に
おいて、二点鎖線で示すように、その前面側に入賞玉を
処理するための入賞玉処理機構が形成され、その後面側
に景品玉を払出すための景品玉払出機構が形成されてい
る。入賞玉処理機構は、前記入賞玉集合カバー体19に誘
導されて左右に落下した入賞玉や前記可変入賞球装置40
内に入賞した入賞玉を受けて、一側に集合せしめる入賞
玉集合樋25と、該集合樋25によって集められた入賞玉を
1個づつ処理する入賞玉処理器26と、該入賞玉処理器26
から排出される入賞玉を受けて、図示しない自動杆を作
動させて後述する景品玉払出装置32を作動させるための
入賞玉払出通路27等から成る。また、機構板24の前面側
には、前記アウト口16から排出されるアウト玉を誘導す
るアウト玉払出通路28も形成されている。
一方、景品玉払出機構は、図示しない補給機構から補
給される景品玉を貯溜する景品玉タンク29と、該景品玉
タンク29に貯溜されている景品玉を二列に整列させて流
下させる整列樋30と、該整列樋30からの景品玉の流下方
向を180度変化させるとともにその玉圧を弱める屈曲樋3
1と、該屈曲樋31からの景品玉を所定個数(13個)受け
入れて、1つの入賞玉に対応してその所定個数の景品玉
を払出す景品玉払出装置32と、該景品玉払出装置32から
払出された景品玉を図示しない景品玉排出通路を介して
前記打球供給皿6に払出すための連通口33と、前記前面
枠2の裏面に固定される接続樋34を介して前記余剰玉受
皿9に払い出すための図示しない余剰玉通路とから成
る。
また、機構板24の裏面には、制御回路基板を収納する
制御基板ボックス35が着脱自在に取り付けられ、この制
御回路基板には、前記可変入賞球装置40等の動作を制御
する制御回路が構成されている。
次に、特定入賞口84を含む複数の入賞口84、85a,85b
が形成され、且つ実施例の要部を構成する打玉貯留装置
54を内蔵する可変入賞球装置40の構成について、第1A図
ないし第4図を参照して説明する。
可変入賞球装置40は、前記遊技盤10に取り付けられる
取付基板41を有し、その取付基板41の中央には、長方形
状の窓開口42が形成され、該窓開口42の奥側に入賞空間
43が形成されている。窓開口42の上部には、入賞規制部
44が突設され、該入賞規制部44の前面に上部装飾板45が
固着され、この入賞規制部44の上部であって、上部装飾
板45の後面に前記通常入賞口46が形成されている。ま
た、入賞規制部44の内側後面には、前記した開閉サイク
ルの継続回数(8回)を報知する継続回数表示器47と、
玉受部材49a,49bの開放状態において受入れられた入賞
玉であって、後述する入賞玉検出器53によって検出され
た入賞玉数を表示する入賞個数表示器48とが前面に臨む
ようにそれぞれ配置されている。
前記窓開口42のほぼ中央左右には、一対の玉受部材49
a,49bが開閉自在に軸支されている。この玉受部材49a,4
9bは、第2A図に示すように、可変入賞球装置40の後方に
配置される一対のソレノイド77a,77bによって開閉駆動
されるようになっている。この場合、玉受部材49a,49b
の図示しない回転軸とソレノイド77a,77bのプランジャ7
8a,78b(ただし78bは、図示しない)に連結される作動
部材79a,79b(第8図参照)とを係合させることにより
開閉動作が行われるようになっている。
ところで、玉受部材49a,49bで受入れられた打玉は、
前記入賞空間43に横臥される水平誘導板50によって後方
に誘導され、該水平誘導板50と、その後端左右に設けら
れる傾斜誘導板51と、傾斜誘導板51の後端に直立して設
けられる垂直壁52とによってほぼ中央の一ケ所に集合せ
しめられ、その集合せしめられた箇所に形成される落下
口に入賞玉検出器53が臨んでいる。この入賞玉検出器53
は、大当り状態における可変入賞球装置40の前記開閉サ
イクル中に玉受部材49a,49bで受入れられた打玉を検出
するもので、その検出出力が計数されて前記入賞個数表
示器48に表示されるものである。
また、入賞玉検出器53の下方の入賞空間43には、この
実施例の要部を構成する打玉貯留装置54が設けられてい
る。この打玉貯留装置54は、入賞空間43の後面を構成す
る後面壁67及び両側面壁に支持されるガイド筒55と、該
ガイド筒55の下方に位置し、上下摺動自在に設けられる
回転板57とから構成されるものである。
前記ガイド筒55は、パチンコ玉の半径よりもやや大き
い巾を有した筒状に形成され、その中央に円形の開口部
56が開設されている。そして、前記入賞玉検出器53を通
過して落下した打玉は、この開口部56内に向けて落下さ
れる。また、開口部56の下方には、その開口部56の直径
よりもやや小さい直径を有する回転板57が配置される。
この回転板57は、上記したように上下方向に摺動するよ
うになっており、上方に移動したときには、第1A図及び
第2図に示すように開口部56を閉塞して前記入賞玉検出
器53を通過して落下した打玉を貯留し、下方に移動した
ときには、第1B図及び第3図に示すように開口部56との
間にパチンコ玉が通過し得るような間隔を形成し、ガイ
ド筒55内で打玉が貯留されないようにしている。ところ
で、この回転板57は、その中心に設けられる支軸58を後
述する上下摺動板66に水平方向に突設される支持部材61
の軸受部62に回転自在に軸支されている。そして、回転
板57の上面は、傘状の傾斜面59となるように構成され、
その外周下端には、ギヤ部60が周設されている。前記支
持部材61の先端には、前記軸受部62が形成されている
が、その後端には、移動用モータ64の出力軸65に固着さ
れる駆動ギヤ63が内蔵されており、この駆動ギヤ63と前
記回転板57のギヤ部60とが噛合するようになっている。
移動用モータ64は、上下摺動板66の後面に取着されてい
る。しかして、移動用モータ64が駆動されると、駆動ギ
ヤ63とギヤ部60との係合により回転板57が回転し、回転
板57の傾斜面59に載置されている打玉が移動することに
なる。また、移動用モータ64は、回転板57が上昇した時
点から上昇した位置から下降した位置に到達した直後ま
で駆動されるように設定されており、このため、打玉が
回転板57とガイド筒55とによって貯留されている間中移
動していることになる。したがって、回転板57は、打玉
を貯留する機能とその貯留位置を変化させる機能とを併
設していることになる。
回転板57が支持される上下摺動板66は、前記入賞空間
43の後面を構成する後面壁67の裏面に沿って上下方向に
摺動自在に設けられるが、この機構について説明する
と、前記後面壁67の上部裏面には、ガイド突起68が突設
され、該ガイド突起68に上下摺動板66の上部に形成され
た縦長な長穴69を貫挿させて、その摺動動作を案内させ
ている。また、長穴69の下方には、二又状の係合部70が
後方に向って突設され、該係合部70に後述する回転カム
74に突設された係合ピン75が遊嵌されるようになってい
る。回転カム74は、貯留用モータ72の出力軸73に固着さ
れるものであるが、その貯留用モータ72は、前記後面壁
67の裏面から突設される取付板71の裏面に取着されるも
のである。また、回転カム74の係合ピン75は、第2B図に
示されるように回転カム74の外周部に突設されているた
め、回転カム74が回転すると係合ピン75は、上下左右に
移動するものであるが、前記係合部70との係合において
左右方向の移動を吸収するようになっているので、係合
ピン75の動作のうち上下方向の動作だけが係合部70を介
して上下摺動板66に伝達される。また、回転カム74の外
周であって係合ピン75と出力軸73とを結ぶ直線上には、
凹部が対称的に2箇所形成され、回転カム74の外周に当
接するモータ位置検出器76のアクチュエータの動作を介
してモータ位置検出器76をONからOFF又はOFFからONに変
化させるようになっている。しかして、この変化は、回
転カム74が半回転する毎に生じ、しかも係合ピン75が最
も上昇した位置と最も下降した位置で生ずるようになっ
ている。つまり、上下摺動板66の上昇点と下降点を検出
することにより回転板57の上昇した位置での停止、及び
下降した位置での停止を制御することができるようにな
っている。
以上のような構成からなる打玉貯留装置54は、大当り
状態における開閉サイクルの開始と同時に貯留用モータ
72が回転を開始して回転板57を上昇させ、その上昇した
位置で貯留用モータ72の回転が停止される。また、回転
板57が上昇した時点で次に移動用モータ64が回転を開始
するようになっている。このような状態で玉受部材49a,
49bに受入れられた打玉は、入賞玉検出器53によって検
出された後、回転板57上に落下して傾斜面59により回転
板57の外周に誘導されるが、回転板57の外周がガイド筒
55によって囲まれているため、回転板57とガイド筒55と
によって貯留される。そして、この貯留された状態にお
いては、回転板57が回転しているため、貯留された打玉
の位置がガイド筒55に沿って常に変化している。このよ
うな打玉の貯留及び移動は、回転板57が上昇した位置で
停止している間継続するが、開閉サイクルにおける所定
の条件が成立すると、具体的には、この実施例において
は、8個の入賞玉が入賞玉検出器53によって検出される
か、あるいは玉受部材49a,49bが10回開閉動作を行うか
のいずれかの条件が成立したときに、再度貯留用モータ
72が回転を開始して回転板57を下降させる。回転板57が
下降して下降点に到達すると、ガイド筒55と回転板57と
の間に間隙が生じ、その間隙から貯留された打玉が入賞
空間43に放出されるが、このとき、貯留された打玉は、
最初に落下して貯留されていた位置とは変化しており、
しかも第4図に示すように後方の一部を除くいずれの位
置からでも放出されるので、打玉の放出径路が多種多用
となって入賞空間43を下方に向けて落下する。なお、回
転板57が下降点に到達した際には、移動用モータ64の駆
動が停止される。
以上のようにして打玉貯留装置54から放出された打玉
は、入賞空間43の下方を構成する玉転動板80上に落下し
て前方に流下する。玉転動板80の前方には、取付基板41
の前方に突設された入賞玉受枠81を一対の仕切部材83で
区画された3つの入賞口、すなわち中央の特定入賞口84
と左右の通常入賞口85a,85bが配置されている。特定入
賞口84には、打玉の通過を検出する特定入賞玉検出器86
が内蔵され、この特定入賞玉検出器86の作動によって大
当り状態の発生と、大当り状態における開閉サイクルの
繰返しを判定するようになっている。なお、入賞玉受枠
81の前方には、下部装飾板82が取着されている。
以上のように構成された可変入賞球装置40を含むパチ
ンコ遊技機1の制御動作について第5図及び第6図を参
照して説明する。
まず、パチンコ遊技機1の制御について第5図に基づ
いて説明する。第5図は、前記制御基板ボックス35に収
納される制御基板に形成される制御回路を示すブロック
図である。図において、制御回路は制御中枢としてのマ
イクロコンピュータ90を含む。マイクロコンピュータ90
は、たとえば、数チップのLSIで構成されており、その
中には制御動作を所定の手順で実行することのできるMP
U91と、MPU91の動作プログラムデータを格納するROM92
と、必要なデータの書込みおよび読出しができるRAM93
とを含む。更に、マイクロコンピュータ90は、入力信号
を受けてMPU91に入力データを与え、且つMPU91からの出
力データを受けて外部に出力する入出力回路94とを含ん
でいる。そしてMPU91はROM92内に格納されたプログラム
データに従って、かつ以下に述べる各制御信号の入力に
応答して、可変入賞球装置40等に対して制御信号を与え
る。
マイクロコンピュータ90には、入力信号として、次の
ような信号が与えられる。まず、始動入賞口13a〜13cの
それぞれに対応して設けられた始動入賞玉検出器21a〜2
1cの検出信号は、検出回路95に与えられ、マイクロコン
ピュータ90に始動入賞玉検出信号として与えられる。入
賞玉検出器53で検出された検出信号は、検出回路96に与
えられ、入賞玉計数信号としてマイクロコンピュータ90
に与えられる。また、特定入賞玉検出器86で検出された
検出信号は、検出回路97に与えられ、大当り状態判定信
号又は繰返し信号としてマイクロコンピュータ90に与え
られる。更に、モータ位置検出器76で検出された検出信
号は、検出回路98に与えられ、貯留用モータ72の回転停
止信号としてマイクロコンピュータ90に与えられる。
また、マイクロコンピュータ90は以下の回路及び装置
に制御信号を与える。まず、駆動回路99を介して移動用
モータ64(以下、駆動モータAという)及び貯留用モー
タ72(以下、駆動モータBという)に駆動信号を与え
る。駆動回路100を介して可変入賞球装置40の玉受部材4
9a,49bを開閉するソレノイド77a,77bに駆動信号を与え
る。制御回路101を介して継続回数表示器47、及び入賞
個数表示器48を点灯させるための制御信号を与える。制
御回路102を介して、大当り状態に対応して設けられる
遊技効果ランプ17a,17b、及び枠ランプ18a〜18cをそれ
ぞれ点灯もしくは点滅させるための制御信号を与える。
制御回路103を介して、効果音を発生するスピーカ7に
制御信号を与える。なお、上記構成の各回路には、図示
しない電源回路から所定の直流電圧が供給される。
次に上記した制御回路の動作について第6図のフロー
図を参照して説明する。なお、このフロー図は、大当り
となった以後の特に打玉貯留装置54の動作を示したもの
であり、他の動作は、省略した。しかして、大当りとな
る前の打玉貯留装置54の状態は、第1B図に示すように回
転板57が下降した位置となっており、この状態は、始動
入賞口13a〜13cに入賞して玉受部材49a,49bが1回又は
2回の開閉動作を行っている状態でも変らない。したが
って、始動入賞による玉受部材49a,49bの開閉動作によ
り受入れられた打玉は、入賞玉検出器53を通過して回転
板57上に落下し、そのまま回転板57とガイド筒55との間
から玉転動板80に落下して特定入賞口84及び通常入賞口
85a,85bのいずれかに誘導される。つまり、打玉貯留装
置54は、始動入賞時には、打玉を貯留しない。
ところで、第6図において、始動入賞により受入れら
れた打玉が特定入賞口84に入賞して特定入賞玉検出器86
をONさせると、大当り状態となるが、この大当り状態に
基づく玉受部材49a,49bの18回の開閉処理が開始された
か否かが判別され(ステップS1)、開始されたと判別さ
れたときには、打玉貯留装置54を貯留位置まで駆動すべ
く駆動モータBが駆動される(ステップS2)。その後、
回転板57を回転すべく駆動モータAがONされる(ステッ
プS3)。駆動モータAがONされると、打玉貯留装置54に
貯留されている打玉がその貯留位置を常に変化するよう
に移動する。
このような状態は、入賞玉検出器53の検出信号数をカ
ウントする入賞玉カウンタ(以下、INCTという)の値が
「8」になるか、あるいは玉受部材49a,49bの開閉回数
が「10」回に到達するまで継続される(ステップS4、S
5)。しかして、INCTの値が「8」になったとき、又は
玉受部材49a,49bの開閉回数が「10」回に到達すると、
打玉貯留装置54を貯留解除位置まで駆動すべく駆動モー
タBを駆動し(ステップS6)、その後、駆動モータAを
OFFとして回転板57の回転を停止させる(ステップS
7)。しかして、回転板57が下降して貯留されていた打
玉を放出する際には、貯留されている間その位置が変化
していたため、その放出径路が多種多用となっており、
放出後の打玉が特定入賞口84に向って玉転動板80を流下
するとは限らないし、また、特定入賞口84に向って流下
するかも知れず、遊技者にとって打玉の放出時に緊張感
を味わうことができ、もって遊技の興趣を得ることがで
きる。
なお、上記した実施例(以下、第1実施例という)に
おいては、打玉貯留装置54の構造として回転板57を移動
させるようにしたが、ガイド筒55を上昇、あるいは下降
するように構成しても良いし、また、回転板57に打玉の
貯留を可能とする溝状の玉載置部を設けて、その溝に沿
って移動できるようにしてもよい。また、駆動モータA
を一方向にのみ駆動するのではなく、所定のタイミング
で逆方向に駆動したり、ランダムなタイミングで正逆回
転を繰返すようにしてもよい。また、駆動モータAを常
に駆動させておき、始動開閉時に打玉の貯留を行わない
が、落下した打玉に多少の変化を与えるようにしてもよ
く、また、始動開閉時でも打玉を貯留するようにしても
よい。更に、打玉貯留装置54に玉受部材49a,49bで受入
れられたすべての打玉を貯留するのではなく、一部の打
玉を貯留するようにしてもよい。
また、打玉貯留装置を他の構成で貯留できるようにし
てもよい。例えば、第9A図及び第9B図に示す可変入賞球
装置110(以下、第2実施例という)に設けられる打玉
貯留装置であってもよい。ここで、可変入賞球装置110
の構成について第9A図及び第9B図を参照して簡単に説明
する。可変入賞球装置110は、第1実施例と同様に一対
の玉受部材111a,111bが開閉自在に軸支され、その玉受
部材111a,111bによって受入れられた打玉は、入賞空間1
12の上部に横臥された上部玉転動板113を転動して後方
に誘導される。後方に誘導された打玉は、上部玉転動板
113の後端に形成された落下口114から下方に向けて落下
し、入賞空間112の底面を構成する下部玉転動板115上に
落下する。この下部玉転動板115は、前方に向って下り
傾斜し、その前方に第1実施例と同様に特定入賞口127
と通常入賞口128a,128bとが設けられている。
ところで、下部玉転動板115には、流下する打玉を停
止貯留したり、あるいは放出する打玉貯留装置が構成さ
れている。打玉貯留装置は、下部玉転動板115に「V」
字状に穿設された複数の打玉貯留穴116a〜116eと、各打
玉貯留穴116a〜116eに対応して設けられる押上板117a〜
117eと、該押上板117a〜117eを駆動するソレノイド123a
〜123eとから構成されている。さらに詳細に説明する
と、打玉貯留穴116a〜116eは、下部玉転動板115を流下
する打玉の下部が嵌入する程度の大きさに選ばれるとと
もに、その頂点に位置する打玉貯留穴116cは、前記特定
入賞口127の直前に位置し、且つその上流側に打玉の流
下を阻止して左右に振分ける障害突起115aが設けられて
いる。また、打玉貯留穴116a〜116eの下方に押上板117a
〜117eの先端に突設された突部119a〜119eが臨むように
なっている。押上板117a〜117eは、その後端寄りを共通
の支軸118で揺動自在に支持され、その支軸118の前方で
あって前記下部玉転動板115の裏面から垂下される支持
部材120a〜120e(ただし、120cのみを示す;以下同じ)
との間に付勢スプリング121a〜121eが差し渡され、押上
板117a〜117eの先端である前記突部119a〜119eが常に打
玉貯留穴116a〜116eから下部玉転動板115の表面に突出
した状態としている。また、押上板117a〜117eの後端の
後端当接部122a〜122eには、ソレノイド123a〜123eが励
磁されたときにソレノイド123a〜123eのプランジャ124a
〜124eの上端に固着された作動板125a〜125eが当接する
ようになっている。なお、プランジャ124a〜124eの下方
には、常にプランジャ124a〜124eを下方に付勢する復帰
スプリング126a〜126eが周設され、ソレノイド123a〜12
3eが非励磁状態のとき前記作動板125a〜125eと後端当接
部122a〜122eとが当接しないようにしている。
上記のように構成される打玉貯留装置の作用について
説明すると、大当り状態となる前においては、ソレノイ
ド123a〜123eが非励磁状態となっているため、押上板11
7a〜117eの突部119a〜119eが下部玉転動板115の表面か
ら突出した状態となっている。このため、下部玉転動板
115上を流下する打玉は、突部119a〜119e及び障害突起1
15aに衝突しながら特定入賞口127や通常入賞口128a,128
bに誘導される。このようにして誘導された打玉が特定
入賞口127に入賞すると大当り状態となるが、その大当
り状態においては、打玉貯留装置は、以下のように作用
する。
まず、中央のソレノイド123cを除くソレノイド123a〜
123eは、ランダムに励磁・非励磁を繰返すように制御さ
れる。また、中央のソレノイド123cは、常に励磁された
状態を維持する。しかして、ソレノイド123a〜123eがON
・OFFを繰返すことにより突部119a〜119eが打玉貯留穴1
16a〜116eから出没動作を繰返すことになるため、突部1
19a〜119eが退避した状態では、下部玉転動板115を流下
する打玉が打玉貯留穴116a〜116eに嵌入して貯留され、
突部119a〜119eが突出した状態では、貯留された打玉が
打玉貯留穴116a〜116eから放出されることになる。そし
て、この第2実施例では、打玉貯留穴116a〜116eが
「V」字状に形成されているため、例えば、第9A図に示
すように打玉貯留穴116aに貯留された打玉が放出された
ときには、その下流側に位置する打玉貯留穴116bに向っ
て放出されたり、あるいは直接通常入賞口128aに向けて
放出されたりする。打玉貯留穴116bに向けて放出された
場合において、打玉貯留穴116bがタイミングよく貯留可
能であれば、放出された打玉は、再度打玉貯留穴116bに
貯留される。すなわち、打玉の貯留位置が変化する。更
に、打玉貯留穴116bに貯留された打玉が放出されたとき
には、その下流側に位置する打玉貯留穴116cに向けて放
出されたり、あるいは直接通常入賞口128aに向けて放出
される。打玉貯留穴116cに向けて放出された場合には、
前記したように打玉貯留穴116cは、常に貯留可能な状態
に維持されているため、放出された打玉が打玉貯留穴11
6cに貯留される。
このように、第2実施例においては、下部玉転動板11
5を流下する打玉が次々と貯留位置を変化させたり、あ
るいは直接複数の入賞口(特に通常入賞口128a,128bに
向けて)に誘導されたりするが、所定の条件が成立(第
1実施例と同様に8個の入賞又は10回の開閉動作)する
と、すべてのソレノイド123a〜123eが非励磁状態とな
る。この場合、中央のソレノイド123cも非励磁状態とな
るので、打玉貯留穴116cに打玉が貯留されている場合に
は、それが放出されて特定入賞口127に誘導される可能
性が高くなり、開閉サイクルを繰返すことができる。な
お、下部玉転動板115上を落下する打玉で常に貯留可能
な中央の打玉貯留穴116cに向けて流下する打玉は、障害
突起115aによって左右に振分けられる場合が多く、この
ため打玉貯留穴116cに貯留される打玉は、順次貯留位置
を変化させてきた打玉である場合が多い。
以上、第2実施例に係る打玉貯留装置について説明し
てきたが、この第2実施例においても、下部玉転動板11
5を流下する打玉が貯留位置を変化されながら放出され
たりする動作を行うが、その放出径路が多種多用となっ
ており、放出後の打玉が特定入賞口127に向って下部玉
転動板115を流下するとは限らないし、また、特定入賞
口127に向って流下するかも知れず、競技者にとって打
玉の放出時に緊張感を味わうことができ、もって遊技の
興趣を得ることができる。
なお、打玉貯留装置として前記した第1実施例及び第
2実施例と異なる構成であってもよい。例えば、磁石
(電磁石を含む)によって打玉の流下状態を停止貯留
し、その停止貯留中に貯留位置を変化させるようにして
もよい。例えば、電磁石を用い、その電磁石の通電を任
意の位置で遮断することにより打玉を放出するようにし
てもよい。また貯留位置の変化も打玉の位置が実質的に
変化するように構成されるものであればどのような構成
であってもよく、その移動態様も前後方向、上下方向、
左右方向いずれであってもよい。また、打玉貯留装置が
設けられる可変入賞球装置の構造においても、玉受部材
が開閉する形式のものやスライドする形式のものであっ
てもよいし、玉受部材が閉成している状態で打玉が入賞
可能としたものでもよいし、あるいは、入賞玉検出器を
特定入賞玉検出器よりも下流側に設けたものでもよい。
また、弾球遊技機としても、封入玉を使用して遊技す
る、いわゆるカード式弾球遊技機であってもよい。
[発明の効果] 以上、説明したところから明らかなように、この発明
に係る弾球遊技機は、受入れられた打玉を貯留し、且つ
放出することができる打玉貯留機構と、該打玉貯留機構
によって貯留されている打玉の貯留位置を変化させる貯
留位置変化機構と、を備えて構成されるので、打玉貯留
機構の貯留が解除されると、解除された時点で打玉の位
置がいろいろな位置となっており、且つその位置から特
定入賞口を含む複数の入賞口に向けて誘導されるので、
貯留されていた打玉の流下径路が多種多様となり、ほぼ
一定の流下径路に従って流下するものに比較して、打玉
の放出時に緊張感を味わうことができ、遊技の興趣を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1A図ないし第8図は、第1実施例を示し、第1A図は、
実施例に係る可変入賞球装置の正面図、第1B図は、同じ
く可変入賞球装置の部分正面図、第2A図及び第3図は、
可変入賞球装置の全体の縦断面図、第2B図は、可変入賞
球装置内に設けられる打玉貯留装置を駆動させる駆動モ
ータの制御を示す図解図、第4図は、打玉貯留装置の横
断面図、第5図は、遊技動作を制御する制御回路のブロ
ック図、第6図は、主として打玉貯留装置の動作を示す
フロー図、第7図は、弾球遊技機の一例としてのパチン
コ遊技機の正面図、第8図は、パチンコ遊技機の背面概
略図である。 第9A図及び第9B図は、第2実施例を示し、第9A図は、第
2実施例に係る可変入賞球装置に設けられる打玉貯留装
置を示す横断面図、第9B図は、打玉貯留装置を示す縦部
分断面図である。 1……パチンコ遊技機(弾球遊技機) 40……可変入賞球装置、43…入賞空間 54……打玉貯留装置(打玉貯留機構) 57……回転板(貯留位置変化機構の一部) 84……特定入賞口 85a,85b……通常入賞口 110……可変入賞球装置 112……入賞空間 116a〜116e……打玉貯留穴(打玉貯留機構) 117a〜117e……押上板(貯留位置変化機構の一部) 127……特定入賞口 128a,128b……通常入賞口

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】特定入賞口を含む複数の入賞口と、受入れ
    られた打玉が落下する入賞空間とを有する可変入賞球装
    置を備え、前記特定入賞口に打玉が入賞したことに基づ
    いて前記可変入賞球装置を打玉が入賞し難い第2の状態
    から打玉が入賞し易い第1の状態に所定期間変化し、そ
    の第1の状態中に受入れられた打玉が再度前記特定入賞
    口に入賞したことに基づいて再度所定期間の第1の状態
    を繰返すようにした弾球遊技機において、 前記複数の入賞口の上流側の前記入賞空間に設けられ、
    受入れられた打玉を貯留し、且つ放出することができる
    打玉貯留機構と、 該打玉貯留機構によって貯留されている打玉の貯留位置
    を変化させる貯留位置変化機構と、を備えたことを特徴
    とする弾球遊技機。
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