JP2844976B2 - 電気加熱調理器 - Google Patents
電気加熱調理器Info
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- JP2844976B2 JP2844976B2 JP3184485A JP18448591A JP2844976B2 JP 2844976 B2 JP2844976 B2 JP 2844976B2 JP 3184485 A JP3184485 A JP 3184485A JP 18448591 A JP18448591 A JP 18448591A JP 2844976 B2 JP2844976 B2 JP 2844976B2
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は調理容器をのせ加熱する
部分に平面状のガラスを用い、熱源にハロゲンランプヒ
ータもしくはラジアントヒータをもちいた電気加熱調理
器に関する。
部分に平面状のガラスを用い、熱源にハロゲンランプヒ
ータもしくはラジアントヒータをもちいた電気加熱調理
器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の電気加熱調理器は図２、
図３に示すように、上部が開口した器具本体１と、この
器具本体１の開口部に設けられた耐熱ガラス２と、器具
本体１内に収納され、かつ耐熱ガラス２の下方に設けら
れたヒータユニット３と、このヒータユニット３で加熱
される耐熱ガラス２の温度を近似検出する温度検出器４
と、器具本体１内に収納され温度検出器４の検出信号を
受ける制御器５と、この制御器５により耐熱ガラス２を
通して発光する残熱表示部６とから構成されており、前
記残熱表示部６は表示ケース７と、その内部で点灯する
光源８と、警告表示パターン９を印刷し表示ケース７の
上部と耐熱ガラス２の裏面との間に設けられた表示板１
０とから構成されていた。運転時はヒータユニット３に
通電して発熱させ、耐熱ガラス２を介して調理容器１１
を加熱していた。運転停止時はヒータユニット３への通
電を停止させるが、耐熱ガラス２は残熱で温度が高いた
め、設定温度に降下し温度検出器４がオフになるまでの
間、制御器５が残熱表示部６を発光もしくは点滅させ
て、耐熱ガラス２に使用者が手を触れないように警告を
していた。
図３に示すように、上部が開口した器具本体１と、この
器具本体１の開口部に設けられた耐熱ガラス２と、器具
本体１内に収納され、かつ耐熱ガラス２の下方に設けら
れたヒータユニット３と、このヒータユニット３で加熱
される耐熱ガラス２の温度を近似検出する温度検出器４
と、器具本体１内に収納され温度検出器４の検出信号を
受ける制御器５と、この制御器５により耐熱ガラス２を
通して発光する残熱表示部６とから構成されており、前
記残熱表示部６は表示ケース７と、その内部で点灯する
光源８と、警告表示パターン９を印刷し表示ケース７の
上部と耐熱ガラス２の裏面との間に設けられた表示板１
０とから構成されていた。運転時はヒータユニット３に
通電して発熱させ、耐熱ガラス２を介して調理容器１１
を加熱していた。運転停止時はヒータユニット３への通
電を停止させるが、耐熱ガラス２は残熱で温度が高いた
め、設定温度に降下し温度検出器４がオフになるまでの
間、制御器５が残熱表示部６を発光もしくは点滅させ
て、耐熱ガラス２に使用者が手を触れないように警告を
していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、ヒータユニット３が運転を終了し、耐熱
ガラス２にまだ残熱がある場合残熱表示部６は点滅表示
をするが、使用者は斜め上方からこの残熱表示部６を見
ているため、光源８から出た光が表示板１０に印刷され
た警告表示パターン９を通過して使用者の眼に直接到達
しないことがあった。例えば、図３に示すように警告表
示パターン９の部分１２は光源８からはθ１の角度範囲
で通過し、それ以外の領域では直接到達する光は見えず
反射光がぼんやり見える程度である。また、警告表示パ
ターン９の部分１３も光源８からはθ２の角度範囲で通
過し、それ以外の領域では直接到達する光は見えず反射
光がぼんやり見える程度になる。しかもθ１とθ２とは
重複しないため、使用者が移動しても一方の部分しか直
接到達する光が見えないという場合もある。そこで、使
用者は誤って耐熱ガラス２に手を触れてやけどをすると
いう問題があった。
うな構成では、ヒータユニット３が運転を終了し、耐熱
ガラス２にまだ残熱がある場合残熱表示部６は点滅表示
をするが、使用者は斜め上方からこの残熱表示部６を見
ているため、光源８から出た光が表示板１０に印刷され
た警告表示パターン９を通過して使用者の眼に直接到達
しないことがあった。例えば、図３に示すように警告表
示パターン９の部分１２は光源８からはθ１の角度範囲
で通過し、それ以外の領域では直接到達する光は見えず
反射光がぼんやり見える程度である。また、警告表示パ
ターン９の部分１３も光源８からはθ２の角度範囲で通
過し、それ以外の領域では直接到達する光は見えず反射
光がぼんやり見える程度になる。しかもθ１とθ２とは
重複しないため、使用者が移動しても一方の部分しか直
接到達する光が見えないという場合もある。そこで、使
用者は誤って耐熱ガラス２に手を触れてやけどをすると
いう問題があった。
【０００４】本発明はかかる従来の問題点を解消するも
ので、耐熱ガラスに残熱がある場合、使用者にとって残
熱表示部がわかりやすい動作をし誤って耐熱ガラスに手
を触れてやけどをするという問題を解消することを目的
とする。
ので、耐熱ガラスに残熱がある場合、使用者にとって残
熱表示部がわかりやすい動作をし誤って耐熱ガラスに手
を触れてやけどをするという問題を解消することを目的
とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明の電気加熱調理器は器具本体内に収納され
た表示ケースと、その内部で点灯する光源と、前記耐熱
ガラス裏面と近接する面を警告パターンの印刷面、反対
面は光源からの光を散乱させるための光散乱面とし、表
示ケースと前記耐熱ガラスとの間に設ける表示板とから
残熱表示部を構成したものである。
めに、本発明の電気加熱調理器は器具本体内に収納され
た表示ケースと、その内部で点灯する光源と、前記耐熱
ガラス裏面と近接する面を警告パターンの印刷面、反対
面は光源からの光を散乱させるための光散乱面とし、表
示ケースと前記耐熱ガラスとの間に設ける表示板とから
残熱表示部を構成したものである。
【０００６】
【作用】本発明は、上記構成により後述の作用を有す
る。すなわち、耐熱ガラスに残熱がある場合、温度検出
器の検出信号により残熱表示部の光源が点灯するが光は
表示板の光散乱面で散乱されるため、警告表示パターン
の印刷面の光透過部と耐熱ガラスをあらゆる角度で通過
するため残熱表示部を斜め上方方向より見る使用者に
も、光が直接到達しはっきりと見えることになる。そこ
で、誤って耐熱ガラスに手を触れてやけどをするという
問題が解消できる。
る。すなわち、耐熱ガラスに残熱がある場合、温度検出
器の検出信号により残熱表示部の光源が点灯するが光は
表示板の光散乱面で散乱されるため、警告表示パターン
の印刷面の光透過部と耐熱ガラスをあらゆる角度で通過
するため残熱表示部を斜め上方方向より見る使用者に
も、光が直接到達しはっきりと見えることになる。そこ
で、誤って耐熱ガラスに手を触れてやけどをするという
問題が解消できる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１にもとずいて
説明する。
説明する。
【０００８】図１において、表示板１０Ａは耐熱ガラス
２の裏面と近接する面を警告表示パターン９の印刷面、
反対面を光散乱面１４とし、表示ケース７と耐熱ガラス
２との間に設けられている。
２の裏面と近接する面を警告表示パターン９の印刷面、
反対面を光散乱面１４とし、表示ケース７と耐熱ガラス
２との間に設けられている。
【０００９】上記構成において、耐熱ガラス２に残熱が
ある場合、温度検出器４の検出信号により制御器５が残
熱表示部６の光源８を点灯させる。そして光源８から出
た光は表示板１０Ａの光散乱面１４で散乱されるため、
表面に印刷された警告パターン９の光透過部と耐熱ガラ
ス２とを光はあらゆる角度で通過する。例えば、警告表
示パターン９の部分１２はθ３の角度範囲で通過して斜
め上方の使用者の眼にも直接到達しはっきり見える。ま
た、警告表示パターン９の部分も１３もθ４の角度範囲
で通過し、使用者に直接到達するため、はっきり見える
ことになる。そしてθ３とθ４とは重複しているため、
斜め上方でみる使用者にも警告表示パターン９の全体が
はっきり見えることになる。そこで、誤って耐熱ガラス
２に手を触れてやけどをするという問題が解消できる。
ある場合、温度検出器４の検出信号により制御器５が残
熱表示部６の光源８を点灯させる。そして光源８から出
た光は表示板１０Ａの光散乱面１４で散乱されるため、
表面に印刷された警告パターン９の光透過部と耐熱ガラ
ス２とを光はあらゆる角度で通過する。例えば、警告表
示パターン９の部分１２はθ３の角度範囲で通過して斜
め上方の使用者の眼にも直接到達しはっきり見える。ま
た、警告表示パターン９の部分も１３もθ４の角度範囲
で通過し、使用者に直接到達するため、はっきり見える
ことになる。そしてθ３とθ４とは重複しているため、
斜め上方でみる使用者にも警告表示パターン９の全体が
はっきり見えることになる。そこで、誤って耐熱ガラス
２に手を触れてやけどをするという問題が解消できる。
【００１０】
【発明の効果】以上のように本発明は、残熱表示部の表
示板を耐熱ガラス裏面と近接する面を警告パターンの印
刷面、反対面は光源からの光を散乱させるための光散乱
面としたことで、耐熱ガラスに残熱がある場合、温度制
御器の検出信号により残熱表示部の光源が点灯するが、
光は表示板の裏面で散乱され、表面に印刷された警告パ
ターンの光透過部と耐熱ガラスとを光はあらゆる角度で
分散して通過し、残熱表示部の警告表示パターンを斜め
方向よりみる使用者にも直接到達してはっきり見えるこ
とになる。そこで、誤って耐熱ガラスに手を触れてやけ
どをするという問題を解消できる効果がある。
示板を耐熱ガラス裏面と近接する面を警告パターンの印
刷面、反対面は光源からの光を散乱させるための光散乱
面としたことで、耐熱ガラスに残熱がある場合、温度制
御器の検出信号により残熱表示部の光源が点灯するが、
光は表示板の裏面で散乱され、表面に印刷された警告パ
ターンの光透過部と耐熱ガラスとを光はあらゆる角度で
分散して通過し、残熱表示部の警告表示パターンを斜め
方向よりみる使用者にも直接到達してはっきり見えるこ
とになる。そこで、誤って耐熱ガラスに手を触れてやけ
どをするという問題を解消できる効果がある。
【図１】本発明の一実施例の電気加熱調理器の残熱表示
部の断面図
部の断面図
【図２】従来の電気加熱調理器の斜視図
【図３】従来の電気加熱調理器の残熱表示部の断面図
１ 器具本体 ２ 耐熱ガラス ３ ヒータユニット ４ 温度検出器 ６ 残熱表示部 ７ 表示ケース ８ 光源 ９ 警告表示パターン １０Ａ 表示板 １４ 光散乱面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平３−84324（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−263520（ＪＰ，Ａ) 実開 昭62−25900（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) F24C 7/04 - 7/06 F24C 7/08 350
Claims (1)
- 【請求項１】上部に調理容器が載置される耐熱ガラス
と、この耐熱ガラスを上部開口部に設置する器具本体
と、この器具本体内に収納されかつ前記耐熱ガラスとの
間に設けられたヒータユニットと、このヒータユニット
の運転により前記耐熱ガラスの温度が上昇すると運転停
止後も設定温度に降下するまでの間、残熱を警告表示す
る残熱表示部とより構成され、かつこの残熱表示部は前
記器具本体内に収納された表示ケースと、その内部で点
灯する光源と、前記耐熱ガラス裏面と近接する面を警告
表示パターンの印刷面、反対面は光源からの光を散乱さ
せるための光散乱面とし、前記表示ケースと前記耐熱ガ
ラスとの間に設けられた表示板とからなる電気加熱調理
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3184485A JP2844976B2 (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | 電気加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3184485A JP2844976B2 (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | 電気加熱調理器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0533947A JPH0533947A (ja) | 1993-02-09 |
| JP2844976B2 true JP2844976B2 (ja) | 1999-01-13 |
Family
ID=16154006
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3184485A Expired - Fee Related JP2844976B2 (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | 電気加熱調理器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2844976B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4424847B4 (de) * | 1994-07-14 | 2004-07-29 | Schott Glas | Einrichtung zur Anzeige von Informationen und von Betriebszuständen an Kochgeräten |
| DE102004061305A1 (de) * | 2004-12-20 | 2006-06-22 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Haushaltsgerät mit einem Anzeigeelement |
| JP5326356B2 (ja) * | 2008-05-21 | 2013-10-30 | パナソニック株式会社 | 加熱調理器 |
| CN102474918B (zh) * | 2009-07-24 | 2013-06-19 | 松下电器产业株式会社 | 加热烹调器 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6225900U (ja) * | 1985-07-30 | 1987-02-17 | ||
| JP2790487B2 (ja) * | 1989-08-28 | 1998-08-27 | 松下電器産業株式会社 | 調理器の残熱表示装置 |
-
1991
- 1991-07-24 JP JP3184485A patent/JP2844976B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0533947A (ja) | 1993-02-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081030 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091030 Year of fee payment: 11 |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |