JPS62121905A - デイジタル信号記録・再生装置における記録電流設定方法 - Google Patents

デイジタル信号記録・再生装置における記録電流設定方法

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JPS62121905A
JPS62121905A JP60261296A JP26129685A JPS62121905A JP S62121905 A JPS62121905 A JP S62121905A JP 60261296 A JP60261296 A JP 60261296A JP 26129685 A JP26129685 A JP 26129685A JP S62121905 A JPS62121905 A JP S62121905A
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竹下 和幸
Hitoshi Katayama
仁 片山
Hidehiko Sawamura
澤村 秀彦
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、PCM (Pulse Code Modu
lation、パルス符号変調)信号などのディジタル
信号の記録・再生装置、特に高密度なディジタル信号の
磁気記録・再生装置、いわゆるディジタルVTR(Vi
de。
Tape Recorder、ビデオ・テープ・レコー
ダ)においてその記録電流を最適化して設定する、ディ
ジタル信号記録・再生装置における記録電流設定方法に
関する。
〔発明の背景〕
従来のアナログ記録、いわゆる周波数変調方式のVTR
における記録電流の最適化方法は、特公昭59−350
84号に示すように、磁気テープを走行させ、アドレス
情報と共に小さな電流値から太きの再生出力を検出し、
その再生出力の最大値を与えるアドレスを記憶すること
によって、最適記録電流値を設定する方法であった。
しかし、このような方法では、磁気テープが走行してい
るため、磁気ヘッドのテープへの接触条件、が、各記録
電流値においてまった(同一であるという保障はなく、
特に、ディジタルVTRのような高密度記録における記
録電流の設定においては、信頼性の点から問題がある。
一方、ディジタル信号の記録・再生に関して、特開昭5
3−149(02号には「ディジタル記録においては再
生出力の最高周波数成分が最大になるように記録電流を
選定する」との記載があるが、具体的な最適記録電流の
設定法については言及されていない。
ここで、ディジタル信号記録・再生装置において、記録
電流の最適化が特に重要であることについて述べる。第
3図は、記録信号波形として101010101・・・
という最高のビットレートのパルス列を記録し、その再
生出力電圧を測定した一結果を(a)図に示すと共に、
その記録電流でランタムパルス列を記録した時の誤り率
を(b)図に示している。記録電流が小さいと、磁気テ
ープ表面にしか記録されず、磁気テープ表面にある傷や
ゴミの影響を受けやすく、再生信号か欠落するドロップ
アウトが発生しやすく、誤り率が増加する。一方、記録
電流が大きすぎると、磁気記録に特有な非線形の影響が
強く作用し、記録波形が歪んで記録されることになり、
誤り率が増加する。しかも、fb1図に示すように、誤
り率は記録電流の値に影響座れる度合いが大きい。アナ
ログ方式のVTRでも記録電流の変化に応じてS/N 
(信号対ノイズ比)が変化するが、その影響の度合は、
ディジタルVTRに比べて、小さい。
一方、磁気ヘッドは磁気テープと接触しているため、摩
耗する。摩耗と共にいわゆるギャップデプス(ギャップ
対向面を形成している奥行きの長さ)が減少し、磁気ヘ
ッド効率(入力記録電流に対する出力磁界の大きさ)が
増加する。第3図に示すように、摩耗と共にヘッドデプ
スが大から小に変化すると、記録信号波形101010
の最大出力を与える記録電流も変化する。具体的な数値
例を挙げると、最初40μmのギャップデプスがあった
磁気ヘッドが5μmまで摩耗すると、最適な記録電流は
60 mAから40mAまで変化した。以上のことから
、磁気ヘッドの摩耗と共に最適記録電流の値を変える必
要がある。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、従来技術での上記諸問題点を解決し、
ディジタル信号記録再生装置における記録電流を高い信
頼性で最適値に設定することのできる記録電流設定方法
を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明では、上記目的を達成するために、ディジタ、ル
信号を磁気テープに記録・再生する装置の記録電流を設
定する際に、磁気テープを静止あるいは、ほぼ静止に近
い状態に保っておいて磁気ヘッドの方を回転させ、記録
電流の大きさをほぼ一定周期ごとに変化させ、各電流値
において記録と力に対応する記録電流を最適記録電流値
として以降の記録電流をこの最適記録電流値に設定する
方法とする。
このように、磁気テープを静止あるいは、ほぼ静止に近
い状態、いわゆるスチル状態、あるいはスチル状態に近
い状態に保っておく方法であることから、磁気テープの
走行に伴なう不安定さがなくなり、信頼性が高い最適記
録電流の設定が可能となる。ディジタルVTRのような
高密度なディジタル記録では、最高ビットレートに等し
いかまたは近い周波数の、デユーティ比50%のディジ
タル信号を記録する場合、磁気ヘッドによる有効磁界領
域(磁気ヘッドの抗磁力を越える磁界の強さを有する領
域)に比べて、磁気テープに残留する信号磁化領域は小
さい。このため、最適記録電流値の約±5dBの範囲に
おいては、磁気テープに重ね書きを行っても、以前の信
号磁化領域は記録する有効磁界領域によって新たに書き
なおされることになり、消去という過程を除いたにもか
かわえられるという事実が実験的に確められた。このた
め、スチル状態で記録、再生、消去という繰り返し課程
が必要でなくなり、消去の過程を除いて、重ね書きを利
用して、実用的な最適記録電流の設定が可能となる。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図、第2図により説明す
る。第1図は装置のブロック構成図(ただし、一点鎖線
で囲んだ部分は従来のディジタル信号記録・再生装置が
備えている構成部分を示すであり、第2図は実施例にお
ける記録電流の変化と再生信号レベルの変化の様子を示
す図である。
テレビ信号等の入力アナログ信号はA/D変換器1でデ
ィジタル信号列に変換され、符号器2によって磁気テー
プ・ヘッド系で発生する誤りを訂正できる誤り訂正符号
を挿入し、さらに、磁気テープ・ヘッド系に適した変調
符号系に変換される。
この符号列はスイッチ3を介して可変増幅器5に入力さ
れ、ここで最適な記録レベルにされてから記録アンプ6
で増幅され、スイッチ7を介して磁−気ヘッド9に送ら
れ、磁気テープ(図示せず)に記録する。
再生時はスイッチ7が再生(p)側に切替えられ、再生
信号が増幅器10で増幅され、等化器12で磁気テープ
・ヘッド系における周波数特性の低下分を補償し、復号
器13で変調符号系を元の符号系に変換し、誤り訂正符
号を利用して磁気テープ・ヘッド系で発生した誤りを訂
正し、その後、D/A変換器14で元のアナログ信号と
する。
以上は従来のディジタル信号記録・再生装置の動作であ
るが、本発明実施例による最適記録電流を設定する場合
は、磁気テープは完全に静止状態に保ち、磁気ヘッドを
回転させ、スイッチ3を固定パターン発生器4側に切替
えて、記録波形として101010のデユーティ比50
%の最高ビットレートの周波数を持つパルス列を用いる
。また、スイッチ8は設定側にする。このスイッチ8は
、通常はシステムの記録・再生モードによって切替える
のに対し、最適記録電流設定時は、強制的にVTRのシ
リンダ回転に同期させて、シリンダ1回転ごとに記録と
再生を切替える。すなわち、テレビ信号の垂直同期■信
号とVTRのシリンダ(図示せず)は同期しているので
、■信号を入力に受けて制御信号発生器19で切替えパ
ルス信号C2を作り、この切替えパルス信号C2により
、スイ、、#チ8を介して、スイッチ7を切替える。ま
た、制御信号発生器19でV信号から作った制御パルス
信号C+によって、電流設定ビット発生器20を動作さ
せ、スイッチ22を介して、可変増幅器5を制御し、記
録電流(r)の振幅を、第2図に示すように、回転に同
期させ2スキヤンごとに変化させる。記録電流が2スキ
ヤンごとに可変されるのに対して再生側では、各記録電
流値ごとに、再生信号の振幅をエンベロープ検波器11
によって検出する。再生信号振幅の大きさはA/D変換
器15でディジタル値に変換され、ラッチ回路16に送
られる。ラッチ回路16のデータは比較器17でラッチ
回路18のデータと比較され、ラッチ回路16のデータ
の方が大きい場合にはその値がラッチ回路18の新しい
デー々J−灯ス 、pt滴室2幅雷祐謁宇蒔trけ 帛
初う11.子回路18のデータはリセットされており、
記録電流(r)を例えば第2図のように小から大と順次
変化させるサイクルを複数回行うことにより、再生信号
の最大値がラッチ回路18のデータとなる。同時に、ラ
ッチ回路21には、この再生信号最大値を与える記録電
流値に対応する可変増幅器5用の電流設定ビットが蓄積
される。よって、設定を終了し、スイッチ22が通常側
に戻ると、ラッチ回路21のデータによって、最適な記
録電流値に設定されたディジタル信号列が可変増幅器5
→記録アンプ6を順次介して磁気ヘッド9に供給される
なお、本実施例では、磁気記録・再生装置のシ −リン
ダ回転信号を利用してその1回転ごとに記録と再生を切
替えるとして説明したが、スイッチの切替え時間が必要
であれば、複数回転ごとに切替えるようにすれば良く、
また、記録と再生の間に消去の過程を挿入することも可
能であり、いずれも、上記実施例の場合と同様に動作さ
せ、同様の効果を生じさせ得ることはもちろんである。
さらに、本実施例では、磁気テープを完全に静止した状
態に保って行うとしたが、これは、完全に静止させず、
極めてゆっくり磁気テープを動かし、ほぼ静止に近い状
態に保って、上述の最適化の方法を行っても良い。この
場合、完全に静止させる場合に比べて、磁気テープにた
またま耐着している微小なゴミ等の影響を回避できる効
果がある。また、ある記録電流に対して記録・再生する
過程では完全にテープを静止させ、次にわずかにテープ
を移動させて再びテープを静止させた状態で次の記録電
流に対して記録・再生させる方法とすることも可能であ
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、磁気テープを走
行させずにスチル状態に保って記録電流の設定を行うの
で、磁気テープの走行に伴なう磁気テープ、ヘッドの当
りの不安定さに起因する設定誤差がなく、信頼性の高い
最適記録電流の設定が可能であり、また、同一ヘッドに
よる記録・再生という過程によって最適記録電流が設定
されるので、従来の2つのヘッドによる記録と再生を同
一時に行う場合に比べて、ヘッドによる特性差が及ぼす
影響が全く無視でき、信頼性がさらに向上し、また、1
つのヘッドを用いる方法であるから、原理的に記録と再
生を同時に行うことはできず、同時記録・再生の場合の
記録信号が再生信号に飛び込むというような妨害は絶対
に発生することがない。
さらに、記録電流を設定する時、記録電流の大きさを大
小変えるサイクルを複数回行えば、たまたま当りの悪い
サイクルがあっても、当りが悪い場合は再生出力が小さ
いので最大値を検出する結果には無関係であり、当りの
良い場合の最大値が検出される方式であるので、さらに
信頼性が上がる。
また、本発明の実施態様項に記載した方法によれば、記
録電流と再生出力の関係をすべてメモリに蓄積させるの
でなく、現在までの最大再生出力とそれに対応する記録
電流だけを記憶させ、次に入力する再生出力と比較して
入力の方が大きいときに今までのデータを書き換えて記
憶させる方法であるので、メモリ回路を極めて小規模に
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の詳細な説明用のブロック構成図で一点
鎖線で囲んだ部分がディジタル信号記録・再生装置の部
分、第2図は本発明実施例における記録電流の変化と再
生信号レベルの変化を示す図、第3図は記録電流と再生
出力および誤り率の関係を説明する図である。 く符号の説明〉 4・・・固定パターン発生器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ディジタル信号を磁気テープに記録・再生する装
    置の記録電流を最適値に設定する方法において、磁気テ
    ープを静止または、ほぼ静止に近い状態に保って磁気ヘ
    ッドを回転させ、記録電流の大きさをほぼ一定周期ごと
    に変化させ、各電流値において記録と再生を行い、これ
    らの再生出力中の最大の再生出力に対応する記録電流を
    最適記録電流値として以降の記録電流をこの最適記録電
    流値に設定することを特徴とするディジタル信号記録・
    再生装置における記録電流設定方法。
  2. (2)前記再生出力中の最大再生出力を求める方法を、
    次々に入力する再生出力の現在までの最大再生出力をメ
    モリに一時記憶させ、次に入力する再生出力とメモリ内
    容とを比較して入力する再生出力の方が大きいときメモ
    リ内容を書き替える方法としたことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載のディジタル信号記録・再生装置に
    おける記録電流設定方法。
JP60261296A 1985-11-22 1985-11-22 デイジタル信号記録・再生装置における記録電流設定方法 Expired - Lifetime JPH0772923B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59116907A (ja) * 1982-12-23 1984-07-06 Sony Corp 記録レベルの自動設定方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59116907A (ja) * 1982-12-23 1984-07-06 Sony Corp 記録レベルの自動設定方法

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