JP2852528B2 - 無限軌道車両 - Google Patents

無限軌道車両

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JP2852528B2
JP2852528B2 JP1172726A JP17272689A JP2852528B2 JP 2852528 B2 JP2852528 B2 JP 2852528B2 JP 1172726 A JP1172726 A JP 1172726A JP 17272689 A JP17272689 A JP 17272689A JP 2852528 B2 JP2852528 B2 JP 2852528B2
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    • B62MRIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
    • B62M27/00Propulsion devices for sledges or the like
    • B62M27/02Propulsion devices for sledges or the like power driven
    • B62M2027/021Snow bikes resembling conventional motorcycles

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、雪上バイクなどのような操向スキーと無
限軌道を備えた車両における無限軌道装置に関する。
[従来の技術] 車体前部に操向スキーを設けるとともに、車体後部に
無端帯を備えエンジンによって駆動する無限軌道装置を
設けた雪上バイクなどの車両は知られている(例えば、
米国特許第4613006号参照)。この無限軌道装置は、車
体後部に揺動自在に枢着されたスイングアームに駆動輪
やガイドローラ等を支持させ、さらに駆動輪及びガイド
ローラの周囲に無端帯状のトラックベルトを巻き掛けた
ものである。このような車両では、走行時に無端帯によ
って巻き上げられる雪等が車体前方へ飛散しないように
トラックベルトカバーを設けることがある。
[発明の解決しようとする課題] ところで、上記構造の場合、駆動装置はスイングアー
ムと車体フレームの枢着部を中心にする揺動運動を行う
ため、駆動装置をの雪面等に対する接触面積が変動す
る。そこでこのような接地(雪)面積を一定に保つべ
く、スイングアームの後方にさらにリヤアームを軸着
し、このリヤアームに駆動輪やガイドローラを支持させ
ることにより駆動装置を構成したものが既に本出願人に
よって提案されている(特願平1−83100号)。
しかしながらこのような構造の場合、スイングアーム
とリヤアームが相対運動を行うことになるので、トラッ
クベルトカバーを従来通りスイングアーム側へ取付ける
と、トラックベルトカバーをトラックベルトのかなり上
方に大きな間隔をもって設ける必要があり、巻き上げら
れた雪等の飛散防止を十分にできなくなる。
そこで本願発明は、かかる形式の車両においても十分
に有効な雪等の飛散防止を行えるトラックベルトカバー
の提供を主目的とし、併せて、係る雪等の飛散防止構造
を有するトラックベルトカバーを備えた車両に好適な把
手構造の提供を他の目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため、本発明の無限軌道車両は、
車体フレーム前部に操向スキーを支持し、後部にリヤフ
ォークを枢着するとともに、このリヤフォークの後端部
に軸着されかつさらに後方へ延出するリヤアームと、こ
のリヤアームに支持された駆動輪並びにガイドローラ
と、これら駆動輪及びガイドローラに巻き掛けられた無
端帯状のトラックベルトからなる無限軌道装置とを備え
たものにおいて、この無限軌道装置の上方に位置して前
記トラックベルトを覆うトラックベルトカバーを、前部
カバーと後部カバーに前後2分割し、前部カバーをリヤ
フォーク側へ、後部カバーをリヤアーム側へそれぞれ取
付けるとともに、それぞれの後部と前部を相対運動可能
にオーバーラップさせたことを特徴とする。
この場合には、前部カバーの側面に排出口を開口され
ることもできる。
さらに、前記無限軌道装置の上方に位置して前記トラ
ックベルトを覆うトラックベルトカバーをリヤアーム側
へ支持させるとともに、このリヤアーム側へ把手を取付
け、この把手の一部をトラックベルトカバーから突出さ
せておくようにすることもできる。
[発明の作用] トラックベルトカバーを前部カバーと後部カバーに前
後2分割し、前部カバーをリヤフォーク側へ、後部カバ
ーをリヤアーム側へそれぞれ取付けると、トラックベル
トカバーが無限軌道装置の一体に揺動可能になるため、
リヤフォークとリヤアームが相対的に揺動するにもかか
わらず、トラックベルトカバーとトラックベルトの間隔
を常時一定かつ比較的小さなものにでき、トラックベル
トによって巻き上げられる雪等が前方へ飛散することを
有効に阻止できる。
しかも、走行中にリヤアームとリヤフォークが相対的
に揺動しても、前部カバーと後部カバーが、それぞれリ
ヤフォークとリヤアームへ追随して個々に働くで、前部
カバーと後部カバーが相対運動可能になり、無限軌道装
置の上部側をより広く覆うことが可能になる。
特に、前部カバーはこの部分より車体前方にあるエン
ジンへの雪の飛散を阻止する。しかも、前部カバーと後
部カバーをオーバーラップさせたので、このような相対
運動時でもあたかも連続する単一のトラックベルトカバ
ーのようにトラックベルトを覆うことができる。
そのうえ、前部カバーの側面に排出口を設けると、ト
ラックベルトの内側に沿って前方へ巻き込まれた雪等な
どがそのままこの排出口を通って前部カバーの外方へ放
出されるので、前記カバーの内側へ雪等が詰まりにくく
なり、走行抵抗の増大を防止する。
また、トラックベルトカバーが支持されているリヤア
ーム側へ、トラックベルトカバーから一部が突出するよ
うに把手を取付けると、トラックベルトとの間隔を常時
一定かつ比較的小さくしたトラックベルトカバーにより
前記雪の飛散を少なくしつつ、そのうえこの把手を持っ
て無限軌道装置を持ち上げることにより、方向転換等を
行うことができ、トラックベルトカバーが邪魔にならな
い。
しかも、把手がリヤアーム側に取付けられているの
で、リヤアームがリヤクッションによって下方へ揺動す
るよう付勢されているにもかかわらず、リヤアームを下
方に揺動させずに持ち上げることができる。
したがって、スタック状態からの脱出時等において、
車体をそれ程大きく持ち上げることなく脱出できるの
で、係る脱出時等の車体持ち上げ操作が容易かつ迅速に
なる。
さらに、トラックベルトカバーから把手の一部を突出
させたので、把手とトラックベルトカバーの位置関係が
一定し、把手を常時握りやすい状態にしておくことがで
きる。
[実施例] 第1図乃至第5図に雪上バイクとして構成された第1
実施例を示す。第1図は雪上バイクの側面外観であり、
1は操向スキー、2は左右に一対設けられるフロントフ
ォーク、3はハンドル、4は燃料タンク、5はシート、
6は車体フレーム、7はエンジン、8はリヤフォーク、
9はリヤクッション、10は無限軌道装置である。
リヤフォーク8は車体フレーム6を構成するピボット
フレーム6aに前端を枢着され、第2、3図に示すよう
に、左右に対をなして後方へ延出する二又状の部材であ
り、この後端部に無限軌道装置10が軸着されている。
無限軌道装置10はリヤフォーク8の後端部にリヤアク
スル11により前端部を軸着され、後方へ延出するリヤア
ーム12、リヤアクスル11に取付けられたドリブンスプロ
ケット13、リヤアクスル11の周囲にドリブンスプロケッ
ト13と一体に回転可能に支持された駆動輪14、リヤアー
ム12の後端部の軸支されたガイドローラ15、リヤアーム
12の上下に設けられたサブフレーム16に軸支された複数
のガイドローラ17、駆動輪14と、ガイドローラ15及びガ
イドローラー17間に巻き掛けられた無端帯状のトラック
ベルト18とからなる。
トラックベルト18内面に形成されたコグ18aには、駆
動輪14の側方に突出形成されたピン14aが噛み合うよう
になっている(第2図)。
なお、ピン14aを含む駆動輪14の幅は操向スキー1の
幅と略等しくなっている。無限軌道装置10の上方にはト
ラックベルト18との間に若干の空間19を形成するベルト
カバー20が設けられている(第5図)。ベルトカバー20
はトラックベルト18上側をその左右両側部まで屈曲して
覆うものである。
ベルトカバー20の後端部は上方に左右両側方へ突出す
る拡大部22をなし(第3図)、トラックベルト18によっ
て巻き上げられた雪等が車体前方へ飛ばないように遮る
ための部分となっている。
なお、無限軌道装置10はエンジン7のドライブスプロ
ケット7aと第1中間スプロケット23a間に巻き掛けられ
た第1チェーン24、及び第1中間スプロケット23aと同
軸の第2中間スプロケット23bのとドリブンスプロケッ
ト13の間に巻き掛けられた第2中間チェーン25を介して
ドリブンスプロケット13により駆動される。また、リヤ
フォーク8とサブフレーム16の間にはリヤサプクッショ
ン26が設けられている。
ベルトカバー20は前後に二分割してある。すなわち、
第4図にも立体形状を示すように、ベルトカバー20が後
部カバー27と前部カバー28とに2分割され、後部カバー
27はリヤアーム12及びサブフレーム16側へ取付けられ
(第1図)、これらと一体的に揺動するようになってい
る。
一方、前部カバー28と前端部29はリヤフォーク8の上
面にネジ止めされ、さらにその横断面である第5図にも
示すように、両側部でもリヤフォーク8の側面へビス止
められ、リヤフォーク8と一体に揺動するようになって
いる。なお、後部カバー27の前端部は前部カバー28の後
端部内側へ入ってオーバーラップしている(第1図)。
次に、本実施例の作用を説明する。走行時、トラック
ベルト18の回転により上方乃至前方へ巻き上げられた雪
は、ベルトカバー20によって阻止され、車体前方の乗員
近傍およびエアクリーナ等の吸気系装置へ届きにくくな
る。
また、無限軌道装置10はリアクスル11を中心にして上
下方向へ揺動するが、このときベルトカバー20はリヤア
ーム12及びサブフレーム16と一体に動くので、トラック
ベルト18との間隔が一定であり雪等の飛散防止効果を常
時一定に確保できる。
なお、リヤフォーク8自体も無限軌道装置10と独立し
て揺動するので、空間19によってベルトカバー20の前部
に対する干渉を避けている。
また走行中、リヤフォーク8とリヤアーム12が相対的
に揺動した場合、後部カバー27と前部カバー28のオーバ
ーラップ部分は相対的に動き得るので、両者間に隙間が
形成されない。
ゆえに、トラックベルト18の上面側を常時覆って、巻
き上げられた雪の前方飛散を防止する。しかも、前部カ
バー28によってリヤフォーク8の近傍に形成されている
空間19をも前部カバー28によって覆ったので、この部分
を通ってリヤクッション9やエンジン7方向へ飛散して
くる雪を阻止することができ、同時に前部カバー28がチ
ェーンカバーを兼ねることができる。
第6図乃至第8図は第2実施例である。なお、以下の
各実施例とも前実施例と共通機能の部分については同一
符号を使用し、特に必要のない限り符号のうち主要なも
のを図中に付して重複説明を省略するものとする。
第6図は雪上バイクの車体側面形状を示し、前実施同
様の二分割タイプのベルトカバー20を備えている。第7
図は前部カバー28を示す図でありその側面には内方へ向
かう凹部30が形成され、ここに前方へ向かって開口する
排出口31を設けてある。第8図は排出口31の断面構造を
示す図である。
このように排出口31を設けると、トラックベルト18の
内側に沿って前方(第6図矢示D)へ飛ばされた雪等が
そのまま排出口31を通って前部カバー28の外側方へ排出
される(第8図矢示E)。
ゆえに、前部カバー28の内側へ雪等が留まることによ
り、走行抵抗が発生することを防止できる。
第9図以降は、前記各実施例同様にベルトカバー20を
リヤアーム12側へ支持される構成を採用するとともに把
手部分に新規構造を施した例である。第9図乃び第10図
は第3実施例を示し、第9図はその側面形状並びに第10
図は平面形状をそれぞれ示す。
これらの図に見られるように、左右のリヤアーム12の
うちベルトカバー20が離れている部分である後部外側面
には、略コ字状をなす別体の把手32がポルト33によりそ
れぞれ取付けられている。
このようにすると、スタック(車体が雪面に接触して
無限軌道装置が空転する状態)時や方向転換時などに無
限軌道装置10を持ち上げる必要がある場合、把手32がベ
ルトカバー20から離れて取付けられているので、この把
手32を持てばベルトカバー20が存在しても邪魔になら
ず、無限軌道装置10を容易に持ち上げ可能である。
しかも、把手32がリヤアーム側に取付けられているの
で、リヤフォーク8がリアクッション9によって下方へ
揺動するように付勢され、このリヤフォーク8の後端部
へ軸着されているリヤアーム12が下方へ揺動する傾向が
あるにもかかわらず、リヤアーム12を下方へ揺動させず
に持ち上げることができる。
したがって、スタック状態からの脱出時等において、
車体をそれ程大きく持ち上げることなく脱出できるの
で、係る脱出時の等の車体持ち上げ操作が容易かつ迅速
になる。
さらに、第10図の平面視でリヤアーム12に取付けられ
ているトラックベルトカバー20から把手32の一部を突出
させ、かつ把手32とトラベルトカバー20で位置関係が一
定し、把手32を常時握りやすい状態にしておくことがで
きる。
第11図乃至第13図は第4実施例を示し、無限軌道装置
10の後部にアーチ状をなす把手32を車幅方向へ横断して
設けたものであり、その下部に形成したパイプのつぶし
部34をボルト35によりリヤアーム12へ取付けてある。
なお、把手32の位置は拡大部22より前方にあり、かつ
平面視(第12図)で車体側方への突出量を拡大部22より
も少なくして車体のスリム化を達成している。
第14図乃至第16図の第5実施例を示し、把手32は平面
視(第15図)で略コ字状をなすようにベルトカバー20を
後端部左右側面を挟で配地され、把手32の両端部はブラ
ケット26を介してリヤアーム12に固着され、ほぼ雪等面
に対して略平行に後方へ延出し、ベルトカバー20の後端
部よりもさらに後方へ突出している(第14図)。
ブラケット36は、第16図に示すようにリヤアーム12の
横断面方向で断面コ字状の取付部を有し、リヤアーム12
の上下面及び内側面を挟んで予めボルト37によってリヤ
アーム12に取り付けられ、その上端には把手32のための
連結部36aが設けられている。
ベルトカバー20の後端部は把手32より上方に位置し、
拡大部2と把手32は干渉しなくなっている。このように
すると、把手32は雪面よりも比較的大きなクリアランス
hを保つことができ、また、連結部36aがブラケット36
の上部にあるので、ガイドローラ15の車輪15aを前後移
動させてトラックベルト18の張り調節することが容易に
なる。
さらに、拡大部22を避けてその下方へ配設することに
より、把手32の横幅9をトラックベルト18の横幅に最も
接近させることができるので、車体をスリムにでき挟隘
部などにおける走破性が向上する。そのうえ、把手32が
バンパーとしても機能できる。
[発明の効果] 請求項1項の発明によれば、トラックベルトカバーと
無限軌道装置と一体に揺動可能になるため、リヤフォー
クとリヤアームが相対的に揺動するにもかかわらず、ト
ラックベルトカバーとトラックベルトの間隔を常時一定
かつ比較的小さなものにでき、トラックベルトによって
巻き上げられる雪等が前方へ飛散することを有効に阻止
できる。
しかも、トラックベルトカバーを前部カバーを前部カ
バーと後部カバーに前後2分割したので、リヤフォーク
とリヤアームが相対的に揺動するにもかかわらず、リヤ
フォーク近傍のトラックベルト上方かつ前方部分をも覆
うことができる。
ゆえに、トラックベルトカバーを覆う面積が増大する
とともに、前部カバーによって部分を通って車体内部の
エンジン側へ雪等が飛散して付着することをより確実に
阻止できる。
そのうえ、前部カバーと後部カバーをオーバーラップ
させたので、このような相対運動時でもあたかも連続す
る単一のトラックベルトカバーのようにトラックベルト
を覆うことができる。
請求項2項の発明によれば、前部カバーの側面に排出
口を開口したので、トラックベルトの内側に沿って前方
へ飛散された雪等が前部カバーの内側へ詰まって走行抵
抗を増大させるような事態を防止できる。
請求項3項の発明によれば、トラックベルトカバーが
支持されているリヤアーム側へ、トラックベルトカバー
から一部が突出するように把手を取付けたので、トラッ
クベルトとの間隔を常時一定かつ比較的小さくしたトラ
ックベルトカバーにより前記雪の飛散を少なくしつつ、
しかも、リヤアームがリヤクッションによって下方へ揺
動するよう付勢されているにもかかわらず、リヤアーム
を下方へ揺動させずに持ち上げることができる。
したがって、スタック状態からの脱出時等において、
車体をそれ程大きく持ち上げることなく脱出できるの
で、係る脱出時等の車体持ち上げ操作が容易かつ迅速に
なる。
さらに、リヤアーム側に取付けられているトラックベ
ルトカバーから把手の一部を突出させたので、把手とト
ラックベルトカバーの位置関係が一定し、把手を常時握
りやすい状態にしておくことができる。
ゆえに、トラックベルトカバーがあっても、スタック
時の脱出操作や狭い場所での方向転換などを簡単に行う
ことができる。そのうえ、把手をバンパーとして利用す
ることもできる。
【図面の簡単な説明】 第1図乃至第5図は第1実施例に係り、第1図は全体の
側面図、第2図は一部切欠平面図、第3図はリヤフォー
クと無限軌道装置部分の拡大平面図、第4図はトラック
ベルトカバーの展開斜視図、第5図は第1図のB−B線
断面図である。第6図及び第8図は第2実施例に係り、
第6図は第1図同様の全体側面図、第7図は前部カバー
の斜視図、第8図は第6図のC−C線断面図である。第
9図及び第10図は第3実施例に係り、第9図は第1図相
当図、第10図は第3図相当図である。第11図乃至第13図
は第4実施例に係り、第11図はリヤフォーク及び無限軌
道装置部分の側面図、第12図は無限軌道装置後部の平面
図、第13図は第11図のF−F線断面図である。第14図乃
至第16図は第5実施例に係り、第14図は第11図相当図、
第15図は第12図相当図、第16図は第14図のG−G線断面
図である。 (符号の説明) 1……操向スキー、6……車体フレーム、8……リヤフ
ォーク、10……無限軌道装置、12……リヤアーム、14…
…駆動輪、15、17……ガイドローラ、18……トラックベ
ルト、20……ベルトカバー、27……後部カバー、28……
前部カバー、31……排出口、32……把手。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉岡 利治 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (56)参考文献 特開 昭61−271190(JP,A) 特開 昭61−41680(JP,A) 特開 昭59−124463(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62M 27/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体フレーム前部に操向スキーを支持し、
    後部にリヤフォークを枢着するとともに、このリヤフォ
    ークの後端部に軸着されかつさらに後方へ延出するリヤ
    アームと、このリヤアームに支持された駆動輪並びにガ
    イドローラと、これら駆動輪及びガイドローラに巻き掛
    けられた無端帯状のトラックベルトからなる無限軌道装
    置とを備えたものにおいて、該無限軌道装置の上方に位
    置して前記トラックベルトを覆うトラックベルトカバー
    を設けるとともに、該トラックベルトカバーを前後に2
    分割してリアフォーク側へ取付けられた前部カバーと、
    リヤアーム側へ取付けられた後部カバーとするととも
    に、前部カバーの後部と後部カバーの前部とを相対運動
    可能にオーバーラップさせたことを特徴とする無限軌道
    車両。
  2. 【請求項2】請求項1項記載の前部カバー側面へ排出口
    を開口させたことを特徴とする無限軌道車両。
  3. 【請求項3】車体フレーム前部に操向スキーを支持し、
    後部にリヤフォークを枢着するとともに、このリヤフォ
    ークの後端部に軸着されかつさらに後方へ延出するリヤ
    アームと、このリヤアームに支持された駆動輪並びにガ
    イドローラと、これら駆動輪及びガイドローラに巻き掛
    けられた無端帯状のトラックベルトからなる無限軌道装
    置とを備えたものにおいて、該無限軌道装置の上方に位
    置して前記トラックベルトを覆うトラックベルトカバー
    を前記リヤアーム側へ支持させるとともに、リヤアーム
    側に把手を取付け、この把手の一部をトラックベルトカ
    バーの外方へ突出させたことを特徴とする無限軌道車
    両。
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AU52442/90A AU631622B2 (en) 1989-04-01 1990-03-30 Snow-vehicle
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