JP2853601B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

Info

Publication number
JP2853601B2
JP2853601B2 JP7070270A JP7027095A JP2853601B2 JP 2853601 B2 JP2853601 B2 JP 2853601B2 JP 7070270 A JP7070270 A JP 7070270A JP 7027095 A JP7027095 A JP 7027095A JP 2853601 B2 JP2853601 B2 JP 2853601B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
address
buffer memory
frame buffer
data
image processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP7070270A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08272927A (ja
Inventor
洋一 三田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP7070270A priority Critical patent/JP2853601B2/ja
Publication of JPH08272927A publication Critical patent/JPH08272927A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2853601B2 publication Critical patent/JP2853601B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像処理装置に関し、特
にフレームバッファメモリに格納されている画像(ディ
スティネーションデータ)と新たな画像(ソースデー
タ)との論理演算を行いながら現在表示されている画面
上に新たな図形を描画する手法の高速化に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像処理装置においては、フレー
ムバッファメモリに格納されている画像(ディスティネ
ーションデータ)と新たな画像(ソースデータ)との論
理演算を行いながら現在表示されている画面上に新たな
図形を描画する際に、フレームバッファメモリに格納さ
れている画像の読出しと、フレームバッファメモリに格
納されている画像と新たな画像との論理演算と、その演
算結果のフレームバッファメモリへの書込みとを1画素
毎に行っている。
【0003】すなわち、図4に示すように、フレームバ
ッファメモリへのRAS(ローアドレスストローブ)を
有効にしてから、表示装置の三原色であるR,G,B各
々のCAS(カラムアドレスストローブ)(R),CA
S(G),CAS(B)を有効とすることで、フレーム
バッファメモリからの読出しとフレームバッファメモリ
への書込みとを1画素毎に行っている。
【0004】この場合、フレームバッファメモリへのR
ASを有効にしてから、CAS(R)とOE(アウトプ
ットイネーブル)とを有効にしてR(赤)プレーンの画
像(rr1)をフレームバッファメモリから読出す。そ
の後に、CAS(R)とWE(ライトイネーブル)とを
有効にしてRプレーンの画像(rw1)をフレームバッ
ファメモリに書込む。
【0005】続いて、CAS(G)とOEとを有効にし
てG(緑)プレーンの画像(gr1)をフレームバッフ
ァメモリから読出す。その後に、CAS(G)とWEと
を有効にしてGプレーンの画像(gw1)をフレームバ
ッファメモリに書込む。
【0006】さらに、CAS(B)とOEとを有効にし
てB(青)プレーンの画像(br1)をフレームバッフ
ァメモリから読出す。その後に、CAS(B)とWEと
を有効にしてBプレーンの画像(bw1)をフレームバ
ッファメモリに書込む。
【0007】同様にして、次の画素のRプレーンの画像
(rr2)とGプレーンの画像(gr2)とBプレーン
の画像(br2)とをフレームバッファメモリから読出
し、Rプレーンの画像(rw2)とGプレーンの画像
(gw2)とBプレーンの画像(bw2)とをフレーム
バッファメモリに書込む。
【0008】この場合、フレームバッファメモリに対す
る1画素毎の読出し及び書込みが行われる間、フレーム
バッファメモリへのアドレスはカラムアドレスcol
1,col2に夫々固定されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の画像処
理装置では、フレームバッファメモリに対する読出し及
び書込みを1画素毎に行い、フレームバッファメモリに
接続されたデータバスの転送方向を頻繁に切替えている
ので、つまり読出しの方向と書込みの方向とに頻繁に切
替えているので、フレームバッファメモリに格納されて
いる画像に対して論理演算を行いながら新たな画像を描
画する性能が低くなってしまう。
【0010】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、論理演算を伴う新たな図形の描画を高速化するこ
とができる画像処理装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による画像処理装
置は、表示すべき画像データを格納するフレームバッフ
ァメモリと、前記フレームバッファメモリにバスを介し
て接続されかつ前記画像データを処理する処理装置とを
含む画像処理装置であって、前記フレームバッファメモ
リに対して新たに書込む図形の始点アドレスと次のアド
レスを計算するために必要な誤差関数の初期値とを一時
記憶するアドレス記憶手段と、前記アドレス記憶手段に
記憶された前記始点アドレス及び誤差関数の初期値に基
づき複数のアドレスを連続して生成させるアドレス発生
手段と、プレーンソースデータの初期値及び一画素ずれ
た時の差分を一時記憶する色値記憶手段と、前記アドレ
ス発生手段で生成されたアドレスに対応する前記図形の
色値を前記色値記憶手段に記憶されたプレーンソースデ
ータの初期値及びこの初期値との差分に基づき計算する
ソースデータ計算手段と、前記アドレス発生手段で生成
されたアドレスを前記フレームバッファメモリのアドレ
スに変換してそのアドレスを基に前記フレームバッファ
メモリに対する読出し及び書込みを夫々複数画素分連続
して行うメモリ制御手段と、前記ソースデータ計算手段
で計算された色値と前記メモリ制御手段の制御で前記フ
レームバッファメモリから連続して読出されたデータと
の演算を画素毎に行う色値演算手段と、前記色値演算手
段で演算された色値を前記メモリ制御手段の制御で複数
画素分連続して前記フレームバッファメモリに書込む書
込み手段とを含むことを特徴とする。
【0012】本発明による他の画像処理装置は、上記の
構成のほかに、前記アドレス発生手段で生成されたアド
レスを一時記憶するアドレス記憶手段を具備し、前記ア
ドレス記憶手段の内容を基に表示装置の三原色の各色素
毎に前記アドレス発生手段で前記図形の少なくとも同一
アドレス及び次アドレスを連続して生成するようにして
いる。
【0013】
【作用】図形のアドレスを図形アドレス記憶部に一時的
に記憶させておき、この図形アドレス記憶部の内容に基
づいて図形を構成する画素のアドレスをR,G,B毎に
夫々繰返し計算し、フレームバッファメモリに対して
R,G,B毎に複数の画素の連続的な読出し及び書込み
を繰返し行う。
【0014】これによって、データバスの入出力を切替
えることなく、フレームバッファメモリに対して複数の
画素の連続的な読出し及び書込みが行えるので、論理演
算を伴う新たな図形の描画が高速化する。
【0015】
【実施例】次に、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0016】図1は本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。図において、画像処理LSI1はフレー
ムバッファメモリ(FRB)制御部10と、ソースデー
タ記憶部11と、ソースデータ発生部12と、論理演算
部13と、ライトデータ記憶部14と、図形アドレス記
憶部15と、図形アドレス発生部16とから構成されて
いる。
【0017】フレームバッファメモリ制御部10はフレ
ームバッファメモリ制御信号発生部(以下、制御信号発
生部とする)101と、双方向バッファ102と、ラッ
チ回路103とから構成されている。
【0018】ソースデータ記憶部11はR(赤)プレー
ンの画像を記憶するRデータ記憶部111と、G(緑)
プレーンの画像を記憶するGデータ記憶部112と、B
(青)プレーンの画像を記憶するBデータ記憶部113
とから構成されている。
【0019】ソースデータ発生部12はソースデータ計
算部121とタイミング調整部122とから構成され、
ライトデータ記憶部14はピクセルバッファ140とラ
イトポインタ141とリードポインタ142とから構成
されている。
【0020】フレームバッファメモリ2は画像処理LS
I1に接続され、画像処理LSI1の制御によって画像
の読出し及び書込みが行われる。また、フレームバッフ
ァメモリ2はRプレーンの画像を格納するVRAM(ビ
デオランダムアクセスメモリ)(R)21と、Gプレー
ンの画像を格納するVRAM(G)22と、Bプレーン
の画像を格納するVRAM(B)23とから構成されて
いる。
【0021】画像処理LSI1にはCAS(カラムアド
レスストローブ)ピンが3本設けられており、CAS
(R)ピンをVRAM(R)21に、CAS(G)ピン
をVRAM(G)22に、CAS(B)ピンをVRAM
(B)23に夫々接続し、フレームバッファメモリ2の
3つのVRAM、つまりVRAM(R)21とVRAM
(G)22とVRAM(B)23とを夫々別々に動作可
能としている。
【0022】また、画像処理LSI1にはRAS(ロー
アドレスストローブ)ピンと、OE(アウトプットイネ
ーブル)ピンと、WE(ライトイネーブル)ピンと、ア
ドレス(ADDRESS)ピンと、データ(DATA)
ピンとが設けられているが、これらのピンはフレームバ
ッファメモリ2の3つのVRAM、つまりVRAM
(R)21とVRAM(G)22とVRAM(B)23
とに夫々共通に使用されている。
【0023】ここで、データピンは画像処理LSI1と
VRAM(R)21とVRAM(G)22とVRAM
(B)23とにおいて入出力制御され、双方向のバスで
あるフレームバッファメモリデータバス(以下、データ
バスとする)3に接続されている。
【0024】画像処理LSI1内部において、図形アド
レス発生部16は図形を構成する画素のアドレスを計算
する部分で、図形アドレス発生部16が計算したアドレ
スは図形アドレス記憶部15に一時的に記憶される。
【0025】また、図形アドレス発生部16で計算した
アドレスはソースデータ発生部12のソースデータ計算
部121に出力され、そのアドレスに対応する画素の色
値がソースデータ計算部121で計算される。
【0026】ソースデータ計算部121で計算されたソ
ースデータ、つまりRプレーンの画像がRデータ記憶部
111に、Gプレーンの画像がGデータ記憶部112
に、Bプレーンの画像がBデータ記憶部113に夫々一
時的に記憶される。
【0027】フレームバッファメモリ制御部10の制御
信号発生部101は図形アドレス発生部16からXYア
ドレスとプレーン選択信号とリード・ライトリクエスト
とを受取ると、フレームバッファメモリ2への制御信号
(CAS、RAS、OE、WE)とアドレスとを夫々発
生する。また、制御信号発生部101はデータの入出力
のタイミングに合せて双方向バッファ102の出力制御
も行っている。
【0028】フレームバッファメモリ2に対して読出し
を行うと、フレームバッファメモリ2からディスティネ
ーションデータがデータバス3上に出力される。このデ
ータバス3上のディスティネーションデータは双方向バ
ッファ102を通ってラッチ回路103に取込まれる。
【0029】タイミング調整部122はソースデータ計
算部121で計算された複数のソースデータを内部の保
持部(図示せず)に保持し、その保持したソースデータ
を論理演算部13に出力する。このソースデータは論理
演算部13で同一画素のソースデータとディスティネー
ションデータとの論理演算を行うため、ディスティネー
ションデータがラッチ回路103に取込まれるタイミン
グに合せて論理演算部13に出力される。
【0030】ピクセルバッファ140は複数の画素のデ
ータを記憶できる領域を有しており、ライトポインタ1
41で示される領域に論理演算部13の演算結果を記憶
し、リードポインタ142で示される領域のデータを双
方向バッファ102に出力する。この場合、双方向バッ
ファ102に出力されたデータはデータバス3を通っ
て、フレームバッファメモリ2に書込まれる。
【0031】図2は本発明の一実施例によるライン描画
を行った場合の表示画面を示す図である。これら図1及
び図2を用いて本発明の一実施例による画像処理の動作
について説明する。ここではブレゼンハムアルゴリズム
によってライン描画を行う場合の動作について述べる。
【0032】図2において、点線で区切られた領域各々
は画素を表し、実線はフレームバッファメモリ2を構成
するVRAM21〜23のrowアドレスが同じ領域、
つまりページサイクルによってアクセスできる領域を表
している。
【0033】また、図2に示すように、P1を始点と
し、Pnを終点としてP1〜Pnの画素で示される線分
を描画する場合、プロセッサ(図示せず)から画像処理
LSI1内部の図形アドレス記憶部15に始点P1のX
Yアドレスと、ブレセンハムアルゴリズムによって次の
アドレスを計算するために必要な誤差関数の初期値とが
セットされる。
【0034】また、Rデータ記憶部111にRのソース
データの初期値と一画素ずれた時の差分ΔRとが、Gデ
ータ記憶部112にGのソースデータの初期値と一画素
ずれた時の差分ΔGとが、Bデータ記憶部113にBの
ソースデータの初期値と一画素ずれた時の差分ΔBとが
夫々セットされる。
【0035】プロセッサから描画の起動がかかると、図
形アドレス発生部16は図形データ記憶部15から始点
P1のXYアドレスと誤差関数の初期値とを取込み、R
プレーンのリードのリクエストを制御信号発生部101
に出力するとともに、P1,P2,P3,……,Piの
XYアドレスを夫々順番に計算して制御信号発生部10
1に出力する。
【0036】そのとき、ソースデータ計算部121にも
図形アドレス発生部16からXYアドレスが出力される
ので、ソースデータ計算部121はRデータ記憶部11
1からRのソースデータの初期値と差分ΔRとを取込
み、P1,P2,P3,……,PiのXYアドレスに対
応するRのソースデータを順番に計算してタイミング調
整部122に出力する。
【0037】その後に、ソースデータ計算部121はP
i+1に対応するRのソースデータを計算し、そのPi
+1に対応するRのソースデータでRデータ記憶部11
1内のRのソースデータの初期値を更新する。
【0038】制御信号発生部101はRプレーンのリー
ドのリクエストを受けると、VRAMのリードサイクル
を起こし、つまりOEを有効にして3本のCASのうち
CAS(R)のみを動かしてVRAM(R)21からP
1,P2,P3,……,PiのXYアドレスに対応する
ディスティネーションデータを順番に読出す。
【0039】同時に、制御信号発生部101は双方向バ
ッファ102を入力側に切替え、VRAM(R)21か
ら読出されてデータバス3に出力されたディスティネー
ションデータを画像処理LSI1内に取込む。
【0040】画像処理LSI1内に取込まれたRのディ
スティネーションデータはラッチ回路103にP1,P
2,P3,……,Piの順序で1画素ずつラッチされる
が、タイミング調整部122はラッチ回路103にラッ
チされた画素に対応するソースデータを出力するので、
論理演算部13でP1,P2,P3,……,PiのXY
アドレスに対応するRのソースデータとP1,P2,P
3,……,PiのXYアドレスに対応するRのディステ
ィネーションデータとが1画素ずつ論理演算される。
【0041】論理演算部13で1画素ずつ論理演算され
た結果であるP1,P2,P3,……,PiのXYアド
レスに対応するRのライトデータはライトポインタ14
1によって順番にピクセルバッファ140に記憶され
る。
【0042】図形アドレス発生部16はRプレーンのリ
ードのリクエストを出力しながらPiのアドレスまで計
算し終わると、再度図形アドレス記憶部15に記憶して
ある始点P1のXYアドレスと誤差関数の初期値とを取
込んでRプレーンのライトのリクエストを出力しなが
ら、Rプレーンのリードの場合と同様に、P1,P2,
P3,……,PiのXYアドレスを夫々順番に計算して
制御信号発生部101に出力する。
【0043】制御信号発生部101はRプレーンのライ
トのリクエストを受けると、VRAMのライトサイクル
を起こし、つまりWEを有効にして3本のCASのうち
CAS(R)のみを動かしてVRAM(R)21のP
1,P2,P3,……,PiのXYアドレスにデータを
書込む。
【0044】このとき、ピクセルバッファ140に記憶
しておいたRのライトデータがリードポインタ142に
よってP1,P2,P3,……,Piの順序で1画素ず
つ出力され、双方向バッファ102が出力側に切替えら
れることで、ライトデータがデータバス3に出力されて
VRAM(R)21に書込まれる。
【0045】上述した画像処理によって、Rプレーンに
おいてP1〜Piの処理が終了すると、Gプレーンに対
してもRプレーンと同様にして画像処理が行われる。
【0046】すなわち、図形アドレス発生部16は図形
データ記憶部15から始点P1のXYアドレスと誤差関
数の初期値とを取込み、Gプレーンのリードのリクエス
トを制御信号発生部101に出力するとともに、P1,
P2,P3,……,PiのXYアドレスを夫々順番に計
算して制御信号発生部101に出力する。
【0047】そのとき、ソースデータ計算部121にも
図形アドレス発生部16からXYアドレスが出力される
ので、ソースデータ計算部121はGデータ記憶部11
2からGのソースデータの初期値と差分ΔGとを取込
み、P1,P2,P3,……,PiのXYアドレスに対
応するGのソースデータを順番に計算してタイミング調
整部122に出力する。
【0048】その後に、ソースデータ計算部121はP
i+1に対応するGのソースデータを計算し、そのPi
+1に対応するGのソースデータでGデータ記憶部11
2内のGのソースデータの初期値を更新する。
【0049】制御信号発生部101はGプレーンのリー
ドのリクエストを受けると、VRAMのリードサイクル
を起こし、つまりOEを有効にして3本のCASのうち
CAS(G)のみを動かしてVRAM(G)22からP
1,P2,P3,……,PiのXYアドレスに対応する
ディスティネーションデータを順番に読出す。
【0050】同時に、制御信号発生部101は双方向バ
ッファ102を入力側に切替え、VRAM(G)22か
ら読出されてデータバス3に出力されたディスティネー
ションデータを画像処理LSI1内に取込む。
【0051】画像処理LSI1内に取込まれたGのディ
スティネーションデータはラッチ回路103にP1,P
2,P3,……,Piの順序で1画素ずつラッチされる
が、タイミング調整部122はラッチ回路103にラッ
チされた画素に対応するソースデータを出力するので、
論理演算部13でP1,P2,P3,……,PiのXY
アドレスに対応するGのソースデータとP1,P2,P
3,……,PiのXYアドレスに対応するGのディステ
ィネーションデータとが1画素ずつ論理演算される。
【0052】論理演算部13で1画素ずつ論理演算され
た結果であるP1,P2,P3,……,PiのXYアド
レスに対応するGのライトデータはライトポインタ14
1によって順番にピクセルバッファ140に記憶され
る。
【0053】図形アドレス発生部16はGプレーンのリ
ードのリクエストを出力しながらPiのアドレスまで計
算し終わると、再度図形アドレス記憶部15に記憶して
ある始点P1のXYアドレスと誤差関数の初期値とを取
込んでGプレーンのライトのリクエストを出力しなが
ら、Gプレーンのリードの場合と同様に、P1,P2,
P3,……,PiのXYアドレスを夫々順番に計算して
制御信号発生部101に出力する。
【0054】制御信号発生部101はGプレーンのライ
トのリクエストを受けると、VRAMのライトサイクル
を起こし、つまりWEを有効にして3本のCASのうち
CAS(G)のみを動かしてVRAM(G)22のP
1,P2,P3,……,PiのXYアドレスにデータを
書込む。
【0055】このとき、ピクセルバッファ140に記憶
しておいたGのライトデータがリードポインタ142に
よってP1,P2,P3,……,Piの順序で1画素ず
つ出力され、双方向バッファ102が出力側に切替えら
れることで、ライトデータがデータバス3に出力されて
VRAM(G)22に書込まれる。
【0056】上述した画像処理によって、Rプレーン及
びGプレーンにおいてP1〜Piの処理が夫々終了する
と、Bプレーンに対してもRプレーン及びGプレーンと
同様にして画像処理が行われる。
【0057】すなわち、図形アドレス発生部16は図形
データ記憶部15から始点P1のXYアドレスと誤差関
数の初期値とを取込み、Bプレーンのリードのリクエス
トを制御信号発生部101に出力するとともに、P1,
P2,P3,……,PiのXYアドレスを夫々順番に計
算して制御信号発生部101に出力する。
【0058】そのとき、ソースデータ計算部121にも
図形アドレス発生部16からXYアドレスが出力される
ので、ソースデータ計算部121はBデータ記憶部11
3からBのソースデータの初期値と差分ΔBとを取込
み、P1,P2,P3,……,PiのXYアドレスに対
応するBのソースデータを順番に計算してタイミング調
整部122に出力する。
【0059】その後に、ソースデータ計算部121はP
i+1に対応するBのソースデータを計算し、そのPi
+1に対応するBのソースデータでBデータ記憶部11
3内のBのソースデータの初期値を更新する。
【0060】制御信号発生部101はBプレーンのリー
ドのリクエストを受けると、VRAMのリードサイクル
を起こし、つまりOEを有効にして3本のCASのうち
CAS(B)のみを動かしてVRAM(B)23からP
1,P2,P3,……,PiのXYアドレスに対応する
ディスティネーションデータを順番に読出す。
【0061】同時に、制御信号発生部101は双方向バ
ッファ102を入力側に切替え、VRAM(B)23か
ら読出されてデータバス3に出力されたディスティネー
ションデータを画像処理LSI1内に取込む。
【0062】画像処理LSI1内に取込まれたBのディ
スティネーションデータはラッチ回路103にP1,P
2,P3,……,Piの順序で1画素ずつラッチされる
が、タイミング調整部122はラッチ回路103にラッ
チされた画素に対応するソースデータを出力するので、
論理演算部13でP1,P2,P3,……,PiのXY
アドレスに対応するBのソースデータとP1,P2,P
3,……,PiのXYアドレスに対応するBのディステ
ィネーションデータとが1画素ずつ論理演算される。
【0063】論理演算部13で1画素ずつ論理演算され
た結果であるP1,P2,P3,……,PiのXYアド
レスに対応するBのライトデータはライトポインタ14
1によって順番にピクセルバッファ140に記憶され
る。
【0064】図形アドレス発生部16はBプレーンのリ
ードのリクエストを出力しながらPiのアドレスまで計
算し終わると、再度図形アドレス記憶部15に記憶して
ある始点P1のXYアドレスと誤差関数の初期値とを取
込んでBプレーンのライトのリクエストを出力しなが
ら、Bプレーンのリードの場合と同様に、P1,P2,
P3,……,PiのXYアドレスを夫々順番に計算して
制御信号発生部101に出力する。
【0065】制御信号発生部101はBプレーンのライ
トのリクエストを受けると、VRAMのライトサイクル
を起こし、つまりWEを有効にして3本のCASのうち
CAS(B)のみを動かしてVRAM(B)23のP
1,P2,P3,……,PiのXYアドレスにデータを
書込む。
【0066】このとき、ピクセルバッファ140に記憶
しておいたBのライトデータがリードポインタ142に
よってP1,P2,P3,……,Piの順序で1画素ず
つ出力され、双方向バッファ102が出力側に切替えら
れることで、ライトデータがデータバス3に出力されて
VRAM(B)23に書込まれる。
【0067】Bプレーンまでの処理がPiまで終了した
時点で、図形アドレス発生部16はPi+1のXYアド
レス及びPi+1に対応する誤差関数を計算し、これら
Pi+1のXYアドレス及びPi+1に対応する誤差関
数で図形アドレス記憶部15に記憶されている始点P1
のXYアドレス及び誤差関数の初期値を更新する。
【0068】このとき、Rデータ記憶部111にはPi
+1に対応するRのソースデータと差分ΔRとが、Gデ
ータ記憶部112にはPi+1に対応するGのソースデ
ータと差分ΔGとが、Bデータ記憶部113にはPi+
1に対応するBのソースデータと差分ΔBとが夫々記憶
されている。
【0069】これら図形アドレス記憶部15の内容とR
データ記憶部111の内容とGデータ記憶部112の内
容とBデータ記憶部113の内容とに基づいて、上記の
処理と同様にして、Pi+1〜Pnの処理が行われる。
【0070】このようにして、VRAMのページサイク
ルによってアクセスできる領域に対して連続して読出し
及び書込みを行いながら新たな図形の描画が行われる。
つまり、RプレーンとGプレーンとBプレーンとにおい
て、夫々ページサイクルによってアクセスできる領域に
対して連続して読出しを行ってからそれらの領域に対し
て連続して書込みを行うことで、1画素ずつ読出し及び
書込みを行う従来の方法よりも、論理演算を伴う新たな
図形の描画を高速化することができる。
【0071】図3は本発明の一実施例による論理演算を
伴う新たな図形の描画動作を示すタイミングチャートで
ある。図においてはVRAMのページサイクルによって
アクセスできる2つの画素からなる図形を描画する場合
の動作について示しており、図中の斜線部分はVRAM
の入出力の切替えを示している。
【0072】プロセッサから描画の起動がかかると、ま
ずVRAMにロー(row)アドレスの入力が行われ
る。フレームバッファ2の3つのVRAMのRAS及び
アドレスには夫々共通の信号を使用しているので、画像
処理LSI1からVRAMのローアドレスがアドレスピ
ンに出力されてRASが立ち下がると、全てのVRAM
にローアドレスが入力される。
【0073】フレームバッファメモリ2へのRASを有
効にしてから、表示装置の三原色であるR,G,B各々
のCAS(R),CAS(G),CAS(B)を有効と
することで、フレームバッファメモリ2からの読出しと
フレームバッファメモリ2への書込みとを2画素ずつ行
っている。
【0074】この場合、フレームバッファメモリ2への
RASを有効にしてから、CAS(R)とOEとを有効
にしてR(赤)プレーンの画像(rr1),(rr2)
を夫々フレームバッファメモリ2から読出す。その後
に、CAS(R)とWEとを有効にしてRプレーンの画
像(rw1),(rw2)を夫々フレームバッファメモ
リ2に書込む。
【0075】続いて、CAS(G)とOEとを有効にし
てG(緑)プレーンの画像(gr1),(gr2)を夫
々フレームバッファメモリ2から読出す。その後に、C
AS(G)とWEとを有効にしてGプレーンの画像(g
w1),(gw2)を夫々フレームバッファメモリ2に
書込む。
【0076】また、CAS(B)とOEとを有効にして
B(青)プレーンの画像(br1),(br2)を夫々
フレームバッファメモリ2から読出す。その後に、CA
S(B)とWEとを有効にしてBプレーンの画像(bw
1),(bw2)を夫々フレームバッファメモリ2に書
込む。
【0077】この場合、フレームバッファメモリ2に対
する2画素ずつの読出し及び書込みが行われる毎に、フ
レームバッファメモリ2にはカラムアドレスcol1,
col2が6回ずつ交互に送出されることとなる。
【0078】これによって、フレームバッファメモリ2
に接続されたデータバス3の転送方向が、つまり読出し
の方向と書込みの方向とが2画素毎に切替えられるの
で、フレームバッファメモリ2に格納されている画像に
対して論理演算を行いながら新たな画像を描画する性能
を従来よりも向上させることができる。
【0079】このように、図形のアドレスを図形アドレ
ス記憶部15に一時的に記憶させておき、この図形アド
レス記憶部15の内容に基づいて図形を構成する画素の
アドレスをR,G,B毎に夫々繰返し計算し、フレーム
バッファメモリ2に対してR,G,B毎に複数の画素の
連続的な読出し及び書込みを繰返し行うことによって、
データバス3の入出力を切替えることなくフレームバッ
ファメモリ2に対して複数の画素の連続的な読出し及び
書込みが行えるので、論理演算を伴う新たな図形の描画
を高速化することができる。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、生
成されたフレームバッファメモリに対して新たに書込む
図形のアドレスを一時記憶しておき、一時記憶しておい
た内容を基に表示装置の三原色の各色素毎に図形の少な
くとも同一アドレス及び次アドレスを連続して生成する
ようにし、このアドレスをフレームバッファメモリのア
ドレスに変換してそのアドレスを基にフレームバッファ
メモリに対する読出し及び書込みを夫々複数画素分連続
して行うことによって、論理演算を伴う新たな図形の描
画を高速化することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の一実施例によるライン描画を行った場
合の表示画面を示す図である。
【図3】本発明の一実施例による論理演算を伴う新たな
図形の描画動作を示すタイミングチャートである。
【図4】従来例による論理演算を伴う新たな図形の描画
動作を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 画像処理LSI 2 フレームバッファメモリ 3 フレームバッファメモリデータバス 11 ソースデータ記憶部 12 ソースデータ発生部 13 論理演算部 14 ライトデータ記憶部 15 図形アドレス記憶部 16 図形アドレス発生部 21 VRAM(R) 22 VRAM(G) 23 VRAM(B) 101 フレームバッファメモリ制御信号発生部 102 双方向バッファ 103 ラッチ回路 111 Rデータ記憶部 112 Gデータ記憶部 113 Bデータ記憶部 121 ソースデータ計算部 122 タイミング調整部 140 ピクセルバッファ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06T 1/00 - 1/60 G06T 11/00 - 11/80 G06F 12/00 580 G09G 5/36

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示すべき画像データを格納するフレー
    ムバッファメモリと、前記フレームバッファメモリにバ
    スを介して接続されかつ前記画像データを処理する処理
    装置とを含む画像処理装置であって、 前記フレームバッファメモリに対して新たに書込む図形
    の始点アドレスと次のアドレスを計算するために必要な
    誤差関数の初期値とを一時記憶するアドレス記憶手段
    と、前記アドレス記憶手段に記憶された前記始点アドレ
    ス及び誤差関数の初期値に基づき複数のアドレスを連続
    して生成させるアドレス発生手段と、プレーンソースデ
    ータの初期値及び一画素ずれた時の差分を一時記憶する
    色値記憶手段と、前記アドレス発生手段で生成されたア
    ドレスに対応する前記図形の色値を前記色値記憶手段に
    記憶されたプレーンソースデータの初期値及びこの初期
    値との差分に基づき計算するソースデータ計算手段と、
    前記アドレス発生手段で生成されたアドレスを前記フレ
    ームバッファメモリのアドレスに変換してそのアドレス
    を基に前記フレームバッファメモリに対する読出し及び
    書込みを夫々複数画素分連続して行うメモリ制御手段
    と、前記ソースデータ計算手段で計算された色値と前記
    メモリ制御手段の制御で前記フレームバッファメモリか
    ら連続して読出されたデータとの演算を画素毎に行う色
    値演算手段と、前記色値演算手段で演算された色値を前
    記メモリ制御手段の制御で複数画素分連続して前記フレ
    ームバッファメモリに書込む書込み手段とを含むことを
    特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記書込み手段は、前記色値演算手段で
    演算された色値を複数画素分連続して記憶しかつその記
    憶内容を前記フレームバッファメモリに書込む際に対応
    する画素の色値を複数画素分連続して出力するよう構成
    されたことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記アドレス記憶手段の内容を基に表示
    装置の三原色の各色素毎に前記アドレス発生手段で前記
    図形の少なくとも同一アドレス及び次アドレスを連続し
    て生成するようにしたことを特徴とする請求項1または
    請求項2記載の画像処理装置。
JP7070270A 1995-03-29 1995-03-29 画像処理装置 Expired - Fee Related JP2853601B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7070270A JP2853601B2 (ja) 1995-03-29 1995-03-29 画像処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7070270A JP2853601B2 (ja) 1995-03-29 1995-03-29 画像処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08272927A JPH08272927A (ja) 1996-10-18
JP2853601B2 true JP2853601B2 (ja) 1999-02-03

Family

ID=13426672

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7070270A Expired - Fee Related JP2853601B2 (ja) 1995-03-29 1995-03-29 画像処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2853601B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015045935A (ja) * 2013-08-27 2015-03-12 日本電気通信システム株式会社 描画装置、描画方法、及び、描画プログラム

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59172683A (ja) * 1983-03-23 1984-09-29 三菱電機株式会社 デイスプレイ装置
JP2577604Y2 (ja) * 1992-02-07 1998-07-30 横河電機株式会社 画像メモリ・データ演算装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08272927A (ja) 1996-10-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5388207A (en) Architecutre for a window-based graphics system
JPH01140863A (ja) 表示可能な情報を重ね合わせるための方法と装置
US5943065A (en) Video/graphics memory system
JPH11103407A (ja) Ccdデータ画素補間回路およびこのccdデータ画素 補間回路を備えたデジタルスチルカメラ
JPH08129647A (ja) グラフィック装置
WO1987005428A1 (en) Image display device
JP2853601B2 (ja) 画像処理装置
KR100472478B1 (ko) 메모리 억세스 제어방법 및 장치
US5255366A (en) Address processing unit for a graphics controller
JP2922519B2 (ja) ビデオ合成装置
JPH075834A (ja) 液晶表示装置
JPS62113193A (ja) 記憶回路
JP3078594B2 (ja) 画像記憶装置
JP3265791B2 (ja) Ohp用表示装置
JPH0830254A (ja) 表示効果発生回路
JPH0683294A (ja) 表示制御装置
JP2626294B2 (ja) カラー画像処理装置
JPS61198371A (ja) 画像処理システム
JPH0594502A (ja) 画像信号処理装置
JPH11167621A (ja) 表示データミキシング装置
JPH0810424B2 (ja) グラフイツクス表示装置
JPH036510B2 (ja)
JPS63240620A (ja) 画像表示装置
JPH06282252A (ja) 描画処理装置
JPH03103990A (ja) 多色ベクトル発生装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees