JP2811937B2 - 電気調理器 - Google Patents

電気調理器

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JP2811937B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はハロゲンランプなどの棒状の熱源を用いた複
数のコンロを有する電気調理器に関する。
従来の技術 従来、この種の電気調理器は第3図に示すような構成
であった。第3図に示すように器具本体の上部開口部
2に耐熱ガラス板3を取付けると共に内部に、ニクロム
線、ハロゲンランプなどからなる熱源4を有するコンロ
5c、5d、5eを複数個設けていた。
コンロ部の一例は、第4図(a)に示すように上部
を開口し、有底円筒状の外枠6aの内側に接して同形状の
断熱材7を設け、中心部より左右にハロゲンランプなど
からなる熱源4を外枠6と断熱材7を貫通して配設する
とともに、中心部より離れた外枠6に近い位置にニクロ
ム線などからなる棒状の熱源4aを円筒状の断熱材7の内
側に沿って配設し、それぞれの熱源4と4aを結線したも
のであった。
また、第4図(b)に示すコンロ部5cは、第4図
(a)と同様に有底円筒状の外枠6の内側に同形状の断
熱材7を有し、中心部に向けてハロゲンランプなどから
なる棒状の熱源4を外枠6と断熱材7を貫通して複数本
設けたものである。
これらのコンロ部5cは、第3図に示すように、上部開
口面を耐熱ガラス3の裏面に当接するように器具本体1
内に固定されていた。
発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では、第4図(a)の従来例に
示すように、加熱ゾーン8の全体がほぼ均一な温度にな
るように熱源4、4aを配設していることと、加熱ゾーン
8が円形状であり第3図に示す調理容器9に対してほぼ
同じ直径に設定されていることにより、効率的な加熱が
できるものの、ニクロム線などの線状の熱源4aが熱によ
り変形しないようにするために第4図(c)に示すよう
にピン10により複数箇所を断熱材7の底に固定されてい
る。しかし、このピン10が熱変形して断熱材7からはず
れることがあるために、ニクロム線の一部を第4図
(c)に示すように断熱材7の中に埋設しておくことが
必要である。このニクロム線の断熱材への埋設工程は工
法的に大変なノウ・ハウを伴なうものであり、誰でもが
簡単には作製しにくいという課題があった。
さらに、第4図(b)に示す別の従来例においては、
棒状のハロゲンランプなからなる熱源4を加熱ゾーン8
内に等間隔になるよう複数本配設し、外枠6と断熱材7
を貫通して固定するよう構成されていた。この場合に
は、簡単に構成できるものの、加熱ゾーン8の中心部の
温度が高くなり、加熱ゾーン8全体では中心部が高温に
なる温度ムラが生じるものであった。このような温度ム
ラが生じると、調理容器9により調理した場合に調理物
の加熱に分布が生じ、上手に調理ができないという問題
があった。
本発明はこのような課題を解決するもので、(1)断
熱材の加工が複雑にならずに製造工程が簡単で熱源が変
形して脱落することのない温度分布の均一なコンロ部を
提供する。
(2)断熱材の厚みを増すことがなく、コンロ部の高さ
が大きくなることがなく温度分布の均一なコンロ部を提
供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために本発明の電気調理器は、コ
ンロ部の熱源をすべてのハロゲンランプなどの棒状の熱
源で構成して熱源の信頼性の高めるとともに、加熱ゾー
ン内において外周部に配設する熱源のピッチよりも中心
部に配設する熱源のピッチを大きくしてコンロ部の温度
分布を均一にしたものである。
作用 この構成により、本発明調理器のコンロ部外枠と断熱
材を楕円筒状にするとともに、加熱ゾーン内の中心部に
位置するハロゲンランプからなる熱源のピッチが大きい
ために、コンロ部の中心部に熱が集中することがなく中
心部に温度ピークが発生せずに温度分布が均一になる。
実施例 以下に本発明の一実施例を第1図と第2図(a)およ
び第2図(b)を参考にして説明する。なお、第3図、
第4図(a)、(b)、(c)と同一部材には同一付号
を付している。第1図、第2図(a)に示すようにコン
ロ部は上面を開口し有底楕円筒状の外枠6の内側に同
形状の断熱材7を設け、中心部より左右にハロゲンラン
プなどからなる熱源4を外枠6と断熱材7を貫通して配
設している。
通常、ハロゲンランプ等の熱源4の直径は8〜10ミリ
メートルであり、複数本配設する場合にはハロゲンラン
プ等の熱源4の相互熱干渉を少なくするためにハロゲン
ランプの直径の3倍以上離すのがよいといわれている。
したがって、一例として、熱干渉を起こさないために
は、配設ピッチ(第2図(a)のP2)が24〜30ミリメー
トルが必要となる。この時、中心部より左右に配設する
ピッチ(第2図(a)のP1)を前記24〜30mmのピッチの
2.5倍以上、すなわち、60〜75ミリメートルのピッチに
したものである。
この配設ピッチの関係を実現するために前記加熱ゾー
ン8を第4図(a)、(b)に示す円筒状から第2図
(a)に示す楕円状に構成している。加熱ゾーン8を極
端に楕円状に構成すると調理容器9の直径より加熱ゾー
ン8のはみ出る部分が増えるので、第2図(b)に示す
ようになるべくはみ出る部分を少なくして、しかも加熱
ムラを少なくする条件を満足する条件として前記のよう
な配設ピッチが実験的に求められた。
上記のように加熱ゾーン8の中心部よりハロゲンラン
プなどの棒状の熱源4を離す配設条件により加熱ムラを
生じない熱源を実現できる。なお、本実施例では棒状熱
源としてハロゲンランプを用いたが、これに限定される
ものではなく、熱源として使用可能であればどのような
ものでもよい。
発明の効果 以上のように本発明によれば次の効果が得られる。
(1)熱源ランプ横一列状に配置し、熱源ランプの配設
ピッチを加熱ゾーンの中心部にて大きくしたものであ
り、断熱材の厚みを増すことがなく、コンロ部の高さが
大きくなることがなく現状のままにて、温度分布の均一
なコンロ部が提供できる。
(2)また、断熱材の加工が複雑にならずに現状のまま
にて、温度分布の均一なコンロ部が提供できる。
(3)コストが高くなることなく温度分布の均一なコン
ロ部が提供でき、極めて実用的価値大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の電気調理器の一部切欠斜視
図、第2図(a)は同調理器のコンロ部の斜視図、同図
(b)は同調理器の調理容器と加熱ゾーンを示す平面
図、第3図は従来の調理器の一部切欠斜視図、第4図
(a)は同調理器のコンロ部の斜視図、同図(b)は同
調理器のコンロ部の他の例を示す斜視図、同図(c)は
同図(a)の調理器の要部断面図である。 3……耐熱ガラス、4……熱源、、5a、5b……コンロ
部、6……外枠、7……断熱材、8……加熱ゾーン、9
……調理容器、P1、P2……配設ピッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平2−81307(JP,U) 実開 昭62−17706(JP,U) 実開 昭61−96204(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24C 7/04 - 7/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】器具本体の上部開口部に耐熱ガラス板を載
    置し、前記耐熱ガラス板の仮面に当接する複数のコンロ
    部と、前記コンロ部の直上の前記耐熱ガラス板上に載置
    した調理容器とを備え、前記コンロ部は有底楕円筒状の
    外枠と前記外枠の内側に接して配置された断熱材と、前
    記外枠と前記断熱材を貫通して横一列状に配設された複
    数の棒状の熱源とからなり、前記熱源の配設ピッチを加
    熱ゾーンの中心部で大きくした電気調理器。
JP2227011A 1990-08-28 1990-08-28 電気調理器 Expired - Fee Related JP2811937B2 (ja)

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