JPH025463A - 半導体集積回路装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置及びその製造方法

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JPH025463A
JPH025463A JP15472888A JP15472888A JPH025463A JP H025463 A JPH025463 A JP H025463A JP 15472888 A JP15472888 A JP 15472888A JP 15472888 A JP15472888 A JP 15472888A JP H025463 A JPH025463 A JP H025463A
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JP
Japan
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film
integrated circuit
semiconductor integrated
circuit device
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JP15472888A
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English (en)
Inventor
Takahide Ikeda
池田 隆英
Tokuo Watanabe
篤雄 渡辺
Mitsuru Hirao
充 平尾
Akira Fukami
深見 彰
Masayuki Obayashi
正幸 大林
Tadashi Kuramoto
倉本 忠
Koichiro Yamada
耕一郎 山田
Osamu Saito
修 斎藤
Masanori Odaka
小高 雅則
Nobuo Tanba
丹場 展雄
Katsumi Ogiue
荻上 勝己
Atsushi Hiraishi
厚 平石
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Bipolar Transistors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体集積回路装置及びその製造方法に関し
、特に、バイポーラトランジスタとM l5FETとを
同一基板上に混載する半導体集積回路装置(バイポーラ
−0MO8LSI)に適用して有効な技術に関するもの
である。
〔従来の技術〕
従来、バイポーラトランジスタと相補WMISFETと
を同一基板上に形成したバイポーラ−0MO8LSIを
製造する場合には、製造工程が複雑となるのを避けるた
め、バイポーラトランジスタは0MO8技術を利用する
ことによりできるだけ簡単な工程で形成されている。
このバイポーラ−0MO8LSIについては、例えばア
イ・イー・デイ−・エム、1985年。
テクニカル ダイジェスト 第423頁から第426頁
(I EDM  l 985 、 Technical
 Digestpp、423−426 )において論じ
られている。
このバイポーラ−0MO8LSIの製造方法は次のとお
りである。すなわち、p−型半導体装置中にn中型埋め
込み層及びp中型埋め込み層を形成した後、この半導体
基板上にエピタキシャル層を形成する。次に、このエピ
タキシャル層中に前記n小型及びp中型の埋め込み層に
対応してそれぞれnウェル及びpウェルを形成する。次
に、このエピタキシャル層の表面にフィールド絶縁膜を
選択的に形成した後、このフィールド絶縁膜で囲まれた
活性領域表面に絶縁膜を形成する。次に、−層目の多結
晶シリコン膜によりMISFETのゲート電極を形成し
た後、バイポーラトランジスタの真性ベース領域(内部
ベース領域)をイオン打ち込みにより形成する。次に、
nチャネル及びpチャネルMISFETのソース領域及
びドレイン領域をイオン打ち込みにより形成する。これ
らのnチャネル及びpチャネルMISFETは、ホット
エレクトロンによる特性変動を防止するために、通常、
いわゆるLDD (Lightly DopedDra
in)構造にする。従って、これらのソース領域及びド
レイン領域は、まず前記ゲート電極を゛マスクとして低
不純物濃度のイオン打ち込みを行つた後、このゲート1
!極の側面に絶縁物から成る側壁を形成し、その後この
側壁をマスクとして高不純物濃度のイオン打ち込みを行
うことにより形成する。前記pチャネルM I 8 F
 E Tのソース領域及びドレイン領域の形成のための
イオン打ち込みの際には、所定のマスクを用いてバイポ
ーラトランジスタのグラフトベース領域(外部ベース領
域)も形成する。
次に、活性領域上に形成された前記絶縁膜の一部をエツ
チングにより除去した後、全面に二層目の多結晶シリコ
ン膜を形成する。次に、この多結晶シリコン膜に例えば
ヒ素をドープした後、この多結晶シリコン膜をパターン
ニングして、形成すべきエミッタ領域に対応する部分の
みを残す。次に、この状態でアニールを行うことにより
、前記多結晶シリコン膜中のヒ素をエピタキシャル層中
に拡散させて、前記真性ベース領域中にエミッタ領域を
形成する。このエミッタ領域上の多結晶シリコン膜はそ
のまま残されてエミッタ電極とし゛て用いられる。次に
、全面にバノシベーシロン用の絶縁膜を形成し、この絶
縁膜にコンタクトホールな形成した後、全面にアルミニ
ウム膜を形成する。
次に、このアルミニウム膜をパターンニングして、パイ
ボー2トランジスタのエミッタ、ベース及びコレクタ用
のアルミニウム電極並びにMISFETのソース領域及
びドレイン領域用のアルミニウム電極を形成する。
前記バイポーラ−0MO8LSIにおいてバイポーラト
ランジスタを高速化するためには、エミッタ領域及びベ
ース領域の接合深さを浅くする必要がある。ところが、
ベース領域の接合深さを浅くするとベース抵抗が大きく
なってしまうという問題がある。これは、真性ベース領
域の層抵抗が大きくなること、エミッタ領域とグラフト
ベース領域との距離はマスク合わせ余裕をとる必要があ
るために狭くすることができないこと等による。
一方、例えばアイ・イー・デイ−・エム、1985年、
テクニカル ダイジェスト 第34頁から第37頁(I
 EDM 19 g 5 、 Technical D
igestpp、34−37)において論じられている
ように、超高速バイポーラLSIの分野では、上述の問
題を解決するために、自己整合技術を用いることにより
前記バイポーラトランジスタの高速化が図られている。
この自己整合技術を用いたバイポーラトランジスタにお
いては、p中型の多結晶シリコン膜から成るベース引き
出し電極がこのベース引き出し電極からのn型不純物の
拡散により形成されたグラフトベース領域に接続されて
いる。前記ベース引き出し電極の側面及び上面には絶縁
膜が形成され、この絶縁膜を介して、n中型多結晶シリ
コン膜から成る多結晶シリコンエミッタ電極が形成され
ている。エミッタ領域は、この多結晶シリコンエミッタ
電極からのn型不純物の拡散により形成されている。こ
の場合、前記ベース引き出し電極と前記多結晶シリコン
エミッタ電極とは前記絶縁膜により自己整合的に分離さ
れた構造となっているため、エミッタ領域とグラフトベ
ース領域との距離を十分に狭くすることができ、これに
よってベース抵抗の低減を図ることができる。
〔発明が解決しよりとする課題〕
しかしながら、上述の従来のバイポーラ−0MO8LS
Iは製造工程が複雑であるという問題がある。また、上
述の自己整合技術によるバイポーラトランジスタを0M
O8とともに同一基板上に形成する場合、それらの製造
プロセスを単純に組み合わせただけでは製造工程数が著
しく増加してしまうという問題があった。
本発明の目的は、バイポーラトランジスタとMISFE
Tとを有する半導体集積回路装置の製造工程の簡略化を
図ることができる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明細書の記述及び添付図面によって明らかKなるであろ
う。
〔課題を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概
要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、第1の発明においては、バイポーラトランジ
スタのベース引き出し電極とMISFETのゲート電極
とが同一の製造工程で形成された同一の導体膜により構
成されている。
また、第2の発明においては、導体膜を全面に形成する
工程と、前記導体膜をパターンニングすることによりバ
イポーラトランジスタのベース引き出し電極とMISF
ETのゲート電極とを同時に形成する工程とを具備して
いる。
〔作用〕
第1の発明における上記した手段によれば、ベース引き
出し電極とゲート電極とが同一の製造工程で形成された
導体膜により構成されていることから、この分だけ製造
工程が減少し、このため半導体集積回路装置の製造工程
の簡略化を図ることができる。
また、第2の発明における上記した手段によれば、同一
の製造工程で形成された導体膜をパターンニングするこ
とによりベース引き出し電極とゲート電極とを同時に形
成しているので、半導体集積回路装置を簡単な製造工程
で製造することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を用いて具体的に説明する
なお、実施例を説明するための全面において、同一機能
を有するものには同一符号を付け、その繰り返しの説明
は省略する。
実施例I 第1図は、本発明の実施例Iによるバイボー2−0MO
8LSIを示す平面図であり、第2図は、第1図のX−
X線に沿っての断面図である。
第1図及び第2図に示すように、実施例Iによるバイポ
ーラ−0MO8LSIにおいては、例えばp−型シリコ
ン基板のような半導体基板1中に例えばn小型の埋め込
み層’l、a 、 2b及び例えばp中型の埋め込み層
3a 、3bが設けられている。これらの埋め込み層2
a、2bの最大不純物濃度は例えば1×10111/d
であり、埋め込み暦3a l 3bの最大不純物濃度は
例えばI X 10Iフ/crIである。また、前記半
導体基板1上には例えばシリコン層のようなエピタキシ
ャル層4が設けられている。なお、このエピタキシャル
層4を成長する前の半導体基板10表面を第2図におけ
る一点鎖線で示すっこのエピタキシャル層4中には、例
えばnつ!#53 、51)及びpl−#6a#6bが
それぞれ前記埋め込み層za+2b及び埋め込み層3a
、3bに対応して設けられている。これらのnウェル5
 a + 5 bの平均不純物濃度及び深さはそれぞれ
例えばI X 10”/i及び1.011mであり、p
フェル5a 、6bの平均不純物濃度及び深さも同様に
それぞれ例えばI X 101・/d及び1.0μmで
ある。
前記エピタキシャルM4の表面には例えば膜厚0.5μ
mのSin、膜のようなフィールド絶縁膜7が選択的に
設けられ、これにより素子分離が行われている。このフ
ィールド絶縁膜7で囲まれた部分における前記nウェル
5aの表面には、このフィールド絶縁膜7上に延在する
ベース引き出し電極8が設けられている。このベース引
き出し電極8は、例えば膜厚0.1μmのp中型の多結
晶シリコン膜9と、その上に設けられた高融点金属シリ
サイド膜10とから成る。この高融点金属シリサイド膜
10としては、タングステンシリサイド(W8i、)膜
、モリブデンシリサイド(MoSi、)膜、タンタルシ
リサイド(TaSit)l[−チタンシリサイド(Ti
Si、)膜、白金シリサイド(Pt8i、)膜等を用い
ることができる。この高融点金属シリサイド膜10とし
て例えば膜厚0.15μmのWSil膜を用いた場合、
その層抵抗は約5Ω/口と極めて低い。
前記ベース引き出し電極8は、前記p中型多結晶シリコ
ン膜9からのp型不純物の拡散により前記nウェル5a
中に形成された例えばp中型のグラフトベース領域11
に接続されている。このグラフトベース領域11の深さ
は例えば0.4μmである。前記ベース引き出し電極8
の側面には例えばSin、のような絶縁物から成る側壁
12(スペーサ)が設けられ、またその上には例えばS
in。
膜のような絶縁膜13が設けられている。この側壁12
の幅は例えば0.3μmである。
また、前記nウェル5a中には、前記ベース引き出し電
極8に対して自己整合的に、しかも前記グラフトベース
領域11と接続された状態で例えばp型の真性ベース領
域14が設げられている。
この真性ベース領域14の深さは例えば0.3μmであ
り、層抵抗は例えば約900Ω/口である。
符号15は例えばn小型の多結晶シリコン膜から成る多
結晶シリコンエミッタ電極である。この多結晶シリコン
エミッタ電極15により、その上にアルミニウム電極を
設けた場合のアロイピット(alloy pits)を
防止することができるので、電極の信頼性の向上を図る
ことができる。前記内部ベース領域14中には、この多
結晶シリコンエミッタ電極15を構成するn生型多結晶
シリコン膜からのn型不純物の拡散により形成された例
えばn小型のエミッタ領域16が前記側壁12に対して
自己整合的に設けられている。このエミッタ領域16の
深さは例えば0.2μmである。これらのエミッタ領域
16、真性ベース領域14及びこの内部ベース領域14
の下方のnウェル5aから成るコレクタ領域により、n
pn型バイポーラトランジスタQ、が構成されている。
また、符号17は前記埋め込み層2aと接続されている
例えばn+型のコレクタ取り出し領域である。
上述のことかられかるように、本実施例によれば、エミ
ッタ領域16の周辺が側壁120幅よりも小さい間隔で
グラフトベース領域111Cより取り囲まれた構造とな
っており、しかもベース引き出し’F[8の層抵抗が極
めて低いので、ベース抵抗を極めて低くすることができ
る。例えば、前記エミッタ領域16の大きさが1×5μ
ゼである場合、既述の従来のバイポーラ−CMO8LS
Iにおけるバイポーラトランジスタのベース抵抗は約5
00Ωであるのに対して、本実施例によれば、ベース抵
抗を約130Ωと著しく低減することができるーこれに
よって、前記npn型バイポーラトランジスタQ、の高
速動作化を図ることができる6また、前記ベース引き出
し電極8は、多結晶シリコン膜9及び高融点金属シリサ
イド膜10を全面に形成した後にこれらをパターンニン
グすることにより後述のゲート電極19.20と同時に
形成されたものである。これによって、この分だけ製造
工程数が減少するので、製造工程の簡略化を図ることが
できる。
一方、フィールド絶縁膜7で囲まれた部分における前記
nウェル5b及びpウェル6bの表面には、例えば膜厚
250Aの8i0.膜のような絶縁膜18が設けられて
いる。この絶縁膜18の上には、例えばn小型の多結晶
シリコン膜9と、その上に設けられた前記高融点金属シ
リサイド膜1゜とから成るゲート電極19.20が設け
られている。これらのゲート電極19.20は、上述の
ように前記ベース引き出し電極8と同時に形成されたも
のである。なお、これらのゲート電極19゜20の側面
及び上面にはそれぞれ側壁12及び絶縁膜13が設けら
れている。
前記nウェル5b中には、前記ゲート電極19に対して
自己整合的に例えばp中型のソース領域21及びドレイ
ン領域22が設けられている。これらのゲート電極19
.ソース領域21及びドレイン領域22によりpチャネ
ルMO8FET(Ml5FET)Q、が構成されている
。これらのソース領域21及びドレイン領域22のうち
の前記ゲート電極19の端部の下方の部分には、例えば
p−型の低不純物濃度部21 a l 22aが設けら
れている。すなわち、このpチャネルMO8FETQt
は、この低不純物濃度部22aによりドレイン領域22
の近傍の電界を緩和した、いわゆるLDD構造を有する
。前記ソース領域21及びドレイン領域22のうちの高
不純物濃度部の深さ及び平均不純物濃度はそれぞれ例え
ば0.4μm及び2 X 10!0/cIIであり、前
記低不純物濃度部21a。
22Hの深さ及び平均不純物濃度はそれぞれ例えば02
μm及び5X10’フ/dである。
前記pウェル6b・中には、前記ゲート電極20に対し
て自己整合的に例えばn生型のソース領域23及びドレ
イン領域24が設けられている。これらのゲート電極2
0.ソース領域23及びドレイ/領域24によりnチャ
ネルMO8FET(MISFET)Q、が構成されてい
る。前記ソース領域23及びドレイン領域24のうちの
前記ゲート電極20の端部の下方の部分には、例えばn
−型の低不純物濃度部23a # 24aが設けられて
いる。従って、このnチャネルMO8FETQ。
は、前記pチャネルMO8FETQ、と同様に、この低
不純物濃度部248によりドレイン領域24の近傍の電
界を緩和したLDD構造を有する。前記ソース領域23
及びドレイン領域24のうちの高不純物濃度部の深さ及
び平均不純物濃度はそれぞれ例えば0.4μm及び2 
X 10”/alであり、前記低不純物濃度部23a、
24aの深さ及び平均不純物濃度はそれぞれ例えば0.
2μm及び5×10’フ/dである。このnチャネルM
O8FET’Q3と前記pチャネルMO8FETQ、と
により0MO8(相補型MISFET)が構成されてい
る。なお、これらのpチャネルMO8FETQ。
及びnチャネルMO8FETQ、は必ずしも上述のよ5
1/(LDD構造とする必要はない。
また、実際には前記npn型バイポーラトランジスタQ
t+pチャネルMO8FETQt及びnチャネルMO8
FE’l’Q、を覆うようにパッシベーション用の絶縁
膜が設けられ、この絶縁膜上に例えばアルミニウム配線
が設けられているが、これらの絶縁膜及びアルミニウム
配線の図示は省略し、第1図にコンタクトホールC2〜
C?のみ示すO なお、前記高融点金属シリサイド膜10の代わりに例え
ばWやMoのような高融点金属膜を用いてもよい。また
、前記ベース引き出し電極8及びゲート電極19.20
を高融点金属シリサイド膜10や高融点金属膜のみによ
り構成してもよい。
さらに、前記pチャネルMO8FETQ、及びnチャネ
ルMO8FETQ3のしきい値電圧の調節のために、前
記ゲート電極19.20を構成するn中型多結晶シリコ
ン膜9の代わりVCp十型中型晶シリコン膜を用いても
よい。
次に、上述のように構成された実施例■によるバイポー
ラ−0MO8LSIの製造方法の一例について説明する
第3図に示すように、まずイオン打ち込み、拡散等によ
り半導体基板1中に埋め込み層2 a t 2bt3a
、3bを形成した後、この半導体基板1上に例えばエピ
タキシャル成長によりエピタキシャル層4を形成する。
次に、このエピタキシャルN4中に例えばそれぞれn型
不純物及びp型不純物をイオン打ち込みすることにより
nウェル5a 、 5b及びnウェル6a、6bを形成
する。次に、例えば選択酸化により前記エピタキシャル
層40表面にフィールド絶縁膜7を形成する。次に、例
えばリンのようなn型不純物のイオン打ち込み、拡散等
により前記nウェル5a中に例えばリンのようなn型不
純物を選択的にイオン打ち込みすることによりコレクタ
取り出し領域17を形成する。次に、前記フィールド絶
縁膜7で囲まれたnウェル5a15b及びnウェル6a
、6bの表面に例えば熱酸化により絶縁膜18を形成す
る。次に、前記nウェル5aの表面に形成された絶縁膜
18のみ選択的にエツチング除去する。
次に第4図に示すように、例えばCVD(Chemi−
cal Vapor Deposition )法によ
り全面に多結晶シリコン膜9を形成する。前記多結晶シ
リコン11g9であって、後にベース引き出し電極8と
なる部分を除いて(例えばヒ素のような)n型不純物を
あらかじめイオン打ち込み等により選択的にドープする
。次に、例えばCVD法により全面に高融点金属シリサ
イド膜10を形成した後、この高融点金属シリサイド膜
10の上に所定形状のフォトレジスト膜25を形成する
。次に、このフォトレジスト膜25をマスクとして前記
多結晶シリコン膜9及び高融点金属シリサイド膜10中
K例えばホウ素のようなn型不純物をイオン打ち込みす
る。このイオン打ち込みは、例えば打ち込みエネルギー
I Q keV 、ドーズ量5 X 1016/iの条
件で行う。この後、前記フォトレジスト膜25を除去す
る。
前記n型不純物(ホウ素)のイオン打ち込みは、前記高
融点金属シリサイド膜10を形成する前に、行ってもよ
い。
次に第5図に示すように、前記高融点金属シリサイド膜
10の上K例えばCVD法により例えば膜厚0.3μm
の絶縁膜13を形成した後、これらの絶縁膜13.前記
高融点金属シリサイド膜10及び前記多結晶シリコン膜
9を例えば反応性イオンエツチング(RIE)のような
異方性エツチングにより順次パターンニングして、ベー
ス引き出し電極8及びゲート電極19.20を形成する
これによって、これらのベース引き出し電極8及びゲー
ト電極19.20を同時に形成することができる。すな
わち、同一の製造工程で形成された同一の導体膜(多結
晶シリコン膜9及び高融点金属シリサイド膜10)によ
り、ベース引き出し電極8及びゲート電極19.20を
構成することができる。また、バイポーラトランジスタ
とMISFETの製造工程において、最重要工程である
エミツタ幅Wを決定する工程とゲート長りを決定する工
程とが同時に、1回のエツチング工程により行うことが
できる。前記した理由は、前記ベース引き出し電極8を
パターンニングする工程は、エミッタ@Wを、後の工程
で形成される側壁12とともに、規定しているからであ
る。
前記側壁12は、例えば、CVD法により全面にSin
、膜のような絶縁膜を形成した後、RIEにより、この
絶R膜を基板表面と垂直方向に異方性エツチングして形
成されるが、側壁12の基板と水平方向の長さは、前記
CVD法により堆積された絶縁膜の膜厚で、はぼ決定さ
れるためである。
次に第6図に示すように、ゲート電極20をマスクとし
てnウェル6b中に例えばリンのようなn型不純物を例
えば打ち込みエネルギー5QkeV、ドーズi 1 X
 10I3/Crlの条件で選択的にイオン打ち込みす
ることにより低不純物濃度部23a。
24aを形成する。次に、同様にしてゲート電極19を
マスクとしてnウェル5b中に例えばホウ素のようなn
型不純物を例えば打ち込みエネルギ30keV4 ドー
ズ量1x 1o”1cylの条件で選択的にイオン打ち
込みすることにより低不純物濃度部21a1222を形
成する。この後、例えば900℃で10分間熱処理を行
うことにより、前記ベース引き出し電極8中のn型不純
物をnウェル5a中に拡散させてグラフトベース領域1
1を形成するとともに、イオン打ち込みされた前記不純
物の電気的活性化を同時に行う。
次に、例えばCVD法により全面に例えば膜厚0.4μ
mの5i02膜のような絶縁膜を形成した後、例えば几
IEによりこの絶縁膜を基板表面と垂直方向に異方性エ
ツチングすることによって、W、7図に示すように、前
記ベース引き出し電極8及びゲート電極19.20の側
面に側壁12を形成する。次に、この側壁12をマスク
としてnウェル6b中に例えばヒ素のようなn型不純物
を例えば打ち込みエネルギー3 Q keV、ドーズt
 5 x 10+a/Crlの条件で選択的にイオン打
ち込みすることにより、この側壁12に対して自己整合
的にソース領域23及びドレイン領域24を形成する。
次に、この側壁12をマスクとしてnウェル5b中に例
えばホウ素のようなn型不純物を例えば打ち込みエネに
’f −30keV、  )”−X量2x1””/cn
lの条件で選択的にイオン打ち込みすることにより、こ
の側壁12に対して自己整合的にソース領域21及びド
レイン領域22を形成する。次に、この側壁12をマス
クとしてnウェル5a中に例えばホウ素のようなp型不
純物を例えば打ち込みエネルギーI Q keV、  
ドーズt I X 10”/cdの条件で選択的にイオ
ン打ち込みすることにより、この側壁12に対して自己
整合的に真性ベース領域14を形成する。
次に第8図に示すように、例えばCVD法により全面に
例えば膜厚0.15μmの多結晶シリコン膜26を形成
した後、この多結晶シリコン膜26に例えばヒ素のよう
なn型不純物を例えば打ち込みエネルギー80kev、
ドーズ量1.5 X 1016/dの条件でイオン打ち
込みする。
次に、例えば950℃で20分間熱処理を行って前記多
結晶シリコン膜26中のn型不純物を前記内部ベース領
域14中に拡散させることにより、第2図に示すように
、前記側壁12に対して自己整合的にエミッタ領域16
を形成する。次に、エツチングにより前記多結晶シリコ
ン膜26をパターンニングして多結晶シリコンエミッタ
電極15を形成する。この状態における前記エミッタ領
域16の深さは例えば0.1μm、真性ベース領域14
の深さは例えば0.25μm、グラフトベース領域11
の深さは例えば0.4μ”spチャネルMO8FETQ
、のソース領域21及びドレイン領域22並びKnチャ
ネルMO8FETQ、のソース領域23及びドレイン領
域24の深さはいずれも例えば0.4μmである。
この後、全面にパッジページ田ン用の絶縁膜(図示せず
)を形成した後、この絶縁膜にコンタクトホールC,−
C,を形成する。次に、全面に例えばアルミニウム膜を
形成し、このアルミニウム膜を壬ツチングによりパター
ンニングして所定の配線(図示せず)を形成し、これK
よって目的とするバイポーラ−0MO8LSIを完成さ
せる。
上述の製造方法によれば、ベース引き出し電極8と自己
整合的に設けられたエミッタ領域16を有する高速のn
pn型バイポーラトランジスタQ。
と0MO8とを簡単な製造工程で同一の半導体基板1上
に形成することができる。
実施例■ 第9図は、本発明の実施例■によるバイポーラ−0MO
8LSIを示す断面図である。なお、この実施例■によ
るバイボー7−0MO8LSIの平面図は第1図と同様
である。
第9図に示すよ5に、実施例■によるバイポーラ−0M
O8LSIは、ベース引き出し電極8及びゲート電極1
9.20がそれぞれp型及びn型不純物をドープした、
層抵抗が例えば200Ω/口及び30Ω/口の多結晶シ
リコン膜のみから構成されていることを除いて、実施例
■によるバイポーラ−0MO8LSIと実質的に同一の
構成を有する。これらのベース引き出し電極8及びゲー
ト電極19.20は、同一型造工程で形成された同一の
多結晶シリコン膜に不純物ドーピングを行った後にパタ
ーンニングすることにより同時に形成されたものである
。これによって、実施例■と同様に製造工程の簡略化を
図ることができる。
この実施例■によるバイポーラ−0MO8LSIの製造
方法は、高融点金属シリサイド膜10を形成しないこと
を除いて、実施例■において述べたと同様である。
実施例■ 第10図は、本発明の実施例■によるバイポーラ−0M
O8LSIを示す断面図である。なお、この実施例■に
よるバイポーラ−0MO8LSIの平面図は第1図と同
様である。
第10図に示すように、実施例■によるバイポーラ−0
MO8LSIは、ベース引き出し電極8及びゲート電極
19.20がそれぞれp型及びn型不純物をドープした
、層抵抗が例えば200Ω/口及び30Ω/口の多結晶
シリコン膜のみから構成されていること並びにエミッタ
領域16が側壁12をマスクとして行うn型不純物のイ
オン打ち込み等により形成されていることを除いて、実
施例Iによるバイポーラ−〇MO8LSIと実質的に同
一の構成を有する。これらのベース引き出し電極8及び
ゲート電極19.’20は、実施例■と同様に、同一製
造工程で形成された同一の多結晶シリコン膜に不純物ド
ーピングを行った後にパターンニングすることにより同
時に形成されたものである。これによって、実施例1.
IIと同様に製造工程の簡略化を図ることができる。
この実施例■によるバイポーラ−0MO8LSIの製造
方法は、高融点金属シリサイド膜10を形成しないこと
及びエミッタ領域16を側壁12をマスクとして行うn
型不純物のイオン打ち込み等により形成することを除い
て、実施例Iにおいて述べたと同様である。
実施例■ 第11図は、本発明の実施例■によるバイポーラ−0M
O8LSIを示す断面図である。
第11図に示すように、実施例■によるバイポーラ−0
MO8LSIにおいては、npn型バイポーラトランジ
スタQ、がいわゆる5ICO8(Sidewall B
a5e Contact 5tructure)と呼ば
れる構造を有している。すなわち、この5ICO8構造
のnpn型バイポーラトランジスタQ。
においては、フィールド絶縁膜7上に例えばp+型の多
結晶シリコン膜から成るベース引き出し電極8aが設け
られている。そして、グラ7トベース領斌11の側壁に
このベース引き出し電極8aが接続された構造を有する
。これによって、ベース抵抗の低減及びベース領域の面
積の低減を図ることができる。また、前記ベース引き出
し電極8aの上には、同一製造工程で形成された同一の
多結晶シリコン膜をパターンニングすることによりゲー
ト電極19.20と同時に形成されたベース引き出し電
極8が設けられている。このベース引き出し電極8によ
って、ベース抵抗をより一層低減することができる。従
って、超高速のnpn型ノ(イボーラトランジスタQ、
とCM OSとを同一半導体基板1上に形成することが
できる、なお、上述の5ICO8構造のnprt型バイ
ポーラトランジスタについては、例えばアイ・イー・デ
イ−・エム、1986年、テクニカル ダイジェスト第
472頁から第475頁(IEDI’vl  1986
゜Technical Digest pp、472−
475 )や特開昭56−1556号公報に記載されて
いる。
この実施例11/によるバイポーラ−0MO8I。
SIを製造する場合には、5ICO8構造に特徴的な前
記ベース引き出し電極8aを例えば前記特開昭56−1
556号公報に記載されていると同様な方法によりあら
かじめ形成した後、第3図に示す工程以降の工程を進め
ればよい。
実施例V 本発明の実施例Vは、上述したバイポーラ−0MO8の
実施例Iを本発明者がさらに検討し、改良を行った高集
積化に好適なパイボー:7−0MO8の実施例である。
実施例Vを説明する前に、本発明者が実施例■を改良し
た理由を以下に述べる。
本発明者は、実施例Iで説明したバイポーラ−0MO8
を検討した結果高集積化が進むKつれてpチャネルMI
SFETの短チヤネル効果が顕著になるという事実を見
出した。前記pチャネルMISFETは、n型ゲート電
極で形成されているので、基板側を基準とする基板とゲ
ート電極との仕事関数差が小さくなる。この仕事関数差
は−0,2〜−〇、3(Vlである。回路上必要なpチ
ャネルMISFETのしきい値電圧(Vth)は、回路
によりて異なるが約−〇、5rV:]である。nチャネ
ルMISFETは、前記しきい値電圧を得るために、n
型チャネル形成領域にしきい値電圧調整用のn型不純物
(B)を多量に導入し、チャネル形成領域の実効的な不
純物濃度を低下させなければならない。このため、nチ
ャネルMISFETは、ソース領域、ドレイン領域の夫
々からチャネル形成領域側に伸びる空乏領域が長くなる
ので、前述のように短チヤネル効果が顕著になる。この
結果、バイポーラ−0MO8は、pチャネルMI S 
FETのチャネル長(ゲート長)方向の寸法の縮小に限
界が生じるので、高集積化を図ることができないという
問題点を生じる。
上記した問題点を解決するために上記実施例Iのバイポ
ーラ−0MO8において、CM OS (r) nチャ
ネルMISFETをn型ゲー)fi極で構成し、nチャ
ネルMISFETをp型ゲー)?l[で構成する。上記
のような構成にすることによって、前記pチャネルMI
SFETは、基板側を基糸とする基板とゲート電極との
仕事関数差を太きくし、チャネル形成領域の不純物濃度
を高めて短チヤネル効果を防止することができるので、
占有面積を縮小することができる。この結果、バイポー
ラ−0MO8の高集積化を図ることができる。
以下、本発明の実施例Vを詳細に説明する。
第13図に示すように、バイポーラ−0MO8は、単結
晶珪素からなるp−型半導体基板100の主面上に積層
されたn−型エピタキシャル層200の主面に、半導体
素子が構成されているうCM OS f) pf ヤネ
ルM I 8 F E T Q I) ハ、主ニ素子間
分離絶縁膜800でその領域を規定され他の領域と電気
的に分離されている。nチャネルMISFETQ、nは
、主に素子間分離絶縁膜800及びp型チャネルストッ
パ領域700でその領域を規定され他の領域と電気的に
分離されている。
バイポーラトランジスタTrは、主に、半導体基板10
0、素子間分離絶縁膜800.p型チャネルス、トラA
Ht12.r o o、 p−型ウェル領域600及び
p中型埋込半導体領域(PBL)400で形成される分
離領域によってその領域を規定され他の領域と電気的に
分離されている。
npl!!バイポーラトランジスタTrは% nmコレ
クタ領域、p型ベース領域及びn型エミッタ領域で構成
されている。
コレクタ領域は、n中型埋込半導体領域(NBL)30
0、n−型ウェル領域500、n十型半導体領域(電位
引上用コレクタ領域)900及びn中型半導体領域17
00で構成されている。埋込半導体領域300は、コレ
クタ抵抗を低減するために構成されている。
ベース領域は、ウェル領域500の主面部に設けられた
p十型半導体領域(グラフトベース領域)1200及び
p型半導体領域(真性ベース領域)2200で構成され
ている。
エミッタ領域は、n生型半導体領域2300で構成され
ている。
バイポーラトランジスタTrのコレクタ領域は、半導体
領域1700にコレクタ引出用配線2600が接続され
ている。配線2600は、層間絶縁膜1900及び24
00に形成された接続孔2500を通して半導体領域1
700に接続されている。
配線2600は、第1層目の配線形成工程で形成され、
例えばアルミニウム膜或は添加物(Cu。
Si)が含有されたアルミ、=ラム膜で形成される。
ベース領域は、半導体領域1200にベース引出用電極
1100Cが接、続されている。・ベース引出用電極1
100Cは、符号を付けないが、MISFETQn及び
Qpのゲート絶縁膜1000に相当する絶縁膜を除去し
て形成した接続孔を通して半導体領域1200に接続さ
れている。ベース引出用電極1100Cは、多結晶珪素
膜上に高融点金属シリサイド(WSi2 、 MoSi
、 、 Ta 8i、 。
Ttsit)膜を形成した複合膜で構成されている。
多結晶珪素膜は、抵抗値を低減するためのp型不純物(
B)が導入(或は拡散)されている。また、ベース引出
用電極1100Cは、多結晶珪素膜(p型)の単層で構
成してもよい。ベース引出用電極1100Cは、第1層
目のゲート配線形成工程で形成されている。第1層目の
ゲート配線形成工程は、ベース引出用電極11.000
の他に、後述するnチャネルM I S F F、 T
 Qnのゲート電極1100ASPチヤネルMISFE
TQpのゲート電極1100Bの夫々を形成するように
なっている。
エミッタ領域である半導体領域2300は、エミッタ引
出用電極2100を介在させてエミッタ引出用配gJ2
600が接続されている。エミッタ引出用電極2100
は、眉間絶縁膜1900に形成された接続孔2000及
びベース引出用電極1100Cの側壁に形成されたサイ
ドフォール(スペーサ)1600で規定された接続孔(
符号は付けない)を通して半導体領域−2300に接続
されている。エミッタ引出用電極210.0は、例えば
、n型不純物が導入された多結晶珪素膜で形成する。こ
のエミッタ引出用電極2100は、第2層目のゲート配
線形成工程で形成される。本実施例のバイポーラ−0M
O8は図示していないがSRAM(5tatic  t
ype Ramdom AccessMemory)を
内蔵しており、f42層目のゲート配線形成工程はエミ
ッタ引出用電極2100の他に前記SRAMのメモリセ
ルの高抵抗負荷素子及び電源配線を形成するようになっ
ている。エミッタ引出用配線2600は、層間絶縁膜2
400に形成された接続孔2500を通してエミッタ引
出用電極2100に接続されている。このエミッタ引出
用間!fiA2600は、第1層目の配線形成工程で形
成される。
CMO8のnチャネルMISFETQnは、p−型ウェ
ル領域600の主面に形成され、ウェル領域600、ゲ
ート絶縁膜1000、ゲート電極1100A、ソース領
域又はドレイン領域である一対のn型半導体領域140
0及び一対のn十型半導体領域1700で構成されてい
る。
ウェル領域600は、M I 8 F E T Q n
のチャネル形成領域を構成するようになっている。ウェ
ル領域600は、例えば10”〜10’フ(atoms
/i1程度の不純物濃度で構成されている。このウェル
領域600の下部には、その抵抗値を低減するためのp
中型埋込半導体領域400が設けられている。
ゲート絶縁膜1000は、例えば、ウェル領域600の
主面を酸化して形成した酸化珪素膜を用い、200CA
)程度の膜厚で形成する。
ゲー)を極1100Aは、前記ベース引出用電極110
0Cと同一導体膜つまり多結晶珪素膜上に高融点金属シ
リサイド膜を形成1−だ複合膜で構成されている。ゲー
ト電極1100Aの多結晶珪素膜は、n型不純物が導入
(或は拡散)されたn型で構成されている。
低不純物濃度の半導体領域1400は、高不純物濃度の
半導体領域1700のチャネル形成領域側に接続されて
いる。この低不純物濃度の半導体領域1400は、所謂
L D D (L ight Iy DopedDra
in)構造のM I S F E T Q nを構成す
る。低不純物濃度の半導体領域1400は、主にゲート
電極】100A或はその上層の絶縁膜1300を不純物
導入用マスクとし、n型不純物(例えばP)をイオン打
込みで導入することによって構成されている。低不純物
濃度の半導体領域1400は、ゲート電極1100Aに
対して自己整合で形成されている。
高不純物濃度の半導体領域1700は、主にゲート電極
1100Aの側壁に形成されたサイドウオール(スペー
サ)1600を不純物導入用マスクとし、n型不純物(
例えばA s )をイオン打込みで導入することによっ
て構成されている。高不純物濃度の半導体領域1700
は、サイドウオール(スペーサ)1600がゲート電極
1100Aに対して自己整合で構成されているので、ゲ
ート電極〕100AK対して自己整合で構成されている
このMISFETQnのソース領域又はドレイン領域で
ある半導体領域1700には、層間絶縁膜1900及び
2400に形成された接続孔2500を通して配線26
00が接続されている。配線2600は、前記コレクタ
引出用配線2600、エミッタ引出用配線2600と同
一導体膜で構成されている。
CMO8のpチャネルMISFETQpは、n−型ウェ
ル領域500の主面に形成され、ウェル領域500、ゲ
ート絶縁膜1000、ゲート電極1100B、ソース領
域又はドレイン領域である一対のn型半導体領域150
0及び一対のp串型半導体領域1800で構成されてい
る。
ウェル領域500は、MISFETQpのチャネル形成
領域を構成するようになっている。ウェル領域500は
、例えば10”〜10’フ[atoms/crl]程度
の不純物濃度で構成されている。ウェル領域500の下
部には、前記ウェル領域600と同様に、その抵抗値を
低減するためのn十型埋込半導体領域300が設けられ
ている。
ゲート絶縁膜1oooは、前記M I S F E T
 Q nのゲート絶縁膜1000と同様に同一製造工程
で構成する。
ゲート電極1100Bは、前記ベース引出用電極110
0C,ゲート電極1100Aと同一導体膜つまり多結晶
珪素膜上に高融点金属シリサイド膜を形成した複合膜で
構成されている。多結晶珪素膜は、ゲート電極1100
Aの多結晶珪素膜に導入される不純物と異なる導電型の
n型不純物が導入(或は拡散)されp型で構成されてい
る。
低不純物濃度の半導体領域1500は、LDD構造のM
ISFETQpを構成する。低不純物濃度の半導体領域
1500は、前記低不純物濃度の半導体領域1400と
同様に、ゲート電極1100Bに対して自己整合で形成
されている。高不純物濃度の半導体領域1700は、サ
イドウオール(スペーサ)1600を介在させてゲート
電極1100BK対して自己整合で構成されている。
このM I S F E T Q、 115のソース領
域又はドレイン領域である半導体領域】800には、層
間絶縁膜1900及び2400に形成された接続孔25
00を通して配置2600が接続されているうこのよう
に構成されるバイポーラ−0MO8は、前述のように、
0MO8のnチャネ#MISFETQnをn型ゲート電
!1.10OAで構成し、pチャネルMISFETQp
をp型ゲート電概1100Bで構成している。MISF
ETのしきい値電圧vthを求める式は以下に示すが、
この式から明らかなように、pチャネルMISFETQ
pをp型ゲート[極1100Bで構成するととKよって
、チャネル形成領域(ウェル領域500)へのしきい値
電圧調整用不純物の導入量Qcを変化させることができ
る。
但し、φMs=基板とゲート電極との仕事関数φv:基
板のフェルミレベル Qss:表面電荷密度 Cox:ゲート絶縁膜の容量 QB:基板電荷 QC:チャネル形成領域への不純物導入量すなわち、p
チャネルMI8PBTQpのゲート電極1100Bをp
型で構成した場合、前記式の第1項の仕事関数(ウェル
領域500側を基準とするウェル領域500とゲート電
極1100Bとの仕事関数差)φMSがn型ゲート電極
で構成したそれに比べて大きくなる。具体的には、仕事
関数φM11は、p型ゲート電極(WSi、/多結晶珪
素膜)1100Bで構成した場合に+1.1[:V:l
になる。p型多結晶珪素嘆の単層の場合は+0.9〔v
〕、高融点金属シリサイド(WSi、)膜の単層の場合
は+0.2(V〕になる。n型多結晶珪素膜の場合、仕
事関数φMSは一〇、 3 CV ’]である。
したかつ【、前記式(1)の第5項(Qc/Cox)の
しきい値電圧調整用不純物の導入fl)QCは、pチャ
ネルMISFETQpをp型ゲート電極1100Bで構
成した場合、n型ゲート電極で構成したそれに比べて少
なくなる。つまり、pチャネルMISFETQpは、チ
ャネル形成領域(ウェル領域500)の不純物濃度を高
めることができるので、ソース領域又はドレイン領域で
ある半導体領域1500或は1800からチャネル形成
領域側に伸びる空乏領域を小さくすることができる。こ
の空乏領域の伸びの縮小化は、第14図(チャネル長と
しきい値電圧との関係を示す図)で示すように、pチャ
ネルMISFETQpの短チヤネル効果を防止すること
ができるので、pチャネルM l5FETQ、pのチャ
ネル長を縮小してその占有面積を縮小することができる
。この結果、バイポーラ−0MO8の高集積化を図るこ
とができる。
なお、nチャネルMISFETQnは、n型ゲート電極
1100Aで構成され、仕事関数φMSが大きいので、
しきい値電圧調整用の不純物の導入tQcが小さく、結
果的に短チヤネル効果を防止することができる。
次に、前述のバイポーラ−0MO8の具体的な製造方法
について、第15図乃至第24図(各製造工程毎に示す
バイポーラ−0MO8の要部断面図)を用いて簡単に説
明する。
まず、p−型半導体基板100のバイポーラトランジス
タTr形成領域、pチャネルMISFETQp形成領域
の夫々の主面部にn型不純物を選択的に導入する。この
後、前記半導体基板100のnチャネルM I S F
 E T Q n形成領域、素子分離領域の夫々の主面
部にp型不純物を選択的に導入する。
次1c、n型不純物、p型不純物の夫々が導入された半
導体基板100の主面上に、n−型エピタキシャル層2
00を成長させる。このエピタキシャル層200の成長
によって、半導体基板lOOとエピタキシャル層200
との間部に、n中型埋込半導体領域300.p+型埋込
半導体領域400の夫々が形成される。
次に、エピタキシャル層200のバイポーラトランジス
タTr形成領域、pチャネルMISFETQp形成領域
の夫々の主面部にn−型ウェル領域500を形成する。
この後、前記エピタキシャル層200のnチャネルMI
SFETQn形成領域、素子分離領域の夫々の主面部に
p−型ウェル領域600を形成する。
次に、前記ウェル領域500及び600の半導体素子形
成領域間の主面上に、素子間分離絶縁膜800を形成す
る。ウェル領域600の素子間分離用絶縁膜800下の
主面部には、素子間分離用絶縁膜800を形成する工程
と実質的に同−製造工程でp型チャネルストッパ領域7
00を形成する。
次に、前記シェル領域500.600の夫々の主面上に
図示しない薄い酸化珪素膜を形成する。
この酸化珪素膜は、不純物の導入に起因する重金属汚染
やウェル領域500.600の夫々の表面のダメージを
低減するために形成する。
次に、ウェル領域500のバイポーラトランジスタT「
のコレクタ領域の形成領域の主面部に選択的にn生型半
導体領域900を形成する。半導体領域900は、例え
ば、n型不純物をイオン打込みで導入することによって
形成する。
次に、ウェル領域500のMISFETQp形成領域の
主面部、ウェル領域600のMISFET Q n形成
領域の主面部の夫々に、選択的にしきい値電圧調整用不
純物を導入する。このしきい値電圧調整用不純物はp型
不純物(B)を用い、このp型不純物はイオン打込みに
よって前記図示しない酸化珪素膜を通してウェル領域5
00,600の夫々の主面部に導入される。
次に、ウェル領域5000ベース領域形成領域の主面部
に、ベース濃度調整用不純物を選択的に導入する。この
ベース濃度調整用不純物は、p型不純物を用い、イオン
打込みでウェル領域500の主面部に導入される。
次に、第15図に示すように、素子間分離絶縁膜800
以外の領域である、ウェル領域500゜ウェル領域60
0の夫々の主面上にゲート絶縁膜1000を形成する。
ゲート絶縁膜1000は、ウェル領域500.600の
夫々の主面を酸化して形成した酸化珪素膜を用いる。
次に、第16図に示すように、バイポーラトランジスタ
Trのベース領域、エミッタ領域の夫々の形成領域のゲ
ート絶縁@1.oooを選択的に除去する。ゲート絶縁
膜1000の除去は、図示しない0MO8形成領域にお
いて、MISFETのゲート電極の一端を延在させて直
接ソース領域又はドレイン領域に接続する(ダイレクト
コンタクト)部分のゲート絶縁膜1000を除去する工
程と同一調造工程で行う。
次に、第17図に示すよ5に、バイポーラトランジスタ
Tr、nfヤネルM I S F E T Qn%pチ
ャネルMISF’ETQpの夫々の形成領域を含む基板
全面に導体膜1100を形成する。導体膜1100は、
バイポーラトランジスタTrのベース領域、エミッタ領
域の夫々の形成領域においてウェル領域5に直接々続さ
れ、コレクタ領域においてゲート絶縁膜1000上に形
成される。一方、導体膜1100は、M I S F 
E T Q n 、 Q p ノ夫夫の形成領域におい
て、ゲート絶縁膜1000上に形成される。この導体膜
1100は、バイポーラトランジスタTrのベース引出
用電極、MISFETのゲート電極の夫々を形成するよ
うになっている。導体膜1100は、CV D (Ch
emicalVapor Deposition ) 
methodで形成された、不純物が導入されていない
か或は低不純物濃度の多結晶珪素膜を用いる。
次に、導体膜1100のバイポーラトランジスタTrの
ベース領域及びエミッタ領域、pチャネルMISFET
Qpのグー)[極の夫々の形成領域の上部に不純物導入
用マスク2700を形成する。このマスク2700は、
例えば、CVD法で形成した酸化珪素膜を用いる。
次に、第18図忙示すように、前記マスク2700を用
い、それから露出する導体膜1100にn型不純物を導
入し、n型導体膜1100flを形成する。このn型導
体膜1100 nは、n型ゲート電極を形成するよ5に
なっている。導体膜1100へのn型不純物の導入は、
拡散(或は導入)によって行う。
次に、第19図に示すように、前記マスク2700を除
去した後、導体膜1100.110Onの露出する表面
上に不純物導入用マスク2800を形成する。このマス
ク2800は、主に不純物の導入に起因する重金属汚染
を防止するために形成され、導体膜1100.110O
nの夫々の表面を酸化した酸化珪素膜で形成する。
次に、前記マスク2800のバイポーラトランジスタT
rのコレクタ領域、nチャネルMISFE T Q n
のゲート電極の夫々の形成領域上に不純物導入用マスク
2900を形成する。このマスク2900は、例えば、
フォトレジスト膜で形成する。
次に、前記マスク2900を用い、それから露出するマ
スク2800を通して導体膜1100にp型不純物を導
入し、p型溝体膜1100pを形成する。p型溝体@1
100pは、pチャネルMISFETQpのp型ゲート
電極、バイポーラトランジスタT「のp型ベース引出用
電極の夫々を形成するようになっている。なお、本実施
例は、予じめp型溝体膜1100pを形成した後に、n
型導体膜11 oonを形成してもよい。
次に、前記マスク2900.2800の夫々を順次除去
した後、第20図に示すように、導体膜1100n、l
100Pの夫々の上部に高融点金属シリサイド膜110
0mを形成する。高融点金属シリサイド膜1100mは
、例えばスパッタで形成したW S i 、を用いる。
高融点金属シリサイド膜1100mのn型導体膜110
0nとp型溝体膜1100pとの境界部分は、夫々に導
入された不純物が拡散される可能性があり特性上好まし
くないので除去する。
次に、高融点金属シリサイド膜1100mの上部に絶縁
膜1300を形成する。絶縁膜1300は、例えばCV
D法で形成した酸化珪素膜を用いる。
次に、前記絶縁膜1300、高融点金属シリサイド膜1
106m、n型導体膜1100n、p型溝体膜1100
pの夫々に順次所定のパターンニングを施し、第21図
に示すよ5に、n型ゲート1!極1100A、p型ゲー
ト電極1100B、p型ベース引出用電極1100Cの
夫々を形成する。
前記パター7二7グは、RI E (Reactive
 IonEtching)等の異方性エツチングで行う
。n型ゲート電極1100AはnチャネルMISFET
Qnのゲート電極を構成する。p型ゲート電極1100
BはpチャネルMISFETQpのゲート電極を構成す
る。p型ベース引出用電極11000はバイポーラトラ
ンジスタTrのベース引出用電極を構成する。なお、同
第21図に示すように、p型ベース引出用電極1100
0は、多結晶珪素膜に導入されたp型不純物が自己整合
的にウェル領域500に拡散され、ベース領域の一部と
なるp+型半導体領域1200を形成するようになって
いる。
このように、バイポーラ−0MO8において、基板全面
に導体膜1100を形成し、この導体膜1100に選択
的にn型不純物、p型不純物の夫々を導入してn型導体
膜11n、p型溝体膜1100pを形成し、この後、所
定のパターンニングを施してn型ゲート電極1100A
、p型ゲート電極1100B、p型ベース引出用電極1
100Cの夫夫を形成することにより、n型ゲート電極
1100A。
p型ゲート電極1100B、p型ベース引出用電極11
00Cの夫々が同一導体膜1100を用いて同−製造工
程で形成することができるので、製造工程を低減するこ
とができる。特に、本発明は、前記p型ゲート電極11
00B、p型ベース引出用電極1100Cの夫々が同一
製造工程で形成できるので、バイポーラ−0MO8の製
造工程を低減することができると共に、前述のように、
pチャネルMI8FE’rQI)の短チヤネル効果を防
止してバイポーラ−0MO8の高集積化を図ることがで
きる。
次に、前記n型ゲート電極1100A、p型ゲート電極
1100B、p型ベース引出用電極1100Cの夫々の
露出する表面や、ウェル領域500゜600の夫々の露
出する表面に絶縁膜(符号は付けない)を形成する。こ
の絶縁膜は、不純物の導入に起因する重金属汚染やダメ
ージを低減することができる。
次に、主にゲート電極1100Aを不純物導入用マスク
として、選択的にnチャネルMISFETQn形成領域
のウェル領域600の主面部にn型不純物1400nを
導入する。n型不純物1400nはイオン打込みで導入
する。この後、第22図に示すように、主にゲート電極
1100Bを不純物導入用マスクとして、選択的にpチ
ャネルMISFETQp形成領域のウェル領域500の
主面部にn型不純物1500pを導入する。n型不純物
1500pはイオン打込みで導入する。
次に、前記n型ゲート電極1100A、p型ゲート電極
1100BSp型ベース引出用電極1100Cの夫々の
側壁にサイドウオール(スペーサ)1600を形成する
。サイドウオール(スペーサ)1600は、基板全面に
CVD法で酸化珪素膜を形成し、この酸化珪素膜にRI
E等の異方性エツチングを施すことによって形成するこ
とができる。
次に、主に、前記サイドウオール(スペーサ)1600
を不純物導入用マスクとして、nチャネルMISFET
Qn形成領域のウェル領域600の主面部にn型不純物
を導入する。このn型不純物の導入及び前記n型不純物
1400nの導入によって、n串型半導体領域1700
及びn型半導体領域1400が形成され、nチャネルM
I8FE T Q nが略完成する。なお、半導体領域
1700を形成するn型不純物は、バイポーラトランジ
スタTrのコレクタ領域(半導体領域900)にも選択
的に導入される。
次に、主に、前記サイドウオール(スペーサ)1600
を不純物導入用マスクとして、pチャネルMISFET
Qp形成領域のウェル領域500の主面部にn型不純物
を導入する。このn型不純物の導入及び前記n型不純物
1500pの導入によって、第23図に示すように、p
串型半導体領域1800及びp型半導体領域1500が
形成され、pチャネルM I S F E T Q、 
pが略完成する。
次に、基板全面を覆う層間絶縁膜1900を形成し、層
間絶縁膜1900のバイポーラトランジスタTrのエミ
ッタ領域の形成部分を除去して接続孔2000を形成す
る。この接続孔2000は、ベース引出用′RL極11
 oocの側壁に形成されたサイドウオール(スペーサ
)1600によって規定されており、ベース引出用電極
11 oocに対して自己整合で形成される。
次に、前記接続孔2000を通してウェル領域500の
表面に接触するように、層間絶縁膜1900の上部にエ
ミッタ引出用電極2100を形成する。
エミッタ引出用を迂2100は、例えばCVD法で形成
した、不純物が導入されていないか或は低不純物濃度の
多結晶珪素膜を用いる。
次に、前記エミッタ引出用電極2100を通して、ウェ
ル領域500のバイポーラトランジスタTrのベース領
域の形成部分の主面部にn型不純物を導入し、p型半導
体領域2200を形成する。
このn型不純物の導入はイオン打込みで行う。
次に、前記エミッタ引出用電極2100に抵抗値を低減
するn型不純物を導入する。n型不純物の導入は、SR
AMを内蔵する場合、SRAMのメモリセルを構成する
多結晶珪素膜からなる高抵抗負荷素子及び電源配線を形
成工程と同−N造工程で行う。このエミッタ引出用電極
2100に導入されたn型不純物は、ベース領域を構成
するp型半導体領域2200の主面部に自己整合的に拡
散され、第24図に示すように、エミッタ領域となるn
中型半導体領域2300が形成される。このエミッタ領
域の形成によって、npn型バイポーラトランジスタT
rが略完成する。
この後、層間絶縁膜2400、接続孔2500、配線2
600を順次形成することによって、前記第13図に示
すように、本実施例のバイポーラ−0MO8は完成する
なお、本実施例■は、pnp型バイポーラトランジスタ
を有するバイポーラ−〇 hi OSに適用することか
できる。この場合、バイポーラトランジスタのベース引
出用電極とnチャネルMISFETのゲート電極とを同
一製造工程でn型に形成する。pチャネルMISFET
のゲート電極はp型で構成する。
以上、本発明者によってなされた発明を、前記実施例I
−Vに基づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施
例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範
囲において種々変更可能であることは勿論である。
例えば、第7〜8図に示す前記側壁(スペーサ)12は
、不純物をドープした多結晶シリコンの増速酸化現象を
利用して形成することも可能である。
すなわち、第12図に示すように、例えばホウ素のよう
なp型不純物を高濃度にドープした多結晶シリコン膜か
ら成るベース引き出し電極8及び例えばリンのようなn
型不純物を高濃度にドープした多結晶シリコン膜から成
るゲート電極19.20を形成し、この後例えばスチー
ム雰囲気において800℃で30分間酸化すると、前記
増速酸化現象によりこれらのベース引き出しaSS及び
ゲート電極19.20の側面及び上面に例えば膜厚12
00AのSin、膜のような厚い絶縁膜27が形成され
る。一方、不純物濃度の低いエピタキシャル層40表面
には例えば膜厚200Aの8i0゜膜のような薄い絶縁
膜(図示せず)しか形成されない。従って、この絶縁膜
を200A程度エツチングすることにより、第12図に
示すように、ベース引き出し電極8及びゲート電極19
.20の側面に前記側壁12と同様な役割を果たす絶縁
膜27aを形成することができる。
また、前記内部ベース領域14をイオン打ち込みにより
形成するのではなく、第8図に示す多結晶シリコン膜2
6に例えばヒ素のようなn型不純物及び例えばホウ素の
ようなp型不純物をイオン打ち込みした後、熱処理を行
りてこれらの不純物を多結晶シリコン11126からn
ウェル5a中に拡散させることにより、この内部ベース
領域14をエミッタ領域16と同時に形成することも可
能である。
次に、この内部ベース領域14と前記外部ベース領域1
1との接続部が十分に低抵抗化されず、このためベース
抵抗の低減を十分に図ることができない場合がある。こ
の場合には、前記pチャネルMO8FETQ、のソース
領域21及びドレイン領域22の低不純物濃度部21a
122aを形成するためのイオン打ち込みの際に側壁1
2の下方にもイオン打ち込みを行うことにより、この内
部ベース領域14と外部ベース領域11との接続部が十
分に低抵抗化され、これKよってベース抵抗の低減を十
分に図ることができる。
なお、前記npn型バイポーラトランジスタQ。
の代わりに、pnp型バイポーラトランジスタを用いる
ことも勿論可能である。
本発明は、バイポーラ−0MO8による高速のSRAM
、ゲートアレイ等の各[LSIに適用することができる
。本発明の実施例1.Uは、特に、高速の8RAMK適
用して好適なものである。すなわち、多結晶シリコンエ
ミッタ電極15の形成に用いた多結晶シリコン膜26を
SRAMのメモリセルに用いる高抵抗負荷素子の形成に
共用することが可能である。逆に言えば、二層の多結晶
シリコン膜を有するI’3Iの場合には、二層目の多結
晶シリコン膜を多結晶シリコンエミッタ電極15の形成
に用いた多結晶シリコン膜26と共用することができ、
従ってバイポーラトランジスタの形成のための製造工程
の増加は殆どない。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものKよっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりであ
る。
すなわち、第1の発明によれば、半導体集積回路装置の
製造工程の簡略化を図ることができる。
また、第2の発明によれば、半導体集積回路装置を簡単
な製造工程で製造することができる。
さらに、前記第1の発明の改良発明(実施例■)によれ
ば、バイポーラ−0MO8において、MIS F E 
Tの短チヤネル効果を防止することができるので、高集
積化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明の実施例Iによるバイポーラ−0MO
8LSIを示す平面図、 第2図は、第1図のX−X線に沿っての断面図、第3図
〜第8図は、第1図及び第2図に示すバイポーラ−0M
O8LSIの製造方法を工程順に説明するための断面図
、 第9図は、本発明の実施例■によるバイポーラ−0MO
8LSIを示す断面図、 第10図は、本発明の実施例■によるバイポーラ−0M
O8LSIを示す断面図、 !11図は、本発明の実施例■によるバイポーラ−0M
O8LSIを示す断面図、 第12図は、本発明の素形例を示す断面図、第13図は
、本発明の実施例Vであるバイポーラ−0MO8の要部
断面図、 第14図は、本発明の実施例■の効果を説明するための
図、 第15図乃至第24図は、本発明の実施例■のバイポー
ラ−0MO8の各製造工程毎に示す要部断面図である。 図中、1・・・半導体基板、2a12b13a13b・
・・埋め込み1−14・・・エピタキシャル層、5a。 5b…nウエル、6a16b…pつz)へ 7…フイー
ルド絶縁膜、8・・・ベース引き出し電極、9・・・多
結晶シリコン膜、10・・・高融点金属シリサイド膜、
11・・・外部ベース領域、12・・・側壁、14・・
・内部ベース領域、15・・・多結晶シリコンエミッタ
電極、16・・・エミッタ領域、19.20・・・ゲー
ト電極、21.23・・・ソース領域、22.24・・
・ドレイン領域、Ql・・・npn型バイポーラトラン
ジスタ、Qt”’I)チャネ+MO8FET、Qa−n
チャネルMO8FET、W−、、エミツタ幅、Ll、、
ゲート長である。 、(l、’−,。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、バイポーラトランジスタとMISFETとを有する
    半導体集積回路装置であって、前記バイポーラトランジ
    スタのベース引き出し電極と前記MISFETのゲート
    電極とが同一の製造工程で形成された同一の導体膜によ
    り構成されていることを特徴とする半導体集積回路装置
    。 2、前記ベース引き出し電極及び前記ゲート電極の側面
    に絶縁物から成る側壁が設けられ、前記ベース引き出し
    電極の側面に設けられた前記側壁に対して自己整合的に
    前記バイポーラトランジスタのエミッタ領域が設けられ
    ているとともに、前記ゲート電極の側面に設けられた前
    記側壁に対して自己整合的に前記MISFETのソース
    領域及びドレイン領域が設けられていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の半導体集積回路装置。 3、前記バイポーラトランジスタがnpn型バイポーラ
    トランジスタであり、前記MISFETがnチャネルM
    ISFETとpチャネルMISFETとから成る相補型
    MISFETであることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の半導体集積回路装置。 4、前記導体膜が多結晶シリコン膜であることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の半導体集積回路装置。 5、前記導体膜が、多結晶シリコン膜と、この多結晶シ
    リコン膜上に設けられた高融点金属シリサイド膜又は高
    融点金属膜とから成る重ね膜であることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の半導体集積回路装置。 6、前記ベース引き出し電極を構成する前記多結晶シリ
    コン膜がp^+型の多結晶シリコン膜であり、前記ゲー
    ト電極を構成する前記多結晶シリコン膜がn^+型の多
    結晶シリコン膜であることを特徴とする特許請求の範囲
    第4項記載の半導体集積回路装置。 7、前記p^+型の多結晶シリコン膜からのp型不純物
    の拡散により前記バイポーラトランジスタの外部ベース
    領域が前記ベース引き出し電極に対して自己整合的に設
    けられていることを特徴とする特許請求の範囲第6項記
    載の半導体集積回路装置。 8、前記導体膜が高融点金属膜又は高融点金属シリサイ
    ド膜であることを特徴とする特許請求の範囲第3項記載
    の半導体集積回路装置。 9、前記半導体集積回路装置がスタチックRAM又はゲ
    ートアレイであることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の半導体集積回路装置。 10、バイポーラトランジスタとMISFETとを有す
    る半導体集積回路装置の製造方法であって、導体膜を全
    面に形成する工程と、前記導体膜をパターンニングする
    ことにより前記バイポーラトランジスタのベース引き出
    し電極と前記MISFETのゲート電極とを同時に形成
    する工程とを具備することを特徴とする半導体集積回路
    装置の製造方法。 11、前記ベース引き出し電極及び前記ゲート電極の上
    に絶縁膜を形成し、この絶縁膜を異方性エッチングする
    ことにより前記ベース引き出し電極及び前記ゲート電極
    の側面に絶縁物から成る側壁を形成するようにしたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第10項記載の半導体集積
    回路装置の製造方法。 12、不純物をドープした多結晶シリコン膜からの前記
    不純物の拡散により前記バイポーラトランジスタのエミ
    ッタ領域を前記側壁に対して自己整合的に形成するよう
    にしたことを特徴とする特許請求の範囲第11項記載の
    半導体集積回路装置の製造方法。 13、前記バイポーラトランジスタがnpn型バイポー
    ラトランジスタであり、前記MISFETがnチャネル
    MISFETとpチャネルMISFETとから成る相補
    型MISFETであることを特徴とする特許請求の範囲
    第10項記載の半導体集積回路装置の製造方法。 14、前記導体膜が多結晶シリコン膜であることを特徴
    とする特許請求の範囲第10項〜第13項のいずれか一
    項記載の半導体集積回路装置の製造方法。 15、前記導体膜が、多結晶シリコン膜と、この多結晶
    シリコン膜上に設けられた高融点金属シリサイド膜又は
    高融点金属膜とから成る重ね膜であることを特徴とする
    特許請求の範囲第10項記載の半導体集積回路装置の製
    造方法。 16、前記ベース引き出し電極を構成する前記多結晶シ
    リコン膜がp^+型の多結晶シリコン膜であり、前記ゲ
    ート電極を構成する前記多結晶シリコン膜がn^+型の
    多結晶シリコン膜であることを特徴とする特許請求の範
    囲第14項記載の半導体集積回路装置の製造方法。 17、前記p^+型の多結晶シリコン膜からのp型不純
    物の拡散により前記バイポーラトランジスタの外部ベー
    ス領域を前記ベース引き出し電極に対して自己整合的に
    形成するようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第
    16項記載の半導体集積回路装置の製造方法。 18、前記導体膜が高融点金属膜又は高融点金属シリサ
    イド膜であることを特徴とする特許請求の範囲第13項
    のいずれか一項記載の半導体集積回路装置の製造方法。 19、前記半導体集積回路装置がスタチックRAM又は
    ゲートアレイであることを特徴とする特許請求の範囲第
    10項のいずれか一項記載の半導体集積回路装置の製造
    方法。 20、バイポーラトランジスタと相補型MISFETと
    を有する半導体集積回路装置において、前記相補型MI
    SFETのnチャネルMISFETがn型ゲート電極で
    構成され、pチャネルMISFETがp型ゲート電極で
    構成されていることを特徴とする半導体集積回路装置。 21、前記nチャネルMISFET、pチャネルMIS
    FETの夫々のゲート電極は、多結晶珪素膜の単層又は
    その上層に高融点金属シリサイド膜を形成した複合膜で
    構成されていることを特徴とする特許請求の範囲第20
    項に記載の半導体集積回路装置。 22、前記nチャネルMISFETのゲート電極は、不
    純物が導入されていないか或は低不純物濃度の多結晶珪
    素膜にn型不純物を導入することで構成され、前記pチ
    ャネルMISFETのゲート電極は、前記多結晶珪素膜
    にp型不純物を導入することで構成されていることを特
    徴とする特許請求の範囲第21項に記載の半導体集積回
    路装置。 23、前記nチャネル、pチャネルMISFETの夫々
    は、基板側を基準とする、前記基板とゲート電極との仕
    事関係差を大きくするように構成されていることを特徴
    とする特許請求の範囲第20項記載の夫々の半導体集積
    回路装置。 24、バイポーラトランジスタと相補型MISFETと
    を有する半導体集積回路装置の製造方法において、前記
    バイポーラトランジスタのベース引出用電極、前記相補
    型MISFETのnチャネルMISFETの第1ゲート
    電極、pチャネルMISFETの第2ゲート電極の夫々
    を形成する領域を含む基板全面に、不純物の導入で導電
    型を制御できる導体膜を形成する工程と、核導体膜の第
    1又は第2ゲート電極の形成部分に選択的にn型又はp
    型不純物を導入すると共に、該導体膜のベース引出用電
    極、第2又は第1ゲート電極の夫々の形成部分に選択的
    にp型又はn型不純物を導入する工程と、該導体膜に所
    定のパターンニングを施し、n型の第1ゲート電極、p
    型又はn型のベース引出用電極及びp型の第2ゲート電
    極を形成する工程とを備えたことを特徴とする半導体集
    積回路装置の製造方法。 25、前記バイポーラトランジスタのベース引出用電極
    とpチャネル又はnチャネルMISFETの第2又は第
    1ゲート電極とは、同一製造工程で形成されていること
    を特徴とする特許請求の範囲第24項に記載の半導体集
    積回路装置の製造方法。 26、前記導体膜を形成する工程は、多結晶珪素膜の単
    層或はその上層に高融点金属シリサイド膜を形成した複
    合膜を形成する工程であることを特徴とする特許請求の
    範囲第24項記載の半導体集積回路装置の製造方法。 27、前記n型不純物、p型不純物の夫々を導入する工
    程は、不純物を拡散する或はイオン打込みで導入する工
    程であることを特徴とする特許請求の範囲第24項記載
    の夫々の半導体集積回路装置の製造方法。 28、前記SRAMのメモリセルに用いる高抵抗多結晶
    シリコン膜とバイポーラトランジスタのエミッタ電極は
    、同一の製造工程で形成された同一多結晶シリコン膜に
    より構成されていることを特徴とする特許請求の範囲第
    9項記載の半導体集積回路装置。 29、前記多結晶シリコンを増速酸化する工程により、
    前記多結晶シリコン膜の側部に、エミッタ領域を規定す
    るためのSiO_2からなるサイドウォールを形成する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第14項記載の半導体
    集積回路装置の製造方法。
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