JPS6055407B2 - コンベヤ−ベルトの欠損検出方法 - Google Patents

コンベヤ−ベルトの欠損検出方法

Info

Publication number
JPS6055407B2
JPS6055407B2 JP55105075A JP10507580A JPS6055407B2 JP S6055407 B2 JPS6055407 B2 JP S6055407B2 JP 55105075 A JP55105075 A JP 55105075A JP 10507580 A JP10507580 A JP 10507580A JP S6055407 B2 JPS6055407 B2 JP S6055407B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
distance
conveyor belt
sensor
pulley
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP55105075A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5733116A (en
Inventor
純勝 田淵
隆信 三沢
正 大宮
正夫 金沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP55105075A priority Critical patent/JPS6055407B2/ja
Publication of JPS5733116A publication Critical patent/JPS5733116A/ja
Publication of JPS6055407B2 publication Critical patent/JPS6055407B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Control Of Conveyors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はコンベヤーベルトの欠損検出方法に関するも
のである。
鉱工業等で使用されるベルトコンベヤーにおいては、
コンベヤーベルト (以下単にベルトと称する)の欠損
又は摩耗に起因してベルトの切断、縦裂き等の事故がし
ばしば発生する。
このような事故防止のためにはベルトの欠損又は摩耗量
を速かに探知し、事前にしかるべき処置を講する必要が
ある。 従来のベルト表面の点検や摩耗量の測定は、ベ
ルト表面の目視による方法やダイヤルキヤリパー(接触
式厚さ測定器)を用いてベルトの厚さを測定する方法で
あつたが、目視による方法ては精度が悪いばかりでなく
人手を要する他、後述する如く安全上の問題や目視が困
難な場合があり、又タイヤルキヤリパーによる方法では
測定箇所が限定され部分的な測定しか行えないので、ベ
ルトの長さ方向及び巾方向の全長にわたる測定が不可能
であるという問題のほかに、この測定はコンベヤーの停
止時にしか行えないという問題があつた。
また粉粒物搬送用ベルトコンベヤーにあつてヨは、そ
の使用するベルトが長大で、かつ、粉塵対策上コンベヤ
ー装置をカバーで覆う場合が多く、ベルト長さ方向表面
の全長にわたる点検が困難であり、設備によつては高所
や狭隘な場所或は暗い場所に設置されているもの等があ
り、粉塵の多い悪環境下でのベルト表面の点検やベルト
の摩耗量を把握することは安全作業上問題となることも
多かつた。本発明はこのような状況に鑑みてなされたも
のである。
以下図面に基つき本発明を詳細に説明する。第1図は本
発明の実施例を示す側面図である。本発明は第1図に示
すように、ベルトコンベヤーのリターン側プーリ−1に
より矢印で示す方向に回動するベルト2の表面から所定
距離Lだけ該プーリ−1の軸心1Aの反対側に離れた位
置に、超音波の送信用センサー3Aと受信用センサー3
Bとを設置し、超音波発振部4から送信用センサー3A
に対し超音波電圧を印加し、該センサー3Aからベルト
2の表面へ向けて超音波ビームを発信し、ベルト2の表
面で反射した超音波ビームを受信用センサー3Bで受信
し制御部5へ導く。制御部5では該センサー3Aで発信
した超音波がベルト2の表面で反射され、センサー3B
で受信されるまでの超音波の飛翔時間を測定し、この値
に空気中における音速値とセンサー3A及び3Bとベル
ト2表面の被測定点2Aとの配置構成で定まる係数値を
乗じて、センサー3A,3Bと該被測定点2A間の距離
1を演算により求め、こうして求めた距離1と前記予め
設定した距離Lとの偏差1上をベルトの欠損値として連
続的に求める。このようにして求めた値を表示装置7で
連続的に記録又は表示し、ベルトの長さ方向における欠
.損及び摩耗量の監視を行い、摩耗量を経時的にみるこ
とにより摩耗の進行速度を把握でき、かつベルトの取替
時期の予測が可能となる。
又ベルト表面に部分的な切欠きや欠損が検出された場合
には、しかるべき処置をとり事前に事故!を防止するこ
とがてきる。
本発明に係る前記予め設定した値Lは基準値であつて、
プーリ−1の軸心1Aとセンサー3A,3Bとの距離A
からプーリ−1の半径rとベルト2の基準厚さtを差引
いた値としてよく、こうす・ることによつて前記のとお
り1上をベルト2の基準厚さtからの欠損量として連続
的に求めることができる。
第2図は本発明の他の実施例を示す側面図てあり、超音
波発信部4とセンサー3との間にスイッチ6を介在させ
、該センサー3を超音波の発信と受信用に交互に切替え
て使用するようにしたものである。
このようにするとセンサーの数を少なくできるという効
果の他に、第1図に示した2個のセンサー3A,3Bに
より超音波の発信と受信を各々専用のセンサーで行うタ
イプのものでは、空気中の浮遊物が受信用センサー3B
に付着し、超音波のノ受信感度を低下させるという問題
があるが、1個のセンサーを超音波の送信と受信に切替
えて使用することによつて、超音波発信時の振動により
付着した粉塵を払い落す作用、即ちセルフクリーニング
作用で粉塵の付着を防止できるという効果がある。
第3図は本発明の更に他の実施例を示す側面図であり、
第1図に示した超音波の送信用センサー3A及び受信用
センサー3Bを送信及び受信を行う第2図に示したセン
サー3と同様のものとし、超音波発信部4とセンサー3
との間にスイッチ6を介在させ、2個のセンサー3,3
を使用してスイッチ6で超音波の発信と受信を周期的に
切替えて使用するように構成したものである。
この形式のものは、センサー3,3に前記セルフクリー
ニング作用て粉塵の付着を防止せしめるという効果の他
に、第2図のものにあつては1個のセンサー3を交互に
切替えて使用することから、センサー3とベルト2の表
面との距離を短かくすることが困難であるという問題が
あるが、このような問題が生じない。
即ち送信用センサーは超音波の発信のための印加電圧を
取り去つても、一定時間振動を持続するのでこの間は受
信用センサーとしては使用できず、このためセンサーと
ベルト表面との距離が短かくて、超音波の発信から反射
波の受信までの飛翔時間が上記振動の持続時間以下にな
る場合は、原理上その受信波の検出は不可能である。
この現象はセンサーと被測定点との距離を短かくして、
その測定値の分解能の向上をはかる場合に障害となる。
しかしながら第3図に示すタイプのものは、超音波の発
信及び受信の機能を独立させて、制御部5からの切替信
号により周期的に切替えて使用するようにしたので、超
音波の発信及び受信位置とベルト表面との距離を前記理
由により短かくすることができないという制約は受けな
いから、本発明を実施する上で第3図に示すタイプのも
のが最も有利である。第4図は本発明方法によつてベル
トの欠損をベルトの巾方向に測定する本発明の実施例を
示す平面図てある。
即ち本発明に係る超音波の発信及び受信を行うセンサー
3を、ベルト2の巾W方向にベルト表面の被測定点2A
からの距離Lを保持したまま平行移動させて、ベルトの
欠損量を連続的に測定するものである。
このようにするとベルトの巾方向における欠損及び摩耗
量の分布を把握することができる。
この場合ベルト2は矢印の方向に回動しているので、該
センサー3を平行移動すると超音波によるベルト欠損量
の測定はベルトの進行方向に沿つて斜めに行うことにな
り、センサーの移動速度をベルトの進行速度に対して充
分小さくするように設定すると、ベルトの長さ方向及び
巾方向の全面の欠損量を把握することができる。本発明
に係るプーリ−1はリターン側プーリ一として説明した
が、ベルトの表面を非接触で欠損や摩耗量を測定する本
発明の思想からして、粉粒物等を載荷中のベルト表面を
測定することは不可能であり、従つてヘッドプーリー側
では粉粒物が落下する位置となるので、設置することは
てきないしかしベルトに張力を付加するために、リター
ン側に設置したプーリ一には本発明を適用し得ることは
勿論である。
更にリターン側のベルト表面に粉粒物が付着していると
本発明による測定値の精度が低下するので、ベルトクリ
ーナーより下流側のベルト表面を測定するようにするの
が有利である。
又プーリ一にクラウンを設け中央部の径を両端部の径よ
り大とする場合があるが、このクラウン量は既知である
から、センサーの平行移動時にこのクラウン値を相殺す
るように平行移動させて、クラウンに基づく誤差を無く
することは可能であり、更にはセンサーを直線的に平行
移動せしめ、本発明に係る制御部5にクラウン値を予め
入力しておき、前記1上の演算を行う際、この径差を補
正するようにすると容易にかつ精度よく本発明ノブ を実施し得る。
本発明方法において使用する超音波の周波数は100K
HZ−2r!1HZの範囲とするのが好ましく、100
KHz未満では波長が大き過ぎてベルトの摩耗量を1ミ
リメートルのオーダーで測定することが困難であり、2
MHzを超えると超音波の減衰が激しくなり、ベルトの
欠損や摩耗量の検出には好ましくないまた超音波の発受
信位置とベルト表面までの距離Lは、精度よくベルトの
欠損や摩耗量を測定するために30〜200TnJnの
範囲とするのが好ましい。
実施例ベルトコンベヤーのテールエンド側プーリ一のベ
ルト表面から、該ベルトの厚さ方向に100T1rm離
れた位置に超音波の発信及び受信を行う25φのセンサ
ーを設置し、このセンサーに80Vp−pの超音波電圧
を印加することにより、500KHzの超音波を毎秒2
00回の周期で回動中のベルト表面へ向けて発信すると
共に受信し、ベルト表面から反射する超音波の応答時間
からセンサーとベルト表面との間の距離を求め、この距
離から前記100mLの基準値を差引いた値を連続的に
チャートに記録して、ベルトの欠損量を調査した。
該ベルト表面には予め0.5TIr!nの深さから0.
5w0n刻みて最大10rfr1nまでの深さで、面積
3『×(9)朗の凹部を形成しておいた。
このときのベルトは厚さ18?、巾1TrLのものを使
用し、ベルトの速度は50m,/Minであつた。
その結果前記予め形成しておいた凹部は全て精度よく検
出することができた。以上述べたように本発明によれば
稼動中のベルトコンベヤーのベルト欠損量を非接触で連
続的に測定でき、ベルト表面の摩耗が生じてもこれを速
かに検出するとことが可能である。
又プーリ一の軸心に変位が生じると、これをベルトの欠
損又は摩耗量として検出するのて、ベルトの欠損やベル
ト巾方向における偏摩耗の異常値を検出した際は、これ
をプーリ一の軸心の変位として認知することが可能であ
る。
更に本発明方法によりベルト欠損量を測定し、この値を
有線や無線により管理室の表示装置等に伝達するように
すると、複数台のベルトコンベヤー装置のベルト欠損や
摩耗状況或はプーリ一の軸心の変位置を集中管理するこ
とが可能である。
又本発明に係るセンサーは大掛りなものではなく、高所
や狭隘な場所或いは暗い場所等設置箇所の制約も受けな
い。従つて従来のような人手を介した危険を伴う作業を
省略てきベルトの損傷や摩耗の早期発見が可能であり、
省力化、ベルトの切断等事故防止に貢献すること極めて
大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す側面図、第2図は本発明
の他の実施例を示す側面図、第3図は本発明の更に他の
実施例を示す側面図、第4図は本発明方法によつてベル
トの欠損をベルトの巾方向に測定する本発明の実施例を
示す平面図である。 1・・・・・・プーリ一、2・・・・・・ベルト、2A
・・・・・・被測定点、3,3A,3B・・・・・・セ
ンサー、4・・・・・・超音波発信部、5・・・・・・
制御部、6・・・・・・スイッチ、7・・・・・・表示
装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 プーリーに接触し回動するコンベヤーベルトの表面
    へ超音波ビームを発信すると共に受信して、その反射波
    の応答時間から距離を求め、求めた距離と、前記プーリ
    ーの軸心とセンサーとの距離から、プーリーの半径とコ
    ンベヤーベルトの基準厚さを差引いた値との偏差から、
    ベルト表面の長さ方向の摩耗量を非接触で連続的に検出
    することを特徴とするコンベヤーベルトの欠損検出方法
    。 2 プーリーに接触し回動するコンベヤーベルトの表面
    へ超音波ビームを発信すると共に受信し、更に該超音波
    ビームの発信及び受信位置を、該ベルトの巾方向へ平行
    移動せしめ、該超音波の応答時間から距離を求め、求め
    た距離と、前記プーリーの軸心とセンサーとの距離から
    、プーリーの半径とコンベヤーベルトの基準厚さを差引
    いた値との偏差から、ベルト表面の長さ方向及び巾方向
    の摩耗量を、非接触で連続的に検出することを特徴とす
    るコンベヤーベルトの欠損検出方法。
JP55105075A 1980-08-01 1980-08-01 コンベヤ−ベルトの欠損検出方法 Expired JPS6055407B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP55105075A JPS6055407B2 (ja) 1980-08-01 1980-08-01 コンベヤ−ベルトの欠損検出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP55105075A JPS6055407B2 (ja) 1980-08-01 1980-08-01 コンベヤ−ベルトの欠損検出方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5733116A JPS5733116A (en) 1982-02-23
JPS6055407B2 true JPS6055407B2 (ja) 1985-12-05

Family

ID=14397815

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP55105075A Expired JPS6055407B2 (ja) 1980-08-01 1980-08-01 コンベヤ−ベルトの欠損検出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6055407B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6342465A (ja) * 1986-08-07 1988-02-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 超音波探傷装置
JP2684771B2 (ja) * 1989-05-30 1997-12-03 キヤノン株式会社 搬送制御装置
JP2605211B2 (ja) * 1993-10-07 1997-04-30 清次良 野田 溶接方法及び風防
JP4695565B2 (ja) * 2006-08-21 2011-06-08 株式会社リコー 画像形成装置
CN103224128B (zh) * 2013-05-08 2014-12-31 袁景 一种滚筒包胶、皮带上下覆盖胶厚度在线检测方法
JP6432291B2 (ja) * 2014-11-10 2018-12-05 横浜ゴム株式会社 コンベヤベルトの摩耗モニタリングシステム
JP6519022B2 (ja) * 2016-01-21 2019-05-29 日本製鉄株式会社 ベルトコンベアのベルト残厚の評価方法、装置及びプログラム
JP2020045206A (ja) * 2018-09-18 2020-03-26 Ihi運搬機械株式会社 ベルトコンベヤのベルト損傷監視システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5733116A (en) 1982-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2716796C (en) Method and apparatus for monitoring a conveyor belt
EP1565738B1 (en) Laser-air hybrid ultrasonic technique for non-contact testing of railroad tracks
US10060883B2 (en) Pipeline crack detection
EP2273259B1 (en) Method and apparatus for detecting flaws in a railhead
JPH03133819A (ja) コンベアベルトまたはコンベアスケールの走行状態を監視するための方法および装置
JP5946458B2 (ja) 軸受の特性判定装置及び方法
JP2007037550A (ja) 包装テープ上の糊パターンの監視
JPS6055407B2 (ja) コンベヤ−ベルトの欠損検出方法
EP2277037A2 (en) Method of and an apparatus for in situ ultrasonic rail inspection of a railroad rail
JPH0415415B2 (ja)
CA2473992C (en) Wear measurement device
US10280008B2 (en) Apparatus for adjustably positioning an object of interest
US8531329B2 (en) Method and device for determining the thickness of material using high frequency
US4487070A (en) Automatic production control of extended work pieces
US4577502A (en) Conveyor belt monitor
JPS6357737B2 (ja)
US5271284A (en) Lap splice width monitor
CN106865156B (zh) 一种刮板输送机中部槽磨损检测装置及其检测方法
WO2018169603A1 (en) An apparatus for adjustably positioning an object of interest
GB2140951A (en) Apparatus and method for monitoring machining conditions of a machine tool
WO2019022253A1 (ja) 摩耗判定方法及び摩耗可視化装置
JPWO2019022253A1 (ja) 摩耗判定方法及び摩耗可視化装置
AU2011101449A4 (en) Method and apparatus for monitoring a conveyor belt
RU2717683C1 (ru) Способ определения локальных дефектов поверхности катания железнодорожных рельсов
KR100730079B1 (ko) 컨베이어 시스템