JP2848140B2 - 押し出し材フレームの結合部構造 - Google Patents

押し出し材フレームの結合部構造

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JP2848140B2
JP2848140B2 JP4194403A JP19440392A JP2848140B2 JP 2848140 B2 JP2848140 B2 JP 2848140B2 JP 4194403 A JP4194403 A JP 4194403A JP 19440392 A JP19440392 A JP 19440392A JP 2848140 B2 JP2848140 B2 JP 2848140B2
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roof rail
joint
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hole
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D29/00Superstructures, understructures, or sub-units thereof, characterised by the material thereof
    • B62D29/008Superstructures, understructures, or sub-units thereof, characterised by the material thereof predominantly of light alloys, e.g. extruded
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D23/00Combined superstructure and frame, i.e. monocoque constructions
    • B62D23/005Combined superstructure and frame, i.e. monocoque constructions with integrated chassis in the whole shell, e.g. meshwork, tubes, or the like

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Structural Engineering (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は押し出し材で構成される
車体構造における押し出し材フレームの結合部構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の押し出し材フレームの結合部構造
としては、例えば図9〜図11に示すようなものがある
(例えば、実開平2−12978号公報、実開平2−4
2875号公報、米国特許第4618163号公報等参
照)。
【0003】すなわち、フロントピラー101とサイド
ルーフレール102とフロントルーフレール103と
が、それぞれ軽量材料で押し出し成形され、上記フロン
トピラー101とサイドルーフレール102とフロント
ルーフレール103の端部がそれぞれ鋳物等で成形され
たジョイント104に軸方向に圧入され噛み合い結合さ
れていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の押し出し材で構成される車体構造における押
し出し材フレームの結合部構造にあっては、車両横転時
のルーフ圧壊において、フロントピラー101とサイド
ルーフレール102とフロントルーフレール103とに
曲げ力を伝えてしまい変形が大きくなってしまう。
【0005】すなわち、図11に示す如く、ルーフが圧
壊荷重を受けたときに、ジョイント104は、ほとんど
変形せずフロントピラー101とサイドルーフレール1
02とフロントルーフレール103とに曲げ力を伝え
る。このため、この曲げ力はフロントピラー101とサ
イドルーフレール102とフロントルーフレール103
の曲げのみによって支えられている。
【0006】また、このようにフロントピラー101,
サイドルーフレール102及びフロントルーフレール1
03が曲げ変形するので、結合部では、下面が引張り力
を受ける。従って、下面の結合が取れてしまう可能性が
ある。また、下面の板厚を厚くしてもその厚さを十分生
かせていないという問題点があった。
【0007】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたものであり、ルーフ圧壊荷重による押し出
し材フレームの変形を抑え、かつ結合部の破損を防止し
た押し出し材フレームの結合部構造を提供することを目
的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】ラーとサイドルーフレ
ールとルーフレールとが、それぞれ軽量材料で押し出し
成形されの端部がジョイントにより結合される自
動車車体上部構造において、ピラーとサイドルーフレ
ールとルーフレールの端部の少なくとも下壁に、結合用
の穴を有する結合部を設けるとともに、これら穴に嵌合
可能な突起をジョイントに設け、該突起が結合用の穴に
嵌合するようにして、ピラー,サイドルーフレール,ル
ーフレールの端部上にジョイントを被せて固着した。
【0009】
【作用】ルーフ圧壊荷重がジョイントの突起を通じて肉
厚の厚い下壁に伝わり、フロントピラー,サイドルーフ
レール,フロントルーフレールにこれらの押し出し成形
材を軸方向へ押し広げる軸力として伝わる。従って圧壊
荷重が大きくなる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1〜図3は、本発明の第1実施例を示す図である。
【0011】まず構成を図1及び図2により説明する。
鋳物等で形成されたジョイント1には、その上壁1aか
ら下方に向けて突起2,3,4が設けられている。
【0012】一方、軽量材料で押し出し成形されたフロ
ントピラー2、サイドルーフレール6及びフロントルー
フレール7の各々には結合部8,9,10が設けられて
いる。
【0013】フロントピラー5の結合部8には、ジョイ
ント1と結合した際に突起2と係合する如く、その上壁
11に穴12が下壁13に穴14が穿たれている。ま
た、サイドルーフレール6の結合部9にはジョイント1
と結合した際に突起3と係合する如く、その上壁15に
穴16が下壁17に穴18が穿たれている。更にフロン
トルーフレール7の結合部10には、ジョイント1と結
合した際に突起4と係合する如くその上壁19に穴20
が下壁21に穴22が穿設されている。
【0014】そして、ジョイント1に、フロントピラー
5、サイドルーフレール6、フロントルーフレール7
が、その軸方向と交差する方向から連結され、突起2,
3,4は各々結合用穴12,14,16,18,20,
22に固着している。
【0015】次に作用を説明する。ルーフ圧壊荷重Fを
受けたとき、図3に概念図として描いた如く、ジョイン
ト1自体が変形して、突起2,3,4を各々フロントピ
ラー5、サイドルーフレール6、フロントルーフレール
7の軸方向へ押し広げ軸力fとして、圧壊力Fを分散さ
せる(図2及び図3は、フロントピラー5とサイドルー
フレール6について描いてある)。
【0016】従って、結合部の変形を抑えるとともに、
軸力がフロントピラー5、サイドルーフレール6、フロ
ントルーフレール7に圧縮力として作用するので、各々
の下壁13,17,21の板厚の厚さを十分に生かすこ
とができる。
【0017】なお図2の矢印23は圧壊力Fの軸力fと
なる変換過程を示している。
【0018】この実施例によれば突起は各ピラーを貫通
してこれらの部材を連結しているため、確実な連結を行
うことができる。又、突起は末広がりの形状をしている
ためくさび状に嵌合することができ、穴も角型をしてい
るため位置ずれすることがない。
【0019】図4及び図5には、本発明の第2実施例を
示す。この実施例は、軽量材料で押し出し成形されたフ
ロントピラー5の下壁13にフランジ25を設け、該フ
ランジ25に結合穴28を穿設し、サイドルーフレール
6の下壁17にフランジ26を設け、該フランジ26に
結合穴29を穿設し、フロントルーフレール7の下壁2
1にフランジ27を設け、該フランジ27の結合穴30
を穿設するとともに、鋳物等で形成されたジョイント3
1に上記結合用の穴28,29,30に各々嵌合する突
起32,33,34を設けたものである。
【0020】本実施例によっても前記実施例と同様の効
果を得ることができるだけでなく、下面がない分軽量化
をはかることができる。
【0021】図6には、本発明の第3実施例を示す。図
は構成部品を分解して示したもので、軽量材料で押し出
し成形したフロントピラー5、又はサイドルーフレール
6、フロントルーフレール7と、鋳物等で成形したジョ
イント1との突き合わせ部にスペーサ35を介装したも
ので、フロントピラー5等に、傾斜を有し、かつ突起3
6に係合する穴37を有するフランジ38を設けて、ジ
ョイント1と押し出し成形したフロントピラー5等を結
合するようにしたものである。本実施例によればスペー
サ35の角度θを変えることによって、フロントピラー
5とサイドルーフレール6とフロントルーフレール7と
の角度を自由に変えることができる。
【0022】図7には、本発明の第4実施例を示す。こ
の実施例は、鋳物等で成形されたジョイント1の端部1
bを角度を付けて成形し、軽量材料で押し出し成形され
たフロントピラー5等を結合するようにしたものであ
る。
【0023】本実施例によっても、前記実施例と同様の
効果を得ることができるとともに、スペーサ等を不要に
することができる。
【0024】図8には、本発明の第5実施例を示す。こ
の実施例は、スペーサ39を接合面より一段下げること
により溶接部のビード40の突起を目立たなくしたもの
である。
【0025】本実施例によれば、ビード40の突起を目
立たなくするという効果がある。
【0026】
【発明の効果】ルーフ圧壊荷重が軸力としてフロントピ
ラー,サイドルーフレール,フロントルーフレールに伝
わるので、圧壊強度が高くなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の構成部品を分解して示す
斜視図。
【図2】同じく第1実施例のルーフ圧壊時の荷重の伝わ
り方を説明する断面図。
【図3】同じく第1実施例のルーフ圧壊荷重による結合
部の変形を説明する断面図。
【図4】本発明の第2実施例の構成部品を分解して示す
斜視図。
【図5】同じく第2実施例のルーフ圧壊時の荷重の伝わ
り方を説明する断面図。
【図6】本発明の第3実施例の構成部品を分解して示す
斜視図。
【図7】本発明の第4実施例を示す平面図。
【図8】本発明の第5実施例を示す断面図。
【図9】従来例の結合部を示す斜視図。
【図10】同じく従来例の構成部品を分解して示す斜視
図。
【図11】同じく従来例のルーフ圧壊時の荷重の伝わり
方を説明する断面図。
【符号の説明】
1…ジョイント 2,3,4…突起 5…フロントピラー 6…サイドルーフレール 7…フロントルーフレール 12,14,16,18,20,22…穴 32,33,34…突起 25,26,27…フランジ 28,29,30…穴 35…スペーサ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラーとサイドルーフレールとルーフレ
    ールとが、それぞれ軽量材料で押し出し成形され
    の端部がジョイントにより結合される自動車車体上部
    構造において、ピラーとサイドルーフレールとルーフレ
    ールの端部の少なくとも下壁に、結合用の穴を有する結
    合部を設けるとともに、これら穴に嵌合可能な突起を
    ョイントに設け、該突起が結合用の穴に嵌合するように
    して、ピラー,サイドルーフレール,ルーフレールの端
    部上にジョイントを被せて着したことを特徴とする押
    し出し材フレームの結合部構造。
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ITTO20070404A1 (it) * 2007-06-08 2008-12-09 Rosfin S R L Procedimento per la realizzazione della struttura portante della carrozzeria di un autoveicolo, e struttura portante cosi realizzata.

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