JP3210870U - 取付部品及び物品固定器具 - Google Patents
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Abstract
Description
アンテナ装置、照明又はカメラといった機器を設置する場合、電波を受信する方向、光を当てる方向又は撮影する方向等、特定の方向に向けて上記機器を設置する必要がある。機器を向ける方向は、同一方向のまま固定されていることもあれば、状況に応じて変える必要がある場合もある。
図3及び4を参照して本考案の構成を説明する。本考案に係る物品固定器具1は、取付部品7と、取付部品7を締め付けるためのネジ6Bと、取付部品7を固定してネジ6Bによって押圧するためのネジ穴が設けられた台座4と、を有する。台座4に設けられるネジ穴の位置や取付部品7の寸法等は、取付部品7で押さえつける物品の形状に合わせて適宜調節される。本実施例では、支柱2の他端に設けられたフランジ3を取付部品7によって押さえつけることによりアンテナ装置Aを固定する場合について説明する。
図5は、実施例に係る取付部品7の構成を示す図である。図5(a)は取付部品7の側面図であり、図5(b)は取付部品7を下側から見た場合の正面図である。図5(a)及び(b)に示す取付部品7の寸法及び形状は一例であり、適宜変更することができる。
図6は、取付部品7をネジ6Bで締め付けてフランジ3を押さえた様子を示す図である。以下に、図6を参照しながら取付部品7に第2段構成部7cを設けることによって奏する効果について説明する。図6(a)に示された取付部品7は第2段構成部7cを設けられた実施例に係る取付部品7であり、図6(b)に示された取付部品8は、取付部品7の第2段構成部7cに相当する構成部が設けられていない比較用の取付部品8である。
上に述べたとおり、実施例に係る取付部品7は単一のネジ6Bによって締め付けられる。したがって、取付部品7は、二つのネジ6Aによって締め付けられた取付部品5と比較して、取付部品7の取り付け時に貫通孔7fの中心を軸にして回転してしまい作業性が悪くなることがある。第2段構成部7cの側面に設けられたV字状の凹部7hは、上記作業性の悪化を軽減する。このことを以下に説明する。
図8は、台座4の正面図である。図8に示した例では、台座4は直径200mmの円周に沿って均等にネジ穴が設けられている。取付部品7を締め付けるためのネジ6Bは、このネジ穴に挿入される。ここで、円の直径200mmはフランジ3の直径150mmよりも大きい。
図9は先端にフランジ3が取り付けられた支柱2を示した図である。図9に示した例ではフランジ3の直径は略150mmであり、厚みは12mmである。図3にて既に示したとおり、取付部品7の第4段構成部7eと第1段構成部7bとの長さの差は12mmであり、フランジ3の厚みと略同一に設計されていることがわかる。ただし、製品の寸法のばらつきを考慮するならば、取付部品7の第4段構成部7eから第1段構成部7bまでの長さは、フランジ3の厚み以上に長い方が望ましい。
物品固定器具1は、例えば、アンテナ装置、照明又はカメラといった設置する機器や、固定したいフランジ3の大きさに応じて適宜寸法やネジ穴の位置等を調節する必要がある。具体的には、例えば、取付部品7に設ける貫通孔7fの位置、第2段構成部7cの長手方向又は水平方向の長さ、台座4に設けるネジ穴の位置等を調節し、取付部品7が貫通孔7fを中心に回転した際に、凹部7hの側面が固定したいフランジ3の側面に接触するようにする。換言すると、台座4に設けられたネジ穴の位置と取付部品7の貫通孔7fから凹部7hまでの距離とが、取付部品7が貫通孔7fを中心に回転した際に、凹部7hが物品の固定部分(例えば、フランジ3)の側面に衝突するように設計されている
実施例に係る取付部品7の説明では、取付部品7の第2段構成部7cが有する凹部7hの形状はV字状であるとした。第2段構成部7cが有する凹部7hの形状は、例えばV字以外の凹状であってもよい。また、取付部品の第2段構成部7cは、側面が斜めに切り欠かれていてもよい。
図12は、取付部品7の別の例を示す図である。本変形例では、取付部品12の第2段構成部12cの上面12aからの長さd2が連続的に変化している。このように取付部品12の形状は取付部品7の第3段構成部7dの先端が斜めに切り欠かれた形状であってもよい。この形状を有する取付部品7の場合も同様に、第3段構成部12dが台座4と接触することなく、爪部7gの先端がしっかりとフランジ3上面に接触してフランジ3を押さえつけることができる。
実施例に係る取付部品7は、段構成部の数が四段であるとした。取付部品7が有する段構成部の数は四段でなくともよい。取付部品7は、例えば爪部7gを有する第1段構成部と第1段構成部に隣接する第2段構成部のみを有してもよい。或いは、取付部品7は、爪部7gを有する第1段構成部と第1段構成部に隣接する第2段構成部と第2段構成部に接する第3段構成部のみを有していてもよい。それらの場合も第2段構成部には、フランジ3の側面に接触する凹状の凹部7hが設けられる。
1…物品固定器具
2…支柱
3…フランジ
4…台座
5、7、8…取付部品
6A、6B…ネジ
7、8、10、11、12…取付部品
7a、12a…上面
7b…第1段構成部
7c、10c、11c、12c…第2段構成部
7d、8d、10d、12d…第3段構成部
7e、11e…第4段構成部
7f…貫通孔
7g…爪部
7h、10h、11h…凹部
Claims (8)
- 締結具によって物品を固定する取付部品であって、
前記取付部品は、前記締結具が接触する第一の面から、前記第一の面とは反対側に位置する他方の面までの長さがそれぞれ異なる複数の段構成部を有し、
前記複数の段構成部のうちの一つの段構成部には前記締結具を挿通可能な貫通孔が設けられ、
前記複数の段構成部のうちの一つの段構成部は、前記第一の面と平行な面内において奥行が変化する凹部を有する取付部品。 - 前記物品は前記取付部品によって押さえつけられる固定部分を有し、
前記凹部を有する段構成部は、前記複数の段構成部のうち、前記固定部分と接触させる段構成部と隣接する段構成部であることを特徴とする、
請求項1に記載の取付部品。 - 前記凹部はV字状であることを特徴とする、
請求項1又は2に記載の取付部品。 - 前記貫通孔の数は一つであることを特徴とする、
請求項1〜3の何れか一項に記載の取付部品。 - 前記貫通孔が設けられた段構成部よりも長い最終段構成部を有し、
前記貫通孔に対して前記最終段構成部と反対側の端に、最も長さが短い第1段構成部を有することを特徴とする、
請求項1〜4の何れか一項に記載の取付部品。 - 請求項1〜5の何れか一項に記載の取付部品と締結具とによって、物品を固定する物品固定構造であって、
前記締結具の締結位置と前記取付部品に設けられた前記貫通孔から前記凹部までの距離とが、
前記取付部品が前記貫通孔を中心に回転した際に、前記凹部が前記物品の固定部分の側面に衝突するように構成され、前記取付部品の回転が抑制される、
物品の物品固定構造。 - 請求項1〜5の何れか一項に記載の取付部品と締結具とを備え、物品を固定する物品固定器具であって、
前記締結具の締結位置と前記取付部品に設けられた前記貫通孔から前記凹部までの距離とが、
前記取付部品が前記貫通孔を中心に回転した際に、前記凹部が前記物品の固定部分の側面に衝突するように構成されている、
物品固定器具。 - 物品と、
複数のネジ穴が設けられた据付部と、
請求項1〜5の何れか一項に記載の取付部品と締結具とを複数備え、前記物品を固定する物品固定器具と、
を備え、
前記締結具の締結位置と前記取付部品に設けられた前記貫通孔から前記凹部までの距離とが、前記取付部品が前記貫通孔を中心に回転した際に、前記凹部が前記物品の固定部分の側面に衝突するように構成されている、
物品固定装置。
Priority Applications (1)
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JP2017001437U JP3210870U (ja) | 2017-03-31 | 2017-03-31 | 取付部品及び物品固定器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017001437U JP3210870U (ja) | 2017-03-31 | 2017-03-31 | 取付部品及び物品固定器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3210870U true JP3210870U (ja) | 2017-06-08 |
Family
ID=59012322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017001437U Active JP3210870U (ja) | 2017-03-31 | 2017-03-31 | 取付部品及び物品固定器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3210870U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019202639A (ja) * | 2018-05-23 | 2019-11-28 | トヨタ自動車株式会社 | バッテリの保持構造 |
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2017
- 2017-03-31 JP JP2017001437U patent/JP3210870U/ja active Active
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019202639A (ja) * | 2018-05-23 | 2019-11-28 | トヨタ自動車株式会社 | バッテリの保持構造 |
JP7035802B2 (ja) | 2018-05-23 | 2022-03-15 | トヨタ自動車株式会社 | バッテリの保持構造 |
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