JPH0426835Y2 - - Google Patents

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JPH0426835Y2
JPH0426835Y2 JP1985092646U JP9264685U JPH0426835Y2 JP H0426835 Y2 JPH0426835 Y2 JP H0426835Y2 JP 1985092646 U JP1985092646 U JP 1985092646U JP 9264685 U JP9264685 U JP 9264685U JP H0426835 Y2 JPH0426835 Y2 JP H0426835Y2
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JP
Japan
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cylindrical portion
hollow product
outer circumferential
outer peripheral
cylindrical
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JP1985092646U
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  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
  • Duct Arrangements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、例えば自動車に内蔵された空調装置
と車室内に設けたエアー吹出孔とを結ぶダクト等
のように、ブロー成形によつて製造された柔軟性
を有し、かつ、寸法精度があまりよくない中空製
品の所定個所からの逸脱を防止するための抜止め
構造に関するものである。
[従来の技術] ブロー成形によつて形成された柔軟性を有する
ダクトにより、例えば自動車に内蔵された空調装
置と、車室内に設けたエアー吹出孔とを連通させ
る場合、ダクトの開口端部の所所への接続は従来
次のようにして行われている。即ち、第4図に示
す如く、ダクト1の開口端部1aが接続される個
所に筒状部2形成し、かつ、この筒状部2の外周
面2aに楔状をした爪部3を複数個形成する。そ
して、ダクト1の開口端部1aを筒状部2の外周
面2aに圧入し、筒状部2の外周面2aに設けた
爪部3によつてダクト1の抜け止めを行うことに
より、ダクト1を空調装置及びエアー吹出孔の所
定個所に接続している。
又、ダクトが蛇腹状に形成されている時の接続
方法としては、例えば実開昭59−193713号公報に
開示された空調装置用ダクトの接続構造がある。
これは第5図に示す如、自動車のインストルメン
トパネル10に設けたベンチレータ11内にベン
チレータルーバー12を保持するため、ベンチレ
ータ11に取付けられるホルダー13の端部13
aを延設したものである。そして、ベンチレータ
11の外周面11aに蛇腹状をしたダクト14の
開口端部14aを被嵌させる時、上記ホルダー1
3の端部13aをダクト14の蛇腹の折目14b
に引つ掛けることにより、ダクト14の抜止めを
行つている。
[考案が解決しようとする課題] 上記したダクト1,14の如く、ブロー成形に
よつて製造された中空製品は、その製造上、製品
の肉厚を厚くすることが困難なため、張り剛性が
ないと同時に、製造時に肉厚を厳密に調整するこ
とが困難なため、製品の内径寸法を厳密に管理す
ることが困難となり、はめ合い寸法が出しにくか
つた。このため、ブロー成形によつて製造された
中空製品、例えば上記したダクト1,14の開口
端部1a,14aを筒状部2の外周面2a或いは
ベンチレータ11の外周面11aに被嵌させる
時、ダクト1,14の内周面を筒状部2の外周面
2a或いはベンチレータ11の外周面11aに確
実に密着させることは非常に困難であり、ダクト
1,14に振動等が加わると、ダクト1,14の
開口端部1a,14aが筒状部2の外周面2a或
いはベンチレータ11の外周面11aから浮き上
がることがある。従つて筒状部2の外周面2aに
設けた爪部3或いはベンチレータルーバー12の
ホルダー13の端部13aだけによつて抜止めを
行うと、ダクト1,14に振動が加わり、上記浮
き上がりが生じた場合、ダクト1,14が筒状部
2或いはベンチレータ11から抜けやすくなると
いつた問題があつた。
[課題を解決するための手段] ブロー成形によつて製造された、柔軟性を有す
る中空製品の開口端部が被嵌する筒状部外周面の
複数個所に、楔状をした抜止め用の爪部を、それ
ぞれが独立するようにして形成し、 上記筒状部周囲の、隣接している2個の爪部の
中間に位置する個所に、筒状部の外周面と所定の
隙間を開けた状態で対向し、かつ、筒状部と対向
する内辺側がテーパー状をしたガイド面となつた
平板状をした押えリブを形成したものである。
[作用] 筒状部周囲の、隣接する爪部の中間に位置する
個所に設けた、筒状部の外周面と所定の隙間を開
けた状態で対向するテーパー状をしたガイド面を
有する平板状をしたリブによつて、中空製品の筒
状部外周面からの浮き上がりを防止するものであ
る。
[実施例] 第1図及び第2図は、本考案に係る抜止め構造
を示す図面であり、図中20はブロー成形によつ
て製造された中空製品の開口端部が被嵌する長円
形状の筒状部、21a,21bは筒状部20の外
周面20aの両側部に、それぞれが独立するよう
にして2個ずつ形成した楔状の爪部である。22
は筒状部20の周囲で、かつ、爪部21a,21
bの略中央部に位置する個所に形成した平板状を
した押えリブであり、この押えリブ22の筒状部
20の外周面20aと対向するガイド面22aと
なる内辺は、図示の如く筒状部20の外周面20
aと所定の隙間を開けた状態で対向しており、か
つ、このガイド面22aは筒状部20の根本部か
ら外方に向つて広がるテーパー状に形成してあ
る。
上記構成に於いて、第3図に示す如く、ブロー
成形によつて製造された中空製品23の開口端部
23aを筒状部20の外周面20aに被嵌させ、
かつ、中空製品23の先端部23bを筒状部20
の根本まで圧入すると、中空製品23の開口端部
23aは筒状部20の外周面20aに沿つた状態
となり、又先端部23bは押えリブ22のガイド
面22aと軽く接触した状態となる。そして中空
製品の開口端部23aは押えリブ22のガイド面
22aと軽く接触した状態となる。そして、中空
製品の開口端部23aは押さえリブ22のガイド
面22aによつて筒状部20の外周面20aから
の浮き上がりを防止されるため、筒状部20の外
周面20aに常に密着した状態となり、筒状部2
0の外周面20aに設けた爪部21a,21bに
よつて確実に抜止めがなされる。
尚、この時、筒状部20の外周面20aには、
爪部21a,21bが、それぞれが独立するよう
にして設けてあり、筒状部外周面20aの全周に
爪部が形成されないようにしてあるため、中空製
品23の内径寸法にバラツキが生じても、筒状部
20の外周面20aに中空製品23が被嵌できな
くなるといつたトラブルが発生する心配はない。
又、筒状部20の形状は、図示した長円形状以
外の形状、例えば、円形や四角形でもよいのは無
論である [考案の効果] 以上説明した如く、本考案は筒状部の外周面と
所定の隙間を開けた状態で対向するガイド面を有
する押えリブによつて、中空製品の開口端部の筒
状部外周面からの浮き上がりを防止したから、中
空製品の開口端部は筒状部の外周面に常に密着し
た状態となり、筒状部の外周面に設けた爪部によ
る抜止めが確実に行われる。従つて、中空製品に
振動等が加わつても、中空製品が筒状部から抜け
やすくなることはない。
又、筒状部の外周面には、爪部が、それぞれが
独立するようにして設けてあり、筒状部外周面の
全周に爪部が形成されないようにしてあるため、
中空製品の内径寸法にバラツキが生じても、筒状
部の外周面に中空製品が被嵌できなくなるといつ
たトラブルが発生する心配もない。
又、本考案は、中空製品の開口端部に特別な加
工を施すことなく、又、筒状部側にも、爪部と押
えリブを設けるだけでよいため、製造コストを上
げることなく、中空製品の抜止めを確実に行える
ようになる。
更に、本考案は、中空製品開口端の筒状部外周
面からの浮き上がりを防止するため、筒状部の周
囲に設けた、押えリブの中空製品と接触する内辺
側を、テーパー状にしたガイド面としているた
め、中空製品の筒状部への圧入時、この押えリブ
のガイド面が、中空製品を筒状部の外周面に沿わ
せるためのガイドとして作用するため、中空製品
の筒状部への圧入作業が容易に行えるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る中空製品の抜止め構造
を示す斜視図、第2図は断面図、第3図は使用状
態を示す断面図である。第4図及び第5図は抜止
め構造の従来例を示す断面図である。 20……筒状部、20a……筒状部の外周面、
21a,21b……爪部、22……押えリブ、2
2a……ガイド面、23……中空製品、23a…
…中空製品の開口端部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ブロー成形によつて製造された、柔軟性を有す
    る中空製品の開口端部が被嵌する筒状部外周面の
    複数個所に、楔状をした抜止め用の爪部を、それ
    ぞれが独立するようにして形成し、 上記筒状部周囲の、隣接している2個の爪部の
    中間に位置する個所に、筒状部の外周面と所定の
    隙間を開けた状態で対向し、かつ、筒状部と対向
    する内辺側がテーパー状をしたガイド面となつた
    平板状をした押えリブを形成したことを特徴をす
    る中空製品の抜止め構造。
JP1985092646U 1985-06-19 1985-06-19 Expired JPH0426835Y2 (ja)

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JP1985092646U JPH0426835Y2 (ja) 1985-06-19 1985-06-19

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JPS621048U JPS621048U (ja) 1987-01-07
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JPS6036829Y2 (ja) * 1980-05-15 1985-11-01 ダイキン工業株式会社 局所冷房用吹出装置

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