JPH0530403Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0530403Y2
JPH0530403Y2 JP5656887U JP5656887U JPH0530403Y2 JP H0530403 Y2 JPH0530403 Y2 JP H0530403Y2 JP 5656887 U JP5656887 U JP 5656887U JP 5656887 U JP5656887 U JP 5656887U JP H0530403 Y2 JPH0530403 Y2 JP H0530403Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chart
optotype
optotypes
board
visual acuity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5656887U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63163804U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP5656887U priority Critical patent/JPH0530403Y2/ja
Publication of JPS63163804U publication Critical patent/JPS63163804U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0530403Y2 publication Critical patent/JPH0530403Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、視力検査用視標呈示装置に関するも
のである。
〔従来の技術〕
従来のこの種の装置には、チヤート板中の所望
のチヤートを投影光路中に挿入すると共に、投影
光路中のチヤートの中の所望の視標を選択呈示す
るため、選択呈示する視標以外の視標を暗視野に
する構成のものがある。すなわちこのものは、チ
ヤート板に種々の位置に開口のあるマスク板を重
ね合わせ、チヤート板に対してマスク板を移動さ
せて、所望の視標に開口が一致するように切り換
えていた。その結果、投影光路中のチヤートから
所望の視標のみをスクリーン上に呈示し、この呈
示された視標を視力検査用視標としていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記の様に、従来の技術においては、マスク板
が開口以外は不透明であつた為、チヤート板にマ
スク板を重ねて、チヤートの視標を縦1列、横1
列、1つのみを選択する時に、スクリーン上では
選択された視標以外は暗視野であつた。そのた
め、被検者にとつては、明視野と暗視野との明る
さの違いがありすぎ、被検者は暗い背景に浮かび
上がつている明るい小領域内の視標を見ることに
なるから、自然に近い状態の視力検査とはいえな
かつた。又、検者においては、視標にマスク板が
重ねられている為、チヤート全体の視標配列がわ
からず、次に示す視標の位置がわかりづらいとい
う問題点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点の解決の為に、本考案では、選択呈
示する視標以外のチヤートを暗視野にするのでは
なく、背景の光量を減少させてうつすらと見える
ようにする。そのため、視標選択部分とそれ以外
の部分との透過率を、後者の方が前者に比べて十
分低くなるように(例えば半分位に)設定する。
〔作用〕
本考案では、チヤートにマスク部材を重ねて
も、選択呈示する視標以外の視標もうつすらと見
えるので、チヤートは明視野と半明視野(明るさ
が半分でなくてもよい)となり、明るさの違いが
気にならず、被検者としては、自然に近い状態で
視力検査ができる。又、検者としてはチヤート全
体がみえるので、同じチヤート内で次に示す視標
の確認ができる。
〔実施例〕
第1図は本考案による実施例である。光源5を
射出した照明光は、フイルタ4を通り、集光レン
ズ3によつてチヤート板7を照明する。チヤート
板7の透過光はマスク板6を通り、投影レンズ2
によつてスクリーン1上に導かれ、結果としてチ
ヤート7の視標が選択されたマスク板6を経て、
スクリーン1上に拡大投影される。
第2図はチヤート板7の拡大平面図であり、同
一円周上にチヤート70が順次配設されている。
各チヤートは種々の視標を有しており、例えば、
第3図に示したような、視力値の視標を複数有す
る。また、チヤート板7には視力値の視標以外の
図形視標71も設けられている。
第4図はマスク板6の拡大平面図であり、半透
過性のあるアクリル板に透過部分60(白抜き
部、この部分は開口となつている)が設けられて
いる。透過部分は基本的には円形と矩形とが用意
され、円形には特定の一視標を選択する小面積の
ものと、一つのチヤートを含む大きさのものとが
ある。小面積の円形透過部分は、一つのチヤート
内の任意の視標が選択できるように、種々の位置
に形成されており、また、矩形透過部分も、一つ
のチヤート内の任意の行又は列が選択できるよう
に、種々の位置に形成されている。
また、チヤート板7及びマスク板6は夫々チヤ
ート板用モータ9、マスク板用モータ8によつて
回転制御される。チヤート板7の各チヤートの位
置決め、例えば、モータ9としてパルスモータを
用い、各チヤートの中心間隔角度をこのパルスモ
ータのパルス数に対応させておくことにより、容
易に位置出しが行える。すなわち、初めにいずれ
かのチヤートが位置決めされて照明光路中にある
とすれば(例えば初期位置…これは周知の機械
式、光電式等の位置検出器を用いることにより達
成できる)、そこから順次駆動パルスを計数して
いくことによつて、他のチヤートを光路中に正確
に位置決めして挿入することができる。実際に
は、操作キーとしてはスタートキー、アツプダウ
ンキーを用意しておき、スタートキーのオンによ
つて初期位置を見つけ、アツプキーもしくはダウ
ンキーの1回のオンによつて、隣接したチヤート
が光路中に位置決めされて挿入するまでチヤート
板7を回転するだけのパルス数をモータ9に与え
るようなパルス制御回路を設ければよい。
マスク板6の各透過部の位置決めも、チヤート
板7の場合と同様に、等角度毎マスク板6を回転
していくように、モータ8を制御すればよい。
第5図a,b,cは、第1図の装置により得ら
れるスクリーン1上の投影像の例であり、チヤー
トとし第3図のチヤートを選択し、マスク板の透
過部を変えた場合である。
第5図aは視力0.2の行を選択呈示したもので、
視力0.2の行は背景が最も明るく(文字と背景の
明度の差がJIS規格に合つた明るさに設定され
る)、同時に呈示されている視力0.3,0.4の背景
はうす暗く、各視標が正視眼の検者にようやく読
み取れる程度の明るさである。そして、チヤート
以外の部分は真暗である。
第5図bは真中の列のみを選択呈示したもの
で、真中の列は背景が最も明るく(文字と背景の
明度の差がJIS規格に合つた明るさに設定され
る)、同時に呈示されている両端の列は、背景が
うす暗くなつている。
第5図a、第5図bの場合には、マスク板6の
矩形透過部分のいずれかが光路中に挿入されてい
る。
第5図cは、真中の一つの視標のみを選択呈示
したもので、真中の一つの視標の背景のみが最も
明るく、他の視標の背景はうす暗く、それ以外は
真暗である。
従つて、視標呈示以外の周囲にも比較的明るい
領域が残されているので、被検者は比較的自然な
状態で呈示された視標を見ることができ、また、
検者には呈示された視標以外の視標も見ることが
できるので、同じチヤート内の他の視標を呈示し
ようとする場合に、選択が容易である。
以上の実施例では、マスク板6として半透過性
のアクリル板を用いたが、マスク板6の材料とし
ては、ガラス板等の他のものを用いることもでき
る。ガラスの場合、透過部分はガラスの地をその
まま用い、半透過性部分は腐食等により、すりガ
ラス状とする。なお、ここで使用している半透過
性という言葉は、透過部分に対して透過率が半分
という意味ではなく、より広く、透過部分に比べ
れば透過率が低い、という程度の意味である。
又、投影視野に重ねる透過部分は、縦1列、横1
列、1つの視標の他、斜め1列や2つの視標を示
すに必要な任意の形状で構わない。
又、マスク板の透過性の度合は、透過率が均一
であつたり、周辺にいくにつれ、透過率が低くな
つたりというように、任意に構成することができ
る。又、マスク板6の位置は、チヤート板7の光
源側でも構わない。
〔考案の効果〕
以上の様に本考案によれば、被検者がチヤート
内の選択呈示された視標部分と他の部分との明る
さの違いが気にならず、自然に近い状態で視力検
査ができる。
又、検者は次に呈示する視標の位置を容易に確
認することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例による装置の構成
概略図、第2図は第1図の視力検査用視標板(チ
ヤート板)の拡大平面図、第3図は第2図の一つ
のチヤートの拡大図、第4図は第1図のマスク板
の拡大平面図、第5図a,b,cは、第1図の実
施例による投影視野の例を示す図である。 主要部分の符号の説明、1……スクリーン、2
……投影レンズ、3……集光レンズ、4……フイ
ルター、5……光源(ハロゲンランプ)、6……
半透過マスク板、7……視力検査用視標板(チヤ
ート板)、8……マスク板用モータ、9……チヤ
ート板用モータ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複数の視標を設けたチヤートを有するチヤート
    部材と、前記チヤート部材に重ねて設けられ、前
    記チヤートから任意の視標を視力検査視標として
    選択する透過部を有するマスク部材と、を有し、
    前記マスク部材により選択された視標を呈示する
    視力検査用視標呈示装置において、 前記マスク部材の前記透過部以外の領域の透過
    率を前記透過部の透過率よりも低く設定し、前記
    チヤート内の前記選択された視標とそれ以外の視
    標とを識別しつつ、前記チヤート内の前記選択さ
    れた視標以外の視標も見えるようにしたことを特
    徴とする視力検査用視標呈示装置。
JP5656887U 1987-04-14 1987-04-14 Expired - Lifetime JPH0530403Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5656887U JPH0530403Y2 (ja) 1987-04-14 1987-04-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5656887U JPH0530403Y2 (ja) 1987-04-14 1987-04-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63163804U JPS63163804U (ja) 1988-10-26
JPH0530403Y2 true JPH0530403Y2 (ja) 1993-08-04

Family

ID=30885492

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5656887U Expired - Lifetime JPH0530403Y2 (ja) 1987-04-14 1987-04-14

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0530403Y2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4562850B2 (ja) * 2000-03-31 2010-10-13 株式会社トプコン 視力表装置
JP3892390B2 (ja) 2002-12-04 2007-03-14 株式会社トプコン 検眼装置
JP6357085B2 (ja) * 2014-11-25 2018-07-11 株式会社タカギセイコー 視力検査装置
JP7241579B2 (ja) * 2019-03-26 2023-03-17 株式会社トプコン 視標呈示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63163804U (ja) 1988-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4550990A (en) Arrangement for the carrying out of eye examination
US7309128B2 (en) Automated stereocampimeter and related method for improved measurement of the visual field
Timberlake et al. Retinal localization of scotomata by scanning laser ophthalmoscopy.
US3737217A (en) Visual examination apparatus
JPH0324161Y2 (ja)
JPH03205025A (ja) 視力の検査方法及び装置
US3025755A (en) Visual field examination device
GB2033102A (en) Method of and apparatus for examination of visual fields
JPH0530403Y2 (ja)
US6099126A (en) Sunlight sensitivity tester
JP3129404B2 (ja) グレアコントラストテスタ
JPS6315936A (ja) 自動化視野計のための光学機械システム
USRE28921E (en) Visual examination apparatus
US3777738A (en) Ophthalmic diagnostic instrument
US4737024A (en) Perimetric method and apparatus
US3269792A (en) Apparatus for photographically plotting an ocular field
JP5255393B2 (ja) 視標呈示装置
US3910690A (en) Method and apparatus for determining visual acuity in a human subject
US3734593A (en) Plural-microscope with light indicator
US6220708B1 (en) Method and device for producing multicolored patterns
US4405216A (en) Glare susceptibility tester
JPH07327928A (ja) 視力計
JP2970779B2 (ja) 視力検査装置
US4490023A (en) Arrangement for test mark positioning in spheric perimeters
JPH08215146A (ja) 視力表装置の遠隔操作装置