JP2850947B2 - 足場用ステップとその取付金具 - Google Patents
足場用ステップとその取付金具Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、足場用ステップ
(作業者等が直接足を掛けるステップ及び足場板を載せ
るステップを総称する)及び該ステップを足場支柱に緊
結する取付金具に関するものである。
(作業者等が直接足を掛けるステップ及び足場板を載せ
るステップを総称する)及び該ステップを足場支柱に緊
結する取付金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、足場用ステップ及びその取付金具
としては、図5に例示するものが知られている(実開昭
60−191699号公報参照)。このステップ31
は、略ボルト状で、取付金具32のクランプ本体33に
一体的に固着または着脱可能に取付けられており、足場
用支柱(短管ともいう)34に前記取付金具32を介し
て直交状に取付けられる。
としては、図5に例示するものが知られている(実開昭
60−191699号公報参照)。このステップ31
は、略ボルト状で、取付金具32のクランプ本体33に
一体的に固着または着脱可能に取付けられており、足場
用支柱(短管ともいう)34に前記取付金具32を介し
て直交状に取付けられる。
【0003】なお、取付金具32は、前記足場支柱34
の外周面に当接される円弧状の受面35を有する前記ク
ランプ本体33と、該本体33の一端に支柱34と平行
な連結ピン36を介して枢着された円弧状の受面37を
有するクランプ片38と、クランプ本体33の他端にピ
ン39を介して枢着されたボルト40と、ボルト40に
螺合されるナット41とからなり、前記クランプ片38
の他端に前記ボルト40の係合切欠部42を備えてい
る。
の外周面に当接される円弧状の受面35を有する前記ク
ランプ本体33と、該本体33の一端に支柱34と平行
な連結ピン36を介して枢着された円弧状の受面37を
有するクランプ片38と、クランプ本体33の他端にピ
ン39を介して枢着されたボルト40と、ボルト40に
螺合されるナット41とからなり、前記クランプ片38
の他端に前記ボルト40の係合切欠部42を備えてい
る。
【0004】そして、クランプ片38は、クランプ本体
33に対して、図5に2点鎖線でも示すように、開閉自
在となっており、前記支柱34を囲繞した状態で、ボル
ト40を前記切欠部42に嵌入係合させると共にナット
41により締付固定するようになっている。
33に対して、図5に2点鎖線でも示すように、開閉自
在となっており、前記支柱34を囲繞した状態で、ボル
ト40を前記切欠部42に嵌入係合させると共にナット
41により締付固定するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術では、ステップ31が片持であるから、曲げモーメン
トに弱く、固着側基端部が弯曲したり折損するなどの問
題がある。従って、2つのステップ31間に足場板を架
け渡して、作業者が複数人乗ると、落下の恐れがあり、
足場板載設ステップとしては使用できない。
術では、ステップ31が片持であるから、曲げモーメン
トに弱く、固着側基端部が弯曲したり折損するなどの問
題がある。従って、2つのステップ31間に足場板を架
け渡して、作業者が複数人乗ると、落下の恐れがあり、
足場板載設ステップとしては使用できない。
【0006】本発明は、上述のような実状に鑑みてなさ
れたもので、その目的とするところは、強度が大で安定
的に荷重を支持できると共に、足場板を載せて使用しう
る足場用ステップ及び該ステップを取付けるのに最適な
取付金具を提供するにある。
れたもので、その目的とするところは、強度が大で安定
的に荷重を支持できると共に、足場板を載せて使用しう
る足場用ステップ及び該ステップを取付けるのに最適な
取付金具を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明は、支柱に着脱自在に緊結される取付金具を介して取
付けられる足場用ステップであって、前記取付金具への
引掛部を一端に設けたステップ本体と、一端がステップ
本体の中間部分に接続されかつ他端が支柱方向に延びる
ステーと、該ステーの先端に設けられた支柱への接当部
とを備えていることを特徴としている(請求項1)。
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明は、支柱に着脱自在に緊結される取付金具を介して取
付けられる足場用ステップであって、前記取付金具への
引掛部を一端に設けたステップ本体と、一端がステップ
本体の中間部分に接続されかつ他端が支柱方向に延びる
ステーと、該ステーの先端に設けられた支柱への接当部
とを備えていることを特徴としている(請求項1)。
【0008】本発明では、支柱に取付金具を取付けた状
態で、ステップの引掛部を取付金具に引掛けると、接当
部が支柱に接当する。そこで、ステップに荷重がかかる
と、荷重の一部はステーにより水平方向の分力が生じ、
この水平分力が接当部を介して支柱にその半径方向中心
に向かって作用する。従って、ステップの曲げモーメン
トが小さくなり、十分な強度が得られ、足場板をも安定
的に支持することができる。
態で、ステップの引掛部を取付金具に引掛けると、接当
部が支柱に接当する。そこで、ステップに荷重がかかる
と、荷重の一部はステーにより水平方向の分力が生じ、
この水平分力が接当部を介して支柱にその半径方向中心
に向かって作用する。従って、ステップの曲げモーメン
トが小さくなり、十分な強度が得られ、足場板をも安定
的に支持することができる。
【0009】また、本発明ステップは、前記ステーが略
90度の弯曲部を備えていることを特徴としている(請
求項2)。この場合、荷重の一部の水平分力が、支柱の
中心軸線上に作用し、ステーが安定し、ステップの荷重
を安定的に支持する。そして、本発明ステップは、前記
引掛部がステップ本体から上方に弯曲状に立上がってい
ることを特徴としている(請求項3)。この場合、ステ
ップの支持部とステー先端接当部間の寸法を小さく必要
最小限として十分な強度が確保でき、弯曲部曲率が小さ
くコンパクトになる。
90度の弯曲部を備えていることを特徴としている(請
求項2)。この場合、荷重の一部の水平分力が、支柱の
中心軸線上に作用し、ステーが安定し、ステップの荷重
を安定的に支持する。そして、本発明ステップは、前記
引掛部がステップ本体から上方に弯曲状に立上がってい
ることを特徴としている(請求項3)。この場合、ステ
ップの支持部とステー先端接当部間の寸法を小さく必要
最小限として十分な強度が確保でき、弯曲部曲率が小さ
くコンパクトになる。
【0010】さらに本発明取付金具は、足場用ステップ
を取付けるための支柱に着脱自在に緊結される取付金具
であって、該取付金具が、クランプ本体とこれに開閉可
能に枢着されたクランプ片と、クランプ本体の他端に枢
支されかつクランプ片の開放端の係合切欠部に係合され
る螺杆と、該螺杆に螺合したナットとからなり、前記ク
ランプ本体とクランプ片の対向面に、その一方又は両方
にステップの引掛部を引っ掛ける掛止部が設けられてい
ることを特徴としている(請求項4)。
を取付けるための支柱に着脱自在に緊結される取付金具
であって、該取付金具が、クランプ本体とこれに開閉可
能に枢着されたクランプ片と、クランプ本体の他端に枢
支されかつクランプ片の開放端の係合切欠部に係合され
る螺杆と、該螺杆に螺合したナットとからなり、前記ク
ランプ本体とクランプ片の対向面に、その一方又は両方
にステップの引掛部を引っ掛ける掛止部が設けられてい
ることを特徴としている(請求項4)。
【0011】この場合、支柱に取付金具を緊結した状態
で、支柱を立設し組立てた後、ステップの引掛部を、支
柱とクランプ本体又はクランプ片の係合切欠部の間に、
ステップの接当部を支柱に接触摺動させながら上方から
押し下げるようにして挿入することにより、至極簡単に
ステップを支柱に取付けることができる。
で、支柱を立設し組立てた後、ステップの引掛部を、支
柱とクランプ本体又はクランプ片の係合切欠部の間に、
ステップの接当部を支柱に接触摺動させながら上方から
押し下げるようにして挿入することにより、至極簡単に
ステップを支柱に取付けることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。図1及び図2は、本発明のステップ
1の第1実施形態及び取付金具2の実施形態を示し、作
業者の足を直接掛けるステップ1が取付金具2を介して
支柱(短管)3に取付けられた状態を示している。
に基づき説明する。図1及び図2は、本発明のステップ
1の第1実施形態及び取付金具2の実施形態を示し、作
業者の足を直接掛けるステップ1が取付金具2を介して
支柱(短管)3に取付けられた状態を示している。
【0013】ステップ1は、一端が引掛部4とされかつ
他端が横すべり防止部5とされたステップ本体6と、該
本体6の中間部下面に一端7Aが溶着された弯曲状のス
テー7と、該ステー7の水平部他端7Bに溶着された支
柱3への接当部材8とから成っている。前記ステップ本
体6は、フラットバーをその厚さ方向に弯曲成形したも
ので、引掛部4が一端側を上向き立上がり状に弯曲させ
た後、足踏部6Aと平行になるように一端側へ弯曲さ
せ、その端部をさらに下向きに曲げて略カギ形に形成さ
れており、先端4Aが足踏部6Aのレベルと同じか若干
上方に位置している。
他端が横すべり防止部5とされたステップ本体6と、該
本体6の中間部下面に一端7Aが溶着された弯曲状のス
テー7と、該ステー7の水平部他端7Bに溶着された支
柱3への接当部材8とから成っている。前記ステップ本
体6は、フラットバーをその厚さ方向に弯曲成形したも
ので、引掛部4が一端側を上向き立上がり状に弯曲させ
た後、足踏部6Aと平行になるように一端側へ弯曲さ
せ、その端部をさらに下向きに曲げて略カギ形に形成さ
れており、先端4Aが足踏部6Aのレベルと同じか若干
上方に位置している。
【0014】前記ステー7は、フラットバーをその幅方
向に90度弯曲させたもので、ステップ本体6と平行な
水平部が垂直部よりも長くされており、その端7Bが引
掛部先端4Aの直下にまで延びている。そして、ステー
7の曲率Rは、ステップ本体6の引掛部4が上方に弯曲
して、しかも端4Aが水平状足踏部6Aよりも上方に位
置している関係上、小さくしてステップ本体足踏部6A
とステー7水平部との間隔Sを必要最小限にして十分な
強度を確保することができ、ステップ1全体が非常にコ
ンパクトになる。
向に90度弯曲させたもので、ステップ本体6と平行な
水平部が垂直部よりも長くされており、その端7Bが引
掛部先端4Aの直下にまで延びている。そして、ステー
7の曲率Rは、ステップ本体6の引掛部4が上方に弯曲
して、しかも端4Aが水平状足踏部6Aよりも上方に位
置している関係上、小さくしてステップ本体足踏部6A
とステー7水平部との間隔Sを必要最小限にして十分な
強度を確保することができ、ステップ1全体が非常にコ
ンパクトになる。
【0015】なお、ステー水平部他端7Bは、ステップ
本体引掛部4の幅方向中央に位置している。そして、該
ステー水平部他端7Bに溶接された接当部材8は、平面
視略樋状となるようにフラットバーを弯曲成形したもの
で、支柱3に対する接点Pの接線挟角θが60度以下と
され、即ち、接点間最小距離が支柱3外周の約3分の1
(法線挟角が120度)以上とされ、荷重の水平分力が
支柱3の中心軸線方向に確実に作用し、ステップ1を安
定させるようにしてある。
本体引掛部4の幅方向中央に位置している。そして、該
ステー水平部他端7Bに溶接された接当部材8は、平面
視略樋状となるようにフラットバーを弯曲成形したもの
で、支柱3に対する接点Pの接線挟角θが60度以下と
され、即ち、接点間最小距離が支柱3外周の約3分の1
(法線挟角が120度)以上とされ、荷重の水平分力が
支柱3の中心軸線方向に確実に作用し、ステップ1を安
定させるようにしてある。
【0016】また、本発明にかかるステップ取付金具2
は、その基本構造が従来の取付金具と略同じで、前記支
柱3の外周面の一部が当接される円弧状の支柱受面9を
有する平面視略U字状のクランプ本体10と、該本体1
0の一端にその幅方向と平行(上下方向)な連結ピン1
1を介して開閉可能に枢着されたクランプ片12と、ク
ランプ本体10の他端(開放端)に前記ピン11と平行
なピン13を介して枢着された螺杆(アイボルト)14
と、該螺杆14に螺合されるナット15とから成ってお
り、前記クランプ片12の開放端12Bに設けた横向U
字状の係合切欠部16に前記螺杆14が係合され、ナッ
ト15により締結されるようになっている。
は、その基本構造が従来の取付金具と略同じで、前記支
柱3の外周面の一部が当接される円弧状の支柱受面9を
有する平面視略U字状のクランプ本体10と、該本体1
0の一端にその幅方向と平行(上下方向)な連結ピン1
1を介して開閉可能に枢着されたクランプ片12と、ク
ランプ本体10の他端(開放端)に前記ピン11と平行
なピン13を介して枢着された螺杆(アイボルト)14
と、該螺杆14に螺合されるナット15とから成ってお
り、前記クランプ片12の開放端12Bに設けた横向U
字状の係合切欠部16に前記螺杆14が係合され、ナッ
ト15により締結されるようになっている。
【0017】前記クランプ本体10は、その両端部に、
幅方向(上下方向)両端に対向外方に突出するピン枢着
耳部17,18を備え、該耳部17,18にピン挿通孔
19,20が設けられている。そして、クランプ本体1
0の中央部内側即ちクランプ片12との対向面側には、
受面9,9間に支柱3外周面との間に、ステップ引掛部
4を挿通することのできる空間を形成すべく切欠状の掛
止部21が設けられている。
幅方向(上下方向)両端に対向外方に突出するピン枢着
耳部17,18を備え、該耳部17,18にピン挿通孔
19,20が設けられている。そして、クランプ本体1
0の中央部内側即ちクランプ片12との対向面側には、
受面9,9間に支柱3外周面との間に、ステップ引掛部
4を挿通することのできる空間を形成すべく切欠状の掛
止部21が設けられている。
【0018】前記クランプ片12は、正面視略コ字状を
呈すると共に、クランプ本体10との対向面側上下耳部
12Aに円弧状の支柱受面22が設けられると共に、両
受面22間に、ステップ引掛部4を前記支柱3との間に
挿通可能にする空間を形成すべく切欠状の掛止部23が
設けられており、前記耳部12Aの受面22の対向外側
寄りの一方にピン挿通孔24が設けられ、該ピン挿通孔
24及び前記本体10のピン挿通孔19に前記連結ピン
11が貫通状に挿通されて、クランプ本体10とクラン
プ片12が開閉自在となっている。
呈すると共に、クランプ本体10との対向面側上下耳部
12Aに円弧状の支柱受面22が設けられると共に、両
受面22間に、ステップ引掛部4を前記支柱3との間に
挿通可能にする空間を形成すべく切欠状の掛止部23が
設けられており、前記耳部12Aの受面22の対向外側
寄りの一方にピン挿通孔24が設けられ、該ピン挿通孔
24及び前記本体10のピン挿通孔19に前記連結ピン
11が貫通状に挿通されて、クランプ本体10とクラン
プ片12が開閉自在となっている。
【0019】なお、前記クランプ本体10の他方の耳部
18には、そのピン挿通孔20を利用して螺杆14の基
端部が前記ピン13により回動可能に取付けられてい
る。本発明に係る取付金具2を用いて、前記第一実施形
態のステップ1を支柱3に取付ける場合、支柱3を立設
する前に、支柱3の所望位置に取付金具2を取付け、支
柱3を立設した後にステップ1をその引掛部4を取付金
具2の掛止部21又は23に挿入することにより、至極
簡単にしかも安定的に取付けることができる。
18には、そのピン挿通孔20を利用して螺杆14の基
端部が前記ピン13により回動可能に取付けられてい
る。本発明に係る取付金具2を用いて、前記第一実施形
態のステップ1を支柱3に取付ける場合、支柱3を立設
する前に、支柱3の所望位置に取付金具2を取付け、支
柱3を立設した後にステップ1をその引掛部4を取付金
具2の掛止部21又は23に挿入することにより、至極
簡単にしかも安定的に取付けることができる。
【0020】図3及び図4は、本発明に係るステップの
第二実施形態特に足場板25を支持するのに使用される
ステップ1を示し、第一実施形態と異なるところは、ス
テップ本体6の板載設部6Bが水平状とされ、該板載設
部6Bの端部から下方に屈曲状に引掛部4が形成されて
いる点及びステー7が斜材状で補強材26が設けられて
いる点であり、足場板25を支柱3に取付けるのに最適
である点以外は、第一実施形態ステップと略同等の作用
・効果を期待することができる。
第二実施形態特に足場板25を支持するのに使用される
ステップ1を示し、第一実施形態と異なるところは、ス
テップ本体6の板載設部6Bが水平状とされ、該板載設
部6Bの端部から下方に屈曲状に引掛部4が形成されて
いる点及びステー7が斜材状で補強材26が設けられて
いる点であり、足場板25を支柱3に取付けるのに最適
である点以外は、第一実施形態ステップと略同等の作用
・効果を期待することができる。
【0021】従って、第一実施形態と共通する構成につ
いては、同符号を付し、詳細説明を省略する。なお、第
二実施形態のステップ1も、第一実施形態で説明した本
発明取付金具2を用いて支柱3に取付けうること勿論で
ある。また、第一実施形態のステップ1のステップ本体
6の長さを足場板25を載設するのに十分な寸法とし
て、足場板25を取付けるようにすることができる。
いては、同符号を付し、詳細説明を省略する。なお、第
二実施形態のステップ1も、第一実施形態で説明した本
発明取付金具2を用いて支柱3に取付けうること勿論で
ある。また、第一実施形態のステップ1のステップ本体
6の長さを足場板25を載設するのに十分な寸法とし
て、足場板25を取付けるようにすることができる。
【0022】前記本発明第一実施形態で説明した取付金
具2によれば、ステップ1のフラットバー厚さの異なる
2種の引掛部4を掛止できる掛止部21,23を備えて
いるので、強度の異なるステップ1を取付けることがで
きる。しかし、前記掛止部21又は23のいずれか一方
にのみ設けることもできる。
具2によれば、ステップ1のフラットバー厚さの異なる
2種の引掛部4を掛止できる掛止部21,23を備えて
いるので、強度の異なるステップ1を取付けることがで
きる。しかし、前記掛止部21又は23のいずれか一方
にのみ設けることもできる。
【0023】
【発明の効果】本発明は、上述のように、支柱に着脱自
在に緊結される取付金具を介して取付けられる足場用ス
テップであって、前記取付金具への引掛部を一端に設け
たステップ本体と、一端がステップ本体の中間部分に接
続されかつ他端が支柱方向に延びるステーと、該ステー
の先端に設けられた支柱への接当部とを備えていること
を特徴とするものであるから、十分な強度が得られ、作
業者等の荷重を安定的に支持することができる(請求項
1)。
在に緊結される取付金具を介して取付けられる足場用ス
テップであって、前記取付金具への引掛部を一端に設け
たステップ本体と、一端がステップ本体の中間部分に接
続されかつ他端が支柱方向に延びるステーと、該ステー
の先端に設けられた支柱への接当部とを備えていること
を特徴とするものであるから、十分な強度が得られ、作
業者等の荷重を安定的に支持することができる(請求項
1)。
【0024】請求項2記載の発明によれば、前記ステー
が略90度の弯曲部を備えていることを特徴とするもの
であるから、荷重の一部を水平分力として確実に支柱の
中心軸線上に作用させることができ、ステップの安定性
を確保できる。請求項3記載の発明によれば、前記引掛
部がステップ本体から上方に弯曲状に立上がっているこ
とを特徴とするものであるから、足を安定的に掛けるこ
とができ、ステップ本体の水平部分とステー水平部分先
端との間隔を必要最小限として強度を確保でき、しかも
ステーの曲率を小さくできるので、ステップをコンパク
トにすることができる。
が略90度の弯曲部を備えていることを特徴とするもの
であるから、荷重の一部を水平分力として確実に支柱の
中心軸線上に作用させることができ、ステップの安定性
を確保できる。請求項3記載の発明によれば、前記引掛
部がステップ本体から上方に弯曲状に立上がっているこ
とを特徴とするものであるから、足を安定的に掛けるこ
とができ、ステップ本体の水平部分とステー水平部分先
端との間隔を必要最小限として強度を確保でき、しかも
ステーの曲率を小さくできるので、ステップをコンパク
トにすることができる。
【0025】さらに、請求項4記載の発明によれば、足
場用ステップを取付けるための支柱に着脱自在に緊結さ
れる取付金具であって、該取付金具が、クランプ本体と
これに開閉可能に枢着されたクランプ片と、クランプ本
体の他端に枢支されかつクランプ片の開放端の係合切欠
部に係合される螺杆と、該螺杆に螺合したナットとから
なり、前記クランプ本体とクランプ片の対向面に、その
一方又は両方にステップの引掛部を引っ掛ける掛止部が
設けられていることを特徴とするものであるから、ステ
ップを至極簡単にしかも安定的に掛止でき、支柱への取
付けを能率的に行なうことができる。
場用ステップを取付けるための支柱に着脱自在に緊結さ
れる取付金具であって、該取付金具が、クランプ本体と
これに開閉可能に枢着されたクランプ片と、クランプ本
体の他端に枢支されかつクランプ片の開放端の係合切欠
部に係合される螺杆と、該螺杆に螺合したナットとから
なり、前記クランプ本体とクランプ片の対向面に、その
一方又は両方にステップの引掛部を引っ掛ける掛止部が
設けられていることを特徴とするものであるから、ステ
ップを至極簡単にしかも安定的に掛止でき、支柱への取
付けを能率的に行なうことができる。
【図1】本発明の第一実施形態を示す一部破断正面図で
ある。
ある。
【図2】図1の平面図である。
【図3】本発明ステップの第二実施形態を示す正面図で
ある。
ある。
【図4】図3の平面図である。
【図5】従来例を示す斜視図である。
1 ステップ 2 取付金具 3 支柱 4 引掛部 6 ステップ本体 7 ステー 8 接当部 10 クランプ本体 11 連結ピン 12 クランプ片 12B 開放端 14 螺杆 15 ナット 16 係合切欠部 21 掛止部 23 掛止部
Claims (4)
- 【請求項1】 支柱に着脱自在に緊結される取付金具を
介して取付けられる足場用ステップであって、 前記取付金具への引掛部を一端に設けたステップ本体
と、一端がステップ本体の中間部分に接続されかつ他端
が支柱方向に延びるステーと、該ステーの先端に設けら
れた支柱への接当部とを備えていることを特徴とする足
場用ステップ。 - 【請求項2】 前記ステーが略90度の弯曲部を備えて
いることを特徴とする請求項1に記載の足場用ステッ
プ。 - 【請求項3】 前記引掛部がステップ本体から上方に弯
曲状に立上がっていることを特徴とする請求項1又は2
に記載の足場用ステップ。 - 【請求項4】 請求項1〜3に記載の足場用ステップを
取付けるための支柱に着脱自在に緊結される取付金具で
あって、 該取付金具が、クランプ本体とこれに開閉可能に枢着さ
れたクランプ片と、クランプ本体の他端に枢支されかつ
クランプ片の開放端の係合切欠部に係合される螺杆と、
該螺杆に螺合したナットとからなり、前記クランプ本体
とクランプ片の対向面に、その一方又は両方にステップ
の引掛部を引掛ける掛止部が設けられていることを特徴
とするステップ取付金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27015095A JP2850947B2 (ja) | 1995-10-18 | 1995-10-18 | 足場用ステップとその取付金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27015095A JP2850947B2 (ja) | 1995-10-18 | 1995-10-18 | 足場用ステップとその取付金具 |
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JPH09112026A JPH09112026A (ja) | 1997-04-28 |
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-
1995
- 1995-10-18 JP JP27015095A patent/JP2850947B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH09112026A (ja) | 1997-04-28 |
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