JP2848315B2 - 屋外機器の取付装置 - Google Patents

屋外機器の取付装置

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JP2848315B2 JP4247796A JP4247796A JP2848315B2 JP 2848315 B2 JP2848315 B2 JP 2848315B2 JP 4247796 A JP4247796 A JP 4247796A JP 4247796 A JP4247796 A JP 4247796A JP 2848315 B2 JP2848315 B2 JP 2848315B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信用アンテナやそ
の他の屋外機器を支柱に取り付けるための装置に関し、
特に取付作業の簡易化、迅速化を可能にした取付装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、衛星通信用あるいは衛星放送用
のパラボラアンテナを支柱に取り付けるための装置とし
て、従来からU字金具を利用した取付装置が用いられて
いる。この取付装置は、図4に示すように、帯状の金属
をU字型に曲げ形成したU字金具21の内部に円柱から
なる支柱1を挿通させ、このU字金具21の両端部をボ
ルト・ナット22によりパラボラアンテナの一部に設け
た支持板23に締結することで、U字金具21と支持板
23とで支柱1を挟持し、これによりパラボラアンテナ
を支柱1に取り付ける構造である。また、同様なものと
して、図5に示すように、金属棒をU字型に近い形状に
曲げ形成したU字金具31の両端にそれぞれネジ部32
を設け、このネジ部32をパラボラアンテナの一部に設
けた支持板33に設けた穴に挿通させ、ネジ部32に螺
合されるナット34によりU字金具31を支持板33に
締結し、U字金具31と支持板33とで支柱1を挟持し
て取付を行うものである。なお、図5ではU字金具は真
のU字型ではなく、コ字型に近いものとして構成されて
いるが、その内部に支柱を挟持させる点では同じであ
り、ここではU字金具と称している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなU字金具を
用いた取付装置において、図4の装置ではU字金具21
の内径寸法と支柱1の径寸法とが高精度に一致していな
いと、支柱1に対してU字金具21に適切な挟持力を得
ることが困難であり、好適な支持が困難になる。この
点、図5の装置では、ネジ部32に対するナット34の
締結位置を調整して支持板33とU字金具21との間隔
を変化させることで、U字金具31と支柱1との間の寸
法差を吸収し、好適な支持を行うことができる。
【0004】しかしながら、この図5の装置では、U字
金具31の両端部に設けられたネジ部32のそれぞれに
ナット34が螺合されるため、これらのナット34の締
結力が均等でないと、締結力の差よって支持板33の姿
勢が図5の状態から傾斜された状態となり、パラボラア
ンテナの取付方向を所定の方向に設定することが難しい
ものとなる。そのため、パラボラアンテナの取付方向を
保持するためには、2つのナット34における締結力を
均等なものにする必要があり、取付作業に熟練が要求さ
れ、作業が困難なものとなる。
【0005】また、径寸法が小さい支柱に対して取り付
けを行う場合には、ネジ部に対するナットの螺合量を大
きくすればよいが、その際には2つのナット34をそれ
ぞれ多数回にわたって回転操作させてネジ部32を螺進
させる必要があり、そのための作業が面倒になり、かつ
作業時間が長くなるという問題もある。特に、アンテナ
の設置は屋外の高所やその他の危険な場所において行う
ことが多いため、このような場所で前記したような熟練
を要し、かつ時間のかかる作業が必要とされることは好
ましいことではない。
【0006】本発明の目的は、パラボラアンテナ等の屋
外機器を所定の方向に、しかも簡単な作業で迅速に設置
することを可能にした屋外機器の取付装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の屋外機器の取付
装置は、底辺部と、前記底辺部の両側にほぼ平行に延長
された両端部とで略コ字状に形成された金具と、この金
具の両端部に固定された支持板と、前記金具の両端部に
挿通された押さえ板と、前記支持板に螺合され、その先
端部が前記押さえ板に当接される押さえボルトとを備
え、前記金具は前記底辺部が前記両端部の延長方向と直
角な方向に対して傾斜されており、前記支持板または押
さえ板の一方に屋外機器が連結され、前記押さえボルト
の押圧力によって前記金具の底辺部と押さえ板との間に
支柱を挟持するように構成したことを特徴とする。
【0008】ここで、金具は両端部が所定の長さで平行
に形成され、この平行な部分に押さえ板が遊嵌され、両
端部の長さ方向に移動可能に構成される。また、押さえ
ボルトは、金具の両端部が固定された箇所の中間位置に
おいて金具の両端部と平行な方向に支持板に螺合され
る。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明の第1の実施形態の斜
視図であり、パラボラアンテナを円柱からなる支柱に取
り付けるための取付装置の例を示している。同図におい
て、1は円柱からな支柱であり、2は取付装置である。
この取付装置2は、底辺部が両端部の延長方向に直交す
る方向に対して傾斜されたコ字状をした金具(以下便宜
的にU字金具と称する)11を有しており、このU字金
具11の両端部にはその端面から軸方向に設けられたネ
ジ穴12が設けられている。そして、このネジ穴12に
螺合されるボルト13により、U字金具11の両端部に
はパラボラアンテナに連結された支持板14がネジ穴1
4aにおいて締結される。また、この支持板14には、
前記U字金具11との締結箇所のほぼ中間位置に、U字
金具11の両端部と略平行な方向に向けて押さえボルト
15が螺合されている。さらに、前記U字金具11の両
端部には、短冊状をした押さえ板16がその両端部にそ
れぞれ開設された穴16aにおいて遊嵌されており、こ
の押さえ板16の外側面には前記押さえボルト15の先
端部が当接されるように構成されている。
【0010】この構成の取付装置では、支柱1に対して
パラボラアンテナを取り付ける場合には、図2(a)の
ように、U字金具11のネジ穴12およびボルト13を
利用してU字金具11の両端部にパラボラアンテナに連
結されている支持板14を固定する。このとき、支柱1
はU字金具11の底辺部と押さえ板16との間に挿通さ
せた状態とする。しかる上で押さえボルト15を回転操
作し、その先端部で押さえ板16を支柱方向に押圧させ
る。このため、押さえボルト15が支持板14に対して
先端方向に螺進された状態では押さえ板16はU字金具
11の底辺部に接近された位置に移動され、この押さえ
板16とU字金具底辺部との間に支柱1を挟持させる。
このとき、同図のように支柱2の径寸法がU字金具11
の幅寸法に比較して小径の場合には、U字金具11の底
辺部は前記したように傾斜されているため、支柱はその
傾斜された側の隅部において挟持されることになる。
【0011】一方、図2(b)のように、支柱1の径寸
法がU字金具11の内側幅寸法に略等しい場合において
も、前記と同様にして押さえ板16とU字金具11の底
辺部との間に支柱1を挟持することができる。この場
合、押さえ板16は支持板14に近い位置となるため、
押さえボルト15の螺進量が少ない状態で押さえ板16
と底辺部との間に支柱1が挟持されることになる。
【0012】このように、この取付装置では、予めU字
金具11の両端部にパラボラアンテナの一部に連結され
た支持板14をボルト13で固定しておけば、支柱1に
対する取り付け時には、1本の押さえボルト15を回転
操作して押さえ板16とU字金具11の底辺部との間に
支柱1を挟持させればよい。そして、このとき押さえ板
16が押さえボルト15によってU字金具11の両端部
に沿って移動される場合でも、その方向は両端部に対し
て略直交する方向が保持される。そして、この状態で底
辺部との間に支柱を挟持させるため、支柱に対するパラ
ボラアンテナの方向を常に所定の方向に保持することが
できる。このため、従来のように2つのナットを均等量
だけ回転操作する作業は不要であり、取り付け作業の簡
略化、迅速化が可能となる。また、支柱の径寸法が異な
る場合でも、パラボラアンテナの取付方向を一定に保持
することが可能であることは前記した通りであり、かつ
その際においても1本の押さえボルトを回転操作するこ
とで対応できるため、その作業を簡略化、迅速化するこ
とが可能となる。
【0013】また、支柱に対するパラボラアンテナの方
向を任意に設定する場合には、押さえボルト15を緩め
た状態でパラボラアンテナを所望の方向に向け、その方
向を保ったままて押さえボルト15を締結すればよく、
極めて簡単に行うことができる。この点で、図5に示し
た従来装置のように2個のナットの締結力を均等にする
必要がなく、その作業は極めて簡単なものとなる。
【0014】ここで、図3(a)に示すように、U字金
具は帯状をした金属板をU字型に曲げ形成し、その両端
部を支持板にボルト止めしたU字板11Aとして構成と
してもよい。このU字板11Aは必要な強度を保持した
範囲で可及的に薄く、かつ可撓性を有するものを用いれ
ば、U字板11Aと押さえ板16との間に支柱1を挟持
した際にU字板11Aが支柱1の周面に沿って湾曲され
るため、支柱1の周面に対する密着性が高められ、取付
の安定性を高めることができる。この場合でも、1本の
押さえボルト15を操作することで押さえ板16を支柱
1に対して押圧し、支柱への取り付けが実現できること
はいうまでもない。
【0015】また、図3(b)に示すように、U字金具
は、底板17と、この底板17に立設された一対のロッ
ド18とで構成されるコ字型金具11Bとして形成され
てもよい。また、押さえボルト15に操作ハンドル19
を設けることで、治具を用いることなく手操作で押さえ
ボルト15を回転操作できるように構成してもよい。こ
のようにすれば、押さえボルト15の操作によって平行
な状態でその間隔が変化される底板17と押さえ板16
とで支柱1の両側面を挟持し、かつ押さえボルト15の
押圧力によって支柱1をその直径位置において押圧挟持
するため、アンテナ方向をより高い精度に保持させるこ
とができる。
【0016】なお、前記各実施形態では、支持板をパラ
ボラアンテナの一部に連結した構成例を説明したが、押
さえ板をパラボラアンテナの一部に連結した構成とする
ことも可能である。また、前記各実施形態では支柱にパ
ラボラアンテナを取り付ける場合について説明したが、
その他の屋外機器を支柱に取り付ける場合においても本
発明を適用することができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、底辺部
と、前記底辺部の両側にほぼ平行に延長された両端部と
で略コ字状に形成された金具の両端部に支持板が固定さ
れ、かつ金具の両端部に押さえ板が挿通され、さらに支
持板に押さえボルトが螺合されてその先端部が押さえ板
に当接された構成とされているので、1本の押さえボル
トを回転操作するだけで、押さえ板と、金具の両端部に
対して傾斜した状態の底辺部との間に支柱を挟持するこ
とができ、これにより異なる径寸法の支柱に対して屋外
機器を所定の方向に安定に取り付けることができ、取付
作業の簡略化および迅速化を図ることができる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の取付装置の第1の実施形態の斜視図で
ある。
【図2】図1の取付装置の取付状態を示す断面図であ
る。
【図3】本発明の他の異なる実施形態のそれぞれの断面
図である。
【図4】従来のU字金具を用いた取付装置の正面図と断
面図である。
【図5】従来のU字金具を用いた他の取付装置の正面図
と断面図である。
【符号の説明】
1 支柱 2 取付装置 11 U字金具 13 ボルト 14 支持板 15 押さえボルト 16 押さえ板
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01Q 1/12 F16B 1/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底辺部と、前記底辺部の両側にほぼ平行
    に延長された両端部とで略コ字状に形成された金具と、
    前記金具の両端部に固定された支持板と、前記金具の両
    端部に挿通された押さえ板と、前記支持板に螺合され、
    その先端部が前記押さえ板に当接される押さえボルトと
    を備え、前記金具は前記底辺部が前記両端部の延長方向
    と直角な方向に対して傾斜されており、前記支持板また
    は押さえ板の一方に屋外機器が連結され、前記押さえボ
    ルトの押圧力によって前記金具の底辺部と押さえ板との
    間に支柱を挟持するように構成したことを特徴とする屋
    外機器の取付装置。
  2. 【請求項2】 前記金具は両端部が所定の長さで平行に
    形成され、この平行な部分に前記押さえ板が遊嵌され、
    前記両端部の長さ方向に移動可能に構成される請求項1
    に記載の屋外機器の取付装置。
  3. 【請求項3】 前記押さえボルトは、前記金具の両端部
    が固定された箇所の中間位置において前記金具の両端部
    と平行な方向に前記支持板に螺合される請求項2に記載
    の屋外機器の取付装置。
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JP5615037B2 (ja) * 2010-05-19 2014-10-29 マスプロ電工株式会社 取付金具
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