JP2684771B2 - 搬送制御装置 - Google Patents

搬送制御装置

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JP2684771B2 JP1137252A JP13725289A JP2684771B2 JP 2684771 B2 JP2684771 B2 JP 2684771B2 JP 1137252 A JP1137252 A JP 1137252A JP 13725289 A JP13725289 A JP 13725289A JP 2684771 B2 JP2684771 B2 JP 2684771B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、モータ等の駆動源により移動駆動される搬
送ベルト等の搬送部材を含む搬送手段の搬送制御装置に
関する。
(従来の技術) 例えばカラー記録装置は、回転移動駆動される搬送部
材としてのエンドレスベルトで被搬送部材としての記録
用の紙等のシート材を給紙側から排紙側へ所定の一定速
度で搬送させ、その搬送経路に沿って順次に配設した複
数のカラー成分色像記録手段部(以下、カラー記録部と
記す)を順次に低下させることで搬送記録用紙面に目的
のカラー画像の各成分色像を順次に重畳形成してカラー
画像を合成記録してプリントアウトする装置構成とする
ものが多い。
第6図はそのようなカラー記録装置の一例の概略構成
を示している。1・3は互いに並行に配設した駆動ロー
ラとターンローラ(回転ローラ)、2はこの両ローラ1
・3間に懸回張設した搬送部材としてのエンドレスベル
ト(以下、搬送ベルトと記す)、23は駆動ローラ1の駆
動源としての回転駆動モータ部である。駆動ローラ1が
モータ部31で反時計方向に所定の回転速度で回転駆動さ
れることで搬送ベルト2が反時計方向に所定の速度で回
動移動駆動され、搬送ベルト2の上行側のベルト面は図
面上右側から左側へ面移動する。この搬送ベルト2の右
方が給紙側であり、左方が排紙側である。
15・14・13・12は搬送ベルト2の上行側ベルト面の上
方に該ベルト面の面移動方向上流側から下流側に順次に
ベルト面に対向させて配設した複数のカラー記録部であ
る。各カラー記録部15・14・13・12は例えばシアン
(C)・マゼンタ(M)・黄(Y)・黒(K)のインク
ジェットヘッドである。
8はカラー記録用の紙であり、搬送ベルト2の右方に
設けられた不図示の給紙機構から所定のタイミング時点
で回動搬送ベルト2の上行側ベルト面に給紙され、該ベ
ルトに載って該ベルトと同じ移動速度で左方へ搬送さ
れ、各カラー記録部15・14・13・12を順次に通過して搬
送記録用紙面に目的のカラー画像の各成分色像が順次に
重畳形成されてカラー画像の合成形成がなされ、搬送ベ
ルト2の左方の排紙へ排出される。
このようなカラー記録装置では被搬送部材である記録
用紙の移動速度、即ち搬送部材であるベルト2の移動速
度を一定化することが、色ズレ(重畳記録される各成分
色像のレジストレーションのズレ、レジズレ)防止のた
めに重要である。
従来はベルト等の搬送部材の移動を一定速度にするた
めに、搬送部材に駆動を伝える駆動ローラの回転数、ま
たは駆動ローラに駆動を伝えるギヤ等の機械系の回転
数、あるいは駆動源のモータの回転数(以下、モータ等
の回転数と記す)を一定にするようにしていた。
(発明が解決しようとする問題点) この様な制御方法は搬送部材の速度をある程度の精度
で一定にすることができるが、より高精度が要求される
場合には問題である。またベルト等の搬送部材の厚み
(搬送部材の移動方向に沿う各部の厚み、以下同じ)が
要求される精度に対して一定とみなせない場合、モータ
等の回転数を一定にすることでは搬送部材の移動速度を
一定にできないという問題がある。
具体的に上述のようなカラー記録装置について、搬送
ベルト2の厚みとベルト面の移動速度との相関を説明す
る。
まず搬送ベルト2の厚みdが一定do[mm]の場合につ
いて述べる。このときモータ部23は一定回転数fo[roun
d/sec]で制御されているので、駆動ローラ1も一定回
転数foで回転する。尚ここでは、説明を簡単にするため
にモータ部23と駆動ローラ1を直結にしている。従って
搬送ベルト2の移動速度v[mm/sec]は v=(r+do/2)2πfo=vo となる。r[mm]は駆動ローラ1の半径である。
搬送ベルト2上に載った用紙8も速度voで移動する。
搬送ベルト2で搬送される用紙8上のある点Aが各色の
カラー記録部15・14・13・12に順次到達する時刻を夫々
to・t1・t2・t3とし、各色のカラー記録部15と同14の間
隔をl1、同14と同13の間隔をl2、同13と同12の間隔を距
離l3とすると、 t1−to=l1/vo t2−to=(l1+l2)vo t3−to=(l1+l2+l3)vo という関係がある。このとき速度vo及び間隔l1・l2・l3
は前以って設定できる既知の値であるから、toを別のタ
イミング制御(例えば給紙の時刻を時間原点とする方法
など)で前以って設定しておけば時刻t1・t2・t3も既知
となり、これ等の時刻to・T1・t2・t3を点Aへの各色の
カラー記録部15・14・13・12の書き込みタイミングとす
れば、点A上にはシアン(C)・マゼンタ(M)・黄
(Y)・黒(K)の画像が色ズレ(レジズレ)なしに形
成できる。
しかし、搬送ベルト2の厚みdが一定でない場合は、
各色C・M・Y・Kの重畳成分色像の位置がズレてしま
ういわゆるレジズレを生じ、高画質重畳合成カラー画像
を得ることができないという問題がある。即ち時刻tに
おける駆動ローラ1の上部での搬送ベルト2の厚みをd
(t)と時間の関数とすると、搬送ベルト2の移動速度
vは、 v=(r+d(t)/2)2πfo=v(t) と、時間の関数となる。また、用紙8上の点Aが各色C
・M・Y・Kのカラー記録部15・14・13・12に到達する
時刻を夫々t′o・t′1・t′2・t′3とすると、 となり、一般に回転数foは既知だが、d(t)が未知な
ためt′o・t′1・t′2・t′3は求まらない。ま
た各色C・M・Y・Kの画像書き込み時刻をto・t1・t2
・t3で行うと、to=t′oとすると、即ちシアンCの画
像が点Aに書き込まれた場合、マゼンタMの画像は すなわち だけずれて書き込まれる。同様に黄Yの画像は 黒Kの画像は dtだけずれて書き込まれ、全体として色ズレのない高画
質な画像を得ることができないという問題がある。
このように搬送部材の移動速度を一定化するべくモー
タ等の回転数を一定に制御する従来の制御構成では、上
述したように搬送ベルト等の搬送部材の厚みが一定でな
い場合には搬送部材の移動速度を一定にできない。
そのためこの搬送制御を例えば上記例のようなカラー
記録装置に用いた場合、搬送部材2の全長に沿う各部の
厚みが一定でない場合には記録用紙を一定速度で搬送で
きないため各成分色像の重畳合成画像に色ズレが発生し
てしまうことになる。
本発明は搬送部材の厚みが一定でない場合でも搬送部
材の移動速度が一定になるように工夫した搬送制御装置
を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、モータ等の駆動源により移動駆動される搬
送ベルト等の搬送部材の厚みもしくは厚みに応じて変化
する物理量を逐次測定する測定手段と、前記測定値に応
じて逐次駆動源の回転数を変化させる制御手段を有する
ことを特徴とする搬送制御装置である。
(作 用) 即ち、搬送部材の移動方向に沿う厚みの変化もしくは
厚みに応じて変化する物理量が測定手段で測定され、そ
の測定値にもとづいて搬送部材の面移動速度は一定とな
るように駆動源の回転数が同期的に適切に制御されるの
である。つまり搬送部材の厚みが均一でない場合でも搬
送部材の移動速度が高精度に一定化される。
従って例えば前述例ようなカラー記録装置の搬送ベル
トの搬送制御装置に適用すれば、搬送部材としてのベル
トの厚みが均一でない場合でも紙等の記録用紙の搬送を
高精度に一定速度で行うことができ、色ズレの目立たな
いカラー画像を形成することができる。
(実 施 例) 第1図は一実施例として本発明の搬送制御装置を適用
したカラー画像記録装置の一例の概略構成を示すもので
ある。この記録装置の基本構成は前述第6図例の記録装
置と同様であり、共通している構成部材・部分には同一
符号を付して再度の説明を省略する。第2図は第1図の
搬送ベルト2部分の拡大図である。
駆動ローラ1の駆動源としてのモータ部23は駆動ロー
ラ1に軸直結したステッピングモータであり、9はその
モータドライバ、21はモータコントローラである。
7は搬送ベルト2の右方に配設した不図示の給紙系に
含まれるレジストローラ、11はそのコントローラであ
る。6は搬送ベルト2上に給送された記録用紙の押えロ
ーラである。
24は搬送ベルト2の厚みの変化に応じて変化する物理
量を測定するセンサ、25は該センサからの信号より搬送
ベルト2の厚みもしくは厚みに比例する物理量を更正す
る厚み検出器である。
各カラー記録部12・13・14・15はライン上のバブルジ
ェットヘッド及びドライバである。16・17・18・19はこ
の各カラー記録部用の画像メモリ部である。
20はシーケンス制御部である。この制御部20にレジス
トローラコントローラ11、各画像メモリ部16〜19、モー
タコントローラ21等が連絡している。
4は搬送ベルト2の左方に配設された排紙トレイであ
る。
記録の動作について説明する。
シーケンス制御部20はモータコントローラ21にステッ
ピングモータ23を起動させる要求を出す。要求を受けた
モータコントローラ21は、モータドライバ9へfspなる
周波数の駆動パルスを出力する。モータドライバ9は駆
動パルスの1パルスごとにステッピングモータ23内のコ
イル群に電流を流し、ステッピングモータ23のロータ及
びロータ軸をfなる回転数で回転させる。尚、ステッピ
ングモータ23は矢示の反時計方向に回転する。ステッピ
ングモータ23の回転は駆動ローラ1に伝達される。ここ
では説明を簡単にすめために駆動ローラ1の回転方向と
回転数fをステッピングモータ23の回転方向と回転数f
に等しくさせてある。従って、搬送ベルト2は矢示の反
時計方向に回動移動する。
このときの搬送ベルト2の移動速度vは v=(r+d/2)2πf …式(1) f=fsp・θ/360 …式(2) より v=(r+d/2)2πfspθ/360 …式(3) となる。ここでrは駆動ローラ1の半径、dは搬送ベル
ト2の点B(厚みセンサ部5の直下)における厚み、π
は円周率、θはステッピングモータ23のステッピ角(1
パルスで回転する角度)で一般に5相モータでフルステ
ップモードならθ=0.72゜である。搬送ベルトの一周期
で変動する量はdであるから移動速度vを目標移動速度
voで一定にするために fsp=360・vo/{(r+d/2)2πθ} …式(4) を満足する駆動パルスをモータコントローラ9が発生す
る。
一方、変動する厚みdは厚みセンサ部24で測定され、
厚み検出器25で校正され、モータコントローラ9に入力
され、該コントローラはこの厚みより式(4)を用いて
駆動パルスの周波数fspを導出する。従って搬送ベルト
2は高精度に一定速度voで矢示の反時計方向に回動移動
する。
一方、シーケンス制御部20は、レジストローラコント
ローラ11にレジストローラ7を起動させることを要求す
る。要求を受けたレジストローラコントローラ11はレジ
ストローラ7を矢示の用紙給送方向に回転させる。レジ
ストローラ7の回転によって記録用紙8は搬送ベルト2
上に送り込まれる。搬送ベルト2は高精度な一定速度vo
で記録用紙8をカラー記録部15・14・13・12の方向に搬
送し、最終的には排紙トレイ4に送り出す。
その間にシーケンス制御部20の指示により、画像メモ
リ部19・18・17・16内の画像データを記録部15・14・13
・12で記録用紙にカラー画像を形成する。具体的には、
シーケンス制御部20は各色(C・M・Y・K)のカラー
画像の記録用紙8への書き込み位置を合せるために、レ
ジストローラ7の起動時刻を時間原点として時間to・t1
・t2・t3後に各色(C・M・Y・K)の画像メモリ部19
・18・17・16に各々の画像データの伝送を命じる。伝送
を受けた各色(C・M・Y・K)の画像メモリ部19・18
・17・16は各色(C・M・Y・K)のカラー記録部15・
14・13・12に各々の画像データを同期を取って送る。各
色(C・M・Y・K)の記録部15・14・13・12は、受け
た画像データに応じて、各色(C・M・Y・K)の記録
材(ここでは記録部としてライン状のバブルジェットを
用いているため記録材は液体インクである)を記録用紙
8に載せ、画像を形成する。
尚、書き込みタイミングto・t1・t2・t3は t1−to=l1/vo t2−t1=l2/vo t3−t2=l3/vo になる様に制御される。ただしtoはレジストローラ7か
ら記録部15までの距離l0とすると to=lo/vo となるが、記録用紙8の先端から画像形成領域としない
こともあるので、 to=lo/vo+α(αは前以って設定された値) となる。
以上の動作により、カラー画像が記録された記録用紙
8が排紙トレイ4に出力される。
シーケンス制御部20は、所望する枚数だけ記録用紙8
が排紙トレイ4に出力されたら、各ユニット(レジスト
ローラコントローラ11、画像メモリ部19・18・17・16、
モータコントローラ21等)を初期の状態にし、次の入力
待ちになる。特にモータコントローラ21はシーケンス制
御部20より停止命令を受け、駆動パルスをモータドライ
バ9に伝えることを止め、モータドライバ9はステッピ
ングモータ23を停止させる。以上が一連の記録動作の説
明である。
次にモータコントローラ21の内部構成例を第3図・第
4図に2つ示し、第5図に厚みセンサ部24の構成例を示
し、搬送ベルト2の厚みdの変動に応じてステッピング
モータ23の回転数fを変える駆動パルスの周波数fspの
制御方法について説明する。
第3図において、31は入力電圧に応じて出力パルスの
周期(又は周波数とも称す)を変えるV−Tコンバー
タ、32はゲート回路である。第4図において、31は上記
と同様のV−Tコンバータ、41はモータ制御用プログラ
ム及びデータを記憶しておくメモリ、42はモータ制御用
のCPU、43・44は駆動パルスの周波数とパルスの数を制
御するカウンタである。第5図において、52は金属部
材、51は本装置の筺体に固定された支持材、53は非接触
変位センサ、54は厚み検出器25につながるプローブであ
る。
搬送ベルト2の点Bにおける厚みdの変化に応じて金
属部材52は矢印の上下方向に変位する。一方、非接触変
位センサ53は支持材51に固定されている。従って非接触
変位センサ53と金属部材のギャップyは厚みdの応じて
変動する。変位センサ53はこのギャップyの変化を検出
する。ここでの検出方法は厚み検出器25より高周波電流
が供給される金属部材52に渦電流を発生させ、ギャップ
yの変化を変位センサ53内のセンサコイルのインダクタ
ンス変化として検出する。プローブ54を介してこのイン
ダクタンス変化は厚み検出器25にて直線化・増巾され電
圧で出力される。第3図のモータコントローラ21を用い
ると厚み検出器25の電圧出力VはV−Tコンバータ31に
入力され、V−Tコンバータ31はfspなる周波数のパル
スを発生させ、ゲート回路32に入力される。ゲート回路
32はシーケンス制御部20からのステッピングモータ23の
起動要求と停止要求の間だけ入力パルスを駆動パルスと
してモータドライバ9に出力する。
ここで搬送ベルト2の平均厚みをdoとすると点Bでの
厚みがdoのとき、ギャップはyo、出力電圧Vo、駆動パル
スの周波数fspoとし、 d=do+Δd y=yo+Δy V=Vo+ΔV T=1/fsp=To+ΔT(ただしTo=1/fspo) と表わすと、 Δd=Δy ΔV=A・Δy(Aはある定数) ΔT=B・ΔV=A・B・Δd(Bはある定数) なる関係を有する。一方式(4)より T=2πθ(r+d/2)/360vo だから ΔT=πθΔd/360vo となり、 AB=πθ/360vo を満たすことが必要である。
第4図のモータコントローラ21を用いる場合は、厚み
検出器25の出力電圧VはV−Tコンバータ31に入力さ
れ、V−Tコンバータ31はfCLKなる周波数のパルスを発
生させ、カウンタ44に入力される。
尚、fCLK=mfsp(mはある自然数) 一方、CPU42はステッピングモータ23が停止している
状態ではカウンタ43・44の動作を止め、駆動パルスを出
させない。シーケンス制御部20よりステッピングモータ
23の起動要求がCPU42に出されるとCPU42はメモリ41より
カウンタ43・44にセットする値ni・CNTiを読み出し、カ
ウンタ43・44にセットしカウンタ43・44をイネーブルに
し、駆動パルスをモータドライバ9に出力する。このと
きの駆動パルスの周波数はfCKL/CNTiである。カウンタ4
3が駆動パルスをni発カウントすると再びCPU42はメモリ
41より次のセット値ni+1、CNTi+1を読み出し、カウ
ンタ43・44にセットし、イネーブルにする。CNTiをmよ
り大きい数から順次小さくし、最終的にmにすると駆動
パルスの周波数は小さい値から順次大きくなりfspにな
り、ステッピングモータ23の回転数も順次上り、fとな
る。これはいわゆるステッピングモータのスローアップ
である。
CNTi=mになると、カウンタ43のカウントが終了して
もCPU42は新しい値をカウンタ43・44にロードしない
で、シーケンス制御部20にステッピングモータ23のスロ
ーアップが終了したことを知らせ、シーケンス制御部20
は給紙し、記録の一連の動作を指示する。
シーケンス制御部20よりステッピングモータ23の停止
は要求をCPU42が受けると、ステッピングモータ23をス
ローダウンさせるべく、カウンタ44へセット値をmから
順次大きくし、ある時点でカウンタ43・44のカウントを
ストップし駆動パルスの出力を停止する。
この場合は、第3図と同様に厚みdの変化に応じてク
ロックの周波数fCLKを変化させる。
TCLK=1/fCLK=1/m fsp=1/m T TCLK=TCLKo+ΔTCLK とおくと、 ΔTCLK=πθΔd/360vom となり A・B=πθ/360vom を満たすことが必要である。
以上の実施例装置は、バブルジェットによるカラー画
像記録装置であるが、これに限らず、例えばフルライン
状のサーマルヘッドを用いるカラー画像記録装置、又は
電子写真用のドラム等を複数個配列した構成のカラー画
像記録装置等にも応用可能である。
モータ23はステッピングモータに限らず、例えば直流
モータ等てあってもよい。このとき、第3図でのV−T
コンバータ31をV−Vコンバータにし、電圧変化でモー
タの回転数を変化を制御する。
また本実施例では、搬送ベルトを一定速度で移動させ
ることに主眼をおいたが、この限りでなく、移動速度を
任意に制御することも可能である。
厚みセンサ部24として渦電流を用いた非接触変位計を
使ったが、この限りでなくホール素子等を用いても可能
である。
厚み検出器25の出力電圧よりモータの回転数を制御す
るパルスや電圧をアナログ的に発生させるだけでなく、
出力電圧をA/D変換し、ルックアップテーブルを用いて
パルスや電圧を発生することもを可能である。
(発明の効果) 以上のように、本発明によれば、搬送ベルト等の搬送
部材の厚みもしくは厚みに応じて変化する物理量を逐次
測定する測定手段と、前記測定値より逐次モータ等の駆
動源の回転数を制御する手段とを設けることにより、搬
送部材の厚みが均一でない場合でも搬送部材の移動速度
を高精度に一定にすることができる。
従って本発明の搬送制御装置を、例えば、特に各色の
記録部が搬送部材上に配列されたカラー画像記録装置の
搬送部材の制御手段として用いると、搬送部材の厚みが
均一でない場合でも紙等の記録用紙の搬送を高精度に一
定速度で行うとができ、色ズレ(レジズレ)の目立たな
いカラー画像を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例として本発明の搬送制御装置を適用し
たカラー画像記録装置の一例の概略構成図、第2図は第
1図の搬送ベルト部分の拡大図、第3図・第4図は夫々
モータコントローラの構成ブロック図、第5図は厚みセ
ンサ部の構成例の図、第6図はカラー画像記録装置の従
来例の概略構成図である。 1は駆動ローラ、2は搬送ベルト、23はステッピングモ
ータ、24は厚みセンサ、25は厚み検出器、21はモータコ
ントローラ、9はモータドライバ、20はシーケンス制御
部、16・17・18・19は各色の画像メモリ部、12・13・14
・15は各色のカラー記録部、31はV−Tコンバータ、43
・44はカウンタ、53は非接触変位センサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/01 G03G 15/01 Z (72)発明者 高橋 美彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 高宮 誠 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 綿谷 雅文 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 山本 恒介 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−33116(JP,A) 特開 昭57−125347(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータ等の駆動源により移動駆動される搬
    送ベルト等の搬送部材の厚みもしくは厚みに応じて変化
    する物理量を逐次測定する測定手段と、前記測定値に応
    じて逐次駆動源の回転数を変化させる制御手段を有する
    ことを特徴とする搬送制御装置。
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