JPH01130489A - 電気調理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電気調理装置、特に、底板とその上に位置す
る側壁とを有する外側ケースが設けられた電気調理ユニ
ットを具え、電気フィラメントのガラス容器の各端を受
ける開口が前記側壁に設けられ、また、 赤外線を通す材料で造られたホットプレートが電気調理
ユニットに対向して配置されて前記底板がホットプレー
トから遠くに位置され、光の透過に影響を与える手段が
調理子ニットの少なくとも側方でホットプレートに設け
られた電気調理装置に関するものである。

このような調理装置はＤＥ　３５０３５７６　Ｃ２から
既知である。

赤外線源として電気調理装置に用いられる電気フィラメ
ントのガラス容器の両端を安定させるため、フィラメン
トへの電流供給導体上にガラス容器が封着されるガラス
容器端は比較的低温であることが必要である。したがっ
て、調理ユニットの外側ケースに開口を形成して開口に
容器の各端を挿入するよう構成している。

しかしながら、白熱フィラメントは、赤外線の他に比較
的多量の光をも発生する。したがって、ガラス容器の両
端を受ける開口を調理ユニットの外側ケースに設ける結
果として光が開口から外側ケース外に出るという問題が
ある、このように開口から出る光はホットプレートによ
る光効果を乱し、さらに、電気ケーブルのような電気的
および構造的部品が目で見えるようになる。

上述した西ドイツ特許明細書によれば、かかる問題を解
決するため、耐熱性の可撓光スクリーニング第１層を調
理ユニットに向かい合うホットプレートの側に調理ユニ
ットを囲む帯域で設け、上述の層および調理ユニットの
側方のホットプレートの残りの表面′を耐熱性の不透明
第２層で被覆している。この西ドイツ特許明細書自身は
ホットプレートの光透過に影響を及ぼすこのような手段
に課せられるべき要求がいかに厳しいかを強調している
。

本発明の目的はホットプレートを通して光がでるのを妨
げられないよう防止するための極めて簡単な手段を具え
る電気調理装置を提供しようとするものである。

本発明によれば、上述した目的を達成するため前述した
形式の電気調理装置において、ホットプレートの少なく
とも一方の表面に光散乱手段を設ける。

本発明は容易に実施し得るばかりでなく、極めて顕著な
利点を有する。

前述した西ドイツ特許明細書による既知の調理装置は欠
点として、鍋を装置の出力調整ボタンの位置以外の調理
位置に置く場合でも、装置がスイッチオンされているか
どうかを目で見ることができないか、または実質的に見
ることができないという欠点がある。また、装置が高出
力に調整されているか低出力に調整されているかさえも
容易に目で確かめることが難しい。このことが重要であ
ることは、例えば、ＤＢ　２７１９７０６　Ｃ２から明
らかであって、これによれば一連のＬＥＤを用いて電気
調理装置の電力消費状態を目で見ることができるように
している。

本発明による調理装置においては、ホットプレートを、
その作動中に、調理ユニットの側方位置で拡散光線によ
って照明する。その明るさまたは輝度は調理ユニットの
電力消費量に比例する。この結果として調理ユニットが
作動中であることが明らかに示されるばかりでなく、さ
らに電力消費の状態が指示される。また、本発明によれ
ば、ホットプレートを透明でなくすことによりホットプ
レートの下側で調理ユニットの側方に設けられている電
気部品または機械部品の映像が明瞭にうつり出されない
ようにすることができる。

ホットプレートの光拡散手段として粗面をホットプレー
トの表面に、例えば、エツチングによって、あるいはサ
ンドまたはグリッドブラストによって設けることができ
る。また、例えば、シリケート粒子のような材料をホッ
トプレートの表面に付着させることによって光散乱手段
を設けることもできる。

ホットプレートの調理位置の区域、すなわち調理ユニッ
トに向かい合っているホットプレート表面に光散乱手段
を設けることもできる。これにより、装置の作動中に、
鍋をホットプレートから持ち上げる際に、まぶしくて目
がくらむ状態が生しないようにすることができる利点が
ある。他方、調理位置とその外側位置とでホットプレー
トによって生じる光散乱作用に差を生ぜしめることによ
って、調理位置の範囲を明らかにすることができる。

調理装置を容易に清浄に掃除し得るようにするため、ホ
ットプレートの外側表面を全体として完全に平滑にする
のがよい。

ホットプレートを通して出る光の量が多すぎる場合には
、例えば、赤色のガラス容器を有する電気フィラメント
を調理装置に用いることができる。

この目的のため、例えば、赤色コーティングを施した石
英ガラス容器または、例えば、色付石英ガラスのような
着色ガラスで造った容器を用いることができる。赤色に
するために、例えば、鉄、ニッケルおよびアルミニウム
の酸化物をガラスに拡散させることもできる。また、他
の方法として、ホットプレート自身に着色するか、また
は着色層を、例えば、蒸着によって設けることもできる
。

次に本発明による電気調理装置の１実施例を図面につき
説明する。

図示の電気調理装置は電気調理ユニット１を有し、この
ユニットには外側ケース２（第２図参照）が設けられ、
この外側ケース２は底壁３とこの上に位置する側壁４と
を有する。側壁４は電気フィラメント２１のガラス容器
２０（第１図参照）の各端を受ける開口５を有する。

調理装置は、例えば、ガラスセラミックスのように赤外
線を通す材料で造ったホットプレート１０を有し、この
ホットプレート１０に対向して電気的調理ユニット１が
配置されて底板３がホットプレート１０から遠くに位置
するようにする。

ホットプレート１０は調理ユニット１の少なくとも側方
に光の透過に影響を与える手段を有する。

この目的のため、ホットプレート１０はその少なくとも
一方の表面において光を散乱する作用を有する。図面に
示すように、ホットプレート１０には調理ユニット１の
側のプレート表面に調理ユニットの周りの部分１１で凹
凸粗面を設けて光を散乱させるようにしている。

調理ユニット１から開口５を経て出る光は調理装置の構
成素子およびケーブルを照明し、本発明による構成を具
えない場合には、ホットプレート１０を経てケーブルが
目に見えることになる。しかし、本発明によれば、調理
位置１２の少なくとも外側におけるホットプレートの１
部分を透明ではなくし、半透明にする。この結果として
、ホットプレート１０の下側の調理位置１２の外側に存
在する構造的または電気的素子はもはや目で見えなくな
る。

他方、ホットプレート１０が依然として半透明であると
いう事実のため、調理位置が平鍋によって覆われている
場合でさえも調理位置１２が作動中であるかどうかを調
理位置の外側から観察することができる。調理位置で調
理中の平鍋はその周りが広範囲にわたって照らされ、そ
の明るさは、調理ユニットによって消費されている電力
を示している。

装置の作動中に、鍋を調理位置から持ち上げる際にまぶ
しくて目がくらむ可能性は、ホットプレーＮＯの調理位
置１２の区域に光散乱作用が生ずるようにすることによ
って減小される。図示の調理装置は第２調理位置３２を
も有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による電気調理装置の平面図、第２図は
第１図の■−■線上の断面図である。 ■・・・調理ユニット　　　２・・・外側ケース３・・
・底壁　　　　　　　４・・・側壁５・・・開口　　　
　　　　１０・・・ホットプレート１１・・・凹凸粗面
部分　　　１２・・・調理位置２０・・・ガラス容器　
　　　２１・・・電気フィラメント特許出願人　　　エ
ヌ・ベー・フィリップス・フルーイランペンファブリケ
ン ツ ＦＩＧ、２

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、底板とその上に位置する側壁とを有する外側ケース
   が設けられた電気調理ユニットを具え、電気フィラメン
   トのガラス容器の各端を受ける開口が前記側壁に設けら
   れ、また、 赤外線を通す材料で造られたホットプレー トが電気調理ユニットに対向して配置されて前記底板が
   ホットプレートから遠くに位置され、光の透過に影響を
   与える手段が調理ユニットの少なくとも側方でホットプ
   レートに設けられた電気調理装置において、ホットプレ
   ートの少なくとも一方の表面に光散乱手段を設けたこと
   を特徴とする電気的調理装置。 ２、調理ユニットに向い合うホットプレートの表面に光
   散乱手段を設けたことを特徴とする請求項１記載の電気
   調理装置。