JP2844544B2 - 用紙の整列方法 - Google Patents

用紙の整列方法

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JP2844544B2 JP2060915A JP6091590A JP2844544B2 JP 2844544 B2 JP2844544 B2 JP 2844544B2 JP 2060915 A JP2060915 A JP 2060915A JP 6091590 A JP6091590 A JP 6091590A JP 2844544 B2 JP2844544 B2 JP 2844544B2
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達也 小川
宏治 仲田
弘之 井口
伸子 戸田
浩二 小林
俊樹 出口
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【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、順次送られてくる用紙、シート等(以下、
用紙という)を羽根車により受け入れて、整列して排出
する表紙の整列方法に関するものである。 〔従来の技術〕 従来、搬送路に沿って順次送られて来る用紙を、複数
枚の羽根を放射状に設けた羽根車の各羽根の間に一枚ず
つ受け入れて排出し、同一場所に積み重ねたり、あるい
は低速のベルトコンベア上にずらせて重ねたりすること
が行われている。 例えば、枚葉の用紙の検査機では搬送路上の用紙を羽
根車により受け入れてスタッカー部に積み重ねることが
行われているが、用紙の表裏には各種印刷が施され、表
面のインキ乾燥状態や紙くせなどが一定せず、摩擦やす
べりなど搬送に影響を与える諸条件を一定に維持するこ
とは難しく、用紙を搬送装置に供給する側において一定
のタイミングで供給しても、用紙が羽根車に至る間に搬
送路上の用紙間同士の間隔が同期状態における間隔から
外れることを完全に防止することはできない。このた
め、羽根車が的確に用紙を受け入れることができず、ス
タッカー部での用紙の順番が狂ってしまうなどのトラブ
ルが発生する。 このようなトラブルの防止方法として、例えば実開昭
56−72862号公報に記載のものが知られている。この方
法は、羽根車の回転位置および用紙の進入を検出するこ
とにより、用紙の先端が羽根の先端部に衝突するおそれ
があるか否か、すなわち突入時期の良否を判定し、衝突
のおそれがあるとき(突入時期が否のとき)は用紙を偏
向させることにより、シートが確実に羽根と羽根の間に
入るようにしたものである。 〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、上記の方法では、これを実施するため
の装置構造及びその運転制御機構は必ずしも簡単になら
ないだけでなく、用紙が羽根車との同期状態から大幅に
ずれた場合には対応できず、また用紙の姿勢を変化させ
て同期させるものであるため、紙くせが悪い場合などに
は用紙偏向により折れや曲がりが発生してしまい、安定
かつ的確な同期制御を行うことが難しいという問題点が
あった。 本発明は、搬送路上の用紙が不等間隔になった場合で
も、羽根車に一枚づつ確実に受入れ収納するために、搬
送装置の排出部(羽根車とスタッカーを含めた部分)の
入口到着時点における用紙進行のタイミングを計測し、
これを正常時のタイミングと比較してその差を求め、差
の量に応じて用紙を受入れる側の羽根車の羽根の回転位
置を調整するようにし、用紙が確実に羽根車に受け入れ
られるようにしたものである。 〔課題を解決するための手段〕 本発明は、搬送路上に沿って順次送られて来る用紙
を、制御機構により回転制御されるステッピングモータ
で駆動され、羽根を複数放射状に設けた羽根車に一枚宛
受け入れてステッカー部に順次積み重ねるようにした用
紙の整列方法において、羽根間をn分周すると共に該羽
根間の用紙受入位置に達した時の前羽根のステップ数が
{(n/2)+n0}(ただし、n:羽根間の分周比、n0:進め
ステップ数)となるように設定し、搬送路上の用紙セン
サーからの検知信号を受けたときの前記前羽根のカウン
トステップ数が{(n/2)+n0}のときはステッピング
モータの駆動速度を同期速度F0、カウントステップ数が
0のときの駆動速度を最高同期速度FH、カウントステッ
プ数が(n−n0)のときの駆動速度を最低同期速度FL
して、これらF0,FL及びFHを前記制御機構に記憶させて
おき、前記カウントステップ数が{(n/2)+n0}のと
きは同期速度F0で、0〜{(n/2)+n0−1}のときは
最高同期速度FHで、{(n/2)+n0+1}〜(n0−1)
のときは最低同期速度FLでそれぞれ駆動し、最高同期速
度FHまたは最低同期速度FLで駆動したときには、羽根車
が同期速度F0と一致した時点以後においては同期速度F0
で定速駆動するようにしたものである。 〔作 用〕 本発明では、正常動作の同期速度F0、その同期速度F0
より遅れ側の最高同期速度FH、進み側の最低同期速度FL
の3つの速度を予め制御機構に記憶させておき、前羽根
が用紙受入位置に達するまでのカウントステップ数が
{(n/2)+n0}のときは同期速度F0で、0〜{(n/2)
+n0−1}のときは最高同期速度FHで、{(n/2)+n0
+1}〜(n0−1)のときは最低同期速度FLでそれぞれ
駆動し、最高同期速度FHまたは最低同期速度FLで駆動し
たときには、羽根車が同期速度F0と一致した時点以後に
おいては同期速度F0で定速駆動する。従って、3種類と
いう簡単な速度制御でありながら、羽根車と用紙の同期
を確実にとることができる。 〔実施例〕 本発明の一実施例を第1図に基づいて説明すると、用
紙整列装置は、送りローラ11,12及び搬送ベルト13を備
えた搬送部10と、複数枚の羽根21がピッチ角θで放射状
に設けられ、かつ、ステッピングモータ22により回転駆
動される羽根車23よりなる用紙受入・排出部20と、スタ
ッカー部30と、搬送ベルト13により順次送られて来る用
紙Pの先端部を検知する用紙センサー41と、該用紙セン
サー41からの信号を受けてステッピングモータ22へ所定
周波数からなる駆動パルス信号を出力する制御機構50と
により構成されており、前記送りローラ11の回転軸に
は、制御機構50に連絡されたロータリー・エンコーダ
(図示せず)が設けられている。 用紙センサー41と羽根間用紙受入位置Prとの離間距離
をL、用紙Pの搬送速度をVとすれば、用紙Pが用紙セ
ンサー41の位置から用紙受入位置Prに到達するに要する
時間Δtは、 Δt=L/V …………(1) で与えられる。 そして、用紙Pが用紙受入位置Prで羽根車に当ること
なく羽根と羽根の間に確実に投入されるためには、用紙
Pの先端が用紙受入れ位置Prに達した時に、回転中の羽
根車23の前後の羽根21,21の中間位置が丁度用紙受入れ
位置Prに来るように回転制御する必要がある。そこで、
本発明では、前後の羽根間をn分周し(ここでは分周比
n=60として説明する)、用紙受入位置Prにおける前羽
根のステップ数が{(n/2)+n0}=(30+n0)になる
ように設定する。ここで、nは前記羽根間の分周比、n0
は進めステップ数を表わし、進めステップ数n0は普通4
〜8の値が選択される。例えば、n0=5とすると、用紙
受入位置Prでの前羽根のステップ数は(30+n0)=35と
なる。 さらに、用紙センサー41により用紙Pの検知信号があ
ったときに用紙受入位置Prと前羽根の位置が一致してい
る場合、同期速度F0でステッピングモータ22を回転駆動
するように設定し、前羽根の位置が用紙受入位置Prより
進み側にあるとき、あるいは遅れ側にあるときをカウン
トステップ数で読みとり、進み側か遅れ側かを判定して
ステッピングモータ22の回転速度を制御するように制御
するものである。従って、カウントステップ数0〜34の
ときは遅れ側,36〜55のときは進み側となる。 この関係を第3図の速度グラフで説明すると、x軸は
センサー41から用紙受入位置Prまでの距離Lを、y軸は
カンウントステップ数を表わしており、原点のステップ
数を{(n/2)+n0}=〔35〕(ただし、n0=5)とす
ると、この原点〔35〕と用紙受入位置Pr(L,60)を通る
直線F0が同期速度となる。また、遅れ側の最高同期速度
FHは{(n/2)+n0}=
〔0〕とPr(L,60)を通る直
線、さらに、進み側の最低同期速度FLは(n−n0)=
〔55〕とPr(L,60)を通る直線となり、それぞれ次の直
線方程式で表わされる。 そこで、加速および減速の速度テーブルとしては、遅
れ側であるステップ数0〜34についてはFHのステップ勾
配(n/L)=(60/L)に設定し、進み側であるステップ
数36〜55についてはFLのステップ勾配(n0/L)=(5/
L)に設定し、同期速度F0のステップ数nについては
(n−2n0)/2L=(25/L)に設定すればよい。これらの
速度テーブルはロジック回路により用意しておき、用紙
センサー41の検出信号とこの時の前羽根のカウントステ
ップ数とにより、CPUは最高同期速度FHか、最低同期速
度FLか、あるいは同期速度F0のいずれかの速度テーブル
を持つロジック回路を選択し、ステッピングモータ22を
FH,FL,F0のいずれかの速度で回転駆動する。そして、羽
根車23のカウントステップ数が同期速度F0に到達した時
点以後は、ステッピングモータ22は同期速度F0で運転す
る。 すなわち、第3図においてこれを説明すると、カウン
トステップ数nS1=10の場合、仮想直線FS1が直線F0と交
差する点LS1の座標は(5L/7,53)となる。従って、カウ
ントステップ数10〜53までは最高同期速度FHで回動駆動
し、カウントステップ数53から60までは同期速度F0で回
転駆動するものである。次に、カウントステップ数ns2
=45の場合、假想直線FS2が直線F0と交差する点LS2の座
標は(L/2,48)となる。従って、カウントステップ数45
〜48までは最低同期速度FLで回転駆動し、カウントステ
ップ数48〜60までは同期速度F0で回転駆動するものであ
る。 ここで、最低同期速度FL時におけるステッピングモー
タ22の駆動用パルス信号の周波数をfLとすると、同期速
度F0時の駆動用パルス信号の周波数は5fL、最高同期速
度FH時の駆動用パルス信号の周波数は12fLとなり、お互
いのパルス周波数が1:5:12の比例関係にあるので、駆動
用パルス信号の周波数の設定が非常に容易となり、制御
回路の構成が簡単なものとなる。 なお、前記実施例では羽根間の分周比n=60とした場
合について例示したが、これは適宜選定できるものであ
る。また、進めステップ数n0については4〜8が最適で
ある。なお、この進めステップ数n0を例えば5とした場
合、n=60分周のときはステップ数56〜60は次の羽根間
の制御を意味し、次の前羽根のステップ数0〜5とな
り、最高同期速度FHで駆動されることとなる。上記本発
明の制御方法をブロック説明図で示したものが第5図で
ある。この本発明の制御方法の場合、すべての制御をロ
ジック回路で行うことができるため、高速制御が可能で
ある。 〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明によるときは、同期速
度,最高同期速度,最低同期速度の3つの速度を予め記
憶させておき、同期速度より早いか遅いか、そのずれを
カウントステップ数から読み取り、これに従って同期速
度に到達するまでは最高同期速度または最低同期速度で
駆動し、同期速度に達した時点以後は同期速度で定速駆
動するようにしたので、すべての制御をロジック回路で
行うことが可能となり、制御回路の構成を簡略化するこ
とができると共に制御の信頼性を向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は本発明
を適用して構成した用紙整列装置の概略説明図、第2図
は用紙整列装置の制御系のブロック説明図、第3図は羽
根車を回転駆動するステッピングモータの駆動速度の説
明図である。 10……用紙搬送部 11,12……送りローラ 13……搬送ベルト 21……羽根 20……用紙受入れ・排出部 22……ステッピングモータ 23……羽根車 30……スタッカー部 41……用紙センサー 50……制御機構 Pr……用紙受入位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 戸田 伸子 東京都文京区小石川4丁目14番12号 共 同印刷株式会社内 (72)発明者 小林 浩二 東京都文京区小石川4丁目14番12号 共 同印刷株式会社内 (72)発明者 出口 俊樹 東京都文京区小石川4丁目14番12号 共 同印刷株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−31657(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送路上に沿って順次送られて来る用紙
    を、制御機構により回転制御されるステッピングモータ
    で駆動され、羽根を複数放射状に設けた羽根車に一枚宛
    受け入れてスタッカー部に順次積み重ねるようにした用
    紙の整列方法において、 羽根間をn分周すると共に該羽根間の用紙受入位置に達
    した時の前羽根のステップ数が{(n/2)+n0}(ただ
    し、n:羽根間の分周比、n0:進めステップ数)となるよ
    うに設定し、 搬送路上の用紙センサーからの検知信号を受けたときの
    前記前羽根のカウントステップ数が{(n/2)+n0}の
    ときはステッピングモータの駆動速度を同期速度F0、カ
    ウントステップ数が0のときの駆動速度を最高同期速度
    FH、カウントステップ数が(n−n0)のときの駆動速度
    を最低同期速度FLとして、これらF0,FL及びFHを前記制
    御機構に記憶させておき、 前記カウントステップ数が{(n/2)+n0}のときは同
    期速度F0で、0〜{(n/2)+n0−1}のときは最高同
    期速度FHで、{(n/2)+n0+1}〜(n0−1)のとき
    は最低同期速度FLでそれぞれ駆動し、最高同期速度FH
    たは最低同期速度FLで駆動したときには、羽根車が同期
    速度F0と一致した時点以後においては同期速度F0で定速
    駆動することを特徴とする用紙の整列方法。
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