JP2822608B2 - 調理器の残熱表示装置 - Google Patents
調理器の残熱表示装置Info
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- JP2822608B2 JP2822608B2 JP2147836A JP14783690A JP2822608B2 JP 2822608 B2 JP2822608 B2 JP 2822608B2 JP 2147836 A JP2147836 A JP 2147836A JP 14783690 A JP14783690 A JP 14783690A JP 2822608 B2 JP2822608 B2 JP 2822608B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は耐熱板により、上面の加熱面を形成した調理
器具本体内の残熱を検知して表示する調理器の残熱表示
装置に関する。
器具本体内の残熱を検知して表示する調理器の残熱表示
装置に関する。
従来の技術 従来この種の調理器としては、第4図(a)〜(c)
に示すように、器具本体1の上部開口部3に耐熱ガラス
板2を取付け、器具本体1内にハロゲンランプなどの熱
源4を配設したコンロ部5を複数個設けている。そし
て、第4図(b)に示すように器具本体1内でコンロ部
5と離れた位置の中央手前にLEDランプなどの発光部7
を集中して配設した残熱表示部6をコンロ部5の数に応
じて設けていた。あるいは、第4図(c)に示すように
器具本体1内の中央手前に代表してひとつだけ設ける構
成となっていた。そして、コンロ部5が高温か低温かつ
まり、耐熱ガラス板2が高温か低温か(残熱の有無)
は、残熱表示部6に設けたLEDランプなどの発光部7を
点滅させ、前記残熱表示器10を点滅させることにより判
別していた。
に示すように、器具本体1の上部開口部3に耐熱ガラス
板2を取付け、器具本体1内にハロゲンランプなどの熱
源4を配設したコンロ部5を複数個設けている。そし
て、第4図(b)に示すように器具本体1内でコンロ部
5と離れた位置の中央手前にLEDランプなどの発光部7
を集中して配設した残熱表示部6をコンロ部5の数に応
じて設けていた。あるいは、第4図(c)に示すように
器具本体1内の中央手前に代表してひとつだけ設ける構
成となっていた。そして、コンロ部5が高温か低温かつ
まり、耐熱ガラス板2が高温か低温か(残熱の有無)
は、残熱表示部6に設けたLEDランプなどの発光部7を
点滅させ、前記残熱表示器10を点滅させることにより判
別していた。
発明が解決しようとする課題 このような従来の構成ではコンロ部5の位置より離れ
た位置に残熱表示部6があることと、小さい直径の残熱
表示器10がランプなどの発光部より赤色に照らすだけで
あり、注意して確認しないと使いなれていない人には判
別しにくいという課題があった。その結果、調理器を使
用していた人が表示に気が付かず、うっかりして耐熱ガ
ラス板2に手を触れて火傷したり、日頃調理器をあまり
使用しない人が気が付かずに耐熱ガラス板2に手を触れ
て火傷することがあった。
た位置に残熱表示部6があることと、小さい直径の残熱
表示器10がランプなどの発光部より赤色に照らすだけで
あり、注意して確認しないと使いなれていない人には判
別しにくいという課題があった。その結果、調理器を使
用していた人が表示に気が付かず、うっかりして耐熱ガ
ラス板2に手を触れて火傷したり、日頃調理器をあまり
使用しない人が気が付かずに耐熱ガラス板2に手を触れ
て火傷することがあった。
本発明はこのような課題を解決するもので、表示ゾー
ンを大きくすることと、表示内容も注意を喚起すること
ができる内容の文字にして、耐熱ガラス板の高温を明示
し、耐熱状態の判別を容易にすることを目的とするもの
である。
ンを大きくすることと、表示内容も注意を喚起すること
ができる内容の文字にして、耐熱ガラス板の高温を明示
し、耐熱状態の判別を容易にすることを目的とするもの
である。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明の調理器の残熱表
示装置は、表示ゾーンを備えた耐熱ガラスと、前記耐熱
ガラスの下に複数のコンロ部と、残熱表示部とを備え、
前記残熱表示部は注意を喚起する文字を描いたプレート
と前記プレートの下部に発光部を備えたランプハウスに
て構成し、前記複数のコンロ部の中間部に配設するとと
もに、前記プレートを前記表示ゾーンのある耐熱ガラス
の裏面に近接配設させ、前記耐熱ガラス越しに文字を表
示するものである。
示装置は、表示ゾーンを備えた耐熱ガラスと、前記耐熱
ガラスの下に複数のコンロ部と、残熱表示部とを備え、
前記残熱表示部は注意を喚起する文字を描いたプレート
と前記プレートの下部に発光部を備えたランプハウスに
て構成し、前記複数のコンロ部の中間部に配設するとと
もに、前記プレートを前記表示ゾーンのある耐熱ガラス
の裏面に近接配設させ、前記耐熱ガラス越しに文字を表
示するものである。
作用 この構成によりコンロ部の温度が高い場合に、残熱表
示部に設けたミニランプなどの点滅により発光部が点滅
し、手が触れないように注意を喚起するための文字が耐
熱ガラス板の残熱表示器に明示されることにより耐熱ガ
ラス板の残熱状態が即座に判る。
示部に設けたミニランプなどの点滅により発光部が点滅
し、手が触れないように注意を喚起するための文字が耐
熱ガラス板の残熱表示器に明示されることにより耐熱ガ
ラス板の残熱状態が即座に判る。
つぎに、所定の温度以下となるとコンロ部内に設けた
温度センサ(図示せず)がコンロ部の温度を検知し、ミ
ニランプなどを用いた発光部7,13への通電を停止し、手
が触れないように注意を喚起する文字の明示が解除され
ることになる。
温度センサ(図示せず)がコンロ部の温度を検知し、ミ
ニランプなどを用いた発光部7,13への通電を停止し、手
が触れないように注意を喚起する文字の明示が解除され
ることになる。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面第1図〜第3図を
用いて説明する。なお第4図と同一部材には同一符号を
付して説明を省略する。
用いて説明する。なお第4図と同一部材には同一符号を
付して説明を省略する。
第1図(b)に示すように器具本体1の上面開口部3
に耐熱ガラス板2を取付けると共に、器具本体1内にハ
ロゲンランプなどを用いた熱源4を有するコンロ部5を
第1図(a)に示すように3個設けている。
に耐熱ガラス板2を取付けると共に、器具本体1内にハ
ロゲンランプなどを用いた熱源4を有するコンロ部5を
第1図(a)に示すように3個設けている。
残熱表示器10を大きくして判別を容易にするために設
けた大型の残熱表示部6は、下方よりミニランプなどを
用いた発光部7、高温の残熱部に触れないように注意を
喚起する文字を描いたガラスプレート8、耐熱ガラス板
2の順に配設し、発光部7とガラスプレート8とランプ
ハウス9により残熱表示部6を構成している。
けた大型の残熱表示部6は、下方よりミニランプなどを
用いた発光部7、高温の残熱部に触れないように注意を
喚起する文字を描いたガラスプレート8、耐熱ガラス板
2の順に配設し、発光部7とガラスプレート8とランプ
ハウス9により残熱表示部6を構成している。
残熱表示部6は、第2図(a)に示すように、残熱表
示器10にガラス,あつい,ヤケドという文字を描いたも
のとし、注意を喚起するものである。
示器10にガラス,あつい,ヤケドという文字を描いたも
のとし、注意を喚起するものである。
このような構成の調理器において、コンロ部5内に配
設した熱源4に通電していない状態、つまり、コンロ部
5の温度が低い状態では、残熱表示部6の発光部7は点
灯せず、ガラスプレート8の文字は見えないようになっ
ている。一方、コンロ部5内に配設したハロゲンランプ
などを用いた熱源4に通電し、所定の印加電圧を加える
ことにより、ハロゲンランプなどの熱源4が所定の温度
に達し、耐熱ガラス板2を介して被加熱体(図示せず)
に熱伝達される。このようにして調理加熱を終え、コン
ロ部5の熱源4への通電を停止すると、コンロ部5はな
お高温状態にある。コンロ部5の残熱温度をコンロ部5
内に設けた温度センサ(図示せず)が検知し、残熱表示
部6に設けたミニランプなどの発光部7に通電され、第
3図(b)に示すようにガラスプレート8の文字が赤色
で残熱表示器10に明示される。この時、ランプ7を点滅
させることでより視認し易くなる。
設した熱源4に通電していない状態、つまり、コンロ部
5の温度が低い状態では、残熱表示部6の発光部7は点
灯せず、ガラスプレート8の文字は見えないようになっ
ている。一方、コンロ部5内に配設したハロゲンランプ
などを用いた熱源4に通電し、所定の印加電圧を加える
ことにより、ハロゲンランプなどの熱源4が所定の温度
に達し、耐熱ガラス板2を介して被加熱体(図示せず)
に熱伝達される。このようにして調理加熱を終え、コン
ロ部5の熱源4への通電を停止すると、コンロ部5はな
お高温状態にある。コンロ部5の残熱温度をコンロ部5
内に設けた温度センサ(図示せず)が検知し、残熱表示
部6に設けたミニランプなどの発光部7に通電され、第
3図(b)に示すようにガラスプレート8の文字が赤色
で残熱表示器10に明示される。この時、ランプ7を点滅
させることでより視認し易くなる。
また、第3図(a)や第3図(b)に示すように耐熱
ガラス板2のコンロ部5の中間の広い空間部に残熱表示
部6を構成することにより、大きい残熱表示器10にする
ことができる。そして、時間が経ち温度が低下して、使
用者が触れても火傷しない温度以下になると、前記温度
センサ(図示せず)が温度を検知し、残熱表示部6に設
けたミニランプなどの発光部7,13が消灯しオフとなる。
表示としては第3図(a)に示すように、残熱表示部10
の文字は消滅し、安全の報知する。
ガラス板2のコンロ部5の中間の広い空間部に残熱表示
部6を構成することにより、大きい残熱表示器10にする
ことができる。そして、時間が経ち温度が低下して、使
用者が触れても火傷しない温度以下になると、前記温度
センサ(図示せず)が温度を検知し、残熱表示部6に設
けたミニランプなどの発光部7,13が消灯しオフとなる。
表示としては第3図(a)に示すように、残熱表示部10
の文字は消滅し、安全の報知する。
なお、注意を喚起するための文字としては第2図
(b)に別の例を示す。
(b)に別の例を示す。
発明の効果 以上のように本発明によれば次の効果が得られる。
(1)残熱表示部は注意を喚起する文字を描いたプレー
トを耐熱ガラスの裏面に近接させ、ランプハウス構成と
した発光部よりの光にて前記注意を喚起する文字を耐熱
ガラスを透過させ赤色にて大きく且つ、明るく表示され
るために大変判りやすい。
トを耐熱ガラスの裏面に近接させ、ランプハウス構成と
した発光部よりの光にて前記注意を喚起する文字を耐熱
ガラスを透過させ赤色にて大きく且つ、明るく表示され
るために大変判りやすい。
(2)未使用時および、耐熱ガラスの温度が低い時は注
意を喚起する文字が全く見えなくて加熱時または、加熱
後、耐熱ガラスの温度が高い時に突然注意を喚起する文
字が赤色にて表示されるためにより注意が喚起できる。
意を喚起する文字が全く見えなくて加熱時または、加熱
後、耐熱ガラスの温度が高い時に突然注意を喚起する文
字が赤色にて表示されるためにより注意が喚起できる。
(3)ランプハウス構成とした発光部よりの光にて前記
注意を喚起する文字を耐熱ガラスを透過させ赤色にて明
示するために、表示ゾーンを大きくすることが可能であ
り判りやすい。
注意を喚起する文字を耐熱ガラスを透過させ赤色にて明
示するために、表示ゾーンを大きくすることが可能であ
り判りやすい。
第1図(a)は本発明の一実施例の調理器の残熱表示装
置平面図、同図(b)は同断面図、第2図(a)は同残
熱表示器の正面図、同図(b)は他の残熱表示器を示す
正面図、第3図(a)は同耐熱ガラス板の温度が低い場
合を示す平面図、第3図(b)は同耐熱ガラスの一部の
温度が高い場合に示す平面図、第4図(a)は従来例の
側断面図、同図(b)は従来例の平面図、同図(c)は
他の従来例の平面図である。 1……器具本体、2……耐熱ガラス板、4……熱源、5
……コンロ部、6……残熱表示部、7……発光部、8…
…ガラスプレート、9……ランプハウス、10……残熱表
示器。
置平面図、同図(b)は同断面図、第2図(a)は同残
熱表示器の正面図、同図(b)は他の残熱表示器を示す
正面図、第3図(a)は同耐熱ガラス板の温度が低い場
合を示す平面図、第3図(b)は同耐熱ガラスの一部の
温度が高い場合に示す平面図、第4図(a)は従来例の
側断面図、同図(b)は従来例の平面図、同図(c)は
他の従来例の平面図である。 1……器具本体、2……耐熱ガラス板、4……熱源、5
……コンロ部、6……残熱表示部、7……発光部、8…
…ガラスプレート、9……ランプハウス、10……残熱表
示器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−30992(JP,U) 実開 昭56−74620(JP,U) 実開 昭61−192721(JP,U) 実開 昭62−67489(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24C 7/04 - 7/06 F24C 7/08 350
Claims (1)
- 【請求項1】表示ゾーンを備えた耐熱ガラスと、前記耐
熱ガラスの下に設けた複数のコンロ部と、残熱表示部と
を備え、前記残熱表示部は注意を喚起する文字を描いた
プレートと前記プレートの下部に発光部を備えたランプ
ハウスにて構成し、前記複数のコンロ部の中間部に配設
するとともに、前記プレートを前記表示ゾーンのある耐
熱ガラスの裏面に近接配設させ、前記耐熱ガラス越しに
文字を表示する構成とした調理器の残熱表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2147836A JP2822608B2 (ja) | 1990-06-06 | 1990-06-06 | 調理器の残熱表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2147836A JP2822608B2 (ja) | 1990-06-06 | 1990-06-06 | 調理器の残熱表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0439525A JPH0439525A (ja) | 1992-02-10 |
JP2822608B2 true JP2822608B2 (ja) | 1998-11-11 |
Family
ID=15439351
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2147836A Expired - Fee Related JP2822608B2 (ja) | 1990-06-06 | 1990-06-06 | 調理器の残熱表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2822608B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011096589A (ja) * | 2009-11-02 | 2011-05-12 | Mitsubishi Electric Corp | 加熱調理器 |
JP7219730B2 (ja) * | 2020-01-22 | 2023-02-08 | 俊雄 野口 | 電磁調理器 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS607630Y2 (ja) * | 1979-11-10 | 1985-03-14 | タイガー魔法瓶株式会社 | 電気調理器 |
JPS60192721U (ja) * | 1984-05-31 | 1985-12-21 | 三洋電機株式会社 | プレ−ト式調理器 |
-
1990
- 1990-06-06 JP JP2147836A patent/JP2822608B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0439525A (ja) | 1992-02-10 |
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Legal Events
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