JP2790487B2 - 調理器の残熱表示装置 - Google Patents

調理器の残熱表示装置

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JP2790487B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はたとえば耐熱ガラスにて上面の加熱面を形成
した器具本体内に残熱表示装置を備えた調理器に関する
ものである。
従来の技術 従来この種の調理器としては、第4図(a)、
(b)、(c)に示すように、器具本体1の上部開口部
3に耐熱ガラス2を取付け、器具本体1内にハロゲンラ
ンプ等の熱源4を配設したコンロ部5を複数個設けてい
る。そして器具本体1内の端部にLEDランプ等の発光部
7を配設した残熱表示部6をコンロ部5の数に応じて設
けている。または、器具本体1内の中央手前に代表して
ひとつだけ設ける構成である。そして、コンロ部5が高
温か低温であるか、つまり耐熱ガラス2の残熱の有無
は、残熱表示部6に設けたLEDランプ等の発光部7のオ
ンオフ(点灯又は消灯)を前記耐熱ガラス2の小さい表
示ゾーン10を介して目で判別するものである。
発明が解決しようとする課題 しかしこのような構成では、コンロ部5の位置より離
れた位置に残熱表示部6があり、よく見ないとコンロ部
5の残熱の有無が判別しにくい。また、複数個有するコ
ンロ部5のどのコンロ部5に残熱があるのかよく確認し
ないと判別しにくい。さらに、残熱表示部としては一般
的に耐熱ガラス面に絵を描き直下に備えた表示用ランプ
にて照らす構成が考えられる。しかし、ハロゲンランプ
と組み合わせたものは1983年頃に誕生し日本には1988年
頃に上陸したもので以降全世界的にそうであるように表
面をフラットとし裏面に凸状のダボ(ディンプル)を備
えている。これは、耐熱ガラスの加熱ゾーン直下に備え
たコンロ用発熱体としてのハロゲンランプ光の偏向が生
じても乱反射させ均一化し前記加熱ゾーン全体を透過加
熱させるためである。さらに、残熱表示部の絵は下部に
備えた表示ランプにて浮き彫りにするために本発明の第
2図に示すような白抜きの印刷とし前記白抜きの絵のま
わりを表示ランプよりの光が透過しないように黒色印刷
する必要がある。従って、前記耐熱ガラス面に残熱表示
のための絵を描き直下に備えた表示用ランプにて照らす
構成では(1)耐熱ガラスの裏面のディンプルが直下に
備えた表示ランプにて照らされるためにディンプルが大
写しとなり耐熱ガラスに描いた残熱表示部の絵が見にく
くなる。(2)直下に備えた表示ランプの光をもれなく
集中させないと鮮明に見えない。そのために、ガイド筒
を備える構成とするがこのガイド筒と耐熱ガラスの裏面
のディンプル間に少しでも隙間が生じると光漏れして残
熱表示部の絵が見にくくなるなどの課題があり極めて難
しいものであった。
その結果として、調理器を使用していた人が、判りに
くいために、耐熱ガラス2に手を触れて火傷したり、日
頃調理器をあまり使用しない人が気がつかずに、耐熱ガ
ラス2に手を触れて火傷することがあった。
そこで、本発明のものは、(1)表面をフラットとし
裏面に凸状のダボ(ディンプル)を備えた耐熱ガラスを
用いた加熱器において使用直後の残熱表示マークを鮮明
に明示できるようにしたものである。(2)ローコスト
構成の残熱表示装置とするとともに、長年使用していて
も残熱表示マークが不明瞭にならない。(3)注意を喚
起する必要がある時と、そうでない時の違いを大きくす
ることで、より注意が喚起できるようにすることなどを
目的としたものである。
課題を解決するための手段 耐熱ガラスの直下に備えたコンロ部の近傍に残熱表示
部を備え、前記残熱表示部は手を模した形と×印の注意
喚起マークを描いたプレートの下部に発光部を備えたラ
ンプハウスにて構成し前記耐熱ガラスには表示ゾーン枠
のみを明示し、前記残熱表示部の注意喚起マークを描い
たプレートを前記耐熱ガラスの表示ゾーン枠に対応する
とともに近接配設し前記耐熱ガラス越しに注意喚起マー
クを赤色にて明示したものである。
作用 本発明の調理器は、上記構成によりコンロ部の温度が
高い場合に残熱表示部に設けたミニランプ等の発光部が
点灯または点滅し、触れないように注意を喚起するマー
クが耐熱ガラスを介して明示される。この時、コンロ部
の数に応じて前記残熱表示部を設けているので、どのコ
ンロ部に残熱があるか即座に判る。コンロ部の温度が時
間と共に低下し、所定の温度以下になると、コンロ部内
に設けたサーモが温度検知し、ミニランプ等の発光部へ
の通電をオフし触れないように注意を喚起するマークの
明示が解除される。
実施例 以下本発明の一実施例を添付図面第1図〜第3図に基
づいて説明する。なお第4図と同一部材には同一符号を
付している。
器具本体1の上面開口部3に耐熱板である耐熱ガラス
2を取付けると共に、器具本体1内にハロゲンランプ等
の熱源4を有するコンロ部5を第1図(a)に示すよう
に3個設けている。コンロ部5の近傍に設けた残熱表示
部6は、下方よりミニランプ等の発光部7、触れないよ
うに注意を喚起する手を撲したマークと×印とを描いた
プレート8、耐熱ガラス2の順に配設し、発光部7とプ
レート8はランプハウス9にて構成されている。
残熱表示部6はコンロ部5の数に応じて3個設けると
共に、プレート8は第2図に示すように手の絵に×印を
加えたマークが描かれている。そして表示ゾーン10も大
きくしている。
以上のように、コンロ部5の近傍にコンロ部5の数に
応じて残熱表示部6を設けたことと、残熱表示を単純に
耐熱ガラス2を介して小さい径の表示ゾーン10をLEDラ
ンプ等の発光部7より赤く光らせる(第4図(b)、
(c)、だけでなく、大きな表示ゾーン10とし、その表
示ゾーン10に前記プレート8のマークを付加した残熱表
示形態としたものである。
上記構成において、コンロ部5内に配設したハロゲン
ランプ等の熱源4に通電していない状態つまり、コンロ
部5の温度が低い状態では、第3図(a)に示すように
残熱表示部6の発光部7は通電がオフであり、プレート
8のマークは見えないものである。一方、コンロ部5内
に配設したハロゲンランプ等の熱源4に通電し所定の印
加電圧を加えることによりハロゲンランプ等が所定の温
度に達し耐熱ガラス2を介して被加熱体(図示せず)に
熱伝達される。しかる後に調理加熱を終えコンロ部5の
熱源4への通電をオフすると、コンロ部5は高温状態に
ある。この温度をコンロ部5内に設けた温度センサ(図
示せず)が検知し、残熱表示部6に設けたミニランプ等
の発光部7に通電され第3図(b)に示すようにプレー
ト8のマークが赤色にて明示されることになる。この際
点灯する方法と点滅による手段が考えられる。そして自
然冷却により温度が低下して所定の温度以下(触れても
火傷しない温度)になると前記温度センサ(図示せず)
が検知し残熱表示部6に設けたミニランプ等の発光部7
への通電がオフとなる。表示としては第3図の(a)に
なる。
発明の効果 以上のように本発明によれば次の効果が得られる。
(1)一般的に運転中を表示するランプと違って本発明
は、注意を喚起する表示であり、小学生などを含め誰が
みても判るようにしたものである。
つまり、プレートに描いた手を模した形と×印よりな
る注意喚起マークを、ランプハウス構成とした発光部に
て、赤色にて極めて明るく表示されることにより調理器
を使用していた人も、そうでない人も一目で判る。これ
により、判りにくいために、誤って高温の耐熱ガラスに
触れることが極減でき火傷防止ができる。
(2)加熱面としての耐熱ガラス直下に、手を模した形
と×印とを描いたプレートにて表示する構成であり、耐
熱ガラスに施していないため、使用の際こすれて消える
ことがなく、また液晶に比べて実現手段としてはローコ
ストにて調理器を長年使用していても注意を喚起する表
示マークが何時までも明るく、明瞭に維持できることを
実現するものである。
(3)未使用時および、耐熱ガラスの温度が低い時は注
意を喚起する表示マークが全く見えなくて加熱時また
は、加熱直後の耐熱ガラスの温度が高い時に突然注意を
喚起する表示マークが赤色にて表示されるため、より注
意が喚起できる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の一実施例を示す調理器の残熱表
示装置の平面図、第1図(b)は同側面要部断面図、第
2図は同残熱表示部のプレートの平面図、第3図(a)
は同耐熱ガラスの温度が低い場合を示す平面図、第3図
(b)は耐熱ガラスの一部の温度が高い場合を示す平面
図、第4図(a)は従来例の側面要部断面図、第4図
(b)は従来例の平面図、第4図(c)は従来例の平面
図である。 1……器具本体、2……耐熱ガラス、4……熱源、5…
…コンロ部、6……残熱表示部、7……発光部、8……
プレート、9……ランプハウス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宇野 浩 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 松島 久俊 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭60−192721(JP,U) 実開 昭56−74620(JP,U) 実開 昭58−21993(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24C 7/04,7/08 A47J 37/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】耐熱ガラスの直下に備えたコンロ部の近傍
    に残熱表示部を備え、前記残熱表示部は手を模した形と
    ×印の注意喚起マークを描いたプレートの下部に発光部
    を備えたランプハウスにて構成し、前記耐熱ガラスには
    表示ゾーン枠のみを明示し、前記残熱表示部の注意喚起
    マークを描いたプレートを前記耐熱ガラスの表示ゾーン
    枠に対応するとともに近接配設し耐熱ガラス越しに注意
    喚起マークを赤色にて明示した調理器の残熱表示装置。
JP1220722A 1989-08-28 1989-08-28 調理器の残熱表示装置 Expired - Fee Related JP2790487B2 (ja)

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