JP2847584B2 - シクロヘキシル酪酸誘導体及びその製造法 - Google Patents

シクロヘキシル酪酸誘導体及びその製造法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヒトレニン(Human re
nin)阻害作用を示し、高血圧症治療剤として有用な次
式(8)
【0002】
【化15】
【0003】(式中、R3は炭素数1〜7のアルキル基を
示す)で表わされるペプチド化合物(特開昭62-234071
号公報)の構成をなすもので、特にその不斉構成部分と
して重要な次式(9)
【0004】
【化16】
【0005】(式中、R4は水素原子又は炭素数1〜7の
アルキル基を示す)で表わされる光学活性(2R, 3S)−
シクロヘキシルノルスタチン類の新規な製造法及びこの
製造法の中間体として有用なシクロヘキシル酪酸誘導体
に関する。
【0006】
【従来の技術】上記一般式(8)で表わされるペプチド
化合物の立体配置は活性に影響を与え、特にカルボン酸
エステル側の2個の不斉炭素は(2R, 3S)−配置である
のが好ましいことが確認されている。従って、上記ペプ
チド化合物の重要な不斉部分を構成する次式(9)
【0007】
【化17】
【0008】(式中、R4は前記と同じものを示す)で表
わされる光学活性(2R, 3S)−シクロヘキシルノルスタ
チン類を工業的に有利に製造する方法が望まれていた。
【0009】従来、(2R, 3S)−シクロヘキシルノルス
タチンを製造する方法としては、J.Chem. Soc., Chem.
Commun., 1989, 1678頁、Chem. Lett., 1990, 723頁、
J. Med. Chem., 1990, 2707頁、及び特開平1-172365号
公報に、フェニルアラニンを原料とする方法、すなわち
これから誘導したアルコールを酸化してアルデヒドと
し、青酸ガスを付加するなどして2つの光学活性点を作
り出す方法が報告されている。しかしながら、この方法
では酸化反応及び有害なシアン化合物を用いる工程を有
するため、工業化にあたっては問題があると共に、中間
で生成するアルデヒドは非常に不安定であり、ラセミ化
しやすく、光学純度の高いものを得るのは極めて困難で
あった。
【0010】また、特開平2-121963号公報には、4−シ
クロヘキシルメチル−2−アゼチジノン誘導体から製造
する方法が報告されているが、この方法も収率、光学純
度において満足のいくものではなかった。
【0011】さらに、特開昭63−183551号公報
には、Z−4−シクロヘキシル−2−ブテン−1−オー
ルを原料とし、次式のように2,3−エポキイ化、酸
化、アジド化、エステル化及び還元を経て(3S)−ア
ミノ−(2R)−ヒドロキシ−4−シクロヘキシル酪酸
エステルを得る方法が記載されている。
【0012】
【化18】
【0013】しかしながら、この方法はエポキシアルコ
ールを酸化してエポキシカルボン酸を得る工程を経由す
る等酸化工程が2回あり、そのため収率が低く、満足で
きるものではなかった。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、光
学純度の高い(2R,3S)−シクロヘキシルノルスタチン
類を簡単な操作で、安全かつ高収率にて製造する方法を
提供することを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】このような実情におい
て、本発明者らは鋭意研究を行った結果、4−シクロヘ
キシル−2−ハロゲノ−3−オキソ酪酸エステルを出発
原料とし、新規なシクロヘキシル酪酸誘導体を経由して
光学活性(2S,3S)−シクロヘキシルノルスタチン誘導
体を製造することに成功し、本発明を完成した。
【0016】本発明方法は次の反応式によって示され
る。
【0017】
【化19】
【0018】(式中、R1は低級アルキル基を、R2は水素
原子又は低級トリアルキルシリル基を、R3は炭素数1〜
7のアルキル基を、Xはハロゲン原子を示し、波線は2S
−配置及び/又は2R−配置を意味する)
【0019】本発明方法は、4−シクロヘキシル−2−
ハロゲノ−3−オキソ酪酸エステル(1)をルテニウム
−ホスフィン錯体の存在下で不斉水素化して4−シクロ
ヘキシル−2−ハロゲノ−(3R)−ヒドロキシ酪酸エス
テル(2)となし、次いでこれを塩基の存在下エポキシ
化して4−シクロヘキシル−(2S, 3R)−エポキシ酪酸
エステル(3)となし、更にこれにルイス酸の存在下低
級トリアルキルシリルアジドを反応せしめて(3S)−ア
ジド−4−シクロヘキシル−(2S)−置換酪酸エステル
(4)を製造する方法である。
【0020】更に、本発明方法は、(3S)−アジド−4
−シクロヘキシル−(2S)−置換酪酸エステル(4)を
水素化分解して(2S, 3S)−シクロヘキシルノルスタチ
ン誘導体(5)となし、次いでこれの2位の立体配置を
反転させて(2R, 3S)−シクロヘキシルノルスタチン
(6)又は、その塩となし、更に所望によりこれにアル
コール(R3OH)を反応させて(2R, 3S)−シクロヘキシル
ノルスタチンエステル(7)を製造する方法である。
【0021】本発明において、低級アルキル基として
は、通常炭素数1〜4のものを示し、低級トリアルキル
シリル基としては、トリメチルシリル基、トリエチルシ
リル基、トリプロピルシリル基、トリイソプロピルシリ
ル基、トリブチルシリル基、トリイソブチルシリル基、
トリsec−ブチルシリル基、トリtert−ブチルシリル
基、tert−ブチルジメチルシリル基、ジメチルテキシル
シリル基等が挙げられる。
【0022】出発原料の化合物(1)は、4−シクロヘ
キシル−3−オキソ酪酸エステルをハロゲン化すること
により得られる(J. Org. Chem., 29, 1964, 1956
頁)。
【0023】4−シクロヘキシル−2−ハロゲノ−(3
R)−ヒドロキシ酪酸エステル(2)は、化合物(1)
をルテニウム−ホスフィン錯体を触媒として立体選択的
に水素添加することにより得られる。ルテニウム−ホス
フィン錯体としては、特開昭61-63690号公報、特開平2-
191289号公報に記載のルテニウム−ホスフィン錯体、具
体的には次の一般式(11)及び(12)で表わされる
ものが挙げられる。
【0024】
【化20】
【0025】
【化21】
【0026】ルテニウム−ホスフィン錯体は化合物
(1)に対して0.0002〜0.01倍モル、特に0.001〜0.005
倍モル用いるのが好ましい。溶媒としてはメタノール、
エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノ
ール、tert−ブチルアルコール、塩化メチレン、テトラ
ヒドロフラン、トルエン等の通常使用される有機溶媒を
用いることができる。これらの溶媒は以下の反応におい
ても同様に使用される。本反応において、溶媒は化合物
(1)に対して2〜10倍量(容量)用いるのが好まし
い。反応温度は0〜50℃、好ましくは10〜30℃で、水素
圧は10〜150atm、好ましくは50〜100atmで、15〜40時間
反応を行なうのがよい。精製は例えばシリカゲルカラム
クロマトグラフィー等により行なうことができる。
【0027】4−シクロヘキシル−(2S,3R)−エ
ポキシ酪酸エステル(3)は、化合物(2)と塩基を反
応温度−20℃〜30℃、好ましくは−5℃〜5℃で、
反応時間1〜3時間で反応させることにより得られる。
塩基としてはナトリウムメチラート、ナトリウムエチラ
ート、ナトリウムプロピラート、ナトリウムイソプロピ
ラート、ナトリウムブチラート、ナトリウムtert−
ブチラート、カリウムメチラート、カリウムエチラー
ト、カリウムプロピラート、カリウムイソプロピラー
ト、カリウムブチラート、カリウムtert−ブチラー
ト等のアルカリ金属アルコキサイドが挙げられる。溶媒
は化合物(2)の1〜3倍量(容量)用いるとよい。精
製は、例えば、反応後にリン酸緩衝液(pH7.0)を
加え、溶媒を留去した後、トルエン、酢酸エチル、エー
テル、塩化メチレン、クロロホルム等の溶媒で抽出し、
溶媒を留去した後、蒸留することにより行なわれる。
【0028】(3S)−アジド−4−シクロヘキシル−
(2S)−置換酪酸エステル(4)は、化合物(3)と低
級トリアルキルシリルアジドとを、ルイス酸の存在下反
応させることにより得られる。低級トリアルキルシリル
アジドとしては、トリメチルシリルアジド、トリエチル
シリルアジド、トリプロピルシリルアジド、トリイソプ
ロピルシリルアジド、トリブチルシリルアジド、トリイ
ソブチルシリルアジド、トリsec −ブチルシリルアジ
ド、トリtert−ブチルシリルアジド、tert−ブチルジメ
チルシリルアジド、ジメチルテキシルシリルアジド等が
挙げられる。ルイス酸としては、塩化亜鉛、臭化亜鉛、
四塩化チタン、四臭化チタン、塩化アルミニウム、臭化
アルミニウム、テトライソプロポキシチタン、トリイソ
プロポキシアルミニウム、二塩化スズ、四塩化スズ等が
挙げられる。低級トリアルキルシリルアジドは化合物
(3)に対し1〜1.2 倍モル、ルイス酸は化合物(3)
に対し5〜20モル%用いるのが好ましい。反応温度は50
〜100 ℃、特に60〜80℃が、反応時間は10〜30時間が好
ましい。精製はシリカゲルカラムクロマトグラフィー等
により行なうことができる。
【0029】光学活性(2S, 3S)−シクロヘキシルノル
スタチン誘導体(5)は、化合物(4)を、化合物
(4)に対し1〜10重量%の5〜10%パラジウム−炭素
等の触媒を用いて水素化分解することにより得られる。
反応温度は0〜50℃、好ましくは10〜30℃、水素圧は1
〜30atm、好ましくは15〜25atm、反応時間は10〜40時間
で行なうのがよい。溶媒量は特に限定されないが化合物
(4)の3〜5倍量(容量)用いることが望ましい。こ
こで、溶媒としてアルコールを用いた場合は2位の低級
トリアルキルシリル基はヒドロキシ基に変わるが、テト
ラヒドロフラン等を用いた場合には変化しない。精製
は、反応後触媒を除去し、溶媒を留去した後シリカゲル
カラムクロマトグラフィー等により行なうことができ
る。
【0030】このようにして得られた光学活性(2S,
3S)−シクロヘキシルノルスタチン誘導体(5)から
(2R,3S)−シクロヘキシルノルスタチン(6)へ
の立体配置反転は、次の反応式で示される公知の方法
(J.Am.Chem.Soc.,1949年,71
巻,1101頁)によって行なうことができる。
【0031】
【化22】
【0032】(式中、R6は低級アルキル基又は置換基を
有していてもよいフェニル基を示し、R1及びR2は前記と
同じものを示す)
【0033】化合物(14)は、化合物(5)に塩化ア
シル化合物を塩基の存在下反応させることにより得られ
る。塩化アシル化合物としては、塩化アセチル、塩化プ
ロピオニル、塩化ブチリル、塩化ベンゾイル、塩化2−
メチルベンゾイル、塩化3−メチルベンゾイル、塩化4
−メチルベンゾイル、塩化2−メトキシベンゾイル、塩
化3−メトキシベンゾイル、塩化4−メトキシベンゾイ
ル、塩化2−クロロベンゾイル、塩化3−クロロベンゾ
イル、塩化4−クロロベンゾイル等が挙げられる。塩基
としてはトリメチルアミン、トリエチルアミン、ジイソ
プロピルエチルアミン、ピリジン、4−ジメチルアミノ
ピリジン等が挙げられる。また、塩基は化合物(5)に
対して1〜1.2倍モル用いるとよい。反応は一20℃
〜30℃の温度で、6〜20時間反応させることにより
行なわれる。溶媒量は特に限定されないが化合物(5)
に対して3〜5倍量(容量)用いることが好ましい。精
製は、反応後1N−塩酸で処理し、溶媒を留去した後、
シリカゲルカラムクロマトグラフィー等により行なうこ
とができる。
【0034】化合物(15)は、化合物(14)とその
1〜3倍モルの塩化チオニルとを反応させることにより
得られる。反応は−20℃〜50℃の温度で、1〜3時間反
応させることにより行なわれる。溶媒量は特に限定され
ないが、化合物(14)に対して1〜3倍量(容量)用
いることが好ましい。反応後、溶媒を留去すれば化合物
(15)が得られる。ここで化合物(15)は、塩化チ
オニルを用いた場合には、塩酸塩として得られる。
【0035】化合物(6)は、化合物(15)を、その
5〜10倍量(容量)の20〜25%塩酸に溶かし、反応温度
80〜100 ℃、反応時間5〜20時間で反応させることによ
り得られる。反応溶液を濃縮することにより化合物
(6)が得られる。なお、化合物(15)を塩酸塩のま
ま使用した場合、化合物(6)も塩酸塩として得られ
る。
【0036】このようにして得られた化合物(6)から
エステル体(7)を得るには、例えば乾燥塩酸ガス−ア
ルコール混合液にとかし、70〜100 ℃の温度で、1〜5
時間反応させてエステル化を行ない、更に中和を行なえ
ばよい。
【0037】ここで使用するアルコールとしては、メタ
ノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノー
ル、ブタノール、イソブタノール、sec−ブチルアル
コール、tert−ブチルアルコール等が挙げられる。
乾燥塩酸ガス−アルコール混合溶液は、化合物(6)の
3〜5倍量(容量)用いることが好ましい。中和は、反
溶媒を留去した後、残留物をその3〜5倍量(容量)
の溶液に溶かし、そこへ約1〜3倍モル量の塩基の水溶
液を加え、温度−20℃〜30℃で反応させることによ
り行なうことができる。使用する溶媒としてはトルエ
ン、テトラヒドロフラン、酢酸エチル、クロロホルム、
塩化メチレン等が挙げられる。使用する塩基としては炭
酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム、炭
酸水素カリウム等が挙げられる。精製は、中和操作終了
後、分液操作を行ない有機層を濃縮して再結晶すること
により行なわれる。
【0038】
【発明の効果】叙上の如く、本発明方法は安全に収率よ
く光学純度の高い光学活性シクロヘキシルノルスタチン
誘導体を製造することのできる工業的に有利な方法であ
る。
【0039】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳細に説明
するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではな
い。実施例中の測定は特に限定しない限り、次の分析機
器及び条件の下で行なった。 1.ガスクロマトグラフィー 機 器:島津GC−9A(株式会社島津製作所製) カラム:OV−101 シリカキャピラリー φ0.25mm×25m (ジーエルサイエンス株式会社製) 測定温度:100〜250℃で10℃/分で昇温 注入温度:200℃ 2.高速液体クロマトグラフィー 機 器:ウォーターズ510(ウォーターズ社製) 検出器:UV検出器ウォーターズ484(ウォーターズ社製) 3.NMR 機 器:AM−400型装置 400MHz (ブルッカー社製) 内部標準物質:テトラメチルシラン 4.旋光度 機器:DIP−4型装置(日本分光工業株式会社製) 5.元素分析 機器:CHN−2400(パーキンエルマー社製) 6.質量分析 機器:M80B(株式会社日立製作所製)
【0040】実施例1 (2SR)−クロロ−4−シクロヘキシル−(3R)−ヒドロ
キシ酪酸メチルの合成:2−クロロ−4−シクロヘキシ
ル−3−オキソ酪酸メチル23.25g(0.1mol)及び Ru2Cl
4 ((+)-BINAP)2NEt3 169mg(0.1mmol) をメタノール15ml
及び塩化メチレン105mlの混合溶液に溶かして500mlのオ
ートクレーブに仕込み、水素圧100atm、20℃で20時間反
応を行なった。反応溶液を濃縮し、シリカゲルカラムク
ロマトグラフィーで精製し、(2SR) −クロロ−4−シク
ロヘキシル−(3R)−ヒドロキシ酪酸メチル23.30g(収
率99%)を得た。ガスクロマトグラフィーの分析によ
り、シン体が65%、アンチ体が35%であることがわかっ
た。 光学純度 シン体 92%ee (96:4) アンチ体 82%ee (91:9) 光学純度の決定は、(2SR)−クロロ−4−シクロヘキシ
ル−(3R)−ヒドロキシ酪酸メチル47mg(0.2mmol)及
び(R)−α−メトキシ−α−トリフルオロメチルフェニ
ル酢酸クロリド51mg(0.2mmol)をピリジン1ml中で5
時間反応させ、(R)−α−メトキシ−α−トリフルオロ
メチルフェニル酢酸のエステル化合物とすることによ
り、HPLC分析により決定した。以下、その分析条件を示
す。 カラム:YMC-PAK A-003-3 φ 4.6×250mm (株式会社 ワイエムシイ製) 溶離液:ヘキサン:テトラヒドロフラン=99:1 流 速:1ml/分 検出波長:254nm また、シン体のうち(2S, 3R)−体のものと(2R, 3S)
−体のものの比は96:4であり、アンチ体のうち(2R,
3R)−体のものと(2S, 3S)−体のものの比は91:9で
あることがわかった。このことは本実施例以降に誘導し
た化合物のデータより割り出した。1 H-NMR (CDCl3, δppm): シン体 0.84-1.85(m,13H,CH), 2.43(s,1H,OH),3.82(s,1H,OH),
3.82(s,3H,OCH3), 4.08-4.16(m,1H,CHO),4.20(d,1H,J=
6.50Hz,CHCl) アンチ体 0.82-1.86(m,13H,CH), 2.38(br s,1H,OH), 3.82(s,3H,O
CH3),4.18-4.23(m,1H,CHO), 4.30(d,1H,J=3.98Hz,CHCl)
【0041】実施例2 4−シクロヘキシル−(2S, 3R)−エポキシ酪酸メチル
の合成:28%−ナトリウムメチラートのメタノール溶液
85g (0.441mol)及びメタノール100ml を反応器に入れ、
氷浴にて5℃まで冷却した。そこへ実施例1で合成した
(2SR) −クロロ−4−シクロヘキシル−(3R)−ヒドロ
キシ酪酸メチル100g (0.426mol) をメタノール200ml に
溶かした溶液を冷却下滴下した。滴下後、5℃で2時間
撹拌した。その後、0℃に冷却した0.1Mリン酸緩衝液
*(pH=7) 500mlの中へ反応液を加えた後、メタノールを
減圧留去した。残渣を酢酸エチルで抽出し、溶媒を留去
した後、粗生成物を単蒸留(102〜110℃/0.1mmHg)し
て、4−シクロヘキシル−(2S, 3R)−エポキシ酪酸メ
チル56.91g(収率75%)を得た。 *0.1Mリン酸緩衝液の組成: リン酸一ナトリウム (NaH2PO4・2H2O) 5.55g リン酸二ナトリウム (Na2HPO4・12H2O) 21.5g 水 1000ml GLC 分析により得られたエポキシ化合物のシス:トラン
ス比は5:95であることがわかった。1 H-NMR (CDCl3, δppm):0.84-1.84(m,13H,CH), 3.15-
3.19(m,2H,CH), 3.78(s,3H,CH3) [α]D +30.60°(C=2.25, メタノール) 元素分析 C11H18O3 として
【0042】実施例3 (3S)−アジド−4−シクロヘキシル−(2S)−トリメ
チルシロキシ酪酸メチルの合成:実施例2で得た4−シ
クロヘキシル−(2S, 3R)−エポキシ酪酸メチル14.43g
(72.9mmol) 、トリメチルシリルアジド8.4g (73mmol)
及び塩化亜鉛1.0g (73mmol) を反応器に入れ、70℃にて
20時間撹拌した。反応後、シリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=9:1(容量比))
で精製し、(3S)−アジド−4−シクロヘキシル−(2
S)−トリメチルシロキシ酪酸メチル20.29g(収率91%)
を得た。1 H-NMR (CDCl3, δppm):0.14-0.18(m,9H,SiCH3), 0.76
-1.82(m,13H,CH),3.49-3.53(m,1H,CHN3), 3.75(s,3H,OC
H3),4.34(d,1H,J=3.97Hz,CHO) 元素分析 C14H27N3O3Siとして
【0043】実施例4 (3S)−アミノ−4−シクロヘキシル−(2S)−トリメ
チルシロキシ酪酸メチルの合成:実施例3で得た(3S)
−アジド−4−シクロヘキシル−(2S)−トリメチルシ
ロキシ酪酸メチル50.0g (159.5mmol) 、その2重量%の
5%パラジウム−炭素2.5g及び4倍量(容量)の乾燥テ
トラヒドロフラン200mlを500mlのオートクレーブに入
れ、水素圧25atm 、室温にて48時間反応させた。 TLC
(ベンゼン:酢酸エチル=8:2(容量比))で原料が
消失したのを確認した後、セライトを用いて触媒を除去
した。溶媒を留去し、(3S)−アミノ−4−シクロヘキ
シル−(2S)−トリメチルシロキシ酪酸メチル36.7g
(収率80%)を得た。元素分析 C14H29NO3Si として
【0044】実施例5 (3S)−ベンズアミノ−4−シクロヘキシル−(2S)−
ヒドロキシ酪酸メチルの合成:実施例4で得た(3S)−
アミノ−4−シクロヘキシル−(2S)−トリメチルシロ
キシ酪酸メチル10.0g (34.8mmol)、その10倍量(容量)
の乾燥テトラヒドロフラン100ml を反応器に入れ、氷浴
にて内温0℃とし、塩化ベンゾイル4.89g (34.8mmol)を
ゆっくりと滴下した。室温までもどした後16時間撹拌し
た。反応液に5%−塩酸水溶液10mlを加え、反応を停止
した。酢酸エチルで抽出し、溶媒を留去した後シリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(ベンゼン:酢酸エチル=
10:1〜5:1(容量比))で精製し、(3S)−ベンズ
アミノ−4−シクロヘキシル−(2S)−ヒドロキシ酪酸
メチル10.3g (収率92%)を得た。1 H-NMR (CDCl3, δppm):0.78-1.94(m,13H,CH), 3.82
(s,3H,OCH3),4.43(d,1H,J=2.95Hz,CHO), 4.62-4.71(m,1
H,CHN),6.31(d,1H,J=9.06Hz,NH), 7.40-7.80(m,5H,ArH) 元素分析 C18H25NO4として MS m/e:320(M+1)+
【0045】実施例6 (3S)−アミノ−4−シクロヘキシル−(2R)−ヒドロ
キシ酪酸塩酸塩の合成:実施例5で得た(3S)−ベンズ
アミノ−4−シクロヘキシル−(2S)−ヒドロキシ酪酸
メチル10.0g (31.3mmol)をその3倍量(容量)のトルエ
ン30mlに溶かし、氷冷下5℃にて塩化チオニル9.3g (7
8.3mmol) を滴下した後、30℃として2.5時間撹拌した。
溶媒を回収した後得られた残渣にその10倍量(容量)の
6N−塩酸100ml を加え、加温(内温90℃)下、16時間撹
拌した。トルエンで洗浄し、安息香酸を、除去した後に
水層を濃縮し、(3S)−アミノ−4−シクロヘキシル−
(2R)−ヒドロキシ酪酸塩酸塩6.37g(収率85%)を得
た。1 H-NMR (D2O,δppm):0.90-1.81(m,13H,CH), 3.72-3.78
(m,1H,CHN),4.44(d,1H,J=3.53Hz,CHO)
【0046】実施例7 (3S)−アミノ−4−シクロヘキシル−(2R)−ヒドロ
キシ酪酸イソプロピルの合成:実施例6で得た(3S)−
アミノ−4−シクロヘキシル−(2R)−ヒドロキシ酪酸
塩酸塩4.2g (14.6mmol) をその10倍量(容量)のイソプ
ロパノール−塩酸ガスの溶液42mlに溶解し、80℃にて3
時間撹拌した。溶媒を回収し、得られた残渣にクロロホ
ルムと飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて分液操作
を行なった。得られた有機層を減圧下濃縮することによ
り粗生成物を4.1g(収率95%)得た。得られた粗生成物
をジイソプロピルエーテルに溶かし、ヘキサンを加えて
再結晶化を行なった。析出した白色針状結晶をろ過、乾
燥し、(3S)−アミノ−4−シクロヘキシル−(2R)−
ヒドロキシ酪酸イソプロピル3.36g (収率82%)を得
た。ガスクロマトグラフィーにより化学純度98%である
ことがわかった。 m.p. 85.5〜86℃ [α]24 D −21.50 °(C=1.03, CHCl3)1 H-NMR (CDCl3, δppm):0.82-1.82(m,13H,CH), 1.29
(d,J=6.26Hz,6H,CH3),3.20-3.90(m,1H,CHN), 3.97(d,J=
2.38Hz,CHO),5.08-5.19(m,1H,OCH)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C07C 229/28 C07C 229/28 247/12 247/12 C07D 303/48 C07D 303/48 C07F 7/18 C07F 7/18 A (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C07C 69/675 C07C 69/635 C07C 227/04 C07C 227/18 C07C 227/30 C07C 229/28 C07C 247/12 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の一般式(4) 【化1】 (式中、R1は低級アルキル基を、R2は水素原子又は低級
    トリアルキルシリル基を示す)で表わされる(3S)−ア
    ジド−4−シクロヘキシル−(2S)−置換酪酸エステ
    ル。
  2. 【請求項2】 次の一般式(2) 【化2】 (式中、R1は低級アルキル基を、X はハロゲン原子を示
    し、波線は2S−配置及び/又は2R−配置を意味する)で
    表わされる4−シクロヘキシル−2−ハロゲノ−(3R)
    −ヒドロキシ酪酸エステル。
  3. 【請求項3】 次の一般式(3) 【化3】 (式中、R1は低級アルキル基を示す)で表わされる4−
    シクロヘキシル−(2S, 3R)−エポキシ酪酸エステル。
  4. 【請求項4】 一般式(1) 【化4】 (式中、R1は低級アルキル基を、Xはハロゲン原子を示
    す)で表わされる4−シクロヘキシル−2−ハロゲノ−
    3−オキソ酪酸エステルをルテニウム−ホスフィン錯体
    の存在下で不斉水素化して一般式(2) 【化5】 (R1は低級アルキル基を、Xはハロゲン原子を示し、波
    線は2S−配置及び/又は2R−配置を意味する)で表わさ
    れる4−シクロヘキシル−2−ハロゲノ−(3R)−ヒド
    ロキシ酪酸エステルとなし、次いでこれを塩基の存在下
    エポキシ化して一般式(3) 【化6】 (式中、R1は低級アルキル基を示す)で表わされる4−
    シクロヘキシル−(2S, 3R)−エポキシ酪酸エステルと
    なし、更にこれにルイス酸の存在下低級トリアルキルシ
    リルアジドを反応せしめることを特徴とする一般式
    (4) 【化7】 (式中、R1は低級アルキル基を、R2は水素原子又は低級
    トリアルキルシリル基を示す)で表わされる(3S)−ア
    ジド−4−シクロヘキシル−(2S)−置換酪酸エステル
    の製造法。
  5. 【請求項5】 一般式(4) 【化8】 (式中、Rは低級アルキル基を、Rは水素原子又は
    低級トリアルキルシリル基を示す)で表わされる(3
    S)−アジド−4−シクロヘキシル−(2S)−置換酪
    酸エステルを水素化分解して一般式(5) 【化9】 (式中、R及びRは前記と同じものを示す)で表わ
    される(2S,3S)−シクロヘキシルノルスタチン誘
    導体となし、次いでこれの2位の立体配置を反転させる
    ことを特徴とする式(6) 【化10】 で表わされる(2R,3S)−シクロヘキシルノルスタ
    チン又はその塩の製造法。
  6. 【請求項6】 一般式(4) 【化11】 (式中、R1は低級アルキル基を、R2は水素原子又は低級
    トリアルキルシリル基を示す)で表わされる(3S)−ア
    ジド−4−シクロヘキシル−(2S)−置換酪酸エステル
    を水素化分解して一般式(5) 【化12】 (式中、R1及びR2は前記と同じものを示す)で表わされ
    る(2S, 3S)−シクロヘキシルノルスタチン誘導体とな
    し、次いでこれの2位の立体配置を反転させて式(6) 【化13】 で表わされる(2R, 3S)−シクロヘキシルノルスタチン
    となし、更にこれに炭素数1〜7のアルコールを反応さ
    せることを特徴とする式(7) 【化14】 (式中、R3は炭素数1〜7のアルキル基を示す)で表わ
    される(2R, 3S)−シクロヘキシルノルスタチンエステ
    ルの製造法。
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