JP2514214Y2 - 結束機の被結束物取出し装置 - Google Patents

結束機の被結束物取出し装置

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JP2514214Y2
JP2514214Y2 JP1989077126U JP7712689U JP2514214Y2 JP 2514214 Y2 JP2514214 Y2 JP 2514214Y2 JP 1989077126 U JP1989077126 U JP 1989077126U JP 7712689 U JP7712689 U JP 7712689U JP 2514214 Y2 JP2514214 Y2 JP 2514214Y2
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晴信 筒井
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Nichiban Co Ltd
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Nichiban Co Ltd
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  • Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)
  • Discharge Of Articles From Conveyors (AREA)
  • Chain Conveyers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、結束した被結束物を自動的にバケットから
排出するようにした結束機の被結束物取出し装置に関す
るものである。
(従来の技術) 被結束物が、例えば白菜とかほうれん草等の野菜の場
合は、傷をつけたりするとその部分から腐食し、品質を
低下させるのでその取扱いに注意を要する。
従来の結束装置は、第3図(実公昭62−1048号公報)
に示すように、基台1に回転可能に設けられたスプロケ
ット2に掛け渡されたエンドレスチェーン3にバケット
4を取付け、駆動装置5によりバケット4を矢印A方向
に移行させるようになっている。
被結束物Wは、作業員によって移行中のバケット4に
載せられて結束操作部6まで移送され、押え部材7によ
り押えられながらテープ8から引き出されたテープ9を
横切るようにして巻回される。
そして、テープ9が巻回された状態で、結束ヘッド10
がシリンダ11にて下降し、巻回されているテープ9を圧
着して貼り合せ切断し、被結束物Wは結束される。
このようにして結束された被結束物Wは、反転部13で
作業員の手で取り出されて受け板12に落され取出され
る。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来の結束機において、結束された被結束物の取
出しは、手作業によって取り出すようにしていたので、
取り出す際にバケット4の角や縁で野菜に傷をつけた
り、又結束物が大きな束のときは結束物の一部分を握っ
て取り出すので葉を痛めたりするという不具合がある。
又、結束された被結束物Wは、バケット4の移行によ
って機械的に搬出されてくるので、休む間もなく作業が
継続されることになってその手作業がつい乱雑になり、
被結束物を傷めるという不具合がある。又被結束物Wを
取り出せない場合は、受け板12に引掛って被結束物を損
傷し、又危険でもあり、時には基台の下まで引き込まれ
てしまうという不具合がある。
そして手作業であるので作業能率が低いという問題が
ある。
本考案は、結束された被結束物を機械的に取り出すよ
うにしてその損傷を少なくし、かつ能率を向上するよう
にした結束機の被結束物取出し装置を提供するものであ
る。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するための本考案に係る手段は、複数
本のエンドレスチエーンにバケットを取付け、このバケ
ットに被結束物を載せて結束操作部まで搬送し、被結束
物を結束する結束装置において、前記バケットの結束隙
間であって前記エンドレスチエーンの後部反転部に設け
られ、エンドレスチエーンに取付られたバケットがエン
ドレスチエーンの後部反転部で水平状態から反転動作に
移行するバケットの底部位置から反転完了後のバケット
の上部に向かって円弧状に膨出するように徐々に湾曲し
た取出バーを設けたことを特徴とする。
(作用) 本考案はこのように構成したので次のとおりの作用が
ある。すなわち、取出バーはバケットの結束隙間に設け
られているので、被結束物の結束された部分に取出バー
が当たることになる。そして、この取出バーは、エンド
レスチエーンの後部反転部に設けられ、エンドレスチエ
ーンに取付られたバケットがエンドレスチエーンの後部
反転部で水平状態から反転動作に移行するバケットの底
部位置から反転完了後のバケットの上部に向かって円弧
状に膨出しているので、バケットの反転の過程におい
て、バケット内に載せられている結束された被結束物が
押し出されて落下する。また、この取出バーは、円弧状
に膨出するように徐々に湾曲しているので、結束された
被結束物はバケットから緩やかに押し出され、かつ、湾
曲面によって取出バーとの摩擦を少なくすることができ
る。
(実施例) 以下本考案の一実施例について詳細に説明する。第1
図において、基台1に回転可能に設けられたスプロケッ
ト2にエンドレスチェーン3が掛け渡され、バケット4
が、このエンドレスチェーン3に取付けられている。そ
してバケット4は、駆動装置5によって駆動されるエン
ドレスチェーン3に取付けられ矢印A方向に移行され
る。基台1の後部には架台14が設けられ、これに押え部
材15,結束ヘッド16及びベラ貼り部材17が取付けられて
結束操作部6を構成している。又この架台14には、テー
プ支持台18が取付けられて、テープ19が軸支されてい
る。20は引き出されたテープである。
21はエンドレスチェーン3の後部反転部に設けられた
湾曲した取出バーであり、第1図に示すように水平の状
態にあるバケット4が反転動作に移行する直前付近か
ら、被結束物W2が矢印Bのように落下する反転完了のと
ころまで徐々に膨出しながらその先端がバケット4の底
部側に曲がる円弧状に湾曲している。又この取出バー21
は、第2図に示すようにバケット4の結束隙間Cに位置
して設けられている。
以上のように構成した本実施例の作用について次に説
明する。
第1図において作業員の手作業によってバケット4に
載せられた被結束物Wは、結束操作部6まで搬送され、
テープ20を横切るときにテープ20に巻回される。そして
結束ヘッド16が下降し巻回したテープ20の重合部を圧着
し切断する。結束された被結束物W1は、バケット4の反
転動作に伴って、取出バー21に接しながら、バケット4
の底の方から徐々に押し出される。
そしてバケット4が反転し終えた段階で被結束物W2は
第1図の矢印Bで示すように自然に落下し、完全にバケ
ット4から自動的に取出される。
このようにして被結束物W1は、バケット4の底の方か
ら押し出されるようにして取出されるので、バケットの
角及び縁に当って損傷するようなことはない。又この押
し出し動作は湾曲面にそって徐々に行なわれるので、バ
ケット4及び取出バー21とのこすれも緩やかであり、か
つ、取出バー21は結束隙間Cに設けられていて、被結束
物W2の結束部(結束テープ部)に接触し、被結束物Wの
損傷は緩和される。
そして矢印Bのように落下する被結束物は、例えば図
示省略のケース等に受け取られて搬出される。
(考案の効果) 以上詳述した通り本考案によれば、取出バーはバケッ
トの結束隙間に設けられているので、被結束物の結束さ
れた部分に取出バーが当たることになり、被結束物の損
傷を緩和することができる。そして、この取出バーは、
エンドレスチエーンの後部反転部に設けられ、エンドレ
スチエーンに取付られたバケットがエンドレスチエーン
の後部反転部で水平状態から反転動作に移行するバケッ
トの底部位置から反転完了後のバケットの上部に向かっ
て円弧状に膨出させ、バケットの反転の過程において、
バケット内に載せられている結束された被結束物が押し
出されて落下するので、被結束物の取出には危険性はな
く、作業能率を向上することができる。また、この取出
バーは、円弧状に膨出するように徐々に湾曲していて、
結束された被結束物はバケットから緩やかに押し出さ
れ、かつ、湾曲面によって取出バーとの摩擦を少なくし
ているので、被結束物の損傷を緩和することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の側面図、第2図は第1図を
おける要部の鳥瞰図である。 第3図は従来例の側面図である。 3…エンドレスチェーン 4…バケット 6…結束操作部 13…反転部 21…取出バー

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数本のエンドレスチエーンにバケットを
    取付け、このバケットに被結束物を載せて結束操作部ま
    で搬送し、被結束物を結束する結束装置において、前記
    バケットの結束隙間であって前記エンドレスチエーンの
    後部反転部に設けられ、エンドレスチエーンに取付られ
    たバケットがエンドレスチエーンの後部反転部で水平状
    態から反転動作に移行するバケットの底部位置から反転
    完了後のバケットの上部に向かって円弧状に膨出するよ
    うに徐々に湾曲した取出バーを設けたことを特徴とする
    結束機の被結束物取出装置。
JP1989077126U 1989-06-30 1989-06-30 結束機の被結束物取出し装置 Expired - Lifetime JP2514214Y2 (ja)

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JPH0317006U JPH0317006U (ja) 1991-02-20
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JPS5428162Y2 (ja) * 1976-10-12 1979-09-11
JPS5554040U (ja) * 1978-10-06 1980-04-12
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