JP2850553B2 - モータ内蔵ミシン - Google Patents
モータ内蔵ミシンInfo
- Publication number
- JP2850553B2 JP2850553B2 JP5328491A JP5328491A JP2850553B2 JP 2850553 B2 JP2850553 B2 JP 2850553B2 JP 5328491 A JP5328491 A JP 5328491A JP 5328491 A JP5328491 A JP 5328491A JP 2850553 B2 JP2850553 B2 JP 2850553B2
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- Japan
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- shaft
- motor
- sewing machine
- belt
- transmission mechanism
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- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータの回転をミシン
軸に伝達する構成を改良したモータ内蔵ミシンに関す
る。
軸に伝達する構成を改良したモータ内蔵ミシンに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のミシンを図3に示してい
る。ミシンフレーム1の内部に設けられたミシン軸とし
ての上軸2は、その一端部が軸受3により支承され、他
端部が軸受4に嵌合されたカップリング5に挿通支承さ
れている。また、モータ6は、そのモータ軸7が前記上
軸2と同軸線上で対向するようにモータフレーム1内に
設けられている。上記モータ軸7は軸受8,9により支
持され、さらに上軸2と対向する端部は前記カップリン
グ5に挿通されてこのカップリング5により前記上軸2
と連結されている。上軸2はモータ6により回転駆動さ
れて、針棒クランク10を駆動するようになっている。
なお、フレーム1の内部下部には、糸輪捕捉器11等を
駆動するための下軸12が設けられており、これにはモ
ータ6の回転がベルト伝達機構13により伝達されるよ
うになっている。
る。ミシンフレーム1の内部に設けられたミシン軸とし
ての上軸2は、その一端部が軸受3により支承され、他
端部が軸受4に嵌合されたカップリング5に挿通支承さ
れている。また、モータ6は、そのモータ軸7が前記上
軸2と同軸線上で対向するようにモータフレーム1内に
設けられている。上記モータ軸7は軸受8,9により支
持され、さらに上軸2と対向する端部は前記カップリン
グ5に挿通されてこのカップリング5により前記上軸2
と連結されている。上軸2はモータ6により回転駆動さ
れて、針棒クランク10を駆動するようになっている。
なお、フレーム1の内部下部には、糸輪捕捉器11等を
駆動するための下軸12が設けられており、これにはモ
ータ6の回転がベルト伝達機構13により伝達されるよ
うになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものでは、上軸2とモータ軸7とを同軸線上でカッ
プリング5によって直結する構成としているため、上軸
2とモータ軸7との同心度や真直度が要求され、それら
の精度が不十分であると、上軸2およびモータ軸7の両
軸、あるいはそれらの間のカップリング5に無理なスト
レスが加わり、軸受3,4,8,9やカップリング5を
破損したり、上軸2やモータ軸7が焼き付いたり、負荷
トルクが増大したりするおそれがあった。
来のものでは、上軸2とモータ軸7とを同軸線上でカッ
プリング5によって直結する構成としているため、上軸
2とモータ軸7との同心度や真直度が要求され、それら
の精度が不十分であると、上軸2およびモータ軸7の両
軸、あるいはそれらの間のカップリング5に無理なスト
レスが加わり、軸受3,4,8,9やカップリング5を
破損したり、上軸2やモータ軸7が焼き付いたり、負荷
トルクが増大したりするおそれがあった。
【0004】このため、ミシンフレーム1に対する上軸
2の取付精度、ミシンフレーム1に対するモータ6の取
付精度、およびモータ6のハウジング6aに対するモー
タ軸7の取付精度等を高める必要があって、高度な製造
技術を要すると共に、製造コストがアップするという問
題があった。
2の取付精度、ミシンフレーム1に対するモータ6の取
付精度、およびモータ6のハウジング6aに対するモー
タ軸7の取付精度等を高める必要があって、高度な製造
技術を要すると共に、製造コストがアップするという問
題があった。
【0005】そこで、本発明の目的は、モータ軸の回転
をミシン軸に回転伝達するについて、両軸間の同心度お
よび真直度に高精度を要求されない構成とすることがで
きると共に、モータ軸およびミシン軸に無理なストレス
が加わることも防止できるモータ内蔵ミシンを提供する
にある。
をミシン軸に回転伝達するについて、両軸間の同心度お
よび真直度に高精度を要求されない構成とすることがで
きると共に、モータ軸およびミシン軸に無理なストレス
が加わることも防止できるモータ内蔵ミシンを提供する
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のモータ内蔵ミシ
ンは、ミシンフレーム内にミシン軸を回転可能に支持す
ると共に、このミシン軸を回転するためのモータを設け
たものにおいて、このモータのモータ軸から前記ミシン
軸とは別の軸にかけて架設された第1のベルト伝達機構
と、前記別の軸から前記ミシン軸にかけて架設された第
2のベルト伝達機構とを備えたところに特徴を有する。
ンは、ミシンフレーム内にミシン軸を回転可能に支持す
ると共に、このミシン軸を回転するためのモータを設け
たものにおいて、このモータのモータ軸から前記ミシン
軸とは別の軸にかけて架設された第1のベルト伝達機構
と、前記別の軸から前記ミシン軸にかけて架設された第
2のベルト伝達機構とを備えたところに特徴を有する。
【0007】
【作用】上記手段によれば、モータが駆動されると、そ
のモータ軸の回転は、第1のベルト伝達機構により他の
軸に伝達され、そして、第2のベルト伝達機構によりミ
シン軸に伝達される。このようにモータの回転をミシン
軸にこのようにカップリングを用いずに、二軸間の同心
度および真直度を要しないベルト伝達機構を用いた構成
としたから、モータ軸とミシン軸とをカップリングにて
直結する場合とは異なり、高度な製造技術を要さず、ま
たモータ軸およびミシン軸に無理なストレスが加わるこ
ともない。
のモータ軸の回転は、第1のベルト伝達機構により他の
軸に伝達され、そして、第2のベルト伝達機構によりミ
シン軸に伝達される。このようにモータの回転をミシン
軸にこのようにカップリングを用いずに、二軸間の同心
度および真直度を要しないベルト伝達機構を用いた構成
としたから、モータ軸とミシン軸とをカップリングにて
直結する場合とは異なり、高度な製造技術を要さず、ま
たモータ軸およびミシン軸に無理なストレスが加わるこ
ともない。
【0008】ここで、仮に、モータ軸とミシン軸とを一
つのベルト伝達機構により直接的に連結する構成として
も上記作用は得られると考えられるが、しかし、この場
合には、それら両軸を軸心がずれた形態(上下あるいは
前後等にずれた形態)にしか配置できず、逆に両軸を端
面対向状態もしくはそれに近い状態に配置したい場合に
それができなくなる。しかるに、上記手段によれば、両
ベルト伝達機構間に中間軸としての他の軸を介在させる
構成であるから、両軸を軸心がずれた形態に配置できる
ことはもとより、両軸を端面対向状態もしくはそれに近
い状態に配置できるものであり、モータとミシン軸との
位置設定の自由度も高い。
つのベルト伝達機構により直接的に連結する構成として
も上記作用は得られると考えられるが、しかし、この場
合には、それら両軸を軸心がずれた形態(上下あるいは
前後等にずれた形態)にしか配置できず、逆に両軸を端
面対向状態もしくはそれに近い状態に配置したい場合に
それができなくなる。しかるに、上記手段によれば、両
ベルト伝達機構間に中間軸としての他の軸を介在させる
構成であるから、両軸を軸心がずれた形態に配置できる
ことはもとより、両軸を端面対向状態もしくはそれに近
い状態に配置できるものであり、モータとミシン軸との
位置設定の自由度も高い。
【0009】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例につき図1を参
照しながら説明する。ミシンフレーム21は、アーム部
22と脚柱部23とベッド部24とから構成され、アー
ム部22には蓋体25が着脱可能に取り付けられてい
る。筒状部26は脚柱部23の上部に形成され、その内
部には軸線方向の両側方に開放した開口部27が設けら
れていると共に、外側にはカバー28が取り付けられて
いる。
照しながら説明する。ミシンフレーム21は、アーム部
22と脚柱部23とベッド部24とから構成され、アー
ム部22には蓋体25が着脱可能に取り付けられてい
る。筒状部26は脚柱部23の上部に形成され、その内
部には軸線方向の両側方に開放した開口部27が設けら
れていると共に、外側にはカバー28が取り付けられて
いる。
【0010】ミシン軸としての上軸29は、前記アーム
部22内の二箇所の支持壁30に球軸受31,32を介
して回転可能に支持されている。この上軸29の左端に
は針棒クランク33が嵌合固定され、その一部は上軸2
9と球軸受31の内レースとの間に延長されている。そ
して、上軸29の回転に伴い、針棒クランク33を介し
て図示しない針棒等が駆動されるようになっている。下
軸34はベッド部24内に回転可能に支持されており、
これの左端部には糸輪捕捉器35が取り付けられてい
る。
部22内の二箇所の支持壁30に球軸受31,32を介
して回転可能に支持されている。この上軸29の左端に
は針棒クランク33が嵌合固定され、その一部は上軸2
9と球軸受31の内レースとの間に延長されている。そ
して、上軸29の回転に伴い、針棒クランク33を介し
て図示しない針棒等が駆動されるようになっている。下
軸34はベッド部24内に回転可能に支持されており、
これの左端部には糸輪捕捉器35が取り付けられてい
る。
【0011】一方、モータ36は前記筒状部26の開口
部27内に嵌合状態に取着されており、そのモータ軸3
7は左右両側に突出している。このモータ軸37はモー
タハウジング38の端部ブラケット39,40にそれぞ
れ設けられた球軸受41,42により支持されている。
そして、このモータ軸37の右端部には磁気ドラム43
およびプーリー44が嵌合固定され、磁気ドラム43に
対向する端部ブラケット40側には回転センサ45およ
び磁極センサ46等が設けられ、またプーリー44の内
面には磁石47が設けられている。そして、この磁石4
7と対向する部位には針位置センサ48が設けられてい
る。
部27内に嵌合状態に取着されており、そのモータ軸3
7は左右両側に突出している。このモータ軸37はモー
タハウジング38の端部ブラケット39,40にそれぞ
れ設けられた球軸受41,42により支持されている。
そして、このモータ軸37の右端部には磁気ドラム43
およびプーリー44が嵌合固定され、磁気ドラム43に
対向する端部ブラケット40側には回転センサ45およ
び磁極センサ46等が設けられ、またプーリー44の内
面には磁石47が設けられている。そして、この磁石4
7と対向する部位には針位置センサ48が設けられてい
る。
【0012】さて、第1のベルト機構49はモータ軸3
7から他の軸この場合下軸34にかけて架設されてお
り、この第1のベルト機構49は、ベルトプーリー5
0,51とタイミングベルト52とを有して構成されて
いる。一方のベルトプーリー50は、モータ軸37の左
端部に嵌合取着され、他方のベルトプーリー51は、上
軸29とは別の軸である下軸34の右端部に嵌合取着さ
れ、そしてタイミングベルト52はこれらベルトプーリ
ー50,51間に張設されている。なお、一方のベルト
プーリー50にはモータ36を空冷するための送風羽根
50aが設けられている。
7から他の軸この場合下軸34にかけて架設されてお
り、この第1のベルト機構49は、ベルトプーリー5
0,51とタイミングベルト52とを有して構成されて
いる。一方のベルトプーリー50は、モータ軸37の左
端部に嵌合取着され、他方のベルトプーリー51は、上
軸29とは別の軸である下軸34の右端部に嵌合取着さ
れ、そしてタイミングベルト52はこれらベルトプーリ
ー50,51間に張設されている。なお、一方のベルト
プーリー50にはモータ36を空冷するための送風羽根
50aが設けられている。
【0013】次に、第2のベルト機構53は下軸34か
ら上軸29にかけて架設されており、この第2のベルト
機構53は、ベルトプーリー54,55とタイミングベ
ルト56とを有して構成されている。一方のベルトプー
リー54は、下軸34における前記ベルトプーリー51
の左側に並べて嵌合取着され、他方のベルトプーリー5
5は、上軸29の右端部に嵌合取着され、そしてタイミ
ングベルト56はこれらベルトプーリー54,55間に
張設されている。
ら上軸29にかけて架設されており、この第2のベルト
機構53は、ベルトプーリー54,55とタイミングベ
ルト56とを有して構成されている。一方のベルトプー
リー54は、下軸34における前記ベルトプーリー51
の左側に並べて嵌合取着され、他方のベルトプーリー5
5は、上軸29の右端部に嵌合取着され、そしてタイミ
ングベルト56はこれらベルトプーリー54,55間に
張設されている。
【0014】さて、上記構成において、モータ36が駆
動されると、そのモータ軸37の回転は、第1のベルト
伝達機構49により他の軸である下軸34に伝達され、
そして、第2のベルト伝達機構53によりミシン軸であ
る上軸29に伝達される。この結果、両軸34,29が
回転されて周知の縫い動作が行なわれる。
動されると、そのモータ軸37の回転は、第1のベルト
伝達機構49により他の軸である下軸34に伝達され、
そして、第2のベルト伝達機構53によりミシン軸であ
る上軸29に伝達される。この結果、両軸34,29が
回転されて周知の縫い動作が行なわれる。
【0015】このような本実施例によれば、モータ軸3
7の回転を上軸29に伝達するについて、従来のような
カップリングを用いずに、二軸間の同心度および真直度
を要しないベルト伝達機構49,53を用いた構成とし
たから、モータ軸37と上軸29とをカップリングにて
直結する場合とは異なり、高度な製造技術を要さず、ま
たモータ軸37および上軸29に無理なストレスが加わ
ることもない。この結果、上軸29やモータ軸37が焼
き付くようなこともなく、また、コストの低廉化も図れ
る。
7の回転を上軸29に伝達するについて、従来のような
カップリングを用いずに、二軸間の同心度および真直度
を要しないベルト伝達機構49,53を用いた構成とし
たから、モータ軸37と上軸29とをカップリングにて
直結する場合とは異なり、高度な製造技術を要さず、ま
たモータ軸37および上軸29に無理なストレスが加わ
ることもない。この結果、上軸29やモータ軸37が焼
き付くようなこともなく、また、コストの低廉化も図れ
る。
【0016】ここで、仮に、モータ軸37と上軸29と
を一つのベルト伝達機構により直接的に連結する構成と
しても上記作用・効果は得られると考えられるが、しか
し、この場合には、それら両軸を軸心がずれた形態にし
か配置できず、逆に両軸を端面対向状態もしくはそれに
近い状態に配置したい場合にそれができなくなる。しか
るに、本実施例によれば、両ベルト伝達機構間49,5
3に中間軸としての他の軸(本実施例では下軸34)を
介在させる構成であるから、両軸37,29を軸心がず
れた形態に配置できることはもとより、両軸を端面対向
状態もしくはそれに近い状態に配置できるものであり、
モータ軸37ひいてはモータ36と上軸29との位置設
定の自由度も高い。
を一つのベルト伝達機構により直接的に連結する構成と
しても上記作用・効果は得られると考えられるが、しか
し、この場合には、それら両軸を軸心がずれた形態にし
か配置できず、逆に両軸を端面対向状態もしくはそれに
近い状態に配置したい場合にそれができなくなる。しか
るに、本実施例によれば、両ベルト伝達機構間49,5
3に中間軸としての他の軸(本実施例では下軸34)を
介在させる構成であるから、両軸37,29を軸心がず
れた形態に配置できることはもとより、両軸を端面対向
状態もしくはそれに近い状態に配置できるものであり、
モータ軸37ひいてはモータ36と上軸29との位置設
定の自由度も高い。
【0017】なお、本実施例では、モータ軸37と上軸
29とをほぼ端面対向状態に設定しているが、これは、
従来構成に対する設計変更箇所を少なくするという考え
方によるものであり、モータ36の位置を若干下げる
等、他の設計条件等により両軸37,29の軸心をずれ
た形態にしても、タイミングベルトの長さ変更により、
これに対処でき、もちろん回転伝達に何等支障はない。
29とをほぼ端面対向状態に設定しているが、これは、
従来構成に対する設計変更箇所を少なくするという考え
方によるものであり、モータ36の位置を若干下げる
等、他の設計条件等により両軸37,29の軸心をずれ
た形態にしても、タイミングベルトの長さ変更により、
これに対処でき、もちろん回転伝達に何等支障はない。
【0018】上記実施例では、他の軸として下軸34を
利用したが、他の軸としては、図2に示すように、専用
の中間軸61を設ける構成としても良い。この場合、中
間軸61は、上軸29およびモータ軸37の下方に位置
してミシンフレーム11に軸受62,63を介して回転
可能に支持されている。そして、第1のベルト伝達機構
64は、モータ軸37に嵌合取着されたベルトプーリー
65と、中間軸61に嵌合取着されたベルトプーリー6
6と、両プーリー65,66間に張設されたタイミング
ベルト67とにより構成されている。また、第2のベル
ト伝達機構68は、中間軸61に嵌合取着されたベルト
プーリー69と、上軸29に嵌合取着されたベルトプー
リー70と、両プーリー69,70間に張設されたタイ
ミングベルト71とにより構成されている。なお、モー
タ軸37と下軸34との間には別のベルト伝達機構72
が架設されている。この実施例においても所期の目的を
達成できる。
利用したが、他の軸としては、図2に示すように、専用
の中間軸61を設ける構成としても良い。この場合、中
間軸61は、上軸29およびモータ軸37の下方に位置
してミシンフレーム11に軸受62,63を介して回転
可能に支持されている。そして、第1のベルト伝達機構
64は、モータ軸37に嵌合取着されたベルトプーリー
65と、中間軸61に嵌合取着されたベルトプーリー6
6と、両プーリー65,66間に張設されたタイミング
ベルト67とにより構成されている。また、第2のベル
ト伝達機構68は、中間軸61に嵌合取着されたベルト
プーリー69と、上軸29に嵌合取着されたベルトプー
リー70と、両プーリー69,70間に張設されたタイ
ミングベルト71とにより構成されている。なお、モー
タ軸37と下軸34との間には別のベルト伝達機構72
が架設されている。この実施例においても所期の目的を
達成できる。
【0019】
【発明の効果】本発明は以上の説明から明らかなよう
に、モータのモータ軸からミシン軸とは別の軸にかけて
架設された第1のベルト伝達機構と、前記別の軸から前
記ミシン軸にかけて架設された第2のベルト伝達機構と
を備えた構成であるから、モータ軸の回転をミシン軸に
伝達するについて、両軸間の同心度および真直度に高精
度を要求されない構成とすることができると共に、モー
タ軸およびミシン軸に無理なストレスが加わることも防
止でき、さらには、モータ軸とミシン軸との軸心がずれ
た形態であっても同心形態であっても回転伝達を良好に
行なうことが可能であり、モータとミシン軸との位置設
定の自由度も高い、という優れた効果を奏する。
に、モータのモータ軸からミシン軸とは別の軸にかけて
架設された第1のベルト伝達機構と、前記別の軸から前
記ミシン軸にかけて架設された第2のベルト伝達機構と
を備えた構成であるから、モータ軸の回転をミシン軸に
伝達するについて、両軸間の同心度および真直度に高精
度を要求されない構成とすることができると共に、モー
タ軸およびミシン軸に無理なストレスが加わることも防
止でき、さらには、モータ軸とミシン軸との軸心がずれ
た形態であっても同心形態であっても回転伝達を良好に
行なうことが可能であり、モータとミシン軸との位置設
定の自由度も高い、という優れた効果を奏する。
【図1】本発明の第1の実施例を示すミシンの破断側面
図
図
【図2】本発明の第2の実施例を示すミシンの破断側面
図
図
【図3】従来例を示すミシンの破断側面図
21はミシンフレーム、29は上軸(ミシン軸)、36
はモータ、37はモータ軸、34は下軸(他の軸)、4
9は第1のベルト伝達機構、53は第2のベルト伝達機
構、61は中間軸(他の軸)、64は第1のベルト伝達
機構、68は第2のベルト伝達機構である。
はモータ、37はモータ軸、34は下軸(他の軸)、4
9は第1のベルト伝達機構、53は第2のベルト伝達機
構、61は中間軸(他の軸)、64は第1のベルト伝達
機構、68は第2のベルト伝達機構である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−85692(JP,A) 特開 平2−273360(JP,A) 特開 平2−266030(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D05B 1/00 - 83/00
Claims (1)
- 【請求項1】 ミシンフレーム内にミシン軸を回転可能
に支持すると共に、このミシン軸を回転するためのモー
タを設けたものにおいて、このモータのモータ軸から前
記ミシン軸とは別の軸にかけて架設された第1のベルト
伝達機構と、前記別の軸から前記ミシン軸にかけて架設
された第2のベルト伝達機構とを備えたことを特徴とす
るモータ内蔵ミシン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5328491A JP2850553B2 (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | モータ内蔵ミシン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5328491A JP2850553B2 (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | モータ内蔵ミシン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04269997A JPH04269997A (ja) | 1992-09-25 |
JP2850553B2 true JP2850553B2 (ja) | 1999-01-27 |
Family
ID=12938436
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5328491A Expired - Fee Related JP2850553B2 (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | モータ内蔵ミシン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2850553B2 (ja) |
-
1991
- 1991-02-25 JP JP5328491A patent/JP2850553B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04269997A (ja) | 1992-09-25 |
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Legal Events
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