JP2003302061A - 加熱調理器 - Google Patents
加熱調理器Info
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B6/00—Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
- H05B6/02—Induction heating
- H05B6/10—Induction heating apparatus, other than furnaces, for specific applications
- H05B6/12—Cooking devices
- H05B6/1209—Cooking devices induction cooking plates or the like and devices to be used in combination with them
- H05B6/1218—Cooking devices induction cooking plates or the like and devices to be used in combination with them with arrangements using lights for heating zone state indication
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- Induction Heating Cooking Devices (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 トッププレート下方に設けた発光手段の視認
性を向上すると共に、調理容器によるトッププレートの
傷付き等を少なくして信頼性を向上すること。 【解決手段】 トッププレート12と、トッププレート
12上に設けた加熱部15と、トッププレート12の下
方に加熱部15に対応して設けた加熱手段14と発光手
段20を備え、トッププレート12上面に透光性塗膜2
1を有する構成としたことにより、たとえ発光手段20
に対向するトッププレート12上面に図柄19が配され
ていても透光性塗膜21により構成されているため、発
光は遮られることなく使用者は明確に認識できる。ま
た、トッププレート12上面の発光手段20に対向する
部分も印刷できるため、調理容器22の滑り難くなるの
みならず、トッププレート12の傷付きも防止できる。
性を向上すると共に、調理容器によるトッププレートの
傷付き等を少なくして信頼性を向上すること。 【解決手段】 トッププレート12と、トッププレート
12上に設けた加熱部15と、トッププレート12の下
方に加熱部15に対応して設けた加熱手段14と発光手
段20を備え、トッププレート12上面に透光性塗膜2
1を有する構成としたことにより、たとえ発光手段20
に対向するトッププレート12上面に図柄19が配され
ていても透光性塗膜21により構成されているため、発
光は遮られることなく使用者は明確に認識できる。ま
た、トッププレート12上面の発光手段20に対向する
部分も印刷できるため、調理容器22の滑り難くなるの
みならず、トッププレート12の傷付きも防止できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、調理容器が載置さ
れるトッププレートの上面に設ける塗膜構成に関する。
れるトッププレートの上面に設ける塗膜構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の加熱調理器としては図4
に示すようなものがある。図は日本の一般家庭の台所で
用いられている加熱部を3個有する、いわゆる3口の加
熱調理器である。
に示すようなものがある。図は日本の一般家庭の台所で
用いられている加熱部を3個有する、いわゆる3口の加
熱調理器である。
【0003】加熱調理器の外郭を構成する本体1の上面
は、耐熱性ガラス製のトッププレート2がトップフレー
ム3により外周部を覆われて配設されている。本体1内
のトッププレート2の下面には、誘導加熱を行う誘導加
熱コイル、あるいは電気ヒータ、ハロゲンヒータなどか
らなる加熱手段4が配置され、トッププレート2の表面
上には、加熱手段4が配設されている位置に対応して加
熱部5が設けられている。本体1の前面部にはダイアル
型、押しボタン型などの固定式あるいは図に示すような
開閉収納式の操作部6と、操作に応じて各種状態を表示
する表示部7が設けられている。トッププレート2の上
面あるいは下面は加熱部5の位置を示すための円状の印
刷部8、あるいはトッププレート2のデザイン性向上の
ため全体的あるいは部分的に石目状、斑点状、もしくは
幾何学的な図柄9が有彩色顔料で印刷されていた。それ
に加えて、近年は、加熱調理の状態を示す発光手段10
を加熱部5の近傍に備えたものが多く商品化されてい
る。
は、耐熱性ガラス製のトッププレート2がトップフレー
ム3により外周部を覆われて配設されている。本体1内
のトッププレート2の下面には、誘導加熱を行う誘導加
熱コイル、あるいは電気ヒータ、ハロゲンヒータなどか
らなる加熱手段4が配置され、トッププレート2の表面
上には、加熱手段4が配設されている位置に対応して加
熱部5が設けられている。本体1の前面部にはダイアル
型、押しボタン型などの固定式あるいは図に示すような
開閉収納式の操作部6と、操作に応じて各種状態を表示
する表示部7が設けられている。トッププレート2の上
面あるいは下面は加熱部5の位置を示すための円状の印
刷部8、あるいはトッププレート2のデザイン性向上の
ため全体的あるいは部分的に石目状、斑点状、もしくは
幾何学的な図柄9が有彩色顔料で印刷されていた。それ
に加えて、近年は、加熱調理の状態を示す発光手段10
を加熱部5の近傍に備えたものが多く商品化されてい
る。
【0004】このように従来の構成では、トッププレー
ト2の上面に配した図柄9はデザイン性向上のためのみ
ならず、トッププレート2に載置された調理容器などが
調理中に容易に滑らないようにしたり、調理容器の底が
円上の印刷部8あるいは図柄9とまず接触することでト
ッププレート2に直接接触するチャンスを軽減し、トッ
ププレート2のガラス表面の傷付き防止効果を得るもの
であった。
ト2の上面に配した図柄9はデザイン性向上のためのみ
ならず、トッププレート2に載置された調理容器などが
調理中に容易に滑らないようにしたり、調理容器の底が
円上の印刷部8あるいは図柄9とまず接触することでト
ッププレート2に直接接触するチャンスを軽減し、トッ
ププレート2のガラス表面の傷付き防止効果を得るもの
であった。
【0005】また、発光手段10を備えるものにあって
も、前記効果を確保するためにトッププレート2の上面
全体的に図柄9が印刷されていた。
も、前記効果を確保するためにトッププレート2の上面
全体的に図柄9が印刷されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3に
示す従来の構成では、加熱調理の状態を示す発光手段1
0による発光はトッププレート2の上面に有彩色顔料で
印刷された図柄9を介して使用者に映し出されるため、
部分的に発光が遮られたり、発光状態が鮮明でないため
調理状態が認識し難いという問題があった。
示す従来の構成では、加熱調理の状態を示す発光手段1
0による発光はトッププレート2の上面に有彩色顔料で
印刷された図柄9を介して使用者に映し出されるため、
部分的に発光が遮られたり、発光状態が鮮明でないため
調理状態が認識し難いという問題があった。
【0007】また、発光手段10に対向する部分のみト
ッププレート2の上面に図柄9を配しないようにする構
成とすることで視認性の課題を解決したものは一般的に
商品化されているが、これによっては前述の課題である
調理容器の滑り難さ、トッププレート2の傷付き防止を
妥協せざるを得ないという問題があった。
ッププレート2の上面に図柄9を配しないようにする構
成とすることで視認性の課題を解決したものは一般的に
商品化されているが、これによっては前述の課題である
調理容器の滑り難さ、トッププレート2の傷付き防止を
妥協せざるを得ないという問題があった。
【0008】さらには前記課題を最小限に解決するため
に、極力部分的に発光手段10の近傍のみ図柄9を配さ
せないようにすると、本体1を斜めから見ると発光手段
10の発光が図柄9と干渉し視認性が悪くなったり、デ
ザイン的に問題があり商品性を低下させるという課題が
あった。
に、極力部分的に発光手段10の近傍のみ図柄9を配さ
せないようにすると、本体1を斜めから見ると発光手段
10の発光が図柄9と干渉し視認性が悪くなったり、デ
ザイン的に問題があり商品性を低下させるという課題が
あった。
【0009】本発明は前記従来の課題を解決するもの
で、使用性が良く、かつ信頼性の高い加熱調理器を提供
することを目的とする。
で、使用性が良く、かつ信頼性の高い加熱調理器を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、外郭を構成する本体と、本体の上面に設けたトップ
プレートと、トッププレート上に設けた少なくとも1つ
の加熱部と、トッププレートの下方に加熱部に対応して
設けた加熱手段と発光手段を備え、トッププレート上面
に透光性塗膜部を有する構成とした。
に、外郭を構成する本体と、本体の上面に設けたトップ
プレートと、トッププレート上に設けた少なくとも1つ
の加熱部と、トッププレートの下方に加熱部に対応して
設けた加熱手段と発光手段を備え、トッププレート上面
に透光性塗膜部を有する構成とした。
【0011】この構成により、たとえ発光手段に対向す
るトッププレート上面に図柄が配されていても図柄は透
光性塗膜部により構成されているため、発光は遮られる
ことなく使用者に見えるため視認性を十分に確保するこ
とができる。それに加えて、トッププレート上面の発光
手段に対向する部分も透光性塗膜部を構成できるため、
調理容器が滑り難くなるのみならず、トッププレートの
傷付き防止においても大きな効果を得ることができる。
るトッププレート上面に図柄が配されていても図柄は透
光性塗膜部により構成されているため、発光は遮られる
ことなく使用者に見えるため視認性を十分に確保するこ
とができる。それに加えて、トッププレート上面の発光
手段に対向する部分も透光性塗膜部を構成できるため、
調理容器が滑り難くなるのみならず、トッププレートの
傷付き防止においても大きな効果を得ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、外郭を
構成する本体と、本体の上面に設けたトッププレート
と、トッププレート上に設けた少なくとも1つの加熱部
と、トッププレートの下方に加熱部に対応して設けた加
熱手段と発光手段を備え、トッププレート上面に透光性
塗膜部を有する加熱調理器とした。これにより、たとえ
発光手段に対向するトッププレート上面に図柄が配され
ていても図柄は透光性塗膜部により構成されているた
め、発光は遮られることなく使用者に見えるため視認性
を十分に確保することができる。それに加えて、トップ
プレート上面の発光手段に対向する部分も透光性塗膜部
を構成できるため、調理容器が滑り難くなるのみなら
ず、トッププレートの傷付き防止においても大きな効果
を得ることができる。
構成する本体と、本体の上面に設けたトッププレート
と、トッププレート上に設けた少なくとも1つの加熱部
と、トッププレートの下方に加熱部に対応して設けた加
熱手段と発光手段を備え、トッププレート上面に透光性
塗膜部を有する加熱調理器とした。これにより、たとえ
発光手段に対向するトッププレート上面に図柄が配され
ていても図柄は透光性塗膜部により構成されているた
め、発光は遮られることなく使用者に見えるため視認性
を十分に確保することができる。それに加えて、トップ
プレート上面の発光手段に対向する部分も透光性塗膜部
を構成できるため、調理容器が滑り難くなるのみなら
ず、トッププレートの傷付き防止においても大きな効果
を得ることができる。
【0013】請求項2に記載の発明は、透光性塗膜部を
斑点状に成してトッププレート上面に設けたものであ
る。この構成によれば、調理容器が滑り難く、トッププ
レートの傷付きも軽減できるだけでなく、部分的に透光
性塗膜部をなくすことができない場合においても斑点状
にしているので発光手段に対向するトッププレート上面
に配しても発光手段の透光性は高く、視認性を向上する
ことができる。
斑点状に成してトッププレート上面に設けたものであ
る。この構成によれば、調理容器が滑り難く、トッププ
レートの傷付きも軽減できるだけでなく、部分的に透光
性塗膜部をなくすことができない場合においても斑点状
にしているので発光手段に対向するトッププレート上面
に配しても発光手段の透光性は高く、視認性を向上する
ことができる。
【0014】請求項3に記載の発明は、透光性塗膜部は
直径が0.5〜1mmの斑点状としたことにより、発光
手段の透光性をさらに高め、視認性を大幅に向上するこ
とができる。
直径が0.5〜1mmの斑点状としたことにより、発光
手段の透光性をさらに高め、視認性を大幅に向上するこ
とができる。
【0015】請求項4に記載の発明は、透光性塗膜部の
主成分をガラスとしたことにより、トッププレートに一
体的に焼成することで塗膜強度が向上し調理容器に接触
しやすい部分に使用しても信頼性の高い塗膜構成を得る
ことができる。
主成分をガラスとしたことにより、トッププレートに一
体的に焼成することで塗膜強度が向上し調理容器に接触
しやすい部分に使用しても信頼性の高い塗膜構成を得る
ことができる。
【0016】請求項5に記載の発明は、トッププレート
の発光手段に対向する部分のみ透光性塗膜部の一部を除
いた構成としている。従来の有彩色顔料で印刷する構成
によれば、いかなる方向から発光手段を見ても発光が印
刷部に干渉しないように大きな面積におよんで印刷部の
ない領域を確保しなくてはならないものであったため調
理容器が滑りやすく、トッププレートも傷付きやすくな
っていたが、透光性塗膜による印刷構成によれば、発光
手段に対向する部分のみ最小限で塗膜部のない領域を設
けることで発光手段の視認性は格段に向上できるのみな
らず、調理容器も滑り難く、トッププレートの傷付きも
大幅に軽減できる。
の発光手段に対向する部分のみ透光性塗膜部の一部を除
いた構成としている。従来の有彩色顔料で印刷する構成
によれば、いかなる方向から発光手段を見ても発光が印
刷部に干渉しないように大きな面積におよんで印刷部の
ない領域を確保しなくてはならないものであったため調
理容器が滑りやすく、トッププレートも傷付きやすくな
っていたが、透光性塗膜による印刷構成によれば、発光
手段に対向する部分のみ最小限で塗膜部のない領域を設
けることで発光手段の視認性は格段に向上できるのみな
らず、調理容器も滑り難く、トッププレートの傷付きも
大幅に軽減できる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。
ながら説明する。
【0018】(実施例1)図1、図2は本発明の実施例
1における加熱調理器をシステムキッチンに取付けた状
態を示すものである。
1における加熱調理器をシステムキッチンに取付けた状
態を示すものである。
【0019】図1に示すとおり、加熱調理器の外郭を構
成する本体11の上面には、耐熱性ガラス製のトッププ
レート12がトップフレーム13により外周部を覆われ
て配設されている。本体11内のトッププレート12の
下面には加熱手段14が配置されている。本実施例で
は、この加熱手段14は誘導加熱によって鍋を加熱し被
調理物を加熱する誘導加熱手段14a、14bと、誘導
加熱では使えない鍋を用いて加熱するラジエントヒータ
14cとより構成されている。すなわち2個の誘導加熱
式加熱手段と、1個の電気抵抗発熱式加熱手段からなっ
ており、いわゆる3口の加熱調理器を構成している。
成する本体11の上面には、耐熱性ガラス製のトッププ
レート12がトップフレーム13により外周部を覆われ
て配設されている。本体11内のトッププレート12の
下面には加熱手段14が配置されている。本実施例で
は、この加熱手段14は誘導加熱によって鍋を加熱し被
調理物を加熱する誘導加熱手段14a、14bと、誘導
加熱では使えない鍋を用いて加熱するラジエントヒータ
14cとより構成されている。すなわち2個の誘導加熱
式加熱手段と、1個の電気抵抗発熱式加熱手段からなっ
ており、いわゆる3口の加熱調理器を構成している。
【0020】また、トッププレート12の表面上には、
加熱手段14が配設されている位置に対応して加熱部1
5が設けられている。すなわち、本実施例における誘導
加熱部15a、15bおよびラジエント加熱部15cで
ある。
加熱手段14が配設されている位置に対応して加熱部1
5が設けられている。すなわち、本実施例における誘導
加熱部15a、15bおよびラジエント加熱部15cで
ある。
【0021】さらに、本体11の前面部にはダイアル
型、押しボタン型などの固定式あるいは図に示すような
開閉収納式の操作部16と、操作に応じて各種状態を表
示する表示部17を設け、加熱調理を行うための条件を
入力するようになっている。
型、押しボタン型などの固定式あるいは図に示すような
開閉収納式の操作部16と、操作に応じて各種状態を表
示する表示部17を設け、加熱調理を行うための条件を
入力するようになっている。
【0022】さらに、トッププレート12の上面あるい
は下面は加熱部5の位置を示すための円状の印刷部18
が有彩色顔料で印刷されていて、トッププレート12の
デザイン性向上のため全体的あるいは部分的に石目状、
斑点状、もしくは幾何学的な図柄19が透光性塗膜21
で印刷されている。
は下面は加熱部5の位置を示すための円状の印刷部18
が有彩色顔料で印刷されていて、トッププレート12の
デザイン性向上のため全体的あるいは部分的に石目状、
斑点状、もしくは幾何学的な図柄19が透光性塗膜21
で印刷されている。
【0023】また、図2に示すように、トッププレート
12の下方には加熱手段14の入力状態を示す発光手段
20を設け、発光LEDにより点灯、消灯もしくは点滅
で表示する構成としている。
12の下方には加熱手段14の入力状態を示す発光手段
20を設け、発光LEDにより点灯、消灯もしくは点滅
で表示する構成としている。
【0024】以下、本発明の実施例の説明をする。トッ
ププレート12の表面上には、全体的あるいは部分的に
石目状、斑点状、もしくは幾何学的な図柄19が透光性
塗膜21で印刷されている。なお、本実施例では、透光
性塗膜21が斑点状に成してトッププレート上面に設け
られている。
ププレート12の表面上には、全体的あるいは部分的に
石目状、斑点状、もしくは幾何学的な図柄19が透光性
塗膜21で印刷されている。なお、本実施例では、透光
性塗膜21が斑点状に成してトッププレート上面に設け
られている。
【0025】以上の構成について、以下その動作、作用
を説明する。まず、トッププレート12の上面に設けら
れた加熱部15に調理容器22を載置した状態で操作部
16において加熱調理の開始操作をすることによってト
ッププレート12の下方に設けられた発光手段20が発
光すると共に加熱手段14によって加熱調理が開始され
る。本実施例における誘導加熱調理の構成原理は公知の
技術として説明を省略する。
を説明する。まず、トッププレート12の上面に設けら
れた加熱部15に調理容器22を載置した状態で操作部
16において加熱調理の開始操作をすることによってト
ッププレート12の下方に設けられた発光手段20が発
光すると共に加熱手段14によって加熱調理が開始され
る。本実施例における誘導加熱調理の構成原理は公知の
技術として説明を省略する。
【0026】トッププレート12の表面上には、発光手
段20に対向する部分も含めて全体的に斑点状の図柄1
9が透光性塗膜21で印刷されている。発光手段20の
点灯時は勿論、斑点状の図柄19の領域を含めて使用者
に示されることになるが、図柄19は透光性塗膜21で
構成されているため、照射光は遮られることなく透過さ
れるので発光が部分的に見えなくなったり、輝度が低下
してしまうこともない。
段20に対向する部分も含めて全体的に斑点状の図柄1
9が透光性塗膜21で印刷されている。発光手段20の
点灯時は勿論、斑点状の図柄19の領域を含めて使用者
に示されることになるが、図柄19は透光性塗膜21で
構成されているため、照射光は遮られることなく透過さ
れるので発光が部分的に見えなくなったり、輝度が低下
してしまうこともない。
【0027】以上のように、本実施例においては、透光
性塗膜21によって発光手段20の発光は使用者に視認
性良く示されるため使用性を高めることができる。
性塗膜21によって発光手段20の発光は使用者に視認
性良く示されるため使用性を高めることができる。
【0028】さらに、トッププレート12上面の発光手
段20に対向する部分も透光性塗膜21を構成できるた
め、調理容器22が滑り難くなるのみならず、トッププ
レートの傷付き防止においても大きな効果を得るので信
頼性を向上することができる。
段20に対向する部分も透光性塗膜21を構成できるた
め、調理容器22が滑り難くなるのみならず、トッププ
レートの傷付き防止においても大きな効果を得るので信
頼性を向上することができる。
【0029】また、部分的に透光性塗膜部21をなくす
ことができない場合においても透光性塗膜21を斑点状
することにより、発光手段20に対向するトッププレー
ト12上面に配しても発光手段20の透光性は高く、視
認性を向上することができる。その上、塗膜面積が少な
いため汚れも付きにくく、使用性を向上できる。
ことができない場合においても透光性塗膜21を斑点状
することにより、発光手段20に対向するトッププレー
ト12上面に配しても発光手段20の透光性は高く、視
認性を向上することができる。その上、塗膜面積が少な
いため汚れも付きにくく、使用性を向上できる。
【0030】また、透光性塗膜21は直径が0.5〜1
mmの斑点状としたことにより、発光手段20の透光性
をさらに高め、視認性を大幅に向上することができる。
mmの斑点状としたことにより、発光手段20の透光性
をさらに高め、視認性を大幅に向上することができる。
【0031】また、透光性塗膜21の主成分をガラスと
することにより、トッププレート12に焼成することで
塗膜強度が向上し調理容器22に接触しやすい部分に使
用しても信頼性の高い塗膜構成を得ることができる。
することにより、トッププレート12に焼成することで
塗膜強度が向上し調理容器22に接触しやすい部分に使
用しても信頼性の高い塗膜構成を得ることができる。
【0032】また、本実施例では誘導加熱部15a、1
5bをトッププレート12の前面に設けている。これは
使用頻度が多いということ以外に、誘導加熱の場合はト
ッププレート12が直接加熱されないため、透光性塗膜
21が加熱部15全体に配することができ、調理容器2
2が滑り難くすることと、トッププレート12の傷付き
防止においては非常に好ましいものとなる。すなわち、
本実施例の方法は誘導加熱手段により加熱する調理器に
用いるとその効果は大きい。
5bをトッププレート12の前面に設けている。これは
使用頻度が多いということ以外に、誘導加熱の場合はト
ッププレート12が直接加熱されないため、透光性塗膜
21が加熱部15全体に配することができ、調理容器2
2が滑り難くすることと、トッププレート12の傷付き
防止においては非常に好ましいものとなる。すなわち、
本実施例の方法は誘導加熱手段により加熱する調理器に
用いるとその効果は大きい。
【0033】なお、本実施例の説明にあたって加熱部1
5として、いわゆる3口の加熱部を有する加熱調理器に
ついて主に説明したが、加熱部は1口であっても、それ
以上であってもほぼ同様の効果が得られる。
5として、いわゆる3口の加熱部を有する加熱調理器に
ついて主に説明したが、加熱部は1口であっても、それ
以上であってもほぼ同様の効果が得られる。
【0034】(実施例2)本発明の実施例2における加
熱調理器について説明する。なお、実施例1と基本構成
は同じなので異なる点を中心に説明する。
熱調理器について説明する。なお、実施例1と基本構成
は同じなので異なる点を中心に説明する。
【0035】本実施例が実施例1と異なる点は、図3に
示すように、トッププレート12の発光手段20に対向
する部分のみ透光性塗膜21の一部を除いた構成とした
点である。従来の有彩色顔料で印刷する構成によれば、
いかなる方向から発光手段20を見ても発光が印刷部に
干渉しないように大きな面積におよんで印刷部のない領
域を確保しなくてはならないものであったため調理容器
22が滑りやすく、トッププレート12も傷付きやすく
なっていたが、透光性塗膜21による印刷構成によれ
ば、発光手段20に対向する部分のみ最小限で塗膜部の
ない領域を設けることで発光手段の視認性は格段に向上
できるため使用性は高く、しかも調理容器も滑り難く
て、トッププレートの傷付きも大幅に軽減できる。
示すように、トッププレート12の発光手段20に対向
する部分のみ透光性塗膜21の一部を除いた構成とした
点である。従来の有彩色顔料で印刷する構成によれば、
いかなる方向から発光手段20を見ても発光が印刷部に
干渉しないように大きな面積におよんで印刷部のない領
域を確保しなくてはならないものであったため調理容器
22が滑りやすく、トッププレート12も傷付きやすく
なっていたが、透光性塗膜21による印刷構成によれ
ば、発光手段20に対向する部分のみ最小限で塗膜部の
ない領域を設けることで発光手段の視認性は格段に向上
できるため使用性は高く、しかも調理容器も滑り難く
て、トッププレートの傷付きも大幅に軽減できる。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、たとえ発
光手段に対向するトッププレート上面に図柄が配されて
いても図柄は透光性塗膜部により構成されているため、
発光は遮られることなく使用者に見えるため視認性を十
分に確保することができる。それに加えて、トッププレ
ート上面の発光手段に対向する部分も透光性塗膜部を構
成できるため、調理容器が滑り難くなるのみならず、ト
ッププレートの傷付き防止においても大きな効果を得る
ことができる。
光手段に対向するトッププレート上面に図柄が配されて
いても図柄は透光性塗膜部により構成されているため、
発光は遮られることなく使用者に見えるため視認性を十
分に確保することができる。それに加えて、トッププレ
ート上面の発光手段に対向する部分も透光性塗膜部を構
成できるため、調理容器が滑り難くなるのみならず、ト
ッププレートの傷付き防止においても大きな効果を得る
ことができる。
【図1】本発明の実施例1における加熱調理器をシステ
ムキッチンに取付けた状態を示す斜視図
ムキッチンに取付けた状態を示す斜視図
【図2】同、加熱調理器のトッププレートの要部を示す
断面図
断面図
【図3】本発明の実施例2における加熱調理器のトップ
プレートの要部を示す断面図
プレートの要部を示す断面図
【図4】従来の加熱調理器を示す分解斜視図
11 本体
12 トッププレート
13 トップフレーム
14 加熱手段
14a、14b 誘導加熱手段
15 加熱部
16 操作部
17 表示部
18 円状の印刷部
19 図柄
20 発光手段
21 透光性塗膜部
22 調理容器
Claims (5)
- 【請求項1】 外郭を構成する本体と、前記本体の上面
に設けたトッププレートと、前記トッププレート上に設
けた少なくとも1つの加熱部と、前記トッププレートの
下方に前記加熱部に対応して設けた加熱手段と発光手段
を備え、前記トッププレート上面に透光性塗膜部を有す
る加熱調理器。 - 【請求項2】 透光性塗膜部は斑点状を成してトッププ
レート上面に設けた請求項1に記載の加熱調理器。 - 【請求項3】 透光性塗膜部は直径が0.5〜1mmの
斑点状としたことを特徴とする請求項2に記載の加熱調
理器。 - 【請求項4】 透光性塗膜部はガラスを主成分とした請
求項1に記載の加熱調理器。 - 【請求項5】 トッププレートの発光手段に対向する部
分のみ透光性塗膜部の一部を除いたことを特徴とする請
求項1に記載の加熱調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002104843A JP2003302061A (ja) | 2002-04-08 | 2002-04-08 | 加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002104843A JP2003302061A (ja) | 2002-04-08 | 2002-04-08 | 加熱調理器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003302061A true JP2003302061A (ja) | 2003-10-24 |
Family
ID=29389838
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002104843A Pending JP2003302061A (ja) | 2002-04-08 | 2002-04-08 | 加熱調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003302061A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2002
- 2002-04-08 JP JP2002104843A patent/JP2003302061A/ja active Pending
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