JP2846490B2 - ひねり包装用フィルム - Google Patents

ひねり包装用フィルム

Info

Publication number
JP2846490B2
JP2846490B2 JP6986191A JP6986191A JP2846490B2 JP 2846490 B2 JP2846490 B2 JP 2846490B2 JP 6986191 A JP6986191 A JP 6986191A JP 6986191 A JP6986191 A JP 6986191A JP 2846490 B2 JP2846490 B2 JP 2846490B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stretching
film
temperature
styrene
poly
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP6986191A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04305429A (ja
Inventor
英治 前村
祐一 大木
庸介 新井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Idemitsu Kosan Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Kosan Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Idemitsu Kosan Co Ltd filed Critical Idemitsu Kosan Co Ltd
Priority to JP6986191A priority Critical patent/JP2846490B2/ja
Publication of JPH04305429A publication Critical patent/JPH04305429A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2846490B2 publication Critical patent/JP2846490B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Wrappers (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はひねり包装用フィルムに
関し、詳しくは特定の素材からなるフィルムを二軸延伸
したフィルムであって、透明性,光沢性,弾性率に優れ
たひねり保持度の高いひねり包装に好適なフィルムに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、菓子等を一個ずつ包装するひねり
包装用のフィルムとしては、パラフィン紙やセロハン等
が使用されている。しかし、パラフィン紙は透明性が不
充分であり、包装の内容物が確認し難く、デイスプレイ
効果が低いという欠点がある。また、セロハンは透明
性,光沢性に優れているが、原料チップの不足によりコ
ストが高いものとなるばかりでなく、さらに夏期,冬期
の湿度変化や吸湿によって、物性や寸法が大きく変化す
るため、ひねり保持度の著しい低下,破れ等が生じると
いう問題がある。
【0003】このように、充分物性の満足できるひねり
包装用のフィルムは未だ開発されておらず、湿度変化に
対して物性が安定でひねり保持度が高く、デイスプレイ
効果の高い透明性,光沢性に優れたフィルムの開発が望
まれている。さらに、多色印刷を行う場合に、ピッチず
れを起こさない弾性率の高いフィルムであることが要求
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、上記従
来のフィルムの問題点を解消し、高い透明性,光沢性,
湿度安定性,ひねり保持度,弾性率等を有するひねり包
装に好適なフィルムの開発を目的として鋭意研究を重ね
た。
【0005】
【課題を解決するための手段】その結果、シンジオタク
チック構造を有するスチレン系重合体あるいはその組成
物からなるフィルムであって、二軸延伸したフィルム
が、上記の目的を満足したひねり包装に好適なフィルム
であることを見出した。本発明は、かかる知見に基いて
完成したものである。
【0006】すなわち、本発明はシンジオタクチック構
造を有するスチレン系重合体またはその組成物からなる
延伸用予備成形体を、二軸延伸してなるひねり包装用フ
ィルムを提供するものである。
【0007】本発明において、シンジオタクチック構造
を有するスチレン系重合体あるいはその組成物をひねり
包装用フィルム素材として用いる。このシンジオタクチ
ック構造を有するスチレン系重合体とは、立体化学構造
がシンジオタクチック構造、即ち、炭素−炭素結合から
形成される主鎖に対して側鎖であるフェニル基や置換フ
ェニル基が交互に反対方向に位置する立体構造を有する
ものであり、そのタクティシティーは同位体炭素による
核磁気共鳴法( 13C−NMR法)により定量される。13
C−NMR法により測定されるタクティシティーは、連
続する複数個の構成単位の存在割合、例えば2個の場合
はダイアッド,3個の場合はトリアッド,5個の場合は
ペンタッドによって示すことができるが、本発明に言う
シンジオタクチック構造を有するスチレン系重合体と
は、通常はラセミダイアッドで75%以上、好ましくは
85%以上、若しくはラセミペンタッドで30%以上、
好ましくは50%以上のシンジオタクティシティーを有
するポリスチレン,ポリ( アルキルスチレン),ポリ( ハ
ロゲン化スチレン),ポリ( アルコキシスチレン),ポ
リ( ビニル安息香酸エステル), これらの水素化重合体
およびこれらの混合物、あるいはこれらの構造単位を含
む共重合体を指称する。
【0008】なお、ここでポリ(アルキルスチレン)と
しては、ポリ( メチルスチレン),ポリ( エチルスチレ
ン),ポリ(プロピルスチレン),ポリ( ブチルスチレ
ン),ポリ( フェニルスチレン),ポリ( ビニルナフタレ
ン),ポリ( ビニルスチレン),ポリ( アセナフチレ
ン)などがあり、ポリ( ハロゲン化スチレン)として
は、ポリ( クロロスチレン),ポリ( ブロモスチレ
ン),ポリ( フルオロスチレン) などがある。また、ポ
リ( アルコキシスチレン)としては、ポリ( メトキシス
チレン),ポリ( エトキシスチレン)などがある。これ
らのうち特に好ましいスチレン系重合体としては、ポリ
スチレン,ポリ( p−メチルスチレン), ポリ(m−メ
チルスチレン), ポリ( p−ターシャリーブチルスチレ
ン) ,ポリ( p−クロロスチレン), ポリ( m−クロロ
スチレン), ポリ( p−フルオロスチレン) 、またスチ
レンとp−メチルスチレンとの共重合体をあげることが
できる(特開昭62−187708号公報)。
【0009】更に、スチレン系共重合体におけるコモノ
マーとしては、上述の如きスチレン系重合体のモノマー
のほか、エチレン,プロピレン,ブテン,ヘキセン,オ
クテン等のオレフィンモノマー、ブタジエン,イソプレ
ン等のジエンモノマー、環状ジエンモノマーやメタクリ
ル酸メチル,無水マレイン酸,アクリロニトリル等の極
性ビニルモノマー等をあげることができる。
【0010】またこのスチレン系重合体は、分子量につ
いて特に制限はないが、重量平均分子量が 10,000 〜3,
000,000 のものが好ましく、とりわけ50,000〜 1,500,0
00のものが最適である。ここで重量平均分子量が 10,00
0 未満であると、延伸が充分にできない。さらに、分子
量分布についてもその広狭は制約がなく、 様々なものを
充当することが可能であるが、重量平均分子量(Mw)
/数平均分子量(Mn)が1.5〜8が好ましい。なお、
このシンジオタクチック構造を有するスチレン系重合体
は、従来のアタクチック構造のスチレン系重合体に比べ
て耐熱性が格段に優れている。
【0011】このようなシンジオタクチック構造を有す
るスチレン系樹脂は、例えば不活性炭化水素溶媒中また
は溶媒の不存在下に、チタン化合物及び水とトリアルキ
ルアルミニウムの縮合生成物を触媒として、スチレン系
単量体(上記スチレン系重合体に対応する単量体)を重
合することにより製造することができる( 特開昭62−
187708号公報) 。また、ポリ( ハロゲン化アルキ
ルスチレン)については特開平1−46912号公報,
これらの水素化重合体は特開平1−178505号公報
に記載された手法により得ることができる。
【0012】本発明に用いる素材は、基本的には上記ス
チレン系重合体からなるが、このスチレン系重合体に、
一般に使用されている他の樹脂,ゴム,無機微粒子,酸
化防止剤,核剤,可塑剤,相溶化剤,着色剤,帯電防止
剤などを添加した組成物からなるものでもよい。
【0013】ここで好適に使用できる無機微粒子として
は、IA族,IIA 族,IVA 族,VIA 族,VIIA族,VIII族,
IB族,IIB 族,IIIB族,IVB 族元素の酸化物,水酸化
物,硫化物,窒素化物,ハロゲン化物,炭酸塩,酢酸
塩,燐酸塩,亜燐酸塩,有機カルボン酸塩,珪酸塩,チ
タン酸塩,硼酸塩及びそれらの含水化合物、それらを中
心とする複合化合物,天然鉱物粒子などがある。具体的
には、弗化リチウム,硼砂(硼酸ナトリウム含水塩) 等
のIA族元素化合物、炭酸マグネシウム,燐酸マグネシウ
ム,酸化マグネシウム(マグネシア),塩化マグネシウ
ム,酢酸マグネシウム,弗化マグネシウム,チタン酸マ
グネシウム,珪酸マグネシウム,珪酸マグネシウム含水
塩(タルク),炭酸カルシウム,燐酸カルシウム,亜燐
酸カルシウム,硫酸カルシウム(石膏),酢酸カルシウ
ム,テレフタル酸カルシウム,水酸化カルシウム,珪酸
カルシウム,弗化カルシウム,チタン酸カルシウム,チ
タン酸ストロンチウム,炭酸バリウム,燐酸バリウム,
硫酸バリウム,亜燐酸バリウム等のIIA 族元素化合物、
二酸化チタン(チタニア),一酸化チタン,窒化チタ
ン,二酸化ジルコニウム(ジルコニア),一酸化ジルコ
ニウム等のIVA 族元素化合物、二酸化モリブデン,三酸
化モリブデン,硫化モリブデン等のVIA 族元素化合物、
塩化マンガン,酢酸マンガン等のVIIA族元素化合物、塩
化コバルト,酢酸コバルト等のVIII族元素化合物、沃化
第一銅等のIB族元素化合物、酸化亜鉛,酢酸亜鉛等のII
B 族元素化合物、酸化アルミニウム(アルミナ),水酸
化アルミニウム,弗化アルミニウム,アルミノシリケー
ト(珪酸アルミナ,カオリン,カオリナイト)等のIIIB
族元素化合物、酸化珪素(シリカ,シリカゲル),石
墨,カーボン,グラファイト,ガラス等のIVB族元素化
合物、カーナル石,カイナイト,雲母(マイカ,キンウ
ンモ),バイロース鉱等の天然鉱物の粒子が挙げられ
る。この無機微粒子の平均粒径は、特に制限はないが、
好ましくは0.01〜100μm、より好ましくは0.01
〜3μmで、組成物中の含量は、0.001〜3重量%、
好ましくは0.005〜1重量%である。
【0014】また、前述の無機微粒子はフィルム面の滑
り性を改善する上で、効果的な成分であるが、本発明の
目的を阻害しない限り、他の種類あるいは他の粒径の微
粒子,無機充填材等を含むものであってもよい。上記無
機微粒子は、最終的な成形品(フィルム)に含有される
が、含有させる方法に限定はない。例えば、スチレン系
単量体の重合中の任意の過程で添加あるいは析出させる
方法、溶融押出する任意の過程で添加する方法が挙げら
れる。
【0015】一方、上述したシンジオタクチック構造を
有するスチレン系重合体と共に用いることのできる他の
樹脂としては、各種のものがあるが、例えば、アタクチ
ック構造のスチレン系重合体,アイソタクチック構造の
スチレン系重合体,スチレン−無水マレイン酸共重合
体,ポリフェニレンエーテル等は、前述のシンジオタク
チック構造のスチレン系重合体と相溶しやすく、延伸用
予備成形体(原反シート,フィルム等)を作成するとき
の結晶化の制御に有効で、その後の延伸性が向上し、延
伸条件の制御が容易で、且つ力学物性に優れたフィルム
を得ることができる。このうち、アタクチック構造およ
び/またはアイソタクチック構造のスチレン系重合体を
含有させる場合、シンジオタクチック構造のスチレン系
重合体と同様のモノマーからなるものが好ましい。ま
た、これら相溶性樹脂成分の含有割合は70〜1重量
%、特に好ましくは50〜2重量%とすればよい。ここ
で相溶性樹脂成分の含有割合が70重量%を超えると、
シンジオタクチック構造のスチレン系重合体の長所であ
る耐熱性等が損なわれるため好ましくない。
【0016】また、非相溶性樹脂としては、例えば、ポ
リエチレン,ポリプロピレン,ポリブテン,ポリペンテ
ン等のポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート,
ポリブチレンテレフタレート,ポリエチレンナフタレー
ト等のポリエステル、ナイロン−6やナイロン−6,6
等のポリアミド、ポリフェニレンスルフィド等のポリチ
オエーテル、ポリカーボネート、ポリアリレート、ポリ
スルホン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテル
スルホン、ポリイミド、テフロン等のハロゲン化ビニル
系重合体、ポリメタクリル酸メチル等のアクリル系重合
体、ポリビニルアルコール等、上記相溶性の樹脂以外は
すべて相当し、さらに、上記相溶性の樹脂を含む架橋樹
脂が挙げられる。これらの樹脂は、本発明のシンジオタ
クチック構造のスチレン系重合体と非相溶であるため、
少量含有する場合、シンジオタクチック構造のスチレン
系重合体中に島のように分散させることができ、延伸後
に程良い光沢を与えたり、表面のすべり性を改良するの
に有効である。これら非相溶性樹脂成分の含有割合は、
光沢を目的とする場合は50〜2重量%、表面性の制御
を目的とする場合、0.001〜5重量%が好ましい。ま
た、製品として使用する温度が高い場合は、耐熱性のあ
る樹脂を用いることが好ましい。
【0017】本発明のフィルムは、上記シンジオタクチ
ック構造のスチレン系重合体あるいはこれに他の成分を
配合した組成物を素材とした延伸用予備成形体(原反シ
ート,フィルム等)を二軸延伸したものである。この延
伸用予備成形体を製造するには、様々な手法によればよ
いが、例えば上記シンジオタクチック構造のスチレン系
重合体あるいはその組成物を、通常は押出成形(あるい
は共押出成形)して、延伸用予備成形体(フィルム,シ
ートまたはチューブ)とする。この成形にあっては、上
記成形素材の加熱溶融したものを押出成形機にて所定形
状に成形するのが一般的であるが、成形素材を加熱溶融
させずに、軟化した状態で成形してもよい。ここで用い
る押出成形機は、一軸押出成形機,二軸押出成形機のい
ずれでもよく、またベント付き,ベント無しのいずれで
もよいが、一軸の直列タンデム型が好ましい。なお、押
出機には適当なメッシュを使用すれば、夾雑物や異物を
除去することができる。特に平滑面を有する延伸フィル
ムを作成する場合にはメッシュは、100メッシュ以上
が好ましく、とりわけ400メッシュ以上が最適であ
る。ここでこれらのメッシュを用いる際には、メッシュ
そのものの耐圧,強度を考慮して、上記以下の番手を前
後に入れても良い。またメッシュの形状は、平板状,円
筒状等適当に選定して使用することができる。
【0018】またここで押出条件は、特に制限はなく、
様々な状況に応じて適宜選定すればよいが、好ましくは
温度を成形素材の融点〜分解温度より50℃高い温度の
範囲で選定する。融点より低い温度では溶融不可能であ
り、分解温度より50℃高い温度を超えると、分解が著
しく、押出機内での発泡等の不良現象を招く。用いるダ
イはT−ダイ,円環ダイ等をあげることができる。
【0019】なお、本明細書において、分解温度とは、
熱重量測定により測定された1%の重量減少を起こす温
度である。例えば、シンジオタクチック構造のスチレン
系重合体の場合、ガラス転移温度(Tg)は90〜10
0℃,融点(Tm)260〜275℃,分解温度(T
d)320℃である。したがって、溶融温度は270〜
350℃が好ましい。
【0020】上記押出成形後、得られた延伸用予備成形
体を冷却固化する。この際の冷媒は、気体,液体,金属
ロール等各種のものを使用することができる。金属ロー
ル等を用いる場合、エアナイフ,エアチャンバー,タッ
チロール,静電印荷等の方法によると厚みムラや波うち
防止に効果的である。冷却固化の温度は、通常は0℃〜
延伸用予備成形体のガラス転移温度より30℃高い温度
の範囲、好ましくは20℃〜ガラス転移温度の範囲であ
る。0℃未満では、冷却速度が必要以上に速くなり、シ
ートの剛性が瞬間的に増加することから、固化途中の溶
融体が波打ち、安定した成形ができない。また、ガラス
転移温度より30℃高い温度を超えると、固化された成
形体の結晶化度が増加し、延伸適性が悪化する。具体的
には、0〜130℃、好ましくは20〜90℃で冷却固
化を行う。冷却固化の条件としては、比較的配向の少な
い状態に成形するのが好ましい。
【0021】本発明のフィルムはこのようにして得られ
た延伸用予備成形体を、二軸延伸したフィルムである。
ここで、二軸延伸の方法については特に制限はなく、従
来から一般に行われている方法でよく、縦方向及び横方
向に同時に延伸してもよく、また任意の順序で逐次延伸
してもよい。また、二軸延伸の処理を多段階で行ったフ
ィルムでもよい。このような二軸延伸における条件等は
特に制限なく、素材の種類,フィルム厚さ等により適宜
選択して行うことができる。
【0022】本発明において、フィルム面内のいずれの
方向にも優れた機械的強度を有するフィルムを効率良く
製造するために、上述で得られた延伸用予備成形体に、
二段階の二軸延伸、特にガラス転移温度〜冷結晶化温度
の範囲で縦・横の二方向に同時にあるいはガラス転移温
度〜融点の範囲で逐次に二軸延伸し、次いでガラス転移
温度〜融点の範囲で同時二軸延伸を行うことが好まし
い。この二段階延伸を行って得られたフィルムは特に好
適なひねり特性を有するものである。
【0023】この二軸延伸についてさらに詳しく説明す
れば次の如くである。一段目の延伸を逐次二軸延伸法で
行う場合、縦延伸は延伸用予備成形体を加熱し、延伸す
ることによって実施される。この延伸温度としては、ガ
ラス転移温度〜融点、好ましくはガラス転移温度以上、
冷結晶化温度(Tcc) 以下の範囲(更に好ましくは、ガ
ラス転移温度以上、冷結晶化温度より10℃低い温度以
下)の範囲で選定する。ガラス転移温度未満では、軟化
が不充分であるため延伸が困難となり、融点、特に冷結
晶化温度を超えると、結晶化の進行により均一な延伸が
困難となる。
【0024】またこの縦延伸は、常法によればよい。な
かでもロール間一軸延伸は、縦延伸方法の中で一般的か
つ最も生産性の高い方法であり、これによれば、最低、
二対のニップロール間及びガイドロールで固定され走行
するフィルムを、ニップロールの前工程あるいはロール
自体及び/又はロール間で間接的に加熱し、二対のニッ
プロールの周速差により、縦方向に延伸することができ
る。延伸倍率は、特に制限はなく、通常1.2〜5倍で、
好ましくは2〜4.5倍の範囲で選択すればよい。
【0025】この二軸延伸では、上記縦延伸を行うこと
により、得られる縦延伸フィルムの複屈折の絶対値|Δ
n|が3×10-3〜70×10-3の範囲になるようにす
ることが好ましい。ここで|Δn|が3×10-3未満で
は、縦方向の延伸効果が充分でなく、また70×10-3
を超えると、縦方向に延伸過剰となり、次段階の横延伸
が困難且つ不均一になり易い。なお、複屈折の絶対値|
Δn|は、縦方向の屈折率nMDと横方向の屈折率nTD
の差であり、偏光顕微鏡にセットされたベレクのコンペ
ンセータや、偏光子を組み合わせたレーザーによる強度
測定あるいは直接、アッベの屈折計によりnMDおよびn
TDを測定することにより得られる。
【0026】逐次二軸延伸法では、次に、このようにし
て得た縦延伸フィルムを、横方向に延伸する。延伸は常
法をはじめ様々な手法によればよく、特に制限はない。
中でもテンター横延伸は、一般的に走行中のフィルムの
両端を連続的に走行するクリップ等で固持し、その固持
したままの状態で適当な温度雰囲気中にフィルムを搬入
し、両端のクリップ間の距離をクリップが走行するレー
ルの軌道を変えることにより変化させ、横方向に延伸す
るものである。この際の延伸温度は、適宜選定すればよ
いが、通常はガラス転移温度以上、融点以下、好ましく
はガラス転移温度より5℃高い温度以上、融点より30
℃低い温度以下、より好ましくはガラス転移温度より1
0℃高い温度以上、融点より40℃低い温度以下にす
る。ここで、延伸温度がガラス転移温度未満では、軟化
が不充分のため延伸が困難な場合があり、また融点を超
えると、延伸の効果がない。
【0027】横延伸は、延伸倍率については特に制限は
なく、状況に応じて適宜定めればよいが、一般的には1.
5〜5倍、好ましくは2.0〜4.5倍の範囲とする。ここ
で延伸倍率が、1.5倍未満では充分な延伸が行えず、得
られる延伸フィルムの横方向の機械的強度が充分でな
い。一方、5倍を超えると、延伸過剰となり、延伸破壊
を招きやすくなる。
【0028】上記の二軸延伸の態様において、延伸を同
時二軸延伸で行う場合には、この同時二軸延伸方法とし
て、テンターによる方法,気体圧力を利用してバブリン
グによる方法,圧延による方法など様々であり、縦・横
同時に延伸できるものであれば良く、特に制限はない。
これらの方法を適当に選定あるいは組み合わせて適用す
ればよい。延伸倍率は縦・横ともに、1.2〜5.0倍、好
ましくは1.5〜5.0倍とするが、縦,横の延伸倍率が異
なってもよい。また、全面積倍率(縦横の延伸倍率の
積)が2〜25倍となるように延伸を行う。全面積倍率
が2倍未満のときは、延伸効果は充分に発現せず、25
倍を超えると、次段の延伸成形が困難となる場合があ
る。特に全面積倍率が3〜25倍となるように延伸を行
うのが好ましい。
【0029】延伸温度は、一般には予備成形体のガラス
転移温度と冷結晶化温度(Tcc) の間で設定すればよ
い。ガラス転移温度未満であると、軟化が不充分で、延
伸が不可能となり、一方冷結晶化温度を超えると、結晶
化の進行により延伸が不均一になりやすいという不都合
がある。
【0030】このようにして一段目の二軸延伸を行った
予備成形体を、二段目の同時二軸延伸に付す。この二段
目の同時二軸延伸を行うために用いる延伸装置は、フィ
ルムを縦・横両方向に同時に延伸するものであれば良
く、特に制限はない。例えば、クリップで両端を挟み、
その両端のクリップの間隔とクリップ相互の間隔を同時
に広げることによって縦・横両方向に同時に延伸するも
のであっても良い。このとき、同時二軸延伸後のフィル
ムの複屈折の絶対値|Δn|が40×10-3以下になる
ように同時二軸延伸を行うことが好ましい。同時二軸延
伸後のフィルムの複屈折の絶対値|Δn|が40×10
-3を超えると、縦・横の強度バランスが悪化する。その
ため、延伸温度をガラス転移温度(二次転移点)から融
点の範囲、好ましくは一段目の延伸温度より10℃低い
温度〜融点より40℃低い温度とし、延伸倍率を縦・横
両方向とも1.2〜5倍、好ましくは1.2〜3.5倍として
延伸を行う。縦・横の延伸倍率は、同じであっも異なっ
ていても良い。しかし、延伸倍率が1.2倍未満である
と、強度の高いフィルムが得られず、5倍を超えると、
延伸中の破断が頻発することがあり、安定した成形が得
られにくい。
【0031】また、この二段目の同時二軸延伸後のフィ
ルムの全面積倍率は10倍以上、好ましくは11倍以上
にすることが好ましい。全面積倍率が10倍未満である
と、充分に両方向に延伸された状態とならず、充分な強
度が得られないことがある。以上のような二軸延伸を行
って得られたフィルムは、機械的特性,ひねり保持度,
光沢性,透明性等に特に優れたものである。
【0032】さらに、本発明のフィルムにおいて、二軸
延伸をした後、必要に応じて熱処理を施したものである
ことが好ましい。この熱処理は、フィルムを緊張状態に
保持して行われ、フィルムが緊張状態にないと、フィル
ムに収縮が生じて、フィルムが不均一になり易い。ま
た、この際の熱処理温度は、延伸終了したフィルムの融
点以下、好ましくは融点−100℃以上、融点−5℃以
下の範囲で選定する。その他、最適な温度条件は、オー
ブン内を通過するフィルムのスピード、つまり処理時間
により設定すべきである。また処理時間は、各種条件に
より定めればよいが、通常は設備上、また省力化の為、
3分以下に設定するのが好ましい。熱処理時間が長すぎ
ると、成形中にフィルムの破断を招き易い。なお、この
際必要に応じて、巻取後における熱処理(例えばエージ
ング)を、連続ラインとは離れたところで施してもよ
い。また、熱処理を行わない場合、機械的強度はほぼ満
足されるものの、耐熱性に劣り、熱により容易に変形し
てしまうことがある。さらに、熱処理後に、コーティン
グをしたり、ラミネートや蒸着処理を施すこともでき
る。さらに表面処理のために、プラズマ処理やコロナ処
理,火炎処理等を行ったものでもよい。
【0033】本発明のひねり包装用フィルムは、このよ
うな各操作を連続的に行うことによって、製造すること
ができる。本発明のフィルムの厚さは、特に制限はない
が、一般に包装用フィルムとして利用するにあたって
は、5〜50μmが操作性等において好ましい。
【0034】
【実施例】次に、本発明を実施例及び比較例に基づい
て、さらに詳しく説明する。
【0035】参考例1 (1)トリメチルアルミニウムと水との接触生成物の調
製 アルゴン置換した内容積500mlをガラス製容器に、
硫酸銅5水塩(CuSO4 ・5H2 O) 17.8g(71
ミリモル), トルエン200ml及びトリメチルアルミ
ニウム24ml(250ミリモル)を入れ、40℃で8
時間反応させた。その後、固体部分を除去して得られた
溶液から、更に、トルエンを室温下で減圧留去して接触
生成物6.7gを得た。このものの凝固点降下法によって
測定した分子量は610であった。
【0036】(2)スチレン系重合体の製造 内容積2リットルの反応容器に、上記(1)で得られた
接触生成物をアルミニウム原子として5ミリモル,トリ
イソブチルアルミニウムを5ミリモル,ペンタメチルシ
クロペンタジエニルチタントリメトキシド0.025ミリ
モル及び精製スチレン1リットルを加え、90℃で5時
間重合反応を行った。その後、生成物を水酸化ナトリウ
ムのメタノール溶液で触媒成分を分解後、メタノールで
繰返し洗浄し、乾燥して重合体(ポリスチレン) 308
gを得た。
【0037】次いで、この重合体を、1,2,4−トリ
クロロベンゼンを溶媒として、135℃でゲルパーミエ
ーションクロマトグラフィーにて測定した。その結果、
この重合体の重量平均分子量は 389,000,重量平均分子
量/数平均分子量は2.64であった。また融点及び13
−NMR測定により、得られた重合体は、シンジオタク
チック構造のポリスチレンであることを確認した。この
重合体のペレットの300℃,剪断速度200/秒での
溶融粘度は2×104 ポイズであった。
【0038】参考例2 精製スチレンモノマー100重量部に、乾式法シリカ
(デグツサ(株)製アエロジル TT−600( 1次粒
子の直径40μmのもの )を0.4部添加し、T.Kホモ
ミキサーL型(特殊機化工業製)を用いて、円筒容器の
中で混合攪拌してスチレン混合物を得た。なおこの際、
ステアリン酸カルシウムを0.05重量部加えた。この無
機微粒子を分散させたスチレンを用いたことの他は参考
例1と同様に操作した。
【0039】得られた重合体の重量平均分子量は 388,0
00でであり、重量平均分子量/数平均分子量は2.70で
あった。また融点及び13C−NMR測定により得られた
重合体はシンジオタクチック構造のポリスチレンである
ことを確認した。なおこの重合体中のシリカの含量は0.
4重量%で、300℃, 剪断速度200/秒での溶融粘
度は2×104 ポイズであった。
【0040】実施例1 参考例1で得られたスチレン系重合体を充分に減圧乾燥
した後、300℃に溶融し、キャピラリー付き押出機で
押出し、ストランドをカットしてペレットとした。この
ペレットを120℃の熱風乾燥器中で結晶化させた。次
に、結晶化させたペレットを単軸押出機の先端にTダイ
を取りつけた装置で320℃で溶融押出し、70℃の冷
却ロールで冷却し、原反シートを得た。この原反シート
の結晶化度を示差走査熱量計にて測定したところ15%
であった。また、この原反シートの冷結晶化温度は15
0℃であり、ガラス転移点は98℃であり、融点は27
0℃であり、分解温度は322℃であった。
【0041】この原反シートの両端をチャックで固定
し、チャック間の距離を幅方向に変化させると共に、隣
接したチャック間の距離をも変化させて縦方向にも延伸
が可能な装置を用い、縦・横両方向にそれぞれ3.0倍の
同時二軸延伸を110℃の雰囲気下で行った。この時、
原反シートから見た同時二軸延伸後のフィルム面積倍率
は9倍である。
【0042】次に、この同時二軸延伸したフィルムを再
度、上記と同様の装置を用い120℃の加熱状態におい
て縦・横それぞれの方向に1.5倍の同時二軸延伸した。
ここで、再同時二軸延伸終了後のフィルムの原反シート
成形物から見た全面積倍率は20.25倍となる。また、
複屈折の絶対値|Δn|をベレクのコンペンセータによ
り測定したところ、2×10-3を示したこの得られたフ
ィルムを260℃の雰囲気下において、2分間、緊張下
の熱処理を行った。このフィルムのひねり保持度,破れ
発生率,光沢度,霞度,対湿度寸法安定性及び機械特性
(F5値)を評価した。結果を表1に示す。なお、評価
方法は以下に示す方法により行った。
【0043】ひねり保持度 :テンチ産業株式会社
製、テンチひねり包装機(タテ型)を用いて、毎分50
0個により1.5回ひねり包装を行い、200時間放置後
のひねり保持度を評価した。 ○・・・1回ひねり以上保持 ×・・・1回ひねり未満 破れ発生率 :同上包装時に引き裂けを生じた比率
を評価した。 光 沢 度 :ASTM−D−523に準拠。 霞 度 :ASTM−D−1003に準拠。 対湿度寸法安定性:23℃−50%RH及び40℃−90
%RHの一定雰囲気下に72時間フィルムを放置した場合
の寸法変化率を測定し評価した。 ○・・・変化率2%未満 ×・・・変化率2%以上 機械特性(F5 値):JIS−C−2318に準拠。
【0044】実施例2 実施例1において、二段目の同時二軸延伸倍率を、縦,
横それぞれ2倍にしたこと以外は、実施例1と同様にし
てフィルムを得た。得られたフィルムについて、実施例
1と同様にして評価を行った。結果を表1に示す。
【0045】実施例3 上記参考例1で得られたスチレン系重合体を充分に減圧
乾燥した後、300℃で溶融し、キャピラリー付き押出
機で押出し、ストランドをカットしてペレットとした。
このペレットを120℃の熱風乾燥器中で結晶化させ
た。結晶化させたペレットを単軸押出機の先端にTダイ
を取りつけた装置で320℃で溶融押出し、70℃冷却
ロールで冷却し、原反シートを得た。この原反シートを
110℃に加熱し、ロールの周速差を利用した延伸機で
縦方向に3倍の延伸を行った。このとき、延伸されたフ
ィルムの複屈折をベレクのコンペンセータにより測定し
たところ、その絶対値|Δn|は35×10-3を示し
た。
【0046】次に、この縦延伸したフィルムの両端をチ
ャックで固定し、チャック間の幅を変化させて横方向に
延伸するいわゆるテンター装置によって120℃におい
て3倍の延伸を横方向に行った。この得られたフィルム
を260℃の雰囲気下において、2分間、緊張下の熱処
理を行った。得られたフィルムについて、実施例1と同
様にして評価を行った。結果を表1に示す。
【0047】比較例1及び2 市販のセロハン(#300)及びパラフィン紙(厚さ2
3μm)について、実施例1と同様に評価を行った。結
果を表1に示す。
【0048】
【表1】
【0049】
【発明の効果】以上の説明の如く、本発明のひねり包装
用フィルムは、透明性,光沢性等に優れディスプレイ効
果が高く、またひねり保持度,機械特性,湿度等に対す
る寸法安定性等が極めて良好であり、破れ等の発生も殆
どない。さらに、高弾性率のため印刷時にピッチずれし
にくく、多色印刷にも好適である。このように、本発明
のひねり包装用フィルムは、菓子等のひねり包装用のフ
ィルムとして、好適に利用される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−67328(JP,A) 特開 平1−168709(JP,A) 特開 平3−74437(JP,A) 特開 平2−279731(JP,A) 特開 平2−64141(JP,A) 特開 平1−110122(JP,A) 特開 平1−316246(JP,A) 特開 昭62−76550(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 55/02 - 55/16 B65D 65/40 C08L 25/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シンジオタクチック構造を有するスチレ
    ン系重合体またはその組成物からなる延伸用予備成形体
    を、二軸延伸してなるひねり包装用フィルム。
  2. 【請求項2】 予備成形体を縦・横方向に逐次に、ある
    いは同時に二軸延伸してなる請求項1記載のひねり包装
    用フィルム。
  3. 【請求項3】 予備成形体を、ガラス転移温度〜冷結晶
    化温度の範囲で縦・横の二方向に同時にあるいはガラス
    転移温度〜融点の範囲で逐次に二軸延伸し、次いでガラ
    ス転移温度〜融点の範囲で同時二軸延伸してなる請求項
    1記載のフィルム。
JP6986191A 1991-04-02 1991-04-02 ひねり包装用フィルム Expired - Fee Related JP2846490B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6986191A JP2846490B2 (ja) 1991-04-02 1991-04-02 ひねり包装用フィルム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6986191A JP2846490B2 (ja) 1991-04-02 1991-04-02 ひねり包装用フィルム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04305429A JPH04305429A (ja) 1992-10-28
JP2846490B2 true JP2846490B2 (ja) 1999-01-13

Family

ID=13415010

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6986191A Expired - Fee Related JP2846490B2 (ja) 1991-04-02 1991-04-02 ひねり包装用フィルム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2846490B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0724911A (ja) * 1993-07-08 1995-01-27 Toyobo Co Ltd シンジオタクチックポリスチレン系フィルム
JPH08323877A (ja) * 1995-05-29 1996-12-10 Toyobo Co Ltd シンジオタクチックポリスチレン系二軸延伸フィルム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04305429A (ja) 1992-10-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5357014A (en) Styrenic resin molding and process for producing same
US5283117A (en) Laminate and self-adhesive tape
JP2779231B2 (ja) スチレン系重合体フィルムの製造方法
JP2826350B2 (ja) スチレン系重合体フィルムの製造方法
KR960007013B1 (ko) 적층체
JP2898018B2 (ja) 易滑性フィルム
US5476899A (en) Process for produce a readily slidable film
JP2779225B2 (ja) スチレン系重合体フィルムの製造方法
JP2863223B2 (ja) 延伸フィルム又はシートの製造方法
JP2846490B2 (ja) ひねり包装用フィルム
JP2951380B2 (ja) 包装用フィルム
KR960004313B1 (ko) 사진필름
JPH0386706A (ja) 磁気記録媒体
JPH03109454A (ja) 磁気ディスク
JP3526503B2 (ja) 押出成形用スチレン系樹脂材料及びそれからなるペレット,フィルム又はシート
EP0444206B1 (en) Slippery film and production thereof
JP3515584B2 (ja) 包装用袋
JPH08157614A (ja) ポリスチレン系延伸フィルム及びその製造方法、並びに写真用フィルム,製版用フィルム,ohp用フィルム
JPH03109453A (ja) 易滑性フィルム及びその製造方法
JP4242523B2 (ja) 積層用スチレン系共重合体フィルム
JPH08157666A (ja) ポリスチレン系樹脂組成物及びポリスチレン系延伸フィルム
JPH08187779A (ja) ポリスチレン系延伸フィルム及びその製造方法
JP3558232B2 (ja) ポリスチレン系延伸フィルム
JPH0391548A (ja) 耐熱性磁気テープ
JPH08187776A (ja) ポリスチレン系延伸フィルム、粘着テープ及び易裂性包装用フィルム

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees