JP2845899B2 - 半導体集積回路装置の製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体集積回路装置の製造方法に関し、特
に、MISFETの微細化に適用して有効な技術に関するもの
である。
〔従来の技術〕
エンハンスメント型のMISFETのしきい値電圧は、Pチ
ャネルMISFET、NチャネルMISFETともに、チャネル領域
へのP型不純物すなちボロンの導入によって行ってい
た。これは、ゲート電極の材料としてP+型多結晶シリコ
ン膜より抵抗値の低いN+型多結晶シリコン膜をゲート電
極に用いていたからである。ゲート電極をN+型多結晶シ
リコン膜で構成すると、NチャネルMISFETではしきい値
が低く、PチャネルMISFETではしきい値が高くなってし
まう。そこで、それぞれのチャネル領域へボロンを導入
して、PチャネルMISFET,NチャネルMISFETのそれぞれの
しきい値が0.6V程度になるようにしていた。
このような技術が適用されたPチャネルMISFETが構成
されるNウエル領域では、チャネル領域の深い部分(0.
2μm程度)にPN接合ができる。これは、ボロンの拡散
係数が大きいためチャネル領域に導入されたボロンが基
板内に深く拡散することによるものである。ここで、MI
SFETのドレイン領域からの空乏層の延びは、基板表面よ
りも深い部分の方が大きくなっている。前記のように、
チャネル領域の深い部分にPN接合が形成されていると、
このPN接合によってドレイン領域からの空乏層の延びが
助長され、ドレインから伸びる空乏層がソースの空乏層
端に影響を及ぼすようになる。このためチャネル長の縮
小を困ったときに、しきい値が設計値と異ったりソー
ス、ドレイン領域間でパンチスルーを生じたりする。こ
のため、MISFETのチャネル長を短くすることができな
い、すわなちショートチャネル化を図ることができな
い。
なお、ショートチャネル化を図る技術が、1986点 ア
イ・イー・ディー・エム,テクニカルダイジェスト,pp2
52〜255(IEDM Technical Digest,1986)に記載されて
いる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前記のCMOSのショートチャネル化を図る技術は、Pチ
ャネルMISFETのゲート電極をP+多結晶シリコン膜を使っ
たポリサイド、NチャネルMISFETのゲート電極をN+多結
晶シリコン膜を使ったポリィサイドで形成されるもので
ある。前記Nチャネル,PチャネルMISFETsのそれぞれの
ゲート電極は、基板上全面に堆積された多結晶シリコン
にn型,p型不純物を選択的に導入し活性化した後、TaSi
2を堆積して形成したポリサイドをパターニングするこ
とにより形成される。しかし、このようにN,P両チャネ
ルMISFETのゲート電極を一体に形成すると製造工程中に
加る熱処理によって、P+多結晶シリコン膜とN+多結晶シ
リコン増との間で不純物の相互拡散が生じ、ゲート電極
と基板の仕事関数差の変動により形成されるMISFETsの
しきい値が不安定になる。これを防ぐためには、800℃
程度以下の熱処理でデバイスを製造する必要がある。し
かし、低温の熱処理では拡散層や絶縁膜の形成が困難に
なるという問題がある。また、PチャネルMISFETとNチ
ャネルMISFETのゲート電極を切り離したデバイスでは、
両者(Nチャネル,Pチャネル)のゲート電極を接続する
ための配線が必要となり高集積化の点で問題となる。
本発明の目的は、MISFETの微細化を図ることにある。
本発明の他の目的は、CMOSデバイスに適用して、高速
性及び高集積性を損わず、しきい値−チャネル長特性の
良好なものを得ることができる半導体装置の製造方法を
提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、
本明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであ
ろう。
〔問題点を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち、代表的なものの
概要を簡単にに説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、NチャネルMISFET及びPチャネルMISFETの
しきい値を、チャネル領域のN型不純物例えばAs又はSb
と、ゲート電極のP+型多結晶シリコン膜とで制御する。
〔作 用〕
上述した手段によれば、しきい値を調整するための不
純物にN型不純物As,Sbを用いているためPチャネルMIS
FETではチャネル領域にPN接合が形成されないので、ド
レイン領域からの空乏層の延びが助長されることがな
い。またNチャネルMISFETではチャネル領域にPN接合が
形成されても、その接合の深さが基板の表面から0.05μ
m程度と極めて浅いため、ドレイン領域の空乏層の延び
の大きい部分をさらに大きくすることがない。したがっ
て、PチャネルMISFET、NチャネルMISFETのいずれにお
いても、しきい値の変動やパンチスルーが起きにくくな
るので、MISFETのショートチャネル化を図ることができ
る。また、PチャネルMISFET、NチャネルMISFETともゲ
ート電極を同一の導電型のポリシリコンで構成するため
製造工程における両ゲート間の不純物相互拡散を防ぐこ
とができ、高信頼性のCMOSを得ることができる。
〔実施例〕
第1図〜第8図は、本発明をCMOSデバイスに適用した
一実施例である。
先ず第1図に示すように、周知の方法により、P-単結
晶シリコン半導体基板1に、N-ウエル領域2,P-ウエル領
域3,フィールド絶縁膜4,Pチャネルストッパ5をそれぞ
れ形成する。N-ウエル領域2は、イオン打込みされたリ
ンスはヒ素をdrive−in拡散し、P-ウエル領域3はイオ
ン打込みされたボロンをdrive−in拡散することによっ
て形成され、それぞれの不純物濃度は、2×1016atoms/
cm3程度になっている。更に、第1図に示す如く、基板
1の熱酸化によりフィールド絶縁膜4を形成して素子を
形成すべき領域を規定する。素子形成領域上に基板1の
熱酸化により、150Å程度の膜厚のゲート絶縁膜6を形
成する。
次に、第2図に示すように、PチャネルMOSFET、Nチ
ャネルMOSFETのそれぞれのしきい値を調整するためのN
型不純物例えばAs7又はSb7を、60KeV、5×1011atoms/c
m2のイオン打込みによって基板1の表面に導入する。こ
こで、拡散係数は、Sb《As《Bである。したがって、し
きい値の調整にSb又はAsを用いることにより、それらの
不純物とP-ウエル領域3との間に形成されるPN接合を0.
05μm程度に浅く形成することができる。
次に、第3図に示すように、基板1上のゲート絶縁膜
6上に例えばプラズマCVDによって、ゲート電極8の一
部を成す多結晶シリコン膜8Aを2000Å程度の膜厚に形成
する。そして、多結晶シリコン膜8AにP型不純物例えば
ボロンを、10KeV、2×1015atoms/cm2で導入してP+型に
する。
次に、第4図に示すように、多結晶シリコン膜8Aの上
に、ゲート電極8の一部を成すWSi2膜8Bを例えばCVDに
よって2000Å程度の膜厚に形成する。なお、WSi2膜8B
は、W,Mo,Ta,Ti,Pd等の高融点金属膜あるいはそれら高
融点金属のシリサイド膜としてもよい。前記WSi2膜8Bを
形成した後、さらにその上に例えばCVDによって酸化シ
リコン膜9を800Å程度の膜厚で形成する。この酸化シ
リコン膜9は、後に、NチャネルMISFETのソース、ドレ
イン領域を形成するためのAsのイオン打込み時にそのAs
がゲート電極8中に入り込むのを防止するためのもので
ある。したがって、P+多結晶シリコン膜8A中のボロンの
濃度が、NチャネルMOSFETのソース、ドレイン領域形成
時のイオン打込みによってN型に反転しない程度に高い
ものであれば、特に必要とするものではない。
次に、第5図に示すように、図示していないレジスト
膜からなるマスクを使ったエッチングによって、酸化シ
リコン膜9,WSi2膜8B,P+多結晶シリコン膜8Aを順次エッ
チングする。ゲート電極8は、P+多結晶シリコン膜8Aと
WSi2膜8Bの2層膜からなる。エッチングの後、レジスト
膜からなるマスクを除去する。次に、図示してないレジ
スト膜からなるマスクでPチャネルMOSFET領域(Nチャ
ネルMOSFETの形成領域以外の領域)を覆った後、Nチャ
ネルMOSFETの形成領域へ、酸化シリコン膜9及びゲート
電極8をマスクとして、例えば60KeV、1×1013atoms/c
m2でP(リン)を導入してソース、ドレイン領域の一部
である浅い低濃度のイオン打込み層10Aを形成する。イ
オン打込みの後、レジ膜からなるマスクを除去する。次
に、新に、NチャネルMISFET領域を覆うレジスト膜から
なるマスクを形成し、PチャネルMISFETの形成領域へ、
酸化シリコン膜9、ゲート電極8をマスクとして、40Ke
V、1×1013atoms/cm2でボロンを導入してソース、ドレ
イン領域の一部である浅い低濃度のイオン打込み層11A
を形成する。イオン打込みの後、レジスト膜からなるマ
スクを除去する。この後、900℃程度のアニールを施し
て、しきい値を制御するための不純物7、N-領域10Aの
不純物、P-領域11Aの不純物のそれぞれの活性化を図
る。このとき、不純物7の拡散係数が非常に小さいた
め、ほとんど基板1内へ延びない。
次に、第6図に示したように、例えばCVDによって基
板1上全面に、膜厚が4000Å程度の酸化シリコン膜を形
成し、これを反応性イオンエッチング(RIE)によって
エッチバックして、ゲート電極8の両側面にサイドウォ
ール12を形成する。このサイドウォール12のチャネル長
方向における長さは、3000Å程度である。
次に、第7図に示すように、図示していないレジスト
膜からなるマスクでPチャネルMISFET領域(Nウエル
2)上に覆い、ゲート電極8,酸化シリコン膜9,サイドウ
ォール12をマスクとしたイオン打込みによって、80Ke
V、5×1015atoms/cm2程度でAsをNチャネルMISFETの形
成領域に導入して、ソース、ドレイン領域の一部である
深い高濃度のイオン打込み層10Bを形成する。イオン打
込みの後、レジスト膜からなるマスクは除去する。次
に、新に、NチャネルMISFET領域(Nウエル2以外の領
域)を覆うレジスト膜からなるマスクを形成し、ゲート
電極8,酸化シリコン膜9,サイドウォール12をマスクとし
たイオン打込みによって、10KeV、2×1015atoms/cm2
度でB(ボロン)をPチャネルMISFET領域に導入して、
ソース、ドレイン領域の一部である深い高濃度のイオン
打込み層11Bを形成する。イオン打込みの後、レジスト
膜からなるマスクを除去する。この後、950℃程度のア
ニールによってN+領域10B及びP-領域11Bの活性化を図
る。このとき、しきい値を調整するためのN型不純物7
の拡散係数が非常に小さいので、そのN型不純物7の基
板1への延びは非常に小さい。
次に、第8図に示すように、例えばプラズマCVDによ
る酸化シリコン膜と、この上にリシンリケートガラス
(PSG)膜を積層してなる層間絶縁間13、接続孔14、例
えばスパッタによるアルミニウム膜からなる配線15を形
成する。
ここで、第9図に、PチャネルMISFET、NチャネルMI
SFETのそれぞれのチャネル領域を拡大して示す。
第9図において、DはN-領域10A、P-領域11Aのそれぞ
れから延びる空乏層を模式的に示したものである。第9
図では、仮に、右側のN-領域10A及びP-領域11Aをドレイ
ン領域とし、左側のN-領域10A及びP-領域11Aをソース領
域としている。
本願では、しきい値を調整するための不純物7にN型
不純物As or Sbを使用しているため、NチャネルMISFET
領域において、その不純物7によって形成されるN-又は
N型領域7とP-ウエル領域3との接合の深さが、0.05μ
m程度となり、しきい値を調整するための不純物にP型
不純物ボロンを使用した場合にくらべ非常に浅くなる。
このため、領域7とウエル領域3の接合部分が、ドレイ
ン領域の空乏層の延びの大きい部分をさらに大きくする
ことがない。したがって、ソース、ドレイン間のパンチ
スルー、しきい値の変化を生じることがなくなる。一
方、PチャネルMISFETでは、しきい値を調整するための
不純物7とN-ウエル領域2が同一導電型なので、チャネ
ル領域にPN接合が形成されることはなく、ドレイン領域
の空乏層の延びを助長することはない。
ここで、よく知られているように、しきい値電圧Vth
は、 φMS…ゲート電極と基板(シリコン)の仕事関数差 φ…シリコンのフェルミ準位 QB…基板中の電荷量 COX…ゲート酸化膜の容量 と表わされる。
本実施例におけるN-領域2及びP-ウエル領域3の不純
物濃度は、それぞれ2×1016atoms/cm3であり、それら
とP+多結晶シリコン膜8Aとの間のφMSは、それぞれ0.92
eV,0.18eVである。また、N-ウエル領域2及びP-ウエル
領域3の2φは、それぞれ−0.74eV,0.74eVである。
また、N-ウエル領域2のQB/COXは、−0.37V、P-ウエル
領域3のQB/COXは、0.37Vである。これらの値を上の式
に入れて計算すると、チャネル領域に不純物を導入しな
いときのPチャネルMISFETのしきい値が−0.19V、同じ
くNチャネルMISFETのしきい値が1.29Vとなる。
したがって、P+多結晶シリコン膜8Aをその一部に用い
たゲート電極8を有するNチャネルMISFETのチャネル領
域にN-又はN領域7を形成することによりしきい値が0.
6V程度のエンハンスメント型のNチャネルMISFETを得る
ことができる。つまり、チャネル領域にN-領域7又はN
領域7を有するNチャネルMISFETをエンハンスメント型
にするため、ゲート電極8の一部にP+多結晶シリコン膜
8Aを使用することにより、しきい値が0.6V程度のエンハ
ンスメント型のNチャネルMISFETを得ることができる。
一方、PチャネルMISFETにおいては、チャネル領域にN
型不純物7を導入しただけではしきい値が高くなり過ぎ
るので、ゲート電極8の一部にP+多結晶シリコン膜8Aを
使用することにより、しきい値が−0.6eV程度のエンハ
ンスメント型のPチャネルMISFETを得ることができる。
なお、これらNチャネルMISFET、PチャネルMISFETの
平面パターンを示していないが、これらNチャネルMISF
ET、PチャネルMISFETは、例えばゲートアレイの基本セ
ルを構成する素子として使用される。この場合、Nチャ
ネルMISFETゲートの電極8と、PチャネルMISFETのゲー
ト電極8を一体に形成しても、それらの一部を構成する
多結晶シリコン膜8Aが伴にP+型であるため、不純物の相
互拡散が起ることがない。すなわち、ゲート電極8内の
不純物の相互拡散によってしきい値が変動することがな
い。
以上、本発明を実施例にもとづき具体的に説明した
が、本発明は、前記実施例に限定されるものではなくそ
の要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であるこ
とは言うまでもない。
例えば、MISFETのソース及びドレインの構造は、深い
イオン打込み層のみソース、ドレインを構成する又は、
低不純物濃度の拡散層と高不純物濃度の拡散層からなる
DDD(Double Doped Drain)構造でもよい。
また、ゲート材料はP型多結晶シリコン、又はP型多
結晶シリコンを用いたポリサイドに限らず、半導体基板
との仕事関数差が正となる材料であればよい。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによ
って得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりで
ある。
しきい値を、チャネル領域のN型不純物例えばAs又は
Sbと、ゲート電極のP+型多結晶シリコン膜とで制御した
ことにより、PチャネルMISFETではチャネル領域にPN接
合が形成されないので、ドレイン領域から空乏層の延び
が助長されることがなく、またNチャネルMISFETではチ
ャネル領域にPN接合が形成されても、その接合の深さが
基板の表面から0.05μm程度と極めて浅いため、ドレイ
ン領域の空乏層の延びが大きい部分をさらに大きくする
ことがない。したがって、PチャネルMISFET、Nチャネ
ルMISFETのいずれにおいても、しきい値の変動やパンチ
スルーが起きにくくなるので、MISFETのショートチャネ
ル化を図ることができる。
また、NチャネルMISFETとPチャネルMISFETのゲート
電極は、いずれもP+多結晶シリコンを用いたポリサイド
であるため、製造工程におけるNチャネルMISFETとPチ
ャネルMISFETのゲート電極間の不純物の相互拡散の問題
が生じることがない。このためPチャネルMISFETとNチ
ャネルMISFETで同一のゲート電極を共有でき高集積化に
適したCMOSデバイスが実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図は、本発明を適用したCMOSデバイスの製
造方法の一実施例を示す工程断面図、 第9図は、PチャネルMISFETとNチャネルMISFETのチャ
ネル領域部分を拡大した断面図である。 図中、2……N-ウエル領域、3……P-ウエル領域、4…
…フィールド絶縁膜、6……ゲート絶縁膜、7……しき
い値調整用のN型不純物、8A……P+多結晶シリコン膜、
8B……WSi2膜、8……ゲート電極、9……酸化シリコン
膜、10A……N-領域、10B……N+領域、11A……P-領域、1
1B……P+領域、12……サイドウォール。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−129862(JP,A) 特開 昭61−139058(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 27/092 H01L 21/8238 H01L 29/78 H01L 21/336

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板内に形成されたNチャネルMISF
    ET及びPチャネルMISFFTを有し、前記Nチャネル及びP
    チャネルのMISFETの一方は、前記半導体基板内の一方の
    ウエル領域に形成され、他方は、前記半導体基板内の他
    のウエル領域に形成される半導体集積回路装置の製造方
    法において、 前記一方のウエル領域主面におけるNチャネルMISFETの
    チャネル形成部分及び前記他のウエル領域主面における
    PチャネルMISFETのチャネル形成部分それぞれにN型の
    不純物を導入する工程と、 前記各MISFETのためのゲート電極を形成する多結晶シリ
    コン膜をデポジションする工程と、 前記多結晶シリコン膜にP型の不純物を導入する工程
    と、 前記P型の不純物が導入された多結晶シリコン上に高融
    点金属膜又は、高融点金属のシリサイド膜をデポジショ
    ンし、それらをホトレジストをマスクにエッチングする
    ことによって積層構造の前記ゲート電極を形成する工程
    と、 前記NチャネルMISFETを形成するウエル領域内に前記ゲ
    ート電極によって規定されるように、N型の不純物を導
    入することによって第2領域を形成する工程と、 前記PチャネルMISFETを形成する他のウエル領域内に前
    記ゲート電極によって規定されるように、P型の不純物
    を導入することによって第3領域を形成する工程と、 前記各ゲート電極の各側面にサイドウォールを形成する
    工程と、 前記NチャネルMISFETを形成するウエル領域内に、前記
    ゲート電極及び前記サイドウォールによって規定される
    ように、N型の不純物を導入することによって、前記第
    2領域よりも深く、かつ、高い不純物濃度を有し、前記
    第2領域と共に、前記NチャネルMISFETのソース又はド
    レイン領域を構成する第4領域を形成する工程と、 前記PチャネルMISFETを形成する他のウエル領域内に、
    前記ゲート電極及び前記サイドウォールによって規定さ
    れるようにP型の不純物を導入することによって前記第
    3領域よりも深く、かつ、高い不純物濃度を有し、前記
    第3領域と共に、前記PチャネルMISFETのソース又はド
    レイン領域を構成する第5領域を形成する工程と、 を備えたことを特徴とする半導体集積回路装置の製造方
    法。
  2. 【請求項2】前記多結晶シリコン膜に導入されるP型の
    不純物は、ボロンからなることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の半導体集積回路装置の製造方法。
  3. 【請求項3】前記第5領域形成のための不純物はボロン
    からなることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    半導体集積回路装置の製造方法。
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