JPS607630Y2 - 電気調理器 - Google Patents
電気調理器Info
- Publication number
- JPS607630Y2 JPS607630Y2 JP15617379U JP15617379U JPS607630Y2 JP S607630 Y2 JPS607630 Y2 JP S607630Y2 JP 15617379 U JP15617379 U JP 15617379U JP 15617379 U JP15617379 U JP 15617379U JP S607630 Y2 JPS607630 Y2 JP S607630Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- display member
- electric cooker
- heating plate
- cooker
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Electric Ovens (AREA)
- Baking, Grill, Roasting (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はホットプレート等の電気調理器に関する。
従来、この種の電気調理器においては、(a)実開昭5
2−149338号公報記載の如く、熱板裏側に設けた
発熱体に熱板受皿を介してバイメタルを接続してもの、
或いは(b)実開昭54−109593号公報記載の如
く、熱板の裏側中央に発熱体を設け、該発熱体に対向す
る熱板の上面に可逆性示温塗料からなる指標を設けたも
の、が知られており、前記バイメタルまたは指標の感温
作用により熱板本体の高温を表示すると共に、高温で危
険であることを知られるようにしである。
2−149338号公報記載の如く、熱板裏側に設けた
発熱体に熱板受皿を介してバイメタルを接続してもの、
或いは(b)実開昭54−109593号公報記載の如
く、熱板の裏側中央に発熱体を設け、該発熱体に対向す
る熱板の上面に可逆性示温塗料からなる指標を設けたも
の、が知られており、前記バイメタルまたは指標の感温
作用により熱板本体の高温を表示すると共に、高温で危
険であることを知られるようにしである。
従って、不用意に熱板本体に手指等が触れて火傷などを
負うのを防止できるようにしである。
負うのを防止できるようにしである。
しかしながら、上記(a)、 (b)の何れの場合も、
熱板本体だけについては高温時での危険標識機能を達威
し得るが、熱板を囲む調理器構成部材、例えば把手や自
動温度調節器用受部や蓋のつまみ等については、その部
材の使用中または使用後に手が触れるおそれがある位置
に上記危険標識部材をもたないため、使用者がこの調理
器を使用中、又は後片づけなどの使用後に、危険温度に
ある熱板以外の調理器構成部材に不用意に触れて火傷を
したりする危険があった。
熱板本体だけについては高温時での危険標識機能を達威
し得るが、熱板を囲む調理器構成部材、例えば把手や自
動温度調節器用受部や蓋のつまみ等については、その部
材の使用中または使用後に手が触れるおそれがある位置
に上記危険標識部材をもたないため、使用者がこの調理
器を使用中、又は後片づけなどの使用後に、危険温度に
ある熱板以外の調理器構成部材に不用意に触れて火傷を
したりする危険があった。
この考案は、上記不都合を解消しようとするもので、使
用者が不用意に熱板を囲む把手や蓋などの調理器構成部
材自体に触れて、火傷を負うなど不慮の事故をしないよ
うにした安全性の高い電気調理器を提供するものである
。
用者が不用意に熱板を囲む把手や蓋などの調理器構成部
材自体に触れて、火傷を負うなど不慮の事故をしないよ
うにした安全性の高い電気調理器を提供するものである
。
このような目的を遠戚するために、この考案は平板状の
熱板の裏側に発熱体を備えた電気調理器において、前記
熱板を囲む調理器構成部材の使用中または使用後に手が
触れるおそれがある位置に、該位置の温度を感知して危
険性ないし安全性を表示する表示部材を設けてなるもの
である。
熱板の裏側に発熱体を備えた電気調理器において、前記
熱板を囲む調理器構成部材の使用中または使用後に手が
触れるおそれがある位置に、該位置の温度を感知して危
険性ないし安全性を表示する表示部材を設けてなるもの
である。
以下に電気ホットプレートを例にしてこの考案の一実施
例を第1図に基づいて説明する。
例を第1図に基づいて説明する。
この電気調理器は、上面に調理面2を有する平板状の熱
板1、自動温度調節器用受部4、自動温度調節器5、把
手13、ガード部材などからなつており、そのうち鉄板
1を囲む他のものを調理器構成部材Aとしである。
板1、自動温度調節器用受部4、自動温度調節器5、把
手13、ガード部材などからなつており、そのうち鉄板
1を囲む他のものを調理器構成部材Aとしである。
前記熱板1の裏面にはシーズヒーター等の発熱体3(第
2図参照)が埋設してあり、この発熱体3により熱板1
が加熱される。
2図参照)が埋設してあり、この発熱体3により熱板1
が加熱される。
自動温度調節器用受部4は自動温度調節器5を抜挿自在
に嵌挿するものであって、該受部4内には、第2図示の
如く、前発熱体3の両端に接続したりリード線と外方に
向は突出した1対の電極端子6,6とを連結固定する端
子板7が内装しである。
に嵌挿するものであって、該受部4内には、第2図示の
如く、前発熱体3の両端に接続したりリード線と外方に
向は突出した1対の電極端子6,6とを連結固定する端
子板7が内装しである。
前記自動温度調節器5は一端に電源と接続するコード8
を有し、他端に前記受部4内の感熱棒挿入孔(図示せず
)へ抜挿自在に嵌挿される感熱棒9と、前記1対の電極
端子6,6を抜挿自在に挿入する嵌入孔10.10とを
設けである。
を有し、他端に前記受部4内の感熱棒挿入孔(図示せず
)へ抜挿自在に嵌挿される感熱棒9と、前記1対の電極
端子6,6を抜挿自在に挿入する嵌入孔10.10とを
設けである。
前記調理器構成部材Aを構成する自動温度調節器用受部
4の使用中または後片づけなどの使用後に手が触れるお
それがある位置には、該位置の温度を感知して危険性な
いし安全性を表示する表示部材11を設けである。
4の使用中または後片づけなどの使用後に手が触れるお
それがある位置には、該位置の温度を感知して危険性な
いし安全性を表示する表示部材11を設けである。
この表示部材11として、この実施例では、例えばコス
テリック液晶の干渉色による如く温度を感知し表示する
もの(コレステリック液晶に限らず他の液晶でもよく、
或は液晶と同等材料でもよい)を採用している。
テリック液晶の干渉色による如く温度を感知し表示する
もの(コレステリック液晶に限らず他の液晶でもよく、
或は液晶と同等材料でもよい)を採用している。
前記表示部材11を自動温度調節器用受部4に設ける方
法としては、前記構造の外に、受部4上面に同表示部材
11を無理嵌めして一体的に形成するとか、同部材11
をビスで固定するとか、或は受部4の適所にスライド溝
を穿設し、該溝に摺動可能に設けたもの、その他任意の
構成とし得る。
法としては、前記構造の外に、受部4上面に同表示部材
11を無理嵌めして一体的に形成するとか、同部材11
をビスで固定するとか、或は受部4の適所にスライド溝
を穿設し、該溝に摺動可能に設けたもの、その他任意の
構成とし得る。
第2図乃至第6図は夫々調理器構成部材Aの構成が異る
他の実施例を示すものであって、第2図示のものは熱板
1の外周壁1aより外方に突出させて垂下した垂下部1
2を有する電気調理器の構成のものにおいて、該垂下部
12に調理器構成部材Aである自動温度調節器用受部4
を設け、同受部4の上面に表示部材11を設けてなるも
のである。
他の実施例を示すものであって、第2図示のものは熱板
1の外周壁1aより外方に突出させて垂下した垂下部1
2を有する電気調理器の構成のものにおいて、該垂下部
12に調理器構成部材Aである自動温度調節器用受部4
を設け、同受部4の上面に表示部材11を設けてなるも
のである。
第3図示のものは表示部材11を熱板1近傍に取付けた
把手13の上面に、第4図示のものは熱板1側方に設け
たガード枠14の上面に、第5図示のものはガード枠1
5の一部に、第6図示のものは蓋16のつまみ16a近
傍に、夫々設けてなるものである。
把手13の上面に、第4図示のものは熱板1側方に設け
たガード枠14の上面に、第5図示のものはガード枠1
5の一部に、第6図示のものは蓋16のつまみ16a近
傍に、夫々設けてなるものである。
なお、上記各実施例における表示部材11を把手13や
ガード枠14、又はガード棒15等の調理器構成部材A
に設ける方法としては、前記第1実施例の場合と同様に
任意の構成となし得る。
ガード枠14、又はガード棒15等の調理器構成部材A
に設ける方法としては、前記第1実施例の場合と同様に
任意の構成となし得る。
前記各実施例では、調理器構成部材Aに設けた表示部材
11には、人の手指等が触れば火傷を負うなど危険な温
度であることを示す色彩や文字や図柄等を表示しである
。
11には、人の手指等が触れば火傷を負うなど危険な温
度であることを示す色彩や文字や図柄等を表示しである
。
例えば、第7図Aの如く、手指が触れても安全な非加熱
時に青、触れても火傷を負わないが少し温度のある保温
中は黄、触れると火傷を負う危険な加熱中は赤の色別表
示とか、或いは第8図示の如く、手指で触れても安全な
場合には調理器を把持した図柄を、危険な場合には触れ
てはならない×印などの図柄を表示するとか、または青
と赤の2色表示とか、危険な場合のみを赤で表示する。
時に青、触れても火傷を負わないが少し温度のある保温
中は黄、触れると火傷を負う危険な加熱中は赤の色別表
示とか、或いは第8図示の如く、手指で触れても安全な
場合には調理器を把持した図柄を、危険な場合には触れ
てはならない×印などの図柄を表示するとか、または青
と赤の2色表示とか、危険な場合のみを赤で表示する。
上記各実施例の作用を簡単に説明すると、表示部材11
は通電前には把手13等の調理器構成部材Aが何ら加熱
されていないから、安全表示である例えば青色を呈して
いる。
は通電前には把手13等の調理器構成部材Aが何ら加熱
されていないから、安全表示である例えば青色を呈して
いる。
発熱体3に通電すると、熱板1が逐次加熱され温度上昇
し、前記調理器構成部材Aも熱板1から熱を受けて温度
が上昇し、一定温度以上になると表示部材11が変色(
例えば赤色)し、危険温度を表示する。
し、前記調理器構成部材Aも熱板1から熱を受けて温度
が上昇し、一定温度以上になると表示部材11が変色(
例えば赤色)し、危険温度を表示する。
この状態は加熱中だけでなく、電源を切った後でも該調
理器構成部材Aが常温近い温度になるまで前記危険温度
表示を持続する。
理器構成部材Aが常温近い温度になるまで前記危険温度
表示を持続する。
従って、この場合に人の手指等で該調理器構成部材Aを
触れると火傷などを負う虞れがある。
触れると火傷などを負う虞れがある。
調理器構成部材A自体が常温近い温度以下になると前記
危険温度表示である赤色が消え、安全表示である青色が
表示される。
危険温度表示である赤色が消え、安全表示である青色が
表示される。
この考案は以上の構成からなるものであって、平板状の
熱板の裏側に発熱体を備えた電気調理器において、前記
熱板を囲む調理器構成部材の使用中または使用後に手が
触れるおそれがある位置に、該位置の温度を感知して危
険性ないし安全性を表示する表示部材を設けてなるから
、熱板以外の把手や自動温度調節器用受部や蓋のつまみ
等の調理器構成部材に、その表示部材を見ることにより
、使用者が使用中(調理中)または後片づけ時などの使
用後において、不用意に手を触れるのを防止することが
できるため、その調理器構成部材による不慮の火傷など
を負う虞れも解消でき、従つて安全性の高い電気調理器
を提供できる。
熱板の裏側に発熱体を備えた電気調理器において、前記
熱板を囲む調理器構成部材の使用中または使用後に手が
触れるおそれがある位置に、該位置の温度を感知して危
険性ないし安全性を表示する表示部材を設けてなるから
、熱板以外の把手や自動温度調節器用受部や蓋のつまみ
等の調理器構成部材に、その表示部材を見ることにより
、使用者が使用中(調理中)または後片づけ時などの使
用後において、不用意に手を触れるのを防止することが
できるため、その調理器構成部材による不慮の火傷など
を負う虞れも解消でき、従つて安全性の高い電気調理器
を提供できる。
図は何れもこの考案の実施例を示し、第1図は第1実施
例の斜視図、第2図は第1実施例の他の実施態様を示す
要部拡大縦断面図、第3図は他の実施例を示す要部斜視
図、第4図は今一つの実施例を示す要部拡大斜視図、第
5図は別の実施例を示す要部拡大斜視図、第6図は他の
実施例の斜視図、第7図Aは温度表示部材の説明図、第
8図は温度表示部材の他の実施態様を示す説明図である
。 1・・・・・・熱板、3・・・・・・発熱体、4・・・
・・・自動温度調節器用受部、5・・・・・・自動温度
調節器、11・・・・・・表示部材、13・・・・・・
把手、14・・・・・・ガード枠、15・・・・・・ガ
ード枠、16a・・・・・・蓋のつまみ、A・・・・・
・調理器構成部材。
例の斜視図、第2図は第1実施例の他の実施態様を示す
要部拡大縦断面図、第3図は他の実施例を示す要部斜視
図、第4図は今一つの実施例を示す要部拡大斜視図、第
5図は別の実施例を示す要部拡大斜視図、第6図は他の
実施例の斜視図、第7図Aは温度表示部材の説明図、第
8図は温度表示部材の他の実施態様を示す説明図である
。 1・・・・・・熱板、3・・・・・・発熱体、4・・・
・・・自動温度調節器用受部、5・・・・・・自動温度
調節器、11・・・・・・表示部材、13・・・・・・
把手、14・・・・・・ガード枠、15・・・・・・ガ
ード枠、16a・・・・・・蓋のつまみ、A・・・・・
・調理器構成部材。
Claims (1)
- 平板状の熱板の裏側に発熱体を備えた電気調理器におい
て、前記熱板を囲む調理器構成部材の使用中または使用
後に手が触れるおそれがある位置に、該位置の温度を感
知して危険性ないし安全性を表示する表示部材を設けた
ことを特徴とする電気調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15617379U JPS607630Y2 (ja) | 1979-11-10 | 1979-11-10 | 電気調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15617379U JPS607630Y2 (ja) | 1979-11-10 | 1979-11-10 | 電気調理器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5674620U JPS5674620U (ja) | 1981-06-18 |
JPS607630Y2 true JPS607630Y2 (ja) | 1985-03-14 |
Family
ID=29667720
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15617379U Expired JPS607630Y2 (ja) | 1979-11-10 | 1979-11-10 | 電気調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS607630Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5956623A (ja) * | 1982-09-25 | 1984-04-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 加熱機器の表示装置 |
JPS59109723A (ja) * | 1982-12-15 | 1984-06-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 加熱機器の表示装置 |
JP2790487B2 (ja) * | 1989-08-28 | 1998-08-27 | 松下電器産業株式会社 | 調理器の残熱表示装置 |
JP2822608B2 (ja) * | 1990-06-06 | 1998-11-11 | 松下電器産業株式会社 | 調理器の残熱表示装置 |
-
1979
- 1979-11-10 JP JP15617379U patent/JPS607630Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5674620U (ja) | 1981-06-18 |
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