JP2846533B2 - 回転ヘッド型記録再生装置 - Google Patents

回転ヘッド型記録再生装置

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JP2846533B2
JP2846533B2 JP23967492A JP23967492A JP2846533B2 JP 2846533 B2 JP2846533 B2 JP 2846533B2 JP 23967492 A JP23967492 A JP 23967492A JP 23967492 A JP23967492 A JP 23967492A JP 2846533 B2 JP2846533 B2 JP 2846533B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転支持体上にヘッド
や切換手段等が搭載された回転ヘッド型記録再生装置
関する。
【0002】
【従来の技術】磁気記録再生装置において、回転支持体
(回転シリンダ)に固定されたヘッドの記録,再生モー
ドの切換えや再生時のヘッド切換え,消去等のための切
換制御信号を伝送する方法としては、例えば特開平1−
21521号公報に記載のように、ヘッドが取り付けら
れた回転支持体に受光素子を設け、回転支持体外に設け
られて制御信号に応じて発光する発光素子からの光をこ
の受光素子が受光するようにして、かかる制御信号を光
学的に伝送する例があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
には、次のような問題があった。即ち、 1.ヘッドの記録,再生モードの切換え、再生時のヘッ
ド切換え、消去等の動作制御を正確に行なわせるための
ダイオ−ド等の受光,発光素子の取り付けには、高い精
度を必要とし、量産に適していなかった。
【0004】2.ヘッドの上記動作制御を確実に行なわ
せるためには、高感度の高価な受光、発光素子を必要す
る。
【0005】3.受光素子が筐体外部からの光に感応
し、ヘッドの上記動作制御に誤動作が生じていた。ま
た、かかる外光を完全に遮断するためには、装置の筐体
に特別の加工が必要となり、高価なものとなっていた。
【0006】本発明の目的は、かかる問題点を解消し、
光学素子を不要とし、しかも安価な構成で確実に制御信
号の伝送を可能とした回転ヘッド型記録再生装置を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、回転支持体に設けられた複数の切換手段
2値の制御信号を互いに異なる振幅レベルの信号とし
て加算し、その加算信号をロータリートランスを介して
回転支持体側に伝送し、該回転支持体側では、該加算信
号の微分によるエッジパルスの振幅レベルを識別して
々の制御信号を復元し、切換手段を制御できるようにす
る。
【0008】
【作用】加算される2値の制御信号は互いに振幅レベル
が異なるから、これらを加算して得られる加算信号に
は、これら制御信号の振幅レベルに応じた多値の加算信
号が得られる。例えば、これら制御信号が互いに位相が
異なり、かつ波高値が異なるようにすると、加算信号に
おいては、そのエッジのタイミングと高さが制御信号夫
々毎の波形に応じたものとなる。かかる加算信号をロー
タリートランスを介して回転支持体側に伝送すると、ロ
ータリートランスの特性から、加算信号のエッジのみが
伝送されるが、この伝送信号は夫々の制御信号の振幅レ
ベルとタイミングを表わしている。従って、伝送された
信号から元の制御信号を復元することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は本発明による回転ヘッド型記録再生装置の
実施例を示すブロック図であって、1a,1bは記録端
子、2a,2bは記録アンプ、3a〜3fはロータリー
トランス、4a〜4dはモード切換回路、5a〜5dは
ヘッド、6a,6bはヘッド切換回路、7a,7bはロ
ータリーアンプ、8a,8bは再生アンプ、9a,9b
はエンコーダ回路、10a,10bは再生端子、11
a,11b,12a,12bはエンコーダ端子、13
a,13bは駆動回路、14a,14bは増幅回路、1
5a,15bはデコーダ回路、16は磁気テープであ
る。
【0010】この実施例は、異なる2種類の情報信号を
記録再生するものであるが、記録用ヘッドと再生用ヘッ
ドとを兼用している例である。
【0011】図1において、4個のヘッド5a〜5d
は、図2に示す回転支持体としての回転シリンダ17上
に配置されている。即ち、ヘッド5aと5c、ヘッド5
bと5dは夫々略180度の角間隔で配置されてヘッド
対をなし、また、異なるヘッド対のヘッド5aと5bと
の間,ヘッド5cと5dとの間は、夫々数H(但し、H
は1水平走査周期期間)程度離されているとともに、ヘ
ッド5a,5cによるトラックとヘッド5b,5dによ
るトラックとが等しい幅で形成されるように、所定の段
差が設けられている。かかる回転シリンダ17には、さ
らに、モード切換回路4a〜4dやヘッド切換回路6
a,6b、ロータリーアンプ7a,7b、増幅回路14
a,14b、デコーダ回路15a,15bが搭載されて
おり、これら回路と固定側の各回路とを結合するため
に、ロータリートランス3a〜3fが設けられている。
【0012】磁気テープ16に映像信号等の情報信号を
記録する場合には、後述するように動作するデコーダ回
路15bから出力される切換制御信号Sにより、モード
切換回路4a,4bはR側に閉じ、また、デコーダ回路
15bの出力信号Tにより、モード切換回路4c,4d
もR側に閉じる。
【0013】記録すべき異なる情報信号が記録端子1a
と記録端子1bとから別々に入力され、夫々記録アンプ
2a,2bで増幅された後、ロ−タリ−トランス3a,
3fを通り、一方の情報信号はモード切換回路4a,4
bを介してヘッド5a,5cに、他方の情報信号はモー
ド切換回路4c,4dを介してヘッド5b,5dに夫々
供給され、磁気テープ16上に記録される。ここで、磁
気テープ16は図2に示す回転シリンダ17のほぼ半周
にわたって巻回されて走行しており、ヘッド5a,5b
とヘッド5c,5dとが回転シリンダ17の半回転毎に
交互に磁気テープ16を走査する。従って、磁気テープ
16上には、図3に示すようにトラックパターンが形成
される。なお、図3での5a,5b,5c,5dは夫々
ヘッド5a,5b,5c,5dによって形成されたトラ
ックを示しており、1つおきのトラック5a,5cに一
方の情報信号が、他の1つおきのトラック5b,5dに
他方の情報信号が夫々所定期間ずつ記録されている。
【0014】以上のようにして記録がなされた磁気テー
プ16から情報信号を再生する場合には、後述するよう
に動作するデコーダ回路15bからの切換制御信号Sに
よってモード切換回路4a,4bが、また、このデコー
ダ回路15bから切換制御信号Tによってモード切換回
路4c,4dが夫々P側に切り換えられる。
【0015】ヘッド5a,5cによって磁気テープ16
から再生された一方の情報信号は、夫々モード切換回路
4a,4bを介してヘッド切換回路6aのA,B端子
に、また、ヘッド5b,5dによって磁気テープ16か
ら再生された他方の情報信号は、モード切換回路4c,
4dを介してヘッド切換回路6bのA,B端子に夫々供
給される。ヘッド切換回路6aは、後述するように動作
するデコーダ回路15aからの切換制御信号Iにより、
A,B端子のいずれか一方(即ち、ヘッド5aまたは5
cからの再生情報信号)を選択し、また、ヘッド切換回
路6bも、このデコーダ回路15aからの切換制御信号
Jにより、A,B端子のいずれか一方(即ち、ヘッド5
bまたは5dからの再生情報信号)を選択する。これに
より、ヘッド切換回路6aからは一方の情報信号が連続
して得られ、ヘッド切換回路6bからは他方の情報信号
が連続して得られる。
【0016】ヘッド切換回路6aから出力される一方の
再生情報信号は、ロ−タリ−アンプ7aで増幅された
後、ロ−タリ−トランス3bを通り、さらに再生アンプ
8aで増幅されて再生端子10aから出力される。同様
に、切換回路6bから出力される他方の再生情報信号
は、ロ−タリ−アンプ7bで増幅された後、ロ−タリ−
トランス3eを通り、さらに再生アンプ8bで増幅され
て再生端子10bから出力される。
【0017】以上のようにして2種類の情報信号の記録
再生が行なわれるが、次に、図1におけるモード切換回
路4a〜4dの切換制御について、図4を用いて説明す
る。但し、図4は図1における各部の信号を示す波形図
であって、図1に対応する信号には同一符号をつけてい
る。
【0018】エンコーダ端子12a,12bから、
“L”(ローレベル)で再生モードを、“H”(ハイレ
ベル)で記録モードを夫々指示するモード指示信号K,
Lが入力され、エンコーダ回路9bに供給される。な
お、モード指示信号Lはモード指示信号Kよりも若干
(即ち、図2で説明したヘッド5aと5b、ヘッド5c
と5dのずれ量に相当する数H期間分)遅れている。ま
た、モード指示信号K,Lの波高値を異ならせている。
一例として,モード指示信号Kの“L”を−5(V)、
“H”を0(V)とし、モード指示信号Lの“L”を0
(V)、“H”を+12(V)とする。このように2種
類のモード指示信号K,Lを用いるのは、ヘッド5aと
5b、ヘッド5cと5dのずれ量に相当する数H期間分
モード切換回路4a,4bの切換えタイミングとモード
切換回路4c,4dの切換えタイミングとをずらす必要
があるためである。
【0019】エンコ−ダ回路9bでは、これらモード指
示信号K,Lが加算され、その加算信号Mが出力され
る。加算信号Mには、図示するように、4つの直流レベ
ルを取り得ることになる。即ち、モード指示信号Kが立
ち上がるまでは−5(V)であり、モード指示信号Kが
立ち上がってからモード指示信号Lが立ち上がるまで0
(V)、モード指示信号Lが立ち上がってからモード指
示信号Kが立ち下がるまで+12(V)、モード指示信
号Kが立ち下がってからモード指示信号Lが立ち下がる
まで+7(V)、モード指示信号Lが立ち下がってから
は−5(V)となる。
【0020】この加算信号Mは駆動回路13bによって
ロ−タリ−トランス3dの固定側を駆動し、このロータ
リートランス3dの回転側に伝送されて増幅回路14b
で増幅される。この場合、加算信号Mはロ−タリ−トラ
ンス3dの周波数特性の影響を受け、その高周波成分、
即ち、立上りエッジ及び立下りエッジ部分のみがロータ
リートランス3dを伝送されることになる。従って、増
幅回路14bの出力信号Nは、加算信号Mの立上りエッ
ジ及び立下りエッジのタイミングでそれらエッジの高さ
に応じた、即ち、モード指示信号K,Lの立上りエッジ
及び立下りエッジのタイミングで夫々の波高値に応じた
振幅の正負の極性のパルスからなっている。ここで、モ
ード指示信号K,Lの上記振幅により、増幅回路14b
の出力信号Nのうちのモード指示信号Kのエッジのタイ
ミングのパルスの振幅は、モード指示信号Lのエッジの
タイミングのパルスの振幅よりも小さい。
【0021】この信号Nはデコーダ回路15bに供給さ
れる。このデコ−ダ回路15bは、例えば、図5に示す
ように、比較回路18a,18b,18c,18dが互
いに並列に設けられており、これらに同時に信号Nが供
給される。これら比較回路18a,18b,18c,1
8dには夫々比較基準電圧E1,E2,E3,E4が予
め設定されており、これら比較回路18a,18b,1
8c,18dで夫々信号Nが比較基準電圧E1,E2,
E3,E4と振幅比較される。
【0022】ここで、モード指示信号Kの立上りタイミ
ング、モード指示信号Lの立上りタイミング、モード指
示信号Kの立下りタイミング、モード指示信号Lの立下
りタイミング夫々での信号Nのパルスの振幅をA1,A
2,A3,A4とすると、 A2>A1>0>A3>A4 であり、これに対して、 A2>E1>A1>E2>0>E3>A3>E4>A4 のように各比較基準電圧E1,E2,E3,E4が設定
されている。
【0023】そこで、図4に示すように、比較回路18
aでは、信号Nのうちのモード指示信号Lの立上りタイ
ミングでのパルスが検出されてそのタイミングのパルス
Oが得られ、比較回路18bからは、信号Nのうちのモ
ード指示信号K,Lの立上りタイミングでのパルスが検
出されてこれらタイミングのパルスPが得られる。同様
にして、比較回路18cからは、信号Nのうちのモード
指示信号K,Lの立下りタイミングでのパルスが検出さ
れてこれらのタイミングのパルスQが得られ、比較回路
18cからは、信号Nのうちのモード指示信号Lの立下
りタイミングでのパルスが検出されてそのタイミングの
パルスRが得られる。
【0024】また、デコーダ回路15bには、セット・
リセット型のフリップフロップ回路19a,19bが設
けられている。フリップフロップ回路19aは比較回路
18bの出力パルスPによってセットされ、比較回路1
8cの出力パルスQによってリセットされる。これによ
り、このフリップフロップ回路19aから、立上りエッ
ジ,立下りエッジがモード指示信号Kの立上りエッジ,
立下りエッジに同期した信号が出力される。この信号が
図1のモード切換回路4a,4bを制御する切換制御信
号Sである。また、フリップフロップ回路19bは比較
回路18aの出力パルスOによってセットされ、比較回
路18dの出力パルスRによってリセットされる。これ
により、このフリップフロップ回路19bから、立上り
エッジ,立下りエッジがモード指示信号Lの立上りエッ
ジ,立下りエッジに同期した信号が出力される。この信
号が図1のモード切換回路4c,4dを制御する切換制
御信号Tである。
【0025】このようにして、2つのモード指示信号
K,Lはロータリートランス3dを介して回転シリンダ
17側に伝送され、デコーダ回路15bで切換制御信号
S,Tとして復元される。モード切換回路4a〜4c
は、切換制御信号S,Tが“L”のときR側に切り替わ
り、“H”のときP側に切り替わる。これにより、モー
ド切換回路4a〜4cはモード指示信号K,Lの指示に
従って動作する。
【0026】電源投入時等にフリップフロップ回路19
a,19bの出力を初期値(図4の例では,切換制御信
号S,Tを“L”)に設定するが、このためには、次の
2つ方法がある。
【0027】まず、第1の方法は、フリップフロップ回
路19a,19bの入力端子を抵抗素子等でプルアップ
する方法である(但し、図5では、このための回路を省
略している)。これにより、電源投入時等では、入力電
圧が“H”となり、フリップフロップ回路19a,19
bの出力が確実に“L”となる(例えば、高速用CMO
SHC74等を用いた場合)。
【0028】次に、第2の方法を図1及び図6を用いて
説明する。まず、電源投入時に、エンコ−ダ端子12
a,12bに夫々、立上りエッジのタイミングが一致
し、波高値及び立下りエッジのタイミングが異なる信号
U,Vを入力し、エンコ−ダ回路9bでこれら信号U,
Vを加算する。このエンコーダ回路9bから出力される
これらの加算信号Wは駆動回路13b,ロ−タリ−トラ
ンス3dを介して増幅回路14bに伝送される。この増
幅回路14aの出力信号Xも、上記のように、ロータリ
ートランス3dの特性の影響を受け、加算信号Wの立上
りエッジのタイミングのパルスと、加算信号Wの2つの
立下りエッジのタイミングのパルスとからなっている。
かかる信号Xをデコーダ回路15bにおける図5に示す
比較回路18a〜18dに供給するようにする。ここ
で、信号Xの各パルスの波高値を前から順にX1,X
2,X3とすると、 X1>E1〜E3>X2>E4>X3 となるように、信号U,Vの波高値を設定しておく。
【0029】そこで、比較回路18a,18bからは信
号U,Vの立上りエッジに同期したパルスYが、比較回
路18cからは信号U,V夫々の立下りエッジに同期し
たパルスZが、比較回路18dからは信号Vの立下りエ
ッジに同期したパルスAAが夫々得られる。フリップフ
ロップ回路19aはこのパルスYによってセットされて
信号Zによってリセットされ、フリップフロップ回路1
9bはパルスYによってセットされて信号AAによって
リセットされる。この結果、フリップフロップ回路19
a,19bの出力BB,CCは、電源投入時に“H”で
あっても、信号Z,AAでリセットされることにより、
必ず“L”となる。
【0030】このようにして、フリップフロップ回路1
9a,19bの出力は初期値(この場合は“L”)に設
定される。信号U,Vを“H”から“L”に設定するタ
イミングは短いほどよく、電源投入時から数μsec程
度でよい。
【0031】なお、以上説明したフリップフロップ回路
19a,19bの出力の初期値設定方法は、後に説明す
る他の実施例にも適用できる。
【0032】次に、図1におけるヘッド切換回路6a,
6dの切換制御について、図7を用いて説明する。但
し、図7は図1における各部の信号を示す波形図であっ
て、図1に対応する信号には同一符号をつけている。
【0033】エンコ−ダ端子11a,11bからは夫々
ヘッド切換制御信号A,Bが入力され、エンコ−ダ回路
9aに供給されて加算され、加算信号Cが得られる。こ
こで、ヘッド切換制御信号A,Bは回転シリンダ17
(図2)の回転周期に等しい周期の信号であるが、これ
らの波高値が異なり、かつヘッド切換制御信号Bはヘッ
ド切換制御信号Aよりも上記の数H分遅れている。この
遅れ量は図4に示したモード指示信号Kに対するモード
指示信号Lの遅れ量に等しい。このように2種類のヘッ
ド切換制御信号A,Bを用いるのは、モード指示信号の
場合と同様に、ヘッド切換回路6a,6bの切換えタイ
ミングを数H分ずらす必要があるためである。なお、こ
こでも、説明の便宜上、ヘッド切換制御信号Aの
“L”,“H”のレベルの電位は図4に示したモード指
示信号Kに等しく、切換制御信号Bの“L”,“H”の
レベルの電位は図4に示したモード指示信号Lに等しい
ものとする。そこで、エンコーダ回路9aから出力され
る加算信号Cの波形は、図4に示したエンコーダ回路9
bからの加算信号Mと同様である。
【0034】この加算信号Cは駆動回路13aに供給さ
れてロ−タリ−トランス3cの固定側を駆動し、ロ−タ
リ−トランス3cの回転側に伝送されて増幅回路14a
に供給される。このとき、加算信号Cはロ−タリ−トラ
ンス3cの周波数特性の影響を受け、その高周波成分、
即ち、その立上りエッジ及び立下りエッジ部分のみが伝
送される。従って、増幅回路14aの出力信号Dは、図
4に示した増幅回路14bの出力信号Nのように、ヘッ
ド切換制御信号A,Bの各エッジに同期したパルスから
なることになる。即ち、信号Dの各パルスの振幅はヘッ
ド切換制御信号A,Bの波高値に応じたものとなる。
【0035】増幅回路14aの出力信号Dはデコ−ダ回
路15aに供給されるが、このデコ−ダ回路15aも図
5に示したデコーダ回路15bと同じ構成をなしてお
り、従って、ヘッド切換制御信号Aが切換制御信号Iと
して、また、ヘッド切換制御信号Bが切換制御信号Jと
して夫々復元される。これにより、ヘッド切換回路6a
は例えばヘッド切換制御信号Aが“L”のときA端子側
に、“H”のときB端子側に夫々切り換り、ヘッド切換
回路6bは例えばヘッド切換制御信号Bが“L”のとき
A端子側に、“H”のときB端子側に夫々切り換ること
になる。
【0036】なお、図5において、フリップフロップ回
路19a,19bは比較回路18a,18bの出力パル
スによってセットされ、比較回路18c,18dの出力
パルスによってリセットされるとしたが、その逆であっ
てもよい。その場合の各部の信号の一例を図8に示す。
さらに、図9に示すように、モード指示信号Kでの記録
モード指示と再生モード指示のレベル関係とモード指示
信号Lでの記録モード指示と再生モード指示のレベル関
係とを逆にしてもよい。勿論、これに応じて図5でのフ
リップフロップ回路15bのセットパルス、リセットパ
ルスを比較回路18a〜18dの出力パルスから適宜決
めることはいうまでもない。
【0037】図10は、この実施例において、ビデオ信
号VAと2種の音声信号A1,A2とからなる一方の情
報信号と、ビデオ信号VBと2種の音声信号A3,A4
とからなる他方の情報信号とを記録再生する場合の磁気
テープ16上のトラックパターンを示している。この場
合には、上記一方の情報信号はヘッド5a,5cによっ
て記録再生され、上記他方の情報信号はヘッド5b,5
dによって記録再生される。
【0038】また、図11は例えばヘッド5a,5cに
よる種々の記録モードでのモード指示信号Kを示すもの
であって、ここでは、モード1〜7の7種の記録モード
がある。モード1は音声信号A1のみを記録するモード
であり、モード2は音声信号A2のみを記録するモード
である。モード3はビデオ信号VAのみを記録するモー
ドである。モード4は音声信号A1とビデオ信号VAと
を、モード5は音声信号A2とビデオ信号VAとを夫々
同時に記録するモードである。モード6は音声信号A
1,A2を同時に記録するモードであり、モード7は音
声信号A1,A2とビデオ信号VAとを同時に記録する
モードである。ヘッド5b,5dに対しても同様である
が、上記のように、これに対するモード指示信号Lはモ
ード指示信号Kに対して数H程度遅れている。
【0039】図12は本発明による回転ヘッド型記録再
生装置の他の実施例を示すブロック図であって、5e,
5fはヘッドであり、図1に対応する部分には同一符号
をつけている。
【0040】同図において、ヘッド5e,5fは記録専
用であって、ヘッド5a,5bとヘッド5c,5dは再
生専用である。ここで、ヘッド5aと5b、ヘッド5c
と5dの回転シリンダ上での配置関係は図2に示すとお
りであるが、同じ対をなすヘッド5a,5c間、ヘッド
5b,5d間では、一方のヘッドが再生走査したトラッ
クを再度他方のヘッドが走査するような配置関係となっ
ている。また、記録専用のヘッド5e,5fは図2に示
すような回転シリンダ上で互いに180度の角間隔で、
好ましくは、これよりヘッド対5a,5cとヘッド対5
b,5dとのずれ量に等しい数H分180度からずれた
角間隔で配置される。
【0041】このように、この実施例では、記録専用の
ヘッドと再生専用のヘッドとを用いるので、図1におけ
るモード切換回路4a〜4dやこれらを制御するための
回路手段を必要としない。
【0042】記録時には、異なる情報信号が夫々記録端
子1a,1bから入力され、記録アンプ2a,2bで増
幅された後、ロータリートランス3a,3bを介してヘ
ッド5e,5fに供給される。この場合、磁気テープ1
6は回転シリンダ17のほぼ半周にわたって巻回されて
走行しているから、ヘッド5e,5fは回転シリンダ1
7の半回転毎に交互に情報信号を記録する。ここで、こ
れら情報信号を映像信号とすると、ヘッド5eは一方の
映像信号を1フィールドおきに記録し、ヘッド5fは他
方の映像信号を1フィールドおきに記録する。
【0043】なお、かかる記録時では、エンコーダ端子
11a,11bからはヘッド切換制御信号A,Bは入力
されない。
【0044】再生時では、ヘッド5a,5cが磁気テー
プ16上のヘッド5eによって形成されたトラックを再
生走査するが、この場合、ヘッド5cはヘッド5aが再
生走査したトラックを再度再生走査する。従って、ヘッ
ド5eによって記録された同一フィールドの映像信号が
ヘッド5a,5cによって2度再生される。同様にし
て、ヘッド5b,5dが磁気テープ16上のヘッド5f
によって形成されたトラックを再生走査するが、この場
合、ヘッド5dはヘッド5bが再生走査したトラックを
再度再生走査する。従って、ヘッド5fによって記録さ
れた同一フィールドの映像信号がヘッド5b,5dによ
って2度再生される。
【0045】ヘッド5a,5cによって再生された映像
信号はヘッド切換回路6aによって選択されて連続した
映像信号となり、ロータリーアンプ7a,ロータリート
ランス3b,再生アンプ8aを介して再生端子10aか
ら出力される。同様に、ヘッド5b,5dによって再生
された映像信号はヘッド切換回路6bによって選択され
て連続した映像信号となり、ロータリーアンプ7b,ロ
ータリートランス3e,再生アンプ8bを介して再生端
子10bから出力される。
【0046】なお、再生端子10a,10bから出力さ
れる映像信号は、同一内容のフィールドが2回ずつ繰り
返すものであり、従って、この実施例はいわゆるフィー
ルドスキップ方式をなすものである。この場合、かかる
映像信号がインターレース方式をなすようにするには、
ヘッド5aと5c、ヘッド5bと5d夫々の位置関係を
考慮すればよい。
【0047】かかる再生時では、ヘッド切換回路6a,
6bを制御するため、図1に示した実施例と同様、エン
コーダ端子11a,11bからヘッド切換制御信号A,
Bが入力され、図7で説明したのと同様に伝送処理され
てデコーダ回路6aからヘッド切換回路6a,6bの制
御のためのヘッド切換制御信号I,Jが形成される。
【0048】図13は本発明による回転ヘッド型記録再
生装置のさらに他の実施例を示すブロック図であって、
3g,3hはロータリートランス、5gはヘッド、9c
はエンコーダ回路、13cは駆動回路、14cは増幅回
路、15cはデコーダ回路、20は消去端子、21はエ
ンコーダ端子、22は消去アンプ、23は切換回路であ
り、図12に対応する部分には同一符号をつけて重複す
る説明を省略する。この実施例は、図12に示した実施
例に消去手段を設けたものであり、記録再生時の動作は
図12に示した実施例と同様である。
【0049】図13において、図2に示したような回転
シリンダ17上には、ヘッド5a〜5fに加え、さら
に、消去用のヘッド5gが設けられている。このヘッド
5gは回転シリンダ17上の任意の位置に配置すること
ができるが、ヘッド5eもしくは5fによって形成され
たトラック、または、同時に2トラック消去できるよう
にしている。
【0050】磁気テープ16上の情報信号を消去するば
あいには、消去用の高周波信号が消去端子20から入力
され、消去アンプ22,ロ−タリ−トランス3g,切換
回路23を経由してヘッド5gに供給される。これとと
もに、消去制御信号がエンコ−ダ端子21から入力さ
れ、エンコーダ回路9c,駆動回路13c,ロ−タリ−
トランス3h,増幅回路14cを経てデコ−ダ回路15
cに供給される。
【0051】ここで、エンコーダ端子21から入力され
る消去制御信号は消去期間を指示する信号であって、エ
ンコーダ回路9cは、この消去制御信号から、これによ
って指定さる期間所定の波高値の矩形信号を形成する。
この矩形信号がデコード回路15cに伝送されるが、上
記のように、この矩形信号はロータリートランス3hの
特性の影響を受け、この矩形信号のエッジのタイミング
のパルスのみがデコード回路15cに供給される。この
デコード回路15cはかかるパルスから、デコード回路
15aのように、消去制御信号を復元して切換制御信号
とする。この切換制御信号により、切換回路23が制御
される。従って、切換回路23はエンコーダ端子21か
ら入力される消去制御信号によって指定される消去期間
閉じ、この期間消去用の高周波信号がヘッド5gに供給
されて消去が行なわれる。
【0052】このようにして、この実施例では、ロータ
リートランスを介しての消去制御信号の伝送が可能とな
り、光学手段等による特殊な伝送手段が不要となり、か
つ、正確、確実な消去制御が行なわれることになる。
【0053】図14は本発明による回転ヘッド型記録再
生装置のさらに他の実施例を示すブロック図であって、
3c’はロータリートランス、9a’はエンコーダ回
路、13a’は駆動回路、15a’はデコーダ回路であ
り、図1に対応する部分には同一符号をつけて重複する
説明を省略する。先に説明した実施例は、異なる2種類
の入力情報信号を異なるヘッドで記録するものであった
が、この実施例は、1種類の入力情報信号を記録し再生
するものである。
【0054】図14において、ヘッド5a,5cは記録
用、再生用ヘッドを兼用しており、図15に示すよう
に、回転シリンダ17上に略180度の角間隔で配置さ
れている。また、磁気テープ16はこの回転シリンダ1
7の外周にほぼ180度にわたって螺旋状に当接して走
行しており、ヘッド5a,5cは回転シリンダ17の半
回転毎に交互に走査する。従って、かかるヘッド5a,
5cにより、磁気テープ16上に図16に示すようにト
ラックが形成される。但し、図16において、5a,5
cは夫々ヘッド5a,5cによって形成されたトラック
を示している。
【0055】次に、この実施例の動作を説明する。記録
時には、エンコーダ端子12aから“H”のモード指示
信号Kが入力されてエンコーダ回路9a’に供給され
る。このエンコーダ回路9a’は図1でのエンコーダ回
路9aと同様の動作をなすが、エンコーダ回路9aとは
異なって、モード指示信号Kとエンコーダ端子11aか
ら入力されるヘッド切換制御信号Aとが供給されてこれ
らを加算する。但し、記録時では、ヘッド切換制御信号
Aは供給されず、エンコーダ端子11aからの信号は
“L”であり、従って、エンコーダ回路9a’はモード
指示信号Kのみを受けて出力する。
【0056】エンコーダ回路9a’から出力されるモー
ド指示信号Kは駆動回路13a’,ロータリートランス
3c’,増幅回路14a’を介してデコーダ回路15
a’に供給されるが、モード指示信号Kによって記録モ
ードが指示されたときに実際にデコーダ回路15a’に
供給されるのは、ロータリートランス3c’の特性によ
り、先に説明したように、モード指示信号Kが“H”に
立ち上がったときのタイミングのパルスである。
【0057】デコーダ回路15a’は図5に示した構成
をなしているが、モード指示信号Kの立上り,立下りエ
ッジから生ずるパルスが比較回路18a,18dでのみ
検出されるように、モード指示信号Kの波高値が大きく
設定されている。従って、このデコード回路15a’に
モード指示信号Kが“H”に立ち上がったときのタイミ
ングのパルスが供給されると、比較回路18aからパル
スOが出力されてフリップフロップ回路19bがセット
され、モード切換制御信号Tが“H”となる。そして、
このモード切換制御信号Tが“H”となったことによ
り、モード切換回路4a,4bがR側に閉じて記録モー
ドが設定される。
【0058】なお、この場合、図5において、モード指
示信号Kが“H”に立ち上がったときのタイミングのパ
ルスが供給されることにより、比較回路18bからもパ
ルスPが出力されてフリップフロップ回路19aがセッ
トされ、ヘッド切換回路6aのヘッド切換制御信号Sと
してのフリップフロップ回路19aの出力が“H”とな
り、これによってヘッド切換回路6aが動作するが、モ
ード切換回路4a,4bがR側に閉じて記録モードが設
定されているので、各別問題はない。
【0059】かかる状態で、記録端子1aから記録すべ
き情報信号が入力され、記録アンプ2a,ロータリート
ランス3aを通り、一方ではモード切換回路4aを介し
てヘッド5aに、他方ではモード切換回路4bを介して
ヘッド5cに夫々供給される。これにより、磁気テープ
16上には、ヘッド5a,5cによって交互に情報信号
が記録される。
【0060】モード指示信号Kが“L”となって記録モ
ードの終了指示があると、上記のようにして、デコーダ
回路15a’にこのモード指示信号Kの立下りエッジか
らの負のパルスが供給され、図5において、比較回路1
8dからパルスRが出力される。これにより、フリップ
フロップ回路19bがリセットされ、モード切換制御信
号Tは“L”となってモード切換回路4a,4bはP側
に切り替わる。また、図5での比較回路18cからもパ
ルスQが出力され、フリップフロップ回路19がリセッ
トされてヘッド切換制御信号Sは“L”に初期設定され
る。
【0061】再生の場合には、モード指示信号Kが
“L”であって、エンコーダ端子11aからは、ヘッド
5aが磁気テープ16を再生走査する期間“H”とな
り、ヘッド5cが磁気テープ16を再生走査する期間
“L”となるヘッド切換制御信号Aが入力される。これ
らモード指示信号Kとヘッド切換え信号Aとはエンコ−
ダ回路9a’で加算され、駆動回路13a’によってロ
−タリ−トランス3c’を伝送される。伝送された加算
信号は増幅回路14a’で増幅されてデコ−ダ回路15
a’に供給される。この場合、図5に示す構成のデコー
ダ回路15a’で比較回路18b,18cからのみ上記
加算信号のロ−タリ−トランス3c’によるパルスが検
出されるようにヘッド切換制御信号Aの波高値が設定さ
れており、これにより、フリップフロップ回路19aか
らヘッド切換制御信号Sが生成され、フリップフロップ
回路19の出力は“L”に固定される。
【0062】なお、以上の実施例では、加算して伝送す
る複数の制御信号は互いに波高値が異なるものとした
が、他の方法を用いるようにしてもよい。その一例とし
て、パルス幅変調する場合について、図12に示した実
施例と同様の構成をなす図17を用いて説明する。
【0063】同図において、エンコ−ダ端子11a,1
1bからは、夫々ヘッド切換回路6a,6bを切換え制
御するためのヘッド切換制御信号A1,B1が入力され
る。エンコ−ダ回路9dでは、これらヘッド切換制御信
号A1,B1をパルス幅変調する。エンコ−ダ回路9d
から出力されるパルス幅変調された制御信号C1は駆動
回路13a,ロ−タリ−トランス3cを介して回転シリ
ンダ側に伝送され、増幅回路14aで増幅された後、デ
コ−ダ回路15dに供給されてヘッド切換回路6a,6
bのヘッド切換制御信号I1,J1が復調される。そし
て、これらヘッド切換制御信号I1,J1によってヘッ
ド切換回路6a,6bが切り換え制御され、ヘッド切換
回路6aによって再生ヘッド5a,5cからの再生信号
が、ヘッド切換回路6bによって再生ヘッド5b,5d
からの再生信号が夫々連続信号となる。
【0064】また、以上の実施例では、回転シリンダ1
7への電力の供給については説明しなかったが、これを
ブラシ・スリップリングによって伝送することができる
し、図1に示した実施例を一例として示す図18に示す
ように、ロータリートランスを介して伝送するようにし
てもよい。即ち、図18において、電力端子24から交
流電力が入力され、電力増幅回路25で増幅された後、
ロータリートランス3iを介して回転シリンダ側に伝送
される。この回転シリンダ側では、送られてきた交流電
力が整流増幅回路26で全波整流或いは単波整流されて
必要な直流電力が生成される。ここで、伝送される交流
電力の周波数は、記録する映像信号の周波数帯域外であ
ることが望ましく、一例として、10kHz〜100k
Hz程度あるいは数十MHz程度のものである。また、
回転シリンダ側で生成される直流電力は正電源、負電源
あるいはその両方であってもよい。言うまでもなく、か
かる電力伝送は、上に述べた他の実施例にも適用できる
ものである。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
回転支持体に固定されたのヘッドの記録,再生モード切
換え制御や再生時のヘッド切換え制御、消去制御のため
の制御信号を適宜加算してロータリートランスを介し該
回転支持体側に伝送し、該回転支持体側では、伝送され
てきた加算信号から夫々の切換え手段の制御信号を復元
するものであるから、高感度で高価な発光ダイオ−ド等
の光学的伝送手段やブラシ・スリップリング等を用いて
いた従来の技術に比べ、高価な部品や高い取付け精度の
高い機構部品等が不要になるし、また、光学的伝送手段
を用いた場合の外光による誤動作防止のための装置筐体
に対する特別な加工も不要となり、制御動作の高精度化
や磁気記録再生装置の量産化,低コスト化が可能とな
る。また、複数の制御信号を加算して伝送でき、しか
も、確実に各制御信号を復元できるため、種々の制御信
号を伝送するようにしても、ロータリートランスの大型
化を回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による回転ヘッド型記録再生装置の一実
施例を示すブロック図である。
【図2】図1におけるヘッドの回転シリンダ上でのヘッ
ドの配置を示す図である。
【図3】図1における磁気テ−プ上のトラックパターン
を示す図である。
【図4】図1におけるモード指示信号の伝送方法を示す
図である。
【図5】図1におけるデコーダ回路の一具体例を示すブ
ロック図である。
【図6】図5におけるフリップフロップ回路の初期化の
ための制御信号の伝送方法を示す図である。
【図7】図1におけるヘッド切換制御信号の伝送方法を
示す図である。
【図8】図1におけるモード指示信号の他の伝送方法を
示す図である。
【図9】図1におけるモード指示信号のさらに他の伝送
方法を示す図である。
【図10】図3に示したトラックでの具体的な記録情報
信号を示す図である。
【図11】図1に示した実施例での各記録モードでのモ
ード指示信号を示す図である。
【図12】本発明による回転ヘッド型記録再生装置の他
の実施例を示すブロック図である。
【図13】本発明による回転ヘッド型記録再生装置のさ
らに他の実施例を示すブロック図である。
【図14】本発明による回転ヘッド型記録再生装置のさ
らに他の実施例を示すブロック図である。
【図15】図15におけるヘッドの回転シリンダ上での
ヘッドの配置を示す図である。
【図16】図15における磁気テ−プ上のトラックパタ
ーンを示す図である。
【図17】本発明による回転ヘッド型記録再生装置のさ
らに他の実施例を示すブロック図である。
【図18】図1に示した実施例を例とした電力の伝送方
法を示すブロック図である。
【符号の説明】
1a,1b 記録端子 3a〜3i ロ−タリ−トランス 4a〜4d モード切換回路 5a〜5g ヘッド 6a,6b ヘッド切換回路 9a〜9d,9a’ エンコ−ダ回路 10a,10b 再生端子 11a,11b,12a,12b エンコ−ダ端子 15a〜15d,15a’ デコ−ダ回路 16 磁気テープ 17 回転シリンダ 18a〜18d 比較回路 19a,19b フリップフロップ回路 20 消去端子 21 エンコーダ端子 23 切換回路 24 電力端子 26 整流増幅回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−188402(JP,A) 特開 平1−237909(JP,A) 特開 昭54−121715(JP,A) 特開 平4−8001(JP,A) 特開 昭62−38369(JP,A) 実開 平4−35201(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 5/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転支持体上に、少なくとも2以上の複
    数チャンネルの情報信号を記録あるいは再生する回転ヘ
    ッドを備えた回転ヘッド型記録再生装置において、 該回転ヘッドは、各チャンネル毎に複数個ずつあって、 再生時、各チャンネル毎に、複数個の該回転ヘッド夫々
    の再生情報信号を連続した再生情報信号とするための該
    回転ヘッドの切換えタイミングを与える振幅レベルが2
    値のヘッド切換制御信号を生成する生成手段と、 該生成手段で生成された各チャンネルのヘッド切換制御
    信号を互いに振幅レベルを異ならせて加算することによ
    り、振幅レベルが多値の加算信号を生成し、ロータリト
    ランスを介して該回転支持体側に伝送する加算手段と、 該加算信号が該ロータリトランスで微分されて得られる
    該加算信号のエッジパルスが供給され、該エッジパルス
    の振幅値を識別して各チャンネル毎の該ヘッド切換制御
    信号を検出する検出手段と を備え、検出された該ヘッド
    切換制御信号に基づいて各チャンネルの回転ヘッドの切
    換えタイミングを設定することを特徴とする回転ヘッド
    型記録再生装置。
  2. 【請求項2】 回転支持体上に、少なくとも2以上の複
    数チャンネルの情報信号を記録,再生する回転ヘッドを
    備えた回転ヘッド型記録再生装置において、 各チャンネ
    ル毎に、該回転ヘッドの記録モードと再生モードとのモ
    ード切換えタイミングを与える振幅レベルが2値のモー
    ド切換制御信号を生成する生成手段と、 該生成手段で生成された各チャンネルのモード切換制御
    信号を互いに振幅レベルを異ならせて加算することによ
    り、振幅レベルが多値の加算信号を生成し、ロータリト
    ランスを介して該回転支持体側に伝送する加算手段と、 該加算信号が該ロータリトランスで微分されて得られる
    該加算信号のエッジパルスが供給され、該エッジパルス
    の振幅値を識別して各チャンネル毎の該モード切換制御
    信号を検出する検出手段と を備え、検出された該モード
    切換制御信号に基づいて各チャンネルの回転ヘッドの記
    録モードと再生モードとの切換えタイミングを設定する
    ことを特徴とする 回転ヘッド型記録再生装置。
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