JP2851803B2 - 柱状ワークの包装装置 - Google Patents

柱状ワークの包装装置

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JP2851803B2
JP2851803B2 JP6277793A JP27779394A JP2851803B2 JP 2851803 B2 JP2851803 B2 JP 2851803B2 JP 6277793 A JP6277793 A JP 6277793A JP 27779394 A JP27779394 A JP 27779394A JP 2851803 B2 JP2851803 B2 JP 2851803B2
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宏司 桐野
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SETOCHI ENJINIARINGU KK
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  • Basic Packing Technique (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、木材、鋼材等の柱状の
ワーク表面を紙、プラスチツクフイルム、不織布等の包
装材でラッピングするための柱状ワークの包装装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】建材の柱を例にとると、建前の以前や完
成までに汚れたり、傷が付いたり、或いは日焼けするの
を防止するために、包装紙が巻かれている。この包装
は、通常作業者が3〜4人で、その内2人が端部を持
ち、他の作業者が包装紙を巻いて糊付けをするといった
手順で一本宛包装されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】人手によるこの作業
は、作業能率が悪い上に、重量物の取扱いであるから疲
労も大であり、しかも、連続して多くのワークを包装す
ることができない。そこで本発明は、このような木材等
の柱状ワークの包装を機械化しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、供給された包
装対象の柱状ワークの両端それぞれを別個に保持する左
右の保持手段と、柱状ワークの長手方向へ移動して包装
材を供給装着する包装材供給手段及び包装材の切断手段
と、保持された柱状ワークの回転手段とからなる柱状ワ
ークの包装装置である。
【0005】前記柱状ワークの保持手段は柱状ワークの
軸心方向に開閉する複数本の保持爪を有した左右2個の
チャックからなり、包装材供給手段は柱状ワークの全長
とほぼ同じ距離だけ移動可能に包装材保持ケーシングが
装置本体へ設けられ移動に伴って包装材保持ケーシング
内の包装材が供給されると共に該包装材が有する粘着層
を柱状ワークへ貼着する押圧手段を有し、柱状ワークの
回転手段は前記2個のチャックのうち一方をモータ駆動
により回転可能とし、他方のチャックは柱状ワークの長
短に合わせて進退可能に設けてなる柱状ワークの包装装
置である。
【0006】また、柱状ワークの保持手段下方へ柱状ワ
ークを他の供給手段より受取り包装可能位置へ供給し、
包装後の柱状ワークを排出する供給排出手段を設けてな
る柱状ワークの包装装置とした。
【0007】前記柱状ワークの供給排出手段は、前後一
対のワーク受とそのワーク受を柱状ワークの受取り位置
からチャック位置まで上下動可能としたシリンダと、前
後一対のワーク受を柱状ワークの受取り位置から排出位
置まで移動可能とした前後動レールとその上を移動する
前後動台車とからなる。
【0008】
【作用】本発明の柱状ワークの包装装置では、前工程で
加工され本装置へ供給された包装対象の柱状ワークがそ
の両端それぞれを左右の保持手段によって保持され、そ
の状態で包装材供給手段によって柱状ワークの長手方向
へ移動しながら包装材を供給装着される。この包装材の
一縁が柱状ワークに保持された状態で柱状ワークを回転
手段によって回転させると、柱状ワークに包装材が巻き
付けられ包装される。
【0009】柱状ワークの保持手段下方へ柱状ワークを
他の供給手段より受取り包装可能位置へ供給し、包装後
の柱状ワークを排出する供給排出手段を設けたことによ
、柱状ワークを正確に保持手段に受け渡すことができ
るし、柱状ワークの包装を終えると正確に排出でき、こ
のとき、柱状ワークの供給排出手段として前後一対のワ
ーク受が設けられたことにより、前後動レールとその上
を移動する前後動台車によって後方のワーク受が柱状ワ
ークの排出位置に至ったときに、前方のワーク受が未包
装柱状ワークを包装位置下方へ供給することができる。
未包装柱状ワークは受取り位置からチャック位置まで上
下動シリンダによって正確に移動され、そこでチャック
される。
【0010】
【実施例】図1は本発明の柱状ワークの包装装置の正面
図、図2は平面図、図3は右側面図である。この装置は
下方に包装対象の柱状ワーク10を他の供給手段より受取
り包装可能位置へ供給する柱状ワークの供給排出手段1
があり、装置両側には柱状ワークの両端をそれぞれ保持
する保持手段2,3と、柱状ワークへ包装材を供給装着
する包装材供給手段4及び包装材の切断手段と、保持さ
れた柱状ワークの回転手段5及び包装材の押圧手段6を
主な構成としている。
【0011】柱状ワークの供給排出手段1は、図示を省
略する搬送コンベア等の他の供給手段より柱状ワークを
受取り、その柱状ワークを包装可能な位置へ供給して、
包装後は柱状ワークを排出する機能を有している。その
ために、この柱状ワークの供給排出手段1はほぼ同じ水
準に設けられた前後一対のワーク受7a,7bがあり、それ
らワーク受7a,7bは柱状ワーク10の受取り位置からチャ
ック位置まで上下動可能とするために垂直(Y−Y)方向
に設けられたシリンダ8に取付けられている。これら前
後一対のワーク受7a,7bは、柱状ワークの受取り位置A
から包装位置B更に排出位置Cまで水平(X−X)方向に
移動可能であって、そのために、床上に前後動レール9
があり、その上をワーク受7a,7bやシリンダ8を有した
前後動台車11が前後(X−X)方向に装置本体へ設けられ
たシリンダ27によって移動するようになっている。
【0012】この装置の両側には柱状ワークの両端をそ
れぞれ保持する保持手段2,3がある。これらの保持手
段2,3には柱状ワークの軸心方向に空気圧又は油圧で
開閉する4本の保持爪20を有したチャック12,13が設け
られている。チャックは図4にも示すが、回転可能とす
るために一方のチャック12の後部にはチェンスプロケッ
ト21がある。このタイプのチャックは公知であって市販
もされており、ここでは詳細な説明は省略する。
【0013】包装材供給手段4は、包装する柱状ワーク
10のの全長とほぼ同じ距離だけシリンダ18によって移動
可能な包装材保持ケーシング14が装置本体の上部へ水平
方向に設けられたレール15によって支持され、その内部
に装填された捲回状態の包装紙(包装材)16の長手方向片
縁が包装材保持ケーシングの移動に伴って柱状ワーク10
の上面へ供給される。包装紙16には長手方向両縁部に粘
着剤を有している。また、包装材保持ケーシング14には
進行方向後方に転圧コロ17を有しており、包装材保持ケ
ーシングの柱状ワークの長手方向への移動につれて、包
装紙の片縁の粘着層を柱状ワークへ貼着する。
【0014】ここで包装紙16は、柱状ワークを包装する
だけの長さで切断手段によってされる。切断手段は図5
に詳細を示すが、柱状ワークの端部で柱状ワークの長手
方向と直角方向に包装紙16を切断するカッター19が設け
られている。このカッター19は装置本体のX−X方向に
張架されたチェン22の回転によって包装紙16を長手方向
と直角に切断する。
【0015】柱状ワークに包装材の一縁が貼着保持され
た状態で柱状ワークを回転すると、柱状ワークを包装す
ることができるが、そのために、回転手段5と押圧手段
6がある。回転手段5は前記2個のチャックのうち一方
のチャック12を装置左方のモータ23を駆動させて回転さ
せるようになっている。このことにより把持している柱
状ワークを含む全体を回転させる。
【0016】このとき押圧手段6が回転状態の柱状ワー
クに対して包装紙16を押圧するが、そのための押圧手段
6として装置最上部に押圧シリンダ24と、それによって
上下可能な複数本の押圧スプリング25、及びその下部に
押圧ロール26がある。回転手段5によって包装紙16が柱
状ワーク10に巻き付けられる際に柱状ワークが家屋建築
材の柱のような角材であっても上下しながら押圧し、包
装紙16が最後まで巻かれた時点では包装紙16の他端部の
粘着剤によって粘着止めをすることとなる。
【0017】
【発明の効果】本発明によって、従来手作業で行われて
いた角柱等の柱状ワークを人手を介することなく包装が
自動で、しかも効能率で可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の柱状ワークの包装装置の正面図であ
る。
【図2】同平面図である。
【図3】同右側面図である。
【図4】チャックの一部破断側面図である。
【図5】切断手段のカッターの詳細図である。
【符号の説明】
1 供給排出手段 2 保持手段 3 保持手段 4 包装材供給手段 5 回転手段 6 押圧手段 7a ワーク受 7b ワーク受 9 前後動レール 10 柱状ワーク 12 チャック 13 チャック 16 包装紙 19 カッター

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給された包装対象の柱状ワークの両端
    それぞれを別個に保持する左右の保持手段と、柱状ワー
    クの長手方向へ移動して包装材を供給装着する包装材供
    給手段及び包装材の切断手段と、保持された柱状ワーク
    の回転手段とからなる柱状ワークの包装装置において、
    前記柱状ワーク左右の保持手段は左右2個のチャックの
    うち一方をモータ駆動により回転可能とし他方のチャッ
    クは柱状ワークの長短に合わせて進退可能とし、包装材
    供給手段は柱状ワークの全長とほぼ同じ距離だけ移動可
    能に包装材保持ケーシングが装置本体へ設けられ、その
    移動に伴って包装材保持ケーシング内の包装材が供給さ
    れると共に該包装材が有する粘着層を柱状ワークへ貼着
    する押圧手段を有しており、前記柱状ワークの保持手段
    下方へ柱状ワークを他の供給手段より受取り該柱状ワー
    クを包装可能位置へ供給し包装後の柱状ワークを排出す
    る供給排出手段を設けており、該柱状ワークの供給排出
    手段は前後一対のワーク受と、該ワーク受を柱状ワーク
    の受取り位置からチャック位置まで上下動可能としたシ
    リンダと、前後一対のワーク受を柱状ワークの受取り位
    置から排出位置まで移動可能とした前後動レールとその
    上を移動する前後動台車とからなる柱状ワークの包装装
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5428215Y2 (ja) * 1977-12-05 1979-09-11
JPS6344325Y2 (ja) * 1980-04-28 1988-11-17
JPS59215819A (ja) * 1983-05-23 1984-12-05 Ube Ind Ltd パイプ外面への熱収縮性テ−プ巻付装置
JPH0767933B2 (ja) * 1990-04-17 1995-07-26 有明工業株式会社 流し台用シンクの包装装置
JP2640579B2 (ja) * 1990-08-27 1997-08-13 富士写真フイルム株式会社 包装シート巻付装置

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