JP2846718B2 - アンダーフロアー空調システム - Google Patents

アンダーフロアー空調システム

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JP2846718B2 JP2229710A JP22971090A JP2846718B2 JP 2846718 B2 JP2846718 B2 JP 2846718B2 JP 2229710 A JP2229710 A JP 2229710A JP 22971090 A JP22971090 A JP 22971090A JP 2846718 B2 JP2846718 B2 JP 2846718B2
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佳明 長沢
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、二重床空間から室内に空調空気を流入さ
せ、室内の空調を行なうアンダーフロアー空調システム
に関する。
〔従来の技術〕
近時、事務用のビル等では、床下に空間を形成し、こ
の空間に暖気あるいは冷気等の空調空気を供給し、これ
等の空調空気を床面に形成される吹出口から室内に噴出
し、室内の空調を行なうアンダーフロアー空調を行なわ
れている。
第3図ないし第5図は、従来のアンダーフロアー空調
システムを示すもので、このシステムでは、空調器11の
給気部13からの空調空気は、給気導入ダクト15から、フ
ロアパネル17と床スラブ19との間に形成される二重床空
間21内に流出され、この二重床空間21内を加圧状態で通
り、吹出口23から室内25に噴出され、室内25の空調が行
なわれている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来のアンダーフロアー空
調システムでは、二重床空間21内に、比較的大径の給気
導入ダクト15を配置しているため、建屋の高さを低くす
るために、例えば、二重床空間21の高さHを、100mm程
度以下にすると、給気導入ダクト15の施工が非常に困難
になるという問題があった。
また、このような従来のアンダーフロアー空調システ
ムでは、空調空気が一本の給気導入ダクト15から、二重
床空間21内に流入されるため、例えば、二重床空間21の
高さHを、100mm程度以下にすると、二重床空間21内を
流れる空調空気の速度と圧力(静圧)に大きなバラツキ
が生じるという問題があった。
本発明は、かかる従来の問題を解決するためになされ
たもので、二重床空間の高さを従来より大幅に低くする
ことができるとともに、二重床空間内を流れる空調空気
の速度と圧力(静圧)のバラツキを従来より大幅に低減
することのできるアンダーフロアー空調システムを提供
することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明にかかわるアンダーフロアー空調システムは、
空調器の給気部からの空調空気を、フロアパネルと床ス
ラブとの間に形成される二重床空間内に流入させ、この
空調空気を、前記フロアパネルに形成される複数の吹出
口から室内に流入させるアンダーフロアー空調システム
において、前記床スラブと、この床スラブの下方の天井
パネルとの間に形成される天井空間内に、給気部材を配
置し、この給気部材の一端を、前記床スラブを貫通して
前記空調器の給気部に連通するとともに、この給気部と
連結する管路の途中に前記二重床空間内に開口する小径
の開口部を形成し、給気部材の他側に、前記床スラブを
貫通して前記二重床空間内に開口する給気口を形成し、
前記空調器の給気部からの空調空気を、前記小径の開口
部および前記給気部材の給気口から二重床空間内に流入
させるものである。
〔作用〕
本発明のアンダーフロアー空調システムでは、空調器
の給気部からの空調空気が、従来の給気導入ダクトより
小径の開口部から二重床空間内に流入されるとともに、
床スラブの下方に形成される天井空間に配置される給気
部材に流入され、この給気部材を通り、給気部材の給気
口から二重床空間内に流入され、この空調空気が、フロ
アパネルに形成される複数の吹出口から室内に流入され
る。
〔実施例〕
以下、本発明の詳細を図面に示す実施例について説明
する。
第1図は、本発明のアンダーフロアー空調システムの
一実施例を示すもので、図において符号31は、例えば、
フリーアクセス型のフロアパネルを示している。
このフロアパネル31の下方には、床スラブ33が配置さ
れており、フロアパネル31と床スラブ33との間に、二重
床空間35が形成されている。
フロアパネル31には、多数の吹出口37が開口されてお
り、この吹出口37には、吹出グリル39が配置されてい
る。
そして、吹出グリル39の下方には、空調空気取込部材
41が配置されている。
しかして、この実施例では、床スラブ33と、この床ス
ラブ33の下方の天井パネル43との間に形成される天井空
間45には、ダクトからなる給気部材47が配置されてい
る。
この給気部材47の一端には、垂直部49が形成されてお
り、この垂直部49の端部開口は、床スラブ33に形成され
る貫通孔51を貫通して空調器53の給気部55に連通されて
いる。
また、空調器53の給気部55に連通する垂直部49には、
従来の給気導入ダクトに比して比較的小径の開口部63が
形成されている。
また、給気部材47の他側には、垂直部57が形成され、
この垂直部57は、床スラブ33に形成される貫通孔59を貫
通して、二重床空間35内に、その給気口61を開口されて
いる。
以上のように構成されたアンダーフロアー空調システ
ムでは、空調器53の給気部55からの空調空気は、垂直部
49から給気部材47に流入され、この給気部材47を通り、
給気部材47の垂直部57の給気口61から二重床空間35内に
流入され、この空調空気が、フロアパネル31に形成され
る複数の吹出口37から室内に流入される。同時に、垂直
部49に設けた比較的小径の開口部63から空調器53の給気
部55からの空調空気が、二重床空間35内に流入され、上
述の空調空気とともにフロアパネル31に形成される複数
の吹出口37から室内に流入される。
しかして、以上のように構成されたアンダーフロアー
空調システムでは、床スラブ33と、この床スラブ33の下
方の天井パネル43との間に形成される天井空間45内に、
給気部材47を配置し、この給気部材47の一端を、床スラ
ブ33を貫通して空調器53の給気部55に連通するととも
に、この給気部55と連結する垂直部49の途中に二重床空
間35内に開口する小径の開口部63を形成し、給気部材47
の他側に、床スラブ33を貫通して二重床空間35内に開口
する給気口61を形成し、空調器53の給気部55からの空調
空気を、小径の開口部63および給気部材47の給気口61か
ら二重床空間35内に流入させるようにしたので、二重床
空間35の高さを従来より大幅に低くすることができ、ま
た、二重床空間35内を流れる空調空気の速度と圧力(静
圧)のバラツキを従来より大幅に低減することが可能と
なる。
すなわち、以上のように構成されたアンダーフロアー
空調システムでは、床スラブ33と、この床スラブ33の下
方の天井パネル43との間に形成される天井空間45内に、
給気部材47を配置し、この給気部材47の一端を、床スラ
ブ33を貫通して空調器53の給気部55に連通するととも
に、給気部材47の他側に、床スラブ33を貫通して二重床
空間35内に開口する給気口61を形成したので、従来のよ
うに、二重床空間35内に、比較的大径の給気導入ダクト
を配置する必要がなくなり、例えば、二重床空間35の高
さを、100mm程度以下の高さに容易にすることが可能と
なる。
この結果、建物の階高の節約、天井高の充分な確保が
可能となり、建設コストの低減を図ることが可能とな
る。
また、以上のように構成されたアンダーフロアー空調
システムでは、給気口61を有する垂直部57を複数設けた
ので、二重床空間35内を流れる空調空気の速度と圧力
(静圧)のバラツキをより低減することが可能となる。
第2図は、本発明のアンダーフロアー空調システムの
他の実施例を示すもので、この実施例では、給気部材47
が、空調器53の反射側まで延在され、この延在部に、二
重床空間35内に開口する給気口61を有する垂直部57が所
定間隔を置いて、例えば、2個形成されている。
また、空調器53の給気部55に連通する垂直部49には、
比較的小径の開口部63が形成されている。
以上のように構成されたアングーフロアー空調システ
ムにおいても第1図に示した実施例とほぼ同様の効果を
得ることができるが、この実施例では、給気部材47を延
在させ、延在部に、給気口61を有する垂直部57を複数設
けたので、二重床空聞35内を流れる空調空気の速度と圧
力(静圧)のバラッキをより低減することが可能とな
る。
なお、本発明においては、各実施例の垂直部49,57を
単純な管路として示したが、垂直部49,57に、それぞれ
逆止弁からなり、空気の逆流を阻止する防火ダンパーを
配置しても良い。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明のアンダーフロアー空調シ
ステムでは、床スラブと、この床スラブの下方の天井パ
ネルとの間に形成される天井空間内に、給気部材を配置
し、この給気部材の一端を、床スラブを貫通して空調器
の給気部に連通するとともに、この給気部と連結する管
路の途中に二重床空間内に開口する小径の開口部を形成
し、給気部材の他側に、床スラブを貫通して二重床空間
内に開口する給気口を形成し、空調器の給気部からの空
調空気を、小径の開口部および給気部材の給気口から二
重床空間内に流入させるようにしたので、二重床空間の
高さを従来より大幅に低くすることができ、また、二重
床空間内に流れる空調空気の速度と圧力(静圧)のバラ
ツキを従来より大幅に低減することができるという利点
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のアンダーフロアー空調システムの一実
施例を示す断面図である。 第2図は本発明のアンダーフロアー空調システムの他の
実施例を示す断面図である。 第3図は従来のアンダーフロアー空調システムの一例を
示す断面図である。 第4図は第3図の上面図である。 第5図は第4図のV−V線に沿う断面図である。 〔主要な部分の符号の説明〕 31……フロアパネル 33……床スラブ 35……二重床空間 37……吹出口 43……天井パネル 45……天井空間 47……給気部材 53……空調器 55……給気部 61……給気口 63……小径の開口部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24F 13/068

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空調器の給気部からの空調空気を、フロア
    パネルと床スラブとの間に形成される二重床空間内に流
    入させ、この空調空気を、前記フロアパネルに形成され
    る複数の吹出口から室内に流入させるアンダーフロアー
    空調システムにおいて、前記床スラブと、この床スラブ
    の下方の天井パネルとの間に形成される天井空間内に、
    給気部材を配置し、この給気部材の一端を、前記床スラ
    ブを貫通して前記空調器の給気部に連通するとともに、
    この給気部と連結する管路の途中に前記二重床空間内に
    開口する小径の開口部を形成し、給気部材の他側に、前
    記床スラブを貫通して前記二重床空間内に開口する給気
    口を形成し、前記空調器の給気部からの空調空気を、前
    記小径の開口部および前記給気部材の給気口から二重床
    空間内に流入させることを特徴とするアンダーフロアー
    空調システム。
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