JP2847297B2 - 結束装置 - Google Patents

結束装置

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、被数箇所を同時に結束する結束装置の改良
に関するものである。
(従来の技術) 野菜等を結束する場合にその結束位置には製品として
最適な位置がある。
例えば、長ねぎを例にして説明すると、第5図に示す
ように長ねぎの白い部分1をイの位置で結束し、葉の部
分2を口の位置で結束することにより、長ねぎの白い部
分が長く見え、かつ葉の部分2の葉のほぐれもなく、又
長ねぎに対する結束バランスとか、取扱いもよくなり市
場における製品価値が保たれる。
又野菜は、収穫時期や産地により大きさや形が異る。
従来の結束機は第11図(実公昭62−1048号公報)に示
すように、エンドレスチェーン3に取付けられたバスケ
ット4にワークWを載せて矢印方向に移送し、ワークW
がワーク押え5にて押えられながら引き出されたテープ
6の位置まできたとき、上部結束ヘッド7が下降して下
部結束ヘッド8との間でテープを圧着貼り合せして結束
する。
この結束機の上部結束ヘッド7と下部結束ヘッド8
は、バスケット4の列間に臨んでいて、バケット4の移
動方向(矢印)に対し直交する方向(以下横方向とい
う)には固定されていた。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来の結束機において、上部結束ヘッド及び下部
結束ヘッドは、横方向に対して固定されていたので、例
えば第6図から第8図に示すように長ねぎの長さが違っ
た場合には、結束位置がハ、ニ、ホのように長ねぎに対
してずれることになる。
そのため、葉の部分2の葉が2′のようにほぐれて見
映えが悪くなると共に、第7図のように二の位置で結束
したときは白い部分1の長さが短く見えて商品としての
価値が低下したり、又第8図のようにホの位置で結束し
たときは、長ねぎと結束位置とのバランスが悪く、やは
り商品としての価値が低下するという問題がある。
又、第9図に示すようにバケット4の間隔が固定して
いるので、葉の部分2に短い葉2′が存した場合には、
バケット4,4間にその短い葉2′がはみ出すことにな
る。
このように短い葉2′がバケット4からはみ出した状
態で結束した場合に、第10図に示すように貼り合される
テープ6′の間に当該葉2′が挟まって、結束不可能に
なるという問題がある。
本発明は、被結束物の大きさが変ってもその大きさに
合せて最適な結束位置での結束が可能であると共に短い
葉等の挟み込みをなくして結束を確実に行うようにした
結束装置を提供するものである。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために、本発明は、移送方向に対
して水平に直交する方向に間隔をもって配置されたバケ
ットに被結束物をセットして移送し、前記被結束物の移
送路をはさんで上下に配置された上部結束ヘッドと下部
結束ヘッドとの間に結束テープを張設し、前記上部結束
ヘッドと前記下部結束ヘッドとを相対的に上下動させる
ことにより、前記結束テープを前記バケットにセットさ
れた被結束物に巻回し、その巻回両端部を互いに貼り合
わせて切断するようにした結束装置において、 前記上部および下部結束ヘッドを前記移送方向に対し
て水平に直交する方向に移動可能とし、前記下部結束ヘ
ッドの前記移送方向に対して水平に直交する方向の両側
に、該下部結束ヘッドとともに移動して前記バケットに
セットされた被結束物を支持するワーク押え板を設けた
ことを特徴とする。
(作 用) このように構成したので、上部および下部結束ヘッド
を被結束物の移送方向に対して水平に直交する方向に移
動させることにより、結束テープの巻回位置すなわち結
束位置を任意に調整することができる。このとき、下部
結束ヘッドの両側に、下部結束ヘッドとともに移動する
ワーク押え板を設けたので、下部結束ヘッドの位置にか
かわらず、ワーク押え板によって、常に被結束物の結束
テープの巻回位置の近傍を支持することができる。
(実施例) 以下本発明の一実施例いついて詳細に説明する。先ず
第3図及び第4図を用いて結束装置の全体について説明
すると、フレーム9に軸支されたスプロケット10には、
エンドレスチェーン11が掛けられていて、このエンドレ
スチェーン11には、バケット12が取付けられている。そ
して駆動装置13によりスプロケット10の一つが駆動され
ることにより、バケット12は矢印方向に移動させられる
ようになっている。フレーム9には下部結束ヘッド14が
取付けられシリンダ15によって上下移動可能になってい
ると共に、ハンドル16を操作することにより、下部結束
ヘッド14は、横方向(バケット12は移動方向矢印Aに直
行する方向)に移動可能になっている。17は、下部結束
ヘッド14の両側に固定されたワーク押え板である。フレ
ーム9の上には架台18が設けられていて、その上にはベ
ース板19が設けられている。ベース板19上には、上部結
束ヘッド2021、この上部結束ヘッド20,21を上下移動さ
せるためのシリンダ22、テープ23、テープリール24、パ
ウダクラッチ25、テープテンションモータ26等の主要機
器が搭載されている。
ベース板19は、第3図に示すように二つの上部結束ヘ
ッド20,21に対して二つに分割されていて、本実施例で
は、上部結束ヘッド20側のベース板19は架台18に固定さ
れ、上部結束ヘッド21側のベース板19は、架台18上に敷
設されたレール27上を矢印B方向にスライド可能になっ
ている。28はベース板19をスライドさせるためのハンド
ルである。29は、引き出されたテープ30を案内する案内
ローラであり、上部結束ヘッド21側のロッド31は矢印方
向に移動可能になっている。
次に第1図及び第2図を用いて更に詳しく説明する。
上部結束ヘッド21を搭載しているベース板19には、レー
ル27に嵌合するスライドブロック32が設けられていると
共に、ねじ孔を有するスクリューブロック33が固定され
ている。スクリュー軸34は、スクリューブロック33に螺
合し、一端は上部結束ヘッド20側のベース板19に設けら
れた軸受部材35に軸支されて他端は架台18に固定された
軸受部材36に軸支されて、その先端にハンドル28が固定
せれている。これにより、ハンドル28を回わすとスクリ
ュー軸34が回転し、スクリューブロック33を介してベー
ス板19がレール27上をスライドし、ベース板19上に搭載
された上部結束ヘッド21等はストロークSの範囲で移動
するよういなっている。37はストッパである。
次に下部ヘッド14について説明すると、第1図及び第
2図において、フレーム41にアングル部材42により基板
40が垂直に設けられていて、この基板40には、レール43
が水平方向に二本敷設されている。このレール43に嵌合
するスライドブロック44を設けたスライド板38が設けら
れ、レール43に沿ってスライド可能にスライド板38が支
持されている。このスライド板38には、垂直方向にレー
ル45が設けられると共に下部結束ヘッド14を上下移動さ
せるためのシリンダ39が固定されている。基板40とスラ
イド板38の間に介在し、スライド板38側に固定したスク
リューブロック46が設けられている。ワーク押え板17は
下部結束ヘッド14の両側に張り出して設けたブラケット
48に二個取付けられている。このワーク押え板17は、バ
ケット12と同じ形状のワーク押え面17aをバケット12の
移動方向(矢印A)に対して後側のみに設けられ、下部
結束ヘッド14の上昇によりワーク押え面17aがバケット1
2と一致してワークWを支持する。そしてテープ30の結
束力によりワークWをワーク押え面17aに押し付けなが
ら結束するようになっている。スクリュー軸49は、スク
リューブロック46に螺合されて、両端は垂直基板52に取
付けられた軸受部材50,51に軸支されている。16はスク
リュー軸49の一端に取付けられたハンドルである。この
ハンドル16を回わすことにより、スクリュー軸49が回転
し、スクリューブロック46を介してスライド板38がレー
ル43に沿ってスライドする。これによりスライド板38に
取付けられた下部ヘッド14、ワーク押え17、シリンダ39
も一緒にスライドする。バケット12の列間隔は、下部結
束ヘッド14側はC1となるように広くし、下部結束ヘッド
14′側はC2の狭い間隔になっている。
案内ローラ29を支持するロッド31は、フレーム9に敷
設されたレール54にそってスライドするブラケット56に
支持ブロック57を介して支持されている。55はスライド
ブロックである。58はハンドル28,16の回転をロックす
るロックアームである。
このように構成した本実施例の作用について次に説明
する。被結束物として例えば第5図に示した長ねぎにつ
いて説明すると、結束位置イ側は、固定されている上部
結束ヘッド20側で結束し、結束位置路ロ側を上部結束ヘ
ッド21側で結束する。
すなわち、結束位置イ側にあっては、長ねぎをバケッ
ト12内にセットするとき、バケット12にストッパを設け
ておき、白い部分1の先端をストッパに当ててセットす
れば、結束位置イの位置が一定になる。次に結束位置ロ
側にあっては、ハンドル28,16を操作して、ストローク
S(間隔C1)内で上部結束ヘッド21、下部結束ヘッド14
及び案内ローラ29を最適な結束位置ロまで移動し、ロッ
クアーム58でロックする。バケット12の列間隔C1は広く
なっていて、この間に掛け渡されている長ねぎの葉部2
は、例えば第9図の2′のようにはみ出る場合がある
が、この葉部2′は、下部結束ヘッド14の両側に設けら
れたワーク押え板17にて押えられる。
すなわち、第2図に示すように、バケット12で支持さ
れ、かつ結束部の近くにおいてワーク押え板17′でワー
クWは押えられる。これにより、ワークWにテープ30を
巻回し、シリンダ22,39で上部結束ヘッド21と下部結束
ヘッド14とを互いに近づく方向に押して、テープ30を貼
り合せるときに、テープ30の貼り合せ面に葉部2′は挟
み込まれるようなことはなく、結束が確実に行なわれ
る。
なお以上の説明は、ハンドル28,16を別々に操作する
ことにより、結束位置を調整するようにしたが、これを
同期回転するようにしてもその作用は同じである。
(発明の効果) 以上詳述した通り本発明によれば、上部および下部結
束ヘッドを移送方向に対して水平に直行する方向に移動
可能とし、下部結束ヘッドの両側に、下部結束ヘッドと
ともに移動するワーク押え板を設けたので、上部および
下部結束ヘッドを移動させることによって結束位置を任
意に調整することができ、被結束物の大きさ等に応じて
結束位置を自由に設定することができる。このとき、下
部結束ヘッドの位置にかかわらず、ワーク押え板によっ
て常に被結束物の結束テープの巻回位置の近傍を支持す
ることができ、結束テープの巻回両端部の貼り合わせ面
に被結束物が挟み込まれないので、結束を確実に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の要部正面図、 第2図は第1図のX−X線から見た側面図、 第3図は結束機全体の正面図、 第4図は第3図の側面図である。 第5図乃至第10図は説明用図であり、第5図は長ねぎの
最適な結束位置を示す側面図、 第6図は葉部の根本を結束した状態の側面図、 第7図は白い部分を結束した状態の側面図、 第8図は葉部の先端を結束した状態の側面図、 第9図は長ねぎをバケットにセットした状態の平面図、 第10図は第9図の左側面図である。 第11図は従来の結束機の側面図である。 12……バケット 14……下部結束ヘッド 17……ワーク押え板 20,21……上部結束ヘッド

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移送方向に対して水平に直行する方向に間
    隔をもって配置されたバケットに被結束物をセットして
    移送し、前記被結束物の移送路をはさんで上下に配置さ
    れた上部結束ヘッドと下部結束ヘッドとの間に結束テー
    プを張設し、前記上部結束ヘッドと前記下部結束ヘッド
    とを相対的に上下動させることにより、前記結束テープ
    を前記バケットにセットされた被結束物に巻回し、その
    巻回両端部を互いに張り合わせて切断するようにした結
    束装置において、 前記上部および下部結束ヘッドを前記移送方向に対して
    水平に直交する方向に移動可能とし、前記下部結束ヘッ
    ドの前記移送方向に対して水平に直行する方向の両側
    に、該下部結束ヘッドとともに移動して前記バケットに
    セットされた被結束物を支持するワーク押え板を設けた
    ことを特徴とする結束装置。
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