JP2853287B2 - 調理器の残熱表示装置 - Google Patents

調理器の残熱表示装置

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JP2853287B2 JP2180850A JP18085090A JP2853287B2 JP 2853287 B2 JP2853287 B2 JP 2853287B2 JP 2180850 A JP2180850 A JP 2180850A JP 18085090 A JP18085090 A JP 18085090A JP 2853287 B2 JP2853287 B2 JP 2853287B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は調理器の残熱表示装置に関するものである。
従来の技術 従来この種の調理器としては、第5図に示すように器
具本体1の上部開口部3に耐熱ガラス2を取付け、器具
本体1内にハロゲンランプの熱源4を配設した複数個の
コンロ部5,5A及び5B(但しコンロ部5Bは図示せず)設け
ている。また器具本体1内にはLEDランプを発光部7と
して配設した残熱表示部6をコンロ部5の数に応じて設
けている。上記構成においてコンロ部5が高温か低温
か、つまり、耐熱ガラス2に残熱があるかないかのは別
は残熱表示部6に設けた発光部7であるLEDランプをオ
ンオフさせ、耐熱ガラス2に設けた表示ゾーン10を点滅
させることによりおこなっていた。すなわち第5図にお
いて複数のコンロ部に通電して調理中の状態より、左側
のコンロ部5の使用を終え、通電を解除すると耐熱ガラ
ス2には使用直後なので残熱がある。従って、表示ゾー
ン10の左側が点滅表示する。また、同様に右側のコンロ
部5Aを使用していたのをやめ通電を解除すると使用直後
の耐熱ガラス2には残熱があるので、表示ゾーン10Aが
点滅することになる。さらに、中央のコンロ部も同様な
ことになると中央の表示ゾーン10Bが点滅するように制
御されるものである。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、このような構成ではコンロ部5の位置
より離れた位置に残熱表示部6と表示ゾーン10があるこ
と、さらに、小さい表示ゾーン10が発光部7であるLED
ランプにて赤色に照らされるだけであり、よく確認しな
いと判別しにくいという課題があった。その結果、うっ
かりして耐熱ガラス2に手を触れて火傷する危険性があ
った。表示ゾーン10の合図を大きくかつこの表示ゾーン
10に注意を喚起するマークが表示されるように改善する
手段が考えられる。しかしながら、耐熱ガラス2を介し
て表示されるので、この耐熱ガラス2の透過率が表示さ
れるマークの鮮明度合に影響する。したがって、最善の
表示手段を考えないと折角表示していても、鮮明さに欠
けて見にくくなり、表示効果が半減するものである。
本発明の調理器の残熱表示装置は残熱がある時に限っ
て注意を喚起するマークが鮮明に表示されることを目的
としたものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明の調理器の残熱表
示装置は、被加熱物を載置する耐熱ガラスは上面がフラ
ットで下面に直径の小さい凹凸部を備えたものであっ
て、前記耐熱ガラスの下部に設けられ前記被加熱物を加
熱する熱源と、前記耐熱ガラスに残熱があって前記耐熱
ガラスの温度が所定温度以上であることを表示する残熱
表示部とを備え、前記残熱表示部は注意を喚起するマー
クが描かれたプレートと、前記マークに投射する発光部
とから成る構成とした。
また、残熱表示部の注意を喚起するマークを描いたプ
レートは手形の絵を細い線にて白抜きとし×印の模様を
太い線にて白抜きとする構成とした。
また、残熱表示部の注意を喚起するマークを描いたプ
レートは手形の絵を細い線にて白抜きとし×印の模様の
線の中央部を黒色としその外周部を細い線にて白抜きす
る構成とした。
また、残熱表示部の注意を喚起するマークを描いたプ
レートは全体を白色とし手形の絵と×印の模様を黒抜き
とする構成とした。
作用 本発明の調理器の残熱表示装置は、上記構成により調
理器の使用後に残熱がある場合に、耐熱ガラスの直径の
小さい凹凸部分に陰が生じ注意喚起マークが見にくくな
らないようにすることができ、判りやすく注意が喚起し
易いものとすることができる。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明す
る。なお、第5図と同一部材には同一符号を付してい
る。
第1図〜第4図において器具本体1の上面開口部3に
耐熱ガラス2を取付けると共に、器具本体1内にハロゲ
ンランプの熱源4を有するコンロ部を3個設けている
(以下第1図において左下のコンロ部をコンロ部5とし
て説明する。)コンロ部5の近傍に設けた残熱表示部6
は下方より発光部7、手などが触れないように注意を喚
起するマークを描いたプレート8、耐熱ガラス2の順に
配設され、そして、発光部7とプレート8はランプハウ
ス9内に装着されている。なお、コンロ部5に対応する
残熱表示部6等はそれぞれ3個づつ設けられており、以
下その1個を代表として説明する。プレート8には第2
図(a),(b),(c)にそれぞれ示すように手形の
絵に×の模様を加えたマークが描かれている。そして第
2図(a)の場合のマークはプレート8の上面全体を黒
色にし、その中に手形の絵を白抜きにして挿入するとと
もに、さらにこの上に重ねて太目の線で×印の模様が白
抜きにして挿入されたものである。また耐熱ガラスの表
示ゾーン10は大き目のサイズにして見易くしている。次
に上記構成における使用状態に応じた残熱表示部6の表
示内容について動作説明する。
(1) 残熱が無い状態 コンロ部5の温度が低く残熱表示部6の発光部7はオ
フ状態にしてあり、耐熱ガラス2の表示ゾーン10にはマ
ークは表示されていない。つまり、第3図(a)に示す
通りである。
(2) 残熱がある状態 コンロ部5内に配設したハロゲンランプの熱源4に所
定の印加電圧が加えられると熱源4は高温となり耐熱ガ
ラス2を介して耐熱ガラス2の上に置いた(図示せず)
被加熱体(鍋等)に熱を伝達し加熱する。この状態では
残熱表示部6の発光部7はオフ状態にある。これは、加
熱ゾーン11上に被加熱体が乗っているので、加熱ゾーン
11に手を触れる心配が無いためである。しかる後に、調
理加熱を終えコンロ部5の熱源4への通電を解除する
と、コンロ部5が高温状態にあるので、残熱表示部6の
発光部7に通電され第3図(b)の表示ゾーン10に、プ
レート8の手形と×印のマークが赤色にて点滅明示され
る。
以上の動作は、コンロ部5内に設けた温度センサ(図
示せず)にて制御されるもので、所定の温度以上にて残
熱表示部6を点滅させ所定の温度以下で消灯するもので
ある。
動作については上記の通りであるが、注意を喚起する
ための手形と×印のマークは一般的に印刷物などによく
紹介されているものである。しかしながら、これを調理
器の耐熱ガラス2面にこのマークを表示するとなると次
の課題を乗り越える工夫が必要である。
(1) 耐熱ガラス2の一方の面はフラットであるが、
他方の面には直径の小さい凹凸部がある(第4図
(b),(c)に示す)。これは、ガラスの表裏を明示
することと、下部に設けるハロゲンランプの光が放射す
る光を拡散させるためである。
(2) 耐熱ガラスの下部に位置するコンロ部5の熱源
として用いているハロゲンランプは色温度が最高3000゜
kまで達するものであり、波長としては1μ弱である。
このために、耐熱ガラス2はハロゲンランプの放射する
光の透過を良くするために波長が1μ弱のところにピー
クがくるように作られている。従って、波長の小さい、
温度の低い場合は透過しにくいものとなる。また、ハロ
ゲンランプの放射する光を人間の目で直接見るとまばゆ
いものであり、これを少しでも緩和するために耐熱ガラ
ス2に色をつけ、目に対する悪影響の度合を少なくして
いる。したがって、耐熱ガラス2上の表示ゾーン10に表
示されるプレート8のマークは、発光部7が極めて明る
い光でないと耐熱ガラスの凹凸の部分に陰が生じマーク
が見にくくなるものである。
以上のことから、発光部7によってマークや文字を赤
色にて表示する時に、より判り易くするためにマークの
表示方法を工夫し、一層注意が喚起できるようにする必
要がある。以下、マークの表示手段を第2図(a),
(b),(c)のそれぞれに基づいて説明する。
(1) 第2図(a)の場合はプレート8上面全体を黒
色とし、その中の手形の絵を細い線にて白抜きとしてい
る。さらに×印の模様を太い線にて白抜きとしたもので
あり、プレート8の下部に設けられた発光部7によっ
て、この手形と太い×印のマークが赤色で鮮明に表示ゾ
ーン10に表示される。
(2) 第2図(b)の場合はプレート8上面全体を黒
色とし、その中の手形の絵を細い線にて白抜きとしてい
る。そして×印模様の線の中央部を黒色とし、その外周
部を細い線にて白抜きとしたもので、(1)の場合と同
様にこの手形と×印の外周のマークが赤色で鮮明に表示
ゾーン10に表示される。
(3)第2図(c)の場合は、プレート8上面全体を白
色とし、その中の手形の絵と×印の模様を黒抜きにした
もので、前述(1),(2)の場合と同様にこのマーク
全体が赤色でマークが黒色にて鮮明に表示ゾーン10に表
示される。
以上のようなマークの表示手段によれば、発光部7の
ランプの波長が1μより小さく、ハロゲンランプほど明
るい光ではない場合でも、注意を喚起するマークが、耐
熱ガラス2の表示ゾーン10に鮮明に表示できるものであ
る。
発明の効果 以上のように本発明によれば次の効果が得られる。
(1)プレートに描いた手を模した形と×印を重ね書き
した注意喚起マークを発光部の光にて表示し、上部の耐
熱ガラスを透過させ赤色にて表示するもので、耐熱ガラ
スの直径の小さい凹凸部分に陰が生じ注意喚起マークが
見にくくならないように、手形と×印の絵の描き方を工
夫したもので、(a)プートは手形の絵を細い線にて白
抜きとし×印の模様を太い線にて白抜きとしたもの
(b)プレートは手形の絵を細い線にて白抜きとし×印
の模様の線の中央部を黒色としその外周部を細い線にて
白抜きとしたもの(c)プレートは全体を白色とし手形
の絵と×印の模様を黒抜きとしたものである。
これらにより、はっきりと明示できるために耐熱ガラ
スの下面に直径の小さい凹凸部があるものの、判りやす
く注意が喚起し易いものである。
(2)耐熱ガラスの下部に残熱表示部を備えたもので、
前記残熱表示部は手を模した形と×印を重ね書きした注
意喚起マークを描いたプレートにて表示する構成であ
り、液晶などに比べて実現手段としては低コストである
ことと、調理器を長年使用していても注意を喚起する表
示マークが何時までも明るく、明瞭に維持できるもので
ある。
(3)耐熱ガラスは表示ゾーンのみを明示し、注意を喚
起するための文字およびマークなどを表示していない。
従って、未使用時および、耐熱ガラスの温度が低い時は
注意喚起マークが全く見えなくて、加熱時または、加熱
直後の耐熱ガラスの温度が高い時に突然注意喚起マーク
が赤色にて表示されるため、より注意が喚起できる
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の一実施例を示す調理器の残熱表
示装置の平面図、第1図(b)は同装置の側面断面図、
第2図(a),(b),(c)はそれぞれ同装置の残熱
表示部のプレートに描かれた注意を喚起する表示マーク
の平面図、第3図(a)は同装置の残熱がない場合を示
す平面図、第3図(b)は同装置の残熱が一部のコンロ
部にある場合を示す平面図、第4図(a)は同装置の耐
熱ガラスの断面位置を示す平面図、第4図(b)は第4
図(a)における耐熱ガラスのA−A′線断面図、第5
図(a)は従来の調理器の残熱表示装置の平面図、第5
図(b)は従来の同装置の側面断面図を示す。 2……耐熱ガラス、4……熱源、6……残熱表示部、7
……発光部、8……プレート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭60−192721(JP,U) 実開 昭56−74620(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24C 7/04 301 F24C 7/08 350

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被加熱物を載置する上面がフラットで下面
    に直径の小さい凹凸部を有する耐熱ガラスと、前記耐熱
    ガラスの下部に設けられ前記被加熱物を加熱する熱源
    と、前記耐熱ガラスに残熱があって前記耐熱ガラスの温
    度が所定温度以上であることを表示する残熱表示部とを
    備え、前記残熱表示部は注意を喚起するマークが描かれ
    たプレートと、前記マークに投射する発光部とから成る
    調理器の残熱表示装置。
  2. 【請求項2】残熱表示部の注意を喚起するマークを描い
    たプレートは手形の絵を細い線にて白抜きとし×印の模
    様を太い線にて白抜きとした請求項1記載の調理器の残
    熱表示装置。
  3. 【請求項3】残熱表示部の注意を喚起するマークを描い
    たプレートは手形の絵を細い線にて白抜きとし×印の模
    様の線の中央部を黒色としその外周部を細い線にて白抜
    きとした請求項1記載の調理器の残熱表示装置。
  4. 【請求項4】残熱表示部の注意を喚起するマークを描い
    たプレートは全体を白色とし手形の絵と×印の模様を黒
    抜きとした請求項1記載の調理器の残熱表示装置。
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